JPH0620221B2 - 読取りタイミングを相対的にずらせた画像読取り装置 - Google Patents

読取りタイミングを相対的にずらせた画像読取り装置

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JPH0620221B2
JPH0620221B2 JP62176486A JP17648687A JPH0620221B2 JP H0620221 B2 JPH0620221 B2 JP H0620221B2 JP 62176486 A JP62176486 A JP 62176486A JP 17648687 A JP17648687 A JP 17648687A JP H0620221 B2 JPH0620221 B2 JP H0620221B2
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誠 広沢
滋 笹田
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/48Picture signal generators
    • H04N1/486Picture signal generators with separate detectors, each detector being used for one specific colour component

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、平面走査型の製版用カラースキャナなどに
用いられる画像読取り装置に関するもので、特に、複数
のリニアイメージセンサで原画を走査線順次に読取る際
の読取り位置ズレを補償した画像読取り装置に関する。
(従来の技術とその問題点) 平面走査型の製版用カラースキャナなどでは、レッド,
グリーン,ブルー(以下、それぞれ「R色」「G色」,
「B色」という。)の読取り光色成分に対応して3個の
リニアイメージセンサが設けられている。そして、原画
のR色成分,G色成分およびB色成分がこれらの3個の
リニアイメージセンサによってそれぞれ画素ごとに読取
られ、このようにして読取られた各色成分についての画
像データまたはそれを修正処理したデータに応じて記録
画像(色分解画像または複製カラー画像)が得られる。
このため、このような画像読取り装置では、複数のリニ
アイメージセンサのそれぞれの画像読取り位置の間の整
合性を確保することが重要である。すなわち、複数のリ
ニアイメージセンサの画像読取り位置の間に整合性がな
い場合には、原画上において互いにずれた位置の色成分
情報が使用されることになるため、複製されるカラー画
像に色ズレなどが生じてしまう。
このような事態に対処するための最も基本的な方法は、
第8図に示すように、原画1上の読取りラインWからの
画像読取り光Lをレンズ2を介して色分解光学系3に導
き、この色分解光学系3によって光Lを各色成分光に分
割してそれぞれの色成分検出用のリニアイメージセンサ
4a,4b,4cに与える方法である。しかしながら、
この方法では分光を行うためリニアイメージセンサへの
到達量が激減してしまうことや、高精度の色分解光学系
3を準備せねばならないなどの事情があるため、画像読
取り装置全体としてのサイズの増大やコストの上昇を招
いてしまう。
これに対して、画像読取り光量を減らすことのないよう
に、色分解光学系を使用せず、各リニアイメージセンサ
からの画像データの出力タイミングを調整することによ
って、画像読取り位置の間のズレを補償しようとする技
術が提案されている。たとえば特開昭61−10825
3号公報で開示されている技術では、第9図に示すよう
に、別々の色成分を検出する各リニアイメージセンサ4
a〜4cによって、異なる読取りラインW〜Wの画
像をそれぞれ読取る。
この場合、原画1を図示の(−Y)方向に移動させて副
走査を行なうものとすれば、ひとつの画素Pの画像情報
はまずリニアイメージセンサ4aによって読取られ、そ
の後に他のリニアイメージセンサ4b,4cの順で読取
られる。このため、画素Pの各色成分データは、各リニ
アイメージセンサ4a〜4cから異なるタイミングで出
力される。
そこで、この方法では、リニアイメージセンサ4cより
