JP3672447B2 - 眼科装置 - Google Patents
眼科装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3672447B2 JP3672447B2 JP33519098A JP33519098A JP3672447B2 JP 3672447 B2 JP3672447 B2 JP 3672447B2 JP 33519098 A JP33519098 A JP 33519098A JP 33519098 A JP33519098 A JP 33519098A JP 3672447 B2 JP3672447 B2 JP 3672447B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alignment
- eye
- vertical
- examined
- moving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Eye Examination Apparatus (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、被検眼に対して装置を所定の位置関係に位置合わせする眼科装置に関する。
【0002】
【従来技術】
眼屈折力測定装置や非接触式眼圧計等の眼科装置では、被検眼に対して装置を所定の位置関係にアライメント調整して測定を行う。アライメント調整機構としては、被検眼角膜に投影されたアライメント指標を検出し、その検出情報に基づいて装置を移動させる移動手段を上下左右方向及び前後方向に駆動制御し、自動的にアライメント調整したり追尾させるものが提案されている。
【0003】
被検眼に対する上下左右方向のアライメントは、一般に、被検眼正面から指標光束を投影して角膜頂点に形成される輝点を検出することに基づいて行われる。また、前後方向のアライメントは、被検眼に対して斜め方向から指標光束を投影し、投影された指標を斜め方向から検出する検出系を用いることが多い。この検出系では前後方向のアライメントを比較的精度良く検出できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような前後方向のアライメント検出は、上下左右方向のアライメントがずれていると不確かなものとなりやすい。このため、上下左右と前後の各方向に自動的にアライメント調整するものは、特に角膜中心付近では被検眼の上下左右方向の微動の度に前後方向もそのずれを補正するように移動してしまうので、前後方向の移動時間が無駄になり、なかなかアライメントが完了しないという問題点があった。また、不用意な前後方向の動きは、被検者に恐怖感を与える可能性がある(非接触式眼圧計のように作動距離が比較的短い装置では、特にこの可能性が大きい)。
【0005】
本発明は、上記従来技術に鑑み、無駄なアライメント動作を実行しないようにして、アライメント時間の短縮化を図り、また、被検者の恐怖感を低減する眼科装置を提供することを技術課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とする。
【0007】
(1) 被検眼に対する前記測定部の上下左右方向及び前後方向のアライメント状態を検出するアライメント検出手段を有し、被検眼を検査又は測定するための測定部を被検眼に対して所定の位置関係にアライメントする眼科装置において、前記アライメント検出手段の検出結果に基づいて測定部を被検眼に対して上下左右方向及び前後方向に相対移動させる移動手段であって、少なくとも前後方向についてはアライメント検出手段の検出結果に基づいて自動的に測定部を移動するアライメント移動手段と、被検眼に対する上下左右方向へのアライメントに合わせて前記アライメント検出手段の検出結果に基づいて測定部を前後方向に移動させるとともに、前記アライメント検出手段により検出される上下左右方向でのアライメント状態がアライメント完了と判断される第1許容範囲より広く設定された第2許容範囲内に入ると、上下左右方向でのアライメント状態が第1許容範囲に入るまで前記移動手段による前後方向の移動を停止するように制御し、上下左右方向及び前後方向のアライメントが完了したことを前記アライメント検出手段が検出すると検査又は測定開始信号を発する制御手段と、を備えることを特徴とする。
【0008】
(2) 被検眼に対する前記測定部の上下左右方向及び前後方向のアライメント状態を検出するアライメント検出手段を有し、被検眼を検査又は測定するための測定部を被検眼に対して所定の位置関係にアライメントする眼科装置において、前記アライメント検出手段の検出結果に基づいて測定部を被検眼に対して上下左右方向及び前後方向に相対移動させる移動手段であって、少なくとも前後方向についてはアライメント検出手段の検出結果に基づいて自動的に測定部を移動するアライメント移動手段と、前記アライメント検出手段により検出される上下左右方向でのアライメント状態がアライメント完了と判断される第1許容範囲より広く設定された第2許容範囲内にあり、かつ前後方向でのアライメント状態がアライメント完了と判断される許容範囲より広く設定された所定の範囲内にあるときは、上下左右方向でのアライメント状態が第1許容範囲内に入るまで前記移動手段による前後方向の移動を停止するように制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
