JPH06206456A - 車両用フューエルリッド - Google Patents

車両用フューエルリッド

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Publication number
JPH06206456A
JPH06206456A JP426893A JP426893A JPH06206456A JP H06206456 A JPH06206456 A JP H06206456A JP 426893 A JP426893 A JP 426893A JP 426893 A JP426893 A JP 426893A JP H06206456 A JPH06206456 A JP H06206456A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel lid
fuel
magnet member
vehicle
lid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP426893A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Tomioka
誠 冨岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP426893A priority Critical patent/JPH06206456A/ja
Publication of JPH06206456A publication Critical patent/JPH06206456A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】簡単な構造で部品数が少なく、確実に着脱可能
な固定機構を備えたフューエルリッドを提供するもので
ある。 【構成】車体カバー31に燃料注入口37へ通じる開口
部39を有し、この開口部39を塞ぐ開閉自在のフュー
エルリッド40を備えた車両において、前記フューエル
リッド40にマグネット部材42を取り付けたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用フューエルリッド
に係り、特に構造の簡単な車両用フューエルリッドに関
する。
【0002】
【従来の技術】車体カバーに燃料注入口へ通じる開口部
を有し、この開口部を塞ぐ開閉自在のフューエルリッド
を備えた車両は、スクータ等の小型車両に採用されてい
る。この車両では、フューエルリッドを閉じた状態で固
定する手段として、図6に示すように、フューエルリッ
ド1裏側のロック部材2をキー3を用いて回転させ、燃
料注入口4側に設けた係止部材5にロック部材2を係止
させるロック機構を有するものや、図7(a),(b)
に示すように、フューエルリッド11裏側に設けたフッ
ク状のロック部材12を、燃料注入口13内に設けた開
閉可能な把持機構14に把持させるロック機構を有する
もの等がある。
【0003】また、フューエルリッドを開いたとき、フ
ューエルリッドが倒れるのを防止する手段として、フュ
ーエルリッドのヒンジ部をフリクションで開いた状態に
固定する機構や、前記ヒンジ部にスプリングを用いて固
定する機構を有するもの等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フュー
エルリッドの開閉状態に別々に保つためにロック機構や
固定機構を備えると、構造が複雑になり、部品数が増
え、組立て工数も増えてコストがかかってしまう。
【0005】また、フューエルリッドのヒンジ部をフリ
クションで開いた状態に固定する機構では、フリクショ
ン部が時間の経過と共に緩くなり固定保持機能を果たせ
なくなる。
【0006】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、簡単な構造で部品数が少なく、しかも確実に着
脱可能な固定機構を備えたフューエルリッドを提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る車両用フュ
ーエルリッドは、上述した課題を解決するために、請求
項1に記載したように、車体カバーに燃料注入口へ通じ
る開口部を有し、この開口部を塞ぐ開閉自在のフューエ
ルリッドを備えた車両において、前記フューエルリッド
にマグネット部材を取り付けたものである。
【0008】
【作用】上記の構成を有する本発明においては、車体カ
バーに燃料注入口へ通じる開口部を有し、この開口部を
塞ぐ開閉自在のフューエルリッドにマグネット部材を取
り付けたため、簡単な構造で部品数が少ないフューエル
リッドを開閉自在とすることができ、このフューエルリ
ッドに取付けられるマグネット部材で開状態および閉状
態に確実に固定保持させることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0010】図1は、この発明を適用した小型車両とし
てのスクータ型車両の左側面図であり、図2は、このス
クータ型車両の後部を拡大した左側面図である。
【0011】図1において、このスクータ型車両21は
車体フレーム22を有し、この車体フレーム22は、ダ
ウンチューブ23と、このダウンチューブ23に前端が
固着され、後上方に延びる左右一対のリアフレーム24
とから構成される。このリアフレーム24は、その中間
で折曲され、一旦立ち上がった後、後上方に延びてい
る。
【0012】リアフレーム24の中央下部にはパワーユ
ニット25がスイング自在に設けられる。このパワーユ
ニット25は図示しないエンジンと、このエンジンの一
側から後方に延びる伝導ケース26とを備え、この伝導
ケース26の後端に駆動輪である後輪27が保持され
る。伝導ケース26はスイングアームを兼ねており、リ
アショックアブソーバ28によりリアフレーム24に弾
性的に支持される。
【0013】なお、符号29は前輪であり、符号30は
走行ハンドルである。
【0014】リアフレーム24の周囲には、後部の車体
カバー31が装着されてスクータ型車両の外観を構成し
ており、この車体カバー31には、左右一体あるいは別
体に形成されたアッパーフレームカバー32が備えられ
ており、このアッパーフレームカバー32の下部にはロ
アサイドカバー33が左右に分割されて設けられる。
【0015】アッパーフレームカバー32とロアサイド
カバー33との接合部後端にはリアコンビネーションラ
ンプ34が設けられており、アッパーフレームカバー3
2の上部には開閉式の運転シート35が設けられる。
【0016】運転シート35後部のアッパーフレームカ
バー32内には、燃料タンク36がリアフレーム24に
左右を挟まれるように保持されて設けられる。この燃料
タンク36の上部には燃料注入口37が設けられてお
り、この燃料注入口37は燃料キャップ38により塞が
れる。
【0017】燃料注入口37直上に位置するアッパーフ
レームカバー32の部分は開口されており、この開口部
39はフューエルリッド40により塞がれる。
【0018】フューエルリッド40は、一端にヒンジ4
