JP3664829B2 - 眼科装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、被検眼に対して装置を所定の位置関係に位置合わせをして、検査または測定を行う眼科装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
被検眼の屈折力を測定する眼屈折力測定装置や非接触で眼圧を測定する非接触眼圧計等の眼科装置は、被検眼に対して測定部を所定の位置関係にアライメント調整する必要がある。従来、アライメント調整は検者がジョイスティック等の操作により行っていたが、近年、検査に不慣れな検者でも容易にアライメントできるようにアライメントの自動化を図った装置が提案されている。装置は所定位置に固定された被検眼のアライメント状態を検出し、その検出結果に基づいて被検眼に対して測定部が相対移動するように駆動制御する。
【0003】
このようにアライメントを自動的に行うようにした装置では、次の被検眼の測定用に測定部の移動の自由度を確保することが望ましいので、測定終了信号に基づいて相対移動させた測定部を基準位置へ復帰移動させるようにしている。測定終了信号は、測定デ−タをクリアするためのクリアスイッチやプリントスイッチ等のスイッチ信号あるいは左右眼の切換え信号等が利用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、測定中には誤ってクリアスイッチやプリントスイッチを押してしまうことがある。被検者の顔が測定部の近傍にあるときに、これらの信号に応答して測定部が基準位置へ復帰移動してしまうと、その移動方向によっては測定部の一部が被検者の顔に接触する可能性がある。
【0005】
本発明は、上記従来技術に鑑み、被検者の顔への装置の不要な接近を回避して、被検者の不安感を軽減し、被検者を安全に保護することができる眼科装置を提供することを技術課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は次のような構成を有することを特徴としている。
【0007】
(1) 被検眼を検査又は測定する測定手段と、アライメント指標及び被検眼前眼部を正面から撮影する二次元撮像素子を有し、被検眼に向けて投影された複数のアライメント指標を検出して被検眼に対する測定手段のアライメント状態を検出するアライメント検出手段と、該アライメント検出手段の検出結果に基づいて移動手段の動作を制御するアライメント移動制御手段と、を有する眼科装置において、前記二次元撮像素子に撮像された画像を処理して、アライメント指標又は被検眼前眼部を検出して被検眼が前記測定手段と近接する位置にあり、測定手段を基準位置に復帰させると接触の危険があるかどうかを検知する危険検知手段と、該危険検知手段により被検眼が前記測定手段と接触の危険があることが検知され、かつ被検者の測定を終了する測定終了信号があったときは、測定手段を少なくとも一方向において基準位置に復帰させるのを禁止し、また被検眼が前記測定手段と接触の危険がなく、かつ被検者の測定を終了する測定終了信号があったときに測定手段を基準位置に復帰させるべく、前記移動手段による基準位置への復帰動作を制御する復帰制御手段と、を備えることを特徴とする。
【0008】
(2) 被検眼を検査又は測定する測定手段と、アライメント指標及び被検眼前眼部を正面から撮影する二次元撮像素子を有し、被検眼に向けて投影された複数のアライメント指標を検出して被検眼に対する測定手段のアライメント状態を検出するアライメント検出手段と、該アライメント検出手段の検出結果に基づいて移動手段の動作を制御するアライメント移動制御手段と、を有する眼科装置において、被検眼の顔を支持する手段への被検者の当接を検知する検知手段を有し、被検眼が前記測定手段と近接する位置にあり、測定手段を基準位置に復帰させると接触の危険があるかどうかを検知する危険検知手段と、該危険検知手段により被検眼が前記測定手段と接触の危険があることが検知され、かつ被検者の測定を終了する測定終了信号があったときは、測定手段を少なくとも一方向において基準位置に復帰させるのを禁止し、また被検眼が前記測定手段と接触の危険がなく、かつ被検者の測定を終了する測定終了信号があったときに測定手段を基準位置に復帰させるべく、前記移動手段による基準位置への復帰動作を制御する復帰制御手段と、を備えることを特徴とする。
【0013】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0014】
