JPH06198244A - 板状成形部材の両面を塗装するための方法及び装置 - Google Patents
板状成形部材の両面を塗装するための方法及び装置Info
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- H05K3/22—Secondary treatment of printed circuits
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 板状成形部材の両面を塗装するための方法及
び装置を提供する。 【構成】 印刷回路板（２）は、装置の二本の平行ライ
ン（Ａ及びＢ）内に並んで配置された二箇所の塗装ステ
ーション（４及び６）を経由して反対方向（Ｘ及びＹ）
に運搬され、そして、第一蒸気−除去及び乾燥ステーシ
ョン（５）において、印刷回路板（２）は裏返され次い
で装置の第一ライン（Ａ）から装置の第二ライン（Ｂ）
に運搬される方法；並びに第一塗装ステーション
（４）、第一蒸気−除去及び乾燥ステーション（５）、
第二塗装ステーション（６）及び第二蒸気−除去及び乾
燥ステーション（７）、並びに印刷回路板（２）のため
の保持装置（１１）、からなる装置。 【効果】 装置が小形となり、又、付加的な横コンベヤ
ーが不必要である。
び装置を提供する。 【構成】 印刷回路板（２）は、装置の二本の平行ライ
ン（Ａ及びＢ）内に並んで配置された二箇所の塗装ステ
ーション（４及び６）を経由して反対方向（Ｘ及びＹ）
に運搬され、そして、第一蒸気−除去及び乾燥ステーシ
ョン（５）において、印刷回路板（２）は裏返され次い
で装置の第一ライン（Ａ）から装置の第二ライン（Ｂ）
に運搬される方法；並びに第一塗装ステーション
（４）、第一蒸気−除去及び乾燥ステーション（５）、
第二塗装ステーション（６）及び第二蒸気−除去及び乾
燥ステーション（７）、並びに印刷回路板（２）のため
の保持装置（１１）、からなる装置。 【効果】 装置が小形となり、又、付加的な横コンベヤ
ーが不必要である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、特許請求項１記載の板
状成形部材特に印刷回路板の両面を塗装するための方法
に関するものである。本発明は、特許請求項６記載の板
状成形部材特に印刷回路板の両面を塗装するための装置
にも関するものである。
状成形部材特に印刷回路板の両面を塗装するための方法
に関するものである。本発明は、特許請求項６記載の板
状成形部材特に印刷回路板の両面を塗装するための装置
にも関するものである。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】印刷回
路板に導体が設けられた後、印刷回路板は保護層によっ
て塗装される。保護層は好ましくは紫外線硬化性の写真
暴露性プラスチック材料、ラッカー又は同種のものであ
る。保護層は乾燥後、適する形態で暴露され、次いで暴
露部が現像される。導体は次いで前記部位から除去さ
れ、そして電気的に接触されてよい。両面に導体が設け
られた印刷回路板の場合には、印刷回路板の第二表面も
塗装され、且つ第一表面と同様に処理される。印刷回路
板は、塗装すべき印刷回路板が連続して通過する一連の
加工ステーションからなる塗装装置内で塗装される。
路板に導体が設けられた後、印刷回路板は保護層によっ
て塗装される。保護層は好ましくは紫外線硬化性の写真
暴露性プラスチック材料、ラッカー又は同種のものであ
る。保護層は乾燥後、適する形態で暴露され、次いで暴
露部が現像される。導体は次いで前記部位から除去さ
れ、そして電気的に接触されてよい。両面に導体が設け
られた印刷回路板の場合には、印刷回路板の第二表面も
塗装され、且つ第一表面と同様に処理される。印刷回路
板は、塗装すべき印刷回路板が連続して通過する一連の
加工ステーションからなる塗装装置内で塗装される。
【０００３】予め浄化された印刷回路板は、塗装ステー
ション（この中で、印刷回路板の一方の側に保護層が設
けられる）の入口に運搬される。塗装ステーションは、
自由落下流し込みカーテン（この下に、印刷回路板は塗
装すべき表面を最も上にして運搬される）を備えた流し
込みテーブルからなる。所望により又は必要であれば、
予備加熱ステーションが塗装ステーションの上流側に配
置される。ここで、予め浄化された印刷回路板は、塗装
される前に熱空気流中で予備加熱される。予備加熱ステ
ーション（これは通常、循環オーブンとして構成されて
いる）から、印刷回路板は塗装ステーションに運搬され
る。第一の側が塗装された場合には、印刷回路板は塗装
ステーションに続いて配置された蒸気−除去及び乾燥ス
テーションに運搬される。蒸気−除去及び乾燥ステーシ
ョン内では、熱空気が印刷回路板の塗装表面を覆って流
れる。前記方法において、塗料中に含まれた溶媒は蒸発
され（空気流により除去され）且つ吸引され、次いで塗
装表面は少なくとも部分的に乾燥される。印刷回路板の
両面を塗装するための公知の塗装装置の場合には、印刷
回路板は蒸気−除去及び乾燥ステーション内で裏返しも
されるので、その結果、印刷回路板の塗装表面は、それ
が前記ステーションの出口に達する時には下側に面して
おり、そして印刷回路板のまだ塗装されなかった側が上
に向けられ、そして塗装され得る。前記目的のために、
印刷回路板は塗装ステーションの流し込みカーテンの下
に再び運搬され、塗装され、次いで最後に蒸気−除去及
び乾燥ステーション内で蒸気−除去及び乾燥に付され
る。印刷回路板（これは、今や塗装され且つ両面が乾燥
されている）は、次いで他の加工ステーションに運搬さ
れる。
ション（この中で、印刷回路板の一方の側に保護層が設
けられる）の入口に運搬される。塗装ステーションは、
自由落下流し込みカーテン（この下に、印刷回路板は塗
装すべき表面を最も上にして運搬される）を備えた流し
込みテーブルからなる。所望により又は必要であれば、
予備加熱ステーションが塗装ステーションの上流側に配
置される。ここで、予め浄化された印刷回路板は、塗装
される前に熱空気流中で予備加熱される。予備加熱ステ
ーション（これは通常、循環オーブンとして構成されて
いる）から、印刷回路板は塗装ステーションに運搬され
る。第一の側が塗装された場合には、印刷回路板は塗装
ステーションに続いて配置された蒸気−除去及び乾燥ス
テーションに運搬される。蒸気−除去及び乾燥ステーシ
ョン内では、熱空気が印刷回路板の塗装表面を覆って流
れる。前記方法において、塗料中に含まれた溶媒は蒸発
され（空気流により除去され）且つ吸引され、次いで塗
装表面は少なくとも部分的に乾燥される。印刷回路板の
両面を塗装するための公知の塗装装置の場合には、印刷
回路板は蒸気−除去及び乾燥ステーション内で裏返しも
されるので、その結果、印刷回路板の塗装表面は、それ
が前記ステーションの出口に達する時には下側に面して
おり、そして印刷回路板のまだ塗装されなかった側が上
に向けられ、そして塗装され得る。前記目的のために、
印刷回路板は塗装ステーションの流し込みカーテンの下
に再び運搬され、塗装され、次いで最後に蒸気−除去及
び乾燥ステーション内で蒸気−除去及び乾燥に付され
る。印刷回路板（これは、今や塗装され且つ両面が乾燥
されている）は、次いで他の加工ステーションに運搬さ
れる。
【０００４】印刷回路板の両面を塗装するための塗装装
置は、例えばＵＳ−Ａ−４９２６７８９に記載されてい
る。この公知塗装装置においては、第二塗装ステーショ
ン並びに第二蒸気−除去及び乾燥ステーションは、第一
塗装ステーション並びに第一蒸気−除去及び乾燥ステー
ションに続いて配置されている。第一蒸気−除去及び乾
燥ステーション内で裏返された印刷回路板は、今までの
ところでは非塗装表面を最も上にして第二塗装ステーシ
ョンの自由落下流し込みカーテンの下に運搬される。次
いで、第二蒸気−除去及び乾燥ステーション内で、それ
らは一又は二系列に配置された蒸気−除去及び乾燥ステ
ーションを通って運搬される。塗料中に含まれた溶媒を
蒸発させる（空気流によって除去する）ために、塗装表
面を覆って熱空気が再び流され、溶媒は吸引によって除
去され、そして印刷回路板は乾燥される。前記の印刷回
路板の両面を塗装するための塗装装置の加工ステーショ
ンの全ては、ライン内に順次配置されている。予備乾燥
ステーション並びに蒸気−除去及び乾燥ステーションは
通常、竪形循環乾燥機として構成されているけれども、
前記装置の全長はそれでも相当なものである。従って、
比較的長い工業的上屋のみが装置場所として適する。
置は、例えばＵＳ−Ａ−４９２６７８９に記載されてい
る。この公知塗装装置においては、第二塗装ステーショ
ン並びに第二蒸気−除去及び乾燥ステーションは、第一
塗装ステーション並びに第一蒸気−除去及び乾燥ステー
ションに続いて配置されている。第一蒸気−除去及び乾
燥ステーション内で裏返された印刷回路板は、今までの
ところでは非塗装表面を最も上にして第二塗装ステーシ
ョンの自由落下流し込みカーテンの下に運搬される。次
いで、第二蒸気−除去及び乾燥ステーション内で、それ
らは一又は二系列に配置された蒸気−除去及び乾燥ステ
ーションを通って運搬される。塗料中に含まれた溶媒を
蒸発させる（空気流によって除去する）ために、塗装表
面を覆って熱空気が再び流され、溶媒は吸引によって除
去され、そして印刷回路板は乾燥される。前記の印刷回
路板の両面を塗装するための塗装装置の加工ステーショ
ンの全ては、ライン内に順次配置されている。予備乾燥
ステーション並びに蒸気−除去及び乾燥ステーションは
通常、竪形循環乾燥機として構成されているけれども、
前記装置の全長はそれでも相当なものである。従って、
比較的長い工業的上屋のみが装置場所として適する。
【０００５】ＵＳ−Ａ−５１１３７８５及びＵＳ−Ａ−
