JPH0313381Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0313381Y2 JPH0313381Y2 JP1985124940U JP12494085U JPH0313381Y2 JP H0313381 Y2 JPH0313381 Y2 JP H0313381Y2 JP 1985124940 U JP1985124940 U JP 1985124940U JP 12494085 U JP12494085 U JP 12494085U JP H0313381 Y2 JPH0313381 Y2 JP H0313381Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wiring
- trunk
- lid
- rib
- sealing member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 20
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
- Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、自動二輪車等に装備されるトラン
ク内に取り付けられる照明器具等の電装品に対す
る配線を設けるための構造に関するものである。
ク内に取り付けられる照明器具等の電装品に対す
る配線を設けるための構造に関するものである。
近年、自動二輪車においても携帯品や小荷物等
を収納するための比較的大容量のトランクを装備
したタイプのものが市販されている。また、この
種のトランクには、夜間の使用を考慮してトラン
ク内に照明器具が取り付けられることがある。
を収納するための比較的大容量のトランクを装備
したタイプのものが市販されている。また、この
種のトランクには、夜間の使用を考慮してトラン
ク内に照明器具が取り付けられることがある。
ところで、トランク内に照明器具を取り付ける
場合、一般に、この照明器具はトランク本体に対
して開閉可能に枢着された蓋側に配置されるの
で、車体に搭載したバツテリーからの配線は、ト
ランク本体との枢着部を通つて蓋側の照明器具に
導かれる。
場合、一般に、この照明器具はトランク本体に対
して開閉可能に枢着された蓋側に配置されるの
で、車体に搭載したバツテリーからの配線は、ト
ランク本体との枢着部を通つて蓋側の照明器具に
導かれる。
したがつて、蓋内側の大部分に配線が露呈する
ので、体裁が悪く、また、配線の露呈部分が断線
し易いという欠点があつた。
ので、体裁が悪く、また、配線の露呈部分が断線
し易いという欠点があつた。
この考案は上述の点に鑑みなされたもので、蓋
側の配線を露呈しないように覆つて前記枢着部か
ら照明器具等の電装品位置へ導くと共に、配線の
固定を確実にした電装品に対する配線をトランク
内に設けるための構造を提供しようとするもので
ある。
側の配線を露呈しないように覆つて前記枢着部か
ら照明器具等の電装品位置へ導くと共に、配線の
固定を確実にした電装品に対する配線をトランク
内に設けるための構造を提供しようとするもので
ある。
上記目的を達成するためのこの考案は、自動二
輪車の車体に固定されたトランク本体に対し下端
を開口した蓋体が開閉可能に枢着され、該蓋体内
の適所に電装品を取り付けたトランクにおいて、
前記トランク本体側の上端開口周縁部全周にわた
つてフランジを形成し、前記蓋体内の開口周縁部
に添つて下向きにリブを突設し、該トランク本体
側からの配線を該リブと該蓋体の周壁間内を通し
て前記電装品に導き、該リブ下端部に断面略U字
状のシール部材を装着して該シール部材で配線を
保持すると共に該シール部材の下端を前記トラン
ク本体側に設けたフランジ面に当接してシール構
造を形成するようにしたことを特徴とする。
輪車の車体に固定されたトランク本体に対し下端
を開口した蓋体が開閉可能に枢着され、該蓋体内
の適所に電装品を取り付けたトランクにおいて、
前記トランク本体側の上端開口周縁部全周にわた
つてフランジを形成し、前記蓋体内の開口周縁部
に添つて下向きにリブを突設し、該トランク本体
側からの配線を該リブと該蓋体の周壁間内を通し
て前記電装品に導き、該リブ下端部に断面略U字
状のシール部材を装着して該シール部材で配線を
保持すると共に該シール部材の下端を前記トラン
ク本体側に設けたフランジ面に当接してシール構
造を形成するようにしたことを特徴とする。
この考案のトランク内配線によれば、配線用に
特別な構成を必要とすることなく、蓋体の枢着部
から前記リブと蓋体の周壁間内を通して電装品に
配線が導かれるので、電装品を蓋体内側の周縁部
寄りに取り付ける場合は、電装品がどの位置にあ
つても配線を殆ど露呈させずに施せ、しかも、配
線の固定がシール部材により確実に行い得ると共
に、こシール部材によつてフランジ間にシール構
造が形成されるようになつている。
特別な構成を必要とすることなく、蓋体の枢着部
から前記リブと蓋体の周壁間内を通して電装品に