[全体構成]
図1は実施例である非接触式眼圧計の外観概略図を示す。1は基台であり、基台1には被検者の顔を支持する顔支持部2が固設されている。顔支持部2は被検者の顎を載せる顎台2a、額を当てる額当て2bを備える。測定の際には、顎台2aと額当て2bに被検者の顔を当接させることにより、被検眼を固定する。320は額当て2bに取り付けられたタッチセンサである。
【0015】
3は本体部、4は後述する光学系を収納した測定部であり、5は本体部3と測定部4を移動するためのジョイスティックである。ジョイスティック5の操作により本体部3は基台1の水平面上を前後方向(Z方向)及び左右方向(X方向)に摺動する。また、回転ノブ5aの操作により、測定部4が本体部3に対して上下方向(Y方向)に移動する。さらに、自動アライメントモ−ドを選択したときには、測定部4が本体部3に対してXYZ方向にそれぞれ移動する(各方向の移動機構は後述する)。
【0016】
6は圧縮気体を被検眼に向けて噴出するためのノズルが配置されたノズル部である。測定部4の被検者側にはノズル部6を中心にして被検眼の角膜周辺にアライメント指標を投影する4個の光源7a〜7dが配置されている。本体部3の側部にはノズル部6が被検眼に接近できる移動限界を規制するためのツマミ8が配置されている。また、本体部3のジョイスティック5側(検者側)には、観察用のTVモニタが備えられている。
【0017】
[各部の構成]
次に、本装置の主要な要素の構成を、ジョイスティック機構、測定部4のY(上下)方向移動機構、XZ(左右前後)方向移動機構、XZ方向基準位置・移動限界検出機構、左右眼・後方位置検出機構、光学系、及び制御系に分けて説明する。なお、非接触式眼圧計は被検眼角膜に圧縮した気体を吹き付けて所定の形状に変形させ、直接あるいは間接的に検出されたその時の気体圧に基づいて、被検眼の眼圧を測定するものであるが、この測定機構自体の説明は本発明とは関係が薄いので、これを省略する。測定機構の詳細については本出願人による特開平4−297226号(発明の名称 非接触式眼圧計)を参照されたい。
【0018】
(イ)ジョイスティック機構
図2はジョイスティック機構を含む、基台1及び本体部3の要部断面図である。基台1に対する本体部3の移動は、ジョイスティック5の軸500の下方に形成された球面部501および下端部502と、下端部502が揺動する摺動板503と、摺動板503と接し基台1に貼り付けされた摩擦板504と、本体部3と一体のハウジング3a内部の球軸受け505の構成により水平方向の微動が実現される。また、本体部3に対する測定部4の上下動は、ジョイスティック5の外周上部の回転ノブ5aと、回転ノブ5aと共に回転するスリット板506と、スリット板506を挟み軸500に設けられた光源507および受光素子508とにより、受光素子508の信号から回転ノブ5aの回転方向および回転量を検出し、その検出結果に基づいて測定部4を上下動させるY軸モータ106を駆動制御することによって行われる。このジョイスティック機構の詳細は、本出願人による特開平6−7292号に記載されているので、これを参照されたい。
【0019】
(ロ)Y(上下)方向移動機構
図2において、101は送りネジ、102は送りナットであり、送りナット102はナット押え103によりYテ−ブル100に固定されている。一方、送りネジ101はベアリング104を介して本体部3の筐体に回転自在に保持されている。送りネジ101の下端にはギヤ105が固定され、本体部3の筐体に保持されたY軸モ−タ106の回転軸に取り付けられたギヤ107にギヤ105が噛合している。また、Yテ−ブル100と本体部3の筐体との間には圧縮バネ108が取り付けられており、圧縮バネ108はYテ−ブル100に搭載される測定部4の荷重を支え、その上下動をスム−ズにする。110はYテ−ブル100に固定されたガイド軸であり、本体部3の筐体に固定されたガイド軸受111に沿って移動することによりYテ−ブル100の上下動をガイドする。このような構成により、Y軸モ−タ106を回転駆動させると、Yテ−ブル100に搭載される測定部4が上下動するようになっている。
【0020】
(ハ)XZ(左右前後)方向移動機構
図3は測定部4の内部に配置されるXZ方向移動機構を説明する図ある。図3において、Xテ−ブル200は,前述したYテ−ブル100上に固着された2個のレ−ル201に沿ってX方向に摺動可能に設けられている。Yテ−ブル100にはX軸モ−タ202が固定され、X軸モ−タ202の回転軸とXテ−ブル200はリンク部203を介して連結されている。このリンク部203によりX軸モ−タ202の回転がXテ−ブル200のX方向への移動として伝達されて行われる。
