JP4819534B2 - 眼科装置 - Google Patents

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Description

本発明は、被検眼の検眼を行う眼科装置に関する。
被検眼の検眼を行う眼科装置(例えば、オートレフや眼底カメラ等)において、左右眼の切換を行う構成としては、検者の手動操作によって装置全体を左右に移動させる手動型の装置(特許文献1参照)や、被検眼の検眼を行う検眼光学系が内蔵された検眼部を電動駆動によって移動させる電動型の装置(特許文献2参照)が知られている。また、特許文献3には、ソレノイドでミラーを回転駆動させて検査光路の切換を行うことにより左右眼の切換を行う装置が開示されている。
特開平10−43136号公報 特開平9−215661号公報 特開平6−304139号公報
しかしながら、前述した各装置には、以下のような問題がある。手動型の装置の場合、手動操作そのものが検者にとって手間であるし、装置全体が重い場合には移動も大変である。また、電動型の装置の場合、検眼部を左右に移動させるための移動機構の移動量を大きくしておく必要があり、装置の大型化につながる。また、特許文献3の装置の場合、被検眼と検眼光束との光軸ずれ(被検眼の視軸と検眼光学系の光軸とが平行関係とならない等)を防ぐために、検査光路を切換える際のミラーの回転角度に高い精度が要求されるので実現可能性に乏しい。
本発明は、上記問題点を鑑み、簡単な構成で左右眼の切換を行うことができる眼科装置を提供することを技術課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とする。
(1) 被検眼に検眼光束を投光する投光光学系と被検眼で反射された検眼光束を受光する受光光学系とを有する検眼ユニットを備える眼科装置において、
被検眼からの検眼光束を前記受光光学系へと導く導光ユニットであって,被検眼の眼前に配置されて被検眼からの検眼光束を偏向する第1偏向光学部材と,該第1偏向光学部材によって偏向された検眼光束をさらに前記受光光学系の光軸方向に偏向する第2偏向光学部材とを持つ導光ユニットと、
被検眼の左右の切換えに応じて前記第1偏向光学部材を右眼眼前と左眼眼前との間で移動させるべく、前記導光ユニットを前記受光光学系の光軸を中心に回転させる回転手段と、を備えることを特徴とする。
(2) (1)の眼科装置において、前記第1偏向光学部材と第2偏向光学部材は被検眼の瞳孔間距離の半分以上確保された位置関係で配置され、眼科装置はさらに、前記検眼ユニット及び導光ユニットを一体的に上下方向に移動させる上下移動手段と、被検眼に対する前記受光光学系のアライメント状態を検出するアライメント検出手段と、
前記第1偏向部材を一方の第1被検眼の眼前に配置し、前記アライメント検出手段の検出結果に基づいて前記回転手段及び上下移動手段を制御して第1被検眼に対するアライメントを行い、左右眼の切換え信号が入力されると、第1被検眼のアライメント時における前記導光ユニットの回転情報に基づいて前記回転手段を制御して前記第1偏向部材をもう一方の第2被検眼の眼前に移動した後、前記アライメント検出手段の検出結果に基づいて前記回転手段及び上下移動手段を制御して第2被検眼に対するアライメントを行うアライメント制御手段と、を備えることを特徴とする。
(3) 被検眼に検眼光束を投光する投光光学系と被検眼で反射された検眼光束を受光する受光光学系とを有する検眼ユニットを備える眼科装置において、
左右の被検眼からの検眼光束を前記受光光学系へとそれぞれ導くための右眼用及び左眼用の導光ユニットであって,被検眼の眼前に配置されて被検眼からの検眼光束を偏向する第1偏向光学部材と,該第1偏向光学部材によって偏向された検眼光束をさらに前記受光光学系の光軸方向に偏向する第2偏向光学部材とをそれぞれ有する右眼用及び左眼用の導光ユニットと、
左右眼の切換えに応じて被検眼からの検眼光束を前記受光光学系へと導くように前記右眼用導光ユニットと前記左眼用導光ユニットを選択的に移動させる移動手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、簡単な構成で左右眼の切換を行うことができる。