も早く画素Pの読取りを行なう他のリニアイメージセン
サ4a,4bからの色成分データをバッファメモリ5
a,5bに与える。そして、このバッファメモリ5a,
5bの遅延機能を用いてリニアイメージセンサ4a,4
bからの色成分データの出力タイミングを遅延させるこ
とにより、同一画素(同一走査線)についての各色成分
データS,S,Sが同時に出力するようにさせて
いる。
ところで、第9図の装置のように色分解光学系を使用し
ていない装置では、各リニアイメージセンサ4a〜4c
が同一の時刻において検出している瞬時読取りラインW
〜W(第10図)は所定距離Aずつ離れており、こ
の距離Aは、装置の幾何学的配置状態やレンズ2の倍率
などによって定まる。これに対して、読取るべき走査線
,l,…の副走査方向の幅dは、画像記録おける
複製倍率などに応じて定められるものである。ただし、
ここで言う「走査線」とは、リニアイメージセンサ4a
〜4cをCCDセル配線で形成した場合には、一回の電
荷蓄積時間の間に原画1が(−Y)方向に移動し続ける
ことによって、瞬時読取りラインW〜Wがこの電荷
蓄積時間内に原画1上を走査する帯状領域のことを指し
ている。第10図および後述する第2B図では、走査線
の幅は誇張して描かれている。
このため一般には、距離Aと幅dとの関係は種々変化し
得るものであって距離Aが幅dの整数倍となっていると
は限らない。特に、複製倍率を連続的に変え得る装置で
は幅dのとり得る値が連続的なものとなっており、距離
Aと幅dとの不整合性が必然的に生じてしまう。
すると、各リニアイメージセンサ4a〜4cの読取りタ
イミング自体は共通であるために、たとえばひとつのリ
ニアイメージセンサ4cが第10図の走査線l
,…の画像情報を順次読取って行くのに対して、他
のリニアイメージセンサ4bは、これらに対してずれた
位置関係にある走査線l′,l′…の画線情報を、
順次読取って行く。残りのリニアイメージセンサ4aに
ついても同様にずれが生じる。
したがって、これらのリニアイメージセンサ4a〜4c
からの色成分データの出力タイミングを第9図のバッフ
ァメモリ5a,5bで調整したとしても、そもそも読取
った走査線の間にずれが生じているのであるから、正確
な画像データを得ることはできないという問題がある。
また、特開昭61−108253号公報ではテストチャ
ートの読取りに基いて出力タイミング補正を行なってい
るが、この場合にも上記と同様の問題が生ずる。
このような事情によって生ずる色ズレは走査線ピッチd
以下の範囲で生ずるために、通常の画像記録ではあまり
問題にならない。しかしながら特に高精度の画像記録な
どが必要とされる場合や、原画上で急激に濃度や色調が
変化する部分についての記録の場合には、このような走
査線ズレの影を有効に防止することが重要となってく
る。
(発明の目的) この発明は従来技術における上述の問題の克服を意図し
ており、色分解光学系を用いることなしに複数のリニア
イメージセンサによって原画を読取る場合に、各リニア
イメージセンサの読取り位置ズレが走査線ピッチの整数
倍となっていなくとも、各リニアイメージセンサ間の読
取りズレを防止して正確な画像読取りを行なうことがで
きる画像読取り装置を提供することを目的とする。
(目的を達成するための手段) 上述の目的を達成するため、この発明は、主走査方向に
伸びた複数のリニアイメージセンサを並列的に複数列に
配置し、前記複数のリニアイメージセンサとカラー原画
とを副走査方向に沿って相対的に移動させつつ、前記複
数のリニアイメージセンサによって前記原画の画像の各
色成分をそれぞれ走査線順次に読取る画像読取り装置を
対象として、前記原画上における前記複数のリニアイメ
ージセンサの副走査方向の読取り位置ズレ量を走査線ピ
ッチで除した値の小数部の大きさに応じて、前記複数の
リニアイメージセンサに与える読取りタイミング信号の
発生時期を1走査線分の読取り所要時間の長さの非整数
倍だけずらせることにより、前記複数のリニアイメージ
センサのそれぞれにおける走査線ごとの画像読取りタイ
ミングを相対的にずらせて修正する画像読取りタイミン
グ修正手段を設け、このような画像読取りタイミングの
修正によって、前記複数のリニアイメージセンサのそれ
ぞれの読取り走査線の位置を互いに整合させている。
