JPS6025867Y2 - コイルボビン - Google Patents
コイルボビンInfo
- Publication number
- JPS6025867Y2 JPS6025867Y2 JP16594880U JP16594880U JPS6025867Y2 JP S6025867 Y2 JPS6025867 Y2 JP S6025867Y2 JP 16594880 U JP16594880 U JP 16594880U JP 16594880 U JP16594880 U JP 16594880U JP S6025867 Y2 JPS6025867 Y2 JP S6025867Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil bobbin
- winding
- metal piece
- resin
- terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は樹脂モールド型フライバックトランス(以下
FBTと記す)に使用されるコイルボビンに関するもの
である。
FBTと記す)に使用されるコイルボビンに関するもの
である。
従来のFBTのコイルボビンを第1図a、bおよび、第
2図に示す。
2図に示す。
これらの図において、1は二次側コイルボビン、2は鍔
、3は端子台(鍔の一部を利用してなる突起部)、4は
金属片、5は溝、6は巻線、7は端末巻線である。
、3は端子台(鍔の一部を利用してなる突起部)、4は
金属片、5は溝、6は巻線、7は端末巻線である。
このようなコイルボビンを使用したFBTでは二次巻線
では約3QKVの高電圧を発生しており複数個のダイオ
ードで分割され、複数個の巻線群により構成され、それ
ぞれの巻線群の巻始めと巻紙りの端末処理は金属片4に
巻付けられている。
では約3QKVの高電圧を発生しており複数個のダイオ
ードで分割され、複数個の巻線群により構成され、それ
ぞれの巻線群の巻始めと巻紙りの端末処理は金属片4に
巻付けられている。
金属片4には数KVのパルス電圧と巻線により昇圧され
た直流成分の電圧が印加される。
た直流成分の電圧が印加される。
第2図において、端末巻線7と金属片4は同電位である
が、金属片の下部4aと巻線6a間には、電位差数KV
が印加されることになる。
が、金属片の下部4aと巻線6a間には、電位差数KV
が印加されることになる。
最近のFBTでは、小型軽量化することにより低コスト
化を図っている為、二次側コイルボビンも同様に、高さ
と径を小さくしている。
化を図っている為、二次側コイルボビンも同様に、高さ
と径を小さくしている。
その為当然、鍔2の厚みも薄くなっている。
このように鍔2の厚みは薄<、又コイルボビン1の高さ
も小さくなっているので、金属片4と巻線6間の距離は
非常に短いものとなっている。
も小さくなっているので、金属片4と巻線6間の距離は
非常に短いものとなっている。
金属片4と巻線6間の距離は絶縁上貫通破壊を起こさな
い様考慮されているが、FBTは注型樹脂に樹脂モール
ドしているので、コイルボビンの成型樹脂と注型樹脂の
密着性が悪ければ、端子台3の成型用樹脂と溝5の注型
樹脂間がはがれ、金属片4と巻線6間て沿面破壊が起こ
る。
い様考慮されているが、FBTは注型樹脂に樹脂モール
ドしているので、コイルボビンの成型樹脂と注型樹脂の
密着性が悪ければ、端子台3の成型用樹脂と溝5の注型
樹脂間がはがれ、金属片4と巻線6間て沿面破壊が起こ
る。
方この沿面破壊に対処する為に、金属片4と巻線6の間
の距離を長くとれは、当然コイルホビンが大きくなり、
FBTは大きくなる。
の距離を長くとれは、当然コイルホビンが大きくなり、
FBTは大きくなる。
この考案の目的は、二次側コイルボビンを長くすること
なく、十分な絶縁距離を確保することができるコイルボ
ビンを提供することにある。
なく、十分な絶縁距離を確保することができるコイルボ
ビンを提供することにある。
以下にこの考案の一実施例を第3図、第4図および第5
図を用いて説明する。
図を用いて説明する。
図に示すように、鍔2を一部利用してなる端子台3の溝
5の方向を巻線6の方向に対し900、あるいは、18
0°の方向にすることにより、金属片4と巻線6の間に
は、端子台3の成型樹脂があり、成型樹脂と注型樹脂の
密着性が悪い場合でも、金属片4と巻線6間で沿面破壊
を起こし絶縁不良となることがない。
5の方向を巻線6の方向に対し900、あるいは、18
0°の方向にすることにより、金属片4と巻線6の間に
は、端子台3の成型樹脂があり、成型樹脂と注型樹脂の
密着性が悪い場合でも、金属片4と巻線6間で沿面破壊
を起こし絶縁不良となることがない。
なお溝4の方向は巻線方向に対し900.180°以外
の任意の角度でも同様である。
の任意の角度でも同様である。
以上の様に、本考案のコイルボビンを使用スれは、コイ
ルボビンを長くすることなく、金属片と巻線間の絶縁性
を確保することができる。
ルボビンを長くすることなく、金属片と巻線間の絶縁性
を確保することができる。
第1図a、 bはそれぞれ従来のコイルボビンの平面
図および正面図、第2図は同従来のコイルボビンの端子
台部の部分断面図、第3図、第4図はともに本考案の一
実施例であるコイルホビンの正面図、第5図は同本考案
の一実施例であるコイルボビンの端子台部の部分断面図
である。 2・・・・・・鍔、3・・・・・・端子台、4・・・・
・・金属片、5・・・・・・溝、6,6a・・・・・・
巻線。
図および正面図、第2図は同従来のコイルボビンの端子
台部の部分断面図、第3図、第4図はともに本考案の一
実施例であるコイルホビンの正面図、第5図は同本考案
の一実施例であるコイルボビンの端子台部の部分断面図
である。 2・・・・・・鍔、3・・・・・・端子台、4・・・・
・・金属片、5・・・・・・溝、6,6a・・・・・・
巻線。
Claims (1)
- 巻線仕切用の鍔を有しかつ上記鍔の一部には上記巻線の
終端が接続される端子片が取付けられる端子台部が設け
られた樹脂モールド型フライバックトランス用コイルボ
ビンにおいて、上記端子台部に、上記端子片挿入用の凹
部を設けるとともに上記鍔の上記巻線が施される側と反
対側において上記凹部に通じるモールド用樹脂の流入路
を設けたことを特徴とするコイルボビン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16594880U JPS6025867Y2 (ja) | 1980-11-18 | 1980-11-18 | コイルボビン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16594880U JPS6025867Y2 (ja) | 1980-11-18 | 1980-11-18 | コイルボビン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5787505U JPS5787505U (ja) | 1982-05-29 |
JPS6025867Y2 true JPS6025867Y2 (ja) | 1985-08-03 |
Family
ID=29524616
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16594880U Expired JPS6025867Y2 (ja) | 1980-11-18 | 1980-11-18 | コイルボビン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6025867Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-11-18 JP JP16594880U patent/JPS6025867Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5787505U (ja) | 1982-05-29 |
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