JP2845879B2 - ビデオ装置 - Google Patents
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Description
【発明の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
この発明はビデオ装置に関し、詳しくは、複数の異な
る水平周波数で動作可能なビデオ装置に使用されるS字
成形補正回路に関する。 <発明の背景> 例えばテレビジヨン受像機或いはコンピユータのモニ
タのようなビデオ装置は、特定の率即ち周波数で、ビデ
オ情報を受信する。ビデオ装置の走査回路即ち偏向回路
は、陰極線管にビデオ情報を表示するためにビデオ情報
の周波数に同期するようにされている。通常のテレビジ
ヨン受像機の場合、ビデオ情報は一定の予め決められた
周波数で発生され、偏向装置の同期化の方法は周知であ
り比較容易である。しかし、コンピユータのモニタの場
合は、異なる情報周波数でビデオ信号を生成することの
ある異なる製造業者の異なる種々のコンピユータに対し
て互換性を持つように設計されることがある。動作可能
な周波数の範囲もまた非常に広くなり、更に偏向装置の
設計が複数になる。周波数スイツチング及び自動周波数
制御(AFC)回路を使用して、限られた数の既知の信号
周波数で発生された入来ビデオ情報に同期する線周波数
即ち水平周波数偏向発振器を設計することが可能であ
る。また、互換性を拡大するため、可能周波数値が広範
囲に及ぶ入来ビデオ情報周波数の如何なるものに対して
も偏向回路が自動的に同期するようにすることが望まし
い。 偏向電流が偏向巻線に流れることにより生じる磁界に
よつて電子ビームを偏向するビデオ装置の陰極線管で
は、生成されたラスタにある程度の非線形の歪みが現わ
れる。この非線形歪みのあるものは、電子ビームの偏向
の実事上の中心が陰極線管のスクリーンの湾曲半径の中
心と一致しないことがその一因となつている。偏向の中
心から陰極線管のスクリーンの端縁部までの距離は、ス
クリーンの中心までのそれに比べて大きくなる。 この非線形性が原因となつて、時間の関数である電子
ビームの偏向は、陰極線管のスクリーンに表示されたラ
スタ上で見られるように、スクリーンの端縁付近で除々
に大きくなる。ビデオ装置に表示される情報が一定の周
波数で符号化されるため、スクリーンはラスタの中心部
で圧縮され端縁付近で伸張されたように見える。この非
線形性を補正するため、通常、キヤパシタが水平偏向巻
線に直列に接続される。このキヤパシタは水平走査期間
の一部分で充電され別の部分で放電して、水平偏向電流
の所謂S字成形補正を行い、これによつて見掛けの線形
走査が得られる。個々の陰極線管及び偏向周波数に対し
て最適の偏向電流を与えるため、S字成形キヤパシタの
容量値は慎重に選択され、水平偏向巻線のインダクタン
ス及び水平偏向周波数即ち水平走査周波数によつて決ま
る。 上述の偏向及びS字成形回路が1つ以上の水平走査周
波数で動作可能なビデオ装置に使用される場合、最適の
S字成形補正を達成するために、S字成形キヤパシタの
値を偏向周波数が変化するのに従つて変えなければなら
ないことがある。水平周波数が高くなると、望ましいS
字成形を得るのに要する容量値は小さくなる。これは偏
向巻線のインダクタンス及びS字成形キヤパシタによつ
て決まるS字成形補正波形共振周波数も高くなるからで
ある。 1986年5月13日付でウイーダム(Wedam)氏その他に
与えられた“POWER SUPPLY AND DEFLECTION CIRCUIT PR
OVIDING MULTIPLE SCAN RATES"という名称の米国特許第
4,588,929号の明細書と、1987年11月24日付でデイーツ
(W.F.Dietz)氏に与えられた“S−CAPACITANCE SWITC
HING CIRCUIT FOR VIDEO DISPLAY"という名称の米国特
許第4,709,193号の明細書には、偏向周波数の変化に応
じてS字成形容量値が変えられる構成が示されている。
ビデオ装置の動作可能な偏向周波数の数が増すに従い、
S字成形容量値を変えるのに必要な回路は著しく複雑に
なり、そのコストは甚だ増大する。動作周波数の数が増
すに従い、代表的には偏向電流を流通させなければなら
ないS字キヤパシタ自体の必要寸法によつて可成りのコ
スト高になる。ビデオ装置を入来ビデオ信号の周波数に
応じて動作するように構成する場合、S字成形キヤパシ
タの容量値を水平偏向周波数の5KHz程度の変化に応じて
変える必要がある時、S字成形補正回路は一層複雑或い
はコスト高になる。従つて、多重周波数ビデオ装置に簡
単に而も経済的に適用できる効果的なS字成形補正回路
の提供が望まれている。 <発明の概要> この発明の1つの特徴に従えば、電子ビームを生成す
る陰極線管を有するビデオ装置に、複数の水平周波数で
動作するようにされた偏向回路が組込まれている。この
偏向回路には、水平線周波数を表わす信号を受信する手
段が設けられている。回路がこの信号に応答して電子ビ
ーム偏向用の偏向電流を生成する。第1のキヤパシタ
と、この第1のキヤパシタに結合された第1の巻線を有
する変成器と、第2のキヤパシタとを含む回路網が上記
偏向電流を修正して電子ビームの偏向歪みを補正する。
回路が上記周波数を表わす信号に応答して第2のキヤパ
シタを変成器の第2の巻線に結合し、これによつて第1
のキヤパシタと第2のキヤパシタとを組合わせる。 <実施例の詳細な説明> 図には例えばカラー・コンピユータ・モニタであるビ
デオ装置の一部が示されており、ビデオ信号が赤、緑及
び青カラー・ビデオ成分(R、G及びB)の形態で例え
ばコンピユータである外部信号源(図示せず)から入力
端子条片10を介してビデオ装置に供給される。カラー・
ビデオ成分R、G及びBはクロミナンス及びルミナンス
処理回路11に供給され、ここで赤、緑及び青カラー駆動
信号が生成される。これらのカラー駆動信号は、導体12
を介して陰極線管(CRT)14のネツク部内に配置された
電子銃構体13に供給される。 またビデオ装置には入力端子条片10を介して、例えば
水平周波数同期情報及びフイールド周波数同期情報の両
方を含む合成同期信号CSが供給される。合成同期信号CS
は、偏向処理回路15に供給されて水平周波数同期情報の
成分即ちパルスと、フイールド周波数同期情報の成分即
ちパルスとに分離される。偏向処理回路15は、例えばシ
グネテイツクス・コーポレーシヨン(Signetics Corpor
ation)製のTDA 2595と称される集積回路として図示さ
れている。この装置の端子番号も偏向処理回路15の輪郭
線内に示されている。フイールド周波数同期パルス即ち
垂直同期パルスは導体VSを介して垂直偏向回路16に供給
され、該垂直偏向回路16は陰極線管14に配置された垂直
偏向巻線17に端子V及びV′を介してフイールド周波数
偏向電流即ち垂直偏向電流を流通させる。垂直偏向巻線
17を流れる垂直偏向電流は偏向磁界を生成し、この偏向
磁界によつて電子銃構体13が発生した電子ビーム22は所
定のパターンで垂直偏向されて陰極線管14のフロント・
パネル上に配置された蛍光表示スクリーン23を走査す
