JPS6033752Y2 - 高圧発生装置 - Google Patents
高圧発生装置Info
- Publication number
- JPS6033752Y2 JPS6033752Y2 JP13518379U JP13518379U JPS6033752Y2 JP S6033752 Y2 JPS6033752 Y2 JP S6033752Y2 JP 13518379 U JP13518379 U JP 13518379U JP 13518379 U JP13518379 U JP 13518379U JP S6033752 Y2 JPS6033752 Y2 JP S6033752Y2
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- JP
- Japan
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- voltage
- secondary winding
- winding
- rectifier
- circuit
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、テレビ受像機などのブラウン管の陽極電源
として必要な高電圧発生装置の内部抵抗を、高圧発生ト
ランスの2次巻線を2分割腰その2分割された2次巻線
間に倍電圧整流回路を接続することにより小さくできる
ようにした高圧発生装置に関する。
として必要な高電圧発生装置の内部抵抗を、高圧発生ト
ランスの2次巻線を2分割腰その2分割された2次巻線
間に倍電圧整流回路を接続することにより小さくできる
ようにした高圧発生装置に関する。
従来のテレビ受像機におけるフライバックトランスと整
流素子の接続関係は第1図に示すようになっている。
流素子の接続関係は第1図に示すようになっている。
すなわち、第1図における1はフライバックトランスで
あり、IPはその1次巻線、ISはその2次巻線(高圧
巻線)である。
あり、IPはその1次巻線、ISはその2次巻線(高圧
巻線)である。
2次巻線ISの一端はアースされ、他端は整流素子D1
〜D3を直列に接続するとともに、整流素子D□とD2
の直列回路に並列にコンデンサC2を接続し、整流素子
D2とD3の直列回路に並列にコンデンサC□を接続し
て、2倍電圧整流回路2を構成している。
〜D3を直列に接続するとともに、整流素子D□とD2
の直列回路に並列にコンデンサC2を接続し、整流素子
D2とD3の直列回路に並列にコンデンサC□を接続し
て、2倍電圧整流回路2を構成している。
この2倍電圧整流回路2の出力電圧をブラウン管CRT
のアノードに供給し、整流素子D1とD2との接続点よ
りブラウン管のフォーカスilE圧を取り出すようにし
ている。
のアノードに供給し、整流素子D1とD2との接続点よ
りブラウン管のフォーカスilE圧を取り出すようにし
ている。
この第1図の場合、2次電圧vc8が必要電圧の約倍圧
整流分の1必要である。
整流分の1必要である。
つまり、高圧25KVで2倍圧整流の場合は25/2=
12.5KVpp必要であり、この2次電圧vcsを
得るには、1次巻線IPの巻数nP=100回とし、1
次巻線IPの電圧v c pを、V cp: IKVと
すると、巻線比は約N=12、玩したがって、2次巻線
ISの巻数nHはnH=1250回必要になる。
12.5KVpp必要であり、この2次電圧vcsを
得るには、1次巻線IPの巻数nP=100回とし、1
次巻線IPの電圧v c pを、V cp: IKVと
すると、巻線比は約N=12、玩したがって、2次巻線
ISの巻数nHはnH=1250回必要になる。
これは5次同調程度の次数には容易に同調するが、さら
にマ高次に同調させようとした場合には、この巻数を下
げるか、分布容量もしくはリーケージインダクタンスを
下げる必要がある。
にマ高次に同調させようとした場合には、この巻数を下
げるか、分布容量もしくはリーケージインダクタンスを
下げる必要がある。
また、ブラウン管のフォーカス電圧は一般に高圧電圧E
H(2倍電圧整流回路2の出力電圧)の15〜30%を
必要とするが、2倍電圧整流回路2を併用した場合には
、高圧電圧EHの50%が発生し、これを15〜30%