５１１３７０１には、前記の如く、片側又は両側を塗装
すべき印刷回路板を取り扱う塗装装置が記載されてい
る。前記塗装装置は、単一の塗装ステーション並びに単
一の蒸気−除去及び乾燥ステーション（これは、竪形循
環乾燥機として構成されていることが好ましい）のみか
らなる。印刷回路板が両側を塗装すべきものである場合
には、それ故、裏返された後、それらは第一塗装ステー
ションの流し込みカーテンの下に再び運搬され、次いで
単一の蒸気−除去及び乾燥ステーション内で蒸気−除去
及び乾燥に付される。
５１１３７０１には、前記の如く、片側又は両側を塗装
すべき印刷回路板を取り扱う塗装装置が記載されてい
る。前記塗装装置は、単一の塗装ステーション並びに単
一の蒸気−除去及び乾燥ステーション（これは、竪形循
環乾燥機として構成されていることが好ましい）のみか
らなる。印刷回路板が両側を塗装すべきものである場合
には、それ故、裏返された後、それらは第一塗装ステー
ションの流し込みカーテンの下に再び運搬され、次いで
単一の蒸気−除去及び乾燥ステーション内で蒸気−除去
及び乾燥に付される。
【０００６】ＵＳ−Ａ−５１１３７８５に記載された装
置の場合には、塗装ステーション並びに蒸気−除去及び
乾燥ステーションは装置の縦方向に並んで配置されてい
る。塗装ステーション並びに蒸気−除去及び乾燥ステー
ションの配置された上流側及び下流側は、塗装ステーシ
ョンを有する運搬ラインから蒸気−除去及び乾燥ステー
ションを有する隣接する運搬ラインまで印刷回路板を運
搬する横コンベヤーである。例えば、塗装装置の縦方向
に対して横に配置された運搬ベルトが横コンベヤーとし
て使用される。第二の変法として、ＵＳ−Ａ−５１１３
７８５は、横コンベヤーとしての運搬及び旋回支軸レー
キ（rake）〔これは、塗装ステーションを有する運搬ラ
インから蒸気−除去及び乾燥ステーションを有する隣接
する運搬ラインまで印刷回路板を運搬すること及びこの
逆を行う〕を提案している。塗装ステーション並びに蒸
気−除去及び乾燥ステーションを順次の代わりに並んで
配置することにより、塗装装置の全長は著しく減少す
る。しかしながら、付加的な横コンベヤーが、第一運搬
ラインから第二の隣接する運搬ラインに印刷回路板を運
搬するために必要とされる。前記の横コンベヤーは、構
造の面では比較的複雑であり、且つ、一方では、蒸気−
除去及び乾燥ステーションの運転の調子に対して、他方
では、塗装ステーションの運転の調子に対して、それら
の機能を正確に一致させることを必要とする。
置の場合には、塗装ステーション並びに蒸気−除去及び
乾燥ステーションは装置の縦方向に並んで配置されてい
る。塗装ステーション並びに蒸気−除去及び乾燥ステー
ションの配置された上流側及び下流側は、塗装ステーシ
ョンを有する運搬ラインから蒸気−除去及び乾燥ステー
ションを有する隣接する運搬ラインまで印刷回路板を運
搬する横コンベヤーである。例えば、塗装装置の縦方向
に対して横に配置された運搬ベルトが横コンベヤーとし
て使用される。第二の変法として、ＵＳ−Ａ−５１１３
７８５は、横コンベヤーとしての運搬及び旋回支軸レー
キ（rake）〔これは、塗装ステーションを有する運搬ラ
インから蒸気−除去及び乾燥ステーションを有する隣接
する運搬ラインまで印刷回路板を運搬すること及びこの
逆を行う〕を提案している。塗装ステーション並びに蒸
気−除去及び乾燥ステーションを順次の代わりに並んで
配置することにより、塗装装置の全長は著しく減少す
る。しかしながら、付加的な横コンベヤーが、第一運搬
ラインから第二の隣接する運搬ラインに印刷回路板を運
搬するために必要とされる。前記の横コンベヤーは、構
造の面では比較的複雑であり、且つ、一方では、蒸気−
除去及び乾燥ステーションの運転の調子に対して、他方
では、塗装ステーションの運転の調子に対して、それら
の機能を正確に一致させることを必要とする。
【０００７】ＵＳ−Ａ−５１１３７０１に記載された塗
装装置は単一のラインで構成されており、且つ付加的な
横コンベヤーを全く必要としない。前記の集積された装
置においては、蒸気−除去及び乾燥ステーションは実質
的に塗装ステーションの上方に配置されている。片側又
は両側が塗装された印刷回路板は、それらが塗装ステー
ションの上方に特別に構成された保持装置内で塗装ステ
ーションの入口に戻されるか又は塗装装置の出口に戻さ
れる間に、蒸気−除去に付され次いで乾燥される。蒸気
−除去及び乾燥ステーションは実質的に塗装ステーショ
ンの上方に配置されているので、印刷回路板のための特
別な保持手段に対する要求とは別に、前記塗装装置は比
較的高い全高を有している。
装装置は単一のラインで構成されており、且つ付加的な
横コンベヤーを全く必要としない。前記の集積された装
置においては、蒸気−除去及び乾燥ステーションは実質
的に塗装ステーションの上方に配置されている。片側又
は両側が塗装された印刷回路板は、それらが塗装ステー
ションの上方に特別に構成された保持装置内で塗装ステ
ーションの入口に戻されるか又は塗装装置の出口に戻さ
れる間に、蒸気−除去に付され次いで乾燥される。蒸気
−除去及び乾燥ステーションは実質的に塗装ステーショ
ンの上方に配置されているので、印刷回路板のための特
別な保持手段に対する要求とは別に、前記塗装装置は比
較的高い全高を有している。
【０００８】本発明の問題は、従って、従来技術の前記
塗装装置の欠点を除去することである。特に、本発明
は、付加的な横コンベヤーを必要としない板状成形部材
特に印刷回路板の両面を塗装するための方法及び装置を
提供することである。前記装置は可能な限り全長を短く
すべきである。更に、その全高は低くすべきであり、且
つ竪形連続流乾燥機の全高によってのみ基本的に決定さ
れるべきである。
塗装装置の欠点を除去することである。特に、本発明
は、付加的な横コンベヤーを必要としない板状成形部材
特に印刷回路板の両面を塗装するための方法及び装置を
提供することである。前記装置は可能な限り全長を短く
すべきである。更に、その全高は低くすべきであり、且
つ竪形連続流乾燥機の全高によってのみ基本的に決定さ
れるべきである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】前記事項及び他の関連す
る問題に対する解決手段は、特許請求項１の第二部分に
掲げられた工程からなる板状成形部材特に印刷回路板の
両面を塗装するための方法、及び特許請求項６の第二部
分の板状成形部材特に印刷回路板の両面を塗装するため
の装置に存在する。本発明は、特に、板状成形部材特に
印刷回路板の両面を塗装するための方法であって、印刷
回路板は塗装装置の幾つかの連続加工ステーションを経
由して運搬され且つ、第一塗装ステーションにおいて、
先ず印刷回路板の片側が好ましくは紫外線硬化性のプラ
スチック、ラッカー又は同種のものを用いて湿式塗装さ
れ、そして、その第一の側が塗装された後、印刷回路板
は第一蒸気−除去及び乾燥乾燥ステーションにおいて蒸
気−除去及び乾燥に付されされ、印刷回路板は裏返され
次いで、第二塗装ステーションにおいて、それらの第二
の側が好ましくは紫外線硬化性のプラスチック、ラッカ
ー又は同種のものを用いて湿式塗装され、次いで両面が
前記の如く塗装された印刷回路板は第二蒸気−除去及び
乾燥ステーションにおいて蒸気−除去及び乾燥に付さ
れ、次いで最後に別の加工のために塗装装置から他の加
工装置に運搬される方法を提供する。本発明の方法は、
特に、下記工程からなる：印刷回路板は、装置の二本の
平行ライン内に並んで配置された二箇所の塗装ステーシ
ョンを経由して反対方向に運搬され、次いで、第一蒸気
−除去及び乾燥ステーションにおいて、印刷回路板は裏
返され次いで装置の第一ラインから装置の第二ラインに
運搬される。塗装装置の全長は、それ故、著しく減少さ
れる。印刷回路板のための如何なる付加的な運搬手段又
は横コンベヤーも必要とされない。印刷回路板は、第一
蒸気−除去及び乾燥ステーション（これは、運搬方向に
対して横に配置されている）において裏返され、次いで
第一塗装ステーションを有する第一装置ラインから第二
塗装ステーションを有する第二装置ラインに運搬され
る。
る問題に対する解決手段は、特許請求項１の第二部分に
掲げられた工程からなる板状成形部材特に印刷回路板の
両面を塗装するための方法、及び特許請求項６の第二部
分の板状成形部材特に印刷回路板の両面を塗装するため
の装置に存在する。本発明は、特に、板状成形部材特に
印刷回路板の両面を塗装するための方法であって、印刷
回路板は塗装装置の幾つかの連続加工ステーションを経
由して運搬され且つ、第一塗装ステーションにおいて、
先ず印刷回路板の片側が好ましくは紫外線硬化性のプラ
スチック、ラッカー又は同種のものを用いて湿式塗装さ
れ、そして、その第一の側が塗装された後、印刷回路板
は第一蒸気−除去及び乾燥乾燥ステーションにおいて蒸
気−除去及び乾燥に付されされ、印刷回路板は裏返され
次いで、第二塗装ステーションにおいて、それらの第二
の側が好ましくは紫外線硬化性のプラスチック、ラッカ
ー又は同種のものを用いて湿式塗装され、次いで両面が
前記の如く塗装された印刷回路板は第二蒸気−除去及び
乾燥ステーションにおいて蒸気−除去及び乾燥に付さ
れ、次いで最後に別の加工のために塗装装置から他の加
工装置に運搬される方法を提供する。本発明の方法は、
特に、下記工程からなる：印刷回路板は、装置の二本の
平行ライン内に並んで配置された二箇所の塗装ステーシ
ョンを経由して反対方向に運搬され、次いで、第一蒸気
−除去及び乾燥ステーションにおいて、印刷回路板は裏
返され次いで装置の第一ラインから装置の第二ラインに
運搬される。塗装装置の全長は、それ故、著しく減少さ
れる。印刷回路板のための如何なる付加的な運搬手段又
