JPS6026558Y2 - 直流高電圧発生装置 - Google Patents
直流高電圧発生装置Info
- Publication number
- JPS6026558Y2 JPS6026558Y2 JP1976072805U JP7280576U JPS6026558Y2 JP S6026558 Y2 JPS6026558 Y2 JP S6026558Y2 JP 1976072805 U JP1976072805 U JP 1976072805U JP 7280576 U JP7280576 U JP 7280576U JP S6026558 Y2 JPS6026558 Y2 JP S6026558Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- high voltage
- voltage generator
- rectifier
- secondary winding
- flyback transformer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
- Rectifiers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はフライバックトランスと整流器とを近接して一
体化せしめた直流高電圧発生装置に関するものである。
体化せしめた直流高電圧発生装置に関するものである。
フライバックトランスと整流器とを近接して一体化せし
めた直流高電圧発生装置は、たとえば第1図の等価回路
に示すようにフライバックトランス1の2次巻線である
複数個の分割コイル2と複数個の整流器とを交互に直列
接続して回路構成し、複数個の鍔を有する分割巻ボビン
のそれぞれの鍔間に分割コイル2、整流器5を交互に配
置して形成したものである。
めた直流高電圧発生装置は、たとえば第1図の等価回路
に示すようにフライバックトランス1の2次巻線である
複数個の分割コイル2と複数個の整流器とを交互に直列
接続して回路構成し、複数個の鍔を有する分割巻ボビン
のそれぞれの鍔間に分割コイル2、整流器5を交互に配
置して形成したものである。
ところがこのようにフライバックトランスと整流器とを
一体化せしめた直流高電圧発生装置における直流出力波
形は、その構造上、交流側と直流側とが近接しているた
め、負荷によるリップルよりも誘導によるリップルが大
きくなり、第1図の等価回路のフォーカス端子4あるい
はアノード端子5における波形は第3図aに示すように
かなり歪の大きいものであった。
一体化せしめた直流高電圧発生装置における直流出力波
形は、その構造上、交流側と直流側とが近接しているた
め、負荷によるリップルよりも誘導によるリップルが大
きくなり、第1図の等価回路のフォーカス端子4あるい
はアノード端子5における波形は第3図aに示すように
かなり歪の大きいものであった。
そこで従来は、このような出力波形の歪を補正するため
に高電圧発生装置の外部にバイパスコンデンサを用いて
いたが、こうした場合には余分な回路構成が必要となる
うえ、直流高電圧発生装置とバイパスコンデンサとは独
立したものであるためニコンデンサを配置するための余
分なスペースが必要となって、近年要望の高いセットの
小型化にそぐわないものとなるという不都合を有してい
た。
に高電圧発生装置の外部にバイパスコンデンサを用いて
いたが、こうした場合には余分な回路構成が必要となる
うえ、直流高電圧発生装置とバイパスコンデンサとは独
立したものであるためニコンデンサを配置するための余
分なスペースが必要となって、近年要望の高いセットの
小型化にそぐわないものとなるという不都合を有してい
た。
本考案は、このような点に鑑みてなされたもので、直流
高電圧発生装置の外部にコンデンサ等の電気部品を用い
ることなく出力波形の歪を緩和せしめた、フライバック
トランスと整流器とを近接して一体化せしめてなる直流
高電圧発生装置を提供することを目的とするものである
。
高電圧発生装置の外部にコンデンサ等の電気部品を用い
ることなく出力波形の歪を緩和せしめた、フライバック
トランスと整流器とを近接して一体化せしめてなる直流
高電圧発生装置を提供することを目的とするものである
。
以下に本考案の一実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。
る。
第2図は前記従来例のようにフライバックトランスと整
流器とを近接して一体化せしめた直流高電圧発生装置の
等価回路を示す図で、11はフライバックトランスの一
次巻線、12はそれぞれ分割巻きされた二次巻線、13
はそれぞれ前記二次巻線12と交互に直列接続された整
流器である。
流器とを近接して一体化せしめた直流高電圧発生装置の
等価回路を示す図で、11はフライバックトランスの一
次巻線、12はそれぞれ分割巻きされた二次巻線、13
はそれぞれ前記二次巻線12と交互に直列接続された整
流器である。
14.15はそれぞれフォーカス端子、アノード端子で
あり、それぞれ適宜の整流器13の出力端子から、前記
二次巻線12上あるいはそれと同一のコア上に配置され
その二次巻線12とは逆位相方向に巻回された歪補正巻
線16.17を介して引き出されたものである。
あり、それぞれ適宜の整流器13の出力端子から、前記
二次巻線12上あるいはそれと同一のコア上に配置され
その二次巻線12とは逆位相方向に巻回された歪補正巻
線16.17を介して引き出されたものである。
これらの歪補正巻線16.17は、第3図すに示すよう
に、それぞれの出力端子の取り出される整流器13の出
力端位置における歪波形、つまり前記第3図aに示すよ
うな歪波形を打ち消すような大きさの歪波形が生じるよ
うに設定されているものである。
に、それぞれの出力端子の取り出される整流器13の出
力端位置における歪波形、つまり前記第3図aに示すよ
うな歪波形を打ち消すような大きさの歪波形が生じるよ
うに設定されているものである。
このように回路構成された直流高電圧発生装置のそれぞ
れの出力端子における直流出力波形は、第3図aに示す
