JP4267133B2 - 眼屈折力測定装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、被検眼眼底に向けて眼屈折力測定用の光束を投影し、その反射光の状態を解析することにより被検眼の屈折力を演算する眼屈折力測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
眼屈折力測定装置では、被検眼瞳孔を通して眼屈折力測定用のパターン光束を投影し、その眼底反射光を受光することにより眼屈折力を測定する。従って、測定光軸と瞳孔中心とが大きくずれていると、測定用のパターン光束が瞳孔でケラレてしまい、測定誤差又は測定エラーが生じるので、測定の際には、測定光軸を瞳孔に対して一致させる必要がある。
【0003】
一方、眼屈折力測定装置、非接触式眼圧計などの眼科装置では、被検眼の位置を光学的に検出するためのアライメント検出機構を備えている。その検出方法としては、角膜反射光束を利用して角膜頂点へアライメントする方式と、前眼部像から瞳孔をエッジ検出して瞳孔中心位置に対してアライメントする方式とが提案されている。
【0004】
ところで、殆どの被検眼は、角膜頂点と、瞳孔中心とが概ね一致しているが、角膜矯正手術などを行った場合などにより角膜頂点と瞳孔中心とがずれている被検眼も少なからず存在する。このため、眼屈折力測定装置において角膜反射光束を利用して角膜頂点に対するアライメントを検出する方式を採用すると、アライメントの完了が検出されても、実際には瞳孔が測定光軸から偏心していて、この結果、屈折力測定用の指標光束が瞳孔によりケラレてしまい、測定誤差又は測定エラーが生じる、ということが起こりうる。
【0005】
この問題を解決するため、特開平11−19040号公報では、角膜反射光束を利用してアライメント検出を行うとともに、アライメント完了の検出後に瞳孔の位置も併せて検出し、瞳孔がずれていると判断された場合には、自動アライメント機構を駆動させることにより、(自動アライメントを採用しない場合には、アライメント誘導マークをモニタに表示して、検者に手動によるアライメントを促すことにより)瞳孔と測定光軸とを合わせ、測定誤差の増大又は測定エラーの発生を防止している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開平11−19040号公報では、瞳孔像に基づく自動アライメントを行うための制御機構、角膜反射光に基づく自動アライメントを行うための制御機構とを併存させ、角膜反射光に基づくアライメント検出後、更に瞳孔位置を検出して、瞳孔が所定の範囲内にあるか否かを検出する。このような方法をとる場合、角膜反射光による自動アライメントの完了後、さらに瞳孔位置の検出のために1/30秒より長い時間が必要である。その間に、せっかく角膜頂点にアライメントが完了したのにもかかわらず、固視微動などにより被検眼が再度位置ずれしてしまい、アライメントを完了させることが困難になるおそれがある。
【0007】
そこで、この発明は、信号検出が容易な角膜頂点へのアライメントする機構を備えるとともに、眼屈折力測定誤差を極力低減できる眼屈折力測定装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の眼屈折力測定装置は、被検眼に向けてアライメント検出用光束を投影し、該アライメント検出用光束の角膜反射光に基づいて被検眼角膜の頂点と装置本体との間のアライメント状態を検出するアライメント検出手段と、該アライメント検出手段の出力に基づき前記装置本体をアライメントするためのアライメント手段と、被検眼眼底に眼屈折力測定用パターン光束を投影し、該眼屈折力測定用パターン光束の眼底からの反射光を受光素子により受光するとともに、該受光素子に投影されたパターン光束の形状に基づいて被検眼の屈折力を測定する屈折力測定手段を有する眼屈折力測定装置において、