以下に、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。図1は本実施形態に係る眼科装置の外観構成図である。
眼科装置は、基台1と、基台1に取り付けられた顔支持ユニット2と、基台1上に設けられた本体部3と、本体部3に対して移動可能に設けられた検眼部4を備える。検眼部4には、被検眼に検眼光束を投光する投光光学系と被検眼で反射された検眼光束を受光する受光光学系と有する検眼ユニット10(本実施形態では眼屈折力測定光学系、他には眼底カメラの眼底撮影光学系などが考えられる)と、検眼光束を受光光学系へと導く導光ユニット80と、導光ユニット80を検眼ユニット10の受光光学系の光軸を中心に回転移動させるための回転移動機構50とが内蔵されている。なお、本実施形態の検眼ユニットに相当する眼屈折力測定光学系10は、被検眼眼底に測定指標を投影する投影光学系10aと、被検眼眼底からの反射光を受光する受光光学系10bを有する(図2参照)。なお、100は被検者の両眼を含む広範囲の撮像範囲を有する撮像光学系であり、検眼部4の被検者側筐体部分に設けられている。撮像光学系100は、撮像レンズ101及び二次元撮像素子102を有する。
導光ユニット80には、被検眼で反射された検眼光束の進行方向を変えるための偏向光学部材である第1偏向光学部材(例えば、第1反射光学部材81)と第2偏向光学部材(例えば、第2反射光学部材82)とが固定配置されており、2つの偏向光学部材の位置関係が保持されるように配置されている。なお、偏向光学部材としては、光を反射させることにより光の進行方向を変える反射光学部材(ミラー等)、光を屈折させることにより光の進行方向を変える屈折光学部材(3角プリズム等)等が考えられる。
本実施形態では、導光ユニット80として、2つの反射面を利用して像の状態を変えることなく光軸だけを特定の距離 (変位量)だけ平行移動する菱形プリズム(ロンボイドプリズム)が用いられている。この場合、被検眼の眼前に配置される反射面が反射光学部材81、検眼ユニット10の前に配置される反射面が反射光学部材82として機能する。菱形プリズムは、2つの反射光学部材81及び82が一体的に形成されているため、2つの反射面(反射光学部材)の位置関係が安定して保持される。ここで、第1反射光学部材81は被検眼の眼前に配置され被検眼からの検眼光束を反射する。なお、第1反射光学部材81と第2光学部材82は被検眼の瞳孔間距離の半分以上確保された位置関係で配置されている。また、第2反射光学部材82は、反射光学部材81によって反射された検眼光束をさらに受光光学系10bの光軸L2方向に反射する。回転移動機構50は、被検眼の左右の切換えに応じて第1反射光学部材81を右眼眼前と左眼眼前との間で移動させることができるように、受光光学系10bの受光光軸L2を中心に導光ユニット80を回転させる(図2参照)。
図1に戻ると、検眼部4は、本体部3に設けられたYZ移動機構6により、被検眼に対して上下方向(図1に示すY方向)、及び前後(作動距離)方向(Z方向)に移動される。これにより、眼屈折力測定光学系10及び導光ユニット80が一体的に上下前後方向に移動できる。なお、本実施形態においては、前述の回転移動機構50とYZ移動機構6のY方向への駆動により被検眼に対する上下左右方向のアライメントを行うことができる構成となっている(詳しくは、後述する)。
5はジョイスティックであり、検者がジョイスティック5を操作した際の操作信号を電気的に検出し、その操作信号に基づいて回転駆動機構50及びYZ移動機構6を駆動制御することにより検査光軸L1がXZ方向に移動される。また、検者が回転ノブ5aを回転操作することにより、検眼部4は、YZ移動機構6のY駆動によりY方向に移動される。なお、ジョイスティック5の頂部には、測定開始スイッチ5bが設けられている。また、本体部3には、表示モニタ7が設けられている。
図2は、本実施形態に係る装置の光学系及び制御系の構成について説明する概略構成図である。ダイクロイックミラー15の透過方向には眼屈折力測定光学系10が配置されている。