【0021】
Xテ−ブル200には、Z方向に伸びる2個のレ−ル211が固着されており、レ−ル211に沿ってZテ−ブル210がZ方向に摺動可能に設けられている。Zテ−ブル210の移動は、Xテ−ブル200に固定されたZ軸モ−タ212と、Z軸モ−タ212の回転軸に偏心カム213と、偏心カム213が持つピン213aに係合する溝が形成され、Zテ−ブル210の後端に固着された連結板214との構成により、Z軸モ−タ212の回転がZ方向への移動として伝達されて行われる。Zテ−ブル210上には光学系が配置される。
【0022】
(ニ)XZ方向基準位置・移動限界検出機構
図3において、220a,220bはYテ−ブル100上に設けられたフォトセンサであり、221はXテ−ブル200に固着された遮光板である。センサ220aは遮光板221による遮光状態により、Xテ−ブル200がX方向の基準位置に対していづれの方向にあるかを検出し、図4のような状態の遮光状態の切換りのタイミングにより、Xテ−ブル200が基準位置に位置したことを検出する。また、遮光板221には切り欠き部221aが形成されており、センサ220bは遮光板221の移動に伴う切り欠き部221aによる遮光状態の切換りにより、左右それぞれの移動限界を検出するようになっている。なお、X方向の基準位置は移動可能範囲のほぼ中央であり、Xテ−ブル200(すなわち測定部4)は、基準位置に対してそれぞれ5mm移動するように設定されている。
【0023】
図3において、230a,230bはXテ−ブル200上に設けられたフォトセンサであり、231はZテ−ブル210に固着された遮光板である。センサ230a,230bは、X方向と同様に切り欠き部231aを持つ遮光板231による遮光状態とその切換りのタイミングにより、Zテ−ブル210のZ方向における基準位置及び移動限界を検出する。
【0024】
なお、Y方向の移動範囲は比較的大きいので、実施例の装置にはその基準位置を設けていないが、XZ方向と同様にして設けても良い。
【0025】
(ホ)左右眼・後方位置検出機構
図2において、300は本体部3に保持された後方端(検者側)検出用のマイクロスイッチ、301は基台1に固定されたガイド板である。本体部3がジョイスティック5の操作により前後移動の最後端にきたときマイクロスイッチ300の接触子が押し上げられて通電するようになっている。また、310は本体部3に保持された左右眼検出用のマイクロスイッチ、311は基台1に固定されたガイド板である。ガイド板311は検者側から向かって左右方向に伸び、基台1の左右中央を境にして右側方向(図2では、紙面の奥側方向)が高くなっている。マイクロスイッチ310はON/OFFの状態により、被検眼の左右を検出する。これらマイクロスイッチ300、310の検出信号は、測定部4を基準位置に復帰するための指令信号として使用される。
【0026】
(イ)光学系
図5は測定部4に収納されるアライメント光学系を上から見たときの概略構成図である。観察光学系10の光軸L1上には角膜変形用の気体を噴出するノズル9がガラス板8a,8bに保持されて配置され、その軸と光軸L1は一致している。光軸L1上には、ビームスプリッタ11、対物レンズ12、ビームスプリッタ14、フィルタ15、CCDカメラ16が配置されている。観察光学系10は上下左右方向の第1及び第2アライメント指標(後述する)を検出する指標検出光学系を兼ねる。フィルタ15は、光源31、7a〜7dによる指標の光束(波長950nm)を透過し、可視光及び光源51による指標光束(波長800nm)に対して不透過の特性を持っており、CCDカメラ16に不必要なノイズ光が混入することを防止する。CCDカメラ16に撮像される前眼部像及び指標像はTVモニタ17に映出される。
【0027】
25は固視光学系であり、光源26の固視標板27を点灯により固視標板27を出射した光束は、投影レンズ28、ビームスプリッタ14、対物レンズ12、ビームスプリッタ11を介し、ノズル9を通り被検眼に入射する。
【0028】