(実施例) A.実施例の全体構成 第2A図は、この発明の一実施例である画像読取り装置
の全体的構成を示す図である。この図において、この画
像読取り装置10は原画1の画像を光学的に検出するた
めの多列イメージセンサ11を備えている。この多列イ
メージセンサ11は、第3図に示すように、それぞれが
CCD受光セル12の1次元的配列を含む3個のリニア
イメージセンサ14B,14G,14Rを有している。
これらのリニアイメージセンサ14B,14G,14R
は、互いに平行に三列に配列された状態で、単一の基板
SB上に一体的に形成されている。また、各セル列の表
面には、それぞれB色フィルタ13B,G色フィルタ1
3G,R色フィルタ13Rが固着されている。
第2A図に戻って、このような多列イメージセンサ11
の受光面の前方には結像レンズ2が配置されている。そ
して、このレンズ2をはさんで多列イメージセンサ11
に対向する位置に、読取るべき原画1を配置する。周知
のように、リニアイメージセンサ14B,14G,14
Rは、その長手方向の画素ごとの画像読取りによって主
走査を行なう。このため、このリニアイメージセンサ1
4B,14G,14Rの長手方向は、原画1の画像読取
りにおけるる主走査方向Xと一致する。
また、原画1は図示しない移動機構によって、主走査方
向Xに直角な(−Y)方向に所定の速度Vで送られる。
このため、リニアイメージセンサ14B,14G,14
Rと原画1とは速度Vで(−Y)方向に相対的に移動す
ることとなり、Y方向が副走査方向となる。
このような配置関係とすることにより、副走査方向Yに
沿って多列とされたリニアイメージセンサ14B,14
G,14Rは、ひとつの時刻において、原画1上の瞬時
読取りラインW,W,Wからの光L,L,L
(図中にはその光路中心面のみが示されている。)を
それぞれ受光する。そして、原画1の(−Y)方向への
移動を行ないつつ、所定の繰返し周期で各リニアイメー
ジセンサ14B,14G,14RのCCD受光セルの電
荷蓄積と電荷転送とを繰返す。色フィルタ13B,13
G,13Rが設けられていることにより、リニアイメー
ジセンサ14B,14G,14Rは、それぞれ原画1の
B色成分,G色成分,R色成分をそれぞれ受光して光電
変換することになる。
B.画像読取りタイミング修正の原理 一方、多列イメージセンサ11における画像読取りタイ
ミング制御や、色成分データ転送制御は、制御回路20
によって行なわれる。第2A図の画像読取り装置10
は、この発明の特徴に対応して、画像読取りタイミング
修正手段を備えているが、この制御回路20の詳細構成
を説明する前に、この画像読取りタイミング修正の原理
を説明しておく。
第2B図は第2A図の原画1の一部分を拡大して模式化
した図であり、その中に表示された記号は、次のような
量として定義される。
D…リニアイメージセンサ14B,14G,14Rの配
列間隔(第3図参照)。
m…レンズ2による光学的倍率。
A(=D/m)…原画1上におけるリニアイメージセン
サ14R,14B,14Gの瞬時読取りラインW,W
,W,の相互間隔(隣接リニアイメージセンサ間の
読取り位置ずれ量)。
M(図示せず)…読取られた画像データに基いて原画1
の画像記録を行なう場合の複製倍率。ここでは、記録装
置(図示せず。)における記録走査ピッチなどが固定さ
れているものと考える。このため、この複製倍率Mを変
化させるときには、それに応じて原画1の送り速度Vを
変化させる。
(図示せず)…等倍記録(M=1)の場合の原画1
の送り速度。
V(=V/M)…任意の複製倍率Mでの原画1の送り
速度。
(図示せず)…等倍記録(M=1)の場合の原画1
上の走査線ピッチ(サンプリングピッチ)。
d(=d/M)…任意の複製倍率Mでの走査線ピッ
チ。
Tl(=d/V=d/V)…ひとつの走査線を読取
るのに要する時間。これは、原画1の移動によって、リ
ニアイメージセンサ14R,14G,14Bの瞬時読取
りラインW,W,Wが走査線ピッチdだけ原画1
上を移動するのに要する時間に相当する。また、この実
施例ではCCD受光セルによって形成されたリニアイメ
ージセンサを使用しているため、時間Tlは、CCD受
光セルの1回の電荷蓄積時間とほぼ等しい。
以上のうち、複製倍率Mは画像読取り前に外部から指定
するが、D,m,A,V,d,Tlなどはあらかじ