【0009】
(3) 被検眼に対する前記測定部の上下左右方向及び前後方向のアライメント状態を検出するアライメント検出手段を有し、被検眼を検査又は測定するための測定部を被検眼に対して所定の位置関係にアライメントする眼科装置において、前記アライメント検出手段の検出結果に基づいて測定部を被検眼に対して上下左右方向及び前後方向に相対移動させる移動手段であって、少なくとも前後方向についてはアライメント検出手段の検出結果に基づいて自動的に測定部を移動するアライメント移動手段と、被検眼に対する上下左右方向へのアライメントに合わせて前記アライメント検出手段の検出結果に基づいて測定部を前後方向に移動させるとともに、前記アライメント検出手段により検出される上下左右方向でのアライメント状態がアライメント完了と判断される第1許容範囲より広く設定された第2許容範囲内に入ると、上下左右方向でのアライメント状態が前記移動手段による前後方向の移動を停止し、上下左右方向でのアライメント状態が第1許容範囲に入る前でも上下左右方向のずれ量により前後方向の移動停止を解除するように制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、非接触式眼圧計を本実施形態として挙げ、図面に基づいて説明する。図1は装置外観の略図、図2は装置上方から見たアライメント光学系の要部構成図、図3は制御系の要部構成図である。
【0012】
[外観構成]
基台1には被検眼を固定するための顎台2が固設されている。測定部4を上部に備える本体部3は、ジョイスティック5の操作により基台1の水平面上を被検眼に対して前後方向(Z方向)及び左右方向(X方向)に摺動する。測定部4の内部には測定光学系や後述するアライメント光学系が収納され、測定部4は本体部3に対して上下方向(Y方向)、左右方向(X方向)、前後方向(Z方向)に各駆動モータ74、75、76により移動するようになっている。
【0013】
測定部4の被検者側には、圧縮気体を被検眼に向けて噴出するためのノズル9が配置されたノズル部6が設けられており、さらにこのノズル部6を中心にして被検眼の角膜周辺にアライメント指標を投影する4個の光源7a〜7dが配置されている。光源7a〜7dは被検眼前眼部を照明する照明用光源を兼ねている。本体部3の側部にはノズル部6が被検眼に接近できる移動限界を規制するためのツマミ8が配置されている。また、本体部3のジョイスティック5側(検者側)には、観察用のTVモニタ17が備えられている。
【0014】
なお、非接触式眼圧計は被検眼角膜に圧縮した気体を吹き付けて所定の形状に変形させ、直接あるいは間接的に検出されたその時の気体圧に基づいて、被検眼の眼圧を測定するものであるが、この測定機構自体の説明は本発明とは関係が薄いことから省略する。詳細については本出願人による特開平5−56931号を参照されたい。
【0015】
[光学系]
(観察光学系)
観察光学系10の光路上には角膜変形用の気体を噴出するノズル9がガラス板8a,8bに保持されて配置され、その軸と光軸L1は一致している。光軸L1上にはビームスプリッタ11、対物レンズ12、ビームスプリッタ14、フィルタ15、CCDカメラ16が配置されている。観察光学系10は後述するアライメント指標投影光学系により投影されたアライメント指標像を検出する検出光学系の役割を兼ねている。
【0016】
フィルタ15は、波長950nmの光束(光源7a〜7d、21、31)を透過し、可視光及び波長800nmの光束(光源51)に対して不透過の特性を持っており、CCDカメラ16に不必要なノイズ光が混入することを防止する。CCDカメラ16に撮像される前眼部像及び指標像はTVモニタ17に映出され、検者はこれを観察する。
【0017】
(レチクル投影光学系・固視標投影光学系)
レチクル投影光学系20、固視標投影光学系25はビームスプリッタ14を介して、光軸L1と同軸にされている。波長950nmの赤外光を出射する光源21に照明されたレチクル板22上の円環状のレチクル像は、投影レンズ23、ビームスプリッタ14、フィルタ15を介してCCDカメラ16に受像される。レチクル像はパターンジェネレータにより電気的に生成させてもよい。
【0018】
可視光を発する光源26は固視標板27を照明する。固視標板27を出射した光束は投影レンズ28、ビームスプリッタ14、対物レンズ12、ビームスプリッタ11を介した後、ノズル9を通り被検眼に入射する。
【0019】
(アライメント指標投影光学系)
XY方向のアライメント指標投影光学系は、光軸L1と同軸にされた後、被検眼に投光される第1アライメント指標投影光学系30と、照明用光源を兼ねる光源7a〜7dにより投光される第2アライメント指標投影光学系7に分けられる。
【0020】
