JPH06197713A - レトルト米飯の製造方法 - Google Patents

レトルト米飯の製造方法

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JPH06197713A
JPH06197713A JP43A JP34859192A JPH06197713A JP H06197713 A JPH06197713 A JP H06197713A JP 43 A JP43 A JP 43A JP 34859192 A JP34859192 A JP 34859192A JP H06197713 A JPH06197713 A JP H06197713A
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rice
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cooked rice
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Mitsuo Emoto
三男 江本
Masatoshi Mizuno
雅敏 水野
Sadaichi Takagi
貞一 高木
Tetsuya Akazawa
哲也 赤沢
Sadao Fujii
貞男 藤井
Madoka Murai
円 村井
Yoshito Nakai
吉人 中井
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Otsuka Foods Co Ltd
Original Assignee
Otsuka Foods Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】本発明は、食用に供し得るゲル化剤を用いて米
粒とほぼ等しい粒度に成型された粒状ゲル、より詳しく
は澱粉1〜30重量%、デキストリン20重量%以下、
ゲル化剤0.1〜7重量%、白濁剤1〜20重量%及び
水分40〜97重量%の組成を有する半固型物を押出し
及びカッティングして粒状に成型して得られる炊飯米様
食品、を米類に添加配合し、更に必要に応じて水を加え
た配合物を加熱殺菌可能な容器に充填して加熱殺菌又は
レトルト処理するレトルト米飯の製造方法を提供する。 【効果】本発明によれば、長期保存が行ない得、しかも
米粒相互の付着による餅様べとつきを呈することなく天
然米と同等の外観及び食感を有し、容器からの取出しが
容易でしかも米飯の糊化、硬化が抑制され且つ低カロリ
ーなレトルト米を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレトルト米飯の製造方
法、より詳しくは適当な容器に密封された状態で加熱殺
菌又はレトルト処理されることによっても、米粒が相互
に付着して餅様のべとつきを呈するおそれがなく、容器
からの取出しが容易でしかも米飯の糊化、硬化が抑制さ
れ、更にカロリーを低減させた新しいレトルト米飯の製
造方法に関する。
【0002】
【従来技術とその課題】日本人は有史以来米を主食とし
てきており、米とは深いつながりがあり、米は日本人の
食生活において切っても切れない食物である。しかし、
日本人は飽食の時代をむかえ、肥満、それに伴う成人
病、また若い女性を中心とするダイエット等により、食
生活の変化がみられ、米の消費が低下する傾向にある
が、米は今尚主食であり、長年に亘り食した米はたち難
い現状にある。
【0003】しかるに、御飯はカロリーが高く知らぬ間
に量を多くとったり、またダイエット中にもう少し御飯
を食べて満腹感を味わいたいものであるが、カロリーの
とりすぎによるジレンマに陥る。更に、アレルギー疾患
患者や腎疾患患者では米の摂取が好ましくない場合もあ
る。
【0004】以上の点より、本発明者らは天然米と差の
ない食感及び外観を呈し、しかも天然米に比べて低カロ
リーである新しい人造米を提供することを目的として、
鋭意研究を重ねた結果、先に上記目的に合致する新しい
人造米の製造法を確立するに成功し、該方法に係わる発
明を特許出願した(特願平4−198712号)。
【0005】上記方法により得られる米様食品は、天然
米に酷似する外観(表面の粗面性、白色度、サイズ、形
状等)及びテクスチャー(歯触り、噛ごこち等)を有し
