JPS605749Y2 - フライバツクトランス - Google Patents
フライバツクトランスInfo
- Publication number
- JPS605749Y2 JPS605749Y2 JP17686578U JP17686578U JPS605749Y2 JP S605749 Y2 JPS605749 Y2 JP S605749Y2 JP 17686578 U JP17686578 U JP 17686578U JP 17686578 U JP17686578 U JP 17686578U JP S605749 Y2 JPS605749 Y2 JP S605749Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- windings
- winding
- primary
- flyback transformer
- axial direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
- Rectifiers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、それぞれが複数個の巻線からなる1次巻線と
2次巻線とを備えたフライバックトランスに関する。
2次巻線とを備えたフライバックトランスに関する。
フライバックトランスにおいては、高次高周波同調をさ
せるために漏洩インダクタンスを小さくする必要があり
、このために1次巻線と2次巻線を積層してからもそれ
ぞれの巻厚を薄くし軸方向に長く配置するようになされ
ている。
せるために漏洩インダクタンスを小さくする必要があり
、このために1次巻線と2次巻線を積層してからもそれ
ぞれの巻厚を薄くし軸方向に長く配置するようになされ
ている。
また、そのとき効率を良(するために1次巻線の巻線を
同じ巻線で2つ設け、それらを並列に接続して使用する
ようになされている。
同じ巻線で2つ設け、それらを並列に接続して使用する
ようになされている。
2次巻線も軸方向に複数個に分割し、それぞれの間をダ
イオードを介して接続している。
イオードを介して接続している。
そして、いずれかの1次巻線と2次巻線との間で漏洩イ
ンダクタンスと浮遊容量を用いてフライバックパルスの
第5次高調波あるいは第7次高調波に同調させている。
ンダクタンスと浮遊容量を用いてフライバックパルスの
第5次高調波あるいは第7次高調波に同調させている。
ところが、このような従来のフライバックトランスにお
いては、1次巻線の2つの巻線の巻数は常に同一になる
ように作られており、たとえば一方の巻線の高次高周波
同調周波数を調整しようとして2つの1次巻線の巻線を
同数づつ増減させると、他方の巻線の方の調整がずれて
しまう等して、所望通りの状態に作成することが困難で
あるという欠点があった。
いては、1次巻線の2つの巻線の巻数は常に同一になる
ように作られており、たとえば一方の巻線の高次高周波
同調周波数を調整しようとして2つの1次巻線の巻線を
同数づつ増減させると、他方の巻線の方の調整がずれて
しまう等して、所望通りの状態に作成することが困難で
あるという欠点があった。
そこで、本考案はかかる従来の欠点を解決したフライバ
ックトランスを提供することを目的とするものであり、
以下、本考案につき一実施例の図面を参照して詳細に説
明する。
ックトランスを提供することを目的とするものであり、
以下、本考案につき一実施例の図面を参照して詳細に説
明する。
第1図はその構造を、第2図はその電気回路を示す。
図示したフライバックトランスでは、コア1の外周に、
2個の1次巻線P□、P2をそれぞれの位置を軸方向に
ずらせて設る。
2個の1次巻線P□、P2をそれぞれの位置を軸方向に
ずらせて設る。
これら2個の1次巻線Q1? P2の巻線はそれぞれ異
ならせ、かつ並列に接続する。
ならせ、かつ並列に接続する。
一方、この1次巻線P1.P2の外周に、3個の2次巻
線S1.S2.S3をやはりそれぞれの位置を軸方向に
ずらせて設ける。
線S1.S2.S3をやはりそれぞれの位置を軸方向に
ずらせて設ける。
これら2次巻線S、とS2の間およびS2とS3の間は
それぞ同一極性にしたダイオードD2.D3を介して直
列に接続し、2次巻線S0の他端にはやはり同一極性に
したダイオードD1を接続する。
それぞ同一極性にしたダイオードD2.D3を介して直
列に接続し、2次巻線S0の他端にはやはり同一極性に
したダイオードD1を接続する。
これらの巻線は絶縁ボビン2に巻装し、外周全体をエポ
キシ樹脂等の樹脂3でモールドする。
キシ樹脂等の樹脂3でモールドする。
4は絶縁部材、5は高圧取出用の高圧リード線、6は抵
抗、7はフォーカス電圧取出用の中圧リード線、8は端
子である。
抗、7はフォーカス電圧取出用の中圧リード線、8は端
子である。
なお、1次巻線P1またはP2に密結合させてパルス取
出用の3次巻線Tを設けておいてもよい。
出用の3次巻線Tを設けておいてもよい。
このような構成により、1次巻線を異った巻数のP、、
P2の2゛つに分けて並列に接続しても、この巻線P、
、P2は一次側の巻線であるために2次側の並列接続の
ようなショート電流が流れるおそれはなく、単に1次側
の駆動電流がP、、 P2の巻数に応じて配分されるの
みとなって悪影響を生じることはない。
P2の2゛つに分けて並列に接続しても、この巻線P、
、P2は一次側の巻線であるために2次側の並列接続の
ようなショート電流が流れるおそれはなく、単に1次側
の駆動電流がP、、 P2の巻数に応じて配分されるの
みとなって悪影響を生じることはない。
そしてこのような構成によれは、1次巻線P□と2次巻
線8.との結合お上びt次巻線S2.S3との結合の方