光源31を出射した波長950nmの赤外光束は投影レンズ32によって平行光束とされた後、ビームスプリッタ11によって反射され、光軸L1に沿ってノズル9内を通過して被検眼角膜Ecに照射される。角膜Ecで鏡面反射する光束は光源31の虚像である指標i1を形成する。
【0021】
第2アライメント指標投影光学系7は波長950nmの赤外光束を出射する4個の光源7a〜7dより構成される。光源7a〜7dからの光は角膜周辺に向けて照射され、4つの指標i2、i3、i4、i5が形成される。4個の指標i2、i3、i4、i5の光は観察光学系10を介してCCDカメラ16に入射し、撮像素子上に結像する。
【0022】
(距離指標投影光学系・距離指標検出光学系)
距離指標投影光学系50の光軸L2は光軸L1に対して傾斜して設けられ、ノズル9から所定の作動距離離れた位置で両光軸は交差する。距離指標投影用の光源51は光源7a〜7d及び31とは異なる波長800nmの光を出射する。光源51を出射した光は投影レンズ52によって平行光束とされ、光軸L2に沿って角膜Ecに照射される。角膜Ecで鏡面反射した光束は光源51の虚像である指標i6を形成する。
【0023】
距離指標検出光学系60の光軸L3は、光軸L1に対して光軸L2と対称な軸であり、光軸L3と光軸L2の両光軸は光軸L1上で交差する。光軸L3上には受光レンズ61、フィルタ62、一次元検出素子63が配置されている。フィルタ62は波長800nm(光源51)の光束を透過し、波長950nm(光源7a〜7d、31)の光束に対して不透過の特性を持ち、一次元検出素子63にノイズ光が入射することを防止する。指標i6を形成する光源51の角膜反射光束は、受光レンズ61、フィルタ62を介し一次元検出素子63に入射する。被検眼が観察光軸L1の軸方向(前後方向)に移動すると、指標i6の像も一次元検出素子63の検出方向に移動するため、一次元検出素子63上における指標i6の像の偏位から被検眼の位置(前後方向の偏位)が検出される。
【0024】
[制御系]
70は制御回路、71は画像処理回路、72は距離指標の検出処理回路である。74,75,76は本体部3に対して測定部4を駆動させるX軸、Y軸およびZ軸モータである。80は測定系、81は文字情報や図形等を生成する表示回路、82は合成回路である。83はアライメントモード切換スイッチであり、アライメントを指標検出に基づいて装置が行うオートアライメントにするか、検者によるジョイスティック5のみの操作で行うかを選択する。84は測定開始の信号を入力する測定スイッチである。
【0025】
画像処理回路71はCCDカメラ16からの撮影像に対して画像処理を施し、その処理結果を制御回路70に入力する。制御回路70はその入力信号により、XY方向のアライメント情報を得る。
【0026】
また、制御回路70は検出処理回路72を介して入力される一次元検出素子63からの信号により、被検眼Eに対するZ方向の偏位情報を得る。制御回路70が得た偏位情報は表示回路81に送られ、表示回路81はその情報に基づき距離マークの図形信号とTVモニタ17上における位置信号を発生させる。表示回路81からの出力信号は合成回路82によりCCDカメラ16からの映像信号と合成され、TVモニタ17上に出力される。
【0027】
図4はTVモニタ17に表示される画面例を示した図であり、i10、i20、i30、i40、i50はそれぞれ指標i1、i2、i3、i4、i5が撮像された指標像である。41はレチクル投影光学系20によるレチクル像であり、42は距離マークである。距離マーク41は作動距離情報に対応してレチクル像41の上下をリアルタイムに移動し、角膜が適正作動距離にあるとレチクル像41に重なる。
【0028】
以上のような構成を持つ装置において、オートアライメントのモードを選択した時の動作を図5のフローチャート図に基づいて説明する。
【0029】
検者は顎台2を使って被検眼を固定させ、被検眼には固視標を固視させる。測定の準備ができたら、検者はTVモニタ17を観察して前眼部像及びアライメント指標像が現れるようにジョイスティック5等を操作し、被検眼に対して測定部4を粗くアライメントする。
【0030】
制御回路70はCCDカメラ16からの出力信号によりアライメント指標像が検出できるようになると、角膜頂点に形成される指標像i10がレチクル41の中央に入るように、X軸モータ74及びY軸モータ75を駆動制御して、測定部4をXY方向で移動させる。このとき、指標像i10が検出されていなくても、他の指標像が検出できればその数と位置関係から指標像i10のあるべき位置を特定し、その情報に基づいて測定部4を移動するので、早い段階から自動的なアライメントを可能にすることができる。指標像の数とその位置情報に基づくXY方向のアライメントに関しては、本願出願人による特開平10−71122号公報を参照されたい。
【0031】
また、制御部70はXY方向のアライメントとともに、一次元検出素子63で検出される距離指標i6の偏位情報から得られる作動距離情報に基づいて、被検眼と測定部4が適性作動距離になるようにZ軸モータ76を駆動させてZ方向の自動的なアライメントを行う。
【0032】
