JPH0614939A - 手術用顕微鏡 - Google Patents

手術用顕微鏡

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JPH0614939A
JPH0614939A JP4174431A JP17443192A JPH0614939A JP H0614939 A JPH0614939 A JP H0614939A JP 4174431 A JP4174431 A JP 4174431A JP 17443192 A JP17443192 A JP 17443192A JP H0614939 A JPH0614939 A JP H0614939A
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pupil
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mirror body
mirror
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Takashi Fukaya
孝 深谷
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    • G02B7/001Counterbalanced structures, e.g. surgical microscopes
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B90/00Instruments, implements or accessories specially adapted for surgery or diagnosis and not covered by any of the groups A61B1/00 - A61B50/00, e.g. for luxation treatment or for protecting wound edges
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 鏡体の移動に手を用いる必要がなく、移動操
作時に観察視野が確実に確保され得る手術用顕微鏡を提
供する。 【構成】 予め鏡体の観察瞳を観察者の瞳に合致させて
この位置を記憶し、記憶された位置と観察者の現在の瞳
位置とのずれを検出手段により検出する。かかる検出結
果に基づいて、観察者の瞳位置と鏡体の観察瞳とが一致
するように鏡体移動手段を駆動制御して鏡体及び架台を
移動せしめ、観察瞳のケラレを防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は手術用顕微鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、マイクロ・サージャリーに用い
られる手術用顕微鏡は、患部を拡大観察するための鏡体
部と鏡体部を所望の位置へ移動・保持するための架台部
とで構成されている。このうち、架台部については、手
術中、術者が簡単な操作で所望の観察視野を確保するこ
とができるように様々な工夫がなされている。
【0003】例えば、特公昭53−23168号公報に
は、図10に示すように、鏡体Mの重量と回転モーメン
トを平衡重りGa,Gbにより相殺すると共に、鏡体M
の移動機構を軸受けBL1〜BL6に取付けられた電磁
鎖錠を用いて固定するようにした架台が開示されてい
る。これによれば、術者は僅かな力で所望の角度及び位
置まで鏡体Mを移動し、保持させることができる。
【0004】また、スイス特許明細書第482439号
には、ヘッドレストに設けられた制御用部材に従って、
鏡体の移動を電気的に行うようにした架台が開示されて
いる。これによれば、術者は手を使わずに、鏡体の移動
が可能である。
【0005】さらに、特開昭61−172552号公報
には、鏡体の観察視野内における術者の視線の方向を検
出し、この検出結果に基づいて、視線の方向にある観察
物の中心と鏡体の観察視野の中心とが合致するように鏡
体移動手段を制御するようにした架台が開示されてい
る。これによれば、術者は視線の方向を変えるだけで鏡
体を所望の位置まで移動させることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例において、
特公昭53−23168号公報に開示された架台は、鏡
体Mを移動するために手を用いなければならず、手術中
に鏡体の移動が必要となった場合、手術を一時中断して
なくてはならない。この場合、患部の止血等、手術を中
