JPS6058568B2 - コイル - Google Patents
コイルInfo
- Publication number
- JPS6058568B2 JPS6058568B2 JP53016842A JP1684278A JPS6058568B2 JP S6058568 B2 JPS6058568 B2 JP S6058568B2 JP 53016842 A JP53016842 A JP 53016842A JP 1684278 A JP1684278 A JP 1684278A JP S6058568 B2 JPS6058568 B2 JP S6058568B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- winding
- layer
- turns
- layers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Insulating Of Coils (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は漏洩型トランスなどに用いるコイルに関する
ものである。
ものである。
一般的な漏洩型トランスは、第1図および第2図に示す
ように、E形鉄心1の中央脚2に1次コイル3および2
次コイル4を巻装し、これらのコイル3、4間にバス鉄
心5を介在させ、E形鉄心1にI形鉄心6を組合わせて
いる。
ように、E形鉄心1の中央脚2に1次コイル3および2
次コイル4を巻装し、これらのコイル3、4間にバス鉄
心5を介在させ、E形鉄心1にI形鉄心6を組合わせて
いる。
ところで、この漏洩型トランスは、1次側または2次側
で電流;を断続した場合、コイル層間電圧が第3図に示
すように巻始め部分および巻終り部分において極端に高
くなる。そのため、従来は第4図に示すように、ボビン
7に巻装したコイル8の巻始め部分8−jsレッ゛y6
lケ ′バカn’、゜ [ ^に日ヨ^−ムに −&
゛ 魯 ・−ー・ ・順次増加および順次減少させる構
成(飛び巻きと呼ぶ)とすることにより層間電圧の平坦
化を図つている。
で電流;を断続した場合、コイル層間電圧が第3図に示
すように巻始め部分および巻終り部分において極端に高
くなる。そのため、従来は第4図に示すように、ボビン
7に巻装したコイル8の巻始め部分8−jsレッ゛y6
lケ ′バカn’、゜ [ ^に日ヨ^−ムに −&
゛ 魯 ・−ー・ ・順次増加および順次減少させる構
成(飛び巻きと呼ぶ)とすることにより層間電圧の平坦
化を図つている。
なお、9は層間絶縁シート、10は外周絶縁シートであ
る。ところが、このような構成では、巻始め部分Baお
よび巻終り部分8bの各層が相互に重なり合つているた
め、層間絶縁シート9の厚みむらおよびピンホール等に
よつてレアシヨートを起こすことがあつた。したがつて
、この発明の目的は、巻始め部分および巻終り部分のレ
アシヨートを防止できるコイルを提供することである。
る。ところが、このような構成では、巻始め部分Baお
よび巻終り部分8bの各層が相互に重なり合つているた
め、層間絶縁シート9の厚みむらおよびピンホール等に
よつてレアシヨートを起こすことがあつた。したがつて
、この発明の目的は、巻始め部分および巻終り部分のレ
アシヨートを防止できるコイルを提供することである。
この発明の一実施例を第5図に示す。
すなわち、このコイル11は、巻始め部分11aおよび
巻終り部分11bの各層のコイル素線の巻数をそれぞれ
順次増加および順次減少させるとともに、相互に隣接す
る各層のコイル素線を全体としてコイル軸方向にずらせ
て重なり合わないようにしたものである。このように構
成した結果、例えば第1層目と重なるのは第6層目であ
り、この間に5枚の層間絶縁シート9が介在することと
なり、この間の絶縁耐力が大幅に向上し、レアシヨート
を回避することができる。この発明の他の実施例を第6
図に示す。
巻終り部分11bの各層のコイル素線の巻数をそれぞれ
順次増加および順次減少させるとともに、相互に隣接す
る各層のコイル素線を全体としてコイル軸方向にずらせ
て重なり合わないようにしたものである。このように構
成した結果、例えば第1層目と重なるのは第6層目であ
り、この間に5枚の層間絶縁シート9が介在することと
なり、この間の絶縁耐力が大幅に向上し、レアシヨート
を回避することができる。この発明の他の実施例を第6
図に示す。
このコイル12は、巻始め部分12aおよび巻終り部分
12bの各層の巻数を5回とし、3層間隔を周期として
相互に隣接する各層をコイル軸方向にずらせて重なり合
わないようにしたものである。この構成によれば、ずら
せた層数が多くなるため、絶縁耐力が一層向上した。以