め設定されている。また、V,d,はV,d,Mの
値を用いて計算する。
このような諸量のもとで、多列イメージセンサ11によ
る原画1の読取りを行なった場合を考える。すると、第
4図(a)に示すような時刻tの進行に伴って、リニアイ
メージセンサ14B,14G,14Rの瞬時読取りライ
ンW,W,Wは、第4図(b)〜(d)のようなタイミ
ングで、第2B図に部分拡大図として示した走査線
,l,…の位置を通過する。ただし、第4図(a)
の時間スケールは、R色用リニアイメージセンサ14R
の走査線通過タイミングを基準にして描かれている。ま
た、第4図および後述する第5図では「リニアイメージ
センサ」を「LIS」と略記している。
そして、第2B図の例では、 A/d=3.2 …(1) となっているため、読取り位置ずれ量Aは走査線ピッチ
dの整数倍とはなっていない。このため、従来のよう
に、各リニアイメージセンサ14B,14G,14Rの
画像読取りタイミングを共通とした場合には、ひとつの
リニアイメージセンサ14Rは第4図(g)のような対応
関係で走査線の読取りを行なうのに対して、他のリニア
イメージセンサ14B,14Gは、第4図(e),(f)のよ
うに隣接する走査線(たとえばlとl)とにまたが
った読取りを行なうことになる。これによって複製画像
に色ズレなどが生じてしまうということは既に説明し
た。
そこで、この実施例では、リニアイメージセンサ14
B,14GにおけるCCD電荷蓄積開始タイミング(画
像読取りタイミング)を相対的にずらせることによっ
て、各リニアイメージセンサ14B,14G,14Rの
それぞれが走査線l,l,…の画像を正確にとらえ
ることができるようにする。
つまり、第4図(i)に示すように、同一の走査線に対す
るG色用リニアイメージセンサ14Gの電荷蓄積開始時
刻のそれぞれが、R色用リニアイメージセンサ14Rの
電荷蓄積開始時刻のそれぞれに対して所定時間Tだけ
早くなるようすることにより、G色用リニアイメージセ
ンサ14G自身の瞬時画像読取りラインWと走査線位
置との関係に忠実な読取りを行なわせる。また、B色用
リニアイメージセンサ14Bの電荷蓄積開始時刻のそれ
ぞれも、第4図(h)に示すように、R色用リニアイメー
ジセンサ14Rの電荷蓄積開始時刻のそれぞれに対して
所定時間Tだけ早くなるようにして、各走査線を瞬時
画像読取りラインが通過するタイミングに忠実な読取り
を行なわせる。
これは、従来の装置と比較して、G色用リニアイメージ
センサ14GとB色用リニアイメージセンサ14Bとの
それぞれの電荷蓄積開始時刻を、それぞれ遅延時間ΔT
,ΔT(第4図参照)ずつ遅延させることよって達
成される。(遅延時間間ΔT,ΔTの値の決定法に
ついては後述する。) このようにすれば、各リニアイメージセンサ14B,1
4G,14RがTの時間にそれぞれ読取る走査線は、
共通の走査配列l,l,…に対応したものとなり、
各リニアイメージセンサ14B,14G,14Rのそれ
ぞれの読取り走査線の位置を互いに整合させることがで
きる。したがって、それから得られた各色成分データを
走査線ごとに組合わせれば、画像読取り位置ずれ量Aと
走査線ピッチdとの関係がどのようなものであっても、
正確な記録画像が得られる。
次に、上記遅延時間ΔT,ΔTの決定法について説
明する。第2B図からわかるようにR色用リニアイメー
ジセンサ14Rが走査線lの読取りを開始した時刻を
基準として、図示の距離Y(R色用とG色用の2つの
リニアイメージセンサ14Rと14Gとの距離)だけ原
画が相対移動するのに要する時間だけ前の時点でG色用
リニアイメージセンサ14Gが走査線lの読取りを開
始するようにすれば(即ち、第4図示の例では、走査線
の読取り開始が−3.2T((1)式参照)だけず
れた時刻に行なわれるようにすれば)、2つのリニアイ
メージセンサ14R,14Gによる読取りは共通の走査
線配列上で行なわれることになる。また、同様に、B色
用リニアイメージセンサ14Bによる走査線lの読取
りは、G色用リニアイメージセンサでの説明と同様に図
示の時点から距離Y前の時点で開始させればよい。こ
のため、副走査が距離ΔY,ΔYだけ進むのに要す
る時間が読取り遅延時間ΔT,ΔTとなる(第4図
(h),(i))。
一方、副走査は走査線ピッチdを時間Tlで進むように
