JP2002165448A - 双方向dc−dcコンバータ - Google Patents

双方向dc−dcコンバータ

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JP2002165448A
JP2002165448A JP2000353271A JP2000353271A JP2002165448A JP 2002165448 A JP2002165448 A JP 2002165448A JP 2000353271 A JP2000353271 A JP 2000353271A JP 2000353271 A JP2000353271 A JP 2000353271A JP 2002165448 A JP2002165448 A JP 2002165448A
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choke coil
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Hiroshi Matsumae
博 松前
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡素な回路構成で十分な昇圧比をもつ双方向D
C−DCコンバータを提供すること。 【解決手段】双方向DC−DCコンバータの二次側直交
変換部4は、昇圧送電時に、NMOSトランジスタ41
1、412を両方ともオンしてチョークコイル421に
磁気エネルギーを蓄積する動作と、NMOSトランジス
タ411をオフする動作と、NMOSトランジスタ41
1、412を両方ともオンしてチョークコイル421に
磁気エネルギーを蓄積する動作と、NMOSトランジス
タ412をオフする動作とを繰り返す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、双方向DC−DC
コンバータに関する。
【0002】
【従来の技術】電圧が異なる2つのバッテリをもつ車両
用電源系では、これら2つのバッテリ間で電力を融通し
あうことが好適であり、このためには、両バッテリ間に
直流降圧回路と直流昇圧回路とを並列に配設すればよ
い。
【0003】しかしながら、このようなDC−DCコン
バータを2つ並列に配置することは、回路規模が大きく
なるという問題、及び、回路内部の電圧ロスを含めて昇
圧時に十分な高圧直流電圧を得ることができないという
問題があった。
【0004】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
であり、簡素な回路構成で十分な昇圧比をもつ双方向D
C−DCコンバータを提供することをその目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の双方向D
C−DCコンバータは、一対の第1直流端子間から一対
の第2直流端子への順送電時に前記一対の第1直流端子
間に印加される直流電圧を交流電圧に変換して一対の交
流端子間に出力するとともに、前記順送電時と逆方向の
逆送電時に一対の交流端子間に印加される交流電圧を整
流して前記一対の直流端子間に出力する一次側直交変換
部と、一次コイルが前記一対の交流端子に接続されるト
ランスと、前記順送電時に前記トランスの二次コイルか
ら出力される交流出力を整流し、平滑して一対の第2直
流端子間に出力するとともに、前記逆送電時に前記一対
の第2直流端子間に印加される直流電圧を交流電圧に変
換して前記トランスの二次コイルに印加する二次側直交
変換部とを備える双方向DC−DCコンバータであっ
て、前記二次側直交変換部は、前記第2直流端子と直列
に接続されて前記順送電時に電流を平滑するチョークコ
イルと、前記トランスの二次コイルと前記チョークコイ
ルとを接続して、前記逆送電時に前記チョークコイルの
通電電流を断続するスイッチング・整流部を有すること
を特徴としている。
【0006】すなわち、この双方向DC−DCコンバー
タは、トランスの両側にそれぞれ双方向型の直交変換部
をもち、特に二次側直交変換部は、順送電(第1直流端
子から第2直流端子への降圧送電をいう)時に、平滑コ
イルとして作動するチョークコイルを、チョークコイル
利用チョッパ回路型インバータのチョークコイルとして
用い、このチョークコイルとトランスの二次コイルとの
間のスイッチング・整流部が順送電時には整流器として
機能し、逆送電(第2直流端子から第1直流端子への昇
圧送電)時にはチョッパ回路として用いることを特徴と
している。
