JPS6012262Y2 - コンデンサ装置 - Google Patents

コンデンサ装置

Info

Publication number
JPS6012262Y2
JPS6012262Y2 JP13081580U JP13081580U JPS6012262Y2 JP S6012262 Y2 JPS6012262 Y2 JP S6012262Y2 JP 13081580 U JP13081580 U JP 13081580U JP 13081580 U JP13081580 U JP 13081580U JP S6012262 Y2 JPS6012262 Y2 JP S6012262Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
corner
voltage shield
insulator
shield electrode
solid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP13081580U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5753627U (ja
Inventor
隆 村岡
Original Assignee
日新電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日新電機株式会社 filed Critical 日新電機株式会社
Priority to JP13081580U priority Critical patent/JPS6012262Y2/ja
Publication of JPS5753627U publication Critical patent/JPS5753627U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6012262Y2 publication Critical patent/JPS6012262Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はコンデンサ装置に関する。
近年この種装置にあっても縮小化を図るため、たとえば
第1図に示すように、接地電位にあるタンク1内に、高
電位に課電されるコンデンサ要素2を収納し、このコン
デンサ要素2のほぼ外周を電解緩和用の高圧シールド電
極3により覆い、この高圧シールド電極3とタンク1間
をプレスポード板、合成樹脂板などの固体絶縁物4と絶
縁油、絶縁ガスなどの流体絶縁物5との複合絶縁により
対地絶縁を施こしている。
ところが、この構成によれば直方体形状の高圧シールド
電極3の仮想の三稜線(稜線はない)が交わる部分、す
なわち隅角部分C近傍では、製作、組立精度などの関係
から最内層にある固体絶縁物41と高圧シールド電極3
との間に絶縁耐力の弱い油隙5′(絶縁油の場合)が出
来易く、この隅角部分Cに加わるストレスは他の部分よ
りかなり高くなり、この部分が絶縁破壊の端緒となるこ
とがあった。
この考案は以上の事柄に鑑み、高圧シールド電極の隅角
部分の外面に絶縁物をモールドすることにより、該部の
絶縁性能の向上を図ったものである。
以下この考案の一実施例を示す第2図〜第4図に基すい
て説明する。
なお、第1図と同じ符号を附した部分は、同−又は対応
する均分を示す。
高圧シールド電極3はたとえば第3図に示すように、6
個の平面部材31.12個の稜部材32及び8個の隅角
部材33を組合せて形成されるとすると、この考案にし
たがい、隅角部材33の外面に、クラフト繊維などによ
るパルプモールドあるいはエポキシ樹脂、ポリエチレン
樹脂などの樹脂モールドを施こし、固体絶縁層6を密着
する。
この場合隅角部材33の外面にローレットなどにより凹
凸を設けたり、あるいは隅角部材33の内面側に折返す
ような状態で絶縁物をモールドして固体絶縁層6の剥離
を防止するようにしても良い。
又、図示するように、少なくとも隅角部材33は個々に
分離可能としておく。
隅角部材33はその外面にモールドにより固体絶縁層6
を密着した後、他の平面部材31.稜部材32などとと
もにボルト71、ナツト72、連結具73などの結合部
材7により一体的に形成され、高圧シールド電極3を構
成し、コンデンサ要素2に電位固定される。
勿論高圧シールド電極3の上側部分の平面部材31、稜
部材32及び隅角部材33はコンデンサ要素2を内側に
配設した後に設けられる。
なお、図中8はコンデンサ要素2のリード線引出口、9
は絶縁物からなる支持台である。
以上の構成によれば、電気的ストレスが最も高い高圧シ
ールド電極3の隅角部材33の外面に固体絶縁層6が密
着されてあり、絶縁耐力の弱い油隙がなくなり、したが
って隅角部材33の外面が油中に露出しなく、絶縁性能
が向上する外、この隅角部材33は取外してモールド加
工を施こすことができるので、その作業性がよく、品質
の安定したものを得ることができる。
以上詳述の通り、この考案によれば、高圧シールド電極
の隅角部分を分離可能に形威し、しかもその外面に絶縁
物をモールドし、固体絶縁物層を密着し、該部の絶縁性
能を向上したので、該部の曲率を従来のものより小さく
することができる。
したがって、高圧シールド電極に覆われる内容積の増大
が図れ、この種コンデンサ装置の小形化及び軽量化を奏
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す要部断面図、第2図はこの考案の
一実施例の要部を示す断面図、第3図は高圧シールド電
極の斜視図、第4図は隅角部材に固体絶縁層を密着した
斜視図である。 1:タンク、2:コンデンサ要素、3:高圧シールド電
極、33:隅角部材、4:固体絶縁物、5:流体絶縁物
、6:固体絶縁層。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 高電位に課電されるコンデンサ要素を覆う直方体形
    状の高圧シールド電極とタンク内壁との間を、固体絶縁
    物と流体絶縁物により複合絶縁するとともに、前記高圧
    シールド電極の隅角部材を個々に分離可能に形成すると
    ともに、この隅角部材の少なくとも外面に絶縁物をモー
    ルドして、固体絶縁層を密着してなるコンデンサ装置。 2 モールドがパルプモールドである実用新案登録請求
    の範囲第1項記載のコンデンサ装置。
JP13081580U 1980-09-12 1980-09-12 コンデンサ装置 Expired JPS6012262Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13081580U JPS6012262Y2 (ja) 1980-09-12 1980-09-12 コンデンサ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13081580U JPS6012262Y2 (ja) 1980-09-12 1980-09-12 コンデンサ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5753627U JPS5753627U (ja) 1982-03-29
JPS6012262Y2 true JPS6012262Y2 (ja) 1985-04-20

Family

ID=29491116

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13081580U Expired JPS6012262Y2 (ja) 1980-09-12 1980-09-12 コンデンサ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6012262Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5753627U (ja) 1982-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR880004534A (ko) 관통형 커패시터 및 그를 이용한 마그네트론
JPS6012262Y2 (ja) コンデンサ装置
JPS5828347Y2 (ja) 樹脂モ−ルド変成器
JPS6248887B2 (ja)
CN108831720A (zh) 干式变压器分接区结构
JPH0220810Y2 (ja)
JPS62175648U (ja)
JPH0352149Y2 (ja)
JPH0134338Y2 (ja)
JPH0229705Y2 (ja)
JPS58195426U (ja) 電気二重層コンデンサ
JPS584174Y2 (ja) モ−ルドコイル
JP2580629Y2 (ja) 高電圧コンデンサ及びマグネトロン
JPS602686Y2 (ja) テレビ用アンテナ端子板
JPS6320421U (ja)
JPH0127394Y2 (ja)
JPH0715125Y2 (ja) 高圧貫通型磁器コンデンサ
JPS5926591Y2 (ja) 電解コンデンサ
JPH0314027Y2 (ja)
JPH0237237Y2 (ja)
JPS5912419U (ja) 注型ブツシング
JPS6141223Y2 (ja)
JPS5936899Y2 (ja) 結合コンデンサ
JPS6141222Y2 (ja)
JPH0117833Y2 (ja)