る。 種々の動作周波数を持つ異なるコンピユータに対して
或いはビデオ表示の解像度を改善するのに使用できる2
以上の選択可能な周波数を持つコンピユータに対して互
換性を持たせるために、コンピユータ・モニタとして動
作するビデオ装置の偏向回路を異なる偏向周波数即ち走
査周波数で動作できるように構成することが望ましい。
偏向回路を適切に動作させるために、異なる偏向周波数
即ち動作周波数に対して動作供給電圧の調節を必要とす
ることがある。これは、例えば以下に述べる態様で行な
われる。 電力源例えばAC線路電源24が整流回路25及びフイルタ
・キヤパシタ26に接続され、これによつて未調整DC電圧
源が端子27に得られる。その未調整DC電圧は、電力変成
器31の巻線30の一方の端子に供給される。巻線30の他方
の端子は、スイツチング・トランジスタ32のコレクタに
接続されている。制御回路33によつて決定されるスイツ
チング・トランジスタ32の導通により巻線30に電流が流
れると、変成器作用により巻線34、35及び36に電流が流
れる。巻線34の電流はダイオード37によつて整流されて
キヤパシタ40を充電し、これによつて帰還電圧が生成さ
れて制御回路33に供給される。この帰還電圧に応答して
制御回路33は、キヤパシタ40にかかる電圧が一定の調整
レベルに維持されるようにスイツチング・トランジスタ
32の導通期間を制御する。キヤパシタ40にかかる電圧を
調整することにより、電力変形器31の巻線35及び36から
得られる負荷用電力が調整される。また電力変成器31
は、「ホツト」AC線路と「コールド」負荷回路及び使用
者仲介装置接続体、例えば、入力端子条片10とを電気的
に分離している。巻線35の電流はダイオード41によつて
整流されてキヤパシタ42を充電し、これによつて端子43
に電圧が発生し、この電圧はビデオ装置の種々の回路、
例えば、クロミナンス及びルミナンス処理回路11に電力
を与えるのに使用される。巻線36からダイオード45を介
して得られ、キヤパシタ44に現われる電圧は、周波数に
依存する電力供給回路47の一部を構成する電界効果トラ
ンジスタ(FET)46のドレイン端子に供給される。次に
電力供給回路47の動作について述べる。 電力供給回路47は、DC−DC変換器として動作する。こ
の電力供給回路47にはパルス幅変調(PWM)回路50が組
込まれており、該パルス幅変調回路50には偏向処理回路
15から端子51を介して入力信号が供給される。この入力
信号は、線周波数即ち水平偏向周波数で生じるパルスか
ら成つている。パルス幅変調回路50は、例えばシグネテ
イツクス・コーポレーシヨン製のNE5560と称される集積
回路から成る。このパルス幅変調回路50は、入力パルス
周波数に応じて決まるデユーテイ・サイクルを持つた幅
変調されたパルスを含む出力信号を生成する。このパル
ス幅変調回路50の出力信号は、結合キヤパシタ52を介し
て変成器54の1次巻線53に供給される。変成器54の2次
巻線55の一方の端子は、キヤパシタ56を介してダイオー
ド57の陰極、トランジスタ60のコレクタ、抵抗61の一方
の端子及びFET46のゲートに結合されている。2次巻線5
5の他方の端子は、ダイオード57の陽極、トランジスタ
・バイアス抵抗62、トランジスタ60のエミツタ、はずみ
車ダイオード59、抵抗61の他方の端子及びFET46のソー
ス端子に結合されている。FET46のソース端子は、イン
ダクタ64を介して電力供給キヤパシタ63にも結合されて
いる。変成器54によつて、2次巻線側の回路がキヤパシ
タ63の両端間電圧を基準とすることが出来るようにDC的
に絶縁している。 パルス幅変調回路50によつて生成された偏向周波数を
表すパルスが1次巻線53に供給されると、変成器作用に
よつてFET46のスイツチングが行われる。FET46が導通す
ると、キヤパシタ63はFET46及びインダクタ64を介して
キヤパシタ44の両端間に発生した電圧から充電される。
FET46のデユーテイ・サイクルが水平偏向周波数によつ
て決定されるため、キヤパシタ63の両端間の電圧も水平
偏向周波数に依存することになり、従つて異なる偏向周
波数に応じて異なる動作電圧レベルを必要とする回路へ
の供給電圧として利用できる。キヤパシタ63にかかる電
圧は通常のフライバツク型高電圧変成器67の1次巻線を
構成する巻線65に供給される。3次巻線70に生成される
電圧は、陰極線管14に供給される高電圧即ちアルタ電位
を端子71に形成する。2次巻線66に生成された電圧は、
端子68を介して偏向処理回路15に供給される。またこの
2次巻線66の電圧によつて、ダイオード58及びキヤパシ
タ69を介してパルス幅変調回路50に電力を供給するDC電
圧レベルが得られる。 FET46において電力があまり浪費されないようにする
ため、従つてそのオーバヒートを防止するため、FET46
は可能な限り迅速にその2つの導通状態相互間でスイツ
チングされることが重要である。パルス幅変調回路50か
らのパルスは、変成器54の1次巻線53から抵抗73、キヤ
パシタ74及びダイオード75で構成される微分回路網72を
介してトランジスタ60のベースに供給される。FET46へ
のターンオフ・パルスの立上り部は微分回路網72によつ
て微分され、これにより正方向パルス信号が形成され
て、トランジスタ60のベースに供給される。パルス幅変
調回路50のパルスの立下り部からの微分されたパルス
は、ダイオード75によつて振幅が低減される。微分され
た正に向うパルスは迅速にトランジスタ60をターンオン
し、これによつてFET46が迅速にターンオフされる。 前述したように、ビデオ装置、特にコンピユータ・モ
ニタとして使用されるビデオ装置の場合、異なるコンピ
ユータに対するビデオ装置の互換性を増すため、ビデオ
装置が異なるビデオ情報周波数で動作できるようにする
ことが望ましい。図示のビデオ装置によつて、その動作
周波数は所定の上限周波数と下限周波数との間、例えば
15KHzと30KHzとの間で生じる周波数を持つビデオ情報周
波数信号の如何なるものの周波数とも同期する。偏向処
理回路15は、端子80に供給された電圧のレベルによつて
決定されるパルス周波数を持つた出力信号パルスを例え
ば端子51に発生する。導体CS上の線周波数即ち水平偏向
周波数の同期信号成分とによつて表わされる入来ビデオ
情報の周波数と端子51における出力パルス信号の周波数
との同期化は次のようにして得られる。例えば通常の設
計に係る電圧掃引発振器81が、例えば1ボルト程度の低
電圧レベルと例えば15ボルトの高電圧レベルとの間で変
化する3角出力波形を生成する。電圧の上限及び下限
は、偏向処理回路15の端子80に供給される電圧レベルに
よつてビデオ装置の所望の水平周波数動作範囲を包含す
る周波数範囲が得られるように選択される。 電圧掃引発振器81の出力信号電圧がその電圧範囲の端
から端まで周期的に掃引される即ち変えられると、それ
に伴つて偏向処理回路15中の線周波数即ち水平周波数発
振器もその動作周波数を周期的に変える。偏向処理回路
15の発振器の周波数が、導体CS上に現われる水平同期信
号成分によつて表わされる入来ビデオ情報の周波数に一