ており、しかもこれは低カロリーであるという独特の特
徴を有し、単独で又は天然米と適宜混合して、炊飯米、
その他の米を利用した食品として非常に有用なものであ
った。
【0006】本発明者らは更に引き続く研究の結果、上
記先の出願に係わる米様食品、殊に該米様食品に利用し
たゲル化剤及び該米様食品の粒度が、天然米を単独でレ
トルト処理する際に見られる特有の欠点である米粒相互
の付着防止に非常に有効であり、上記米様食品その他の
粒状ゲルを、適当な容器に充填してレトルト殺菌処理す
る時には、天然米を単独でレトルト処理する際に見られ
る上記餅様のべとつきを呈するという欠点を見事に解決
できるという事実を見出すと共に、経時的変化としての
米飯の糊化、硬化を抑制するという効果をも奏し得るこ
とを見出し、ここに本発明を完成するに至った。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は食用に供
し得るゲル化剤を用いて米粒とほぼ等しい粒度に成型さ
れた粒状ゲルを米類に添加配合し、更に必要に応じて水
を加えた配合物を加熱殺菌可能な容器に充填して加熱殺
菌又はレトルト処理するるレトルト米飯の製造方法、殊
に上記粒状ゲルが澱粉1〜30重量%、デキストリン2
0重量%以下、ゲル化剤0.1〜7重量%、白濁剤1〜
20重量%及び水分40〜97重量%の組成を有する半
固型物を押出し及びカッティングして粒状に成型して得
られる炊飯米様食品である上記レトルト米飯の製造方法
に係わる。
【0008】本発明方法により得られるレトルト米飯
は、充分な加熱殺菌が行なわれており、長期保存が行な
い得ることは勿論のこと、このレトルト処理にもかかわ
らず、天然米に特有の餅様のべとつき感を呈するおそれ
がなく、容器を開封して取り出した製品は、釜等で炊い
た天然米と同等の外観及びテクスチャーを有しており、
しかもこれは天然米にはないセルロースを含有する場合
があり且つ低カロリーであるという独特の特徴を有して
いる。
【0009】本発明方法において用いられる食用に供し
得るゲル化剤を用いて米粒とほぼ等しい粒度に成型され
た粒状ゲルとしては、後記する本発明者らの先の出願に
係わる炊飯米様食品(以下「本発明米様食品」という場
合がある)をその具体例として例示できるが、特にこれ
に限定されることなく、該本発明米様食品の製造に利用
されるゲル化剤を用いて、同様にして得られる米粒と同
程度の粒度を有する各種の粒状物、例えば後記する実施
例において詳述するアルギン酸ゲル玉、カードランゲル
玉、市販粒こんにゃく、市販糸こんにゃくカット品等の
いずれでもよい。
【0010】以下、その代表例である上記本発明米様食
品につき詳述する。
【0011】即ち、本発明米様食品において、澱粉とし
ては、従来より食用に供されている各種のもののいずれ
も利用できる。その具体例としては、例えば米、トウモ
ロコシ、小麦、大麦、ロウきびトウモロコシ、ジャガイ
モ、甘薯、馬鈴薯等の澱粉類、ハイアミロース澱粉、被
架橋結合澱粉、被置換澱粉、シンボイリング澱粉、アセ
テート変性澱粉、ヒドロキシアルキル澱粉、α化澱粉等
を例示できる。之等の内では、被架橋結合澱粉、被置換
澱粉、シンボイリング澱粉、アセテート変性澱粉、ヒド
ロキシアルキル澱粉等の、例えば澱粉の有するカルボキ
シル基をエステル化やエーテル化等により化学処理して
得られる、化工澱粉が好適であり、該化工澱粉の内でも
特にブラベンダー粘度(Brender Viscosity 、ブラベン
ター社製粘度計による)のピーク粘度が600〜800
Buのものが最も好ましい。之等の使用量は1〜30重
量%程度、好ましくは約10〜20重量%程度とするの
がよい。
【0012】デキストリンとしては、水に可溶なものな
らいずれでもよいが、通常DEが10〜40程度、好ま
しくは20〜30程度のものを好ましく利用できる。該
デキストリンの使用量は20重量%以下、好ましくは約
0.5〜5重量%程度の範囲から選択されるのがよい。
【0013】ゲル化剤としては、食品分野で使用されて
いるものならいずれでも使用でき、これには2価の陽イ
オンによりゲル化するゲル化剤及び加熱によりゲル化す
るゲル化剤の両者が包含され、これらはその何れかを単
独で用いてもよくまた両者を併用することもできる。上
記2価の陽イオンによりゲル化するゲル化剤としては、
例えばペクチン酸、ペクチン酸アルカリ塩、カラゲーナ
