JPS6234404Y2 - - Google Patents

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JPS6234404Y2
JPS6234404Y2 JP12054082U JP12054082U JPS6234404Y2 JP S6234404 Y2 JPS6234404 Y2 JP S6234404Y2 JP 12054082 U JP12054082 U JP 12054082U JP 12054082 U JP12054082 U JP 12054082U JP S6234404 Y2 JPS6234404 Y2 JP S6234404Y2
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JP
Japan
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winding
protrusion
pin terminal
flanges
vertical grooves
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JP12054082U
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JPS5926204U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はEIまたはEE字形コアを使用するトラ
ンス用のピン端子付ボビンに関する。
従来のこの種のボビンは絶縁材料よりなる筒状
巻芯の上下両端部に外方に張り出した鍔を設け、
上端の鍔の上面中央にI字形コアを嵌入しうる寸
法の溝を設け、下端の鍔に底面にはE字形コアの
基部を嵌入しうる寸法の両端に切込みを有する溝
を設けると共に複数のピン端子を植設し、さらに
溝と平行な対向端面に巻線のリード端をピン端子
へ導く細い縦溝を多数設けた構成である。このボ
ビンに巻線機を用いて整列巻き及びそれに準ずる
巻き方の巻線を行う場合、巻線機の主軸にボビン
を上端の鍔側からはめて固定し、巻線の始めのリ
ード端を下端の鍔のピン端子にからげて行う。そ
して巻線が上端の鍔側からピン端子のある下端の
鍔に向つて終わる場合、終わりのリード端をピン
端子に巻線をほつれさせずに容易にからげること
ができる。ところが逆にピン端子のない上端の鍔
側に向う所で巻線が終わる場合、巻線がほつれな
いようにテープを巻き付けて止めてから終わりの
リード端を引き戻してピン端子にからげる必要が
あるが巻線機ではこのテープでほつれを止める作
業が難かしいという問題があつた。
また巻線の数や巻回数が多くE字形コアの挿入
部の巻線が一杯である場合、誤つて終わりのリー
ド端をコア挿入部の巻線上に重ねて引き戻すとそ
の分の巻き太りのためにE字形コアを組み付けで
きないという問題もあつた。
したがつて本考案は、巻線機による巻線作業に
おいて終わりのリード端をテープで止めずにしか
も巻線をほつれさせずに簡単にピン端子にからげ
ることができ、またリード端の処理による巻き太
りに基くコアの組み付け不良を防止できる構造の
ピン端子付ボビンを提供することを目的とする。
以下本考案を一実施例について説明する。
図面は本考案の一実施例の斜視図を示し、絶縁
材料よりなる筒状巻芯1の上下両端面に外方に張
り出した鍔2,3を設け、上端の鍔2には上面に
I字形コアを嵌入しうる寸法の溝21と溝21の
側壁を上方へ延ばして突出部22を設け、溝21
に平行な対向端面にそれぞれ複数の細い縦溝23
を設けると共に縦溝23の間の柱状部を蒲鉾形に
削成して支柱部24を設けるとともに、下端の鍔
3の下面には中央にE字形コアの基部を嵌入しう
る寸法の両端に切込みを有する溝31を設けると
共に複数個のピン端子4を植設し、溝31と平行
な対向端面に巻線のリード端をピン端子4へ導く
細い縦溝32の多数を設けてボビンを構成する。
このボビンを巻線機の主軸に上端の鍔2側から
はめて固定して鎖線で示す巻線5の始めのリード
端51を縦溝32を通してピン端子4にからげて
巻芯1に巻線を施す。なお、前記突出部22は支
柱部22に引かけたリード端子とコアの施線を確
保するための仕切である。巻線5が図示したよう
に上端の鍔2に向う中途で終える場合、終わりの
リード端52を接続すべきピン端子と同じ側の上
端の鍔2の縦溝23を通し蒲鉾形支柱部24を跨
がせて隣りの縦溝23を通し、さらに下端の鍔3
の縦溝32を通してピン端子4にからげることが
できる。支柱部24が蒲鉾形であるのでリード端
を痛めずに円滑に曲げて引き回すことができる。
またE形状コア挿入部Aでの巻線の余分な重なり
を生ずることがない。巻線5が下端の鍔3に向う
中途で終える場合の終わりのリード端は従来通り
縦溝32を通しピン端子に直接にからげる。
以上本考案は絶縁材料よりなる筒状巻芯1の上
下両端部に夫々外方に張り出した鍔2,3を設
け、上端の鍔2の上面に前記巻芯1の対向内壁に
沿う突出部22を設け、下端の鍔3の前記突出部
22に平行な対向辺に複数個の縦溝32を設ける
と共に複数個のピン端子4を植設し、且つ上端の
鍔2の前記突出部22に平行な対向端面にそれぞ
れ複数個の細い縦溝32を穿設し、前記縦溝23
間に柱状部24を構成し、この柱状部を蒲鉾形に
削成したことを特徴とするトランス用ピン端子付
ボビンに係る。
以上説明したように本考案によれば上方の鍔に
蒲鉾形支柱部を設けることによつて、テープを使
わず巻線をほつれさせずに巻線の終わりのリード
端を簡単にピン端子にからげることができ、また
コア組み付けに支障を生ずる余分な巻き太りを防
止できるトランス用のピン端子付ボビンを提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示す斜視図である。 図において、1:筒状巻芯、2:上端の鍔、
3:下端の鍔、21,31:溝、22……突出
部、23,32:縦溝、24:蒲鉾形柱状部、
4:ピン端子、5:巻線、51:始めのリード
端、52:終わりのリード端。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 絶縁材料よりなる筒状巻芯の上下両端部に夫々
    外方に張り出した鍔を設け、上端の鍔の上面に前
    記巻芯の対向内壁に沿う突出部を設け、下端の鍔
    の前記突出部に平行な対向辺に複数個の縦溝を設
    けると共に複数個のピン端子を植設し、且つ上端
    の鍔の前記突出部に平行な対向端面にそれぞれ複
    数個の細い縦溝を穿設し、前記縦溝間に柱状部を
    構成し、この柱状部を蒲鉾形に削成したことを特
    徴とするトランス用ピン端子付ボビン。
JP12054082U 1982-08-10 1982-08-10 トランス用ピン端子付ボビン Granted JPS5926204U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12054082U JPS5926204U (ja) 1982-08-10 1982-08-10 トランス用ピン端子付ボビン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12054082U JPS5926204U (ja) 1982-08-10 1982-08-10 トランス用ピン端子付ボビン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5926204U JPS5926204U (ja) 1984-02-18
JPS6234404Y2 true JPS6234404Y2 (ja) 1987-09-02

Family

ID=30276227

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12054082U Granted JPS5926204U (ja) 1982-08-10 1982-08-10 トランス用ピン端子付ボビン

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JP (1) JPS5926204U (ja)

Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0356020Y2 (ja) * 1985-01-24 1991-12-16

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Publication number Publication date
JPS5926204U (ja) 1984-02-18

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