前記受光素子により受光された前記パターン光束の形状を記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶された前記パターン光束の形状に基づいて前記被検眼の瞳孔による前記パターン光束のケラレの有無、及びケラレがある場合には、その方向を検出するケラレ方向検出系を備え、前記アライメント手段は、前記ケラレ方向検出系によりケラレが有ると判断された場合には、該ケラレ方向検出系により検出された検出結果に基づいて装置本体の位置を移動調整せしめ被検眼瞳孔と装置本体との間のアライメント調整を行うように構成されたことを特徴とする。
【0009】
請求項1に記載の眼屈折力測定装置によれば、アライメント手段により角膜頂点へのアライメントが行われ、被検眼眼底に向けて眼屈折力測定用パターン光束が投影され、眼底から反射されたパターン光束は受光素子により受光され、そのパターン光束の形状に基づいて被検眼の屈折力が測定される。
【0010】
この受光素子に受光されたパターン光束は記憶手段に記憶され、ケラレ方向検出系において、この記憶手段に記憶されたパターン光束の形状に基づいて被検眼の瞳孔による前記パターン光束のケラレの有無、及びケラレがある場合には、その方向が検出される。
【0011】
このケラレ方向検出系によりケラレが有ると判断された場合には、ケラレ方向検出系により検出された検出結果に基づいて装置本体の位置を移動調整して被検眼瞳孔と装置本体との間のアライメント調整が行われる。
【0012】
角膜中心と瞳孔中心との間に位置ズレのある場合には、ケラレ方向検出系の検出結果に基づいて、被検眼瞳孔と装置本体とのアライメント調整が行えるので、パターン光束の瞳孔によるケラレがなくなり、屈折力測定の誤差や測定エラーが低減される。
【0013】
また、角膜中心と瞳孔中心との間に位置ズレのない場合には、記憶手段により記憶されたパターン光束に基づき屈折力測定が行えるので、固視微動などにより被検眼の位置ズレが生起することが少ない。
【0014】
また、このケラレ方向検出系による検出結果に基づくアライメント調整は、手動で行ってもよいが、請求項2に記載の発明のように、前記ケラレ方向検出系により検出された検出結果に基づいて、装置本体の位置を移動制御する移動制御手段を備えることにより、自動制御により行うこともできる。この場合、この本体位置の駆動機構は、角膜頂点へのアライメント調整を行う駆動機構をそのまま兼用して用いることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
【0016】
本発明の実施の形態に係る眼屈折力測定装置は、図1に示すように、ベース100に対し左右方向(以下、x方向という。)および前後方向(以下、z方向という。)に移動可能に架台101が設けられていて、これにより、装置本体H(後述)は、前後左右に移動調整可能とされている。また、この架台101には、架台101の位置を調整するためのジョイスティック102が設けられている。
【0017】
アライメント機構(アライメント手段)Iは、本体ケース115を上下方向(以下、y方向という。)に移動調整可能とする昇降機構I1と、x方向に移動調整可能とする横動機構I2と、z方向に移動調整可能とする前後動機構I3とから構成されている。
【0018】
この昇降機構I1は、架台101の上部に固定したステッピングモータなどのモータ104と、このモータ104の駆動に基づき架台101に対しy方向に昇降可能に保持された支柱105と、この支柱105の上端に固定されたテーブル106とから構成され、このモータ104の回動によりテーブル106は、y方向に昇降される。
【0019】
横動機構I2は、テーブル106の上に固定されたステッピングモータなどのモータ107及び支柱108を有すると共に、支柱108の上端にx方向に摺動可能に保持されたテーブル109を有する。また、このテーブル109の側面には、ラック110が取り付けられ、モータ107の出力軸にピニオン111が取り付けられ、このラック110とピニオン111は噛み合わされている。これにより、モータ107が回動することにより、テーブル109は、支柱108に対してx方向に摺動移動される。
【0020】