眼屈折力測定光学系10は、眼Eの瞳孔中心部を介して眼Eの眼底Efにスポット状の測定指標を投影する投影光学系10aと、眼底Efから反射された眼底反射光を瞳孔周辺部を介してリング状に取り出し、二次元撮像素子にリング状の眼底反射像を撮像させる受光光学系10bと、から構成される。
投影光学系10aは、測定光学系10の光路O1上に配置された,測定光源11,リレーレンズ12,ホールミラー13,及び測定用対物レンズ14を含む。光源11は、正視眼の眼底Efと光学的に共役な位置関係となっている。また、ホールミラー13の開口は、眼Eの瞳孔と光学的に共役な位置関係となっている。
受光光学系10bは、投影光学系10aの対物レンズ14,ホールミラー13が共用され、ホールミラー13の反射方向に配置されたリレーレンズ16及び全反射ミラー17と、全反射ミラー17の反射方向の光軸L1上に配置された受光絞り18,コリメータレンズ19,リングレンズ20,及び二次元撮像素子22(例えば、エリアCCD)を含む。受光絞り18及び撮像素子22は、眼底Efと光学的に共役な位置関係となっている。リングレンズ20は、被検眼Eの瞳孔と光学的に共役な位置関係となっている。撮像素子22からの出力は、制御部70に入力される
また、ダイクロイックミラー15の反射方向には、眼Eを観察するための対物レンズ24、ダイクロイックミラー25、全反射ミラー29が配置されている。ミラー29の反射方向の光路O2上には、眼Eに固視標を固視させるための図示なき固視標投影光学系が配置されている。
ダイクロイックミラー25の反射方向の光路O3上には、結像レンズ26、眼Eの前眼部付近と略共役な位置に配置されたエリアCCD等の二次元撮像素子27を含み眼Eを撮影し被検眼像を得る観察光学系28が配置されている。
また、第1反射光学部材81と被検眼との間には、検査窓39が設けられている。図3は本実施形態に係る装置の検眼部筐体を被検者側より見たときの図である。39は検眼光束が通過する検査窓である。検査窓39の周辺には、被検眼Eの角膜Ecに指標を投影する指標投影ユニット38が配置されている。本実施形態において、指標投影ユニット38には、眼Eの角膜Ecにリング指標を投影するための近赤外光を発するリング指標投影光学系30が配置されると共に、眼Eの角膜Ecに無限遠指標を投影することにより被検眼に対する作動距離方向のアライメント状態を検出するための近赤外光を発する作動距離指標投影光学系31が光軸L1に対して左右対称に配置されている(図2では、説明の便宜上、上下方向に配置されるように記載されている)。なお、リング投影光学系30は、眼Eの前眼部を照明する前眼部照明としても用いられる。
前述の検査窓39及び指標投影ユニット38は、導光ユニット80の被検眼側側面に固定部材35を介して固定されており(図2参照)、回転駆動機構50による導光ユニット80の回転に連動して検眼部4の被検者側外壁に形成されたガイド溝37に沿って光軸L2を中心に回転移動する。36は検眼部4の内部を覆うカバー部であり、ガイド溝37の検査窓39以外の部分が外部にさらされるのを防止する役割を有する。
図2を用いた光学系の説明に戻る。ダイクロイックミラー15は測定光学系10が持つ測定光源から発せられる波長の光を透過し、リング投影光学系30と作動距離投影光学系31から発せられた波長の光及び可視光を反射する特性を有する。また、ダイクロイックミラー25は可視光を透過し、赤外光を反射する特性を有している。
リング指標投影光学系30及び作動距離指標投影光学系31からの光は、被検眼角膜Ecに投影される。そして、その角膜輝点を含む被検眼前眼部像は、検査窓39を通過した後、第1反射光学部材81、第2反射光学部材82、ダイクロイックミラー15、対物レンズ24、ダイクロイックミラー25、結像レンズ26を介して、撮像素子27に撮像される。