は横コンベヤーも必要とされない。印刷回路板は、第一
蒸気−除去及び乾燥ステーション（これは、運搬方向に
対して横に配置されている）において裏返され、次いで
第一塗装ステーションを有する第一装置ラインから第二
塗装ステーションを有する第二装置ラインに運搬され
る。
【００１０】印刷回路板に対する塗料の接着性を増大さ
せ且つそれらの乾燥を速めるために、印刷回路板を、そ
れらが第一塗装ステーションを経由して運搬される前
に、塗装装置の入口で予備加熱ステーション内で予備加
熱することが都合が良い。予備加熱ステーション並びに
第二蒸気−除去及び乾燥ステーションが単一の蒸気−除
去乾燥機によって形成されている場合は特に都合が良
い。前記方法において、一台の乾燥機は省いてよい。両
側が塗装された後、印刷回路板は、蒸気−除去乾燥機内
での最後の蒸気−除去及び乾燥工程の間に、第二装置ラ
インから第一装置ラインに逆に運搬される。
せ且つそれらの乾燥を速めるために、印刷回路板を、そ
れらが第一塗装ステーションを経由して運搬される前
に、塗装装置の入口で予備加熱ステーション内で予備加
熱することが都合が良い。予備加熱ステーション並びに
第二蒸気−除去及び乾燥ステーションが単一の蒸気−除
去乾燥機によって形成されている場合は特に都合が良
い。前記方法において、一台の乾燥機は省いてよい。両
側が塗装された後、印刷回路板は、蒸気−除去乾燥機内
での最後の蒸気−除去及び乾燥工程の間に、第二装置ラ
インから第一装置ラインに逆に運搬される。
【００１１】塗装ステーションの第一装置ラインの入口
で、印刷回路板は好ましくは、蒸気−除去乾燥機内に配
置されている循環コンベヤー好ましくは鎖コンベヤーの
下降セクションに取り付けられている保持装置に導入さ
れ、供給平面は、第一装置ライン内の運搬平面の上方に
広がっており、次いで、最後の蒸気−除去及び乾燥の
後、印刷回路板は、蒸気−除去乾燥機の下降している保
持装置から排出され、排出平面は供給平面の上方に広が
っている。
で、印刷回路板は好ましくは、蒸気−除去乾燥機内に配
置されている循環コンベヤー好ましくは鎖コンベヤーの
下降セクションに取り付けられている保持装置に導入さ
れ、供給平面は、第一装置ライン内の運搬平面の上方に
広がっており、次いで、最後の蒸気−除去及び乾燥の
後、印刷回路板は、蒸気−除去乾燥機の下降している保
持装置から排出され、排出平面は供給平面の上方に広が
っている。
【００１２】印刷回路板の特に注意深い運搬は、印刷回
路板が、塗装装置の個々の加工ステーションを経由する
それらの運搬の間に及び個々の加工ステーションの種々
の運搬手段へのそれらの運搬の間に、それらの縦端部で
実質的に恒常的に案内及び支持される場合に行われる。
路板が、塗装装置の個々の加工ステーションを経由する
それらの運搬の間に及び個々の加工ステーションの種々
の運搬手段へのそれらの運搬の間に、それらの縦端部で
実質的に恒常的に案内及び支持される場合に行われる。
【００１３】印刷回路板が連続して通過する一連の加工
ステーションを有している板状成形部材特に印刷回路板
の両面を塗装するための装置は、配置順に、第一塗装ス
テーション、第一蒸気−除去及び乾燥ステーション、第
二塗装ステーション及び第二蒸気−除去及び乾燥ステー
ションからなる。第一及び第二塗装ステーションは二本
の平行装置ライン内に並んで配置されている。第一の蒸
気−除去及び乾燥ステーションは、その縦延長が塗装ス
テーション内の印刷回路板の運搬方向を横切るように第
一及び第二塗装ステーションの間に配置されている。印
刷回路板のための保持装置〔この装置は、循環コンベヤ
ー好ましくは鎖コンベヤーの上昇セクションに取り付け
られている〕は、第一装置ラインを横切って延び、他方
循環コンベヤーの下降セクションに取り付けられている
保持装置は第二装置ラインを横切って延びている。
ステーションを有している板状成形部材特に印刷回路板
の両面を塗装するための装置は、配置順に、第一塗装ス
テーション、第一蒸気−除去及び乾燥ステーション、第
二塗装ステーション及び第二蒸気−除去及び乾燥ステー
ションからなる。第一及び第二塗装ステーションは二本
の平行装置ライン内に並んで配置されている。第一の蒸
気−除去及び乾燥ステーションは、その縦延長が塗装ス
テーション内の印刷回路板の運搬方向を横切るように第
一及び第二塗装ステーションの間に配置されている。印
刷回路板のための保持装置〔この装置は、循環コンベヤ
ー好ましくは鎖コンベヤーの上昇セクションに取り付け
られている〕は、第一装置ラインを横切って延び、他方
循環コンベヤーの下降セクションに取り付けられている
保持装置は第二装置ラインを横切って延びている。
【００１４】印刷回路板のための予備加熱ステーション
は、好ましくは第一塗装ステーションの上流側の、塗装
装置の入口に配置されている。予備加熱ステーション並
びに第二蒸気−除去及び乾燥ステーションが循環乾燥機
によって形成され、その縦延長は第一蒸気−除去及び乾
燥ステーションの縦延長と並行である場合が特に都合が
良い。循環乾燥機は印刷回路板のための供給及び排出ス
テーションを有し、このステーションは、循環乾燥機の
内側に配置された循環コンベヤー好ましくは鎖コンベヤ
ーの下降セクションの領域内の第一装置ラインとほぼ同
一ライン内に配置されているので、供給平面は第一塗装
ステーション内の印刷回路板の運搬平面の上方で且つ排
出平面の下方に広がっている。
は、好ましくは第一塗装ステーションの上流側の、塗装
装置の入口に配置されている。予備加熱ステーション並
びに第二蒸気−除去及び乾燥ステーションが循環乾燥機
によって形成され、その縦延長は第一蒸気−除去及び乾
燥ステーションの縦延長と並行である場合が特に都合が
良い。循環乾燥機は印刷回路板のための供給及び排出ス
テーションを有し、このステーションは、循環乾燥機の
内側に配置された循環コンベヤー好ましくは鎖コンベヤ
ーの下降セクションの領域内の第一装置ラインとほぼ同
一ライン内に配置されているので、供給平面は第一塗装
ステーション内の印刷回路板の運搬平面の上方で且つ排
出平面の下方に広がっている。
【００１５】蒸気−除去及び乾燥ステーション内の印刷
回路板のための保持装置の幅は、印刷回路板の幅に対し
て調節可能であることが好ましい。特に好ましい変形に
おいては、各保持装置は回路板の縦端部のための二本の
平行保持レールからなる。保持レールのうちの一本は循
環コンベヤーに固定的に結合され、他方、別の保持レー
ルは、調節手段によって、ガイドロッドに沿って平行に
位置変換可能であり、且つ好ましくはブレーキを掛けら
れており、ガイドロッドは固定された保持レールに垂直
に延びており且つ保持レールに固定的に結合されている
ことにより、保持レールの間の距離は供給すべき印刷回
路板の幅に対して調節可能である。
回路板のための保持装置の幅は、印刷回路板の幅に対し
て調節可能であることが好ましい。特に好ましい変形に
おいては、各保持装置は回路板の縦端部のための二本の
平行保持レールからなる。保持レールのうちの一本は循
環コンベヤーに固定的に結合され、他方、別の保持レー
ルは、調節手段によって、ガイドロッドに沿って平行に
位置変換可能であり、且つ好ましくはブレーキを掛けら
れており、ガイドロッドは固定された保持レールに垂直
に延びており且つ保持レールに固定的に結合されている
ことにより、保持レールの間の距離は供給すべき印刷回
路板の幅に対して調節可能である。
【００１６】片側又は両側が塗装された印刷回路板の注
意深い運搬のためには、印刷回路板の縦端部が、好まし
くは電気−空気圧的調節手段により、塗装すべき印刷回
路板の幅に対して自動的に調節可能である横案内手段に
よって各塗装ステーションに保持されており、且つ蒸気
−除去及び乾燥ステーションの搬送部材の幅調節のため
の調節手段並びに塗装ステーション内の印刷回路板の縦
端部のための横案内手段の幅調節のための調節手段が互
いに連結されている場合が特に都合が良い。
意深い運搬のためには、印刷回路板の縦端部が、好まし
くは電気−空気圧的調節手段により、塗装すべき印刷回
路板の幅に対して自動的に調節可能である横案内手段に
よって各塗装ステーションに保持されており、且つ蒸気
−除去及び乾燥ステーションの搬送部材の幅調節のため
の調節手段並びに塗装ステーション内の印刷回路板の縦
端部のための横案内手段の幅調節のための調節手段が互
いに連結されている場合が特に都合が良い。
【００１７】完全な装置は、第一蒸気−除去及び乾燥ス
テーションが、第一蒸気−除去乾燥機の供給側及び排出
側に隣接し且つ塗装ステーションの上方の自由空間に渡
って広がるハウジング内に配置された空気加工モジュー
ルを有する場合に、特に空間節約法により構成され得
る。第一蒸気−除去及び乾燥ステーション並びに第二蒸
気−除去及び乾燥ステーション並びに、適当であれば、
予備乾燥ステーションが、共通の空気加工モジュールを
有する場合が特に都合が良い。必要とされる空間量は、
それ故、更に減少される。必要とされる供給及び除去接
続部も同様に減少される。理想的な状況においては、単
一の蒸気−除去接続部、及び更にエネルギー供給のため
の一つの別の接続部のみが必要とされる。
テーションが、第一蒸気−除去乾燥機の供給側及び排出
側に隣接し且つ塗装ステーションの上方の自由空間に渡
って広がるハウジング内に配置された空気加工モジュー
ルを有する場合に、特に空間節約法により構成され得
る。第一蒸気−除去及び乾燥ステーション並びに第二蒸
気−除去及び乾燥ステーション並びに、適当であれば、
予備乾燥ステーションが、共通の空気加工モジュールを
有する場合が特に都合が良い。必要とされる空間量は、
それ故、更に減少される。必要とされる供給及び除去接
続部も同様に減少される。理想的な状況においては、単
