JP2003234218A - コモンモードフィルタ及びその製造方法 - Google Patents

コモンモードフィルタ及びその製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドラムコアに直接焼き付けやメッキで端子電
極を形成する代わりに、金属板を折り曲げた端子金具を
端子電極として用い、また巻線端末の端子電極への継線
もはんだ付け以外の処理で行うようにして、使用温度範
囲が広く、高信頼性で車載用等に適した構造とする。 【解決手段】 方形鍔3を有するドラムコア1に一対の
巻線10A,10Bを施し、各巻線端末を前記ドラムコ
ア1に設けた端子電極にそれぞれ接続してなるコモンモ
ードフィルタにおいて、前記端子電極が金属板を折り曲
げた端子金具20であって、前記方形鍔3に嵌合する構
成である。前記巻線端末は固相拡散接合又は溶接で端子
金具20に接合される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、信号線路等のコモ
ンモードノイズを抑圧するためのコモンモードフィルタ
及びその製造方法に係り、とくに自動車等の使用温度範
囲の広い機器に搭載した場合であっても十分な信頼性を
確保できるコモンモードフィルタ及びその製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、小型乃至超小型のコモンモードフ
ィルタとして、フェライト・ドラムコアの鍔部に予め銀
の焼き付け、さらに銅やはんだのメッキにより端子電極
を形成しておき、そのドラムコアに一対の巻線を施し、
巻線端末を前記端子電極にはんだ付けでそれぞれ接続し
たものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のコモンモー
ドフィルタでは、以下に述べる問題があった。
【0004】 自動車に搭載する場合、使用温度範囲
が広く、厳格なヒートサイクル試験が課せられており、
フェライト・ドラムコアに焼き付け、メッキで形成した
端子電極であると、配線基板にはんだ付けで搭載したと
きに、フェライトと基板材質との熱膨張係数の差に起因
してヒートサイクル試験で不良か発生する(例えば、配
線基板と端子電極間の剥がれ、フェライト・ドラムコア
のクラック発生等)。
【0005】 近年、環境に配慮して鉛レスはんだ
(無鉛はんだ)を用いてコモンモードフィルタを配線基
板に装着する場合があるが、鉛レスはんだは融点が高
く、はんだ付け時にコモンモードフィルタの巻線端末と
端子電極間のはんだ付け部分も溶融する不都合がある。
【0006】本発明は、上記の点に鑑み、ドラムコアに
直接焼き付けやメッキで端子電極を形成する代わりに、
金属板を折り曲げた端子金具を端子電極として用い、ま
た巻線端末の端子電極への継線もはんだ付け以外の処理
で行うようにして、使用温度範囲が広く、高信頼性で車
載用等に適したコモンモードフィルタ及びその製造方法
を提供することを目的とする。
【0007】本発明のその他の目的や新規な特徴は後述
の実施の形態において明らかにする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本願請求項1の発明は、方形鍔を有するドラムコア
に一対の巻線を施し、各巻線端末を前記ドラムコアに設
けた端子電極にそれぞれ接続してなるコモンモードフィ
ルタにおいて、前記端子電極が金属板を折り曲げた端子
金具であって、前記方形鍔に嵌合していることを特徴と
している。
【0009】本願請求項2の発明に係るコモンモードフ
ィルタは、請求項1において、前記巻線端末を固相拡散
接合又は溶接で前記端子金具に接合することを特徴とし
ている。
【0010】本願請求項3の発明に係るコモンモードフ
ィルタは、請求項1又は2において、前記ドラムコア上
に上面が平坦な板状コアが固着されていることを特徴と
している。
【0011】本願請求項4の発明に係るコモンモードフ
ィルタは、請求項1又は2において、前記ドラムコアの
上面及び両側面を囲む断面コ字状コアが前記ドラムコア
の外側に固着されていることを特徴としている。
【0012】本願請求項5の発明に係るコモンモードフ
ィルタは、請求項1,2,3又は4において、前記端子
金具に巻線端末の仮固定用の係止部を形成したことを特
徴としている。
【0013】本願請求項6の発明に係るコモンモードフ
ィルタの製造方法は、方形鍔を有するドラムコアに一対
の巻線を施す巻線工程と、端子電極として金属板を折り
曲げた端子金具を用いて当該端子金具を前記方形鍔に嵌