断するための処置を施す必要が生じ、処置が面倒となる
ばかりか、重大な手術場面におけるこのような中断は、
患者の生命に影響を及ぼしかねない。
【0007】また、スイス特許明細書第482439号
に開示された架台は、術者の頭部で制御部材を操作する
ようになっているため、手術を中断することなく鏡体の
移動が可能である。しかし、観察倍率が高いときは、鏡
体の観察瞳が小さくなるため、上記頭部による操作にお
いて術者の眼が接眼レンズから僅かにずれただけで観察
視野を見失うことがあり、患者にとって危険である。
【0008】さらに、特開昭61−172552号公報
に開示された架台は、観察視野内にある術部への鏡体移
動に対しては有効であるが、観察視野外の術部に鏡体を
移動する場合は、視線を観察視野の周辺に向け続けなけ
ればならず、移動に時間がかかる上に術者の疲労を招来
し易く、実用的ではない。
【0009】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、鏡体の移動に手を用
いる必要がなく、而も移動操作時も観察視野が確実に確
保され得る手術用顕微鏡を提供することである。
【0010】
【発明を解決するための手段】本発明の手術用顕微鏡
は、鏡体と該鏡体を移動するための鏡体移動手段を有す
る手術用顕微鏡において、鏡体の観察瞳を観察者の瞳に
合致させる手段と、鏡体に対する観察者の瞳の位置を検
出する検出手段と、該検出手段の検出結果に基づき鏡体
移動手段を作動させる制御手段とを有することを特徴と
してなるものである。
【0011】
【作用】鏡体の観察瞳と観察者の瞳とを予め合致させて
この位置を記憶し、記憶された位置と観察者の現在の瞳
位置とのずれを検出手段により検出する。検出手段の検
出結果に基づいて、鏡体の観察瞳と観察者の現在の瞳位
置とが一致するように鏡体移動手段を駆動制御して鏡体
及び架台を移動せしめる。鏡体及び架台の移動は、鏡体
の観察瞳に対する観察者の瞳位置のずれを検出してこの
検出信号に基づいて電気的に行われるので、観察者は鏡
体を移動させる際に手を用いる必要がなく、所望の位置
への確実且つ速やかな移動が可能となる。
【0012】
【実施例】図1乃至図4を参照して本発明の第1実施例
を説明する。図1において、1は前記特公昭53−23
168号公報に開示された架台(図10参照)に取付け
部2を介して取付けられる鏡体、3,4は夫々鏡体1に
含まれる対物レンズ及び接眼レンズ、5は第1移動体
6,第2移動体7,第3移動体8及び第3移動体8に固
定されたヘッドレスト9からなる観察者の瞳位置を検出
するための瞳位置検出部である。第1移動体6は取付け
部2の面2aに対して矢符A方向に、第2移動体7は第
1移動体6の面6aに対して図示した紙面と垂直な方向
に、また第3移動体8は第2移動体7の面7aに対して
矢符B方向に夫々ローラガイド10介して直線移動自在
に配置されていて、後述するピストン軸14a,14
b,14cにより夫々の移動面に対しその位置が保持さ
れるようになっている。
【0013】図2は取付け部2の面2aに対する第1移
動体6の保持構造を示す図である。図中、10はローラ
ガイド、11aは取付け部2に固設された第1移動体6
の移動に伴う回転角度信号を出力するエンコーダ、12
はエンコーダ11aの回転軸に固定されていて第1移動
体6に形成されたラック13と噛み合うピニオン、14
aは軸部に電磁石15aが固着されていて取付け部2に
対して矢符C方向に進退自在に配置されたピストン軸で
ある。電磁石15aは後述する駆動回路28からの駆動
信号により励磁され、電磁石15aと第1移動体6との
間に磁気吸引力を生ぜしめ、これにより面2aに対する
第1移動体6の位置が保持されるようになっている。第
1移動体6の電磁石15aとの接触部分は磁性体で形成
されている。また、第1移動体6の面6aに対する第2
移動体7の保持構造及び第2移動体7の面7aに対する
第3移動体8の保持構造も、図2と同様に構成されてい
て、上記各面に固設されたエンコーダ11b,11cに
より移動体の移動に伴う回転角度信号が出力され、ま
た、電磁石15b,15cが固着されたピストン軸14
b,14cにより移動体の位置が保持されるようになっ
ている。
【0014】図3は接眼レンズ4が設置される鏡体1の
内部構造を示す図である。図中、16a,16bは十字
等の指標が刻印されていて、夫々の指標の中心を光軸と
重ねて結像点17の近辺に一定の間隔を以て配置された
焦点板である。焦点板16a,16bは接眼レンズ4を
介して術者眼18により観察される。
【0015】図4は瞳位置検出部5及び架台の駆動制御