まで低下するブリーダ回路が必要となり、電力的にも損
失が大きくなる。
H(2倍電圧整流回路2の出力電圧)の15〜30%を
必要とするが、2倍電圧整流回路2を併用した場合には
、高圧電圧EHの50%が発生し、これを15〜30%
まで低下するブリーダ回路が必要となり、電力的にも損
失が大きくなる。
一方、近年になって2次巻線を分割し複数個の整流器に
よりこれを直列接続した方式が考えられている。
よりこれを直列接続した方式が考えられている。
この回路の方式は第2図に示すように、2次巻線13(
高圧巻線)を複数個の第1〜第nの巻線部N1□〜NI
nに分割し、各分割された巻線部N□1〜Ninの終端
に同極性方向となす整流器D□、〜Dinによって直列
接続したものである。
高圧巻線)を複数個の第1〜第nの巻線部N1□〜NI
nに分割し、各分割された巻線部N□1〜Ninの終端
に同極性方向となす整流器D□、〜Dinによって直列
接続したものである。
この第2図における12はコア、11は1次巻線(低圧
巻線)である。
巻線)である。
この回路方式によると、1次巻線11に高周波電圧を印
加することにより、2次巻線13の各巻線須囚、□〜N
i。
加することにより、2次巻線13の各巻線須囚、□〜N
i。
の出力端に発生するパルスをそれぞれ整流器D1□〜D
inで整流して重畳し、直流高電圧を発生させることが
できることが知られている。
inで整流して重畳し、直流高電圧を発生させることが
できることが知られている。
上記回路の具体的構成について述べると、第3図に示す
ように、1次巻線11は磁路を構成するコア12に巻装
されたボビンB1oに巻回される。
ように、1次巻線11は磁路を構成するコア12に巻装
されたボビンB1oに巻回される。
また、上記コア12には径の異なる複数個のボビン81
1〜Binが同軸的に巻装され、この各ボビンB11〜
B1nには2次巻線13の各巻線部N1.〜N□。
1〜Binが同軸的に巻装され、この各ボビンB11〜
B1nには2次巻線13の各巻線部N1.〜N□。
がそれぞれ巻装されている。
上記ボビンB11〜B1゜のうち、最外層のボビンB、
nの両端には鍔部が形成されている。
nの両端には鍔部が形成されている。
この鍔部間に上記整流器D11〜D1nが取り付けられ
ている。
ている。
この考案は、上記諸点にかんがみなされたもので、2次
巻線を2分割し、その中間に多倍電圧整流回路素子を接
続することにより、より高次高調波同調を可能にすると
ともに、負荷変動による高圧電圧の変化の小さい電源を
実現するとともに、二つの2次巻線を調整することによ
り、25〜50%のフォーカス用電源を得ることができ
、電力損失の小さい高圧発生装置を提供することを目的
とする。
巻線を2分割し、その中間に多倍電圧整流回路素子を接
続することにより、より高次高調波同調を可能にすると
ともに、負荷変動による高圧電圧の変化の小さい電源を
実現するとともに、二つの2次巻線を調整することによ
り、25〜50%のフォーカス用電源を得ることができ
、電力損失の小さい高圧発生装置を提供することを目的
とする。
以下、この考案の高圧発生装置の実施例について図面に
基づき説明する。
基づき説明する。
第4図はその一実施例を示す回路図である。
この第4図において、21はフライバックトランスであ
り、21Pは1次巻線である。
り、21Pは1次巻線である。
また、2次巻線は二つの2次巻線21S1と21S2と
に分割されている。
に分割されている。
2次巻線21S2の一端はブラウン管CRTのアノード
などに接続されるようになっている。
などに接続されるようになっている。
2次巻線21S1の他端はアースされている。
2次巻線21S、と21S2との間には整流器D21〜
D23が直列に接続されている。
D23が直列に接続されている。
整流器D21とD2□との直列回路に並列にコンデンサ
C2□が接続されている。
C2□が接続されている。
また、整流器D2□とD23との直列回路に並列にコン
デンサC21が接続されている。
デンサC21が接続されている。
これらの整流器D21〜D23とコンデンサC21,C
2□とにより、2倍電圧整流回路を構成している。
2□とにより、2倍電圧整流回路を構成している。