一の蒸気−除去接続部、及び更にエネルギー供給のため
の一つの別の接続部のみが必要とされる。
【００１８】本発明の塗装装置の別の変形においては、
塗装ステーションは、構造的手段により、好ましくは蒸
気−除去及び乾燥ステーションの間に及び、適当であれ
ば、空気加工モジュールのためのハウジングの低端部か
ら床まで広がるプレキシグラス壁の手段により、周囲の
空気から実質的に封鎖されている。
塗装ステーションは、構造的手段により、好ましくは蒸
気−除去及び乾燥ステーションの間に及び、適当であれ
ば、空気加工モジュールのためのハウジングの低端部か
ら床まで広がるプレキシグラス壁の手段により、周囲の
空気から実質的に封鎖されている。
【００１９】並んで配置された二箇所の塗装ステーショ
ンが、第一塗装ステーション内及び第二塗装ステーショ
ン内の印刷回路板の縦端部のために互いに独立して搬送
され得る横案内手段を備えた共通の流し込みテーブルを
有し、且つ流し込みテーブルが、印刷回路板の運搬平面
の上方に配置された貯蔵器によって供給される好ましく
は紫外線硬化性のプラスチック、ラッカー又は同種のも
のからなる二つの自由落下流し込みカーテンを有する場
合が更に特に都合が良い。それ故、粘度−及び温度−調
節システムと一緒になった単一のポンプのみが感光性プ
ラスチック、ラッカー又は同種のもののために必要とさ
れる。本発明の方法の好ましい変法及び本発明の装置の
好ましい態様は、模式図と組み合わされた記載から明ら
かにされるであろうが、ここで、図１は、一部が縦断面
である本発明の塗装装置の第一の態様を示し、図２は、
一部が断面である図１の塗装装置の平面図を示し、そし
て図３は、一部が断面である本発明の塗装装置の第二の
態様の平面図を示す。
ンが、第一塗装ステーション内及び第二塗装ステーショ
ン内の印刷回路板の縦端部のために互いに独立して搬送
され得る横案内手段を備えた共通の流し込みテーブルを
有し、且つ流し込みテーブルが、印刷回路板の運搬平面
の上方に配置された貯蔵器によって供給される好ましく
は紫外線硬化性のプラスチック、ラッカー又は同種のも
のからなる二つの自由落下流し込みカーテンを有する場
合が更に特に都合が良い。それ故、粘度−及び温度−調
節システムと一緒になった単一のポンプのみが感光性プ
ラスチック、ラッカー又は同種のもののために必要とさ
れる。本発明の方法の好ましい変法及び本発明の装置の
好ましい態様は、模式図と組み合わされた記載から明ら
かにされるであろうが、ここで、図１は、一部が縦断面
である本発明の塗装装置の第一の態様を示し、図２は、
一部が断面である図１の塗装装置の平面図を示し、そし
て図３は、一部が断面である本発明の塗装装置の第二の
態様の平面図を示す。
【００２０】
【実施例及び発明の効果】図１及び２は、各々、一部が
縦断面で且つ一部が平面図である本発明の塗装装置の第
一の態様を示す。この塗装装置は、一般的な参照符号１
を有している。この塗装装置は、印刷回路板２のための
一連の加工ステーションを有しており、これらのうちの
幾つかのステーションは順次配列されており、そしてこ
れらのうちの幾つかは二つの装置ラインＡ及びＢ内に順
次配列されている。特に、第一装置ラインＡ内の塗装装
置は、好ましくは紫外線硬化性のプラスチック、ラッカ
ー又は同種のものを用いて印刷回路板を塗装するための
第一塗装ステーション４からなる。第一塗装ステーショ
ン４は、流し込みヘッドを有する流し込みテーブル２１
からなる。この流し込みヘッドは、流し込みヘッドにポ
ンプで供給される好ましくは紫外線硬化性のプラスチッ
ク、ラッカー又は同種のものが自由落下流し込みカーテ
ン２２（その下に、塗装すべき印刷回路板２の表面が運
搬される）を形成するように構成されている。流し込み
カーテン２２の横寸法（印刷回路板２の運搬方向Ｘに対
する横）は、流し込みブレードによって決定される。前
記流し込みヘッドは、例えばＵＳ−Ａ−４５５９８９６
に記載されており、その内容は、それ故、本文中の不可
欠部として示されている。流し込みブレードは、印刷回
路板２の縦側に沿った狭い縁が塗装されないで残ること
を保証する。好ましくは、印刷回路板２はそれらの縦端
部で塗装ステーション４内に案内される。前記目的のた
めに、横案内手段１９が塗装ステーション４内に備えら
れている。これらの案内手段は、好ましくは二箇所の横
に配置されたコンベヤーベルト（このうちの各々は、連
結された印刷回路板２の運搬方向Ｘに対して案内バーの
周囲を回っている）によって形成されている。案内バー
のうちの一本、好ましくは内側の一本は、固定的である
ように配置されており、他方、第二案内バーは、好まし
くは電気−空気圧的調節手段２０により、印刷回路板の
幅に対して自動的に調節され得る。前記方法において、
印刷回路板２は一直線上に並べられているので、それら
の縦端部は運搬方向Ｘに対してほぼ平行して延びてい
る。前記コンベヤーベルトは印刷回路板２の縦端部を把
持し、そして塗装の目的のために自由落下流れ込みカー
テン２２の下にそれらを運搬する。流れ込みカーテンを
横に定めている流れ込みブレードは、前記コンベヤーベ
ルトが汚染されないということを保証する。前記塗装ス
テーションは、例えばＥＰ−Ａ−０５４２６８４にその
細部の全てと共に記載されており、その内容は、それ
故、本文中の不可欠部として示されている。
縦断面で且つ一部が平面図である本発明の塗装装置の第
一の態様を示す。この塗装装置は、一般的な参照符号１
を有している。この塗装装置は、印刷回路板２のための
一連の加工ステーションを有しており、これらのうちの
幾つかのステーションは順次配列されており、そしてこ
れらのうちの幾つかは二つの装置ラインＡ及びＢ内に順
次配列されている。特に、第一装置ラインＡ内の塗装装
置は、好ましくは紫外線硬化性のプラスチック、ラッカ
ー又は同種のものを用いて印刷回路板を塗装するための
第一塗装ステーション４からなる。第一塗装ステーショ
ン４は、流し込みヘッドを有する流し込みテーブル２１
からなる。この流し込みヘッドは、流し込みヘッドにポ
ンプで供給される好ましくは紫外線硬化性のプラスチッ
ク、ラッカー又は同種のものが自由落下流し込みカーテ
ン２２（その下に、塗装すべき印刷回路板２の表面が運
搬される）を形成するように構成されている。流し込み
カーテン２２の横寸法（印刷回路板２の運搬方向Ｘに対
する横）は、流し込みブレードによって決定される。前
記流し込みヘッドは、例えばＵＳ−Ａ−４５５９８９６
に記載されており、その内容は、それ故、本文中の不可
欠部として示されている。流し込みブレードは、印刷回
路板２の縦側に沿った狭い縁が塗装されないで残ること
を保証する。好ましくは、印刷回路板２はそれらの縦端
部で塗装ステーション４内に案内される。前記目的のた
めに、横案内手段１９が塗装ステーション４内に備えら
れている。これらの案内手段は、好ましくは二箇所の横
に配置されたコンベヤーベルト（このうちの各々は、連
結された印刷回路板２の運搬方向Ｘに対して案内バーの
周囲を回っている）によって形成されている。案内バー
のうちの一本、好ましくは内側の一本は、固定的である
ように配置されており、他方、第二案内バーは、好まし
くは電気−空気圧的調節手段２０により、印刷回路板の
幅に対して自動的に調節され得る。前記方法において、
印刷回路板２は一直線上に並べられているので、それら
の縦端部は運搬方向Ｘに対してほぼ平行して延びてい
る。前記コンベヤーベルトは印刷回路板２の縦端部を把
持し、そして塗装の目的のために自由落下流れ込みカー
テン２２の下にそれらを運搬する。流れ込みカーテンを
横に定めている流れ込みブレードは、前記コンベヤーベ
ルトが汚染されないということを保証する。前記塗装ス
テーションは、例えばＥＰ−Ａ−０５４２６８４にその
細部の全てと共に記載されており、その内容は、それ
故、本文中の不可欠部として示されている。
【００２１】第一塗装ステーション４以外に、第二塗装
ステーション６が塗装装置１の第二装置ラインＢ内に配
置されている。第二塗装ステーション６の構造は、第一
ステーションの構造に実質的に相当する。塗装すべき印
刷回路板のための運搬方向Ｙは、第一塗装ステーション
内の運搬方向Ｘとほぼ平行にしかし反対に延びている。
ステーション６が塗装装置１の第二装置ラインＢ内に配
置されている。第二塗装ステーション６の構造は、第一
ステーションの構造に実質的に相当する。塗装すべき印
刷回路板のための運搬方向Ｙは、第一塗装ステーション
内の運搬方向Ｘとほぼ平行にしかし反対に延びている。
【００２２】第一蒸気−除去及び乾燥ステーションは、
第一塗装ステーション４と第二塗装ステーション６との
間に配置されている。第一蒸気−除去及び乾燥ステーシ
ョン５の配置は、その縦延びが、塗装ステーション４及
び６内の印刷回路板２の運搬方向Ｘ及びＹを、各々、ほ
ぼ横切っているというものである。第一蒸気−除去及び
乾燥ステーション５は、循環コンベヤー１６（これは、
好ましくは鎖コンベヤーとして構成されている）からな
る。循環コンベヤーは、保持装置１１（その各々は、印
刷回路板２の縦端部のための二本の保持レール１２，１
３を有している）に備えられている。固定された保持レ
ール１２は、循環コンベヤーに、例えば鎖コンベヤーの
無限循環鎖に、固定的に結合されている。第二保持レー
ル１３は、前記の固定された保持レールから外側に延び
ているガイドロッド１４に沿って固定された保持レール
１２に平行に位置変換可能である。第二ガイドロッド１
４′は、位置変換可能な保持レールを支持するために役
立つ。前記方法において、各々の保持装置１１の二本の
保持レール１２，１３の間の距離ｄは、印刷回路板２の
幅ｗに対して調節可能である。位置変換可能な保持レー
ル１３は、好ましくはブレーキ装置、例えばバネにより
負荷されたブレーキシューを有しており、これは案内ロ