1が設けられており、このヒンジ41はアッパーフレー
ムカバー32内側に軸支され、フューエルリッド40を
回動自在とする。一方、フューエルリッド40の他端に
は、図3に示すように、マグネット部材42が取付けら
れる。
【0019】図4は、図3のX−X線に沿う断面図であ
り、図4に示すように、上記マグネット部材42はその
一部をフューエルリッド40外部に露出するように設置
され、マグネット部材42の両耳部43,43がフュー
エルリッド40にスクリュ44等の固着手段で固定され
る。
【0020】マグネット部材42は、図5(a)が示す
ようなブロック形状にマグネット45を成形するか、も
しくは図5(b)が示すようなボックス形状に成形した
ケース46にマグネット45を封入し、スクリュ44等
を用いてフューエルリッド40に取り付ける。
【0021】図2において、アッパーフレームカバー3
2の開口部39内には、フューエルリッド40が閉じら
れた状態で前記マグネット部材42に対応する車体カバ
ー31側あるいは燃料注入口37側の部位に鉄片47が
取付けられる。
【0022】運転シート35後部のアッパーフレーム後
端には荷物を搭載する鉄製のキャリア48が設けられ
る。このキャリア48の前方の端部は上方に折曲され、
前記フューエルリッド40が開けられた状態でマグネッ
ト部材42と対応する位置にセットされる。
【0023】次に、本実施例の作用について説明する。
【0024】本発明では、図2に示すように、フューエ
ルリッド40が閉じられた状態では、このフューエルリ
ッド40に取付けられたマグネット部材42がアッパー
フレームカバー32の開口部39内に取付けられた鉄片
47に磁気により吸着してフューエルリッド40を固定
する。
【0025】一方、フューエルリッド40が開けられた
状態では、前記マグネット部材42がキャリア48の折
曲され延長された部分に磁気により吸着してフューエル
リッド40を固定する構造になっているので、フューエ
ルリッド40の固定構造が簡単で部品数も少なく、組立
て工数も減り、コストの低減が図れる。
【0026】上記実施例では、アッパーフレームカバー
32の開口部39内に鉄片47を取付けたが、燃料キャ
ップ38が鉄製であれば、フューエルリッド40内側の
前記燃料キャップ38直上部分にマグネット部材42を
取り付け、フューエルリッド40が閉じられた状態でマ
グネット部材42が鉄製の燃料キャップ38に吸着する
ようにしてもよく、また、フューエルリッド40が開け
られた状態において、実公平2−51929号公報に示
すように、燃料給油のために取外した鉄製の燃料キャッ
プ38をフューエルリッド40の内側で保持できる構造
としてもよい。
【0027】また、上記実施例では、フューエルリッド
40が車両21の後方に開く場合の例を示したが、運転
シート35の後端に鉄片を埋め込み、フューエルリッド
40を車両21の前方に開くように配置し、マグネット
部材42を上記鉄片に吸着させてフューエルリッド40
を開状態で固定してもよい。
【0028】さらに、本実施例では本発明をスクータ型
車両21に適用した例を示したが、自動車等の他の車両
にも適用でき、自動車においては、車体カバーが鉄製の
ものが多く、マグネット部材が取付けられたフューエル
リッドを開状態で直接車体カバーに吸着させて、固定で
きる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る車両
用フューエルリッドによれば、車体カバーに燃料注入口
へ通じる開口部を有し、この開口部を塞ぐ開閉自在のフ
ューエルリッドを備えた車両において、前記フューエル
リッドにマグネット部材を取り付けたため、部品数が少
ないフューエルリッドの簡単な固定構造でフューエルリ
ッドを開閉両状態で確実かつ安定的に保持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用フューエルリッドの一実施
例を示すスクータ型車両の左側面図。
【図2】スクータ型車両の後部を拡大した左側面図。
【図3】フューエルリッドの斜視図。
【図4】図3のX−X線に沿う断面図。
【図5】(a)および(b)は、マグネット部材の形状
を示す図。
【図6】従来のフューエルリッドを閉じた状態で固定す
る手段を示す図。
【図7】(a)および(b)は、従来のフューエルリッ
ドを閉じた状態で固定する他の手段を示す図。
【符号の説明】
21 スクータ型車両 22 車体フレーム 24 リアフレーム 32 アッパーフレームカバー 35 運転シート 37 燃料注入口 39 開口部 40 フューエルリッド 42 マグネット部材 47 鉄片 48 キャリア

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体カバーに燃料注入口へ通じる開口部
    を有し、この開口部を塞ぐ開閉自在のフューエルリッド
    を備えた車両において、前記フューエルリッドにマグネ
    ット部材を取り付けたことを特徴とする車両用フューエ
    ルリッド。
JP426893A 1993-01-13 1993-01-13 車両用フューエルリッド Pending JPH06206456A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP426893A JPH06206456A (ja) 1993-01-13 1993-01-13 車両用フューエルリッド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP426893A JPH06206456A (ja) 1993-01-13 1993-01-13 車両用フューエルリッド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06206456A true JPH06206456A (ja) 1994-07-26

Family

ID=11579800

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP426893A Pending JPH06206456A (ja) 1993-01-13 1993-01-13 車両用フューエルリッド

Country Status (1)

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JP (1) JPH06206456A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006112307A (ja) * 2004-10-14 2006-04-27 Fuji Heavy Ind Ltd 燃料タンクキャップカバー

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006112307A (ja) * 2004-10-14 2006-04-27 Fuji Heavy Ind Ltd 燃料タンクキャップカバー

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