致しない期間、端子82における偏向処理回路15の一致検
出器出力は限定された低レベル出力信号になる。この低
レベル出力信号はトランジスタ83のベース供給され、こ
れによつてトランジスタ83は非導通になつてトランジス
タ84が非導通になる。トランジスタ84が非導通になる
と、トランジスタ84のコレクタにおける電圧は高くな
り、その結果電界効果トランジスタ(FET)85は導通す
る。FET85が導通すると、電圧掃引発振器81の出力電圧
はキヤパシタ90を充電し、この結果キヤパシタ90の電圧
は電圧掃引発振器81の出力電圧に追随する。サンプル及
び保持回路として構成された増幅器91は、キヤパシタ90
の電圧を偏向処理回路15の入力端子80に供給するように
動作する。 偏向処理回路15の発振器の周波数が電圧掃引発振器81
の変化する出力電圧に応じて変化すると、偏向処理回路
15の発振器の周波数はある時点で入来水平周波数同期信
号の周波数に一致する。この時、端子82における一致検
出器出力が高レベル信号になつてトランジスタ83が導通
し、これによつてトランジスタ84も導通する。トランジ
スタ84のコレクタ電圧は、FET85を非導通にするのに十
分なレベルにまで降下する。FET85が非導通になると、
キヤパシタ90の両端間の電圧は、最早電圧掃引発振器81
の変化する出力電圧に追随しなくなるが、代りに入来ビ
デオ情報周波数に対応する偏向処理回路15の発振器の周
波数を与えるのに必要な電圧レベルに維持される。この
電圧はまた端子102にも供給される。増幅器91の入力イ
ンピーダンスは非常に高く、このためキヤパシタ90にか
かる電圧レベルは保持される。入来ビデオ情報周波数が
変化する度に、偏向処理回路15の発振器の周波数は、入
来ビデオ情報周波数との一致が再び得られるまで所定の
態様で変化する。電圧掃引発振器81の出力信号が周波数
の上限と下限との間で変化する速さ例えば1秒が選択さ
れ、これれによつて、動作周波数の変化に応じて変化さ
せる必要のある負荷回路供給電圧の如何なるものも、偏
向処理回路15の発振器の周波数が変化する前に所望の電
圧レベルに到達するのに十分な時間を確実に持つことが
出来る。 端子51に現れる偏向処理回路15の出力パルスはまた水
平周波数駆動トランジスタ92のベースにも供給され、こ
れによつてこのトランジスタ92は水平周波数でその導通
状態を切替える。これらのスイツチング・パルスは、駆
動変成器93を介して共振リトレース型の偏向出力回路の
一部を形成する水平出力トランジスタ94のベースに伝送
される。この偏向出力回路は、例えば、ダンパー・ダイ
オード95、リトレース・キヤパシタ96、及び、陰極線管
14のネツク部に配置され端子HとH′との間に接続され
た偏向巻線97を備えている。磁気的にバイアスされる可
飽和インダクタ99が、偏向巻線97と直列に接続されてお
り、各水平走査線期間の後半の期間中に生じたエネルギ
損失を補償するラスタ線形補正を行う。 この発明の1つの特徴に従えば、陰極線管の管構造に
伴う非線形歪みを補正するS字成形補正回路103が、可
飽和インダクタ99を介して偏向巻線97に結合されてい
る。電子ビームの偏向の中心から陰極線管表示スクリー
ンまでの距離は、陰極線管フエースプレートの湾曲の半
径と一致せず一般にそれより相当短いため、電子ビーム
の偏向は、陰極管表示スクリーン上で見た場合、中央部
で圧縮された端縁付近で伸張されて見える。S字成形補
正回路103は、偏向巻線97を流れる偏向電流の変化の割
合をこの偏向電流の変化が表示スクリーンの中央部に比
べてその端縁付近で低減されるように修正する動作を行
う。これによつて、電子ビームの偏向即ち走査の割合が
走査されたラスタの中央部に比べてその端縁付近で僅か
に減少し、前述の非線形歪みが明らかに識別できる程減
少する。このS字成形補正は、水平偏向巻線と直列に接
続されたキヤパシタを水平走査期間の半期中充電し、ま
たこのキヤパシタをその水平走査期間即ちトレース期間
の残りの半期中放電させることによつて達成される。こ
の結果、そのキヤパシタにかかる電圧は、水平走査期間
中、その水平走査期間の中心部でそのキヤパシタにかか
る電圧の変化の割合がゼロになるように放物線(パラボ
ラ)状に変化する。そのキヤパシタにかかるパラボラ電
圧の例えば走査期間の始めから中間までの変化の程度に
よつて、そのキヤパシタによつて与えられるS字成形補
正の程度が決定される。S字成形キヤパシタの容量値
は、個々の適用に対して所望の偏向電流波形を発生させ
るために、偏向巻線のインダクタンスと線周波数即ち水
平偏向周波数とを考慮して慎重に選択される。 前述したように、水平周波数が変化する場合、S字成
形キヤパシタの容量値を変えなければならないことがあ
る。特に、S字成形キヤパシタの容量値は水平周波数が
高くなるに従つて減少させる必要があり、これは偏向巻
線インダクタンスとS字成形キヤパシタとによつて決定
されるS字成形補正波形の共振周波数もそれに応じて上
げなければならないためである。この発明の新規な1つ
の特徴に従つて、S字補正回路103は、以上に述べる態
様で多数の水平周波数で動作する即ち2つの周波数限界
値間にある如何なる周波数においても動作するビデオ装
置に適切なS字補正を与えるものである。 S字補正回路103には、一方の端子が線形補正用の可
飽和インダクタ99に接続されることにより偏向巻線97に
直列に結合されたキヤパシタ104が設けられている。キ
ヤパシタ104の他方の端子は、変成器106の1次巻線105
の一方の端子に接続されている。この1次巻線105の他
方の端子は、図では接地点に結合されているが、左右ピ
ンクツシヨン歪補正回路、例えば通常のダイオード変調
回路に結合してもよい。変成器106には、1次巻線105に
磁気的に密に結合された2次巻線107が設けられてい
る。キヤパシタ110、111及び112が、2次巻線107に接続
されており、例えば図示のようにそれぞれの一方の端子
が2次巻線107に接続されることにより並列に接続され
ている。キヤパシタ110の他方の端子は、スイツチ例え
ば図示のようなトライアツク113に結合されている。ト
ライアツク113のゲートは閾値検知回路114に結合されて
おり、該閾値検知回路114には端子102を介して入力信号
が供給される。同様に、キヤパシタ111はトライアツク1
15に結合され、トライアツク115のゲートは閾値検知回
路116に結合されている。またキヤパシタ112はトライア
ツク117に結合され、トライアツク117のゲート端子は閾
値検知回路120に結合されている。更にまた閾値検知回
路116及び120も端子102を介して入力信号が供給され
る。 変成器106は、2次巻線107に接続された回路に伴うイ
ンピーダンスを変成器106の1次巻線側へ転送する。変
成器106の1次巻線側から見た2次巻線側のインピーダ
ンスはZPRI=ZSECn2の関係式で決定される。この式でZ
PRIは1次巻線側に換算された見掛けの2次巻線側イン
ピーダンス、ZSECは実際の2次巻線側インピーダンス、
nは変成器の巻線ターン比である。巻線ターン比が大き
い変成器の場合、比較的小さい2次巻線側インピーダン
スは、1次巻線側で見ると比較的大きいインピーダンス