制御部70は、測定光学系10の受光素子22からの出力信号に基づいて眼屈折力を求める演算を行う。また、撮像素子27からの画像信号が制御部70へ入力される。撮像素子27によって得られた前眼部像は、制御部70にて測定結果やアライメント用マーク等の表示情報と合成(重ねあわせる)されたのち、表示モニタ7の画面上に表示される。なお、制御部70には、この他、測定結果等のデータを記憶するメモリ75、ジョイスティック5、回転ノブ5a、測定開始スイッチ5b、検眼部4を上下前後方向に移動させる移動機構6、回転移動機構50、等が接続されている。
以上のような構成を備える眼科装置において、その動作について説明する。図4は導光ユニット80及び眼屈折力測定光学系10を被検者側よりみたときの図であって、右眼を測定する際の配置図である。なお、本実施形態において、被検眼に対するアライメントとは、検査光軸L1と被検眼の角膜頂点とを略一致させることを指す。なお、検査光軸L1は導光ユニット80の反射光学部材81及び82を介して受光光軸L2と同軸となる。
検者は、被検者の顔を顔支持ユニット2に固定させ、図示なき固視標を固視するよう指示した後、ジョイスティック5を用いて被検眼に対するアライメントを用いて行う。ここで、制御部70は、ジョイスティック5からの操作信号に基づいて回転移動機構50及びYZ移動機構6を駆動させる。図4は被検眼に対して上下左右方向のアライメントを行う際の回転移動機構50及びYZ移動機構6の動作について説明する図であり、被検者側からの視点を基準としている。この場合、検査光軸L1は、回転移動機構50の駆動により受光光軸L2を中心とする半径L(光軸L1と光軸L2との間の距離であって、導光ユニット80による受光光軸の変位量)の円の軌道上を移動可能である。また、検査光軸L1は、YZ移動機構6のY駆動によりY方向に移動可能であるため、これらを組み合わせることにより、被検眼に対するXY方向のアライメントが可能となる。例えば、図4のように、ジョイスティック4より検査光軸L1を検者から見て右方向にΔX分だけ移動させる操作信号が入力された場合、制御部70は、回転移動機構50の駆動により受光光軸L2を中心として導光ユニット80をΔθ1分回転させるとともに、YZ移動機構6の駆動により検眼部4をΔY1分下方向に平行移動させる。
このようにして、第1反射光学部材81が右眼の眼前に配置され、被検眼の前眼部が撮像素子27によって撮影されるようになると、撮像素子27上には、前眼部像、リング投影光学系30によって投影されたリング指標像R(マイヤーリング像)、作動距離投影光学系31によって投影された無限遠指標像Mなどが検出され、これらが表示モニタ7の画面上に表示される(図2参照)。
粗アライメントが完了すると、制御部70は、撮像素子27からの撮像信号に基づいて被検眼に対する受光光学系10bのアライメント状態を検出する。この場合、制御部70は、リング指標Rの中心座標に基づいて被検眼に対する上下左右方向のアライメントずれを求める。また、制御部70は、測定部4が作動距離方向にずれた場合に、前述の無限遠指標Mの間隔がほとんど変化しないのに対して、リング指標Rの所定経線方向の像間隔が変化するという特性を利用して、被検眼に対する作動距離方向のアライメントずれを求める(詳しくは、特開平6−46999号参照)。
制御部70は、アライメント検出結果に基づいて回転駆動機構50及びYZ移動機構6を駆動制御することにより検査光軸L1の位置をXY方向に移動させ、被検眼に対する自動アライメントを行う。図5は、XY方向の自動アライメントを行う場合の例を示す図である。例えば、図5のように、被検眼の角膜頂点Kに対して検査光軸L1が検者から見て左上にΔD1ずれていると算出されたような場合、制御部70は、回転移動機構50の駆動により受光光軸L2を中心として導光ユニット80をΔθ2分回転させるとともに、YZ移動機構6の駆動により検眼部4をΔY分上方向に平行移動させることにより、検査光軸L1と被検眼の角膜頂点Kを一致させる。