前後動機構I3は、テーブル109の上部に固定されたステッピングモータなどのモータ112及び支柱113を有すると共に、このモータ112の出力軸に設けたピニオン114、及び支柱113上にz方向に摺動可能に配置された本体ケース115を有する。このケース115の側面115aには、ラック117が取り付けられており、このラック117は、ピニオン114と噛み合わされている。これにより、モータ112が回動すると、ケース115が支柱113に対してz方向に摺動移動される。
【0021】
この本体ケース115内には、図2に示すように、光学系、公知の制御系を含む本願発明で特定される信号処理・演算部(制御部)400が収納されている。
【0022】
この図2において、符号10は被検眼Eを固視・雲霧させるために固視標を眼底Erに投影する固視標投影光学系、符号20は被検眼Eの前眼部Efを観察する観察光学系、符号30は照準スケールSを受光素子としてのCCD28に投影するスケール投影光学系、符号40は被検眼Eの屈折力を測定するためのパターン光束を眼底Erに投影するパターン光束投影光学系、符号50は眼底Erから反射された光束を受光素子としてのCCD28に受光させる受光光学系、符号60は光軸と垂直な方向にアライメント状態(xy方向のズレ量Δxy)を検出するための指標光を被検眼Eに向けて投影するためのアライメント光投影系、符号70は被検眼Eと装置本体Hとの間の作動距離(z方向のズレ量Δz)を検出するための作動距離検出系、符号200は表示手段としてのテレビモニタなどである。
【0023】
また、符号400は、公知のxyz方向への自動アライメント制御系、眼底Erから反射されたパターン光束の形状に基づいて被検眼Eが有する屈折力を演算する演算手段、及びその他の必要な情報の入出力手段や各種制御手段を含む、信号処理・演算部(制御部)である。
【0024】
固視標投影光学系10は、光源11、コリメータレンズ12、視標板13、リレーレンズ14、ミラー15、リレーレンズ16、ダイクロイックミラー17、ダイクロイックミラー18、対物レンズ19を備えている。
【0025】
光源11から出射された可視光は、コリメータレンズ12によって平行光束とされた後、視標板13を透過する。視標板13には被検眼Eを固視・雲霧させるためのターゲットが設けられている。そのターゲット光束は、リレーレンズ14を透過してミラー15に反射され、リレーレンズ16を経てダイクロイックミラー17に反射されて装置本体Hの主光軸O1に導かれ、ダイクロイックミラー18を透過した後、対物レンズ19を経て被検眼Eに導かれる。
【0026】
なお、光源11,コリメータレンズ12、視標板13は一体となって固視標投影ユニットU10とされ、この固視標投影ユニットU10は、被検眼Eを固視・雲霧させるために、固視標投影光学系10の光軸O2に沿って移動可能とされている。この固視標投影光学系10より、被検眼Eに固視・雲霧のための固視標が投影される。
【0027】
観察光学系20は、光源21、対物レンズ19、ダイクロイックミラー18、リレーレンズ22、絞り23、ミラー24、リレーレンズ25、ダイクロイックミラー26、結像レンズ27、CCD28を有する。
【0028】
光源21から出射された光束は、被検眼Eの前眼部Efをダイレクトに照明する。前眼部Efに反射された光束は、対物レンズ19を経てダイクロイックミラー18に反射され、リレーレンズ22を透過すると同時に絞り23を通過し、ミラー24に反射された後、リレーレンズ25及びダイクロイックミラー26を透過して結像レンズ27によりCCD28に到達し、CCD28の撮像面上に前眼部像が形成される。この前眼部像は、制御部400を介してモニタ200の画面に前眼部像を表示することにより、検者は、この観察光学系20により、前眼部像を観察することができる。
【0029】
スケール投影光学系30は、光源31、照準スケールを設けたコリメータレンズ32、リレーレンズ33、ダイクロイックミラー18、リレーレンズ22、絞り23、ミラー24、リレーレンズ25、ダイクロイックミラー26、結像レンズ27を有する。
【0030】