として再現される。 S字補正回路103において、トライアツク113、115、
及び117のいずれかが導通するとそれと組になつている
キヤパシタが2次巻線107に効果的に結合され、これよ
つてそのキヤパシタが変成器106を介してキヤパシタ104
と直列に接続されて、組合せキヤパシタが形成される。
この組合せキヤパシタの容量値は、キヤパシタ104と2
次巻線側キヤパシタの換算されたインピーダンスとの直
列結合によつて決定される。変成器106は2次対1次巻
線ターン比が大きくなるように構成されており、この結
果キヤパシタ110、111及び112の容量値が比較的小さく
ても大きな実効容量をキヤパシタ104と直列に配置する
ことが出卒る。これによりキヤパシタに関するコストが
大きく低下する。キヤパシタ110、111及び112を流れる
電流は、変成器106の存在によつて減少するため、キヤ
パシタ110、111及び112の電流定格は、これらのキヤパ
シタがキヤパシタ104と直接直列に接続された場合に比
べて小さくなり、キヤパシタ110、111及び112のコスト
がさらに低下する。 キヤパシタ110、111及び112の容量値と変成器116の2
次対1次巻線ターン比とは、キヤパシタ104とキヤパシ
タ110、111及び112の実効インピーダンスとの直列結合
によつてビデオ装置の全ての動作周波数において生じる
非線形歪みの補正に要するS字成形容量が形成されるよ
うに選択される。水平周波数が高くなると必要な容量値
は減少するため、最も低い所望の水平周波数に対してキ
ヤパシタ104のみによつて必要なS字成形補正が得られ
るようにビデオ装置を構成してもよい。水平周波数が高
くなるに従つて、キヤパシタ104に直列に付加される容
量は増大する。効果的なS字成形補正に必要な容量値を
得るために、トライアツク113、115及び117の1つ以上
が所望の水平周波数に応じてゲートされて導通するよう
にしてもよい。 図において、閾値検知回路114、116及び120は、例え
ば増幅器91の電圧出力で代表される水平周波数を表わす
信号を受信する。閾値検知回路114、116及び120の各閾
値レベルは、それぞれの閾値検知回路が、特定量のS字
成形補正を要する水平周波数を表わす電圧レベルで出力
信号を発生し、それによつて関連するトライアツクをゲ
ートして連通させるように設定されている。これによつ
て上記必要な容量は、キヤパシタ104と導通状態にある
トライアツクと組になつたキヤパシタとの組合わせによ
つて得られる。閾値検知回路114、116及び120は、その
閾値レベルを越える入力電圧に対して、または入力電圧
の或る範囲内のみに在る入力電圧に対して出力信号を生
成するようなウインドウ検出器の形として構成できる。
閾値検知回路の構成は勿論設計上の選択事項であり、こ
の構成によつてキヤパシタ110、111及び112のうち常時
1つだけがS字成形補正回路の一部をなすようにする
か、或いはS字成形容量がキヤパシタ104とキヤパシタ1
10、111及び112のうち1つ以上とによつて形成されるよ
うにするかが決まる。2次巻線側のキヤパシタの数は、
単に説明の便宜上3つとしているだけである。実際に必
要なキヤパシタの数は、ビデオ装置が動作する水平周波
数の数によつて或いは所望のS字成形補正の正確さの度
合によつて決定される。一例として、キヤパシタ104の
容量値が3μF、変成器巻線ターン比が約73であるビデ
オ装置で21.9KHzで動作する場合、キヤパシタ110の容量
値を0.1μFとした時、これはキヤパシタ104と直列の53
3μFの有効容量となることが判つた。25KHzの水平周波
数で動作する場合、キヤパシタ111の値を0.0023μFと
した。30KHzの水平周波数で動作する場合、キヤパシタ1
12の容量は65lPF必要である。同様に、他の水平周波数
に対して即ち他の周波数範囲の場合でもS字成形補正を
与えることが可能である。2次巻線側キヤパシタと2次
巻線側インダクダンスとの結合によつて形成される共振
周波数は、変成器106の1次巻線側に換算されるインピ
ーダンスが事実上容量性であることを確実にするために
関係動作水平周波数より低くなるように選択される。
る水平周波数で動作可能なビデオ装置に使用されるS字
成形補正回路に関する。 <発明の背景> 例えばテレビジヨン受像機或いはコンピユータのモニ
タのようなビデオ装置は、特定の率即ち周波数で、ビデ
オ情報を受信する。ビデオ装置の走査回路即ち偏向回路
は、陰極線管にビデオ情報を表示するためにビデオ情報
の周波数に同期するようにされている。通常のテレビジ
ヨン受像機の場合、ビデオ情報は一定の予め決められた
周波数で発生され、偏向装置の同期化の方法は周知であ
り比較容易である。しかし、コンピユータのモニタの場
合は、異なる情報周波数でビデオ信号を生成することの
ある異なる製造業者の異なる種々のコンピユータに対し
て互換性を持つように設計されることがある。動作可能
な周波数の範囲もまた非常に広くなり、更に偏向装置の
設計が複数になる。周波数スイツチング及び自動周波数
制御(AFC)回路を使用して、限られた数の既知の信号
周波数で発生された入来ビデオ情報に同期する線周波数
即ち水平周波数偏向発振器を設計することが可能であ
る。また、互換性を拡大するため、可能周波数値が広範
囲に及ぶ入来ビデオ情報周波数の如何なるものに対して
も偏向回路が自動的に同期するようにすることが望まし
い。 偏向電流が偏向巻線に流れることにより生じる磁界に
よつて電子ビームを偏向するビデオ装置の陰極線管で
は、生成されたラスタにある程度の非線形の歪みが現わ
れる。この非線形歪みのあるものは、電子ビームの偏向
の実事上の中心が陰極線管のスクリーンの湾曲半径の中
心と一致しないことがその一因となつている。偏向の中
心から陰極線管のスクリーンの端縁部までの距離は、ス
クリーンの中心までのそれに比べて大きくなる。 この非線形性が原因となつて、時間の関数である電子
ビームの偏向は、陰極線管のスクリーンに表示されたラ
スタ上で見られるように、スクリーンの端縁付近で除々
に大きくなる。ビデオ装置に表示される情報が一定の周
波数で符号化されるため、スクリーンはラスタの中心部
で圧縮され端縁付近で伸張されたように見える。この非
線形性を補正するため、通常、キヤパシタが水平偏向巻
線に直列に接続される。このキヤパシタは水平走査期間
の一部分で充電され別の部分で放電して、水平偏向電流
の所謂S字成形補正を行い、これによつて見掛けの線形
走査が得られる。個々の陰極線管及び偏向周波数に対し
て最適の偏向電流を与えるため、S字成形キヤパシタの
容量値は慎重に選択され、水平偏向巻線のインダクタン
ス及び水平偏向周波数即ち水平走査周波数によつて決ま
る。 上述の偏向及びS字成形回路が1つ以上の水平走査周
波数で動作可能なビデオ装置に使用される場合、最適の
S字成形補正を達成するために、S字成形キヤパシタの
値を偏向周波数が変化するのに従つて変えなければなら
ないことがある。水平周波数が高くなると、望ましいS
字成形を得るのに要する容量値は小さくなる。これは偏
向巻線のインダクタンス及びS字成形キヤパシタによつ
て決まるS字成形補正波形共振周波数も高くなるからで