なお、本実施形態において、光軸L2を中心とする投影ユニット38の回転移動に伴い作動距離投影光学系31の配置が傾くことが考えられる。この対策としては、投影ユニット38を光軸L1を中心に回動可能とし、光軸L2を中心に投影ユニット38が回転しても左右一対の作動距離投影光学系31が水平状態(左右方向に対して平行)を保つように、投影ユニット38を光軸L1を中心に回転移動させることが考えられる。例えば、図6に示すようなリンク機構を用いた平行クランク機構(AB=CD、BC=AD)が考えられる。図6の場合、固定部材35に対して投影ユニット38を光軸L1に回動可能に配置し、リンクADを装置に固定した上で、リンクBCに相当する作動距離投影光学系31をリンクADと平行な関係を保ちながら移動させる。これにより、投影ユニット38が光軸L2を中心に回転移動する場合、これに連動して投影ユニット38が光軸L1を中心に回転移動すると共に作動距離投影光学系31が水平状態を保ちながら移動するので、前述のような作動距離方向のアライメント検出を安定して行うことができる。
なお、他の対策としては、光軸L1を中心に一対に配置される作動距離投影光学系31を複数の経線方向に配置することにより、投影ユニット38が光軸L1を中心に回転移動することで、ある作動距離投影光学系31による角膜輝点が水平にならなくとも、他の作動距離投影光学系31による角膜輝点を用いてよってアライメント検出を行うような構成が考えられる。例えば、図7のように、左右一対の作動距離投影光学系31Rを配置すると共に、上下一対の作動距離投影光学系31Lを配置するような構成が考えられる。この場合、右眼測定時(図6(a)参照)には投影光学系31Rを用い、左眼測定時(図6(b)参照)には投影光学系31Lを用いる。また、図8に示すように、光軸L1に対して対称な作動距離投影光学系31を多くの経線方向(本実施形態では、30度毎)に配置するような構成が考えられる。この場合、作動距離投影光学系31の全光源をつけっぱなしの状態としておき水平に近い角膜指標像の間隔を選択的に検出したり、投影ユニット38の回転角度の変化に応じて水平に近いペアを自動的に点灯させるようなことが考えられる。
そして、上記のようにしてアライメントが完了したら、制御部70は、自動的にトリガ信号を発して測定を開始する(オートショット)。制御部70は、測定開始信号の入力に基づき光源11を点灯させる(図2参照)。光源11から出射された測定光は、リレーレンズ12〜対物レンズ14を介して、ダイクロイックミラー15を透過したのち、第2反射光学部材82、第1反射光学部材81を介して、被検眼Eの眼底に投影される。眼底Ef上に形成された点光源像の光は、反射・散乱されて被検眼Eを射出し、第1反射光学部材81、第2反射光学部材82を介して、ダイクロイックミラー15を透過する。そして、対物レンズ14によって集光され、ホールミラー13から全反射ミラー17までを介して受光絞り18の開口上で再び集光され、コリメータレンズ19にて略平行光束(正視眼の場合)とされ、リングレンズ20によってリング状光束として取り出され、リング像として撮像素子22に受光される。
撮像素子22からの出力信号は、画像データ(測定画像)としてメモリ75に記憶される。その後、制御部70は、メモリ75に記憶された測定画像に基づいて各経線方向にリング像の位置を特定する。そして、演算制御部70は、特定されたリング像の像位置に基づいて被検眼の眼屈折値、S(球面度数)、C(柱面度数)、A(乱視軸角度)の各値が演算し、測定結果をモニタ7に表示する。
以上のようにして、右眼の測定が完了したら、測定対象となる被検眼を左眼へと切り換える。このとき、左右眼の切換信号が入力される(例えば、右眼の測定完了信号)と、制御部70は、右眼のアライメント時における導光ユニット80の回転情報に基づいて回転駆動機構50を駆動制御して導光ユニット80を回転移動させ、導光ユニット80の第1反射光学部材81を左眼の眼前に配置させる(図9参照)。この場合、例えば、右眼を測定した際の上下方向(Y軸)に対する導光ユニット80の回転角度Δθrを算出し、この回転角度θrを利用して光軸L1の位置が左右対称となるように導光ユニット80を回転させるようなことが考えられる。これにより、左右眼切換後のアライメントの手間を軽減できる。
このようにして、導光ユニット80の第1反射光学部材81の左眼の眼前への移動が完了したら、被検眼に対するアライメントを行う。なお、被検眼に対するアライメント及び測定については、前述の右眼の測定と同様のものであるため、説明を省略する。