配線が導かれるので、電装品を蓋体内側の周縁部
寄りに取り付ける場合は、電装品がどの位置にあ
つても配線を殆ど露呈させずに施せ、しかも、配
線の固定がシール部材により確実に行い得ると共
に、こシール部材によつてフランジ間にシール構
造が形成されるようになつている。
以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
第1図は自動二輪車に装備されるトランクを示
す縦断面図、第2図は同一部平面図、第3図は同
一部背面図である。
す縦断面図、第2図は同一部平面図、第3図は同
一部背面図である。
これらの図面において、1は上端を開口したト
ランク本体で、このトランク本体1は自動二輪車
(図示せず)のシールA後方の車体B上に止具2
を介して取着される。3は下端を開口した蓋体
で、この蓋体3は本体1の前端側に一対のヒンジ
装置4を介して前部上方へ開閉可能に枢着され
る。
ランク本体で、このトランク本体1は自動二輪車
(図示せず)のシールA後方の車体B上に止具2
を介して取着される。3は下端を開口した蓋体
で、この蓋体3は本体1の前端側に一対のヒンジ
装置4を介して前部上方へ開閉可能に枢着され
る。
1aは本体側のフランジで、本体1の上端開口
周縁部より外方へ張り出して、その全周にわたり
設けられる。また、蓋体3の下端開口側周壁3a
は、本体側フランジ1aの周囲を囲むように下向
きに延設され、その内周側に一定の間隙を設けて
リブ3bが、フランジ1aの略中央部に向けて下
向きに突設される。
周縁部より外方へ張り出して、その全周にわたり
設けられる。また、蓋体3の下端開口側周壁3a
は、本体側フランジ1aの周囲を囲むように下向
きに延設され、その内周側に一定の間隙を設けて
リブ3bが、フランジ1aの略中央部に向けて下
向きに突設される。
5は電装品としての照明器具で、この照明器具
5は蓋体3内面の後部中央位置に止具5aにより
取り付けられる。そして、車体Bに搭載されたバ
ツテリー(図示せず)からの配線6が、本体1の
底面前部に穿設した貫通孔1bから本体1内に導
入され、本体1の前壁に添つてその上方の、一方
のヒンジ装置4位置の前記リブ3bに穿設した貫
通孔3cより、側周壁3aとの間隙内に導かれ
る。この位置から、配線6は、側周壁3aとリブ
3bとの間隙内を通して、蓋体3後方の照明器具
5取付位置まで導かれる。更に、配線6は、照明
器具5位置のリブ3bに穿設した貫通孔3dを通
して、照明器具5に接続される。
5は蓋体3内面の後部中央位置に止具5aにより
取り付けられる。そして、車体Bに搭載されたバ
ツテリー(図示せず)からの配線6が、本体1の
底面前部に穿設した貫通孔1bから本体1内に導
入され、本体1の前壁に添つてその上方の、一方
のヒンジ装置4位置の前記リブ3bに穿設した貫
通孔3cより、側周壁3aとの間隙内に導かれ
る。この位置から、配線6は、側周壁3aとリブ
3bとの間隙内を通して、蓋体3後方の照明器具
5取付位置まで導かれる。更に、配線6は、照明
器具5位置のリブ3bに穿設した貫通孔3dを通
して、照明器具5に接続される。
第4図は第1図の要部拡大断面図で、同図に示
されるように、7は略U字状のシール部材で、こ
のシール部材7は前記リブ3b下部の全周にわた
り装着され、リブ3bと側周壁3a間に挿入され
た前記配線6は、シール部材7の一方で固定され
ると同時に覆われる。そして、このシール部材7
の下端がトランク本体1側に設けたフランジ1a
面に当接してシール構造を形成するようになつて
いる。つまり、このシール部材7は、配線6の固
定とシール機能の両方を兼ねているものである。
されるように、7は略U字状のシール部材で、こ
のシール部材7は前記リブ3b下部の全周にわた
り装着され、リブ3bと側周壁3a間に挿入され
た前記配線6は、シール部材7の一方で固定され
ると同時に覆われる。そして、このシール部材7
の下端がトランク本体1側に設けたフランジ1a
面に当接してシール構造を形成するようになつて
いる。つまり、このシール部材7は、配線6の固
定とシール機能の両方を兼ねているものである。
なお、第1図〜第3図中、8は一対のロツク装
置で、蓋体3の後面と本体1の後面間にそれぞれ
取着される。9はシールの背もたれ部で、この背
もたれ部9は蓋体3の前面中央部分に装着され
る。
置で、蓋体3の後面と本体1の後面間にそれぞれ
取着される。9はシールの背もたれ部で、この背
もたれ部9は蓋体3の前面中央部分に装着され
る。
このようにして、バツテリーからの配線6は、
トランクの蓋体3側に取り付けた照明器具5に配
線される。
トランクの蓋体3側に取り付けた照明器具5に配
線される。
以上説明したように、この考案のトランク内の
配線は、上記構成からなるから、下記の如き効果
を奏する。
配線は、上記構成からなるから、下記の如き効果
を奏する。
(1) 蓋側の配線は露呈しないように覆われている
ので、体裁が良く、しかも配線を携帯品等で断
線させることがない。
ので、体裁が良く、しかも配線を携帯品等で断
線させることがない。