ある。 1986年5月13日付でウイーダム(Wedam)氏その他に
与えられた“POWER SUPPLY AND DEFLECTION CIRCUIT PR
OVIDING MULTIPLE SCAN RATES"という名称の米国特許第
4,588,929号の明細書と、1987年11月24日付でデイーツ
(W.F.Dietz)氏に与えられた“S−CAPACITANCE SWITC
HING CIRCUIT FOR VIDEO DISPLAY"という名称の米国特
許第4,709,193号の明細書には、偏向周波数の変化に応
じてS字成形容量値が変えられる構成が示されている。
ビデオ装置の動作可能な偏向周波数の数が増すに従い、
S字成形容量値を変えるのに必要な回路は著しく複雑に
なり、そのコストは甚だ増大する。動作周波数の数が増
すに従い、代表的には偏向電流を流通させなければなら
ないS字キヤパシタ自体の必要寸法によつて可成りのコ
スト高になる。ビデオ装置を入来ビデオ信号の周波数に
応じて動作するように構成する場合、S字成形キヤパシ
タの容量値を水平偏向周波数の5KHz程度の変化に応じて
変える必要がある時、S字成形補正回路は一層複雑或い
はコスト高になる。従つて、多重周波数ビデオ装置に簡
単に而も経済的に適用できる効果的なS字成形補正回路
の提供が望まれている。 <発明の概要> この発明の1つの特徴に従えば、電子ビームを生成す
る陰極線管を有するビデオ装置に、複数の水平周波数で
動作するようにされた偏向回路が組込まれている。この
偏向回路には、水平線周波数を表わす信号を受信する手
段が設けられている。回路がこの信号に応答して電子ビ
ーム偏向用の偏向電流を生成する。第1のキヤパシタ
と、この第1のキヤパシタに結合された第1の巻線を有
する変成器と、第2のキヤパシタとを含む回路網が上記
偏向電流を修正して電子ビームの偏向歪みを補正する。
回路が上記周波数を表わす信号に応答して第2のキヤパ
シタを変成器の第2の巻線に結合し、これによつて第1
のキヤパシタと第2のキヤパシタとを組合わせる。 <実施例の詳細な説明> 図には例えばカラー・コンピユータ・モニタであるビ
デオ装置の一部が示されており、ビデオ信号が赤、緑及
び青カラー・ビデオ成分(R、G及びB)の形態で例え
ばコンピユータである外部信号源(図示せず)から入力
端子条片10を介してビデオ装置に供給される。カラー・
ビデオ成分R、G及びBはクロミナンス及びルミナンス
処理回路11に供給され、ここで赤、緑及び青カラー駆動
信号が生成される。これらのカラー駆動信号は、導体12
を介して陰極線管(CRT)14のネツク部内に配置された
電子銃構体13に供給される。 またビデオ装置には入力端子条片10を介して、例えば
水平周波数同期情報及びフイールド周波数同期情報の両
方を含む合成同期信号CSが供給される。合成同期信号CS
は、偏向処理回路15に供給されて水平周波数同期情報の
成分即ちパルスと、フイールド周波数同期情報の成分即
ちパルスとに分離される。偏向処理回路15は、例えばシ
グネテイツクス・コーポレーシヨン(Signetics Corpor
ation)製のTDA 2595と称される集積回路として図示さ
れている。この装置の端子番号も偏向処理回路15の輪郭
線内に示されている。フイールド周波数同期パルス即ち
垂直同期パルスは導体VSを介して垂直偏向回路16に供給
され、該垂直偏向回路16は陰極線管14に配置された垂直
偏向巻線17に端子V及びV′を介してフイールド周波数
偏向電流即ち垂直偏向電流を流通させる。垂直偏向巻線
17を流れる垂直偏向電流は偏向磁界を生成し、この偏向
磁界によつて電子銃構体13が発生した電子ビーム22は所
定のパターンで垂直偏向されて陰極線管14のフロント・
パネル上に配置された蛍光表示スクリーン23を走査す
る。 種々の動作周波数を持つ異なるコンピユータに対して
或いはビデオ表示の解像度を改善するのに使用できる2
以上の選択可能な周波数を持つコンピユータに対して互
換性を持たせるために、コンピユータ・モニタとして動
作するビデオ装置の偏向回路を異なる偏向周波数即ち走
査周波数で動作できるように構成することが望ましい。
偏向回路を適切に動作させるために、異なる偏向周波数
即ち動作周波数に対して動作供給電圧の調節を必要とす
ることがある。これは、例えば以下に述べる態様で行な
われる。 電力源例えばAC線路電源24が整流回路25及びフイルタ
・キヤパシタ26に接続され、これによつて未調整DC電圧
源が端子27に得られる。その未調整DC電圧は、電力変成
器31の巻線30の一方の端子に供給される。巻線30の他方
の端子は、スイツチング・トランジスタ32のコレクタに
接続されている。制御回路33によつて決定されるスイツ
チング・トランジスタ32の導通により巻線30に電流が流
れると、変成器作用により巻線34、35及び36に電流が流
れる。巻線34の電流はダイオード37によつて整流されて
キヤパシタ40を充電し、これによつて帰還電圧が生成さ
れて制御回路33に供給される。この帰還電圧に応答して
制御回路33は、キヤパシタ40にかかる電圧が一定の調整
レベルに維持されるようにスイツチング・トランジスタ
32の導通期間を制御する。キヤパシタ40にかかる電圧を
調整することにより、電力変形器31の巻線35及び36から
得られる負荷用電力が調整される。また電力変成器31
は、「ホツト」AC線路と「コールド」負荷回路及び使用
者仲介装置接続体、例えば、入力端子条片10とを電気的
に分離している。巻線35の電流はダイオード41によつて
整流されてキヤパシタ42を充電し、これによつて端子43
に電圧が発生し、この電圧はビデオ装置の種々の回路、
例えば、クロミナンス及びルミナンス処理回路11に電力
を与えるのに使用される。巻線36からダイオード45を介
して得られ、キヤパシタ44に現われる電圧は、周波数に
依存する電力供給回路47の一部を構成する電界効果トラ
ンジスタ(FET)46のドレイン端子に供給される。次に
電力供給回路47の動作について述べる。 電力供給回路47は、DC−DC変換器として動作する。こ
の電力供給回路47にはパルス幅変調(PWM)回路50が組
込まれており、該パルス幅変調回路50には偏向処理回路
15から端子51を介して入力信号が供給される。この入力
信号は、線周波数即ち水平偏向周波数で生じるパルスか
ら成つている。パルス幅変調回路50は、例えばシグネテ
イツクス・コーポレーシヨン製のNE5560と称される集積
回路から成る。このパルス幅変調回路50は、入力パルス
周波数に応じて決まるデユーテイ・サイクルを持つた幅
変調されたパルスを含む出力信号を生成する。このパル
ス幅変調回路50の出力信号は、結合キヤパシタ52を介し
て変成器54の1次巻線53に供給される。変成器54の2次
巻線55の一方の端子は、キヤパシタ56を介してダイオー
ド57の陰極、トランジスタ60のコレクタ、抵抗61の一方
の端子及びFET46のゲートに結合されている。2次巻線5
5の他方の端子は、ダイオード57の陽極、トランジスタ
・バイアス抵抗62、トランジスタ60のエミツタ、はずみ
車ダイオード59、抵抗61の他方の端子及びFET46のソー