行なわれるため、 d/Tl=ΔY/ΔT =ΔY/ΔT(=V) …(2) が成立する。したがって、(2)式より、 ΔT=Tl(ΔY/d) …(3) ΔT=Tl(ΔY/d) …(4) が得られる。このため、遅延時間ΔT,ΔTを決定
するには、(3),(4)式の右辺中の量(ΔY/d),
(ΔY/d)を求めればよい。
ところで、これらの量(ΔY/d),(ΔY/d)
は、距離ΔY,ΔYのそれぞれが走査線ピッチdの
何倍になっているかを示す量である。このため、リニア
イメージセンサ14G,14R間の画像読取り位置ずれ
量Aを走査線ピッチdで除した値(A/d)の整数部と
小数部とをそれぞれi,αとし、また、リニアイメージ
センサ14B,14R間の画像読取り位置ずれ量(2
A)を走査線ピッチdで除した値(2A/d)の整数部
と小数部とをそれぞれj,βとしたとき、 A/d=i+α(=3.2) …(5) 2A/d=j+β(=6.4) …(6) であるが、第2B図から、 ΔY=(1−α)d(=0.8d) …(7) ΔY=(1−β)d(=0.6d) …(8) となることからわかるから、 ΔY/d=1−α(=0.8) …(9) ΔY/d=1−β(=0.6) …(10) が得られる。ただし、(5)〜(10式および後述する(11)〜
(16)式中のカッコ内の値は、第2B図および第4図に示
した例についての値である。
したがって、(3),(4),(9),(10)式より ΔT=Tl(1−α)=(0.8Tl)…(11) ΔT=Tl(1−β)=(0.6Tl)…(12) が得られる。
整数部i,jおよび小数部α,βのそれぞれの値は、小
数部を切捨てて整数部を取出す演算を記号「INH」で
表わすと、下記の(13)〜(16)式から得ることができる。
i=INT[A/d] =INT[D/(md)](=3)
…(13) α=(A/d)−i =(A/d)−INT[A/d] =(D/md)−INT[D/md] (=3.2−3=0.2) …(14) j=INT[2D/d] =INT[2D/md] (−6) …(15) β=(2A/d)−j =(2A/d)−INT[2A/] =(2D/md)−INT[2D/md] (=6.4−6=0.4) …(16) このため、A.D,m,dのそれぞれの量をあらかじめ
決定(もしくは測定)しておけば、小数部α,β(した
がって、タイミング遅延時間ΔT,ΔT)を決定す
ることができる。
なお、整数部i,jの値は、リニアイメージセンサ14
B,14G,14Rから得られた色成分データを第2A
図の制御回路20から出力するときの出力タイミングを
調整するために使用されるが、これについては後述す
る。
C.実施例の詳細構成と動作 第1図は第2A図中の制御回路20の内部ブロック図で
ある。以下、第1図と第2A図とを参照して、実施例の
詳細構成とを説明する。
第2A図の原画1の読取りを行なおうとする場合におい
て、まず、オペレータは所望の複製倍率値Mをキーボー
ド(図示せず)などから第1図の演算制御回路21に入
力する。この演算制御回路21はマイクロコンピュータ
などによって構成されている。そして、複製倍率Mの値
が入力されると、あらかじめ決定されているdの値と
Mの値とにしたがってdの値を演算して求め、それから
この複製倍率Mおよびdの値とあらかじめ決定(または
測定)されているm,D,A,Tlなどの値とを用いつ
つ、(13)〜(16)式によって整数部i,jおよび小数部
α,βの値を演算して求める。
また、このようにして得られた小数部α,βの値に基い
て、遅延時間ΔT,ΔTを(11),(12)式から求め
る。
さらに、複数倍率Mに応じた原画移動速度Vを、(V
/M)の演算を行なうことによって求める。この速度V
の値は、図示しない原画移動機構に与えられる。
なお、複製倍率Mと、遅延時間ΔT,ΔTなどとの
関係をあらかじめ計算しておき、ルックアップテーブル
方式でメモリ中に記憶させておいてもよい。
演算制御回路21で求められた遅延時間ΔT,ΔT
の値と整数値i,jの値とは、第1図の遅延設定回路2
2に転送される。そして、遅延設定回路22は、これら
の遅延時間ΔT,ΔTの値を遅延回路22G,23
Bにそれぞれ設定する。
これらの遅延回路23G,23Bは、クロック発生器3
0から出力されるクロックCK(第5図(a))を、上記
遅延時間ΔT,ΔTだけそれぞれ遅延させる。この