30は第1アライメント指標投影光学系を示す。光源31を出射した波長950nmの赤外光束は投影レンズ32によって平行光束とされた後、ビームスプリッタ11によって反射され、光軸L1に沿ってノズル9内を通過して被検眼角膜Ecに向かう。角膜Ecで鏡面反射する光束は光源31の虚像である指標i1を形成する。第2アライメント指標投影光学系7は波長950nmの赤外光を発する4個の光源7a〜7dを持ち(図1参照)、各光源は被検眼の角膜周辺に向けて斜め四方から照射され、それぞれ指標i2、i3、i4、i5を形成する。また、光源7a〜7dは被検眼前眼部の照明用光源を兼ねている。指標i1〜i5の光束は観察光学系10を介してCCDカメラ16に入射し、CCDカメラ16の撮像素子上に像を形成する。
【0029】
50は距離指標投影光学系であり、60はその検出光学系である。距離指標投影光学系50の光軸L2と距離指標検出光学系60の光軸L3は、光軸L1に対して対称に傾斜して設けられ、ノズル9から所定の作動距離離れた位置で交差する。光源51を出射した波長800nmの光は投影レンズ52によって平行光束とされ、光軸L2に沿って角膜Ecに照射され、指標i6を形成する。指標i6の光束は、受光レンズ61、フィルタ62を介し一次元検出素子63に入射する。フィルタ62は、光源51の光束(波長800nm)を透過し、光源7a〜7dおよび光源31の光束(波長950nm)に対して不透過の特性を持ち、一次元検出素子63へのノイズ光の入射を防止する。
【0030】
(ト)制御系
図6は装置の制御系の要部構成図である。70は制御回路、71は画像処理回路、72は距離指標の検出処理回路、80は測定系、81は文字情報やレチクルを生成する表示回路、82は合成回路である。83はスイッチ部であり、アライメントを指標検出に基づいて装置が行うオ−トアライメントにするか、検者によるジョイスティック5のみの操作で行うかを選択するアライメントモ−ド切換スイッチ84、測定デ−タをクリアにするクリアスイッチ85、プリンタ90から測定結果を印字出力するためのプリントスイッチ86が設けられている。
【0031】
画像処理回路71はCCDカメラ16からの撮影像に対して画像処理を施し、その処理結果を制御回路70に入力する。制御回路70はその入力信号により、指標像の位置情報や瞳孔位置情報を得る。また、制御回路70は検出処理回路72を介して入力される一次元検出素子63からの信号により、被検眼Eに対する前後方向の偏位情報を得る。制御回路70が得た偏位情報は表示回路81に送られ、表示回路81はその情報に基づき距離マ−クの図形信号とTVモニタ17上における位置信号を発生させる。表示回路81からの出力信号は合成回路82によりCCDカメラ16からの映像信号と合成され、TVモニタ17上に出力される。
【0032】
図7はXY方向が適正な状態にアライメントされたときのTVモニタ17上に表示される画面例を示した図である。XY方向が適正な状態にアライメントされた状態では、第2アライメント指標投影光学系により角膜周辺に形成された4つの指標像i20、i30、i40、i50と、第1アライメント指標投影光学系により角膜中心付近に形成された指標像i10が映出される。41は図示なきレチクル光学系により形成されたレチクル像を示す(レチクル像41は電気的に形成することもできる)。42は距離マ−クを示し、距離マ−ク42は被検眼の角膜とノズル部6との距離に対応してレチクル像41の上下をリアルタイムに移動し、角膜が適正作動距離にあるとレチクル像41に重なる。
【0033】
以上のような構成を備える装置において、その動作を説明する。まず、自動アライメントモ−ドによる装置のアライメント動作について説明する。
【0034】
検者は被検者の顔を顔支持部2に固定した後、ツマミ8を使用して移動規制機構(特開平8−266475号公報参照)による位置決め調整を行う。このとき移動規制機構が備えるマイクロスイッチ87により、位置決めの調整中であることが検出されるので、この検出信号により自動アライメントの作動は停止するようになっている。
【0035】
位置決め調整ができたら、検者はTVモニタ17を観察しながらジョイスティック5等を操作し被検眼に対する測定部4を粗くアライメントする。粗いアライメントは、第1及び第2アライメント指標投影光学系により形成される指標像の少なくとも1つがTVモニタ17上に現れるようにXY方向を調整し、画面に現れた指標像(前眼部像)のピントが合うように被検眼に向けて本体部3を移動する。指標像が検出されると、ジョイスティック5の操作を停止する。制御回路70は、画像処理回路71により検出処理された指標像の数と位置関係に基づいてXY方向のアライメト状態を判定し、その判定結果に基づいて指標像i10が所定の許容範囲内に入るように、X軸モ−タ202及びY軸モ−タ106を駆動して測定部4を移動させる。また、指標i6の光束が一次元検出素子63に入射する状態になると、制御回路70は一次元検出素子63からの信号に基づいてZ方向のずれ情報を得て、このずれ情報に基づきZ軸モータ212を駆動して測定部4を移動させる(これらの移動については、本出願人による特願平8-188564号を参照)。XYZ方向のアライメントがともに適正な状態になったら、測定部4の移動を停止し、測定開始信号を自動的に発して測定系80による測定を実行する。測定結果はTVモニタ17上に表示される。