を行う回路ブロックを示している。図中、20はエンコ
ーダ11a,11b,11cにより検出された各移動体
の移動に伴う回転角度信号からヘッドレスト9の位置の
3次元座標(x,y,z)を検出して信号出力する位置
検出回路、21はセットスイッチ22からの信号に従っ
て位置検出回路20で検出されたヘッドレスト9の座標
信号を一時的に記憶するメモリ、23はメモリ21に記
憶されたヘッドレスト9の座標信号と、メモリ21に信
号を記憶した後にヘッドレスト9を移動したときの位置
検出回路20で検出された座標信号との変位量を算出す
る変位算出回路である。変位算出回路23はセットスイ
ッチ22を操作してメモリ21に記憶されたヘッドレス
ト9の座標信号が(xs ,ys,zs )、セットスイッ
チ22の操作後、ヘッドレスト9を移動したときの位置
検出回路20の座標信号が(x,y,z)であるとき、
次式(1)の演算を行って変位量αを算出するようにな
っている。
【0016】
【0017】24はヘッドレスト9を移動したときに、
術者の瞳が鏡体1の観察瞳から外れない範囲でヘッドレ
スト9を3次元的に移動することが可能な許容基準量β
が記憶されたズレ量メモリ、25は変位量αと許容基準
量βとの大きさを比較して変位量αが許容基準量βを越
える直前にスイッチ回路26へ作動信号を出力する比較
回路であり、作動信号を受けたスイッチ回路26は鎖錠
駆動回路27及び駆動回路28に駆動信号を出力し、架
台の軸受けBL1〜BL6の各電磁鎖錠と電磁石15
a,15b,15cの駆動制御を行うようになってい
る。
【0018】以上の構成において、先ず、初期状態にお
いては、架台の各電磁鎖錠は鎖錠されて、鏡体1はある
位置に保持されている。また、電磁石15a,15b,
15cは励磁されておらず、ヘッドレスト9の鏡体1に
対する移動は、取付け部2,第1移動体6,第2移動体
7及び第3移動体8を介して自由に行うことができる。
【0019】観察者は、ヘッドレスト9を、ヘッドレス
ト9に対する術者の瞳位置がずれないように術者自身の
頭に確実に装着・固定した状態で、術部Pの拡大像を接
眼レンズ4より観察する。術部Pを発した光は、鏡体1
の内部の結像点17で一旦結像するため、結像点近くの
焦点板16a,16bに指標として刻印された各十字線
も術部Pの拡大像と同時に観察することができ、術者は
自身の瞳の中心と二つの十字線とを重ねることで、術者
の瞳の中心と鏡体1の観察瞳とを合致させることができ
る。
【0020】瞳を合致した状態でのヘッドレスト9の位
置情報は、取付け部2に対する第1移動体6,第1移動
体6に対する第2移動体7,第2移動体7に対する第3
移動体8の夫々において各エンコーダの回転角度信号と
して、エンコーダ11a,11b,11cより位置検出
回路20に送られ、座標信号に変換される。そして、セ
ットスイッチ22を作動させることにより、この信号は
瞳合致位置の3次元座標の原点信号(xs ,ys ,zs
)としてメモリ21に記憶される。
【0021】次に、術者が鏡体1を移動させるため任意
の方向に頭を動かすと、ヘッドレスト9を介して取付け
部2に対する第1移動体6,第1移動体6に対する第2
移動体7,第2移動体7に対する第3移動体8の位置情
報が、各エンコーダ11a,11b,11cより位置検
出回路20に送られ、位置検出回路20において座標信
号(x,y,z)に変換される。さらに変位算出回路2
3において座標信号(x,y,z)とメモリ21に記憶
されている原点信号(xs ,ys ,zs )とにより前記
式(1)に示した演算を行って変位量αを算出し、比較
回路29に信号出力する。
【0022】比較回路25では、許容基準量βをズレ量
メモリ28から読みだして変位量αとその大きさを比較
し、変位量αが基準量βを越える直前で、スイッチ回路
26に作動信号を出力する。スイッチ回路26は電磁鎖
錠駆動回路27を制御して架台の各電源鎖錠をすべて解
除し、これと同時に駆動回路28を制御して電磁石15
a,15b,15cに励磁電流を供給する。各電磁鎖錠
の解除により、鏡体1の3次元的な移動が自由となる一
方、電磁石15a,15b,15cの作動により取付け
部2に対する第1移動体6,第2移動体7,第3移動体
8の動きは、各ピストン軸を介して各電磁石と各移動体
の面とが接触固定することにより規制され、即ち術者の
頭部と鏡体1は一体的に固定される。術者の頭部と鏡体
1との固定の解除、即ちスイッチ回路26の駆動回路2
8への制御解除は、例えば公知のフットスイッチ等を足
で操作することにより行うようにすればよい。
【0023】本実施例は、特に特公昭53−23168
号公報に開示された架台に取り付けた場合に、鏡体に対
