JPH0514608Y2 - - Google Patents

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JPH0514608Y2
JPH0514608Y2 JP1986028066U JP2806686U JPH0514608Y2 JP H0514608 Y2 JPH0514608 Y2 JP H0514608Y2 JP 1986028066 U JP1986028066 U JP 1986028066U JP 2806686 U JP2806686 U JP 2806686U JP H0514608 Y2 JPH0514608 Y2 JP H0514608Y2
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high voltage
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はテレビ受像機等に用いられる高圧レギ
ユレータ回路に関するものである。
〔考案の概要〕
本考案は、水平出力回路に複数個の共振コンデ
ンサを設けると共に、上記水平出力回路の高圧出
力を検出した検出信号によりPWM回路を制御す
るように成し、上記PWM回路の出力によりスイ
ツチ手段を介して上記複数個の共振コンデンサを
選択的に接続するようにしたことにより、簡単な
回路で高圧制御を行うことのできる高圧レギユレ
ータ回路を提供するものである。
〔従来の技術〕
テレビ受像機の水平出力回路においては、フラ
イバツクトランスの2次側より例えば30KVの高
圧を得て陰極線管のアノード電圧として用いるよ
うにしている。上記高圧が水平出力回路を構成す
る水平偏向コイル、共振コンデンサ、フライバツ
クトランス等の部品のばらつき等によつて変化す
ると、画面のフオーカス、輝度等に影響を与え
る。
このため上記高圧を所定の大きさに制御するた
めの高圧レギユレータ回路を設けた受像機が知ら
れている。従来の高圧レギユレータ回路として
は、水平偏向部と高圧発生部とが独立したセパレ
ートタイプのものが知られている。また上記高圧
発生部における高圧制御のためにトランジスタ等
の可変インピーダンス素子を用いたものが知られ
ている。
また上記セパレートタイプのものとして、本出
願人より出願された特開昭55−141971号公報に開
示されるものが提案されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上述したセパレートタイプの高圧レギユレータ
回路は水平偏向部と高圧発生部とが独立している
ために回路が複雑となり、従つて、コストが高く
またスペースを広く必要としていた。また高圧制
御のために可変インピーダンス素子を用いるもの
では、発熱が大きく制御範囲が狭いため実用的で
はなかつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案においては、水平出力回路に設けられた
複数個の共振コンデンサと、上記水平出力回路の
高圧出力を検出する検出回路と、上記検出回路の
検出信号により制御されるPWM回路と、上記
PWM回路の出力により制御され上記複数個の共
振コンデンサを選択的に接続するスイツチ手段と
を設けている。
〔作用〕
上記複数個の共振コンデンサが選択的に接続さ
れることにより、共振周波数が変化してフライバ
ツクパルスのレベルが変り、これによつて高圧出
力を制御することができる。
〔実施例〕
第1図において、Q1は水平出力トランジスで、
そのベースに端子1を介して水平パルスHPが加
えられる。D1はダンパダイオード、DYは水平偏
向コイル、Csはs字補正コンデンサ、C1,C2
直列接続された共振コンデンサ、2はフライバツ
クトランスで、その1次巻線を通じて端子3より
直流電源+Bが供給されている。この直流電源+
Bは図示せずもスイツチングレギユレータ電源回
路により安定化されている。D2はダイオードで、
フライバツクトランス2の2次側出力を整流し
て、所定の高圧HVを出力端子4に出力する。
5は高圧検出回路で、上記高圧HVを抵抗分割
により検出して検出電圧Vc1を得る。6は電圧比
較器で、上記検出電圧Vc1と基準電圧V1とを比較
してその差に応じた制御電圧Vc2を出力する。7
はPWM回路で上記制御電圧Vc2によりその出力
パルスPのパルス巾のデユーテイ比を制御する。
Q2は上記出力パルスPによりオンオフ制御され
るスイツチングトランジスタで、そのコレクタが
上記コンデンサC1,C2の接続中点に接続されて
いる。D3はダンパダイオードである。
次に上記構成による動作を第2図と共に説明す
る。
第1図においては、高圧出力HVはフライバツ
クトランス2の1次側、即ちコンデンサC1の一
端に得られるフライバツクパルスのレベルVp1
比例する。従つて、HVはVp1を可変と成すこと
により制御することができる。そしてVp1は共振
コンデンサC1,C2によつて制御することができ
る。例えばトランジスタQ1がオンであればC1
みが接続されて共振容量が大きくなり、従つて共
振周波数が低くなつてVp1が低くなる。またトラ
ンジスタQ1がオフであれば、C1とC2とが接続さ