このように制御部70は測定部4を各方向に移動するが、図6に示すように、指標像i10がアライメント完了である第1許容範囲100より広く設定された第2所定範囲101内(レチクル付近)に入るようになり、かつZ方向のアライメントが所定距離以内(Z方向のアライメント完了の許容範囲より広く設定された所定範囲内)であれば、測定部4のZ方向の移動を停止(禁止)する。XY方向のアライメントはZ方向の移動を停止したまま、第1許容範囲100内に指標像i10が入るまで続ける。これにより、XY方向のアライメントが合っていない状態での不正確なZ方向の検出情報に基づくZ方向の移動を行わないので、被検眼の上下左右方向の微動がある場合であっても、Z方向の無駄な移動を行わずに、迅速なアライメントを可能にすることができる(すなわち、無駄な移動にアライメント時間を費やさずにすむ)。また、被検眼の微動の度にZ方向の移動補正をしなくて良いので、被検者に恐怖感を与えることを軽減できる。
【0033】
XY方向がアライメント完了の適性状態になれば、Z方向の移動停止を解除し、Z方向がアライメント完了するように測定部4を移動する。XY方向及びZ方向のそれぞれのアライメントが完了すれば、各方向の移動を停止し、測定開始信号を自動的に発して測定系80による測定を実行する。
【0034】
なお、図6に示した、アライメント完了である第1許容範囲100、及びZ方向の移動停止を判断する第2所定範囲101は、指標像i10がその範囲内に入ったか否かを判断しやすくするために矩形領域としたが、これらはアライメント基準位置からのずれ量(距離)に応じた設定でも良い。
【0035】
また、非接触眼圧計では一般にXY方向よりもZ方向のアライメント精度は比較的緩いので、アライメントが一旦合えば被検者が動かない限りずれることは少ない。このため、アライメント完了と判断される以前であっても、XY方向のずれ量に応じてZ方向の移動停止を解除しても良く、さほど無駄な動きをさせずに迅速なアライメント行うことができる。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、無駄なアライメント動作をせずに迅速なアライメントを行うことができ、また、被検者は安心して測定や検査を受けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】装置の外観略図である。
【図2】装置上方から見たアライメント光学系の要部構成図である。
【図3】制御系の要部構成図である。
【図4】TVモニタに表示される画面例である。
【図5】オートアライメント時のフローチャート図である。
【図6】第1許容範囲と第2所定範囲の説明図である。
【符号の説明】
4 測定部
7 第2アライメント指標投影光学系
10 観察光学系
30 第1アライメント指標投影光学系
50 距離指標投影光学系
60 距離指標検出光学系
70 制御部
74 X軸モータ
75 Y軸モータ
76 Z軸モータ
100 第1許容範囲
101 第2所定範囲
Claims (3)
- 被検眼に対する前記測定部の上下左右方向及び前後方向のアライメント状態を検出するアライメント検出手段を有し、被検眼を検査又は測定するための測定部を被検眼に対して所定の位置関係にアライメントする眼科装置において、前記アライメント検出手段の検出結果に基づいて測定部を被検眼に対して上下左右方向及び前後方向に相対移動させる移動手段であって、少なくとも前後方向についてはアライメント検出手段の検出結果に基づいて自動的に測定部を移動するアライメント移動手段と、被検眼に対する上下左右方向へのアライメントに合わせて前記アライメント検出手段の検出結果に基づいて測定部を前後方向に移動させるとともに、前記アライメント検出手段により検出される上下左右方向でのアライメント状態がアライメント完了と判断される第1許容範囲より広く設定された第2許容範囲内に入ると、上下左右方向でのアライメント状態が第1許容範囲に入るまで前記移動手段による前後方向の移動を停止するように制御し、上下左右方向及び前後方向のアライメントが完了したことを前記アライメント検出手段が検出すると検査又は測定開始信号を発する制御手段と、を備えることを特徴とする眼科装置。
- 被検眼に対する前記測定部の上下左右方向及び前後方向のアライメント状態を検出するアライメント検出手段を有し、被検眼を検査又は測定するための測定部を被検眼に対して所定の位置関係にアライメントする眼科装置において、前記アライメント検出手段の検出結果に基づいて測定部を被検眼に対して上下左右方向及び前後方向に相対移動させる移動手段であって、少なくとも前後方向についてはアライメント検出手段の検出結果に基づいて自動的に測定部を移動するアライメント移動手段と、前記アライメント検出手段により検出される上下左右方向でのアライメント状態がアライメント完了と判断される第1許容範囲より広く設定された第2許容範囲内にあり、かつ前後方向でのアライメント状態がアライメント完了と判断される許容範囲より広く設定された所定の範囲内にあるときは、上下左右方向でのアライメント状態が第1許容範囲内に入るまで前記移動手段による前後方向の移動を停止するように制御する制御手段と、を備えることを特徴とする眼科装置。