ッド１４に対して押圧されており、そして、一方では調
節を抑制し、且つ他方では、不注意に基づく自発的な位
置変換に対して位置変換可能な保持レールを守る。位置
変換可能な保持レール１３の調節は、循環コンベヤー１
６の上昇セクション１７で、好ましくは電気−空気圧的
調節手段により行われる。位置変換可能な保持レール１
３のための調節手段１５が、第一塗装ステーション４内
の印刷回路板２のための横案内手段１９のための調節手
段２０に連結されていることが好ましい。保持レール１
２，１３は、好ましくはＶ形状の若しくはＵ形状の断面
を有するか又は、印刷回路板２の縦端部を受け入れるた
めの縦溝を備えている。保持装置１１の内及び外への印
刷回路板２の挿入及び除去は、各々、引込み及び排出手
段２６（これは、各々、塗装ステーション４及び６内の
印刷回路板２の運搬平面Ｔの下方に配置されており、且
つこれは、好ましくは電気−空気圧的に操作され得る）
により行われる。第一蒸気−除去及び乾燥ステーション
５は、印刷回路板２のための保持装置１１（この装置
は、循環コンベヤー１６好ましくは鎖コンベヤーの上昇
セクション１７に取り付けられている）が第一装置ライ
ンＡを横切って延び、他方、循環コンベヤー１６の下降
セクション１８に取り付けられている保持装置１１が第
二装置ラインＢを横切って延びるように配置されてい
る。
第一塗装ステーション４と第二塗装ステーション６との
間に配置されている。第一蒸気−除去及び乾燥ステーシ
ョン５の配置は、その縦延びが、塗装ステーション４及
び６内の印刷回路板２の運搬方向Ｘ及びＹを、各々、ほ
ぼ横切っているというものである。第一蒸気−除去及び
乾燥ステーション５は、循環コンベヤー１６（これは、
好ましくは鎖コンベヤーとして構成されている）からな
る。循環コンベヤーは、保持装置１１（その各々は、印
刷回路板２の縦端部のための二本の保持レール１２，１
３を有している）に備えられている。固定された保持レ
ール１２は、循環コンベヤーに、例えば鎖コンベヤーの
無限循環鎖に、固定的に結合されている。第二保持レー
ル１３は、前記の固定された保持レールから外側に延び
ているガイドロッド１４に沿って固定された保持レール
１２に平行に位置変換可能である。第二ガイドロッド１
４′は、位置変換可能な保持レールを支持するために役
立つ。前記方法において、各々の保持装置１１の二本の
保持レール１２，１３の間の距離ｄは、印刷回路板２の
幅ｗに対して調節可能である。位置変換可能な保持レー
ル１３は、好ましくはブレーキ装置、例えばバネにより
負荷されたブレーキシューを有しており、これは案内ロ
ッド１４に対して押圧されており、そして、一方では調
節を抑制し、且つ他方では、不注意に基づく自発的な位
置変換に対して位置変換可能な保持レールを守る。位置
変換可能な保持レール１３の調節は、循環コンベヤー１
６の上昇セクション１７で、好ましくは電気−空気圧的
調節手段により行われる。位置変換可能な保持レール１
３のための調節手段１５が、第一塗装ステーション４内
の印刷回路板２のための横案内手段１９のための調節手
段２０に連結されていることが好ましい。保持レール１
２，１３は、好ましくはＶ形状の若しくはＵ形状の断面
を有するか又は、印刷回路板２の縦端部を受け入れるた
めの縦溝を備えている。保持装置１１の内及び外への印
刷回路板２の挿入及び除去は、各々、引込み及び排出手
段２６（これは、各々、塗装ステーション４及び６内の
印刷回路板２の運搬平面Ｔの下方に配置されており、且
つこれは、好ましくは電気−空気圧的に操作され得る）
により行われる。第一蒸気−除去及び乾燥ステーション
５は、印刷回路板２のための保持装置１１（この装置
は、循環コンベヤー１６好ましくは鎖コンベヤーの上昇
セクション１７に取り付けられている）が第一装置ライ
ンＡを横切って延び、他方、循環コンベヤー１６の下降
セクション１８に取り付けられている保持装置１１が第
二装置ラインＢを横切って延びるように配置されてい
る。
【００２３】第二塗装ステーション６の後に、第二蒸気
−除去及び乾燥ステーション７（第二の側が塗装された
場合には、これに、印刷回路板２が運搬される）が配置
されている。図１及び２に示される態様において、第二
蒸気−除去及び乾燥ステーション７は第二装置ラインＢ
内に縦に配置されており、即ち、その縦延長は第二装置
ラインＢ内に縦に配置されている。第二蒸気−除去及び
乾燥ステーション７は、好ましくは印刷回路板２のため
の保持装置１１（この装置は、二本の保持レールからな
り、一本は位置１２に固定されており、そして一本は位
置変換可能な１３であり、この場合、互いの間の距離ｄ
は印刷回路板２の幅ｗに対して調節可能である）も有し
ている。再び、調節手段１５（これは、好ましくは電気
−空気的に操作され得る）が、位置変換可能な保持レー
ル１３のための備えられている。位置変換可能な保持レ
ール１３のための調節手段１５は、好ましくは、第二塗
装ステーション６内の印刷回路板２の縦端部のための横
案内手段１９のための調節手段２０に連結されている。
前記連結は、制御工学において公知の種類であってよい
が、しかし単純な機械的接続であってもよい。例えば、
第二塗装ステーション６内の横案内手段１９のための調
節手段２０は、調節アーム（これは、調節可能な案内手
段１９と一緒になって位置変換可能であり且つ位置変換
可能な保持レール１３のための調節手段１５と結合され
得る）を有している。保持装置１１の内及び外への印刷
回路板２の挿入及び除去は、各々、引込み及び排出手段
２６（これは、各々、塗装ステーション４及び６内の印
刷回路板２の運搬平面Ｔの下方に配置されており、且つ
これは、好ましくは電気−空気圧的に操作され得る）に
より行われる。第二蒸気−除去及び乾燥ステーション７
の出口で、印刷回路板（これは、両面が塗装され且つ乾
燥されている）が、例えば排出ローラーコンベヤー２５
（これにより、印刷回路板は他の加工装置に運搬され得
る）上に滞積される。
−除去及び乾燥ステーション７（第二の側が塗装された
場合には、これに、印刷回路板２が運搬される）が配置
されている。図１及び２に示される態様において、第二
蒸気−除去及び乾燥ステーション７は第二装置ラインＢ
内に縦に配置されており、即ち、その縦延長は第二装置
ラインＢ内に縦に配置されている。第二蒸気−除去及び
乾燥ステーション７は、好ましくは印刷回路板２のため
の保持装置１１（この装置は、二本の保持レールからな
り、一本は位置１２に固定されており、そして一本は位
置変換可能な１３であり、この場合、互いの間の距離ｄ
は印刷回路板２の幅ｗに対して調節可能である）も有し
ている。再び、調節手段１５（これは、好ましくは電気
−空気的に操作され得る）が、位置変換可能な保持レー
ル１３のための備えられている。位置変換可能な保持レ
ール１３のための調節手段１５は、好ましくは、第二塗
装ステーション６内の印刷回路板２の縦端部のための横
案内手段１９のための調節手段２０に連結されている。
前記連結は、制御工学において公知の種類であってよい
が、しかし単純な機械的接続であってもよい。例えば、
第二塗装ステーション６内の横案内手段１９のための調
節手段２０は、調節アーム（これは、調節可能な案内手
段１９と一緒になって位置変換可能であり且つ位置変換
可能な保持レール１３のための調節手段１５と結合され
得る）を有している。保持装置１１の内及び外への印刷
回路板２の挿入及び除去は、各々、引込み及び排出手段
２６（これは、各々、塗装ステーション４及び６内の印
刷回路板２の運搬平面Ｔの下方に配置されており、且つ
これは、好ましくは電気−空気圧的に操作され得る）に
より行われる。第二蒸気−除去及び乾燥ステーション７
の出口で、印刷回路板（これは、両面が塗装され且つ乾
燥されている）が、例えば排出ローラーコンベヤー２５
（これにより、印刷回路板は他の加工装置に運搬され得
る）上に滞積される。
【００２４】板状成形部材、特に印刷回路板２の両面を
塗装するための図１及び２中に実施例の手段により示さ
れた本発明の塗装装置１は、第一塗装ステーションの上
流側の塗装装置１の入口に予備加熱ステーション３を有
している。前記予備加熱ステーションは同様に、印刷回
路板２のための保持装置３１を有しており、印刷回路板
２は、供給ローラーコンベヤー２４により、保持装置３
１内に供給され得る。予備加熱ステーション３は、蒸気
−除去及び乾燥ステーション５及び７の如く、循環コン
ベヤー１６からなる。前記予備加熱ステーションは、実
質的に竪形に配置された構造を有している。ほぼ水平に
設けられている保持装置１１は、垂直に上方に運搬さ
れ、先端の回転裏返し部位ではたはたと動かされるの
で、その結果、保持装置１１内の印刷回路板２は裏返さ
れ、次いで再び垂直に下方に運搬され、循環コンベヤー
１６の鎖又はケーブル又は同様のコンベヤー部材からほ
ぼ水平に供給される。予備加熱ステーション３の出口に
おいて、印刷回路板２は運搬ローラーコンベヤー４１
（これは、第一塗装ステーションの入口に構成されてい
る）上に滞積される。印刷回路板は次いで、横案内手段
１９からなる補助装置備えた流し込みカーテン２２の下
方に運搬される。
塗装するための図１及び２中に実施例の手段により示さ
れた本発明の塗装装置１は、第一塗装ステーションの上
流側の塗装装置１の入口に予備加熱ステーション３を有
している。前記予備加熱ステーションは同様に、印刷回
路板２のための保持装置３１を有しており、印刷回路板
２は、供給ローラーコンベヤー２４により、保持装置３
１内に供給され得る。予備加熱ステーション３は、蒸気
−除去及び乾燥ステーション５及び７の如く、循環コン
ベヤー１６からなる。前記予備加熱ステーションは、実
質的に竪形に配置された構造を有している。ほぼ水平に
