JP2006278593A - コイル装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】巻線1・2を巻回したコア3を収納する枠体4に、面実装接続のための端子板15が固定され、該端子板15の露出状態の平坦部15aに、コア3から引き出された巻線1・2が載置状態に接続されるとともに、該巻線1・2の先端部が枠体4から突出している端子板15の突出片15dにより枠体4との間に挟持状態に固定されている。
【選択図】図1
Description
この場合、はんだリフロー炉を通したときに溶融しない程度の高融点のはんだで巻線を接続しておけばよいが、環境保全のため無鉛はんだを使用する場合、高融点のものがない。
また、前記特許文献1記載の技術の場合は、リード端子の接続部がベースから外方に突出することになり、電子回路基板に搭載する際に他の部品等に接触させないよう、その取り扱いに注意が必要である。
本発明では、巻線の端子板への接続は、該端子板に巻線を重ね合わせるように載置して行う構成としたので、従来の端子に巻き付ける作業に比べて、その作業を容易にすることができる。そして、その巻線の先端部を枠体に挟持させることにより、接続部の固定状態を確実なものとする。
この場合、前記端子板には、その一部が前記枠体から突出する突出片が形成され、該突出片が折り曲げられて前記枠体との間に前記巻線の先端部を挟持状態に固定している構成としてもよい。
この構成とすることにより、巻線の先端部をいわゆるかしめ状態に固定することができる。
この構成とすることにより、枠体に挟持状態に固定される巻線の先端部と、突起部により屈曲状態に支持される巻線の途中部分とにより、端子板への接続部に対する固定状態をより強固なものとすることができる。
この構成とすることにより、枠体の一方の面で巻線を接続し、他方の面を基板に固定するように実装することができる。
図1から図6は一実施形態の面実装型コイル装置を示しており、図1を背面図、図4を表面図とする。この実施形態の面実装型コイル装置は、パルス状信号の伝送のためのパルストランスであり、一次巻線1および二次巻線2を対にして巻回したコア3と、このコア3を収納する枠体4とから構成されている。
枠体4は、絶縁樹脂により、大きさが例えば縦5.4mm、横4.8mm、高さ1.7mmの全体として矩形ブロック状に形成されており、その表面には、中央部にコア3を収納する円形凹部5が形成されるとともに、該円形凹部5から対向する二辺に延びる溝部6が180°離れて2本ずつ形成され、これら溝部6が枠体4の側面にまで達している。また、枠体4の背面には、その四隅部を残して立ち上がる平坦な隆起部7が形成されている。
以下、これら二種類の突起部10・11の一方をフック型突起部10、他方を小片型突起部11と称する。
また、L字の短い方の端部15dは、小片型突起部11よりも枠体4の辺の中央寄りに配置され、枠体4の内部から外側方に突き出させられている。
なお、枠体4とコア3との間の隙間は絶縁樹脂により埋められ固定される。
図7に示す第2実施形態の構造は、前記一実施形態では、端子板において巻線をかしめ固定するための端部15dを枠体内の埋設部分から枠体の側面に突き出すように設けたのに対して、この第2実施形態では、枠体4の隅部に露出している端子板15の平坦部15aに連続してかしめ用端部15e(請求項で言う突出片)が突出形成されており、該端部15eを平坦部15aを延長するように張り出させておいて、該平坦部15a上に載置した巻線1・2の端部を折り曲げ、その上から端子板15の端部15eを被せるようにしてかしめる構造である。
したがって、この第2実施形態では、前記一実施形態では存在していた小片型突起部11も存在しない。ただし、一実施形態と同様フック型突起部10は形成されており、端子板15に至る巻線1・2の途中を屈曲状態で支持している。
この第3実施形態の場合も、端子板15に至る巻線1・2の途中を屈曲状態で支持するフック型突起部10は有するが、前記一実施形態では存在していた小片型突起部11は存在しない。
この第4実施形態の場合も、第2実施形態及び第3実施形態と同様、端子板15に至る巻線1・2の途中を屈曲状態で支持するフック型突起部10は有するが、前記一実施形態では存在していた小片型突起部11は存在しない。
なお、本発明は、各実施形態におけるパルストランス以外にも、電圧昇圧用のトランスやインダクタ等の種々のコイル装置に適用可能である。
また、前記実施形態では面実装型コイル装置について説明しているが、本発明は、面実装型コイル装置のみならず、例えばディスクリート型コイル装置においても適用可能である。
Claims (4)
- 巻線を巻回したコアを収納する枠体に、端子板が少なくとも一部を露出させた状態に固定され、該端子板の露出部に、前記コアから引き出された巻線が載置状態に接続されるとともに、該巻線の先端部が前記枠体に挟持状態に固定されていることを特徴とするコイル装置。
- 前記端子板には、その一部に突出片が形成され、該突出片が折り曲げられて前記枠体との間に前記巻線の先端部を挟持状態に固定していることを特徴とする請求項1記載のコイル装置。
- 前記枠体には、前記端子板の付近に、前記コアから引き出された巻線の途中を屈曲状態に支持する突起部が形成されていることを特徴とする請求項1記載のコイル装置。
- 前記枠体は平面視矩形のブロック状に形成されるとともに、前記端子板は、枠体の一方の面の各隅部に配置され、該隅部における端子板の平坦部に前記巻線が接続されているとともに、端子板の一部が枠体の他方の面上まで伸びて外部接続用端子部とされていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のコイル装置。
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