以上のような構成とすれば、検者の手間を軽減できるとともに、コンパクトな構成で左右眼切換を行うことができるので、装置の小型化が可能となる。
なお、以上の説明において、導光ユニット80による光軸の変位量L、左右眼を測定した際の上下方向に対する導光ユニット80の回転角度θr及び回転角度θlを利用して、被検眼の瞳孔間距離PDを算出するようにしてもよい。この場合、PD=PDr(L×sinθr)+PDl(L×sinθl)により、被検眼の瞳孔間距離PDを求めることができる。この場合、左右眼それぞれの測定を行った際の検眼部4のY方向の移動量も算出しておき、左右眼の傾きを補正するようにしてもよい。
なお、以上の説明において、瞳孔間距離の大きい被検者であっても両眼の測定ができるように、導光ユニット80による受光光軸の変位量Lを設定することが好ましい。なお、変位量Lが大きい導光ユニット80を用いることにより、XY方向をスムーズに行うことができる。すなわち、変位量Lが小さい導光ユニット80を用いた場合、被検者の瞳孔間距離が大きいと、上下方向に対する導光ユニット80の回転角度が回転限界である90度近くになり、導光ユニット80の回転がリミットに達するなどして、被検眼に対するアライメントがスムーズにできない可能性がある。また、検眼部4をX方向に移動させる構成を設けた場合には、導光ユニット80が回転限界に達しないよう導光ユニット80の回転角度が小さい領域でアライメントが行われるように検眼部4を移動させることが好ましい。なお、光軸L1の左右方向の可動量は少なくとも約100mm程度確保しておくことが好ましい。
なお、以上の説明においては、回転駆動機構50及びYZ移動機構6によってXY方向のアライメントを行うような構成にしたことにより、検眼部4をX方向に平行移動させるための構成を簡略化させることができる。なお、上記構成に限るものではなく、検眼部4を3次元方向に平行移動させるXYZ移動機構を本体部3に設け、被検眼に対するアライメントはXYZ移動機構を用い、左右眼切換を回転駆動機構50の駆動によって行うような構成としてもよい(図10参照)。図10においては、導光ユニット80を光軸L2を中心に上下方向に対して左右に90度ずつ回転可能とすることで、左右眼を切り換える構成となっている。また、図11に示すように、2つの導光ユニット80を左右対称に設け、これらを左右方向に平行移動させることにより、左右眼切換を行うものである。この場合、右眼測定用の導光ユニット80aと左眼用の導光ユニット80bと、これらを平行移動させる平行移動機構55が設けられている。なお、右眼測定時には、図11の実線で描かれたように右眼用導光ユニット80aと左眼用導光ユニットが配置される。また、左眼測定時には、図11の点線で描かれたように右眼用導光ユニット80aと左眼用導光ユニットが配置される。
制御部70は、左右眼の切換に応じて平行移動機構55を駆動させることにより2つの導光ユニット80を平行移動させ、2つの導光ユニット80a及び80bを左右いずれかに一体的に平行させることで左右眼の切換を行う。この場合、例えば、右眼用導光ユニット80aが測定光学系10の前に配置されると、測定光束が右眼に対して投影されその反射光が受光光学系10bに導かれるため、右眼測定が可能となる。なお、上記においては、右眼用導光ユニット80aと左眼用導光ユニット80bを平行移動させるものとしたが、これに限るものではなく、左右眼の切換に応じて右眼用導光ユニット80aと左眼用導光ユニット80bのどちらかが被検眼からの検眼光束を測定光学系10の受光光学系10bへと導くように選択的に導光ユニットを移動させる移動機構であればよい。例えば、右眼用導光ユニット80aと左眼用導光ユニット80bのそれぞれが光軸L1を中心に回転可能な構成とし、左右眼の切換に応じて測定対象となる被検眼に対応した導光ユニット80の方を測定光学系10aの前に配置するようなことが考えられる。