【0007】本構成によれば、降圧型単方向DC−DC
コンバータの整流回路にスイッチング機能を追加するの
みで、十分な昇圧比をもつ双方向DC−DCコンバータ
を実現することができる。
【0008】なお、上記スイッチング機能は、双方向通
電可能なスイッチング素子のみでも構成でき、スイッチ
ング素子及びこのスイッチング素子並列接続された整流
用の接合ダイオードにより構成されることができ、この
接合ダイオードとしてMOSトランジスタの寄生ダイオ
ードを用いることもできる。
【0009】請求項2記載の構成によれば請求項1記載
の双方向DC−DCコンバータにおいて更に、前記スイ
ッチング・整流部が、前記逆送電時に前記チョークコイ
ルに通電して前記チョークコイルに磁気エネルギーを蓄
積する磁気エネルギー蓄積期間と、前記チョークコイル
に蓄積された前記磁気エネルギーに起因する電流を前記
トランスの二次コイルに通電する磁気エネルギー放出期
間とを交互に有し、前記順送電時の前記トランスの二次
コイル電圧よりも高い電圧を前記逆送電時に前記二次コ
イルに印加するを有することを特徴としている。
【0010】本構成によれば、スイッチング・整流部
が、チョークコイルに磁気エネルギーを蓄積する期間と
それを放出する期間とを交互にもち、この放出期間にチ
ョークコイルから放出される高い電圧をトランスの二次
コイルに印加する構成を有するので、簡素な回路構成で
十分な昇圧比を有する双方向DC−DCコンバータを実
現することができる。
【0011】請求項3記載の構成によれば請求項2記載
の双方向DC−DCコンバータにおいて更に、前記スイ
ッチング・整流部は、4つのスイッチング素子をブリッ
ジ接続してなり、前記チョークコイルに磁気エネルギー
を蓄積する前記磁気エネルギー蓄積期間、前記チョーク
コイルの磁気エネルギーにより前記コイルへ一方向に通
電する前記磁気エネルギー放出期間、前記チョークコイ
ルに磁気エネルギーを蓄積する前記磁気エネルギー蓄積
期間、前記チョークコイルの磁気エネルギーにより前記
コイルへ他方向に通電する前記磁気エネルギー放出期間
を順次行うことを特徴としている。
【0012】本構成によれば、スイッチング・整流部と
して、いわゆるブリッジ型の単相インバータ回路を採用
しているので、トランス構造を簡素化することができ
る。
【0013】請求項4記載の構成によれば請求項1乃至
3のいずれか記載の双方向DC−DCコンバータにおい
て更に、前記高低2バッテリを搭載する車両に装備され
るので、一方のバッテリの容量不足時や過大放電時に、
他方のバッテリから電力を融通することができるので、
いたずらに両バッテリの容量を増大することなく、バッ
テリの容量不足時や過大放電による電池障害を防止する
ことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の双方向DC−DCコンバ
ータを用いた二電源式車両用電源系の好適な実施態様を
図面を参照して以下説明する。
【0015】
【実施例1】(回路構成)図1に示す二電源式車両用電
源系において、1は高圧のメインバッテリ(定格電圧約
300V)、2は一次側直交変換部、3はトランス、4
は二次側直交変換部、5は低圧の補機バッテリ(定格電
圧約12V)である。
【0016】一次側直交変換部2は、フルブリッジ(H
ブリッジ)接続された単相インバータ回路21と、その
入力側に配置された一次側平滑回路22とを有してい
る。
【0017】単相インバータ回路21は、4つのNMO
Sトランジスタ211〜214を有し、各NMOSトラ
ンジスタ211〜214は、フライホイルダイオードと
して機能する周知の寄生ダイオードをそれぞれ有してい
る。各NMOSトランジスタ211〜214にそれぞれ
別体のフライホイルダイオードを並列接続してもよい。
単相インバータ回路21は、一次側平滑回路22の出力
端に接続される一対の直流端子と、トランス3の一次コ
イルの両端に接続される一対の交流端子とを有してい
る。単相インバータ回路21の構成及び動作は周知であ
り、本発明の要旨でもないので、これ以上の説明は省略
する。
【0018】一次側平滑回路22は、コンデンサ221
〜223とチョークコイル224とを有し、第1直流端
子6、7を通じてメインバッテリ1の両端に接続されて
いる。一次側平滑回路22のの構成及び動作は周知であ
り、本発明の要旨でもないので、これ以上の説明は省略
する。
【0019】トランス3は、同方向に巻回され、各一端
が第2直流端子8を通じて接地された一対の二次コイル
を有する降圧トランスである。
【0020】二次側直交変換部4は、スイッチング・整
