JPS6025177Y2 - テレビジョン受像機 - Google Patents

テレビジョン受像機

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JPS6025177Y2
JPS6025177Y2 JP6192178U JP6192178U JPS6025177Y2 JP S6025177 Y2 JPS6025177 Y2 JP S6025177Y2 JP 6192178 U JP6192178 U JP 6192178U JP 6192178 U JP6192178 U JP 6192178U JP S6025177 Y2 JPS6025177 Y2 JP S6025177Y2
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JP
Japan
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voltage
horizontal
circuit
boost
ray tube
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Expired
Application number
JP6192178U
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English (en)
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JPS54163828U (ja
Inventor
健 関根
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
Priority to JP6192178U priority Critical patent/JPS6025177Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は水平出カドランスにブーストアップ回路を備え
た水平偏向出力回路を有するテレビジョン受像機に関す
るもので、前記ブーストアップ回路を利用して水平帰線
消去動作、スポットキラー動作を効果的に行なわせると
ともに、ラスタリンギングを完全に除去することを目的
とする。
第1図に従来の回路例を示す。
ここでは水平偏向出力回路、水平帰線消去回路およびス
ポットキラー回路を示す。
図において、1はブラウン管、2は水平出カドランス(
またはフライバックトランスと称する)、3は偏向コイ
ル、4は水平出力トランジスタである。
前記出力トランジスタ4のコレクタであるB点には水平
偏向出力回路を動作させるのに必要な直流電圧が印加さ
れる。
一方水平出力トランジスタ4のベースCには第2 図a
に示すベース電流を供給する。
これにより、D点対アース間には水平出力トランジスタ
4のスイッチング動作により第2図すに示す電圧が発生
し、水平出カドランス2および偏向コイル3に加わる。
このとき、偏向コイル3には第2図dに示す電流が流れ
、走査期間後半の順方向の電流は水平出力トランジスタ
4が導通することよりB点→水平出力トランジスタ4→
偏向コイル3→ブーストアップコンデンサ18と流れ、
走査期間前半は水平出力トランジスタ4は遮断し逆方向
の電流はブーストアップコンデンサ18→偏向コイル3
→水平出カドランス2→ダンパーダイオード15を通っ
てB点に戻り、この結果水平偏向に必要な鋸歯状派電流
が流れ、水平偏向動作が行なわれる。
また17はブーストアップダイオードであり、水平走査
期間はほぼアース電位になっており、水平帰線期間は負
電圧方向にパルス電圧を発生する。
この負方向のパルス電圧はブーストアップコンデンサ1
8により平滑され、偏向コイル3および水平出カドラン
ス2の一次側のアース側は第2図eのように負の直流電
圧を示す。
これにより、偏向コイル3の両端にはB点の直流電圧に
加えて負の電圧V2が印加されることになり、高能率な
水平偏向が可能となる。
一方、水平出カドランス2の二次側には高圧のパルスが
発生し、この高圧パルスを高圧整流ダイオード21で整
流してブラウン管1のアノードに加えている。
また22は中圧整流用ダイオード、23はその中圧の平
滑コンデンサであり、数百ボルトの電圧をブラウン管1
の第2グリツドに加えている。
また、ブラウン管1の第3グリツドには前記数百ボルト
の中圧をボリウム26を介して印加するようにしており
、このボリウム26を調整することによりフォーカスを
調節することができる。
24は前記中圧より低い中圧用の整流ダイオード、25
はその中圧の平滑コンデンサであり、数十ボルトの電圧