ン、アルギン酸、アルギン酸アルカリ金属塩、低メトキ
シペクチン酸及びそのアルカリ塩類等を例示できる。ま
た、加熱によりゲル化するゲル化剤としては、例えばゼ
ラチン、卵白、カゼイン、ジェランガム、アラビアガ
ム、グアーガム、ローカストビーンガム、寒天等を例示
できる。更に上記ゲル化剤には、アルカリ剤との併用及
び加熱によりゲル化する例えば例えばグルコマンナン等
やこれを含むこんにゃく精粉(コンニャクマンナン)等
の食品衛生法上増粘多糖類に属するものが、特に好適な
ものとして包含される。ここで用いられるアルカリ剤と
しては、例えば水酸化カルシウム、炭酸ナトリウム、炭
酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、リン酸1ナトリウ
ム、リン酸2ナトリウム、卵殻カルシウム等を利用で
き、之等アルカリ剤の使用量は0.01〜0.5重量%
の範囲から選択されるのが好ましい。上記各種のゲル化
剤の使用量は本発明米様食品全重量に対して0.1〜7
重量%程度、好ましくは0.3〜3重量%程度の範囲か
ら選ばれるのがよく、特に好適なコンニャクマンナンと
アルカリ剤との併用では、米様食品に対して1〜7重量
%程度の範囲、好ましくは3重量%前後から選ばれるの
がよい。
【0014】上記2価の陽イオンによりゲル化するゲル
化剤を用いる場合、本発明米様食品は、2価金属イオン
を更に含むものとなる。該2価陽イオンとしては、食品
衛生上問題なく且つゲル化剤と共にゲルを形成するもの
であればよく、例えばカルシウム、マグネシウム等のイ
オンが味の点から好ましい。2価金属イオンを含む化合
物としては、例えば塩化カルシウム、乳酸カルシウム等
のカルシウム塩、塩化マグネシウム、乳酸マグネシウム
等の水溶性マグネシウム塩等の水溶性2価金属塩や水酸
化カルシウム、水酸化マグネシウム等の2価金属水酸化
物等の少なくとも1種を使用することができる。之等の
使用量は2価金属化合物として得られる本発明米様食品
全重量に対して1重量%以下、好ましくは約0.2〜
0.5重量%の範囲とするのがよい。
【0015】白濁剤は、米様の白濁した外観を得る目的
及び食物繊維としての目的で添加されるが、特に物理
的、化学的手法により微粉末としたものが好ましく、例
えば平均重合度100〜300で、約60メッシュの金
網を通過する粉末セルロースや、重合度が100以下の
粉末セルロース(特開昭57−212231号公報、特
開昭59−219333号公報、特開昭61−2113
42号公報、特開昭62−138538号公報、特開昭
62−240302号公報、特開平3−152130号
公報、特公昭60−19921号公報、特公昭62−3
0220号公報、特公昭63−44763号公報、特公
平2−12494号公報等参照)や、積算体積50%の
粒形が0.3〜6μmであり、且つ3μm以下の積算体
積複合体が25%以上の0.3μm以下の微粒子セルロ
ース(特開平3−163135号公報参照)等が好適で
ある。之等の好適な粉末セルロースは、上記白濁した外
観を付与する効果及び食物繊維としての効果を奏する他
に、殊に得られる本発明米様食品の保水性を良好なもの
とし、該食品(米粒子)からの離水を長期に亘って回避
し、これによって該食品の噛みごこちや歯触り等を炊飯
米特有のものとする利点がある。また、上記白濁剤に
は、該セルロースの他に、例えば骨粉、絹フィブリン
(例えば特開平1−256350号公報参照)、タル
ク、カオリン等も包含され、之等は上記粉末セルロース
に代替して又は併用して利用することができる。上記白
濁剤の使用量は、得られる米様食品全重量に対して1〜
20重量%程度、好ましくは約2〜5重量%程度の範囲
から選ばれるのがよい。
【0016】更に、本発明米様食品は、上記各成分の他
に、その外観、食感、呈味等に悪影響を与えない限りに
おいて、必要に応じて、従来より食用に供されることの
知られている各種の可食性物質を、適宜添加配合するこ
とができる。之等の添加剤には、ビタミン類、ミネラル
類、香料、増粘剤、着色料、着香料(風味物質)、食物
繊維等が包含され、更に可食性材料としてよく知られて
いる各種の蛋白質、ペプタイド、油脂、調味料(砂糖、
塩、醤油等)もまた必要に応じて適宜添加配合すること
ができる。
【0017】以下、本発明米様食品の製造法につき詳述
すれば、まず上記各構成成分(但し2価金属塩を用いる