流部41と、その出力側に配置された二次側平滑回路4
2とを有している。
【0021】スイッチング・整流部41は、一端がトラ
ンス3の一対の二次コイルの出力端に個別に接続される
一対のNMOSトランジスタ411、412を有してい
る。DはNMOSトランジスタ411,412の寄生ダ
イオードであるが、ダイオードを積極的に追加してもよ
い。
【0022】二次側平滑回路42は、一対のNMOSト
ランジスタ411,412の他端と第2直流端子9とを
接続するチョークコイル421と、一対の第2直流端子
8,9間に接続される平滑コンデンサ422とを有して
いる。
【0023】補機バッテリ5は一対の第2直流端子8,
9間に接続され、第2直流端子8は設置されている。 (直流降圧動作)メインバッテリ1から補機バッテリ5
への降圧給電は以下のように実施される。
【0024】単相インバータ回路21のNMOSトラン
ジスタ211、214のペアとNMOSトランジスタ4
12、413のペアとを所定の周期で交互にオンするこ
とにより、単相矩形波交流電圧を発生し、それをトラン
ス3で降圧し、スイッチング・整流部41で単相全波整
流し、二次側平滑回路42で平滑して、補機バッテリ5
に印加する。
【0025】また、上記コントローラは、一対の二次コ
イルの一方の出力電圧が補機バッテリ5の端子電圧より
高い期間だけ、この一対の二次コイルの一方に接続され
るNMOSトランジスタ411、412の一方をオン
し、一対の二次コイルの他方の出力電圧が補機バッテリ
5の端子電圧より高い期間だけ、この一対の二次コイル
の他方に接続されるNMOSトランジスタ411、41
2の他方をオンし、同期整流を行う。なお、この同期整
流を行わず、NMOSトランジスタ411、412を降
圧給電中オフして、寄生ダイオードDによるダイオード
整流を行ってもよい。 (直流昇圧動作)補機バッテリ5からメインバッテリ1
への昇圧給電は以下のように実施される。
【0026】まず、スイッチング・整流部41のNMO
Sトランジスタ411、412を両方ともオンする。こ
の時、NMOSトランジスタ411、412は、巻回方
向及び巻数が等しい一対の二次コイルへ逆方向に通電す
るため、実質的にトランスコアの磁束は0であり、二次
コイルには電圧は誘導されない。この通電により、チョ
ークコイル421に磁気エネルギーが蓄積される。
【0027】次に、NMOSトランジスタ411をオフ
する。これにより、NMOSトランジスタ411側の二
次コイルの電流が0となる。その結果、チョークコイル
421に蓄積された磁気エネルギーはNMOSトランジ
スタ411のオフ前の電流状態を維持しようとするた
め、NMOSトランジスタ412を通じてNMOSトラ
ンジスタ412側の二次コイルにいままでの2倍の電流
が一時的に流れる。結局、これは、NMOSトランジス
タ411側の二次コイルの電流が一時的に反転したと同
じ磁束変化をトランス3のコアに与え、トランス3の一
次コイルにこの磁束変化に比例する交流電圧成分(半
波)を発生させる。この交流電圧成分は、単相インバー
タ回路21のフライホイルダイオードDにより全波整流
され、一次側平滑回路22で平滑されてメインバッテリ
1を充電する。
【0028】次に、NMOSトランジスタ411をオン
する。これにより、トランス3のコアを流れる磁束は最
初と同じく実質的に0となり、トランス3の一次コイル
に電圧は誘導されない。
【0029】次に、NMOSトランジスタ412をオフ
する。これにより、NMOSトランジスタ412側の二
次コイルの電流が0となる。その結果、チョークコイル
421に蓄積された磁気エネルギーはNMOSトランジ
スタ412のオフ前の電流状態を維持しようとするた
め、NMOSトランジスタ411を通じてNMOSトラ
ンジスタ411側の二次コイルにいままでの2倍の電流
が一時的に流れる。結局、これは、NMOSトランジス
タ412側の二次コイルの電流が一時的に反転したと同
じ磁束変化をトランス3のコアに与え、トランス3の一
次コイルにこの磁束変化に比例する交流電圧成分(半
波)を発生させる。この交流電圧成分は、単相インバー
タ回路21のフライホイルダイオードDにより全波整流
され、一次側平滑回路22で平滑されてメインバッテリ
1を充電する。
【0030】以下、上記順次にNMOSトランジスタ4
11、412をオンオフすれば、継続的に補機バッテリ
5からメインバッテリ1へ、チョークコイル421の磁
気エネルギーにより増勢された高電圧の送電(直流昇圧
送電)を行うことができる。 (制御)上記説明したように、NMOSトランジスタ4