を映像出力トランジスタ5にコレクタ抵抗10を介して
供給している。
ここで、11は負荷抵抗、12は輝度調節ボリウムで、
ブラウン管1のカソード電位を変え、輝度の調節を行な
う。
また13および14はスポットキラー回路を構成する抵
抗およびコンデンサであり、コンデンサ14はテレビジ
ョン受像機の電源スィッチ(図示せず)を切った直後、
コンデンサ14に充電された負電圧によってブラウン管
1のカソードに大きな負電圧をかけ、ブラウン管1に残
った電荷を急激に放電せしめて輝点(以下スポットと称
す)を生じないようにしている。
またA点、すなわち映像出力トランジスタ5のベースに
は映像検波出力が加えられ、映像出力トランジスタ5に
よって映像信号が増幅され、結合コンデンサ6を通して
ブラウン管1のカソードに映像信号が加えらている。
ここにおいて7はエミッタ抵抗、8はエミッタピーキン
グコンデンサであり、映像の周派数特性を決める。
9はコントスト調節ボリウムであり、映像出力トランジ
スタ5のエミッタ電圧を変え、映像信号の増幅度を変化
させることができる。
そして水平帰線消去回路であるが、水平出カドランス2
の二次側に発生する正電圧のフライバックパルスを利用
するため、ダイオード24のアノード側に発生している
第2図Cのような電圧を電圧降下抵抗19、負電圧カッ
ト用のダイオード20を通して映像出力トランジスタ5
のエミッタに水平帰線消去パルスとして加えている。
しかるに、第2図Cより明らかなように、フライバック
パルスのあとには、水平出カドランス2がコイルのQを
高くしてきるだけ高い電圧のパルスを発生させるように
しているため、種々の高調糸が発生しており、減衰振動
(以下リンギングと称する)が必ず出てくる。
ところが、映像出力トランジスタ5のエミッタにフライ
バックパルスだけが加われば問題はないのであるが、こ
の水平帰線消去回路の方式においてダイオード20だけ
ではリンギングは完全になくならずに映像出力トランジ
スタ5のエミッタに加わり、コレクタに出力として現わ
れ、映像信号とともにブラウン管1のカソードにドライ
ブされ、画面に一般にラスタリンギングと呼ばれる数本
の縦縞の模様が出て、画面が極めて見苦しくなるという
欠点がある。
また、スポットキラー回路であるが、他の従来例として
第3図のようにブラウン管1の第1グリツドに第2グリ
ッド加えている数百ボルトの電圧端子より、電圧降下抵
抗27とスポットキラー用コンデンサ28の並列回路を
接続するとともに、第1グリツドとアースとの間に第1
グリツドをほぼアース電位に保つためのダイオード29
を挿入して、スポットキラー回路を構成する例がある。
そのスポットキラーの動作は第1図の従来例で説明した
のとほぼ同様の動作をし、電源スィッチを切った直後、
コンデンサ28に充電された負電圧によって第1グリツ
ドに大きな負電圧をかけてブラウン管1をカットオフせ
しめ、スポットを消すようにしている。
以上のように従来の方式では、ラスタにリンギングが発
生すること、水平帰線消去回路を構成するため専用のダ
イオード、抵抗等が必要であること、スポットキラー回
路を構成するため高抵抗、高耐圧コンデンサ、ダイオー
ド等の部品が必要であることなど、部品を多く使用して
回路が複雑化している反面、性能が満足ではないという
欠点があった。
本考案はこの欠点を除去するとともに、ブラウン管の周
辺回路の大幅な簡略化を実現したものである。
以下、本考案の一実施例を第4図、第5図を用いて説明
する。
第4図において、基本的な動作は従来例で説明したとお
りであり、ここでは水平帰線消去回路およびスポットキ
ラー回路について説明する。
まず水平帰線消去回路であるが、従来は水平出カドラン
ス2の二次側からパルスを取り出して映像出力トランジ
スタ5のエミッタに加えていたのに対し、本実施例は第
4図の接続線30のように、水平出カドランス2の一次
側に接続しであるブーストアップダイオード17のアノ
ード側から、ブラウン管1の第1グリツドに第5図fよ
うな負パルス電圧を加えている。
ここでv3はブーストアップダイオード17の順方向電
圧であり、アースに対し若干の電位差があるが、ブラウ
ン管1の第1グリツド電圧は水平走査期間中はほぼ電圧
に保持され、水平帰線期間中は負電圧になっているので
、ブラウン管1の第1グリツドからカソード電位を見た
場合、第5図gのような電圧波形となり、水平帰線消去
パルスは映像信号の黒レベルやブラウン管1のカットオ
フ電圧より高い電圧のパルスとなっているため、帰線消
去に関して相当の余裕があり、パルス幅に関しても水平
出カドランス2の一次側から供給しているため、位相が
ずれずに水平同期信号に対してほぼ一致するという利点
がある。
また、水平出カドランス2の一次側から、水平帰線消去