光源31から出射された光束は、コリメータレンズ32を透過する際に平行光束とされた後、リレーレンズ33,ダイクロイックミラー18,リレーレンズ22,絞り23を経てミラー24に反射され、リレーレンズ25,ダイクロイックミラー26を経て結像レンズ27によってCCD28に結像される。
【0031】
CCD28からの映像信号は、制御部400を介してモニタ画面に出力され、モニタ画面には観察光学系20によって導かれた前眼部像と共に環状の照準スケール像Sが表示される。
【0032】
パターン光束投影光学系40は、光源41、コリメータレンズ42、円錐プリズム43、リング指標板44、リレーレンズ45、ミラー46、リング状開口47´が形成されたリレーレンズ47、穴空きプリズム48、ダイクロイックミラー17、ダイクロイックミラー18、対物レンズ19を備えている。なお、光源41とリング状開口47´とは光学的に共役であり、リング状開口47´と被検眼Eの瞳孔EPとは光学的に共役な位置に配置されている。
【0033】
なお、光源41、コリメータレンズ42、円錐プリズム43、リング指標板44は一体となってパターン光束投影ユニットU40とされており、パターン光束投影光学系40の光軸O3に沿って移動可能とされている。
【0034】
光源41から出射された光束は、コリメータレンズ42によって平行光束とされ、円錐プリズム43を透過してリング指標板44に導かれ、このリング指標板44に形成されたリング状のパターン部分を透過してパターン光束となる。パターン光束は、リレーレンズ45を透過した後、ミラー46に反射されリレーレンズ47を透過して穴空きプリズム48によって主光軸O1に沿って反射され、ダイクロイックミラー17,18を透過した後、対物レンズ19により眼底Erに結像される。このパターン光束投影光学系40により、被検眼Eの屈折力を測定するためのパターン光束を眼底Erに投影することができる。
【0035】
受光光学系50は、対物レンズ19、ダイクロイックミラー18,17、穴空きプリズム48の穴部48a、リレーレンズ51、ミラー52、リレーレンズ53、ミラー54、合焦レンズ55、ミラー56、ダイクロイックミラー26、結像レンズ27、CCD28を有する。
【0036】
なお、合焦レンズ55は、パターン光束投影ユニットU40の移動に連動して受光光学系50の光軸O4に沿って移動可能となっている。
【0037】
パターン光束投影光学系40によって眼底Erに導かれ、この眼底Erで反射された反射光束は、対物レンズ19に集光され、ダイクロイックミラー18,17を透過し、穴空きプリズム48の穴部48aへと導かれ、この穴部48aを通過する。
【0038】
穴部48aを通過したパターン反射光束は、リレーレンズ51を透過してミラー52に反射され、リレーレンズ53を透過してミラー54に反射され、合焦レンズ55を透過してミラー56並びにダイクロイックミラー26に反射され、結像レンズ27によってCCD28に到達し、これによりCCD28上に円環状パターン像が結像される。この円環状パターン像に基づき、本発明に従う瞳孔によるパターン光束のケラレの有無、その大きさがケラレ方向検出系により測定されるとともに、制御部400により、被検眼Eの屈折力が演算される。
【0039】
アライメント光投影系60は、LED61、ピンホール62、コリメータレンズ63、ハーフミラー64とを備え、角膜に向けてアライメント指標光束を投影する機能を有する。被検眼Eに向けて平行光として投影されたアライメント指標光束は、被検眼Eの角膜において反射され、受光光学系50によりCCD28上にアライメント指標像Tが投影される。このアライメント指標像Tが前述の照準スケールSの中心付近に来ると、アライメントが完了したことが検出される。
【0040】
作動距離検出系70は、被検眼Eと装置本体Hとの間の作動距離を検出するためのものであり、無限遠の距離から指標を投影する半弧状の無限遠距離指標投影系71R、71Lと、有限距離から指標を投影する有限距離指標投影系72R、72Lをそれぞれ光軸O1に関し、左右対称に有する。これらの4つの投影系からの指標光束が角膜で反射され、受光光学系50によりCCD28上にこれらの指標像71´R、71´Lと、72´R、72´Lとが投影される。CCD28上で、これらの指標像が一定の位置関係になった場合に、作動距離が測定に適した距離Wo(不図示)になったと検出される。