- 被検眼に対する前記測定部の上下左右方向及び前後方向のアライメント状態を検出するアライメント検出手段を有し、被検眼を検査又は測定するための測定部を被検眼に対して所定の位置関係にアライメントする眼科装置において、前記アライメント検出手段の検出結果に基づいて測定部を被検眼に対して上下左右方向及び前後方向に相対移動させる移動手段であって、少なくとも前後方向についてはアライメント検出手段の検出結果に基づいて自動的に測定部を移動するアライメント移動手段と、被検眼に対する上下左右方向へのアライメントに合わせて前記アライメント検出手段の検出結果に基づいて測定部を前後方向に移動させるとともに、前記アライメント検出手段により検出される上下左右方向でのアライメント状態がアライメント完了と判断される第1許容範囲より広く設定された第2許容範囲内に入ると、上下左右方向でのアライメント状態が前記移動手段による前後方向の移動を停止し、上下左右方向でのアライメント状態が第1許容範囲に入る前でも上下左右方向のずれ量により前後方向の移動停止を解除するように制御する制御手段と、を備えることを特徴とする眼科装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33519098A JP3672447B2 (ja) | 1998-11-26 | 1998-11-26 | 眼科装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33519098A JP3672447B2 (ja) | 1998-11-26 | 1998-11-26 | 眼科装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000157492A JP2000157492A (ja) | 2000-06-13 |
JP2000157492A5 JP2000157492A5 (ja) | 2004-07-15 |
JP3672447B2 true JP3672447B2 (ja) | 2005-07-20 |
Family
ID=18285776
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33519098A Expired - Fee Related JP3672447B2 (ja) | 1998-11-26 | 1998-11-26 | 眼科装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3672447B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8770756B2 (en) | 2011-02-28 | 2014-07-08 | Canon Kabushiki Kaisha | Ophthalmic apparatus |
US8845102B2 (en) | 2011-02-28 | 2014-09-30 | Canon Kabushiki Kaisha | Ophthalmologic apparatus |
US9028066B2 (en) | 2011-02-28 | 2015-05-12 | Canon Kabushiki Kaisha | Ophthalmic apparatus, method of controlling the same, and storage medium |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4700785B2 (ja) * | 2000-05-30 | 2011-06-15 | キヤノン株式会社 | 眼科装置 |
JP4616489B2 (ja) * | 2001-02-28 | 2011-01-19 | 株式会社トプコン | 眼屈折力測定装置 |
JP5188534B2 (ja) * | 2010-05-07 | 2013-04-24 | キヤノン株式会社 | 眼科装置 |
JP5955193B2 (ja) * | 2012-10-18 | 2016-07-20 | キヤノン株式会社 | 眼科装置および眼科装置の制御方法並びにプログラム |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3221699B2 (ja) * | 1991-08-31 | 2001-10-22 | 株式会社ニデック | 非接触式眼圧計 |
JPH08565A (ja) * | 1994-06-23 | 1996-01-09 | Konan:Kk | 眼科装置 |
JP3606706B2 (ja) * | 1996-06-28 | 2005-01-05 | 株式会社ニデック | 眼科装置 |
JP3489998B2 (ja) * | 1997-09-04 | 2004-01-26 | 株式会社トプコン | 眼科装置 |
-
1998
- 1998-11-26 JP JP33519098A patent/JP3672447B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8770756B2 (en) | 2011-02-28 | 2014-07-08 | Canon Kabushiki Kaisha | Ophthalmic apparatus |