が、1次巻線P1と2次巻線S2.S3との結合および
1次巻線P2と2次巻線S1との間の結合よりもはるか
に密になり、1次巻線P1と2次巻線51との組と、1
次巻線P2と2次巻線S2.S3との組とをほぼ独立し
て調整することとなる。
線8.との結合お上びt次巻線S2.S3との結合の方
が、1次巻線P1と2次巻線S2.S3との結合および
1次巻線P2と2次巻線S1との間の結合よりもはるか
に密になり、1次巻線P1と2次巻線51との組と、1
次巻線P2と2次巻線S2.S3との組とをほぼ独立し
て調整することとなる。
従って、たとえば1次巻線P2と2次巻線S2との間で
第7次高調波に同調させたままで高圧の電圧を調整した
い場合には、もう−力の1次巻線P2を増減するか2次
巻線S2を増減するかすることにより、第7次高調波同
調状態に悪影響を与えることなく高圧の電圧のみを調整
することができる。
第7次高調波に同調させたままで高圧の電圧を調整した
い場合には、もう−力の1次巻線P2を増減するか2次
巻線S2を増減するかすることにより、第7次高調波同
調状態に悪影響を与えることなく高圧の電圧のみを調整
することができる。
もちろん、逆の場合についても同様である。
か<シ2て、1次巻線P4.P2の巻数を異ならせるこ
とにより、出力の電圧も高次高調波状態も独立して所望
の状態に調整することができ、容易に最良な状態のフラ
イバック[・ランスを得ることができることとなる。
とにより、出力の電圧も高次高調波状態も独立して所望
の状態に調整することができ、容易に最良な状態のフラ
イバック[・ランスを得ることができることとなる。
なお、以−にの実施例においては1次巻線を2個に2次
巻線を3個に分割したが、さらに多くに分割してもよい
ことはい“うまでもない。
巻線を3個に分割したが、さらに多くに分割してもよい
ことはい“うまでもない。
また、1次巻線P、、 P2は第1図のように軸方向に
完全に分離させるようにずらせても、あるいは、一部分
のろが重なり合うようにずらせてもよい。
完全に分離させるようにずらせても、あるいは、一部分
のろが重なり合うようにずらせてもよい。
以上詳述1.た通り、本考案によれば、1次巻線を巻数
の異なる2以上の巻線と腰軸方向にずらせてか“つ並列
に接続するように17たことにより、高次高周波同調と
出力電圧の調整を容易にして所望の特性を得ることがで
きるフライバックトランスが実現されるものである。
の異なる2以上の巻線と腰軸方向にずらせてか“つ並列
に接続するように17たことにより、高次高周波同調と
出力電圧の調整を容易にして所望の特性を得ることがで
きるフライバックトランスが実現されるものである。
第1図は本考案の一実施例におけるフライバックトラン
スの断面図、第2図はその回路図である。 Pl、P2・・・・・・1次巻線、S□t S2? s
3・・・・・・2次巻線、D、、 D2. D3・・・
・・・ダイオード、1・・・・・・コア、2・・・・・
・ボビン、3・・・・・・樹脂、5・・・・・・高圧リ
ード線、6・・・・・・抵抗、7・・・・・・中圧リー
ド線、8・・・・・・端子。
スの断面図、第2図はその回路図である。 Pl、P2・・・・・・1次巻線、S□t S2? s
3・・・・・・2次巻線、D、、 D2. D3・・・
・・・ダイオード、1・・・・・・コア、2・・・・・
・ボビン、3・・・・・・樹脂、5・・・・・・高圧リ
ード線、6・・・・・・抵抗、7・・・・・・中圧リー
ド線、8・・・・・・端子。
Claims (1)
- コアの外周に複数個の1次巻線をそれぞれの位置を軸方
向にずらせて設け、これらの複数個の1次巻線の巻線を
それぞれ異ならせて、かつ並列に接続し、上記複数個の
1次巻線のそれぞれの外周に複数個の2次巻線をそれぞ
れの位置を軸方向にずらせて設け、これらの複数個の2
次巻線をダイオードを介して直列に接続してなるフライ
バックトランス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17686578U JPS605749Y2 (ja) | 1978-12-21 | 1978-12-21 | フライバツクトランス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17686578U JPS605749Y2 (ja) | 1978-12-21 | 1978-12-21 | フライバツクトランス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5594186U JPS5594186U (ja) | 1980-06-30 |
JPS605749Y2 true JPS605749Y2 (ja) | 1985-02-22 |
Family
ID=29185808
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17686578U Expired JPS605749Y2 (ja) | 1978-12-21 | 1978-12-21 | フライバツクトランス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS605749Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-12-21 JP JP17686578U patent/JPS605749Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5594186U (ja) | 1980-06-30 |
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