そして、コンデンサC21の一端、すなわち、整流器D
21とD2□との接続点よりフォーカス電圧を取り出す
ようになっている。
21とD2□との接続点よりフォーカス電圧を取り出す
ようになっている。
次に、以上のように構成されたこの考案の高圧発生装置
の動作について説明する。
の動作について説明する。
1次巻線21Pに電圧V。
pを印加すれば、2次巻線21S、、21S2にはそれ
ぞれV。
ぞれV。
sl 、vcs2の電圧が誘起され、2次巻線21S2
の一端とアース間に発生する高圧電圧EHは、2倍電圧
整流回路によりEH=2(’Vcs□十V。
の一端とアース間に発生する高圧電圧EHは、2倍電圧
整流回路によりEH=2(’Vcs□十V。
s2 )となる。ただし、vcs□=vos2とする。
したがって、2次巻線21Stt 21 S2に誘起
する電圧は高圧電圧EHの1/4あればよいことになる
。
する電圧は高圧電圧EHの1/4あればよいことになる
。
つまり、2次巻線の巻数は第1図の従来の場合の172
に分けることができる。
に分けることができる。
2次巻線の巻線nHを2分割し、これを整流器D21〜
D23、コンデンサC21,C2゜による2倍電圧整流
回路素子で結ぶことによって、分布容量およびリーケー
ジインダクタンスを小さくすることができる。
D23、コンデンサC21,C2゜による2倍電圧整流
回路素子で結ぶことによって、分布容量およびリーケー
ジインダクタンスを小さくすることができる。
これにともない、高次同調を容易にして、負荷電流の変
化に対し、より安定した電圧電源を得ることができる。
化に対し、より安定した電圧電源を得ることができる。
第5図はこの考案の高圧発生装置の第2の実施例を示す
回路図である。
回路図である。
この第5図において、第4図と同一部分には同一符号を
付してその説明を省略し、第4図とは異なる部分を重点
的に述べることにする。
付してその説明を省略し、第4図とは異なる部分を重点
的に述べることにする。
この第5図では、ブラウン管CRTのフォーカス電圧を
損失少なく供給できるようにしたものである。
損失少なく供給できるようにしたものである。
つまり、第4図では、コンデンサC21を整流器D23
のカソードと整流器D2゜のアノード間に接続していた
が、この場合にはフォーカス電圧は高圧電圧EHの50
%になってしまう。
のカソードと整流器D2゜のアノード間に接続していた
が、この場合にはフォーカス電圧は高圧電圧EHの50
%になってしまう。
そこで、この第5図においては、フォーカス電圧を高圧
電圧EHの25%ないし33%にするために、コンデン
サC2□を整流器D21のカソードとアース間に接続す
るようにしたものである。
電圧EHの25%ないし33%にするために、コンデン
サC2□を整流器D21のカソードとアース間に接続す
るようにしたものである。
このようにすることにより、フォーカス電圧を高圧電圧
EHの25%とする場合には、2次巻線21S1の電圧
Vcsl =EH/ 4.2次巻線21S2の電圧v
cs2=EH/2とし、また、高圧電圧EHの30%の
フォーカス電圧を必要とする場合には、2次巻線21S
□の電圧ves1 ”EH/ 3.2次巻線21S2の
電圧V。
EHの25%とする場合には、2次巻線21S1の電圧
Vcsl =EH/ 4.2次巻線21S2の電圧v
cs2=EH/2とし、また、高圧電圧EHの30%の
フォーカス電圧を必要とする場合には、2次巻線21S
□の電圧ves1 ”EH/ 3.2次巻線21S2の
電圧V。
s2 =EH/3になるように、それぞれ2次巻線21
S1.21s2(7)巻数nH1,nH,を分割すれば
よいことになる。
S1.21s2(7)巻数nH1,nH,を分割すれば
よいことになる。
すなわち、2次巻線2 Is、、 21 s2の電圧v
cs1 ? Vcs2をV C81= V C32のと
き、高圧電圧EHは、EH= 2 (V(sl ) +
v os2EH/ 3 = v cst =v 、s
2であり、2次巻線21Si、21S2の巻数rIH1
,nH2あるいは電圧V(Sl t Vcs2はシング
ル整流の場合の173でよい。
cs1 ? Vcs2をV C81= V C32のと
き、高圧電圧EHは、EH= 2 (V(sl ) +