ス端子に結合されている。FET46のソース端子は、イン
ダクタ64を介して電力供給キヤパシタ63にも結合されて
いる。変成器54によつて、2次巻線側の回路がキヤパシ
タ63の両端間電圧を基準とすることが出来るようにDC的
に絶縁している。 パルス幅変調回路50によつて生成された偏向周波数を
表すパルスが1次巻線53に供給されると、変成器作用に
よつてFET46のスイツチングが行われる。FET46が導通す
ると、キヤパシタ63はFET46及びインダクタ64を介して
キヤパシタ44の両端間に発生した電圧から充電される。
FET46のデユーテイ・サイクルが水平偏向周波数によつ
て決定されるため、キヤパシタ63の両端間の電圧も水平
偏向周波数に依存することになり、従つて異なる偏向周
波数に応じて異なる動作電圧レベルを必要とする回路へ
の供給電圧として利用できる。キヤパシタ63にかかる電
圧は通常のフライバツク型高電圧変成器67の1次巻線を
構成する巻線65に供給される。3次巻線70に生成される
電圧は、陰極線管14に供給される高電圧即ちアルタ電位
を端子71に形成する。2次巻線66に生成された電圧は、
端子68を介して偏向処理回路15に供給される。またこの
2次巻線66の電圧によつて、ダイオード58及びキヤパシ
タ69を介してパルス幅変調回路50に電力を供給するDC電
圧レベルが得られる。 FET46において電力があまり浪費されないようにする
ため、従つてそのオーバヒートを防止するため、FET46
は可能な限り迅速にその2つの導通状態相互間でスイツ
チングされることが重要である。パルス幅変調回路50か
らのパルスは、変成器54の1次巻線53から抵抗73、キヤ
パシタ74及びダイオード75で構成される微分回路網72を
介してトランジスタ60のベースに供給される。FET46へ
のターンオフ・パルスの立上り部は微分回路網72によつ
て微分され、これにより正方向パルス信号が形成され
て、トランジスタ60のベースに供給される。パルス幅変
調回路50のパルスの立下り部からの微分されたパルス
は、ダイオード75によつて振幅が低減される。微分され
た正に向うパルスは迅速にトランジスタ60をターンオン
し、これによつてFET46が迅速にターンオフされる。 前述したように、ビデオ装置、特にコンピユータ・モ
ニタとして使用されるビデオ装置の場合、異なるコンピ
ユータに対するビデオ装置の互換性を増すため、ビデオ
装置が異なるビデオ情報周波数で動作できるようにする
ことが望ましい。図示のビデオ装置によつて、その動作
周波数は所定の上限周波数と下限周波数との間、例えば
15KHzと30KHzとの間で生じる周波数を持つビデオ情報周
波数信号の如何なるものの周波数とも同期する。偏向処
理回路15は、端子80に供給された電圧のレベルによつて
決定されるパルス周波数を持つた出力信号パルスを例え
ば端子51に発生する。導体CS上の線周波数即ち水平偏向
周波数の同期信号成分とによつて表わされる入来ビデオ
情報の周波数と端子51における出力パルス信号の周波数
との同期化は次のようにして得られる。例えば通常の設
計に係る電圧掃引発振器81が、例えば1ボルト程度の低
電圧レベルと例えば15ボルトの高電圧レベルとの間で変
化する3角出力波形を生成する。電圧の上限及び下限
は、偏向処理回路15の端子80に供給される電圧レベルに
よつてビデオ装置の所望の水平周波数動作範囲を包含す
る周波数範囲が得られるように選択される。 電圧掃引発振器81の出力信号電圧がその電圧範囲の端
から端まで周期的に掃引される即ち変えられると、それ
に伴つて偏向処理回路15中の線周波数即ち水平周波数発
振器もその動作周波数を周期的に変える。偏向処理回路
15の発振器の周波数が、導体CS上に現われる水平同期信
号成分によつて表わされる入来ビデオ情報の周波数に一
致しない期間、端子82における偏向処理回路15の一致検
出器出力は限定された低レベル出力信号になる。この低
レベル出力信号はトランジスタ83のベース供給され、こ
れによつてトランジスタ83は非導通になつてトランジス
タ84が非導通になる。トランジスタ84が非導通になる
と、トランジスタ84のコレクタにおける電圧は高くな
り、その結果電界効果トランジスタ(FET)85は導通す
る。FET85が導通すると、電圧掃引発振器81の出力電圧
はキヤパシタ90を充電し、この結果キヤパシタ90の電圧
は電圧掃引発振器81の出力電圧に追随する。サンプル及
び保持回路として構成された増幅器91は、キヤパシタ90
の電圧を偏向処理回路15の入力端子80に供給するように
動作する。 偏向処理回路15の発振器の周波数が電圧掃引発振器81
の変化する出力電圧に応じて変化すると、偏向処理回路
15の発振器の周波数はある時点で入来水平周波数同期信
号の周波数に一致する。この時、端子82における一致検
出器出力が高レベル信号になつてトランジスタ83が導通
し、これによつてトランジスタ84も導通する。トランジ
スタ84のコレクタ電圧は、FET85を非導通にするのに十
分なレベルにまで降下する。FET85が非導通になると、
キヤパシタ90の両端間の電圧は、最早電圧掃引発振器81
の変化する出力電圧に追随しなくなるが、代りに入来ビ
デオ情報周波数に対応する偏向処理回路15の発振器の周
波数を与えるのに必要な電圧レベルに維持される。この
電圧はまた端子102にも供給される。増幅器91の入力イ
ンピーダンスは非常に高く、このためキヤパシタ90にか
かる電圧レベルは保持される。入来ビデオ情報周波数が
変化する度に、偏向処理回路15の発振器の周波数は、入
来ビデオ情報周波数との一致が再び得られるまで所定の
態様で変化する。電圧掃引発振器81の出力信号が周波数
の上限と下限との間で変化する速さ例えば1秒が選択さ
れ、これれによつて、動作周波数の変化に応じて変化さ
せる必要のある負荷回路供給電圧の如何なるものも、偏
向処理回路15の発振器の周波数が変化する前に所望の電
圧レベルに到達するのに十分な時間を確実に持つことが
出来る。 端子51に現れる偏向処理回路15の出力パルスはまた水
平周波数駆動トランジスタ92のベースにも供給され、こ
れによつてこのトランジスタ92は水平周波数でその導通
状態を切替える。これらのスイツチング・パルスは、駆
動変成器93を介して共振リトレース型の偏向出力回路の
一部を形成する水平出力トランジスタ94のベースに伝送
される。この偏向出力回路は、例えば、ダンパー・ダイ
オード95、リトレース・キヤパシタ96、及び、陰極線管
14のネツク部に配置され端子HとH′との間に接続され
た偏向巻線97を備えている。磁気的にバイアスされる可
飽和インダクタ99が、偏向巻線97と直列に接続されてお
り、各水平走査線期間の後半の期間中に生じたエネルギ
損失を補償するラスタ線形補正を行う。 この発明の1つの特徴に従えば、陰極線管の管構造に
伴う非線形歪みを補正するS字成形補正回路103が、可
飽和インダクタ99を介して偏向巻線97に結合されてい
る。電子ビームの偏向の中心から陰極線管表示スクリー
ンまでの距離は、陰極線管フエースプレートの湾曲の半
径と一致せず一般にそれより相当短いため、電子ビーム
の偏向は、陰極管表示スクリーン上で見た場合、中央部
で圧縮された端縁付近で伸張されて見える。S字成形補