する術者の瞳の位置を瞳位置検出部より検出し、瞳が遮
られない範囲において、鏡体に対する架台の保持力を解
除して3次元的に移動自在にすると共に、術者の頭部と
鏡体とを一体的に固定できる。従って、観察者の頭部ま
たは瞳の移動に対する鏡体の追従は確実に成し得、特に
術者の素早く大きな動きが必要とされる手術に対して適
している。また、本実施例は、特公昭53−23168
号公報に開示された如き従来の手術用顕微鏡の接眼レン
ズを改良し、且つこれに瞳位置検出部を取り付けること
により構成され得るので、手術用顕微鏡単独のシステム
として提供することができる。
【0024】尚、本実施例では、瞳ずれを原点位置から
の3次元の直線的な移動量の変化により検出するように
したが、より簡単にx,yの二方向即ち平面上の移動の
みを検出しても、瞳位置検出として利用できることはい
うまでもない。
【0025】図5を参照して第2実施例を説明する。図
において、30は第1ハウジング31,第2ハウジング
32、第2ハウジング32に固定されたヘッドバンド3
3からなる手術用顕微鏡の鏡体である。34,35は夫
々第1ハウジング31に内蔵された対物レンズ及びアフ
ォーカル変倍レンズ、36,37は夫々第2ハウジング
32に内蔵された結像レンズ及び接眼レンズであり、こ
れらレンズにより観察光学系が構成されている。第1ハ
ウジング31は、矢印D及び矢印Eで示す方向に電気的
に移動可能な図示されない架台に取り付けられており、
また、第2ハウジング32は通常は第1ハウジング31
に対して一定の位置に保持されていて、矢符D及び矢符
E方向へ外部から一定の力を付与することによりその位
置を移動させることができ、移動後付力を解除すれば移
動前の位置に自動的に戻るようになっている。
【0026】38,39は第1ハウジング31に取り付
けられていて、スイッチが一杯まで押し込まれた状態の
位置,中間の位置及び押されていない状態の位置の、ス
イッチの接点位置の変化から、矢符D及び矢符E方向に
対する第2ハウジング32の移動状態を検出するための
スイッチであり、各スイッチの接点位置の変化は図示さ
れない架台の位置を移動・保持するための駆動制御部に
出力されるようになっている。また、スイッチ39は、
その作動点を結像レンズ37の入射瞳がアフォーカル変
倍レンズ35の出射瞳から外れない範囲に複数配置され
ている。
【0027】以上の構成において、術者は、頭部をヘッ
ドバンド33に固定して術者の瞳と接眼レンズ37の出
射瞳を合わせた状態で、術部Pの拡大像を観察する。こ
こで、アフォーカル変倍レンズ35と結像レンズ36と
の間の光束は、アフォーカル光束である。術者が鏡体3
0を移動させるべく、ヘッドバンド33を介して第1ハ
ウジング31に対する第2ハウジング32の位置を矢符
D方向に移動すると、スイッチ38の接点位置が変化し
て第2ハウジング32の移動を検出し、この信号が駆動
制御部に出力されて、架台を第2ハウジング32の移動
方向と同方向に移動させ、鏡体30を移動せしめる。
【0028】また、術者がヘッドバンド33を介して第
1ハウジング31に対する第2ハウジング32の位置を
矢符E方向に移動すると、スイッチ39の接点位置が変
化して第2ハウジング32の移動を検出し、駆動制御部
を介して架台を移動させて鏡体30を移動せしめる。そ
して、第2ハウジング32に付与する力を解除すること
によりスイッチ38,39の接点位置が変化するので、
この信号が駆動制御部に出力されることにより鏡体30
の移動を停止する。
【0029】本実施例は、術者の瞳を結像レンズ36の
入射瞳に投影し、アフォーカル変倍レンズ35の出射瞳
に対する位置をスイッチ38,39により検出している
ので、構成が簡単であり、また、術者の頭部、或いは瞳
の移動に対し、鏡体を確実に追従させることができる。
尚、本実施例では、鏡体を直線的に移動させる場合の構
成について説明したが、勿論、任意の点を中心とした鏡
体の回転移動についても簡単に構成することができる。
【0030】図6を参照して第3実施例を説明する。図
において、40は第1ハウジング41,第2ハウジング
42、第2ハウジング42に固定されたヘッドバンドか
らなる手術用顕微鏡の鏡体である。44,45,46,
47は夫々第1ハウジング41に内蔵された対物レン
ズ,アフォーカル変倍レンズ,結像レンズ及び撮像素
子、48は第2ハウジング42に内蔵されていて撮像素
子47で撮像された像を図示されない映像信号手段を介
して表示するモニタ、49は同じく第2ハウジング42
に内蔵されていて図示されないソレノイド等により軸5
0を中心に矢符F方向に回転自在な可動ミラーであり、