(2) 照明器具等の電装品が蓋体の下端開口周縁部
近傍に取り付けられる場合には、その取付位置
がどの位置にあつても露呈させずに配線するこ
とができる。
近傍に取り付けられる場合には、その取付位置
がどの位置にあつても露呈させずに配線するこ
とができる。
(3) シール部材及びこのシール部材が装着される
リブを利用して配線を行うようにしたので、配
線のための特別な構成部材が不要で、トランク
内の構造が複雑にならない。特に、シール部材
でトランクのシール機能のみならず配線の固定
機能をも発揮させるようにしたので、それだけ
必要な部材が省略でき、構造の簡素化が図れる
ものである。
リブを利用して配線を行うようにしたので、配
線のための特別な構成部材が不要で、トランク
内の構造が複雑にならない。特に、シール部材
でトランクのシール機能のみならず配線の固定
機能をも発揮させるようにしたので、それだけ
必要な部材が省略でき、構造の簡素化が図れる
ものである。
第1図は自動二輪車に装備されるトランクを示
す縦断面図、第2図は同一部平面図、第3図は同
一部背面図、第4図は第1図の要部拡大断面図で
ある。 1……トランク本体、3……蓋体、3a……側
周壁、3b……リブ、4……ヒンジ装置、5……
照明器具(電装品)、6……配線、7……シール
部材。
す縦断面図、第2図は同一部平面図、第3図は同
一部背面図、第4図は第1図の要部拡大断面図で
ある。 1……トランク本体、3……蓋体、3a……側
周壁、3b……リブ、4……ヒンジ装置、5……
照明器具(電装品)、6……配線、7……シール
部材。
Claims (1)
- 自動二輪車の車体に固定されたトランク本体に
対し下端を開口した蓋体が開閉可能に枢着され、
該蓋体内の適所に電装品を取り付けたトランクに
おいて、前記トランク本体側の上端開口周縁部全
周にわたつてフランジを形成し、前記蓋体内の開
口周縁部に添つて下向きにリブを突設し、該トラ
ンク本体側からの配線を該リブと該蓋体の周壁間
内を通して前記電装品に導き、該リブ下端部に断
面略U字状のシール部材を装着して該シール部材
で配線を保持すると共に該シール部材の下端を前
記トランク本体側に設けたフランジ面に当接して
シール構造を形成するようにしたことを特徴とす
る自動二輪車等のトランク内配線。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985124940U JPH0313381Y2 (ja) | 1985-08-13 | 1985-08-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985124940U JPH0313381Y2 (ja) | 1985-08-13 | 1985-08-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6233105U JPS6233105U (ja) | 1987-02-27 |
JPH0313381Y2 true JPH0313381Y2 (ja) | 1991-03-27 |
Family
ID=31017399
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985124940U Expired JPH0313381Y2 (ja) | 1985-08-13 | 1985-08-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0313381Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5196238B2 (ja) * | 2008-02-14 | 2013-05-15 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車の配線保持構造 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4845467U (ja) * | 1971-09-30 | 1973-06-14 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58196247U (ja) * | 1982-06-23 | 1983-12-27 | 日産自動車株式会社 | 自動車用照明構造 |
-
1985
- 1985-08-13 JP JP1985124940U patent/JPH0313381Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4845467U (ja) * | 1971-09-30 | 1973-06-14 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6233105U (ja) | 1987-02-27 |
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