正回路103は、偏向巻線97を流れる偏向電流の変化の割
合をこの偏向電流の変化が表示スクリーンの中央部に比
べてその端縁付近で低減されるように修正する動作を行
う。これによつて、電子ビームの偏向即ち走査の割合が
走査されたラスタの中央部に比べてその端縁付近で僅か
に減少し、前述の非線形歪みが明らかに識別できる程減
少する。このS字成形補正は、水平偏向巻線と直列に接
続されたキヤパシタを水平走査期間の半期中充電し、ま
たこのキヤパシタをその水平走査期間即ちトレース期間
の残りの半期中放電させることによつて達成される。こ
の結果、そのキヤパシタにかかる電圧は、水平走査期間
中、その水平走査期間の中心部でそのキヤパシタにかか
る電圧の変化の割合がゼロになるように放物線(パラボ
ラ)状に変化する。そのキヤパシタにかかるパラボラ電
圧の例えば走査期間の始めから中間までの変化の程度に
よつて、そのキヤパシタによつて与えられるS字成形補
正の程度が決定される。S字成形キヤパシタの容量値
は、個々の適用に対して所望の偏向電流波形を発生させ
るために、偏向巻線のインダクタンスと線周波数即ち水
平偏向周波数とを考慮して慎重に選択される。 前述したように、水平周波数が変化する場合、S字成
形キヤパシタの容量値を変えなければならないことがあ
る。特に、S字成形キヤパシタの容量値は水平周波数が
高くなるに従つて減少させる必要があり、これは偏向巻
線インダクタンスとS字成形キヤパシタとによつて決定
されるS字成形補正波形の共振周波数もそれに応じて上
げなければならないためである。この発明の新規な1つ
の特徴に従つて、S字補正回路103は、以上に述べる態
様で多数の水平周波数で動作する即ち2つの周波数限界
値間にある如何なる周波数においても動作するビデオ装
置に適切なS字補正を与えるものである。 S字補正回路103には、一方の端子が線形補正用の可
飽和インダクタ99に接続されることにより偏向巻線97に
直列に結合されたキヤパシタ104が設けられている。キ
ヤパシタ104の他方の端子は、変成器106の1次巻線105
の一方の端子に接続されている。この1次巻線105の他
方の端子は、図では接地点に結合されているが、左右ピ
ンクツシヨン歪補正回路、例えば通常のダイオード変調
回路に結合してもよい。変成器106には、1次巻線105に
磁気的に密に結合された2次巻線107が設けられてい
る。キヤパシタ110、111及び112が、2次巻線107に接続
されており、例えば図示のようにそれぞれの一方の端子
が2次巻線107に接続されることにより並列に接続され
ている。キヤパシタ110の他方の端子は、スイツチ例え
ば図示のようなトライアツク113に結合されている。ト
ライアツク113のゲートは閾値検知回路114に結合されて
おり、該閾値検知回路114には端子102を介して入力信号
が供給される。同様に、キヤパシタ111はトライアツク1
15に結合され、トライアツク115のゲートは閾値検知回
路116に結合されている。またキヤパシタ112はトライア
ツク117に結合され、トライアツク117のゲート端子は閾
値検知回路120に結合されている。更にまた閾値検知回
路116及び120も端子102を介して入力信号が供給され
る。 変成器106は、2次巻線107に接続された回路に伴うイ
ンピーダンスを変成器106の1次巻線側へ転送する。変
成器106の1次巻線側から見た2次巻線側のインピーダ
ンスはZPRI=ZSECn2の関係式で決定される。この式でZ
PRIは1次巻線側に換算された見掛けの2次巻線側イン
ピーダンス、ZSECは実際の2次巻線側インピーダンス、
nは変成器の巻線ターン比である。巻線ターン比が大き
い変成器の場合、比較的小さい2次巻線側インピーダン
スは、1次巻線側で見ると比較的大きいインピーダンス
として再現される。 S字補正回路103において、トライアツク113、115、
及び117のいずれかが導通するとそれと組になつている
キヤパシタが2次巻線107に効果的に結合され、これよ
つてそのキヤパシタが変成器106を介してキヤパシタ104
と直列に接続されて、組合せキヤパシタが形成される。
この組合せキヤパシタの容量値は、キヤパシタ104と2
次巻線側キヤパシタの換算されたインピーダンスとの直
列結合によつて決定される。変成器106は2次対1次巻
線ターン比が大きくなるように構成されており、この結
果キヤパシタ110、111及び112の容量値が比較的小さく
ても大きな実効容量をキヤパシタ104と直列に配置する
ことが出卒る。これによりキヤパシタに関するコストが
大きく低下する。キヤパシタ110、111及び112を流れる
電流は、変成器106の存在によつて減少するため、キヤ
パシタ110、111及び112の電流定格は、これらのキヤパ
シタがキヤパシタ104と直接直列に接続された場合に比
べて小さくなり、キヤパシタ110、111及び112のコスト
がさらに低下する。 キヤパシタ110、111及び112の容量値と変成器116の2
次対1次巻線ターン比とは、キヤパシタ104とキヤパシ
タ110、111及び112の実効インピーダンスとの直列結合
によつてビデオ装置の全ての動作周波数において生じる
非線形歪みの補正に要するS字成形容量が形成されるよ
うに選択される。水平周波数が高くなると必要な容量値
は減少するため、最も低い所望の水平周波数に対してキ
ヤパシタ104のみによつて必要なS字成形補正が得られ
るようにビデオ装置を構成してもよい。水平周波数が高
くなるに従つて、キヤパシタ104に直列に付加される容
量は増大する。効果的なS字成形補正に必要な容量値を
得るために、トライアツク113、115及び117の1つ以上
が所望の水平周波数に応じてゲートされて導通するよう
にしてもよい。 図において、閾値検知回路114、116及び120は、例え
ば増幅器91の電圧出力で代表される水平周波数を表わす
信号を受信する。閾値検知回路114、116及び120の各閾
値レベルは、それぞれの閾値検知回路が、特定量のS字
成形補正を要する水平周波数を表わす電圧レベルで出力
信号を発生し、それによつて関連するトライアツクをゲ
ートして連通させるように設定されている。これによつ
て上記必要な容量は、キヤパシタ104と導通状態にある
トライアツクと組になつたキヤパシタとの組合わせによ
つて得られる。閾値検知回路114、116及び120は、その
閾値レベルを越える入力電圧に対して、または入力電圧
の或る範囲内のみに在る入力電圧に対して出力信号を生
成するようなウインドウ検出器の形として構成できる。
閾値検知回路の構成は勿論設計上の選択事項であり、こ
の構成によつてキヤパシタ110、111及び112のうち常時
1つだけがS字成形補正回路の一部をなすようにする
か、或いはS字成形容量がキヤパシタ104とキヤパシタ1
10、111及び112のうち1つ以上とによつて形成されるよ
うにするかが決まる。2次巻線側のキヤパシタの数は、
単に説明の便宜上3つとしているだけである。実際に必
要なキヤパシタの数は、ビデオ装置が動作する水平周波
数の数によつて或いは所望のS字成形補正の正確さの度
合によつて決定される。一例として、キヤパシタ104の
容量値が3μF、変成器巻線ターン比が約73であるビデ