11、をオフすると、一対の二次コイルに電流が流れな
いに等しい状況から、一対の二次コイルの他方に通常の
2倍の電流を流したに等しい状況が一時的に生じ、この
二次コイルの電流変化に等しい磁束変化がトランス3の
コアに生じ、この磁束変化に比例した電圧が一次コイル
に誘導される。これは、一時的に補機バッテリ5の電圧
をブーストアップしたに等しいので、第1直流端子6,
7間に大きな直流電圧を発生させることができる。
【0031】なお、電流制御について説明すると、直流
降圧送電時には、図示しないコントローラは、第2直流
端子9の電圧をモニタし、それが所定の一定値となるよ
うに単相インバータ回路21のNMOSトランジスタ2
11〜214のオンデューティ比を制御すればよい。同
様に、直流昇圧送電時には、図示しないコントローラ
は、第1直流端子6,7間の電圧をモニタし、それが所
定の一定値となるようにスイッチング・整流部41のN
MOSトランジスタ411、412のオンデューティ比
を制御すればよい。
【0032】なお、二次側平滑回路42をもつので、直
流降圧送電時における単相インバータ回路21のNMO
Sトランジスタ211〜214のオンデューティ比を減
少すると、第2直流端子8,9間の直流電圧を低下する
ことができる。同様に、一次側平滑回路22をもつの
で、直流昇圧送電時におけるスイッチング・整流部41
のNMOSトランジスタ411、412のオフデューテ
ィ比を減少すると、第1直流端子6,7間の直流電圧を
低下することができる。
【0033】
【実施例2】他の実施例を図3を参照して以下に説明す
る。
【0034】この実施例は、図1に示す実施例1におい
て、スイッチング・整流部41を単相インバータ回路2
1と同一構成の単相インバータ回路40としたものであ
る。
【0035】この実施例の動作を以下に説明する。 (直流降圧送電動作)実施例1と同様にトランス30の
二次コイルに生じた交流電圧は、単相インバータ回路4
0のフライホイルダイオードDで単相全波整流され、二
次側平滑回路42を通じて補機バッテリ5を充電する。
この時、トランス30の二次コイルとチョークコイル4
21の入力端電位とをモニタし、NMOSトランジスタ
401に印加される二次コイル電圧がチョークコイル4
21の入力端電位より高い場合に、NMOSトランジス
タ401、404をオンし、NMOSトランジスタ40
3に印加される二次コイル電圧がチョークコイル421
の入力端電位より高い場合に、NMOSトランジスタ4
02、403をオンする同期整流を行ってもよい。 (直流昇圧送電動作)まず、NMOSトランジスタ40
1〜404をオンする。これにより、チョークコイル4
21には磁気エネルギーが蓄積される。この時、トラン
ス30の二次コイルには電流が流れず、一次コイルに交
流電圧成分は誘導されない。
【0036】次に、NMOSトランジスタ401、40
4をオフする。これにより、NMOSトランジスタ40
2,403には、チョークコイルの磁気エネルギーによ
りいままでの2倍の電流が一時的に流れ、大きな交流電
圧成分がトランス30の一次コイルに誘導される。
【0037】次に、NMOSトランジスタ401、40
4をオンする。これにより、チョークコイル421には
最初と同じように磁気エネルギーが蓄積される。この
時、トランス30の二次コイルには電流が流れず、一次
コイルに交流電圧成分は誘導されない。
【0038】次に、NMOSトランジスタ402、40
3をオフする。これにより、NMOSトランジスタ40
1,404には、チョークコイルの磁気エネルギーによ
りいままでの2倍の電流が一時的に流れ、大きな交流電
圧成分がトランス30の一次コイルにNMOSトランジ
スタ401、404オフ時のそれとは逆方向に誘導され
る。
【0039】結局、この直流昇圧送電動作では、チョー
クコイル421の磁気エネルギーの周期的な蓄積、放出
により、一時的にチョークコイルがない場合に比較して
約2倍のピーク値の交流成分を形成することができ、同
一の回路構成で大きな直流昇圧比を得ることができる。
【0040】なお、オンデューティ比の制御については
実施例1と本質的に同じである。
【0041】次に、上記したチョークコイル421への
磁気エネルギーの一時的な蓄積及び放出の交互動作の意
味を以下に説明する。
【0042】この双方向DC−DCコンバータの内部電
圧ロスやバッテリの放電時と充電時の電圧の差により、
双方向DC−DCコンバータでは降圧比より昇圧比を著
しく大きく設定することが必須である。本実施例では、
この昇圧比のブーストアップに順送電時に電流平滑を行
