JPS5828347Y2 - 樹脂モ−ルド変成器 - Google Patents
樹脂モ−ルド変成器Info
- Publication number
- JPS5828347Y2 JPS5828347Y2 JP1978054211U JP5421178U JPS5828347Y2 JP S5828347 Y2 JPS5828347 Y2 JP S5828347Y2 JP 1978054211 U JP1978054211 U JP 1978054211U JP 5421178 U JP5421178 U JP 5421178U JP S5828347 Y2 JPS5828347 Y2 JP S5828347Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- synthetic resin
- fuse
- transformer
- iron core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
- Regulation Of General Use Transformers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はヒユーズ付属樹脂モールド変成器に係り、特に
機器の小形軽量化を計ると共に合成樹脂の耐クラツク性
を向上させるように改良したものに関する。
機器の小形軽量化を計ると共に合成樹脂の耐クラツク性
を向上させるように改良したものに関する。
樹脂モールド変成器はコイル部分のみ合成樹脂によりモ
ールド成形し、その後鉄心を取付けるコイルモールド形
と、コイル及び鉄心を一体にモールド成形する全モール
ド形がある。
ールド成形し、その後鉄心を取付けるコイルモールド形
と、コイル及び鉄心を一体にモールド成形する全モール
ド形がある。
前者のコイルモールド形の変成器はその構造上鉄心が露
出しているので、樹脂表面に設けられる高電圧端子と鉄
心との間に絶縁寸法を確保するために高電圧端子の位置
を高くしなければならず、機器が大形化する。
出しているので、樹脂表面に設けられる高電圧端子と鉄
心との間に絶縁寸法を確保するために高電圧端子の位置
を高くしなければならず、機器が大形化する。
これに対し、後者の全モールド形の変成器は鉄心がコイ
ルとともに一体にモールドされており、鉄心が露出しな
いので、小形化することができる。
ルとともに一体にモールドされており、鉄心が露出しな
いので、小形化することができる。
第１図及び第２は従来の全モールド形の樹脂モールド変
成器の構造を示し、第１図は正面断面図、第２図は同側
面断面図である。
成器の構造を示し、第１図は正面断面図、第２図は同側
面断面図である。
鉄心１の外周にコイル２を巻回し、鉄心１とコイル２を
合成樹脂３で一体モールドして構成している。
合成樹脂３で一体モールドして構成している。
コイル２から引出された２本の口出線４，４は合成樹脂
３の上部の平な表面に間隔をおいて埋設された２個の端
子５ ａ 、５ ａに夫々接続される。
３の上部の平な表面に間隔をおいて埋設された２個の端
子５ ａ 、５ ａに夫々接続される。
また合成樹脂３の上部表面には２個の端子５ ａ 、５
ａと所定の間隔をおいて、外部接続用の端孔５ｂ、５
ｂが埋設されている。
ａと所定の間隔をおいて、外部接続用の端孔５ｂ、５
ｂが埋設されている。
そして各端子５ ａ 、５ ａ 、５ ｂ 、５ ｂに
はヒユーズクリップ６が固定され、端子５ａと外部接続
用の端子５ｂを１組として２組の端子５ａ、５ｂにヒユ
ーズクリップ６を介してヒユーズ７．７が取付けられる
。
はヒユーズクリップ６が固定され、端子５ａと外部接続
用の端子５ｂを１組として２組の端子５ａ、５ｂにヒユ
ーズクリップ６を介してヒユーズ７．７が取付けられる
。
なお３１は端子５ａ、５ａ及び５ｂ。５ｂ間の沿面絶縁
距離を大きくするためにヒユーズ７．７間に設けられた
合成樹脂３のひだ部である。
距離を大きくするためにヒユーズ７．７間に設けられた
合成樹脂３のひだ部である。
ところで、このようにコイル２及び鉄心１を一体モール
ドし小形化した樹脂モールド変成器においても、ヒユー
ズ７の取付位置が合成樹脂３の上部にあるので、電極高
さＨｌが比較的大きく、シかも、ヒユーズ７．７間にヒ
ダ部３１を設けているために機器が大きくなっていた。
ドし小形化した樹脂モールド変成器においても、ヒユー
ズ７の取付位置が合成樹脂３の上部にあるので、電極高
さＨｌが比較的大きく、シかも、ヒユーズ７．７間にヒ
ダ部３１を設けているために機器が大きくなっていた。