オ装置で21.9KHzで動作する場合、キヤパシタ110の容量
値を0.1μFとした時、これはキヤパシタ104と直列の53
3μFの有効容量となることが判つた。25KHzの水平周波
数で動作する場合、キヤパシタ111の値を0.0023μFと
した。30KHzの水平周波数で動作する場合、キヤパシタ1
12の容量は65lPF必要である。同様に、他の水平周波数
に対して即ち他の周波数範囲の場合でもS字成形補正を
与えることが可能である。2次巻線側キヤパシタと2次
巻線側インダクダンスとの結合によつて形成される共振
周波数は、変成器106の1次巻線側に換算されるインピ
ーダンスが事実上容量性であることを確実にするために
関係動作水平周波数より低くなるように選択される。
【図面の簡単な説明】
図は、この発明の1つの特徴に従う偏向回路を持つビデ
オ装置を一部ブロツクを使用して概略的に示す図であ
る。 14……陰極線管、15……水平周波数を表わす信号を受信
する手段、94……偏向電流生成手段、104……第1のキ
ヤパシタ、105……第1の巻線、106……変成器、107…
…第2の巻線、110……第2のキヤパシタ、114……第1
のキヤパシタ104と第2のキヤパシタ110を組合せる手
段。
オ装置を一部ブロツクを使用して概略的に示す図であ
る。 14……陰極線管、15……水平周波数を表わす信号を受信
する手段、94……偏向電流生成手段、104……第1のキ
ヤパシタ、105……第1の巻線、106……変成器、107…
…第2の巻線、110……第2のキヤパシタ、114……第1
のキヤパシタ104と第2のキヤパシタ110を組合せる手
段。
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 昭60−6990(JP,A)
特開 昭60−253373(JP,A)
特開 昭61−294971(JP,A)
特開 昭61−242471(JP,A)
米国特許4501995(US,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名)
H04N 3/23
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.電子ビームを生成する陰極線管と複数の水平周波数
で動作するようにされた偏向回路とを有するビデオ装置
であつて、 上記偏向回路は、水平周波数を表わす信号を受信する手
段と、上記水平周波数を表わす信号に応答して上記電子
ビームを偏向するための偏向電流を生成する手段と、上
記偏向電流生成手段に結合されており上記偏向電流を修
正して上記電子ビームの偏向における歪みを補正する手
段とから成り、 上記歪み補正手段は、第1のキヤパシタと、この第1の
キヤパシタに結合された第1の巻線及びこの第1の巻線
に磁気的に結合された第2の巻線を有する変成器と、第
2のキヤパシタと、上記水平周波数を表わす信号に応答
して上記第2のキヤパシタを上記第2の巻線に結合して
上記第1のキヤパシタと上記第2のキヤパシタとを組合
わせる手段とから成る、ビデオ装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US945724 | 1986-12-23 | ||
US06/945,724 US4761586A (en) | 1986-12-23 | 1986-12-23 | Linearity correction for multiple frequency video apparatus |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63169176A JPS63169176A (ja) | 1988-07-13 |
JP2845879B2 true JP2845879B2 (ja) | 1999-01-13 |
Family
ID=25483461
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62326672A Expired - Lifetime JP2845879B2 (ja) | 1986-12-23 | 1987-12-22 | ビデオ装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4761586A (ja) |
JP (1) | JP2845879B2 (ja) |
KR (1) | KR960009801B1 (ja) |
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JPH0748805B2 (ja) * | 1990-05-28 | 1995-05-24 | 三菱電機株式会社 | オート・トラッキング・モニタのs字補正コンデンサ切替装置 |
GB9118425D0 (en) * | 1991-08-28 | 1991-10-16 | Rca Thomson Licensing Corp | Adapting horizontal scan to picture format |
DE4142651A1 (de) * | 1991-12-21 | 1993-07-01 | Philips Broadcast Television S | Schaltung zur h-ablenkung fuer fernsehbild-wiedergabegeraete |
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-
1986
- 1986-12-23 US US06/945,724 patent/US4761586A/en not_active Expired - Lifetime
-
1987
- 1987-12-22 JP JP62326672A patent/JP2845879B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1987-12-23 KR KR87014803A patent/KR960009801B1/ko not_active IP Right Cessation
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4501995A (en) | 1982-04-06 | 1985-02-26 | Tektronix, Inc. | Automatic "S" correction circuit |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63169176A (ja) | 1988-07-13 |
KR960009801B1 (en) | 1996-07-24 |
US4761586A (en) | 1988-08-02 |
KR880008625A (ko) | 1988-08-31 |
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Legal Events
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