ようにしてクロックCKを遅延させて得られるB色用お
よびG色用のライン切換クロックC,C(第5図
(b)(c))は、G色用およびB色用のCCDドライブ回路
24B,24Gにそれぞれ与えられる。また、クロック
CK自体はまた、R色用のライン切換クロックC(第
5図(d))として、R色用のCCDドライブ回路24R
に与えられる。
これらのライン切換クロックC,C,Cに応答し
て、CCDドライブ回路24B,24G,24Rはリニ
アイメージセンサ14B,14G,14Rをそれぞれ駆
動する。すなわち、ライン切換クロックC,Cに含
まれる繰返しパルスPS(第5図(b),(c),(d))が与
えられるごとに、リニアイメージセンサ14B,14
G,14R内の1回の電荷蓄積を終了させ、これらの中
にそれぞれ蓄積されていた一走査線分の電荷がアンプ2
5B,25G,25Rへとそれぞれ転送されるととも
に、新たな走査線についての電荷蓄積が開始される。
このような読取り動作が原稿1の(−Y)方向の移動と
並行して行なわれることによよって、第5図(e),(g)に
示すようなタイミングでリニアイメージセンサ14B,
14G,14Rにおける画像読取り(CCDセルの電荷
蓄積)が実行される。ただし、第5図中の記号lは、
n番目の走査線を示す。また、第5図(e)〜(g)において
カッコ付きで示している走査線番号は、リニアイメージ
センサ14B,14G,14Rからの読出しタイミング
を示す。特に、原画1の読取り開始時付近のタイミング
は、既述した第4図(h)〜(j)のようになる。
このようにしてリニアイメージセンサ14B,14G,
14Rで読取られた色成分データは、走査線を単位とし
て画素ごとに第1図のアンプ25B,25G,25Rで
増幅され、A/Dコンバータ26B,26G,26Rで
それぞれデジタル化されて、デジタル色データS0B,S
0G,S0Rとなる。これらの信号のうち、B色データ及び
G色データS0B,S0Gはメモリ27B,27Gそれぞれ
記憶される。これらのメモリ27B,27Gはそれぞ
れ、主走査方向の画素数に相当する容量を持ったライン
メモリ28をN個およびN個だけ有している。ただ
し、NおよびNはそれぞれ、あらかじめ想定される
範囲内で複製倍率Mが変化した際の、整数部j,iの最
大値よりも2以上多い整数である。
そして、これらのメモリ27B,27Gでは、遅延設定
回路22からあらかじめ転送されてきている整数部j,
iの値に応じて、使用するラインメモリ28の数が決定
されている。つまり、B色用メモリ27Bでは(j+
2)個のラインメモリ28が選択されて、これらの(j
+2)個のラインメモリが走査線ごとに循環的に使用さ
れる。これは、たとえばデュアルポートRAMを用いれ
ば実現可能である。同様に、G色用メモリ27Gでは、
(i+2)個のラインメモリ28が選択されて、走査線
ごとに循環的に使用される。
これらのメモリ27B,27Gへの色成分データの書込
みアドレスAW,AWは、それぞれ書込みアドレス
カウンタ28B,28Gから供給される。これらの書込
みアドレスカウンタ28B,28Gは、遅延されたライ
ン切換クロックC,Cをリセット入力として、画素
クロックPCをカウントし、そのカウント値を書込みア
ドレスAW,AWとするようになっている。また、
メモリ27B,27Gにおいてそれぞれ書込むべきライ
ンメモリ28を切換選択するための書込切換信号EWB
WGなども、遅延されたライン切換クロックC,C
に同期して与えられる。
A/Dコンバータ26B,26Gから与えられたB色デ
ータS0BおよびG色データS0Gは、リニアイメージセン
サ14B,14Gの蓄積時からそれぞれ1ライン分だけ
遅れたタイミングで、メモリ27B,27Gにそれぞれ
記憶される(第5図(h),(i),第4図(k),(l))。この
1ライン分の遅延は、リニアイメージセンサ14B,1
4G,14R内おいて、蓄積電荷を転送ゲート(図示せ
ず)に転送して出力するために生ずる遅延である。した
がって、この遅延はR色データS0Rにおいても生じてお
り、これは、この発明の特徴に応じた遅延とは別のもの
である。
メモリ27B,27Gに記憶されたB色データS0Bおよ
びG色データS0Gは、第4図(n),(o)に示すように、そ
れらの記憶時点からそれぞれ(j+β)Tl時間および
(i+α)Tl時間だけ遅延を受けて、R色用リニアイ
メージセンサ14RからのR色データS0R(第4図
(m))と同期して読出される。つまり、同一の走査線
(たとえばl)についての各色データS0B,S0G,S
0Rのうち、R色データS0Rが最も遅くリニアイメージセ
ンサ14Rから出力されるために、このR色データS0R
の出力タイミングに合わせて残りの色データS0B,S0G
を読出すのである。
この遅延処理は、メモリ27B,27Gからのデータ読
出しアドレスAR,ARとして、読出しアドレスカ
ウンタ29の出力を用いれば実現できる。ただし、この
読出しアドレスカウンタ29は、クロックCK(つま
り、R色用のライン切換クロックC)をリセット入力
として、画素クロックPCをカウントするようになって
いる。また、複数のラインメモリ28のうちいずれから
色成分データを読出すかを決める読出し切換信号ERB
RGも、クロックCKに同期して与えられる。
すなわち、G色用のメモリ27Gを例にとると、第6図
に模式的に示すようにi+2)個のラインメモリ28a
〜28i+2を走査線ごとに循環的に使用するときには、
現在書込みに使用しているライメモリ28のひとつ先
のラインメモリ28k+1から読出しを行うようにすれば
よい。すると、図示の状態において、これらの間には
i個のラインメモリ28k+2〜28i+2,28a〜28
k-1にそれぞれ記憶されたi走査線分のB色データS0G
が存在し、また、ラインメモリ28に記憶されるべ
き1ライン分のG色データのうちのα部分はライン切換
クロックCとクロックCKとのずれに起因して既に書
込み済であるため、合計(i+α)Tlだけの遅延が行
なわれることになる。B色用メモリ27Bについても同
様である。なお、第6図からわかるように各ラインメモ
リ28の中で同時に書込みと読出しとを行うことがきる
場合には、(i+1)ライン分のラインメモリを準備す
れば足りる。
このようにすることによって、色データS0B,S0Gをそ
れぞれ遅延させることによって得られる色成分データS
,Sと、R色データS0Rと同一のものとして与えら
れるR色成分データSとは、第4図(m)〜(O)および第
5図(g),(j),(k)(ただし、(g)ではカッコを付して示
している。)に示すようなタイミングで出力させること
となり、同一の走査線についての色成分データS,S
,Sが同期して出力されることになる。
このため、これらの色成分データS,S,Sを適
宜組合わせて画像記録などを行なっても、色ズレなどが
生じることはない。
D.変形例 上記実施例ではリニアイメージセンサ14B,14
Gの画像読取りタイミングをそれぞれ(1−β)Tl,
(1−α)Tlだけ遅延させたが、B色用リニアイメー
ジセンサ14Bでの読取りの遅延は行なわず、G色用リ
ニアイメージセンサ14Gの読取りタイミングを(β−
α)Tlだけ遅延させるとともに、R色用リニアイメー
ジセンサ14Rの読取りタイミングをβTlだけ遅延さ
せてもよい。また、中央に配置されたG色用リニアイメ
ージセンサ14Gを基準として、B色用リニアイメージ
センサ14bでの読取りを(1−β+α)Tlだけ、ま
た、R色用リニアイメージセンサ14Rでの読取りをα
Tlだけ、それぞれ遅延させてもよい。
もっとも、上記実施例のようにすれば同一走査線につい
ての読取りを最も遅い時間に行なうR色用リニアイメー
ジセンサ14Rについての読取りタイミング遅延させな
いため、色成分データS,S,Sの出力遅れを最
小限にすることができるという利点がある。
この発明は、リニアイメージセンサを複数列に配列
するような他の場合、たとえば第7図に示すように、複
数のリニアイメージセンサ41,42,…を千鳥形に配
列することにより、限られた長さを持つリニアイメージ
センサ41,42,…をつなぎ合わせて幅の大きな原画
1の読取りを行なう場合にも適用できる。リニアイメー
ジセンサ41,42,…のそれぞれを3色用に各3本ず
つ用いた場合にも適用できる。
さらに、リニアイメージセンサとしてCCDリニア
イメージセンサのよような蓄積型のものを使用しない場
合にもこの発明は有効である。たとえば複数の1次元フ
ォトダイオードアレイを用いるときには、この1次元フ
ォトダイオードアレイでの画像読取りタイミング(つま