合する端子装着工程と、前記巻線工程と前記端子装着工
程の後で、各巻線端末を固相拡散接合又は溶接で前記端
子金具に接続する継線工程とを備えたことを特徴として
いる。
【0014】本願請求項7の発明に係るコモンモードフ
ィルタの製造方法は、請求項6において、前記端子金具
に仮固定用の係止部を形成しておき、前記巻線端末を前
記係止部にて仮固定後に前記継線工程を行うことを特徴
としている。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るコモンモード
フィルタ及びその製造方法の実施の形態を図面に従って
説明する。
【0016】図1及び図2で本発明に係るコモンモード
フィルタ及びその製造方法の第1の実施の形態を説明す
る。
【0017】図1(A)のコア受入工程に示すように、
フェライト・ドラムコア1は巻芯部2の両側に方形鍔3
を形成したものである。また、後工程でドラムコア1の
上側に固着されるフェライトの板状コア5は上面6が平
坦であり、下面は端子電極を避けるために両側の厚みを
薄くして段部7を形成している。
【0018】図1(B)の端子装着工程に示すように、
端子電極としての端子金具20は、方形鍔3の端部に嵌
合する形状となるように銅、銅合金(例えば燐青銅等)
の金属板を折り曲げたものであり、少なくとも方形鍔3
の上下面及び一方の側面を囲むコ字形状部分21を有
し、さらに好ましくは前記一方の側面の反対側の側面も
部分的に押さえる折り返し部分22を有している。そし
て、各方形鍔3の両端部に端子金具20は装着される。
つまり、1個のドラムコア1に4個の端子金具20が設
けられる。方形鍔3への端子金具20の取り付けは、方
形鍔3に端子金具20を嵌合し、かしめるか、あるいは
接着剤を併用して固着するようにする。
【0019】図1(C)の巻線工程に示すように、ウレ
タン線等の絶縁被覆線を用いてドラムコア1の巻芯部2
に一対の巻線10A,10Bが巻回されている。例え
ば、図2のように巻芯部2の周囲に巻線10Aが下層、
巻線10Bが上層となるように同じ巻数で巻回する。な
お、絶縁被覆線の絶縁被覆のみでは巻線10A,10B
間の絶縁の信頼性が確保できない場合には、巻線10
A,10B間に層間絶縁シート等の部材を設ける。
【0020】図1(D)の継線工程に示すように、図1
(B)の端子装着工程及び図1(C)の巻線工程終了
後、熱圧着、超音波溶着、あるいは両者の併用により、
巻線10A,10Bの各端末を端子金具20上辺部Pに
それぞれ接合(固相拡散接合)する。あるいは、前記端
末と端子金具20との接続をレーザ溶接、アーク溶接で
行っても良い。いずれにしてもはんだ付け以外の継線接
合とする。
【0021】図1(E)のコア接着工程に示すように、
継線工程終了後、フェライト・ドラムコア1の上側に、
上面6が平坦なフェライトの板状コア5を接着剤で接着
する。この板状コア5を装着する理由は、ドラムコア1
と板状コア5とで閉磁路を構成して、磁気特性の向上、
ひいてはコモンモードノイズの抑圧性能の向上を図るこ
と、及び上面を平坦面にしてチップ部品装着機で吸着保
持できるようにするためである。
【0022】以上の工程により、方形鍔3を有するフェ
ライト・ドラムコア1に一対の巻線10A,10Bを施
し、各巻線端末をドラムコア1の方形鍔3に嵌合した端
子金具20にそれぞれ接合し、さらにフェライト・ドラ
ムコア1上にフェライトの板状コア5を接着したコモン
モードフィルタが得られる。
【0023】この第1の実施の形態によれば、次の通り
の効果を得ることができる。
【0024】(1) 自動車に搭載する場合、使用温度範
囲が広く、厳格なヒートサイクル試験が課せられている
が、フェライト・ドラムコア1の方形鍔3に金属板を折
り曲げて成形した端子金具20を嵌合して端子電極とし
ており、配線基板にはんだ付けで搭載したときに、フェ
ライトと基板材質との間に熱膨張係数の差が存在しても
端子金具20の位置が僅かにずれることにより、熱膨張
係数の差を吸収できる。このため、フェライト・ドラム
コアに直接焼き付け、メッキで形成した端子電極の場合
に発生する不良、例えば、配線基板と端子電極間の剥が
れ、フェライト・ドラムコアのクラック発生等を防止で
きる。従って、自動車搭載用として高い信頼性を確保で
きる。
【0025】(2) 巻線10A,10Bの端末と端子金
具20との接合に、はんだ付けを用いておらず、固相拡
散接合(熱圧着、超音波溶着、又は両者の併用等)、溶
接(レーザ溶接、アーク溶接等)で行うため、環境に配
慮して融点の高い鉛レスはんだを用いてコモンモードフ
ィルタを配線基板に装着する場合であっても、はんだ付
け時にコモンモードフィルタの巻線端末と端子電極間の
接合部分が溶融することはない。
【0026】(3) フェライト・ドラムコア1の上側に
フェライトの板状コア5を接着しており、特性改善とと
もにチップ部品装着機での吸着保持に適した構造とする
ことが可能である。
【0027】図3(A),(B)で本発明の第2の実施
の形態のコモンモードフィルタを説明する。この場合、
コア受入工程、端子装着工程、巻線工程及び継線工程ま
では、図1(A)〜(D)の第1の実施の形態と同様で
あり、コア接着工程でフェライト・ドラムコア1に接着
するコア構造が第1の実施の形態と異なっている。すな
わち、巻線10A,10Bを巻回し、巻線端末を端子金
具20に接合した後のドラムコア1の上面及び両側面を
囲む断面コ字状コア15が前記ドラムコア1の外側に接
着剤で固着されている。前記断面コ字状コア15も上辺
部の上面16が平坦であり、上辺部の下面は端子電極と
しての端子金具20を避けるために両側の厚みを薄くし
て段部17を形成している。
【0028】なお、その他の構成は前述した第1の実施
の形態と同様であり、同一又は相当部分に同一符号を付
して説明を省略する。
【0029】この第2の実施の形態に示したコモンモー
ドフィルタでは、ドラムコア1の方形鍔3と断面コ字状
コア15とが3面で接して閉磁路を構成するため、磁気
特性のいっそうの向上及びコモンモードノイズの抑圧性
能のいっそうの向上を図ることが可能である。
【0030】図4及び図5で本発明の第3の実施の形態
のコモンモードフィルタを説明する。この場合、使用す
る端子金具の具体的形状が第1の実施の形態と異なって
いる。すなわち、フェライト・ドラムコア1の方形鍔3
に嵌合される端子金具20は、図5(A),(B),
(C)のように、方形鍔3の上下面及び一方の側面を囲
むコ字形状部分21と、前記一方の側面の反対側の側面
も部分的に押さえる折り返し部分22と、コ字形状部分
21と折り返し部分22との境界部分から上方に起立し
た起立片23とを金属板を折り曲げて形成したものであ
り、起立片23にV字状係止溝24が形成されている。
V字状係止溝24を形成した起立片23は巻線10A,
10Bの端末の仮固定用の係止部である。
【0031】従って、巻線工程でドラムコア1に巻かれ
た巻線10A,10Bの端末を起立片23のV字状係止
溝24に差し込むことで、各巻線端末を仮固定できると
ともに、V字状係止溝24の薄く形成された縁部が巻線
端末の絶縁被覆を破って心線、つまり導体部分に接続す
る。この結果、巻線端末を全て仮固定した状態で一度に
継線工程を実行して巻線端末と端子金具20間の電気的
接続を行うことができる。
【0032】なお、その他の構成は前述した第1の実施
の形態と同様であり、同一又は相当部分に同一符号を付
して説明を省略する。
【0033】この第3の実施の形態によれば、端子金具
20に仮固定用の係止部としてのV字状溝付き起立片2
3を一体に形成しておくことで、巻線端末の仮固定を容
易に行うことができ、継線工程を効率的に実行可能であ
る。
【0034】図6及び図7で本発明の第4の実施の形態
のコモンモードフィルタを説明する。この場合、使用す
る端子金具の具体的形状が第1の実施の形態と異なって
いる。すなわち、フェライト・ドラムコア1の方形鍔3
に嵌合される端子金具20は、図7(A),(B),
(C)のように、方形鍔3の上下面及び一方の側面を囲
むコ字形状部分21と、前記一方の側面の反対側の側面
も部分的に押さえる折り返し部分22と、コ字形状部分
21の上辺部に形成された逆L字形の切起し係止片25
とを金属板を折り曲げて形成したものである。逆L字形
の切起し係止片25は巻線10A,10Bの端末の仮固
定用の係止部である。
【0035】従って、巻線工程でドラムコア1に巻かれ
た巻線10A,10Bの端末を端子金具20の逆L字形
の切起し係止片25の下側に挿入し、逆L字形の切起し
係止片25をかしめることで、各巻線端末を仮固定でき
る。この結果、巻線端末を全て仮固定した状態で一度に
継線工程を実行して巻線端末と端子金具20間の電気的
接続を行うことができる。
【0036】なお、その他の構成は前述した第1の実施
の形態と同様であり、同一又は相当部分に同一符号を付
して説明を省略する。
【0037】なお、各実施の形態において、前記ドラム
コアの巻芯部の断面は方形に限らず円柱等でもよい。
【0038】また、各実施の形態では、端子装着工程の
後で巻線工程を実行するように説明したが、逆に巻線工
程の後に端子装着工程を実行してもよい。
【0039】以上本発明の実施の形態について説明して
きたが、本発明はこれに限定されることなく請求項の記
載の範囲内において各種の変形、変更が可能なことは当
業者には自明であろう。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るコモ
ンモードフィルタによれば、ドラムコアの方形鍔に設け
る端子電極として金属板を折り曲げた端子金具を用い、
該端子金具を前記方形鍔に嵌合、装着するようにしたの
で、配線基板に搭載したときにドラムコア材質と配線基
板材質との間に熱膨張係数の差が存在しても前記端子金
具の位置が僅かにずれることにより、熱膨張係数の差を
吸収できる。このため、ドラムコアに直接焼き付け、メ
ッキで形成した端子電極の場合に発生する不良、例え
ば、配線基板と端子電極間の剥がれ、ドラムコアのクラ
ック発生等を防止でき、使用温度範囲の広い、自動車搭
載用等として高い信頼性を確保できる。
【0041】さらに、巻線端末と端子金具との継線を、
熱圧着、超音波溶着等の固相拡散接合又はレーザ溶接、
アーク溶接等の溶接で行う場合、コモンモードフィルタ
を高温の無鉛はんだで配線基板に装着する場合でも巻線
端末と端子金具間の継線が溶融する危険は無く、さらに
信頼性の向上を図り得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコモンモードフィルタの第1の実
施の形態であって、(A)はコア受入工程、(B)は端
子装着工程、(C)は巻線工程、(D)は継線工程、
(E)はコア接着工程(完成状態)をそれぞれ示す斜視
図である。
【図2】第1の実施の形態において、ドラムコアに設け
た一対の巻線の構成を示す半断面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態であって、(A)は
分解斜視図、(B)は完成状態の斜視図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態の分解斜視図であ
る。
【図5】本発明の第3の実施の形態で用いる端子金具で
あって、(A)は側面図、(B)は背面図、(C)は端
子金具の要部拡大図である。
【図6】本発明の第4の実施の形態の分解斜視図であ
る。
【図7】本発明の第4の実施の形態で用いる端子金具で
あって、(A)は側面図、(B)は正面図、(C)は端
子金具の要部拡大図である。
【符号の説明】
1 フェライト・ドラムコア 2 巻芯部 3 方形鍔 5 板状コア 10A,10B 巻線 15 断面コ字状コア 20 端子金具 21 コ字形状部分 22 折り返し部分 23 起立片 24 V字状係止溝 25 切起し係止片

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 方形鍔を有するドラムコアに一対の巻線
    を施し、各巻線端末を前記ドラムコアに設けた端子電極
    にそれぞれ接続してなるコモンモードフィルタにおい
    て、前記端子電極が金属板を折り曲げた端子金具であっ
    て、前記方形鍔に嵌合していることを特徴とするコモン
    モードフィルタ。
  2. 【請求項2】 前記巻線端末を固相拡散接合又は溶接で
    前記端子金具に接合してなる請求項1記載のコモンモー
    ドフィルタ。
  3. 【請求項3】 前記ドラムコア上に上面が平坦な板状コ
    アが固着されている請求項1又は2記載のコモンモード
    フィルタ。
  4. 【請求項4】 前記ドラムコアの上面及び両側面を囲む
    断面コ字状コアが前記ドラムコアの外側に固着されてい
    る請求項1又は2記載のコモンモードフィルタ。
  5. 【請求項5】 前記端子金具に巻線端末の仮固定用の係
    止部を形成した請求項1,2,3又は4記載のコモンモ
    ードフィルタ。
  6. 【請求項6】 方形鍔を有するドラムコアに一対の巻線
    を施す巻線工程と、 端子電極として金属板を折り曲げた端子金具を用いて当
    該端子金具を前記方形鍔に嵌合する端子装着工程と、 前記巻線工程と前記端子装着工程の後で、各巻線端末を
    固相拡散接合又は溶接で前記端子金具に接続する継線工
    程とを備えたことを特徴とするコモンモードフィルタの
    製造方法。
  7. 【請求項7】 前記端子金具に仮固定用の係止部を形成
    しておき、前記巻線端末を前記係止部にて仮固定後に前
    記継線工程を行う請求項6記載のコモンモードフィルタ
    の製造方法。
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