うチョークコイルの磁気エネルギーを利用するため、回
路構成を簡素化できるものである。
【0043】
【実施例3】他の実施例を図4を参照して以下に説明す
る。
【0044】この実施例は、図1に示す実施例1におい
て、スイッチング・整流部41のNMOSトランジスタ
411、412の向きを逆とし、トランス3の二次コイ
ルの中点(接続点)をチョークコイル421に接続した
ものである。このようにすれば、NMOSトランジスタ
411、412のソース電極を接地することができるの
で、NMOSトランジスタ411、412のオン抵抗を
低い制御電圧においても低減できるため、実用上、有利
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のDC−DCコンバータを示す回路図
である。
【図2】図1のDC−DCコンバータの各部電位を示す
タイミングチャートである。
【図3】実施例2のDC−DCコンバータの回路図であ
る。
【図4】実施例3のDC−DCコンバータの回路図であ
る。
【符号の説明】
1:メインバッテリ 2:一次側直交変換部 3:トランス 4:二次側直交変換部 5:補機バッテリ 6:第1直流端子 7:第1直流端子 8:第2直流端子 9:第2直流端子 411:NMOSトランジスタ(スイッチング・整流
部) 412:NMOSトランジスタ(スイッチング・整流
部) 421:チョークコイル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の第1直流端子間から一対の第2直流
    端子への順送電時に前記一対の第1直流端子間に印加さ
    れる直流電圧を交流電圧に変換して一対の交流端子間に
    出力するとともに、前記順送電時と逆方向の逆送電時に
    一対の交流端子間に印加される交流電圧を整流して前記
    一対の直流端子間に出力する一次側直交変換部と、一次
    コイルが前記一対の交流端子に接続されるトランスと、 前記順送電時に前記トランスの二次コイルから出力され
    る交流出力を整流し、平滑して一対の第2直流端子間に
    出力するとともに、前記逆送電時に前記一対の第2直流
    端子間に印加される直流電圧を交流電圧に変換して前記
    トランスの二次コイルに印加する二次側直交変換部と、 を備える双方向DC−DCコンバータであって、 前記二次側直交変換部は、 前記第2直流端子と直列に接続されて前記順送電時に電
    流を平滑するチョークコイルと、前記トランスの二次コ
    イルと前記チョークコイルとを接続して、前記逆送電時
    に前記チョークコイルの通電電流を断続するスイッチン
    グ・整流部を有することを特徴とする双方向DC−DC
    コンバータ。
  2. 【請求項2】請求項1記載の双方向DC−DCコンバー
    タにおいて、 前記スイッチング・整流部は、 前記逆送電時に前記チョークコイルに通電して前記チョ
    ークコイルに磁気エネルギーを蓄積する磁気エネルギー
    蓄積期間と、 前記チョークコイルに蓄積された前記磁気エネルギーに
    起因する電流を前記トランスの二次コイルに通電する磁
    気エネルギー放出期間と、 を交互に有し、 前記順送電時の前記トランスの二次コイル電圧よりも高
    い電圧を前記逆送電時に前記二次コイルに印加するを有
    することを特徴とする双方向DC−DCコンバータ。
  3. 【請求項3】請求項2記載の双方向DC−DCコンバー
    タにおいて、 前記スイッチング・整流部は、4つのスイッチング素子
    をブリッジ接続してなり、前記チョークコイルに磁気エ
    ネルギーを蓄積する前記磁気エネルギー蓄積期間、前記
    チョークコイルの磁気エネルギーにより前記コイルへ一
    方向に通電する前記磁気エネルギー放出期間、前記チョ
    ークコイルに磁気エネルギーを蓄積する前記磁気エネル
    ギー蓄積期間、前記チョークコイルの磁気エネルギーに
    より前記コイルへ他方向に通電する前記磁気エネルギー
    放出期間を順次行うことを特徴とする双方向DC−DC
    コンバータ。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれか記載の双方向D
    C−DCコンバータにおいて、 前記高低2バッテリを搭載する車両に装備されることを
    特徴とする双方向DC−DCコンバータ。
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