れて共振容量が小さくなり、従つて共振周波数が
高くなつてVp1が高くなる。
今、高圧検出回路5の検出電圧Vc1に応じたパ
ルス巾を有するパルスPによつてトランジスタ
Q2が第2図のT2期間にオンすると、第1図の各
部の電圧、電流の波形は第2図に示すものとな
る。このときVp1はC1と偏向コイルDYのインピ
ーダンスとフライバツクトランス2のインピーダ
ンスとにより決定される共振周波数に応じて大き
くなる。尚、コンデンサCsは容量がC1,C2に比
べて大きいので無視し得る。
次にトランジスタQ2をT4期間にオフすると、
共振電流がC1,C2を流れるので、このときVp1
C1,C2の合成容量と偏向コイルDY及びフライバ
ツクトランス2の合成インピーダンスとにより決
定される共振周波数に応じて低くなる。
上記T2期間がゼロのときは、Vp1はC1,C2の合
成容量と上記合成インピーダンスとにより決定さ
れる。またT2期間がフライバツクパルス巾T1
対してT2≧T1/2のときはC2は接続されず、従
つてVp1はC1と上記合成インピーダンスとにより
決定される。このことは、検出電圧Vc1に応じて
コンデンサC2の接続時間を制御することにより、
Vp1を制御できることを示している。
第1図の実施例においては、上記検出電圧Vc1
を得るために抵抗分割による高圧検出回路5を設
けているが、他の検出方法を用いることもでき
る。例えばフライバツクトランス2の2次側コイ
ルに抵抗を接続して、ABL電流を電圧値として
検出してもよい。あるいは高圧HVをピーク整流
した電圧を検出電圧としてもよい。
第3図及び第4図は本考案の第2及び第3の実
施例を示すもので、実際の回路に適用した場合の
変形例であり、第1図と対応する部分には同一符
号を付してある。
第3図においては、チヨークコイル8,9、コ
ンデンサC3,C4、ダンパダイオードD4及びピン
歪み補正電源Vs等が追加されている。また第4
図においては、チヨークコイル8及びピン歪み補
正電源Vs等が追加されている。
〔考案の効果〕 水平偏向部と高圧発生部とが分離していないの
で、回路構成が簡単となり、従つて、コストも安
く且つスペース的にも有利である。PWM制御を
行つているので、発熱が無く且つ制御範囲も広
い。また、共振コンデンサのオンオフを帰線期間
即ちフライバツク期間内で制御しているので、画
面上へのノイズの影響を起こさず、さらに、水平
偏向部に悪影響を与えることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1の実施例を示す回路図、
第2図は第1図のタイミングチヤート、第3図及
び第4図は本考案の第2及び第3の実施例を示す
回路図である。 なお図面に用いた符号において、2……フライ
バツクトランス、5……高圧検出回路、7……
PWM回路、C1,C2……共振コンデンサ、Q2……
スイツチングトランジスタ、である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 水平出力回路に設けられた複数個の共振コンデ
    ンサ、 上記水平出力回路の高圧出力を検出する検出回
    路、 上記検出回路の検出信号により制御される
    PWM回路、 上記PWM回路の出力により制御され上記複数
    個の共振コンデンサをフライバツクパルス期間内
    で選択的に接続するスイツチ手段、 を設けて成る高圧レギユレータ回路。
JP1986028066U 1986-02-27 1986-02-27 Expired - Lifetime JPH0514608Y2 (ja)

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JP1986028066U JPH0514608Y2 (ja) 1986-02-27 1986-02-27

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JP1986028066U JPH0514608Y2 (ja) 1986-02-27 1986-02-27

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Publication Number Publication Date
JPS62141265U JPS62141265U (ja) 1987-09-05
JPH0514608Y2 true JPH0514608Y2 (ja) 1993-04-19

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55150273U (ja) * 1979-04-16 1980-10-29
JPS5961665U (ja) * 1982-10-18 1984-04-23 ソニー株式会社 水平偏向・高圧発生回路

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JPS62141265U (ja) 1987-09-05

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