【0036】
次に、測定部4を基準位置に復帰させる動作について説明する(図8参照)。測定部4をXZ方向の各基準位置に復帰させる復帰指令信号は、電源投入時以外では、クリアスイッチ85またはプリントスイッチ86を押したとき、マイクロスイッチ300による本体部3の後方端検出時、及びマイクロスイッチ310による左右眼の切換え検出時に発せられるようになっている。復帰指令信号が発せられると、制御回路70は、指標投影光学系30、7、50により形成される指標像のアライメント情報に基づいて被検眼がノズル部6(測定部4)の近傍にあるか否かを判定する。画像処理回路71及び距離指標検出回路72により検出処理される指標像が1つでもあれば、制御回路70は被検眼がノズル部6の近傍にあると判定する。本実施例の装置の場合、第2アライメント指標投影光学系7により被検眼の角膜周辺に指標像を形成してこれを検出するので、広い範囲に亘っての被検眼検出が可能である。また、被検眼がノズル部6の近傍にあるか否かの判定は、CCDカメラ16が捕らえられた画像から被検眼の前眼部像を検出処理して行うこともできる。
【0037】
制御回路70は、被検眼がノズル部6の近傍にないと判定した場合には、センサ220a、220b、230a、230bの検出信号から各方向の基準位置に対して測定部4が位置する方向をそれぞれ知り、X軸モ−タ202、Z軸モ−タ212を作動させて測定部4を本体部3に対する各基準位置に移動する。被検眼がノズル部6の近傍にあると判定した場合には、発せられた復帰指令信号を受け付けず、測定部4の基準位置への復帰動作を禁止する。同時に、TVモニタ17の画面上には、復帰動作を禁止した旨のメッセ−ジを表示し、これを検者に知らせる(または音声により検者に知らせるようにしても良い)。これにより、クリアスイッチ85やプリントスイッチ86を意図せずに押した場合でも、被検眼にノズル部6が接近しているときには、測定部4の復帰動作が禁止されるので、被検者の顔に接触することがなくてすむ。また、検者は復帰動作が禁止されたことを知ることができるので、被検者から測定部4を離し、事前に接触の危険性を回避するなどの必要な処置を容易にとることができる。
【0038】
TVモニタ17に復帰動作を禁止した旨のメッセ−ジが表示された後、測定部4を基準位置へ復帰させたい場合は、次のようにする。ジョイスティック5の操作により本体部3を後方(検者側)に移動して測定部4を被検眼から離す。最後端まで本体部3を移動すると、マイクロスイッチ300がこれを検出する。本体部3が最後端まできたときには、被検眼とノズル部6との距離は十分になり、画像処理回路71により指標像が検出されないように設定してあるので、マイクロスイッチ300による復帰指令信号の発生により、制御回路70は測定部4の基準位置への復帰動作を実行する。また、本体部3を最後端まで移動しなくとも、指標像が検出されないようになれば(すなわち、被検者の顔に接触しない十分な距離が確保できれば)、クリアスイッチ85等による測定部4の基準位置への復帰動作が実行される。
【0039】
また、左右眼の切換え時にも復帰指令信号が発せられて、測定部4の各基準位置への復帰動作が実行される。作動距離の短い非接触眼圧計における左右眼の切替えは、基本的に、ジョイスティック5の操作により本体部3を後方に移動し、被検者の顔(特に鼻)に接触しない距離を確保した後、本体部3を左右に移動して行う。左右眼の切換え時にはアライメント指標像は検出されなくなるが、本実施例の装置は、測定部4のZ方向における被検眼側への移動範囲を少なく設定して、左右眼の切換え信号に基づく復帰動作でも、Z方向への移動によりノズル部6が被検者の顔に接触することがないようにしている。
【0040】
Z方向への移動範囲を多くとる場合には、被検者に近付く方向への復帰移動のみ禁止するようにしても良い。この場合は、額当て2bに取り付けられたタッチセンサ320により、被検者が測定状態にあるか否かを検出する。被検者が額当て2bに額を当接させた状態のときには、被検者が測定状態にあるとして、Z方向における被検者に近付く方向への復帰移動のみを禁止する。
