JPS5814570Y2 - ピン付ボビン - Google Patents
ピン付ボビンInfo
- Publication number
- JPS5814570Y2 JPS5814570Y2 JP1978153501U JP15350178U JPS5814570Y2 JP S5814570 Y2 JPS5814570 Y2 JP S5814570Y2 JP 1978153501 U JP1978153501 U JP 1978153501U JP 15350178 U JP15350178 U JP 15350178U JP S5814570 Y2 JPS5814570 Y2 JP S5814570Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pin
- bobbin
- piece
- lead wire
- winding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、高電圧が加わる高圧トランスやインダクタン
ス素子に用いるのに適したピン付ボビンに関する。
ス素子に用いるのに適したピン付ボビンに関する。
一般に、ピン付ボビンは、ボビンのつば部分に駒を形成
し、この駒の部分に端子としてのピンを設けた構成であ
る。
し、この駒の部分に端子としてのピンを設けた構成であ
る。
第1図は、従来のピン付ボビンを示す。
この図において、ピン付ボビン1の下つば2には両側に
駒3が形成され、それらの駒3に夫々端子となるピン4
が設けられる。
駒3が形成され、それらの駒3に夫々端子となるピン4
が設けられる。
この場合、下つば2の内面(巻線が巻装される面)は平
坦面となっている。
坦面となっている。
第2図は上記の如きピン付ボビン1に1次巻線10、絶
縁材11及び2次巻線12を設けて、トランスを構成す
る場合を示す。
縁材11及び2次巻線12を設けて、トランスを構成す
る場合を示す。
この場合、ピン付ボビン1の下つば2の内面は平坦面で
あるがら、1次巻線10よりの引出線13は、2次巻線
12と下つば2との間を通ることになり、その引出線1
3は2次巻線12に密接してしまい、両者の絶縁が問題
となる。
あるがら、1次巻線10よりの引出線13は、2次巻線
12と下つば2との間を通ることになり、その引出線1
3は2次巻線12に密接してしまい、両者の絶縁が問題
となる。
このため、従来のピン付ボビン1を高圧トランス等を用
いたのでは短絡事故等を生ずる恐れがあった。
いたのでは短絡事故等を生ずる恐れがあった。
本考案は、上記の点に鑑み、つばの一部に段差を形成し
て引出線の引出し及び絶縁を容易にしたピン付ボビンを
提供しようとするものである。
て引出線の引出し及び絶縁を容易にしたピン付ボビンを
提供しようとするものである。
以下、本考案に係るピン付ボビンの実施例を図面に従っ
て説明する。
て説明する。
第3図において、ピン付ボビン1Aの下っば2Aには、
嵌挿すべきコアの軸芯円柱部又はボビン1Aの筒状部よ
り略放射状にひらくように形成された面により段差20
が形成され、これにより下っば2Aの内面の一部は1段
低い段差面21となっている。
嵌挿すべきコアの軸芯円柱部又はボビン1Aの筒状部よ
り略放射状にひらくように形成された面により段差20
が形成され、これにより下っば2Aの内面の一部は1段
低い段差面21となっている。
そして、段差面21に駒3が形成され、該駒3に端子と
なるピン4が設けられる。
なるピン4が設けられる。
第4図及び第5図は、上記のピン付ボビン1Aに1次巻
線10、絶縁材11及び2次巻線12を設け、さらにコ
ア22A、22Bを嵌めてトランスを構成する場合を示
す。
線10、絶縁材11及び2次巻線12を設け、さらにコ
ア22A、22Bを嵌めてトランスを構成する場合を示
す。
この場合、1次巻線10よりの引出線13は、前記下つ
ば2Aに形成された段差面21より引出されるため、引
出線13と2次巻線12との間に絶縁距離を設けること
が可能になる。
ば2Aに形成された段差面21より引出されるため、引
出線13と2次巻線12との間に絶縁距離を設けること
が可能になる。
従って、上記実施例によれば、下つば2Aに段差20を
形成することにより、引出線13の引出し及び絶縁を容
易にすることができる。
形成することにより、引出線13の引出し及び絶縁を容
易にすることができる。
この結果、高圧が加わる高圧トランス、インダクタンス
素子に用いれば、引出線部分における短絡事故の発生を
防止することが可能である。
素子に用いれば、引出線部分における短絡事故の発生を
防止することが可能である。
なお、上記実施例では、駒3及びピン4を形成した下つ
ば2Aに段差20を形成した場合を示したが、必要に応
じて上つばにも駒及びピンを形成して上つばにも段差を
形成してもよい。
ば2Aに段差20を形成した場合を示したが、必要に応
じて上つばにも駒及びピンを形成して上つばにも段差を
形成してもよい。
叙上のように、本考案によれば、つばの一部に段差を形
成して引出線の引出し及び絶縁を容易にしたピン付ボビ
ンを得る。
成して引出線の引出し及び絶縁を容易にしたピン付ボビ
ンを得る。
さらに、本考案は前記段差により高周波で高置用トラン
スまたはインダクタンス素子の組立と信頼性の向上を格
段に容易とすることができ、しがもなんら短絡事故の発