場合これは除く)の所定量を所定量の水と共に、混合、
攪拌、練り合わせて生地を作成する。上記混合、攪拌、
練り合わせは常法に従って適当な回転釜、ミキサー、そ
の他の混練手段を用いて実施できる。また上記で得られ
る生地の粘度を上昇させるために、必要に応じて2価金
属塩の一部を更に添加したり、適当な加熱を施すことも
できる。得られる生地の粘度は、引き続く押出し工程で
の作業性を考慮して適宜決定できるが、特に約1000
0〜100000cps程度の範囲とするのが好まし
い。即ち、押出機で成型できる流動性と成型後の保形性
を持ち得る状態であるのが適当である。
【0018】かくして得られる生地を次いで適当な押出
機に入れ、任意の速度で押出し、ダイ吐出口近傍にてカ
ッティングしてペレットを得る。ここで、押出機として
は、通常の各種の押出機のいずれをも用いることがで
き、また通常のエクストルーダー等を使用することもで
きる。該エクストルーダーの利用は、特に生地製造をエ
クストルーダー内で一工程で行なうことができ、便利で
ある。
【0019】特に上記押出機のダイ及びノズルの形状を
適宜選択することによって、得られるペレットを米粒の
大きさ及び形状に近いものとすることができる。例えば
ダイとしては添付図面に示される如き形状のものを好ま
しく利用できる。
【0020】ここで図1は本発明米様食品の製造に適し
たダイの正面図を、図2は同ダイの側面断面図を、図3
は図1の一部拡大図を、図4は図2の一部拡大図をそれ
ぞれ示す。
【0021】上記好ましいダイは、図4に示すように、
その中間部を細く絞ったノズル形状とするのがよく、か
かる絞りにより、押出し時に脈流をかけることにより、
ペレット表面にフラクチャーが形成され、ペレット表面
に横方向に凹凸が形成される。またノズルの形状を真円
ではなくて波形円状とすることにより(図3参照)、ペ
レット表面の縦方向にも凹凸を形成させることができ、
かくしてペレットにより米粒に近似した外観を付与する
ことができる。更に、ノズル吐出口を押出し方向に対し
て若干傾けることにより、カッティングの際にペレット
を菱形円筒状形態とする(図2及び4参照)こともで
き、かくしてより米粒に近似した外観を付与することが
できる。
【0022】上記ペレットを最後に水浴に投入し、ペレ
ット中のデキストリンを溶出させた後ゲル化させる。上
記デキストリンの溶出は、ペレット表面に限定されるこ
となく、ペレット内部にまで及ぼすことができ、これに
よれば、ペレットにポーラスな部分を形成させることが
できる。上記水浴でのデキストリンの溶出は、生地のカ
ッティング後、できるだけ速やかに行なわれるのが望ま
しい。該水浴による溶出操作は、水浴温度約0〜100
℃にて、約1〜60分間程度で行なわれるのが好適であ
り、また上記溶出操作は水浴を用いることなく流水下に
行なうことも可能である。
【0023】上記溶出に引続くゲル化操作は、例えば2
価金属イオン濃度約10〜1000mEq/l、好まし
くは約300〜800mEq/lとなる2価金属イオン
濃度範囲にて、約5〜30分間を要して行なわれるのが
よい。また、ゲル化剤の選択によって上記2価金属イオ
ンによるゲル化に替えて、加熱によるゲル化も採用でき
る。これはゲル化剤がゲル化する温度以上に加熱するこ
とにより実施でき、該加熱は温水、熱水、水蒸気、熱風
等の適宜の加熱手段を利用して行なうことができる。上
記ゲル化は、特に最終的に得られる米様食品のテクスチ
ャーが天然米と同等のものとなるように行なわれるのが
よく、かくして本発明米様食品を収得できる。
【0024】本発明レトルト米飯の製造は、上記で得ら
れる本発明米様食品等の適当な粒状ゲルの適当量を米類
に添加配合し、必要に応じて更に適当量の水を加えた配
合物を適当な容器に充填し、これをレトルト処理するこ
とにより実施される。
【0025】ここで米類としては、一般には蒸し米、即
ち天然の生米を水蒸気により蒸した蒸煮米が好適である
が、特にこれに限定されることなく、通常の炊飯米等の
α化米であってもよく、また之等の加熱調理前の状態、
即ち天然生米と水との混合物であってもよい。該生米と
水との混合物の場合、それらの比率は一般的な炊飯米の
加熱調理の場合と同様のものとすることができ、通常
1:1(重量比)前後が好ましい。更に該米類には、米
の加工品及び米の類似品も包含される。