これら部材により観察光学系が構成されている。第1ハ
ウジング41は、3次元的に位置移動が可能であって、
ある点を中心に直交する3軸周りの回転移動を電気的に
行うことができる図示されない架台に取付けられてお
り、また、第2ハウジング42は同じく図示されない架
台を介して第1ハウジング41に対して空間的に自由な
位置に保持されている。
【0031】51は第1ハウジング41に取り付けられ
た超音波発振器、52は第2ハウジング42上の異なる
位置に取り付けられた超音波受信器であり、これらは第
1ハウジング41に対する第2ハウジング42の位置及
び角度の検出を行う位置検出装置を構成している。
【0032】図7は鏡体40及び架台の駆動制御を行う
回路ブロックを示している。図中、60は超音波発振器
51及び超音波受信器52より第1ハウジング41に対
する第2ハウジング42の空間的位置を検出する位置検
出回路、61は位置検出回路60からの3次元座標信号
とセットスイッチ22を操作することによりメモリ21
に記憶された原点座標信号とから鏡体40におけるx,
y,zの3方向のずれ量を算出する変位算出回路、62
は変位算出回路61の出力値に従って対応する方向の図
示されない動力源に駆動信号を出力する架台制御回路で
ある。
【0033】以上の構成において、術者は、頭部をヘッ
ドバンド64に固定させた状態で、対物レンズ44,ア
フォーカル変倍レンズ45,結像レンズ46,撮像素子
47,モニタ48及び可動ミラー49を介して術部Pの
拡大像を観察する。第1ハウジング41に対する第2ハ
ウジング42の位置は空間的に自由なので、術者が術部
Pに対して作業をし易い位置にその姿勢と共に頭部を移
動し、セットスイッチ22を操作すると、超音波発振器
51から発した超音波を受信することにより超音波受信
器52から出力される第1ハウジング41に対する第2
ハウジング42の相対的な位置及び角度情報が位置検出
回路60に送られる。位置検出回路60に送られた位置
及び角度情報は座標信号に変換され、3次元座標の原点
信号としてメモリ21に記憶される。
【0034】次に、術者が鏡体40を移動させるため任
意の方向に頭部を移動すると、第2ハウジング42の移
動位置及び角度の情報が位置検出回路60に送られて3
次元座標信号に変換され、変換された信号とメモリ21
に記憶された3次元座標の原点信号とで座標のずれ量を
変位検出回路61で算出する。そして、算出されたずれ
量に対して架台を移動すべく、架台制御回路62におい
て架台の動力源を選択して適宜駆動信号を出力して架台
に取り付けられた鏡体40を移動せしめ、ずれ量が補正
された状態で鏡体40を停止するようになっている。
【0035】この場合、架台制御回路62により鏡体4
0の電気的移動の操作が行われる前に、第1実施例同
様、あるずれ量以上においてのみ動作させる如き比較回
路を追加してもよい。また、必要に応じて可動ミラー4
9を図中破線位置まで移動すれば、術者は術部Pや術具
を直視することができる。
【0036】本実施例では、術者はモニタ48を介して
術部Pを観察するため、頭部の自由度が大きく楽な姿勢
で手術が行えると共に、鏡体40の観察瞳にとらわれる
ことなく好みに合わせてずれ量の基準値を設定すること
ができるので、取り扱いが非常に簡単である。さらに、
可動ミラー49を移動させることにより物体を直視する
ことができるので実用的である。
【0037】図8及び図9を参照して第4実施例を説明
する。図8において、70は矢符G及び矢符H方向に電
気的に移動可能な図示されない架台に取付けられた手術
用顕微鏡の鏡体である。71は対物レンズ、72はアフ
ォーカル変倍レンズ、73は結像レンズ、74は接眼レ
ンズであり、これらが鏡体70の観察光学系を構成して
いる。75は観察光路中に配置された第1ハーフミラ
ー、76は第2ハーフミラー、77はリレーレンズ、7
8は一部の光を透過する指標、79は光源である。
【0038】80は特公平3−5810号公報に開示さ
れた被検眼位置検出装置、91は結像レンズ73を保持
し被検眼位置検出装置80の検出信号に基づき矢印F,
Gと同方向へ電気的に移動可能に設置された枠体、92
は矢符H方向に対する枠体91の移動を検知するための
第1スイッチ、93は矢符G方向に対する枠体91の移
動を検知するための第2スイッチであり、これらが術者
の瞳位置検出光学系を構成している。
【0039】図9(a)は被検眼位置検出装置80の内
部の検出光学系を示しており、図中、81,82,8
3,84は夫々被検眼光軸上に配置された発光素子,ピ
ンホール絞り,投影レンズ及びハーフミラー、85,8