生はなく、引出線の配線およびピンのからげは太い導線
を用いてもきわめて容易であり、多数の引出線をピンに
接続できるものであり、例えば、DC−DCコンバータ
ー用のスイッチング電源用トランスにきわめて適した構
造である。
スまたはインダクタンス素子の組立と信頼性の向上を格
段に容易とすることができ、しがもなんら短絡事故の発
生はなく、引出線の配線およびピンのからげは太い導線
を用いてもきわめて容易であり、多数の引出線をピンに
接続できるものであり、例えば、DC−DCコンバータ
ー用のスイッチング電源用トランスにきわめて適した構
造である。
第1図は従来のピン付ボビンの斜視図、第2図は従来の
ピン付ボビンを用いたトランスであってコアを省略して
示す断面図、第3図は本考案に係るピン付ボビンの実施
例を示す斜視図、第4図は実施例のピン付ボビンを用い
たトランスの断面図、第5図は同斜視図である。 1.1A・・・・・・ピン付ボビン、2,2A・・・・
・・下っば、3・・・・・・駒、4・・・・・・ピン、
10・・・・・・1次巻線、11・・・・・・絶縁材、
12・・・・・・2次巻線、13・・・・・・引出線、
20・・・・・・段差、21・・・・・・段差面。
ピン付ボビンを用いたトランスであってコアを省略して
示す断面図、第3図は本考案に係るピン付ボビンの実施
例を示す斜視図、第4図は実施例のピン付ボビンを用い
たトランスの断面図、第5図は同斜視図である。 1.1A・・・・・・ピン付ボビン、2,2A・・・・
・・下っば、3・・・・・・駒、4・・・・・・ピン、
10・・・・・・1次巻線、11・・・・・・絶縁材、
12・・・・・・2次巻線、13・・・・・・引出線、
20・・・・・・段差、21・・・・・・段差面。
Claims (1)
- ボビンのつばに内面が平坦な部分と駒3を形成し、この
駒3の部分に端子となるピン4を設け、一方の巻線の引
出線は他方の巻線からはなれて引出されるように形成し
たトランスまたはインダクタンス素子のピン付ボビンに
おいて、前記ピン4を設けたつばにコアの軸芯円柱部ま
たはボビンの筒状部より略放射状にひらくように形成さ
れた面により段差20を形成し、前記内面よりひくい段
差面21を設けたことを特徴とするピン付ボビン。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978153501U JPS5814570Y2 (ja) | 1978-11-09 | 1978-11-09 | ピン付ボビン |
GB7937379A GB2035706B (en) | 1978-11-09 | 1979-10-29 | Inductance element |
DE2944583A DE2944583C2 (de) | 1978-11-09 | 1979-11-05 | Spulenkörper mit Kern |
NLAANVRAGE7908236,A NL178826C (nl) | 1978-11-09 | 1979-11-09 | Inductantie-element. |
US06/675,468 US4549158A (en) | 1978-11-09 | 1984-11-28 | Inductance element |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978153501U JPS5814570Y2 (ja) | 1978-11-09 | 1978-11-09 | ピン付ボビン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5571505U JPS5571505U (ja) | 1980-05-16 |
JPS5814570Y2 true JPS5814570Y2 (ja) | 1983-03-23 |
Family
ID=29140740
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978153501U Expired JPS5814570Y2 (ja) | 1978-11-09 | 1978-11-09 | ピン付ボビン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5814570Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4656799B2 (ja) * | 2002-03-27 | 2011-03-23 | スミダコーポレーション株式会社 | 昇圧トランス |
JP4888844B2 (ja) | 2009-08-28 | 2012-02-29 | Tdk株式会社 | コイル部品 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5524823Y2 (ja) * | 1975-04-04 | 1980-06-14 |
-
1978
- 1978-11-09 JP JP1978153501U patent/JPS5814570Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5571505U (ja) | 1980-05-16 |
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