なお、以上の説明においては、導光ユニット80を介して検眼光束を被検眼に投影するものとしたが、これに限るものではない。例えば、指標投影ユニット38のリング指標指標投影光学系30を被検眼の角膜形状を測定するための指標投影光学系として用い、被検眼角膜にて反射された指標光束を導光ユニット80を介して受光光学系に設けられた受光素子によって受光するような構成が考えられる。
以下に、変容例を示す。変容例1は、被検眼からの検眼光束を受光光学系へと導く導光ユニットとして、複数の光ファイバの束を用いることである。この場合、一方の光ファイバ束の端部を測定光学系側に取付け、他方の光ファイバ束の端部を被検眼付近に設ける。これにより、被検眼からの検眼光束が光ファイバー束の内部で全反射を繰り返すことにより、検眼光束が受光光学系に達する。この場合、光ファイバー束の被検眼E側の端部を上下左右方向に移動させるようにすれば、被検眼に対する上下左右方向のアライメントが可能となる。また、前述のように、光軸L2を中心に回転移動させる回転移動機構の適用も可能である。
図12は、少なくとも2つ以上の検眼ユニットを有し異なる眼特性を検査する複合型眼科装置(例えば、眼屈折力測定光学系200と、眼軸長測定光学系300)において、前述の2つの偏向光学部材が固定配置された導光ユニット80を用いて測定モードの切換を行う構成について説明する図である。例えば、検眼ユニットの一つが眼屈折力測定光学系200(第1検眼光学系)であって、もう一方が眼軸長測定光学系300(第2検眼光学系)である場合について説明する。200aは眼屈折力測定光学系200の開口部(例えば、対物レンズや検査窓)であり、300aは眼軸長測定光学系300の開口部である。また、L200は眼屈折力測定光学系200の測定光軸であり、L300は眼軸長測定光学系300の測定光軸である。この場合、光軸L1を中心に導光ユニット80を回転移動させる回転移動機構が設けられており、これにより眼屈折力測定光学系200もしくは眼軸長測定光学系300の前に第2反射光学部材82が配置されるようになっている。眼屈折力測定光学系200の前に第2反射光学部材82が配置された場合、眼屈折力測定光学系200の投影光学系から被検眼に対して測定光束が投影され、その反射光が測定光学系200の受光光学系に受光されることで、眼屈折測定が可能となる(図12(a)参照)。また、眼軸長測定光学系300の前に第2反射光学部材82が配置された場合、測定光学系300の投影光学系から被検眼に対して測定光束が投影され、その反射光が測定光学系300の受光光学系に受光されることで、眼軸長測定が可能となる(図12(b)参照)。このようにすれば、異なる眼特性を検査する複合型の装置において、簡単の構成で測定モードの切換が可能となる。
なお、上記構成において、測定光束が通過する開口部と導光ユニット80の第2反射光学部材82との間で、余分な光入射や反射光の発生を防止するべく、第2反射部材82の形状と開口部の形状とを一致させるようにしてもよい。例えば、図13に示すように、開口部200a及び300aが丸形であるのに合わせて、第2反射光学部材82を丸形とし、両者の開口径を一致させるさせておくような構成が考えられる。
なお、本実施形態の装置は、検者によるジョイスティック5の操作無しに被検眼に対するアライメントを行う場合においても有用である。すなわち、前述の撮像光学系100は、撮像範囲が大きいので、左右眼の判別、及び左右眼の位置の特定を同時に行うことができる。したがって、検出された被検眼の位置情報に基づいて回転移動機構50及びYZ駆動機構6を駆動制御することにより被検眼に対するアライメントを検者の手動操作無しに行うことができる。この場合、被検眼の角膜上にアライメント指標が投影されるまでは、画像処理により被検眼瞳孔を抽出し、被検眼の位置情報を検出するようにしてもよい。
なお、本実施形態によれば、測定光学系を筐体内に有する検眼部4自体が左右方向に移動しない構成であるため、撮像光学系100の位置も左右方向に固定される。よって、被検眼の位置情報を確実に取得することが可能である。