【0041】
制御部400は、図3に示すように、制御回路401、A/D変換器402、フレームメモリ403、D/A変換器404、405とを含む。この制御回路401は、フレームメモリ403、A/D変換器402を介してCCD28と接続されており、また、ドライバ104´、107´,112´を介して、前述のアライメント機構Iのモータ104,107,112にそれぞれ接続されている。また、モニタ200は、D/A変換器404を介してフレームメモリ403に接続され、D/A変換器405を介して制御回路401に接続されている。また、このフレームメモリ403は、制御回路401により制御されている。
【0042】
この制御回路401にはジョイスティック102やその他の必要な情報の入力手段、プリンタなどの出力手段、各種光源の点灯制御を行うためのドライバなどの制御手段などと接続され、角膜頂点への自動アライメント制御系や、眼底Erから反射されたパターン光束の形状に基づいて被検眼が持つ屈折力を演算する演算手段を包含し、例えば、アライメント機構Iとの間で情報の授受を行うことにより角膜頂点への自動アライメントを行ったり、受光素子に受光されたパターン光束像に基づき、被検眼Eの屈折力を演算する機能を有する。
【0043】
制御回路401は、CCD28に受光されたアライメント指標像Tの受光位置を演算し、この演算結果に基づき光軸O1と被検眼Eの角膜頂点との間のズレ量Δxyを演算する機能を有すると同時に、その演算結果に基づいて、ドライバ104´、107´に所定の駆動信号を出力させ、xy方向の自動アライメントを完了させる。
【0044】
また、この制御回路401は、CCD28に受光された指標像71R´、71L´、72R´、72L´の受光位置を演算し、この演算結果に基づき適正作動距離Woからのズレ量Δzを演算する機能を有すると同時に、ドライバ112´を向けて所定の駆動信号を出力させ、z方向の自動アライメント(適正作動距離調整)を完了させる。
【0045】
さらに、制御回路401は、フレームメモリ403に記憶されたパターン光束の形状に基づいて瞳孔によるパターン光束のケラレの有無、及びケラレがある場合には、その方向を検出し、この検出結果に基づいて被検眼瞳孔EPと装置本体Hとの間のアライメント調整を行うためにドライバ104´、107´への駆動信号が出力される。
【0046】
次に、ケラレ方向の検出方法について説明する。
【0047】
図4は、円環状パターンPの位置P1〜位置P2までの間の部分が瞳孔によるケラレにより欠けている場合を示している。今、パターン像Pの円弧中心Oを原点とするxy直交座標を考え、x軸を基準とする位置P1までの角度をθ1、x軸を基準とする位置P2までの角度をθ2とすると、パターン像Pの欠け方向DはD=(θ1+θ2)/2と、欠けPdの大きさRはR=θ2−θ1と演算することができる。これらの欠け方向D及び欠けの大きさRとから、装置本体Hを移動させるべき方向および距離が検出され、この検出結果に基づき制御回路401はドライバ104´,107´へ所定の駆動信号を送信する。これにより、装置本体Hがケラレのなくなる方向に移動され、瞳孔中心へ向けての自動アライメントが完了する。
【0048】
次に、欠け方向Dと装置本体Hを移動させるべき方向との関係について説明する。
【0049】
上述したように、パターン投影光学系40のリング状開口47´は、被検眼Eの瞳孔EPと光学的に共役である。ここで、図6に示すように、パターン光束投影光学系40からのリングパターン光束の投影により被検眼瞳孔EP付近に形成されたリング状開口47´の像が、瞳孔EPのケラレによりその下部の一部が欠けたと仮定する。すると、眼底Er上に形成されるリングパターンの像Pは、被検眼水晶体の作用により、瞳孔部とは反対にパターン像の上側が欠けることになる。すなわち、被検眼Eに乱視が無い場合、瞳孔においてリング光束がある方向でケラレた場合には、眼底Er上に形成されるリングパターンの像は、そのケラレた方向とは180度異なる方向において欠けPdを有するリング像Pとなる。