6,87,88は夫々ハーフミラー84の反射光軸上に
配置された結像レンズ,絞り,チョッパー及び2次元受
光素子、また89,90は夫々チョッパー87の両側に
配置された基準信号用発光素子及び基準信号用受光素子
である。チョッパー87は同図(b)に示すように、複
数の扇形スリット87aを有する円盤によって構成され
ていて、軸87bを中心に回転可能に配置されている。
【0040】かかる構成において、ピンホール絞り81
の像は投影レンズ83によりハーフミラー84を介して
被検眼Eの前眼部Cに結像されて被検眼Eの角膜面で反
射され、この反射光束はハーフミラー84,結像レンズ
85,絞り86及びチョッパー87のスリット87aを
介して2次元受光素子88上に結像されるが、チョッパ
ー87を回転させたときの受光素子88上における結像
位置の変化から、被検眼の角膜頂点位置が所定適当位置
に対して上下及び左右方向においてどの向きにどれだけ
ずれているかを検出することができるようになってい
る。
【0041】以上の構成において、術者は術部Pを発し
対物レンズ71,アフォーカル変倍レンズ72,第1ハ
ーフミラー75,結像レンズ73及び接眼レンズ74を
介して術部Pの拡大像を観察する。一方、術者の前眼部
Cからの情報は、接眼レンズ74,結像レンズ73,第
1ハーフミラー75及び第2ハーフミラー76を介して
被検眼位置検出装置80に入射し、鏡体70に対する術
者の眼即ち瞳の位置を検出する。そして、前述した他の
実施例同様に、鏡体70の観察瞳に対する術者の瞳位置
を移動すると、被検眼位置検出装置80のずれ検出信号
に基づき、図示されないレンズ移動機構が作動して枠体
91をずれが補正される方向に移動せしめる。
【0042】さらに、第1スイッチ92及び第2スイッ
チ93は、枠体91の移動によりずれの補正が可能な範
囲の限界に達する直前に、その接点がON状態となる位
置に配置されているので、枠体91の移動により第1ス
イッチ92又は第2スイッチ93を作動すると、図示さ
れない架台制御駆動機構が作動して鏡体70の位置を移
動するようになっている。この場合、鏡体70の移動と
同時に光源79を点灯又は点滅させて、指標78の表示
(例えば「鏡体移動中」等)をリレーレンズ77,第2
ハーフミラー76,第1ハーフミラー75,結像レンズ
73及び接眼レンズ74を介して術者の眼に入射し、架
台の作動状態が術者に告知されるようになっている。
【0043】本実施例は、鏡体70の観察瞳位置を移動
せしめることにより、鏡体70の観察瞳と術者の瞳とを
合致させ、さらに鏡体70の観察瞳が移動可能な限界に
達する直前に架台制御駆動機構を作動して鏡体70を移
動するようになっているので、鏡体70に対して術者の
頭部をヘッドバンド等で固定する必要はなく、頭部の移
動が自由な状態で鏡体70の移動に伴って瞳が遮られる
ことを確実に防止することができる。従って、ヘッドバ
ンド等を装着する煩わしさは解消され得、術者はより手
術に集中することができる。
【0044】
【発明の効果】以上、本発明によれば、鏡体の移動させ
るために手を用いる必要がなく、移動操作時に視野を見
失う虞のない、観察視野が確実に確保され得る手術用顕
微鏡を提供することができるので、安全,確実且つ容易
な操作で手術用顕微鏡を取り扱うことができ、手術中の
術者の負担は軽減され得、術者の手術作業の効率化に対
して、延いては患者の安全性の確保に対して効果的であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1実施例の手術用顕微鏡の鏡体
の外観図である。
【図2】移動体の位置保持構造を説明するための移動体
の要部拡大図である。
【図3】鏡体の内部の光学系を示す図である。
【図4】第1実施例の鏡体及び架台の駆動制御を行う回
路ブロック図である。
【図5】本発明による第2実施例の手術用顕微鏡の鏡体
の縦断図である。
【図6】本発明による第3実施例の手術用顕微鏡の鏡体
の縦断図である。
【図7】第3実施例の鏡体及び架台の駆動制御を行う回
路ブロック図である。
【図8】本発明による第4実施例の手術用顕微鏡の鏡体
の縦断図である。
【図9】(a)は被検眼位置検出装置の内部光学系を示
す図、(b)はチョッパーの外観図である。
【図10】従来の手術用顕微鏡の架台の外観図である。
【符号の説明】
1,30,40,70 鏡体 3,34,44,71 対物レンズ 4,37,46,74 接眼レンズ 5 瞳位置検出部 9 ヘッドレスト 33,43 ヘッドバンド