設けられている保持装置１１は、垂直に上方に運搬さ
れ、先端の回転裏返し部位ではたはたと動かされるの
で、その結果、保持装置１１内の印刷回路板２は裏返さ
れ、次いで再び垂直に下方に運搬され、循環コンベヤー
１６の鎖又はケーブル又は同様のコンベヤー部材からほ
ぼ水平に供給される。予備加熱ステーション３の出口に
おいて、印刷回路板２は運搬ローラーコンベヤー４１
（これは、第一塗装ステーションの入口に構成されてい
る）上に滞積される。印刷回路板は次いで、横案内手段
１９からなる補助装置備えた流し込みカーテン２２の下
方に運搬される。
【００２５】印刷回路板２は、両面を塗装するために塗
装装置１の個々の連続した加工ステーションを経由して
運搬される。印刷回路板２が予備加熱ステーション３内
で予備加熱された場合には、先ず印刷回路板２の片側が
第一塗装ステーション４内で好ましくは紫外線硬化性の
プラスチック、ラッカー又は同種のものを用いて湿式塗
装される。第一の側が塗装された後、印刷回路板は第一
蒸気−除去及び乾燥ステーション５において蒸気−除去
及び乾燥に付される。前記操作の間に、印刷回路板２は
裏返され次いで、第二塗装ステーションにおいて、それ
らの第二の側が好ましくは紫外線硬化性のプラスチッ
ク、ラッカー又は同種のものを用いて湿式塗装される。
両面が前記の如く塗装された印刷回路板は第二蒸気−除
去及び乾燥ステーション７において蒸気−除去及び乾燥
に付され、次いで最後に別の加工の目的のために塗装装
置１から他の加工装置に運搬される。並んで配置された
二箇所の塗装ステーション４及び６において、印刷回路
板２は、各々、方向Ｘ及びＹ（これらは、平行であるが
しかし互いに反対である）に運搬される。第一装置ライ
ンＡ内の第一塗装ステーション４から第二装置ラインＢ
内の第二塗装ステーション６への印刷回路板２の運搬
は、第一蒸気−除去及び乾燥ステーション５の手段によ
り行われる。印刷回路板は前記ステーションにおいて裏
返され、次いで塗装ステーション４，６内の運搬方向
Ｘ，Ｙに、第一装置ラインＡから第二装置ラインＢに横
に運搬される。塗装ステーションの全長は、それ故、著
しく減少される。印刷回路板のための付加的な運搬手段
又は運搬コンベヤーを備える必要は全くない。
装装置１の個々の連続した加工ステーションを経由して
運搬される。印刷回路板２が予備加熱ステーション３内
で予備加熱された場合には、先ず印刷回路板２の片側が
第一塗装ステーション４内で好ましくは紫外線硬化性の
プラスチック、ラッカー又は同種のものを用いて湿式塗
装される。第一の側が塗装された後、印刷回路板は第一
蒸気−除去及び乾燥ステーション５において蒸気−除去
及び乾燥に付される。前記操作の間に、印刷回路板２は
裏返され次いで、第二塗装ステーションにおいて、それ
らの第二の側が好ましくは紫外線硬化性のプラスチッ
ク、ラッカー又は同種のものを用いて湿式塗装される。
両面が前記の如く塗装された印刷回路板は第二蒸気−除
去及び乾燥ステーション７において蒸気−除去及び乾燥
に付され、次いで最後に別の加工の目的のために塗装装
置１から他の加工装置に運搬される。並んで配置された
二箇所の塗装ステーション４及び６において、印刷回路
板２は、各々、方向Ｘ及びＹ（これらは、平行であるが
しかし互いに反対である）に運搬される。第一装置ライ
ンＡ内の第一塗装ステーション４から第二装置ラインＢ
内の第二塗装ステーション６への印刷回路板２の運搬
は、第一蒸気−除去及び乾燥ステーション５の手段によ
り行われる。印刷回路板は前記ステーションにおいて裏
返され、次いで塗装ステーション４，６内の運搬方向
Ｘ，Ｙに、第一装置ラインＡから第二装置ラインＢに横
に運搬される。塗装ステーションの全長は、それ故、著
しく減少される。印刷回路板のための付加的な運搬手段
又は運搬コンベヤーを備える必要は全くない。
【００２６】図１及び２の塗装装置１の特別な利点は、
印刷回路板２は、第一蒸気−除去及び乾燥ステーション
５を経由して第一塗装ステーション４から第二塗装ステ
ーション６へ、次いで最後に第二蒸気−除去及び乾燥ス
テーション７を通るそれらの運搬の間に及び個々の加工
ステーションの種々の運搬手段へのそれらの運搬の間
に、それらの縦端部で実質的に恒常的に案内及び支持さ
れるということである。
印刷回路板２は、第一蒸気−除去及び乾燥ステーション
５を経由して第一塗装ステーション４から第二塗装ステ
ーション６へ、次いで最後に第二蒸気−除去及び乾燥ス
テーション７を通るそれらの運搬の間に及び個々の加工
ステーションの種々の運搬手段へのそれらの運搬の間
に、それらの縦端部で実質的に恒常的に案内及び支持さ
れるということである。
【００２７】図３は、印刷回路板の両面を塗装するため
の本発明の塗装装置１の第二の態様を示す。これは、図
１及び図２に示された装置に実質的に対応する。最も重
要な相違は、入口の予備加熱ステーション３及び出口の
蒸気−除去及び乾燥ステーション７が単一の循環乾燥機
３７を形成するために合体されているということであ
る。循環乾燥機３７は前記の如く配列されているので、
その縦延長は第一蒸気−除去及び乾燥ステーション５の
縦延長に平行に走っている。即ち、それは塗装ステーシ
ョン４，６内の印刷回路板２の運搬方向Ｘ，Ｙに対し
て、好ましくは９０°の角度で横切って走っている。循
環乾燥機３７の構造は、第一蒸気−除去及び乾燥ステー
ション５の構造に実質的に相当する。特に、それは固定
された保持レール１２及び位置変換可能な保持レール１
３からなる保持装置１１を有していてもよいので、その
結果、保持装置１１の幅ｄは、挿入すべき印刷回路板の
幅ｗに対して調節され得る。
の本発明の塗装装置１の第二の態様を示す。これは、図
１及び図２に示された装置に実質的に対応する。最も重
要な相違は、入口の予備加熱ステーション３及び出口の
蒸気−除去及び乾燥ステーション７が単一の循環乾燥機
３７を形成するために合体されているということであ
る。循環乾燥機３７は前記の如く配列されているので、
その縦延長は第一蒸気−除去及び乾燥ステーション５の
縦延長に平行に走っている。即ち、それは塗装ステーシ
ョン４，６内の印刷回路板２の運搬方向Ｘ，Ｙに対し
て、好ましくは９０°の角度で横切って走っている。循
環乾燥機３７の構造は、第一蒸気−除去及び乾燥ステー
ション５の構造に実質的に相当する。特に、それは固定
された保持レール１２及び位置変換可能な保持レール１
３からなる保持装置１１を有していてもよいので、その
結果、保持装置１１の幅ｄは、挿入すべき印刷回路板の
幅ｗに対して調節され得る。
【００２８】第一蒸気−除去及び乾燥ステーション５
（これは、印刷回路板２のために第一装置ラインＡ内の
突出部内に供給開口部を有し且つ第二装置ラインＢ内の
突出部内に排出開口部を有しており、前記開口部は前記
ステーションの同一の縦側部上に配置されている）と異
なり、循環乾燥機３７は、第一装置ラインＡの突出部内
で、塗装ステーション４，６から離れた縦側部上に、印
刷回路板２のための供給及び排出ステーションを有して
いる。図３において、供給ステーションは矢印２９によ
って示されており、そして排出ステーションは矢印３０
によって示されている。供給ステーション２９は、塗装
ステーション４，６内の印刷回路板２の運搬平面の上方
に配置されている。印刷回路板２（これは、循環コンベ
ヤー１６の下降セクション１７において供給ステーショ
ン２９を経由して保持装置１１内に供給される）は、下
降運搬の間に予備加熱され次いで、それらが塗装ステー
ション内の印刷回路板の運搬平面の水準に達した時、そ
れらは反対に横たわっている第一塗装ステーション４内
に搬出される。両面が塗装された印刷回路板２（これ
は、第二塗装ステーション６から来る）は、循環コンベ
ヤー１６の上昇セクション１８において保持装置１１内
に供給され、循環乾燥機を通るそれらの運搬の間に乾燥
され、前記操作の間に裏返され、次いで排出ステーショ
ン３０（これは、供給ステーション２９の上方に配置さ
れている）を経由して塗装装置１から搬出される。
（これは、印刷回路板２のために第一装置ラインＡ内の
突出部内に供給開口部を有し且つ第二装置ラインＢ内の
突出部内に排出開口部を有しており、前記開口部は前記
ステーションの同一の縦側部上に配置されている）と異
なり、循環乾燥機３７は、第一装置ラインＡの突出部内
で、塗装ステーション４，６から離れた縦側部上に、印
刷回路板２のための供給及び排出ステーションを有して
いる。図３において、供給ステーションは矢印２９によ
って示されており、そして排出ステーションは矢印３０
によって示されている。供給ステーション２９は、塗装
ステーション４，６内の印刷回路板２の運搬平面の上方
に配置されている。印刷回路板２（これは、循環コンベ
ヤー１６の下降セクション１７において供給ステーショ
ン２９を経由して保持装置１１内に供給される）は、下
降運搬の間に予備加熱され次いで、それらが塗装ステー
ション内の印刷回路板の運搬平面の水準に達した時、そ
れらは反対に横たわっている第一塗装ステーション４内
に搬出される。両面が塗装された印刷回路板２（これ
は、第二塗装ステーション６から来る）は、循環コンベ
ヤー１６の上昇セクション１８において保持装置１１内
に供給され、循環乾燥機を通るそれらの運搬の間に乾燥
され、前記操作の間に裏返され、次いで排出ステーショ
ン３０（これは、供給ステーション２９の上方に配置さ
れている）を経由して塗装装置１から搬出される。
【００２９】図１中の第一塗装ステーション４の上方に
示されているものはハウジング９（これは、予備加熱ス
テーション３から、印刷回路板の運搬方向を横切って配
置された第一蒸気−除去及び乾燥ステーション５まで延
びている）である。ハウジング９は前記図の前記平面内
で後方方向にも延びており、その結果、それは予備加熱