US8845102B2 (en) | 2011-02-28 | 2014-09-30 | Canon Kabushiki Kaisha | Ophthalmologic apparatus |
US9028066B2 (en) | 2011-02-28 | 2015-05-12 | Canon Kabushiki Kaisha | Ophthalmic apparatus, method of controlling the same, and storage medium |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000157492A (ja) | 2000-06-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100905734B1 (ko) | 안과 측정 장치의 얼라이먼트 방법 및 얼라이먼트 장치 | |
JP3709335B2 (ja) | 眼科装置 | |
JP3523453B2 (ja) | 検眼装置 | |
JP3664829B2 (ja) | 眼科装置 | |
JPH0723907A (ja) | 眼科装置 | |
JP4267133B2 (ja) | 眼屈折力測定装置 | |
JP3672447B2 (ja) | 眼科装置 | |
JP4136690B2 (ja) | 眼科装置 | |
JP3489998B2 (ja) | 眼科装置 | |
JP3441156B2 (ja) | 眼科装置 | |
WO2014115659A1 (ja) | 眼科装置 | |
JP5643662B2 (ja) | 眼科装置 | |
JP5766468B2 (ja) | 眼科装置 | |
JPH0810225A (ja) | 眼科装置 | |
JP4136691B2 (ja) | 眼科装置 | |
US20110242488A1 (en) | Ophthalmic measurement apparatus | |
JP3441175B2 (ja) | 眼科装置 | |
JP3630864B2 (ja) | 眼科装置 | |
JPH1014878A (ja) | 眼科装置 | |
JPH06154168A (ja) | 眼科装置 | |
JP4531190B2 (ja) | 眼科装置 | |
JP3257823B2 (ja) | 眼科装置 | |
JP4138581B2 (ja) | 眼科装置 | |
JP5749500B2 (ja) | 眼科装置 | |
JP2001187024A (ja) | 眼科装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041029 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041214 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050214 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050322 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050419 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080428 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090428 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090428 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100428 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100428 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110428 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120428 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120428 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130428 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130428 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140428 Year of fee payment: 9 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |