JPH06222833A - 無人搬送車制御システム - Google Patents

無人搬送車制御システム

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JPH06222833A
JPH06222833A JP5029909A JP2990993A JPH06222833A JP H06222833 A JPH06222833 A JP H06222833A JP 5029909 A JP5029909 A JP 5029909A JP 2990993 A JP2990993 A JP 2990993A JP H06222833 A JPH06222833 A JP H06222833A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気誘導方式や光学誘導方式等を用いた場合
にも、任意の位置で制御装置と無人搬送車とが直接に交
信可能にし、1台の制御装置で単体もしくは複数台の無
人搬送車を最適に運用できるようにする。 【構成】 無人搬送車2に搭載されているAGVコント
ローラ10はFMモデム(子局)8により制御装置5と
交信する。また、制御装置5は1台のFMモデム(親
局)6によって各無人搬送車2と交信する。例えば、無
人搬送車2は制御装置5からの走行プログラムを受信
し、指定された無人搬送車2は制御装置5により指示さ
れた位置まで走行し、そこで停止して次の走行プログラ
ムを待つ。次の走行プログラムが制御装置5から送信さ
れると、無人搬送車2は再び走行を開始する。また、走
行中に次の走行プログラムを受信すると、走行中に指示
された位置まで継続して走行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は無人搬送車制御システム
に関する。具体的にいうと、本発明は、いわゆる柔軌道
式の無人搬送車(AGV)を制御するためのシステムに
関する。
【0002】
【従来の技術】軌道式と無軌道式との中間の性格を有す
る柔軌道式の無人搬送車においては、電磁誘導方式や磁
気誘導方式、光学誘導方式などの誘導方式が用いられて
いる。
【0003】電磁誘導方式の無人搬送車においては、無
人搬送車の誘導経路に沿って床面に溝を掘り、当該溝内
にケーブルを埋設してある。そして、溝内に埋設された
ケーブルのうち無人搬送車を走行させようとする誘導経
路に沿って配線されているケーブルに制御信号(数kHz
の電流)を流すと、無人搬送車の2個のピックアップコ
イルがケーブルに流れている制御信号を検出し、制御信
号の流れているケーブルに沿って無人搬送車が走行す
る。
【0004】しかしながら、このような電磁誘導方式に
あっては、床面にケーブルを埋設する工事が必要なた
め、工事費が掛かり、また、レイアウト変更の場合には
ケーブルの埋設工事が必要となり、レイアウト変更が面
倒であった。さらに、電磁誘導方式の場合には、床面に
敷設されている鉄骨(床梁)の影響を受け易く、そのた
め例えばケーブルを一直線状に配設していても無人搬送
車が真っ直ぐに走行せず、直線走行部分やコーナの曲線
走行部分などで無人搬送車を希望通りに走行させるため
には試行錯誤的にケーブルを配線しなければならず、ケ
ーブルの埋設作業が困難であった。
【0005】これに対し、磁気テープ(ゴム磁石テー
プ)を床表面に貼っておき、無人搬送車に取り付けられ
た磁気センサで磁気テープを検知しながら無人搬送車を
走行させる磁気誘導方式や、アルミニウムやステンレス
等の光反射テープを床表面に貼っておき、無人搬送車に
取り付けられた投光器から光を出射し、光反射テープで
反射した光を無人搬送車の光センサで検出しながら無人
搬送車を走行させる光学誘導方式等では、誘導経路のレ
イアウト変更の場合には、各テープを貼り替えるだけで
よいので、容易にレイアウト変更に対応できる。また、
無人搬送車の走行位置のコントロール精度も電磁誘導方
式に比較して良好である。
【0006】しかしながら、磁気誘導方式や光学誘導方
式にあっては、電磁誘導方式のように、磁気テープや光
反射テープを利用して無人搬送車の制御信号を送ること
ができない。このため無人搬送車に光モデムを取り付け
ておき、一方、誘導経路の分岐点(つまり、テープの分
岐位置)にも光モデムを備えた制御盤を設置しておき、
無人搬送車が分岐点に来ると光電センサによって検知し
て無人搬送車を制御盤の前で停止させると、分岐点の制
御盤と無人搬送車の間で交信し、無人搬送車の走行方向
や侵入許可、待機などの指示を行なっている。
【0007】このため、磁気誘導方式や光学誘導方式の
無人搬送車にあっては、各分岐点毎に光モデムを備えた
制御盤が必要となり、コストが高くついていた。また、
光モデムの設置位置と設置位置との中間では、無人搬送
車と交信することができず、例えば遠隔非常停止などの
処理を行なうことができなかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は叙上の従来例
の欠点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、磁気誘導方式や光学誘導方式等を用いた場合に
も、任意の位置で制御装置と無人搬送車とが直接に交信
可能にし、1台の制御装置で単体もしくは複数台の無人
搬送車を最適に運用できるようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の無人搬送車制御
システムは、誘導経路に沿って走行する無人搬送車と、
無人搬送車の走行先を指示する制御装置とを備えた無人
搬送車制御システムにおいて、前記制御装置と前記無人
搬送車とがそれぞれ電磁波による無線通信手段を有し、
当該無線通信手段を介して前記制御装置と前記無人搬送
車とが信号を送受信することを特徴としている。
【0010】
【作用】本発明にあっては、制御装置と無人搬送車とが
電磁波による無線通信によって信号を送受信するので、
1台の制御装置により任意の位置にいる単体もしくは複
数台の無人搬送車と交信することができる。
【0011】特に、磁気誘導方式や光学誘導方式等の柔
軌道式無人搬送車制御システムにおいても、任意の位置
で単体もしくは複数台の無人搬送車を制御可能になると
共にリアルタイムで各無人搬送車の状態モニターが可能
になる。例えば、遠隔非常停止などの制御も可能にな
る。さらに、誘導路の分岐点毎に光電センサや制御盤等
が必要なくなり、1台の制御装置によって無人搬送車を
制御可能になるので、コストを安価にすることができ
る。
【0012】
【実施例】図1は本発明の一実施例による無人搬送車制
御システムを用いた工場設備の概略図である。図1にお
いて、1は磁気誘導方式もしくは光学誘導方式の誘導経
路であって、磁気テープやアルミニウムテープ等のテー
プを床表面に貼り付けたものであり、2は誘導経路に沿
って走行する無人搬送車である。また、3はワークを無
人搬送車2に荷積みしたり、無人搬送車2から荷降ろし
したりするためのステーション、4は組み立てラインや
加工ライン等のラインである。5は工場全体の流れや無
人搬送車を制御するための制御装置(ホストコンピュー
タ)である。
【0013】図2は制御装置5と無人搬送車2の通信方
式を示すブロック図である。これはFMモデム6,8を
用いたFM通信方式であって、制御装置5と無人搬送車
2とがFM変調波を介して指令やデータ等を交信してい
る。すなわち、各無人搬送車2には無人搬送車2の走行
先や停止、ワークの積み下ろし等の動作を制御するため
のAGVコントローラ10が搭載されており、AGVコ
ントローラ10はFMモデム(子局)8により制御装置
5と交信する。また、制御装置5は1台のFMモデム
(親局)6を有している。
【0014】しかして、制御装置5は、FMモデム6の
アンテナ7から空中へ信号波(FM変調波)を放射す
る。この信号波は全空間に広がるので、全ての無人搬送
車5のアンテナ9で受信される。しかも、制御装置5と
無人搬送車2との間に遮蔽物が存在していても、遮蔽物
に遮られることなく制御装置5と無人搬送車2との間で
交信することができる。
【0015】一方、制御装置5から送信された信号波は
全ての無人搬送車2のFMモデム8によって受信される
ので、いずれの無人搬送車2へ向けて送信された信号で
あるか識別させる必要がある。このため、制御装置5か
ら出力される送信信号には、送信先がいずれの無人搬送
車2であるか指示するための識別コードが含まれてい
る。従って、制御装置5からの送信波を受信した無人搬
送車2は、その識別コードによって制御装置5から自身
へ向けられた信号であるか、他の無人搬送車2に向けて
の信号であるかを判別し、自身へ向けられた信号である
と判断すると制御装置5に向けて応答信号を返し、当該
指令信号をAGVコントローラ10へ取り込んでその指
令を実行する。無人搬送車2から制御装置5へ向けて返
される応答信号についても、いずれの無人搬送車2から
送信された信号であるかを識別させるための識別コード
が含まれている。これによって制御装置5はいずれの無
人搬送車2から返されてきた信号であるかを判別する。
【0016】また、制御装置5は、全ての無人搬送車2
に対して時分割的に順次制御信号等の信号を送信してお
り、無人搬送車2の走行先(走行目的地)や誘導経路1
の分岐点における停止、エリア侵入許可、分岐点からの
走行方向等の指示や制御を行なう。一方、無人搬送車2
は各無人搬送車2の状態を表わすデータ等を含む応答信
号を制御装置5へ送信しており、制御装置5は無人搬送
車2からの応答信号によって各無人搬送車2の状態を把
握する。
【0017】制御装置5から無人搬送車2に走行先を指
示する場合について説明すると、制御装置5はFM通信
により無人搬送車2に走行プログラムを送信する。無人
搬送車2は制御装置5からの走行プログラムを受信し、
指定された無人搬送車2は制御装置5により指示された
位置まで走行し、そこで停止して次の走行プログラムを
待つ。次の走行プログラムが制御装置5から送信される
と、無人搬送車2は再び走行を開始する。また、走行中
に次の走行プログラムを受信すると、走行中に指示され
た位置まで継続して走行する。
【0018】また、制御装置5は、FM通信により無人
搬送車2の現在位置、現在の状態をモニターし、ディス
プレイ(図示せず)に表示する。この機能により突発的
なトラブルが発生し、無人搬送車2が停止してもトラブ
ルの発生場所やトラブル内容等を一目で判断でき、迅速
な対処が可能になる。
【0019】図3に示すものは無人搬送車2の具体的な
制御例を説明するための図であって、供給ステーション
から何箇所かの空きステーションへワークを供給するた
めの設備を示しており、図4、図5及び図6は当該設備
において無人搬送車2を制御するための手順を示すフロ
ーチャートである。図3は供給ステーションS0からい
ずれかの搬送先ステーションS1,S2,S3へ無人搬
送車2によりワークを搬送する場合を示しており、ワー
ク供給先側では搬送先ステーションS1,S2,S3に
対応して3つの誘導経路1に分岐している。また、11
はワークを搬送し終わった無人搬送車2を待機させるた
めのホームポジション、12はワークを搭載した無人搬
送車2を待機させるための待機ポイントである。このよ
うなワーク供給のための設備における無人搬送車2の制
御方法を以下図3〜6に従って説明する(なお、図4,
図5,図6において破線で囲んだ部分は各走行プログラ
ムの内容である)。
【0020】無人搬送車2は始めはワークを搭載してい
ない状態でホームポジション11に待機している。この
とき、制御装置5はいずれかの搬送先ステーションS
1,S2又はS3からワークの要求があるか否か(S2
1)、供給ステーションS0にワークが搬入されたか否
か(S22)を監視している。まず、供給ステーション
S0へのワークの到着が、いずれかの搬送先ステーショ
ンS1,S2,S3からのワークの要求よりも早い場合
(S22においてYESの場合)について説明する。この
場合には、制御装置5は無人搬送車2に待機ポイント1
2への走行プログラムを送信し(S23)、無人搬送車
2を走行させる。当該走行プログラムを受信した無人搬
送車2は直ちにホームポジション11から供給ステーシ
ョンS0へ移動し、供給ステーションS0でワークを搭
載する(S24)。ワークを搭載した無人搬送車2は待
機ポイント12に向けて走行し(S25)、一方、制御
装置5はいずれかの搬送先ステーションS1,S2,S
3からワークの要求があるか否か監視している(S2
6)。無人搬送車2が待機ポイント12へ向けて走行し
ている間にいずれの搬送先ステーションS1,S2,S
3からもワークの要求がなかった場合には、待機ポイン
ト12に到着した無人搬送車2は待機ポイント12で停
止し、制御装置5から次の走行プログラムを受信するま
で待機する(S27)。
【0021】無人搬送車2が待機ポイント12で待機し
ている間、制御装置5はいずれかの搬送先ステーション
S1,S2,S3からワークの要求があるか否か監視し
ている(S28)。いずれかの搬送先ステーションS
1,S2,S3からワークの要求があると、制御装置5
はいずれの搬送先ステーションS1,S2,S3から要
求があったのか判断し(S29a,S29b,S29
c)、要求のあった搬送先ステーションS1,S2,S
3への走行プログラムを待機中の無人搬送車2へ送信す
る(S30a,S30b,S30c)。当該走行プログ
ラムを受信した無人搬送車2は要求のあった搬送先ステ
ーションS1,S2,S3へ向けて移動し(S31a,
S231,S31c)、当該ステーションS1,S2,
S3にワークを供給する(S32a,S32b,S32
c)。この後、空になった無人搬送車2は元のホームポ
ジション11へ戻り(S33)、ホームポジション11
で待機する。
【0022】また、待機ポイント12へ向けて走行して
いる(S25)無人搬送車2が待機ポイント12に到着
する前に、制御装置5がいずれかの搬送先ステーション
S1,S2,S3からワークの要求を受けた場合(S2
6)には、制御装置5はいずれの搬送先ステーションS
1,S2,S3から要求があったのか判断し(S29
a,S29b,S29c)、要求のあった搬送先ステー
ションS1,S2,S3への走行プログラムを走行中の
無人搬送車2へ送信する(S30a,S30b,S30
c)。当該走行プログラムを受信した無人搬送車2は、
待機ポイント12で停止することなく、要求のあった搬
送先ステーションS1,S2,S3へ向けて継続走行し
(S31a,S31b,S31c)、当該ステーション
S1,S2,S3にワークを供給する(S32a,S3
2b,S32c)。この後、空になった無人搬送車2は
元のホームポジション11へ戻り(S33)、ホームポ
ジション11で待機する。
【0023】次に、いずれかの搬送先ステーションS
1,S2又はS3からのワーク要求が、供給ステーショ
ンS0へのワークの到着よりも早い場合(S21におい
てYESの場合)について説明する。この場合には、制御
装置5はいずれの搬送先ステーションS1,S2,S3
から要求があったのか判断し(S34a,S34b,S
34c)、要求のあった搬送先ステーションS1,S
2,S3への走行プログラムをホームポジション11の
無人搬送車2へ送信する(S35a,S35b,S35
c)。当該走行プログラムを受信した無人搬送車2は供
給ステーションS0へ移動し(S36a,S36b,S
36c)、ワークが供給ステーションS0に搬入される
まで待機する(S37a,S37b,S37c)。供給
ステーションS0にワークが搬入されると、無人搬送車
2はワークを搭載し(S38a,S38b,S38
c)、要求のあった搬送先ステーションS1,S2,S
3へ向けて移動し(S39a,S239,S39c)、
当該ステーションS1,S2,S3にワークを供給する
(S40a,S40b,S40c)。この後、空になっ
た無人搬送車2は元のホームポジション11へ戻り(S
33)、ホームポジション11で待機する。
【0024】以上のような制御方法によれば、制御装置
5は無人搬送車2の走行ルートがスタート地点から目標
ステーションまで決定されていなくても、決定されてい
る地点まで無人搬送車2を走行させ、走行中でも目標ス
テーションが決定した時点において走行プログラムを無
人搬送車2に送信し、最終目標ステーションまで走行さ
せることができるので、ワークの要求から供給までの時
間短縮に有効な方式である。
【0025】また、図7に示すものは2台以上の無人搬
送車2が互いに反対向きに走行する合流エリア16にお
ける無人搬送車2のFM通信による合流制御方法を示す
図であり、図8はその制御手順を示すフローチャートで
ある。図7に示すように合流エリア16においては、誘
導経路1Aから合流エリア16の誘導経路1Cに入る無
人搬送車2aはP1地点からP2地点へ向けてV1方向
に走行するが、誘導経路1Bから合流エリア16の誘導
経路1Cに入る無人搬送車2b,2cはP4地点からP
3地点に向けてV2方向に走行する。このため、無人搬
送車2a,2b,2cの合流制御を行なわないと、合流
エリア16において無人搬送車2a,2b,2c同志が
正面衝突する恐れがある。このため、制御装置5は図8
に示すフローチャートに従って無人搬送車2a,2b,
2cを合流制御し、衝突防止や優先順位の決定を行なっ
ている。以下、複数台の無人搬送車2a,2b,2cの
うち1台の無人搬送車2aについて合流制御する場合を
図8のフローチャートに従って説明する。
【0026】無人搬送車2aが合流エリア16内に入る
と検知され(S51)、合流エリア16内に入った無人
搬送車2aの走行プログラムに合流エリア16のプログ
ラムが作成される(S52)。このため、合流エリア1
6に入った無人搬送車2aはP1地点で停止し、そこで
待機する(S53)。制御装置5は、反対方向(P4地
点側)から合流エリア16に進入して反対向きに走行し
ている他の無人搬送車(例えば、2b)がいるかどうか
(S54)、また、当該無人搬送車2aよりも先にP4
地点で待機している他の無人搬送車(例えば、2b)が
いるかどうか(S55)調べる。合流エリア16内を走
行中の他の無人搬送車が存在せず、かつ、P4地点で先
に待機している他の無人搬送車も存在しない場合には、
P1地点の無人搬送車2aに進入許可を与える(S5
7)。あるいは、合流エリア16内に他の無人搬送車、
例えば2bがいた場合には、合流エリア16を走行中の
無人搬送車2b、もしくは先にP4地点で待機していた
無人搬送車2bがP3地点を通過した時点(S56)で
P1地点の無人搬送車2aに進入許可を与える(S5
7)。こうして進入許可が与えられると、P1地点で待
機していた無人搬送車2aは合流エリア16内に進入し
て走行する(S58)。
【0027】従って、合流エリア16で無人搬送車同志
が衝突しないよう制御することができ、また、この場合
の優先順位は通常合流エリア16の進入口P1,P4地
点に先に到達した無人搬送車から順に合流エリア16へ
進入させることになる。なお、無人搬送車2bと2cの
ように同一方向に進入する無人搬送車同志の場合には、
同時に合流エリア16内を走行することは妨げられな
い。
【0028】このようにしてFM通信により合流制御す
れば、外部に光電スイッチや制御盤等の装置を設置する
ことなく、容易に合流制御を行なうことができる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、電磁波による無線通信
により、1台の制御装置と任意の位置にいる単体もしく
は複数台の無人搬送車とが交信可能になる。このため、
特に、磁気誘導方式や光学誘導方式等の柔軌道式無人搬
送車制御システムにおいても、任意の位置で単体もしく
は複数台の無人搬送車を制御可能になり、さらに、リア
ルタイムで各無人搬送車の状態モニターも可能になり、
例えば、遠隔非常停止などの制御も行なえる。
【0030】さらに、誘導経路の分岐点毎に光電センサ
や制御盤等が必要なくなり、1台の制御装置によって無
人搬送車を制御可能になるので、コストを安価にするこ
とができる。従って、本発明によれば、磁気誘導方式や
光学誘導方式がもともと有しているレイアウト変更の容
易性等とあいまって優れた無人搬送車制御システムを構
築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による無人搬送車の制御シス
テムを用いた工場設備の一例を示す概略図である。
【図2】同上の無人搬送車制御システムにおける通信方
式を示す概略ブロック図である。
【図3】同上の具体例を示す図である。
【図4】同上の制御手順を示すフローチャートである。
【図5】図4の続図である。
【図6】図4の続図である。
【図7】同上の別な具体例を示す図である。
【図8】同上の制御手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 誘導経路 2 無人搬送車 5 制御装置 6,8 FMモデム 7,9 アンテナ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘導経路に沿って走行する無人搬送車
    と、無人搬送車を制御する制御装置とを備えた無人搬送
    車制御システムにおいて、 前記制御装置と前記無人搬送車とがそれぞれ電磁波によ
    る無線通信手段を有し、当該無線通信手段を介して前記
    制御装置と前記無人搬送車とが信号を送受信することを
    特徴とする無人搬送車制御システム。
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