ステーション３及び第二蒸気−除去及び乾燥ステーショ
ン７から第一蒸気−除去及び乾燥ステーション５まで二
箇所の塗装ステーション４，６の上方に延びているとい
うことが理解されるであろう。ハウジング９の寸法は好
ましくは、それが第一蒸気−除去及び乾燥ステーション
５の幅及び高さを越えて突出しないような寸法である。
ハウジング９の内側に設けられているものは、空気加工
モジュールであり、これは、予備加熱ステーション３
の、並びに更に第一及び第二蒸気−除去及び乾燥ステー
ション５，７の循環乾燥機（所望温度の熱空気を有す
る）を供給し、そして吸引によって除去された蒸気を受
け取り、そして適当であれば、それを加工する。このよ
うな空気加工モジュールは、例えばヨーロッパ特許願第
９２８１０６９０．５号明細書中に記載されており、こ
れは本文中では本願の不可欠部として示されている。
示されているものはハウジング９（これは、予備加熱ス
テーション３から、印刷回路板の運搬方向を横切って配
置された第一蒸気−除去及び乾燥ステーション５まで延
びている）である。ハウジング９は前記図の前記平面内
で後方方向にも延びており、その結果、それは予備加熱
ステーション３及び第二蒸気−除去及び乾燥ステーショ
ン７から第一蒸気−除去及び乾燥ステーション５まで二
箇所の塗装ステーション４，６の上方に延びているとい
うことが理解されるであろう。ハウジング９の寸法は好
ましくは、それが第一蒸気−除去及び乾燥ステーション
５の幅及び高さを越えて突出しないような寸法である。
ハウジング９の内側に設けられているものは、空気加工
モジュールであり、これは、予備加熱ステーション３
の、並びに更に第一及び第二蒸気−除去及び乾燥ステー
ション５，７の循環乾燥機（所望温度の熱空気を有す
る）を供給し、そして吸引によって除去された蒸気を受
け取り、そして適当であれば、それを加工する。このよ
うな空気加工モジュールは、例えばヨーロッパ特許願第
９２８１０６９０．５号明細書中に記載されており、こ
れは本文中では本願の不可欠部として示されている。
【００３０】図１ないし３は、封鎖壁１０（これは、周
囲から塗装ステーション４，６を実質的に封鎖する）も
示している。前記封鎖壁１０は好ましくはプレキシグラ
ス壁であり、これは、合体された予備加熱並びに蒸気−
除去及び乾燥ステーション３７と第一蒸気−除去及び乾
燥ステーション５との間に、或いは予備加熱ステーショ
ン３と、一方では、第二蒸気−除去及び乾燥ステーショ
ン７との間に、そして、他方では、第一蒸気−除去及び
乾燥ステーション５との間に広がっている。図１に示さ
れる如く、封鎖壁１０は空気加工モジュールのためのハ
ウジング９の低端部からほぼ床まで、塗装ステーション
４，６の両側に広がっている。塗装ステーション４，６
の上方の空間が空気加工モジュールのためのハウジング
を設けるために使用されず且つ空いている場合には、二
箇所の封鎖壁１０は被覆板によって接続され、その結
果、塗装ステーション４，６は一種のトンネル（これ
は、塗装ステーションの全長に渡って延びており、且つ
一方では予備加熱ステーション３並びに第二蒸気−除去
及び乾燥ステーション７により、又は合体された循環乾
燥機３７により、そして他方では、第一蒸気−除去及び
乾燥ステーション５により、限定される）の内側に配置
される。必要なクリーンルーム容積は、それ故、前記ト
ンネルの内部容積に限定され得る；それはもはや、全室
（この中に、望ましいクリーンルーム量が与えられるよ
うに塗装ステーション１が設けられる）の空気容量を必
要としない。
囲から塗装ステーション４，６を実質的に封鎖する）も
示している。前記封鎖壁１０は好ましくはプレキシグラ
ス壁であり、これは、合体された予備加熱並びに蒸気−
除去及び乾燥ステーション３７と第一蒸気−除去及び乾
燥ステーション５との間に、或いは予備加熱ステーショ
ン３と、一方では、第二蒸気−除去及び乾燥ステーショ
ン７との間に、そして、他方では、第一蒸気−除去及び
乾燥ステーション５との間に広がっている。図１に示さ
れる如く、封鎖壁１０は空気加工モジュールのためのハ
ウジング９の低端部からほぼ床まで、塗装ステーション
４，６の両側に広がっている。塗装ステーション４，６
の上方の空間が空気加工モジュールのためのハウジング
を設けるために使用されず且つ空いている場合には、二
箇所の封鎖壁１０は被覆板によって接続され、その結
果、塗装ステーション４，６は一種のトンネル（これ
は、塗装ステーションの全長に渡って延びており、且つ
一方では予備加熱ステーション３並びに第二蒸気−除去
及び乾燥ステーション７により、又は合体された循環乾
燥機３７により、そして他方では、第一蒸気−除去及び
乾燥ステーション５により、限定される）の内側に配置
される。必要なクリーンルーム容積は、それ故、前記ト
ンネルの内部容積に限定され得る；それはもはや、全室
（この中に、望ましいクリーンルーム量が与えられるよ
うに塗装ステーション１が設けられる）の空気容量を必
要としない。
【００３１】塗装ステーション４，６の各々は、例え
ば、ポンプ、好ましくは紫外線硬化性のプラスチック、
ラッカー又は同種のもののための貯蔵器、分離ブレード
を備えた流し込みヘッド等のような全ての必要な部品を
備えたそれ自体の流し込みテーブルを有していてもよ
い。それらは好ましくは、塗装すべき印刷回路板２の縦
端部のための横案内手段１９を備えた共通の流し込みテ
ーブル２１を有しており、これらの案内手段は互いに独
立して駆動及び幅を調節され得る。流し込みテーブルは
前記の如く構成されているので、それは二箇所の自由落
下カーテン（これらは並んで配置され、且つこれらの各
々は個々の塗装ステーション４，６内で印刷回路板２の
運搬方向Ｘ，Ｙをほぼ横切って延びている）を形成す
る。流し込みカーテンは、単一の共通の貯蔵器（これ
は、流し込みテーブルの上方に配置されている）によっ
て供給される。前記方法においては、感光性プラスチッ
ク、ラッカー又は同種のもののための粘度−及び温度−
調節システムと一緒になった単一ポンプのみが必要であ
る。
ば、ポンプ、好ましくは紫外線硬化性のプラスチック、
ラッカー又は同種のもののための貯蔵器、分離ブレード
を備えた流し込みヘッド等のような全ての必要な部品を
備えたそれ自体の流し込みテーブルを有していてもよ
い。それらは好ましくは、塗装すべき印刷回路板２の縦
端部のための横案内手段１９を備えた共通の流し込みテ
ーブル２１を有しており、これらの案内手段は互いに独
立して駆動及び幅を調節され得る。流し込みテーブルは
前記の如く構成されているので、それは二箇所の自由落
下カーテン（これらは並んで配置され、且つこれらの各
々は個々の塗装ステーション４，６内で印刷回路板２の
運搬方向Ｘ，Ｙをほぼ横切って延びている）を形成す
る。流し込みカーテンは、単一の共通の貯蔵器（これ
は、流し込みテーブルの上方に配置されている）によっ
て供給される。前記方法においては、感光性プラスチッ
ク、ラッカー又は同種のもののための粘度−及び温度−
調節システムと一緒になった単一ポンプのみが必要であ
る。
【００３２】本発明の塗装装置１は記載された態様にの
み限定されないということが理解されるであろう。本発
明の要旨は、記載して論議されない他の変形を包含す
る。本発明は、実施例として印刷回路板のための二種の
塗装装置を使用して説明された。しかしながら、それは
限定的なものとして理解されるべきではない。本発明の
塗装装置は、望ましい塗装材料を用いて板状成形部材の
両面を塗装するために全く一般的に使用され得る。塗装
操作が、液体塗装材料を用いる湿式塗装にのみ限定され
るということは全くない。
み限定されないということが理解されるであろう。本発
明の要旨は、記載して論議されない他の変形を包含す
る。本発明は、実施例として印刷回路板のための二種の
塗装装置を使用して説明された。しかしながら、それは
限定的なものとして理解されるべきではない。本発明の
塗装装置は、望ましい塗装材料を用いて板状成形部材の
両面を塗装するために全く一般的に使用され得る。塗装
操作が、液体塗装材料を用いる湿式塗装にのみ限定され
るということは全くない。
【００３３】本発明は、板状成形部材特に印刷回路板の
両面を塗装するための方法及び装置を提供し、この方法
及び装置は付加的な横コンベヤーを必要としない。本装
置は小形であり且つ比較的短い全長を有している。完全
な装置の全高も比較的低く、且つ竪形の連続流通乾燥機
の全高によってのみ本質的に決定される。
両面を塗装するための方法及び装置を提供し、この方法
及び装置は付加的な横コンベヤーを必要としない。本装
置は小形であり且つ比較的短い全長を有している。完全
な装置の全高も比較的低く、且つ竪形の連続流通乾燥機
の全高によってのみ本質的に決定される。
【図１】一部が縦断面を表わす本発明の塗装装置の実施
例１を示す図である。
例１を示す図である。
【図２】図１の塗装装置の平面図である。
【図３】一部が断面を表わす本発明の塗装装置の実施例
２の平面図である。
２の平面図である。
１ 塗装装置 ２ 印刷回路板 ３ 予備加熱ステーション ４ 第一塗装ステーション ５ 第一蒸気−除去及び乾燥ステーション ６ 第二塗装ステーション ７ 第二蒸気−除去及び乾燥ステーション ９ ハウジング １０ プレキシグラス壁 １１ 保持装置 １２，１３ 保持レール １４ ガイドロッド １５ 調節手段 １６ 循環コンベヤー １７ 下降（上昇）セクション １８ 下降（上昇）セクション １９ 横案内手段 ２０ （電気−空気圧的）調節手段 ２１ 流し込みテーブル ２９ 供給平面（供給ステーション） ３０ 排出平面（排出ステーション） ３７ 循環乾燥機 Ａ，Ｂ ライン Ｔ 運搬平面 Ｘ，Ｙ 運搬方向 ｄ 保持レール１２，１３の間の距離 ｗ 印刷回路板２の幅
Claims (15)