本実施形態に係る眼科装置の外観構成図である。 本実施形態に係る装置の光学系及び制御系の構成について説明する概略構成図である。 本実施形態に係る装置の検眼部筐体を被検者側より見たときの図である。 導光ユニット及び眼屈折力測定光学系を被検者側よりみたときの図であって、右眼を測定する際の配置図である。 XY方向の自動アライメントを行う場合の例を示す図である。 作動距離投影光学系が水平状態(左右方向に対して平行)を保つように、投影ユニットを光軸L1を中心に回転移動させる構成について説明する図である。 左右一対の作動距離投影光学系を配置すると共に、上下一対の作動距離投影光学系を配置した場合の図である。 光軸L1に対して対称な作動距離投影光学系を多くの経線方向(本実施形態では、30度毎)に配置した場合の図である。 左右眼切換を行う場合の導光ユニットの配置図である。 左右眼切換を回転駆動機構の駆動によって行う場合の変容例について説明する図である。 2つの導光ユニットを左右対称に設け、これらを左右方向に平行移動させることにより、左右眼切換を行う構成について説明する図である。 少なくとも2つ以上の検眼ユニットを有し異なる眼特性を検査する複合型眼科装置において、導光ユニットを用いて測定モードの切換を行う構成について説明する図である。 余分な光入射や反射光の発生を防止するための構成について説明する図である。
符号の説明
6 YZ移動機構
10 検眼ユニット
10a 投影光学系
10b 受光光学系
28 観察光学系
50 回転移動機構
70 制御部
80 導光ユニット
81 第1偏向光学部材
82 第2偏向光学部材
L2 受光光学系の光軸

Claims (3)

  1. 被検眼に検眼光束を投光する投光光学系と被検眼で反射された検眼光束を受光する受光光学系とを有する検眼ユニットを備える眼科装置において、
    被検眼からの検眼光束を前記受光光学系へと導く導光ユニットであって,被検眼の眼前に配置されて被検眼からの検眼光束を偏向する第1偏向光学部材と,該第1偏向光学部材によって偏向された検眼光束をさらに前記受光光学系の光軸方向に偏向する第2偏向光学部材とを持つ導光ユニットと、
    被検眼の左右の切換えに応じて前記第1偏向光学部材を右眼眼前と左眼眼前との間で移動させるべく、前記導光ユニットを前記受光光学系の光軸を中心に回転させる回転手段と、を備えることを特徴とする眼科装置。
  2. 請求項1の眼科装置において、前記第1偏向光学部材と第2偏向光学部材は被検眼の瞳孔間距離の半分以上確保された位置関係で配置され、眼科装置はさらに、前記検眼ユニット及び導光ユニットを一体的に上下方向に移動させる上下移動手段と、被検眼に対する前記受光光学系のアライメント状態を検出するアライメント検出手段と、
    前記第1偏向部材を一方の第1被検眼の眼前に配置し、前記アライメント検出手段の検出結果に基づいて前記回転手段及び上下移動手段を制御して第1被検眼に対するアライメントを行い、左右眼の切換え信号が入力されると、第1被検眼のアライメント時における前記導光ユニットの回転情報に基づいて前記回転手段を制御して前記第1偏向部材をもう一方の第2被検眼の眼前に移動した後、前記アライメント検出手段の検出結果に基づいて前記回転手段及び上下移動手段を制御して第2被検眼に対するアライメントを行うアライメント制御手段と、を備えることを特徴とする眼科装置。
  3. 被検眼に検眼光束を投光する投光光学系と被検眼で反射された検眼光束を受光する受光光学系とを有する検眼ユニットを備える眼科装置において、
    左右の被検眼からの検眼光束を前記受光光学系へとそれぞれ導くための右眼用及び左眼用の導光ユニットであって,被検眼の眼前に配置されて被検眼からの検眼光束を偏向する第1偏向光学部材と,該第1偏向光学部材によって偏向された検眼光束をさらに前記受光光学系の光軸方向に偏向する第2偏向光学部材とをそれぞれ有する右眼用及び左眼用の導光ユニットと、
    左右眼の切換えに応じて被検眼からの検眼光束を前記受光光学系へと導くように前記右眼用導光ユニットと前記左眼用導光ユニットを選択的に移動させる移動手段と、を備えることを特徴とする眼科装置。






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