【0050】
従って、受光光学系50が正立像を観察するように構成されているならば、パターン像Pの欠けの方向Dと同一の方向に装置本体Hを移動させれば、欠けPdをなくすことができる。逆に、受光光学系50が反転像を観察するように構成されているならば、パターン像Pの欠けの方向Dと180度異なる方向に装置本体Hを移動させれば、欠けPdをなくすことができる。いずれにしても、欠けの方向Dと装置本体Hを移動させるべき方向との関係は、光学系の構成により変わり得る。
【0051】
なお、被検眼Eに乱視がある場合には、その乱視角度を考慮に入れ、装置本体Hを移動させる方向を変更するように構成してもよい。
【0052】
xy方向の駆動制御は、自動でもよいが、手動で行ってもよい。この場合には、このケラレ方向検出手段により得られたデータを、モニタ画面に表示させ、検者にアライメント調整を促せばよい。
【0053】
以下に、この屈折力測定装置の動作について、図5に基づき説明する。
【0054】
検者は、観察光学系20、スケール投影光学系30、アライメント光投影系60,作動距離検出系70の各光源を点灯させて、モニタ画面に表示された前眼部像に基づき、被検眼瞳孔EPが画面の中心付近にくるように、操作部材としてのジョイスティック102を操作して、概略のアライメントを行う(S1)。
【0055】
概略のアライメントが終了すると、アライメント指標像T、指標像71´R、71´L、72´R、72´Lがモニタ画面に現れる。この後、アライメント光投影系60、作動距離検出系70に基づくアライメント検出が開始され、これによりアライメント機構Iが作動を開始し、角膜頂点Cfへの自動アライメント調整が開始される(S2)。
【0056】
こうして、角膜頂点Cfに対する自動アライメントが完了したことが検出されると、処理部400は、第1の制御手段により眼屈折率測定用の光源41を発光させる。これにより、眼底Erに眼屈折力測定用のパターン光束Pが投影され、CCD28上にパターン像Pが結像される。CCD28は、画像を光電変換して映像信号を出力する。その映像信号は、A/D変換器402に入力され、このA/D変換器402によりアナログ信号からデジタル変換された後、フレームメモリ403に一時的に記憶される(S4)。
【0057】
制御回路401は、フレームメモリ403に記憶された画像データに基づき、パターン像Pを2値化処理する。これにより抽出されたパターン像Pは、欠け方向検出手段に基づき欠けがあるか否かが判断され、このパターン像Pに欠けがあると判断された場合には、その欠けの方向D及び大きさRが演算される(S5)。
【0058】
S5において、欠けが無いと判断された場合(N)には、瞳孔EPによるケラレがないので、S8に移行されて、S3により投影されたパターン光束Pに基づき公知の屈折力演算手段に基づき屈折力が演算されて、S9においてプリンタに屈折力がプリントされるとともに、モニタ画面に屈折力が表示される。
【0059】
また、S5において、このパターン像Pに欠けがあると判断された場合(Y)には、S6に移行されて、パターン光束像Pの欠けの方向D及び大きさRの演算結果に基づいて、制御回路401は、ドライバ104´、107´に向けて所定の駆動信号を出力させ、瞳孔によるケラレが無くなるような方向に装置本体を駆動させ、瞳孔中心へのアライメント調整が行われる。
【0060】
ついで、このアライメント調整が完了したことが検出されると、S7に移行されて、制御回路401は、第2の投影制御手段S7により再び光源41を発光させる。これにより、眼底Erに眼屈折力測定用のパターン光束Pが再び投影され、CCD28上にパターン像Pが結像される。CCD28は、画像を光電変換して映像信号を出力する。その映像信号は、A/D変換器402に入力され、このA/D変換器402によりデジタル信号に変換された後、フレームメモリ403に記憶される(S4)。
【0061】