り、これからの画像データ出力タイミング)に相対的な
ずれ修正を施せばよい。
上記実施例のように多列イメージセンサ11を用い
れば各リニアイメージセンサの間の間隔Dがほとんど完
全に不変となって読取り精度がさらに向上するが、単体
のリニアイメージセンサを複数配置するものであっても
よい。
リニアイメージセンサから取出された画像データを
リアルタイムで出力する必要がないとき(たとえば大容
量メモリにいったん記憶させておくとき)などは、メモ
リ27B,27Gなどによる出力タイミング調整用の遅
延手段を画像読取り装置中に設けておかず、上記大容量
メモリからのデータ読出しアドレスをずらせるようにし
てもよい。つまり、この発明に従えば走査線の整合性が
とれた画像データが画像読取り段階で既に得られるので
あり、その後のデータ処理は、必要に応じて任意に行な
うことができる。
(発明の効果) 以上説明したように、この発明によれば、各リニアイメ
ージセンサのにおける走査線ごとの画像読取りタイミン
グを相対的にずらせることによって、各リニアイメージ
センサの読取り位置ズレが走査線の整数倍となっていな
くとも、各リニアイメージセンサ間の読取りズレを防止
して、正確な画像読取りを色分解学系なしで行なうこと
がでできる また、各走査線についてその主走査方向に直列配置した
各リニアイメージセンサが複数回の読取りを行い、その
中から実際に使用する信号が選択する技術(特開昭55
−141862号)が知られているが、この技術では整
数分だけのズレ補償が可能であるのみであり、読取り後
の信号処理速度との関係に制限がある。
これに対して本願発明では上記のように整数倍以外の位
置ズレ補償をなく補償が可能であり、読取り後の信号処
理速度との関係に制限がないため広範な応用が可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に用いられる制御回路20
のブロック図、 第2A図は実施例の全体構成を示す図、 第2B図は第2A図に示した原画の部分拡大図、 第3図は多列イメージセンサの外観図、 第4図および第5図は実施例の動作を説明するためのタ
イミングチャート、 第6図は色成分データの出力タイミング調整用のメモリ
の概念図、 第7図はこの発明の変形例の説明図、 第8図から第10図までは従来装置の説明図である。 1……原画、10……画像読取り装置、 11……多列イメージセンサ、 14B,14G,14R……リニアイメージセンサ、 20……制御回路、23B,23G……遅延回路、 l……走査線、 A……隣接リニアイメージセンサ間の画像読取り位置ズ
レ量、 d……走査線ピッチ、 i,j……整数部、α,β……小数部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−176360(JP,A) 特開 昭59−178865(JP,A) 特開 昭55−141862(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主走査方向に伸びた複数のリニアイメージ
    センサを並列的に複数列に配置し、前記複数のリニアイ
    メージセンサとカラー原画とを副走査方向に沿って相対
    的に移動させつつ、前記複数のリニアイメージセンサに
    よって前記原画の画像の各色成分をそれぞれ走査線順次
    に読取る画像読取り装置において、 前記原画上における前記複数のリニアイメージセンサの
    副走査方向の読取り位置ズレ量を走査線ピッチで除した
    値の小数部の大きさに応じて、前記複数のリニアイメー
    ジセンサに与える読取りタイミング信号の発生時期を1
    走査線分の読取り所要時間の長さの非整数倍だけずらせ
    ることにより、前記複数のリニアイメージセンサのそれ
    ぞれにおける走査線ごとの画像読取りタイミングを相対
    的にずらせて修正する画像読取りタイミング修正手段を
    設け、 前記画像読取りタイミングの修正によって、前記複数の
    リニアイメージセンサのそれぞれの読取り走査線の位置
    を互いに整合させたことを特徴とする、読取りタイミン
    グを相対的にずらせた画像読取り装置。
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