【0041】
さらには、左右方向の復帰移動についても、左右眼の検出からノズル部6が被検者の顔の左右いづれにあるか分かるので、被検者の鼻側に近付く方向への復帰移動のみを禁止するようにしても良い。
【0042】
またさらに、タッチセンサ320により被検者が測定状態にあると判定されたときに、前記した復帰指令信号による各方向における復帰動作を禁止するようにしても良い。
【0043】
このように測定部4の各方向における基準位置への復帰に際し、被検眼が測定部4の近傍にあるとき、あるいは被検者が測定状態にあるときには、被検者に近付く方向への移動が行われないので、被検者への不安感も軽減できる。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、被検者の顔への装置の不要な接近を回避し、被検者を安全に保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例である非接触式眼圧計の外観概略図である。
【図2】ジョイスティック機構を含む、基台及び本体部の要部断面図である。
【図3】測定部の内部に配置されるXZ方向移動機構を説明する図ある。
【図4】XY方向の基準位置を検出するときのフォトセンサと遮光板の状態を示す図である。
【図5】測定部に収納されるアライメント光学系を上から見たときの概略構成図である。
【図6】装置の制御系の要部構成図である。
【図7】XY方向が適正な状態にアライメントされたときのTVモニタ17に表示される画面例を示した図である。
【図8】測定部を基準位置に復帰させる動作を説明するフロ−チャ−ト図である。
【符号の説明】
4 測定部
7 第2アライメント指標投影光学系
10 観察光学系
30 第1アライメント指標投影光学系
50 距離指標投影光学系
60 距離指標検出光学系
70 制御回路
85 クリアスイッチ
86 プリントスイッチ
106 Y軸モ−タ
202 X軸モ−タ
212 Z軸モ−タ
300、310 マイクロスイッチ
Claims (2)
- 被検眼を検査又は測定する測定手段と、アライメント指標及び被検眼前眼部を正面から撮影する二次元撮像素子を有し、被検眼に向けて投影された複数のアライメント指標を検出して被検眼に対する測定手段のアライメント状態を検出するアライメント検出手段と、該アライメント検出手段の検出結果に基づいて移動手段の動作を制御するアライメント移動制御手段と、を有する眼科装置において、前記二次元撮像素子に撮像された画像を処理して、アライメント指標又は被検眼前眼部を検出して被検眼が前記測定手段と近接する位置にあり、測定手段を基準位置に復帰させると接触の危険があるかどうかを検知する危険検知手段と、該危険検知手段により被検眼が前記測定手段と接触の危険があることが検知され、かつ被検者の測定を終了する測定終了信号があったときは、測定手段を少なくとも一方向において基準位置に復帰させるのを禁止し、また被検眼が前記測定手段と接触の危険がなく、かつ被検者の測定を終了する測定終了信号があったときに測定手段を基準位置に復帰させるべく、前記移動手段による基準位置への復帰動作を制御する復帰制御手段と、を備えることを特徴とする眼科装置。
- 被検眼を検査又は測定する測定手段と、アライメント指標及び被検眼前眼部を正面から撮影する二次元撮像素子を有し、被検眼に向けて投影された複数のアライメント指標を検出して被検眼に対する測定手段のアライメント状態を検出するアライメント検出手段と、該アライメント検出手段の検出結果に基づいて移動手段の動作を制御するアライメント移動制御手段と、を有する眼科装置において、被検眼の顔を支持する手段への被検者の当接を検知する検知手段を有し、被検眼が前記測定手段と近接する位置にあり、測定手段を基準位置に復帰させると接触の危険があるかどうかを検知する危険検知手段と、該危険検知手段により被検眼が前記測定手段と接触の危険があることが検知され、かつ被検者の測定を終了する測定終了信号があったときは、測定手段を少なくとも一方向において基準位置に復帰させるのを禁止し、また被検眼が前記測定手段と接触の危険がなく、かつ被検者の測定を終了する測定終了信号があったときに測定手段を基準位置に復帰させるべく、前記移動手段による基準位置への復帰動作を制御する復帰制御手段と、を備えることを特徴とする眼科装置。
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