ついで、S5に移行され、制御回路401は、フレームメモリ403に新たに記憶された画像データに基づき、パターン像Pを再び2値化処理する。これにより抽出されたパターン像Pは、欠け方向検出手段に基づき欠けがあるか否かが再び判断され、このパターン像Pに欠けがあると判断された場合には、その欠けの方向D及び大きさRが演算される(S5)。このパターン像Pは、S6において瞳孔中心へのアライメント調整されているので、通常は、瞳孔によるケラレがない。
【0062】
この欠けが無ければ(N)、S8に移行されてS4により記憶されたパターン光束の形状に基づき屈折力が演算され、S9により屈折力が出力される。
【0063】
以上、この発明の実施の形態を図面により詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限らず、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。
【0064】
例えば、S7からS4へ移行された際のフレームメモリーへの記憶は、古い記憶情報を更新して更新記憶される構成でもよい。
【0065】
また、被検眼の状態によっては、アライメント調整を所定の回数実行させてもパターン光束の欠けが無くならない場合もあるので、この場合にはエラーを表示させてパターン光束の投影を中止するなど、適宜の終了動作を組み込むこともできる。
【0066】
【発明の効果】
以上説明したように構成したので、信号検出が容易な角膜頂点へのアライメントする機構を備えるとともに、眼屈折力測定誤差を極力低減できる眼屈折力測定装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態に係る眼屈折力測定装置のアライメント機構を説明する模式図である。
【図2】 実施の形態に係る眼屈折力測定装置の光学系及び制御部の概略構成を示す説明図である。
【図3】 図2の制御部400を示すブロック図である。
【図4】 実施の形態に係る2値化されたパターン光束Pの欠け状態を示す説明図である。
【図5】 実施の形態に係る眼屈折力測定装置の動作を説明するフローチャートである。
【図6】 実施の形態に係るパターン光束Pの欠けの方向と装置本体の移動の方向との関係を説明する説明図である。
【符号の説明】
10 固視標投影光学系
20 観察光学系
28 受光素子(CCD)
30 スケール投影光学系
40 パターン光束投影光学系
50 受光光学系
60 アライメント光投影系
70 作動距離検出系
200 モニタ
400 信号処理・演算部(制御部)
401 制御回路
E 被検眼
Er 眼底
EP 瞳孔
Claims (2)
- 被検眼に向けてアライメント検出用光束を投影し、該アライメント検出用光束の角膜反射光に基づいて被検眼角膜の頂点と装置本体との間のアライメント状態を検出するアライメント検出手段と、該アライメント検出手段の出力に基づき前記装置本体をアライメントするためのアライメント手段と、
被検眼眼底に眼屈折力測定用パターン光束を投影し、該眼屈折力測定用パターン光束の眼底からの反射光を受光素子により受光するとともに、該受光素子に投影されたパターン光束の形状に基づいて被検眼の屈折力を測定する屈折力測定手段を有する眼屈折力測定装置において、
前記受光素子により受光された前記パターン光束の形状を記憶する記憶手段と、
該記憶手段に記憶された前記パターン光束の形状に基づいて前記被検眼の瞳孔による前記パターン光束のケラレの有無、及びケラレがある場合には、その方向を検出するケラレ方向検出系とを備え、
前記アライメント手段は、前記ケラレ方向検出系によりケラレが有ると判断された場合には、該ケラレ方向検出系により検出された検出結果に基づいて装置本体の位置を移動調整せしめ被検眼瞳孔と装置本体との間のアライメント調整を行うように構成されたことを特徴とする眼屈折力測定装置。 - 前記ケラレ方向検出系により検出された検出結果に基づいて、前記装置本体の位置を移動制御する移動制御手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の眼屈折力測定装置。
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