v os2EH/ 3 = v cst =v 、s
2であり、2次巻線21Si、21S2の巻数rIH1
,nH2あるいは電圧V(Sl t Vcs2はシング
ル整流の場合の173でよい。
また、vcs1〜Vcs2のとき(フォーカス電圧を高
圧電圧EHの24%とする場合)、2次巻線Vcs19
Vcs2の巻数はそれぞれnH,=EH/4.nH2
=EH/ 2となる。
圧電圧EHの24%とする場合)、2次巻線Vcs19
Vcs2の巻数はそれぞれnH,=EH/4.nH2
=EH/ 2となる。
この第5図の実施例では、第4図の実施例よりも、高次
同調は取り難くなるが、消費電力を少なくするためには
有効な方法である。
同調は取り難くなるが、消費電力を少なくするためには
有効な方法である。
以上のように、この考案の高圧発生装置によれば、2次
巻線を2分割した二つの2次巻線間に多倍電圧整流回路
素子を接続するようにしたので、高次同調を容易にでき
るとともに、フォーカス電圧も25〜50%の幅で調整
できる。
巻線を2分割した二つの2次巻線間に多倍電圧整流回路
素子を接続するようにしたので、高次同調を容易にでき
るとともに、フォーカス電圧も25〜50%の幅で調整
できる。
また、内部抵抗の小さい負荷に対して安定した低損失で
高圧を発生することができる。
高圧を発生することができる。
第1図および第2図はそれぞれ従来の高圧発生装置の回
路図、第3図は第2図の高圧発生装置の一部切欠断面図
、第4図はこの考案の高圧発生装置の一実施例の回路図
、第5図はこの考案の高圧発生装置の他の実施例を示す
回路図である。 21・・・・・・フライバックトランス、21P・・・
・・・1次巻線、21S□、21S2・・・・・・2次
巻線、D2□〜D23・・・・・・整流器、C2□、C
2゜・・・・・・コンデンサ、CRT・・・・・・ブラ
ウン管。
路図、第3図は第2図の高圧発生装置の一部切欠断面図
、第4図はこの考案の高圧発生装置の一実施例の回路図
、第5図はこの考案の高圧発生装置の他の実施例を示す
回路図である。 21・・・・・・フライバックトランス、21P・・・
・・・1次巻線、21S□、21S2・・・・・・2次
巻線、D2□〜D23・・・・・・整流器、C2□、C
2゜・・・・・・コンデンサ、CRT・・・・・・ブラ
ウン管。
Claims (1)
- 高圧発生トランスの2次巻線を2分割し、この2分割さ
れた2つの2次巻線間に多倍電圧整流回路素子を接続し
てなる高圧発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13518379U JPS6033752Y2 (ja) | 1979-09-29 | 1979-09-29 | 高圧発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13518379U JPS6033752Y2 (ja) | 1979-09-29 | 1979-09-29 | 高圧発生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5652496U JPS5652496U (ja) | 1981-05-09 |
JPS6033752Y2 true JPS6033752Y2 (ja) | 1985-10-07 |
Family
ID=29366734
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13518379U Expired JPS6033752Y2 (ja) | 1979-09-29 | 1979-09-29 | 高圧発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6033752Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-09-29 JP JP13518379U patent/JPS6033752Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5652496U (ja) | 1981-05-09 |
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