上のように、この発明のコイルは、層間絶縁シートを介
してコイル素線を多層に巻回したものであつて、その巻
始め部分および巻終り部分のコイル素線の巻数を残りの
中間部分よりも少なくし、前記巻始め部分および巻終り
部分における各層のコイル素線の全体を、相隣接する層
間同志で相互にコイル軸方向にずらせて全体として重な
り合わないようにしたため、大型化することなく巻始め
部分および巻終り部分の絶縁耐力が向上し、レアシヨー
トを防止てきる効果がある。
12bの各層の巻数を5回とし、3層間隔を周期として
相互に隣接する各層をコイル軸方向にずらせて重なり合
わないようにしたものである。この構成によれば、ずら
せた層数が多くなるため、絶縁耐力が一層向上した。以
上のように、この発明のコイルは、層間絶縁シートを介
してコイル素線を多層に巻回したものであつて、その巻
始め部分および巻終り部分のコイル素線の巻数を残りの
中間部分よりも少なくし、前記巻始め部分および巻終り
部分における各層のコイル素線の全体を、相隣接する層
間同志で相互にコイル軸方向にずらせて全体として重な
り合わないようにしたため、大型化することなく巻始め
部分および巻終り部分の絶縁耐力が向上し、レアシヨー
トを防止てきる効果がある。
第1図は一般的な漏洩型トランスの外観斜視図、第2図
はその部分断面図、第3図はそのコイルの層間電圧一層
数特性図、第4図は従来例の説明図、第5図はこの発明
の一実施例の説明図、第6図は他の実施例の説明図であ
る。 7・・・・・・ボビン、9・・・・・・層間絶縁シート
、11,12・・・・コイル、11a,12a・・・・
・・巻始め部分、11b,12b・・・・・・巻終り部
分。
はその部分断面図、第3図はそのコイルの層間電圧一層
数特性図、第4図は従来例の説明図、第5図はこの発明
の一実施例の説明図、第6図は他の実施例の説明図であ
る。 7・・・・・・ボビン、9・・・・・・層間絶縁シート
、11,12・・・・コイル、11a,12a・・・・
・・巻始め部分、11b,12b・・・・・・巻終り部
分。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 層間絶縁シートを介してコイル素線を多層に巻回し
たものであつて、その巻始め部分および巻終り部分のコ
イル素線の巻数を残りの中間部分よりも少なくし、前記
巻始め部分および巻終り部分における各層のコイル素線
の全体を、相隣接する層間同志で相互にコイル軸方向に
ずらせて重なり合わないようにしたことを特徴とするコ
イル。 2 前記巻始め部分および巻終り部分の各層の巻数をそ
れぞれ順次増加および順次減少させた特許請求の範囲第
1項記載のコイル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53016842A JPS6058568B2 (ja) | 1978-02-15 | 1978-02-15 | コイル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53016842A JPS6058568B2 (ja) | 1978-02-15 | 1978-02-15 | コイル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54109128A JPS54109128A (en) | 1979-08-27 |
JPS6058568B2 true JPS6058568B2 (ja) | 1985-12-20 |
Family
ID=11927454
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53016842A Expired JPS6058568B2 (ja) | 1978-02-15 | 1978-02-15 | コイル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6058568B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6244511Y2 (ja) * | 1980-11-17 | 1987-11-25 | ||
JP2560169Y2 (ja) * | 1991-05-23 | 1998-01-21 | 株式会社三陽電機製作所 | 電撃殺虫器 |
-
1978
- 1978-02-15 JP JP53016842A patent/JPS6058568B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54109128A (en) | 1979-08-27 |
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