【0026】上記米類に対する本発明米様食品等の粒状
ゲルの添加配合割合は、任意に決定でき、特に限定され
るものではないが、一般には少なくとも10重量%程度
とされるのがよく、この添加配合により本発明所期のべ
とつき防止効果が奏される。またこのべとつき防止効果
は、本発明米様食品等の粒状ゲルの添加配合量が多くな
るほど向上するが、あまりに多くなりすぎると天然炊飯
米よりぱさつくものとなり、米飯と違和感が感じられる
おそれがある。通常上記米様食品等の粒状ゲルの添加配
合量は、10〜80重量%の範囲、より好ましくは20
〜60重量%程度の範囲とするのが適当である。
【0027】本発明方法によれば、次いで上記粒状ゲル
と米類との配合物を通常の一般に用いられている加熱殺
菌可能な缶詰、耐熱性プラスチック容器、レトルトパウ
チ等の適当な容器に充填し、常法に従ってレトルト殺菌
や加熱殺菌処理することにより、所望の製品を得ること
ができる。
【0028】上記容器としては、加熱殺菌が可能である
限りその材質、形状等には特に限定はなく、通常の金属
(箔を含む)、ガラス、プラスチックス等の各種のもの
及び之等の積層体等をいすれも利用でき、その形状も一
般的な丸型、角型、袋型等のいずれでもよい。
【0029】上記レトルト処理及び加熱処理もまた通常
この種食品分野で採用されている方法と同様にして同条
件下で行なうことができる。例えば105〜130℃程
度の温度範囲下に、常圧又は加圧条件下に、約10〜6
0分程度を要して行なわれ、その際、飽和水蒸気、高圧
熱水、蒸気その他の気体等を熱媒体とすることができ
る。
【0030】かくして得られる製品は、レトルト食品本
来の長期保存性を有していることは勿論のこと、米類に
添加配合された本発明米様食品等の粒状ゲル自体がその
外観、食感等において天然米と実質的に区別できないも
のであり、しかも該米様食品等が米類のべとつきを見事
に防止し、米飯として非常に優れた品質を有しており、
更に該米様食品等の添加配合によって、セルロースの補
給も行ない得る場合があると共に、低カロリーである特
徴を有している。従って、本発明レトルト米は、食品工
業分野で、例えば炊飯米として、またお茶付け用、おに
ぎり用、寿司用等の各種用途に有効利用できる。
【0031】
【実施例】以下、本発明を更に詳しく説明するため、本
発明米様食品の製造例及びこれを用いた本発明レトルト
米飯の製造例を実施例として挙げる。
【0032】
【実施例1】米様食品の製造 下記原料の所定量を、混合機(株式会社三英製作所製、
機名:20DMW)により、均質混合した。
【0033】 1.デンプン 22重量部 2.セルロース 2重量部 3.ペクチン 2重量部 4.デキストリン 20重量部 5.水 54重量部 均質混合されたペースト状混合物を、出口に直径3〜4
mmの穴のあいたスクリュー押出し機(FMI製、PX
30)を用いて円筒状に押出すと共に、押出されたペー
ストを長さ約6〜10mm切断して、ペレットを得た。
【0034】得られたペレット(直径3mm×長さ約5
mm)を、約30分間水中に放置し、その後塩化カルシ
ウムを2%混合液となるように水中に投入して、約20
〜40分間放置してゲル化させた。ペレットを水中より
取出して、本発明米様食品を得た。
【0035】このものは炊飯米状の白色粒子形状を有し
ており、その物性は炊飯米と同等であった。
【0036】上記で得られた本発明米様食品試料の性状
を、実際の炊飯米と対比する試験を以下の通り行なっ
た。
【0037】即ち、試料と炊飯米とを所定の比率で混合
して作成した各試験品につき、炊飯米100%を対照と
して、それに対する違和感を感じるパネル者数を、10
名のパネルを用いて計数した。尚、各パネルへの各試験
品の提供(試食)は、本発明試料の配合量の少ないもの
から順次行なった。
【0038】得られた結果を、表1に示す。
【0039】
【表1】
【0040】上記結果から、本発明試料を単純に炊飯米
に混合した場合、炊飯米の過半数量を置き換えても、違
和感を感じる者は過半数に至らず、このことから、本発
明米様食品は炊飯米に非常に類似する食感のものである
ことが判った。
【0041】また、上記試験は炊飯米を対照としたもの
であるが、別に対照を設定することなく、本発明米様食
品試料を通常の炊飯米と適宜混合して、実際の食事の場
で提供して、各パネルに試食させ、各試料が炊飯米と違