近年、これら樹脂モールド変成器を収納する配電盤等も
コンパクト化のために努力がはられれており、全モール
ド形の樹脂モールド変成器についても更に小形軽量化が
必要である。
コンパクト化のために努力がはられれており、全モール
ド形の樹脂モールド変成器についても更に小形軽量化が
必要である。
本考案の目的は上述の点に鑑みなされたもので、特に小
形軽量に製作できしかも合成樹脂の耐クラツク性を向上
させることのできる樹脂モールド変成器を提供すること
にある。
形軽量に製作できしかも合成樹脂の耐クラツク性を向上
させることのできる樹脂モールド変成器を提供すること
にある。
以下、本考案の詳細を図示の実施例によって説明する。
第３図は本考案の一実施例を示す樹脂モールド変形器の
正面断面図で、第４図は同側面断面図である。
正面断面図で、第４図は同側面断面図である。
鉄心１の外周にコイル２を巻回し、鉄心１とコイル２を
合成樹脂３で一体モールドする。
合成樹脂３で一体モールドする。
この場合、合成樹脂３の上部はコイル２及び鉄心１から
なる変成器中身の上面に対してほぼ均一の樹脂層が形成
されるように構成する。
なる変成器中身の上面に対してほぼ均一の樹脂層が形成
されるように構成する。
これにより合成樹脂３の表面は変成器中身の上面の形状
に沿った形状となり、中央に位置するコイル３近接部の
表面がその両側に位置する鉄心１近接部の表面より高く
なる凸形状に形成される。
に沿った形状となり、中央に位置するコイル３近接部の
表面がその両側に位置する鉄心１近接部の表面より高く
なる凸形状に形成される。
コイル２から引出された日出線４が接続される端子５ａ
及び外部接続用の端子５ｂは合成樹脂３の、鉄心１近接
部表面に所定の間隔をおいて埋設される。
及び外部接続用の端子５ｂは合成樹脂３の、鉄心１近接
部表面に所定の間隔をおいて埋設される。
各端子５ａ、５ｂにはヒユーズクリップ６が取付けられ
、端子５ ａ 、５ ｂを１組として２組のヒユーズク
リップ６間にヒユーズ７．７が取付けられる。
、端子５ ａ 、５ ｂを１組として２組のヒユーズク
リップ６間にヒユーズ７．７が取付けられる。
従ってヒユーズ７．７は合成樹脂３の、コイル２近接部
の両側に位置するくぼみに配置されることになる。
の両側に位置するくぼみに配置されることになる。
この様に構成すれば、端子５ ａ 、５ ａ間及び５ｂ
、５ｂ間はコイル２の鉄心１に対する凸形状によって、
合成樹脂３のコイル２近接部表面が鉄心１近接部表面に
対して凸形状となっていることにより、必要な沿面絶縁
距離が得られ、合成樹脂３の上部のヒユーズ７．７間に
ヒダ部を設ける必要がないので、機器の全高を低くする
ことが出来る。
、５ｂ間はコイル２の鉄心１に対する凸形状によって、
合成樹脂３のコイル２近接部表面が鉄心１近接部表面に
対して凸形状となっていることにより、必要な沿面絶縁
距離が得られ、合成樹脂３の上部のヒユーズ７．７間に
ヒダ部を設ける必要がないので、機器の全高を低くする
ことが出来る。
またヒユーズ７を合成樹脂３のコイル２近接部表面より
くぼんだ鉄心１近接部表面上に配置するので電極部高さ
Ｈ２も第１図に示す従来の樹脂モールド変成器の電極高
さＨｌより低く出来る。
くぼんだ鉄心１近接部表面上に配置するので電極部高さ
Ｈ２も第１図に示す従来の樹脂モールド変成器の電極高
さＨｌより低く出来る。
さらに、鉄心１上部の合成樹脂３の量が減少し軽量化出
来ると共に、合成樹脂３層の厚さが概略均一化されてい
るので、合成樹脂３の硬化収納応力が概略均一化出来、
応力の集中や不均一が避けられ耐クラツク性が向上する
。
来ると共に、合成樹脂３層の厚さが概略均一化されてい
るので、合成樹脂３の硬化収納応力が概略均一化出来、
応力の集中や不均一が避けられ耐クラツク性が向上する
。
なお、上記実施例においては、ヒユーズ７がコイル２の
軸方向に沿って配置される場合について説明したが、第
５図に示すように、コイル２の軸方向と直角方向にヒユ
ーズ７を配置する場合も同様に実施できる。
軸方向に沿って配置される場合について説明したが、第
５図に示すように、コイル２の軸方向と直角方向にヒユ
ーズ７を配置する場合も同様に実施できる。
以上説明の様に、本考案による樹脂モールド変成器は小
形軽量化、耐クラツク性の向上が計れ、しかも電極高さ
が低減されることによって、この樹脂モールド変形器を
収納する配電盤をも小形軽量化出来る。
形軽量化、耐クラツク性の向上が計れ、しかも電極高さ
が低減されることによって、この樹脂モールド変形器を
収納する配電盤をも小形軽量化出来る。
第１図及び第２図は従来の樹脂モールド変成器を示す正