誘導により生じた歪が第3図すに示す逆位相の歪波形と
合皮されて第3図Cに示すようにほぼ平担なものとなる
のである。
れの出力端子における直流出力波形は、第3図aに示す
誘導により生じた歪が第3図すに示す逆位相の歪波形と
合皮されて第3図Cに示すようにほぼ平担なものとなる
のである。
ここで、第3図Cの波形はまだ僅かに歪んでいるが、こ
れは波形差に起因するものである。
れは波形差に起因するものである。
なお、この直流高電圧発生装置の具体的な構造は、複数
個二次巻線12と複数個の整流器13とを交互に直列接
続してなるものの場合、従来例に述べたように二次巻線
12と整流器13とを複数個の鍔を有するボビンの鍔間
に交互に設けて構成したものに限ることはなく、整流器
13を鍔の外周面に直接取り付けるようにしたものや、
鍔の外周部に取り付けた支持体を介して取り付けるよう
にしたもの等、要はフライバックトランスと整流器とを
近接して一体化せしめた構造のものであれはいかなるも
のでもよいのである。
個二次巻線12と複数個の整流器13とを交互に直列接
続してなるものの場合、従来例に述べたように二次巻線
12と整流器13とを複数個の鍔を有するボビンの鍔間
に交互に設けて構成したものに限ることはなく、整流器
13を鍔の外周面に直接取り付けるようにしたものや、
鍔の外周部に取り付けた支持体を介して取り付けるよう
にしたもの等、要はフライバックトランスと整流器とを
近接して一体化せしめた構造のものであれはいかなるも
のでもよいのである。
また本実施例のように分割巻きされた複数個の二次巻線
12と複数個の整流器13とか回路構成されたものでは
なく、1個の二次巻線と、この二次巻線終端に接続され
た1個の整流器とから構成されたものでもよいことはい
うまでもない。
12と複数個の整流器13とか回路構成されたものでは
なく、1個の二次巻線と、この二次巻線終端に接続され
た1個の整流器とから構成されたものでもよいことはい
うまでもない。
さらに歪補正巻線16.17は、整流器13のリード線
や、整流器13の出力端から引き出される出力端子の引
き出し線を二次巻線とは逆位相の電圧が誘起されるよう
な配置とすることによって構成することも可能である。
や、整流器13の出力端から引き出される出力端子の引
き出し線を二次巻線とは逆位相の電圧が誘起されるよう
な配置とすることによって構成することも可能である。
本考案は以上説明したように、フライバックトランスの
二次巻線に接続された整流器の出力端から、その二次巻
線は逆位相方向に巻回され、かつその二次巻線と磁気結
合した歪補正巻線を介して直流高電圧を取り出すように
したので、その出力波形の歪は大巾に緩和され、その結
果バイパスコンデンサ等の余分な電気部品が不要になる
とともに、セットの小型化が促進される等の実用的価値
多大なる効果を有するものである。
二次巻線に接続された整流器の出力端から、その二次巻
線は逆位相方向に巻回され、かつその二次巻線と磁気結
合した歪補正巻線を介して直流高電圧を取り出すように
したので、その出力波形の歪は大巾に緩和され、その結
果バイパスコンデンサ等の余分な電気部品が不要になる
とともに、セットの小型化が促進される等の実用的価値
多大なる効果を有するものである。
第1図は従来の直流高電圧発生装置の等価回路図、第2
図は本考案の一実施例の直流高電圧発生装置の等価回路
図、第3図は出力電圧の波形を説明するための波形図で
ある。 11・・・・・・一次巻線、12・・・・・・二次巻線
、13・・・・・・整流器、14・・・・・・フォーカ
ス端子、15・・−−−−7ノード端子、16,17・
・・・・・歪補正巻線。
図は本考案の一実施例の直流高電圧発生装置の等価回路
図、第3図は出力電圧の波形を説明するための波形図で
ある。 11・・・・・・一次巻線、12・・・・・・二次巻線
、13・・・・・・整流器、14・・・・・・フォーカ
ス端子、15・・−−−−7ノード端子、16,17・
・・・・・歪補正巻線。
Claims (1)
- フライバックトランスと整流器とを近接して一体化せし
めてなる直流高電圧発生装置において、前記フライバッ
クトランスの二次巻線とは逆位相方向に巻回され、かつ
その二次巻線と磁気結合した歪補正巻線を介して前記整
流器の出力端から直流高電圧を取り出すようにしたこと
を特徴とする直流高電圧発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976072805U JPS6026558Y2 (ja) | 1976-06-04 | 1976-06-04 | 直流高電圧発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976072805U JPS6026558Y2 (ja) | 1976-06-04 | 1976-06-04 | 直流高電圧発生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52163730U JPS52163730U (ja) | 1977-12-12 |
JPS6026558Y2 true JPS6026558Y2 (ja) | 1985-08-09 |
Family
ID=28544453
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976072805U Expired JPS6026558Y2 (ja) | 1976-06-04 | 1976-06-04 | 直流高電圧発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6026558Y2 (ja) |
-
1976
- 1976-06-04 JP JP1976072805U patent/JPS6026558Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52163730U (ja) | 1977-12-12 |
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