パルスを供給するということで水平出カドランス2の二
次側に発生するリンギングの影響をまったく受けること
がなく、このためにラスタにリンギングが出るという現
象は皆無となる。
また、スポットキラー回路であるが、水平帰線消去回路
と同じ接続線30による接続だけであり、この接続線3
0という接続方法をとることにより2種類の回路を兼ね
ている。
このスポットキラー回路の動作は、テレビジョン受像機
の動作中に充電されたブーストアップコンデンサ18の
電荷を利用している。
まず、通常の動作中はダイオード17.コンデンサ18
はブーストアップ回路として動作し、線30の接続によ
りブラウン管1の第1グリツドには水平帰線消去パルス
が加わり、水平帰線消去回路として動作しているが、テ
レビジョン受像機の電源スィッチを切った直後、ブース
トアップコンデンサ18に充電された電荷は水平出カド
ランス2の一部→線30を通って放電し、ブラウン管1
の第1グリツドに大きな負電圧として加わりブラウン管
画面に現われるスポットを消すことができる。
この場合、負電圧であるためブーストアップダイオード
17に電流が流れることはない。
このようにコンデンサ17はテレビジョン受像機の動作
中はブーストアップ回路として動作腰電源スイッチをオ
フした直後はスポットキラー回路として動作する。
以上説明したように来者によれば、水平出カドランスの
一次側のブーストアップ回路を構成するダイオードのア
ノード側をブラウン管の第1グリツドに接続することに
より、水平出カドランスによって生じるリンギングの影
響をまったく受けないばかりか、水平帰線消去回路とス
ポットキラー回路、ブーストアップ回路とスポットキラ
ー回路を併用することができることにより、回路の大巾
を簡略化、部品の大巾な省略化が可能になり、各回路の
高性能化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第3図は従来のテレビジョン受像機の要部回路
図、第2図は第1図の要部の電圧、電流波形図、第4図
は本考案の一実施例におけるテレビジョン受像機の回路
図、第5図は第4図の動作説明のための要部波形図であ
る。 1・・・・・・ブラウン管、2・・・・・・水平出カド
ランス、3・・・・・・偏向コイル、4・・・・・・水
平出力トランジスタ、5・・・・・・映像出力トランジ
スタ、17・・・・・・ブーストアップ用ダイオード、
18・・・・・・ブーストアップ用コンデンサ、30・
・・・・・接続線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水平出カドランスの一次側に接続され、ブーストアップ
    コンデンサとともにブーストアップ回路を構成するブー
    ストアップダイオードのアノード側をブラウン管の第1
    グリツド電極に接続することを特徴とするテレビジョン
    受像機。
JP6192178U 1978-05-08 1978-05-08 テレビジョン受像機 Expired JPS6025177Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6192178U JPS6025177Y2 (ja) 1978-05-08 1978-05-08 テレビジョン受像機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6192178U JPS6025177Y2 (ja) 1978-05-08 1978-05-08 テレビジョン受像機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54163828U JPS54163828U (ja) 1979-11-16
JPS6025177Y2 true JPS6025177Y2 (ja) 1985-07-29

Family

ID=28963689

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6192178U Expired JPS6025177Y2 (ja) 1978-05-08 1978-05-08 テレビジョン受像機

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JP (1) JPS6025177Y2 (ja)

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JPS54163828U (ja) 1979-11-16

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