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年8月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例において、
特公昭53−23168号公報に開示された架台は、鏡
体Mを移動するために手を用いなければならず、手術中
に鏡体の移動が必要となった場合、手術を一時中断しな
くてはならない。この場合、患部の止血等、手術を中断
するための処置を施す必要が生じ、処置が面倒となるば
かりか、重大な手術場面におけるこのような中断は、患
者の生命に影響を及ぼしかねない。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】
【実施例】図1乃至図4を参照して本発明の第1実施例
を説明する。図1において、1は前記特公昭53−23
168号公報に開示された架台(図10参照)に取付け
部2を介して取付けられる鏡体、3,4は夫々鏡体1に
含まれる対物レンズ及び接眼レンズ、5は第1移動体
6,第2移動体7,第3移動体8及び第3移動体8に固
定されたヘッドレスト9からなる観察者の瞳位置を検出
するための瞳位置検出部である。第1移動体6は取付け
部2の面2aに対して矢符A方向に、第2移動体7は第
1移動体6の面6aに対して図示した紙面と垂直な方向
に、また第3移動体8は第2移動体7の面7aに対して
矢符B方向に夫々ローラガイド10を介して直線移動自
在に配置されていて、後述するピストン軸14a,14
b,14cにより夫々の移動面に対しその位置が保持さ
れるようになっている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】図2は取付け部2の面2aに対する第1移
動体6の保持構造を示す図である。図中、10はローラ
ガイド、11aは取付け部2に固設された第1移動体6
の移動に伴う回転角度信号を出力するエンコーダ、12
はエンコーダ11aの回転軸に固定されていて第1移動
体6に形成されたラック13と噛み合うピニオン、14
aは端部に電磁石15aが固着されていて取付け部2に
対して矢符C方向に進退自在に配置されたピストン軸で
ある。電磁石15aは後述する駆動回路28からの駆動
信号により励磁され、電磁石15aと第1移動体6との
間に磁気吸引力を生ぜしめ、これにより面2aに対する
第1移動体6の位置が保持されるようになっている。第
1移動体6の電磁石15aとの接触部分は磁性体で形成
されている。また、第1移動体6の面6aに対する第2
移動体7の保持構造及び第2移動体7の面7aに対する
第3移動体8の保持構造も、図2と同様に構成されてい
て、上記各面に固設されたエンコーダ11b,11cに
より移動体の移動に伴う回転角度信号が出力され、ま
た、電磁石15b,15cが固着されたピストン軸14
b,14cにより移動体の位置が保持されるようになっ
ている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】図6を参照して第3実施例を説明する。図
において、40は第1ハウジング41,第2ハウジング
42、第2ハウジング42に固定されたヘッドバンド4
3からなる手術用顕微鏡の鏡体である。44,45,4
6,47は夫々第1ハウジング41に内蔵された対物レ
ンズ,アフォーカル変倍レンズ,結像レンズ及び撮像素
子、48は第2ハウジング42に内蔵されていて撮像素
子47で撮像された像を図示されない映像信号作成手段
を介して表示するモニタ、49は同じく第2ハウジング
42に内蔵されていて図示されないソレノイド等により
軸50を中心に矢符F方向に回転自在な可動ミラーであ
り、これら部材により観察光学系が構成されている。第
1ハウジング41は、3次元的に位置移動が可能であっ
て、ある点を中心に直交する3軸周りの回転移動を電気
的に行うことができる図示されない架台に取付けられて
おり、また、第2ハウジング42は空間的に自由な位置
に移動可能に設けられている。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年8月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鏡体と該鏡体を移動するための鏡体移動
    手段を有する手術用顕微鏡において、前記鏡体の観察瞳
    を観察者の瞳に合致させる手段と、前記鏡体に対する観
    察者の瞳の位置を検出する検出手段と、該検出手段の検
    出結果に基づき前記鏡体移動手段を作動させる制御手段
    とを有することを特徴とする手術用顕微鏡。
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