- 【請求項１】 板状成形部材特に印刷回路板の両面を塗
装するための方法であって、印刷回路板（２）は塗装装
置（１）の幾つかの連続した加工ステーションを経由し
て運搬され且つ、第一塗装ステーション（４）におい
て、先ず印刷回路板（２）の片側が好ましくは紫外線硬
化性のプラスチック、ラッカー又は同種のものを用いて
湿式塗装され、そして、その第一の側が塗装された後、
印刷回路板（２）は第一蒸気−除去及び乾燥ステーショ
ン（５）において蒸気−除去に付され且つ少なくとも部
分的に乾燥され、印刷回路板（２）は裏返され次いで、
第二塗装ステーション（６）において、それらの第二の
側が好ましくは紫外線硬化性のプラスチック、ラッカー
又は同種のものを用いて湿式塗装され、次いで両面が前
記の如く塗装された印刷回路板は第二蒸気−除去及び乾
燥ステーション（７）において蒸気−除去及び乾燥に付
され、次いで最後に別の加工のために塗装装置（１）か
ら他の加工装置に運搬され、ここで、印刷回路板（２）
は、装置の二本の平行ライン（Ａ及びＢ）内に並んで配
置された二箇所の塗装ステーション（４及び６）を経由
して反対方向（Ｘ及びＹ）に運搬され、そして、第一蒸
気−除去及び乾燥ステーション（５）において、印刷回
路板（２）は裏返され次いで装置の第一ライン（Ａ）か
ら装置の第二ライン（Ｂ）に運搬される方法。 - 【請求項２】 印刷回路板（２）が、それらが第一塗装
ステーション（４）を経由して運搬される前に、塗装装
置（１）の入口で予備加熱ステーション（３）内で予備
加熱される請求項１記載の方法。 - 【請求項３】 予備加熱ステーション（３）並びに第二
蒸気−除去及び乾燥ステーション（７）が単一の循環乾
燥機（３７）によって形成され、且つ、両面が塗装され
た後、印刷回路板（２）が、循環乾燥機（３７）内での
最後の蒸気−除去及び乾燥工程の間に、第二装置ライン
（Ｂ）から第一装置ライン（Ａ）に逆に運搬される請求
項２記載の方法。 - 【請求項４】 循環乾燥機（３７）の入口で、印刷回路
板（２）が、循環乾燥機（３７）内に配置されている循
環コンベヤー（１６）好ましくは鎖コンベヤーの下降セ
クション（１７）に取り付けられている保持装置（１
１）に導入され、供給平面（２９）は、第一塗装ステー
ション（４）内の印刷回路板（２）の運搬平面（Ｔ）の
上方に広がっており、次いで、最後の蒸気−除去及び乾
燥の後、印刷回路板（２）が、循環乾燥機（３７）の下
降している保持装置（１１）から排出され、排出平面
（３０）は供給平面（２９）の上方に広がっている請求
項３記載の方法。 - 【請求項５】 印刷回路板（２）が、塗装装置（１）の
個々の加工ステーションを経由するそれらの運搬の間に
及び個々の加工ステーションの種々の運搬手段へのそれ
らの運搬の間に、それらの縦端部で実質的に恒常的に案
内及び支持される請求項１ないし４のうちの何れか一つ
に記載の方法。 - 【請求項６】 印刷回路板（２）が連続して通過する一
連の加工ステーションを有している板状成形部材特に印
刷回路板の両面を塗装するための装置であって、 加工ステーションは、配置順に、第一塗装ステーション
（４）、第一蒸気−除去及び乾燥ステーション（５）、
第二塗装ステーション（６）及び第二蒸気−除去及び乾
燥ステーション（７）、 ここで、第一及び第二塗装ステーション（４，６）は二
本の平行装置ライン（Ａ，Ｂ）内に並んで配置されてお
り、第一の蒸気−除去及び乾燥ステーション（５）は、
その縦延長が塗装ステーション（４，６）内の印刷回路
板（２）の運搬方向（Ｘ，Ｙ）を横切るように第一及び
第二塗装ステーション（４，６）の間に配置されてい
る、 並びに印刷回路板（２）のための保持装置（１１）、 この装置は、循環コンベヤー（１６）好ましくは鎖コン
ベヤーの上昇セクション（１７）に取り付けられてお
り、第一装置ライン（Ａ）を横切って延び、他方循環コ
ンベヤー（１６）の下降セクション（１８）に取り付け
られている保持装置（１１）は第二装置ライン（Ｂ）を
横切って延びている、 からなる装置。 - 【請求項７】 印刷回路板（２）のための予備加熱ステ
ーション（３）が、第一塗装ステーション（４）の上流
側の、塗装装置（１）の入口に配置されている請求項６
記載の装置。 - 【請求項８】 予備加熱ステーション（３）並びに第二
蒸気−除去及び乾燥ステーション（７）が循環乾燥機
（３７）によって形成され、その縦延長は第一蒸気−除
去及び乾燥ステーション（５）の縦延長と並行であり、
且つそれは印刷回路板（２）のための供給及び排出ステ
ーション（２９，３０）を有し、このステーションは、
循環乾燥機（３７）の内側に配置された循環コンベヤー
（１６）好ましくは鎖コンベヤーの下降セクション（１
７）の領域内の第一装置ライン（Ａ）とほぼ同一ライン
内に配置されているので、供給平面（２９）は第一塗装
ステーション（４）内の印刷回路板（２）の運搬平面
（Ｔ）の上方で且つ排出平面（３０）の下方に広がって
いる請求項７記載の装置。 - 【請求項９】 蒸気−除去及び乾燥ステーション（５，
７；３７）内の印刷回路板（２）のための保持装置（１
１）の幅（ｄ）が、印刷回路板（２）の幅（ｗ）に対し
て調節可能である請求項６ないし８のうちの何れか一つ
に記載の装置。 - 【請求項１０】 各保持装置（１１）が回路板（２）の
縦端部のための二本の平行保持レール（１２，１３）か
らなり、保持レールのうちの一本（１２）は循環コンベ
ヤー（１６）に固定的に結合され、他方、別の保持レー
ル（１３）は、調節手段（１５）によって、ガイドロッ
ド（１４）に沿って平行に位置変換可能であり、且つ好
ましくはブレーキを掛けられており、ガイドロッド（１
４）は固定された保持レール（１２）に垂直に延びてお
り且つ保持レール（１２）に固定的に結合されているこ
とにより、平行保持レール（１２，１３）の間の距離
（ｄ）は供給すべき印刷回路板（２）の幅（ｗ）に対し
て調節可能である請求項９記載の装置。 - 【請求項１１】 印刷回路板（２）の縦端部が、好まし
くは電気−空気圧的調節手段（２０）により、塗装すべ
き印刷回路板（２）の幅（ｗ）に対して自動的に調節可
能である横案内手段（１９）によって各塗装ステーショ
ン（４，６）に保持されており、且つ蒸気−除去及び乾
燥ステーション（５，７；３７）の搬送部材（１１）の
幅調節のための調節手段（１５）並びに塗装ステーショ
ン（４，６）内の印刷回路板（２）の縦端部のための横
案内手段（１９）の幅調節のための調節手段（２０）が
互いに連結されている請求項１０記載の装置。 - 【請求項１２】 第一蒸気−除去及び乾燥ステーション
（５）が、蒸気−除去乾燥機（５）の供給側及び排出側
に隣接し且つ塗装ステーション（４，６）の上方の自由
空間に渡って広がるハウジング（９）内に配置された空
気加工モジュールを有する請求項６ないし８のうちの何
れか一つに記載の装置。 - 【請求項１３】 第一蒸気−除去及び乾燥ステーション
（５）並びに第二蒸気−除去及び乾燥ステーション
（７）並びに、適当であれば、予備乾燥ステーション
（３）が、乾燥ステーション（５，３，７；３７）に隣
接し且つ塗装ステーション（４，６）の上方の自由空間
に渡ってステーションの間に広がるハウジング（９）内
に配置された共通の空気加工モジュールを有する請求項
１２記載の装置。 - 【請求項１４】 塗装ステーション（４，６）が、構造
的手段により、好ましくは蒸気−除去及び乾燥ステーシ
ョン（５，３，７；３７）の間に及び、適当であれば、
空気加工モジュールのためのハウジング（９）の低端部
から床まで広がるプレキシグラス壁（１０）の手段によ
り、周囲の空気から実質的に封鎖されている請求項６な
いし１３のうちの何れか一つに記載の装置。 - 【請求項１５】 並んで配置された二箇所の塗装ステー
ション（４，６）が、第一塗装ステーション（４）内及
び第二塗装ステーション（６）内の印刷回路板（２）の
縦端部のために互いに独立して搬送され得る横案内手段
（１９）を備えた共通の流し込みテーブル（２１）を有
し、且つ流し込みテーブル（２１）が、印刷回路板
（２）の運搬平面（Ｔ）の上方に配置された共通の貯蔵
器によって供給される好ましくは紫外線硬化性のプラス
チック、ラッカー又は同種のものからなる二つの自由落
下流し込みカーテンを有する請求項１１ないし１４のう
ちの何れか一つに記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| EP92810731A EP0592745B1 (de) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | Verfahren und Vorrichtung zur beidseitigen Beschichtung von plattenförmigem Stückgut |
| DE92810731.7 | 1992-09-28 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06198244A true JPH06198244A (ja) | 1994-07-19 |
Family
ID=8211995
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5264236A Pending JPH06198244A (ja) | 1992-09-28 | 1993-09-28 | 板状成形部材の両面を塗装するための方法及び装置 |
Country Status (8)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5637148A (ja) |
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