和感を感じるか否かを試験した。食事の提供方法は前記
に同じであり、パネル数は10名とした。
【0042】結果を表2に示す。
【0043】
【表2】
【0044】該表より、通常の食事の中で、試料と炊飯
米とを混合して米飯として提供した場合、違和感を感じ
るパネル数は前記表1の場合に比べて、更に減少してい
る。このことから、本発明米様食品は実用上、炊飯米に
酷似する食感を有することが判る。従って、これは特に
たき込み御飯等として味付け等を行なったり、野菜類や
揚物等と混ぜて食することによって、天然米と区別でき
ない品質良好なものとなると期待できる。
【0045】
【実施例2】米様食品の製造 下記原料の所定量を、混合機により、均質混合した。
【0046】 1.デンプン 5重量部 2.セルロース 5重量部 3.コンニャク精粉 2重量部 4.デキストリン 0.5重量部 5.水 87.0重量部 6.水酸化カルシウム 0.5重量部 均質混合されたペースト状混合物を、出口に直径3〜4
mmの穴のあいたスクリュー押出し機(FMI製、PX
30)を用いて円筒状に押出すと共に、押出されたペー
ストを長さ約6〜10mm切断して、ペレットを得た。
【0047】得られたペレット(直径3mm×長さ約5
mm)を、約30分間水中に放置し、その後水温を90
〜100℃に昇温して約30分間保持してペレットをゲ
ル化させた。これを水中より取出して、本発明米様食品
を得た。
【0048】このものは炊飯米状の白色粒子形状を有し
ており、その物性は炊飯米と同等であった。また、この
ものは前記実施例1に記載の試験に従うパネルテストに
よって、実施例1で得た本発明米様食品と同様の評価が
得られた。
【0049】
【実施例3】米様食品の製造 下記原料の所定量を、混合機により、均質混合した。
【0050】 1.デンプン 5重量部 2.セルロース 5重量部 3.コンニャク精粉 2重量部 4.デキストリン 0.5重量部 5.水 87.0重量部 6.水酸化カルシウム 0.5重量部 均質混合されたペースト状混合物を、実施例2と同様に
して円筒状に押出し、押出されたペーストを長さ約5m
m切断してペレットを得、該ペレット(直径3mm×長
さ約5mm)を、約30分間水中に放置し、その後水温
を90〜100℃に昇温して約30分間保持してゲル化
させ、これを水中より取出して、本発明米様食品を得
た。
【0051】このものは炊飯米状の白色粒子形状を有し
ており、その物性は炊飯米と同等であった。また、この
ものは前記実施例1に記載の試験に従うパネルテストに
よって、実施例1で得た本発明米様食品と同様の評価が
得られた。
【0052】
【実施例4】化工澱粉としてブラベンダーピーク粘度が
600のワキシーコーンスターチ由来の化工澱粉(市販
品)を用いる共に下記各原料を用い、以下の通り本発明
米様食品を製造した。
【0053】 1.化工澱粉 185重量部 2.粉末セルロース 40重量部 3.コンニャクマンナン 20重量部 4.ローカストビーンガム 15重量部 5.デキストリン 20重量部 6.水 1210重量部 7.0.6%水酸化カルシウム液 100重量部 即ち、まず上記デキストリン20重量部、化工澱粉60
重量部及びローカストビーンガム15重量部を水450
重量部に加えてホモミキサーにて10000rpm、1
0分間混合して各成分を水に分散させ、次いでこの分散
液に、化工澱粉125重量部及びコンニャクマンナン2
0重量部を冷水400重量部に分散させた液を加えて混
合分散させた。
【0054】上記混合分散後、更に得られた分散液中に
粉末セルロース40重量部及び水260重量部の混合液
を加えて混合し、混合物を室温で60分間膨潤させた
後、これに0.6%水酸化カルシウム液100重量部を
加えて混合して、ゲル化させた。
【0055】かくして得られたペースト状均質混合物
を、目皿プレートより押出しながら長さ約5mmに切断
し、該切断ペレットを造粒して、直径約3mm×長さ約
5mmの造粒物を得た。これを85℃で30分間加熱
後、水洗し、水切りし、包装して、本発明米様食品製品
を得た。
【0056】このものは炊飯米状の白色粒子形状を有し
ており、その色調及びその他の物性は炊飯米と同等であ
った。また、このものは前記実施例1に記載の試験に従
うパネルテストによって、実施例1で得た本発明米様食
品と同様に、天然炊飯米との違和感を感じることなく優