面断面図及び側面断面図、第３図及び第４図は本考案の
樹脂モールド変成器の一実施例を示す正面断面図及び側
面断面図、第５図は本考案の他の実施例を示す側面断面
図である。 １・・・・・・鉄心、２・・・・・・コイル、３・・・
・・・合成樹脂、４・・・・・・口出線、５ ａ 、５
ｂ・・・・・・端子、６・・・・・・ヒユーズクリッ
プ、７・・・・・・ヒユーズ。
面断面図及び側面断面図、第３図及び第４図は本考案の
樹脂モールド変成器の一実施例を示す正面断面図及び側
面断面図、第５図は本考案の他の実施例を示す側面断面
図である。 １・・・・・・鉄心、２・・・・・・コイル、３・・・
・・・合成樹脂、４・・・・・・口出線、５ ａ 、５
ｂ・・・・・・端子、６・・・・・・ヒユーズクリッ
プ、７・・・・・・ヒユーズ。
Claims (1)
- 鉄心と、この鉄心に巻装されたコイルとからなる変成器
中身を合成樹脂により一体にモールド成形し、前記コイ
ルより引出された目出線が接続される端子及び外部接続
用の端子を合或樹脈層の上面に設け、この端子間にヒユ
ーズクリップを介してヒユーズを取付けたものにおいて
、前記合成樹脂層の上部を変成器中身の上面形状に沿っ
てほぼ均一な厚さに形成して、コイル近接部表面の高さ
よりその両側に位置する鉄心近接部表面の高さが低くな
るように構威し、この合成樹脂層上部の各鉄心近接部表
面に前記各端子を設けて前記ヒユーズを取付けたことを
特徴とする樹脂モールド変成器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978054211U JPS5828347Y2 (ja) | 1978-04-25 | 1978-04-25 | 樹脂モ−ルド変成器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978054211U JPS5828347Y2 (ja) | 1978-04-25 | 1978-04-25 | 樹脂モ−ルド変成器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54156722U JPS54156722U (ja) | 1979-10-31 |
| JPS5828347Y2 true JPS5828347Y2 (ja) | 1983-06-21 |
Family
ID=28948426
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978054211U Expired JPS5828347Y2 (ja) | 1978-04-25 | 1978-04-25 | 樹脂モ−ルド変成器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5828347Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49114729A (ja) * | 1973-03-09 | 1974-11-01 | ||
| JPS5347919A (en) * | 1977-08-12 | 1978-04-28 | Mitsubishi Electric Corp | Manufacturing method of mold type electric machine and equipment |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4888435U (ja) * | 1972-01-28 | 1973-10-25 |
-
1978
- 1978-04-25 JP JP1978054211U patent/JPS5828347Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49114729A (ja) * | 1973-03-09 | 1974-11-01 | ||
| JPS5347919A (en) * | 1977-08-12 | 1978-04-28 | Mitsubishi Electric Corp | Manufacturing method of mold type electric machine and equipment |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54156722U (ja) | 1979-10-31 |
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