れた食感を有するものであるとの評価が得られた。
【0057】また、上記で得られた本発明米様食品と天
然炊飯米との色調を比較した。尚、対照とする天然炊飯
米としては、こしひかり150gに水210gを加えて
炊飯し、炊き上げ直後によく混ぜた後、ミルでペースト
状としたものを用いた。また、本発明米様食品試料も同
様にミルでペースト状とした後、色調測定に供した。色
調測定は、上記各試料につき色差計(日本電色工業株式
会社製SAZ−オメガ90)を用いて行なった。
【0058】得られた結果を下記表3に示す。
【0059】
【表3】
【0060】更に、上記で得られた本発明米様食品と天
然炊飯米(上記で炊き挙げた直後のもの)につき、下記
条件下に各試料の物性(粘弾性、切断力)をレオメータ
ーを用いて測定した。
【0061】 使用機器:不動工業株式会社製レオメーター 測定条件:メーター感度=200mK 試料台速度=20mm/分 レコーダー速度=30mm/分 アダプター=ピアノ線使用(切断応力用) その結果、本発明米様食品試料及び天然炊飯米試料の各
切断力は、共に25mKと同一であり、またそのチャー
トも殆ど区別できないものであった。
【0062】
【実施例5及び6】化工澱粉としてブラベンダーピーク
粘度が700のタピオカスターチ由来の化工澱粉(市販
品)及びブラベンダーピーク粘度が800のコーンスタ
ーチ由来の化工澱粉(市販品)のそれぞれを用いる以外
は前記実施例4と同様にして、本発明米様食品を製造し
た。
【0063】得られた各米様食品は、いずれも炊飯米状
の白色粒子形状を有しており、その色調及びその他の物
性は炊飯米と同等であった。また、之等は前記実施例1
に記載の試験に従うパネルテストによって、実施例1で
得た本発明米様食品と同様に、天然炊飯米との違和感を
感じることなく優れた食感を有するものであるとの評価
が得られた。
【0064】
【実施例7及び8】実施例4において、粉末セルロース
の配合量を40重量部から30重量部及び60重量部に
変化させる以外は同様にして、本発明米様食品を製造し
た。
【0065】得られた各米様食品は、いずれも炊飯米状
の白色粒子形状を有しており、その色調及びその他の物
性は炊飯米と同等であった。また、之等は前記実施例1
に記載の試験に従うパネルテストによって、実施例1で
得た本発明米様食品と同様に、天然炊飯米との違和感を
感じることなく優れた食感を有するものであるとの評価
が得られた。尚、之等の対比では、粉末セルロースの配
合量を30重量部にしたものの方が60重量部にしたも
のに比べて、やや白濁感が不足し、その外観上天然米と
識別できる場合のあることが判った。
【0066】
【実施例9】本発明レトルト米の製造 実施例1で得られた米様食品40重量部と蒸し米60重
量部とをアルミパウチに充填し、シール後、120℃で
20分間加圧加熱殺菌処理(レトルト処理)して、本発
明レトルト米製品を製造した。
【0067】このものを電子レンジで加熱調理後、アル
ミパウチを開封して取り出した内容物は、米粒相互の付
着によるべとつき感がなく、炊飯米と同等の外観を有し
ており、炊きあがりも同等であり、試食結果も炊飯米と
区別できない良好なものであった。
【0068】これに対して、比較のため上記炊飯米を同
様にしてアルミパウチに充填して調製した比較レトルト
米は、同様に加熱調理後には、米粒相互が付着して餅状
を呈しており、べとつき感の著しいものであった。
【0069】
【実施例10及び11】本発明レトルト米の製造 実施例2及び3で得られた各米様食品20重量部と蒸し
米80重量部とを、アルミ箔と耐熱性熱可塑性プラスチ
ックフィルムとの積層体からなる袋に充填し、袋口部を
熱シール後、120℃で20分間加圧加熱殺菌処理(レ
トルト処理)して、本発明レトルト米製品を製造した。
【0070】これらのものを電子レンジで加熱調理後、
袋を開封して取り出した内容物は、米粒相互の付着によ
るべとつき感がなく、炊飯米と同等の外観を有してお
り、炊きあがりも同等であり、試食結果も炊飯米と区別
できない良好なものであった。
【0071】これに対して、比較のため米様食品無添加
の蒸し米を同様にして同一袋に充填して調製した比較レ
トルト米は、同条件下の加熱調理後には、米粒相互が付
着して餅様のべとつき感があった。
【0072】
【実施例12】本発明レトルト米の製造 実施例10と同様にして、米様食品20重量部と蒸し米
80重量部とをブリキ5号缶に充填し真空巻締により密
封後、レトルト殺菌(125℃、10分)して、本発明
レトルト米製品を製造した。
【0073】このものを電子レンジで加熱調理後、缶を
開封して取り出した内容物は、米粒相互の付着によるべ
とつき感がなく、炊飯米と同等の外観を有しており、炊
きあがりも同等であり、試食結果も炊飯米と区別できな
い良好なものであった。
【0074】
【実施例13〜17】本発明レトルト米の製造 実施例4〜8で得られた各米様食品50重量部と蒸し米
50重量部とを、アルミ箔と耐熱性熱可塑性プラスチッ
クフィルムとの積層体からなる袋に充填し、袋口部を熱
シール後、120℃で20分間加圧加熱殺菌処理(レト
ルト処理)して、本発明レトルト米製品を製造した。
【0075】このものを電子レンジで加熱調理後、袋を
開封して取り出した内容物は、米粒相互の付着によるべ
とつき感がなく、炊飯米と同等の外観を有しており、炊
きあがりも同等であり、試食結果も炊飯米と区別できな
い良好なものであった。
【0076】これに対して、比較のため米様食品無添加
の蒸し米を同様にして同一袋に充填して調製した比較レ
トルト米は、同条件下の加熱調理後には、米粒相互が付
着して餅様のべとつき感があった。
【0077】
【実施例18〜21】本発明レトルト米の製造 実施例4で得られた米様食品に代えて、下記実施例18
〜21の各粒状ゲルを用い、実施例13と同様にして、
電子レンジで加熱調理して本発明レトルト米製品を製造
した。
【0078】使用した粒状ゲル 実施例18…アルギン酸ゲル玉(3mm径) 実施例19…カードランゲル玉(4mm径) 実施例20…粒こんにゃく(プチコン、4mm径) 実施例21…糸こんにゃくカット品(2mm×5mm) 尚、上記アルギン酸ゲル玉は、澱粉22重量部、セルロ
ース2重量部、アルギン酸ナトリウム2重量部、デキス
トリン2重量部及び水78重量部を押出し成形後、2%
塩化カルシウム溶液に投入してゲル化させて得たもので
あり、カードランゲル玉は、カードラン4重量部と水9
6重量部との混合物を押出し成形後、95℃に投入して
ゲル化させて得たものであり、粒こんにゃく(プチコ
ン、4mm径)は、市販品をそのまま利用し、また糸こ
んにゃくカット品は、市販の糸こんにゃくを所定形状に
カットしたものである。
【0079】上記各粒状ゲルを用いて得られた本発明レ
トルト米製品は、袋を開封して取り出した後、内容物で
ある米粒相互の付着を観察した所、べとつき感はなく、
ほぐれ効果の優れたものであったが、用いた粒状ゲル自
体の離水による若干の粒子の収縮が認められた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いる米様食品の製造に適した押出し
機のダイの正面図である。
【図2】本発明に用いる米様食品の製造に適した押出し
機のダイの側面断面図である。
【図3】図1に示すダイの一部拡大図である。
【図4】図2に示すダイの一部拡大図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤井 貞男 滋賀県大津市坂本3丁目18−4 (72)発明者 村井 円 京都府京都市山科区東野片下り町21−1 (72)発明者 中井 吉人 大阪市旭区清水3−9−23

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】食用に供し得るゲル化剤を用いて米粒とほ
    ぼ等しい粒度に成型された粒状ゲルを米類に添加配合
    し、更に必要に応じて水を加えた配合物を加熱殺菌可能
    な容器に充填して加熱殺菌又はレトルト処理することを
    特徴とするレトルト米飯の製造方法。
  2. 【請求項2】食用に供し得るゲル化剤を用いて米粒とほ
    ぼ等しい粒度に成型された粒状ゲルが、澱粉1〜30重
    量%、デキストリン20重量%以下、ゲル化剤0.1〜
    7重量%、白濁剤1〜20重量%及び水分40〜97重
    量%の組成を有する半固型物を押出し及びカッティング
    して粒状に成型して得られる炊飯米様食品である請求項
    1に記載のレトルト米飯の製造方法。
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