JP3003841B2 - 眼科装置 - Google Patents

眼科装置

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JP3003841B2
JP3003841B2 JP6260981A JP26098194A JP3003841B2 JP 3003841 B2 JP3003841 B2 JP 3003841B2 JP 6260981 A JP6260981 A JP 6260981A JP 26098194 A JP26098194 A JP 26098194A JP 3003841 B2 JP3003841 B2 JP 3003841B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は眼科装置に係り、さらに
詳しくは、被検眼に対して装置を所定の位置関係に位置
合わせするアライメント機構に関する。
【0002】
【従来の技術】検査、測定等を行う眼科装置は、被検眼
に対して装置の測定系等を所定の位置関係に位置合わせ
するアライメント機構が設けられている。従来の眼科装
置のアライメント機構としては、アライメント指標形成
手段、前眼部を観察する観察手段、前眼部像と重ね合わ
されるアライメント用レチクル形成手段から構成され、
被検眼と装置とが所定の位置関係になるように、測定者
がジョイスティック等を操作して装置を基台に対して移
動することよりアライメントしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなアライメ
ント機構は、機構が比較的簡単であり操作も単純である
という利点がある。しかし、非接触式眼圧計のように特
に精密なアライメントが必要とされる装置においては、
微妙な操作が必要であり、操作に不慣れな者の場合は時
間が掛かったり、正確な位置合わせがし辛いという問題
があった。
【0004】本発明は、上記欠点に鑑み案出されたもの
であり、その目的は、操作者に負担をかけず、容易に精
度良くアライメントが行える眼科装置を提供することを
技術課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、次のような構成を有することを特徴とす
る。 (1) 被検眼を検査するための検査部と本体部を持
ち、被検眼に対して該検査部を所定の位置関係にアライ
メントする眼科装置において、検者の操作により前記検
査部を前記本体部とともに被検眼に対して移動してアラ
イメントする第1移動手段と、被検眼にアライメント用
指標を形成する指標形成手段と、該アライメント用指標
を検出する指標検出手段と、被検眼が前記検査部に対し
て所定の範囲内にあるか否かを判定する判定手段と、前
検査部を本体部に対して移動する第2移動手段と、前
記判定手段により所定の範囲内にあるときは前記第2移
動手段を駆動させてアライメントを行いアライメントが
完了したときは検査部を動作させる制御手段と、復帰信
号に応答して前記第2移動手段を駆動させ前記検査部を
前記本体部の基準位置復帰させる復帰制御手段と、を
備えたことを特徴とする。
【0006】(2) (1)の眼科装置は、さらに、
検眼の左右を検出する左右眼検出手段とを備え、前記復
帰信号は該左右眼検出手段によ左右切換信号に基づい
て与えられることを特徴とする。
【0007】(3) (1)の眼科装置は、さらに被検
眼の測定が完了したことを検知する測定完了検知手段と
を備え、前記復帰信号は該測定完了検知手段による検知
信号に基づいて与えられることを特徴とする。
【0008】(4) (1)の眼科装置は、さらに前記
制御手段によるアライメントを停止させ、被検眼とのア
ライメントのやり直し信号を入力するやり直し信号入力
手段を備え、前記復帰信号は該やり直し信号入力手段に
よる信号に基づいて与えられることを特徴とする。 (5) (4)の眼科装置において、前記やり直し信号
入力手段は前記第1移動手段によって検者側に移動する
ことを検出する検出手段であることを特徴とする。
【0009】(6) 被検眼を検査するための検査部と
本体部を持ち、被検眼に対して該検査部を所定の位置関
係にアライメントする眼科装置において、検者の操作に
より前記検査部を前記本体部とともに被検眼に対して移
動する第1移動手段と、被検眼にアライメント用指標を
形成する指標形成手段と、該アライメント用指標を検出
する指標検出手段と、前記検査部を本体部に対して移動
する第2移動手段と、前記指標検出手段の検出結果に基
づいて該第2移動手段を駆動させてアライメントを行い
アライメントが完了したときは検査部を動作させる制御
手段と、復帰信号に応答して前記第2移動手段を駆動さ
せ前記検査部を前記本体部の基準位置復帰させる復帰
制御手段と、を備えたことを特徴とする。 (7) 被検眼を検査するための検査部を持ち、被検眼
に対して該検査部を所定の位置関係にアライメントする
眼科装置において、被検眼にアライメント用指標を形成
する指標形成手段と、該アライメント用指標を検出する
指標検出手段と、前記検査部を被検眼に対して移動する
移動手段と、該移動手段を前記指標検出手段の結果に基
づいて駆動させアライメントを行いアライメントが完了
したときは検査部を動作させる制御手段と、被検眼の左
右を検出する左右眼検出手段と、被検眼の測定が完了し
たことを検知する測定完了検知手段と、測定が完了した
信号に基づいて復帰信号を発生させ前記移動手段を駆動
させ前記検査部を前記本体部の基準位置に復帰させる復
帰制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。 [外観構成]図1は実施例である非接触式眼圧計を検者
側から見た正面図、図2は一部透視図を含む側面図であ
る。1は基台であり、基台1には被検眼を固定する顎台
2が固設されている。3は基台1の水平面上を前後左右
に移動する本体部である。本体部3は後述する機構を持
つジョイスティック4の操作により移動する。5は測定
系や光学系(後述する)を収納する測定部であり、測定
部5はジョイスティック4に設けられた回転ノブ4aを
検者が操作することにより、本体部3に対して上下に移
動する。さらに、測定部5は自動アライメントのため
に、前後左右の基準位置(以下原点位置という)から左
右に各5mm(上下に14mm)、前方向に5mm程移
動可能である。6は観察用に被検眼前眼部を表示し、ま
たアライメント情報や測定結果等検者への報知情報を表
示するTVモニタである。
【0011】[各部の構成]次に本装置の主要な要素の
構成を、アライメント光学系、ジョイスティック機構、
測定部5を原点位置に戻すための左右眼・後方位置検出
機構、及び制御系に分けて説明する。なお、非接触式眼
圧計は被検眼角膜に圧縮空気を噴射して角膜を変形さ
せ、角膜が所定状態に変形されたことを検出し、角膜が
所定状態に変形された時の空気圧を直接または間接に検
出し、その時の空気圧に基づいて被検眼の眼圧を測定す
るものであるが、この測定機構自体は本発明と関連が薄
いので、本出願人による出願の特願平3−29415号
(発明の名称 非接触式眼圧計)の記載を援用する。
【0012】<アライメント光学系>図3は実施例の装
置のアライメント光学系を上から見た図である。アライ
メント光学系は観察光学系、レチクル投影光学系、正面
指標投影光学系、正面指標検出光学系、距離視標投影光
学系、及び距離視標検出光学系に分けて説明する。
【0013】(観察光学系)10は観察光学系で、Lは
その光軸を示す。観察光学系の光路上には角膜変形用の
気体を吹き出すノズル11が配置され、その軸と光軸L
とは一致している。光軸L上にはハ−フミラ−12、対
物レンズ13、フィルタ14、ハ−フミラ−15、TV
カメラ16が配置されている。フィルタ14は後述する
正面指標投影光学系の光束の波長を透過し、距離指標投
影光学系の光束の波長を透過しない特性を持ち、TVカ
メラ16及び正面指標検出光学系の検出素子に不必要な
ノイズ光が届くことを防止する。17は近赤外光を出射
する被検眼観察用の照明光源である。照明光源17の点
灯により照明された被検眼Eの前眼部像は、対物レンズ
13によりハ−フミラ−12、フィルタ14、ハ−フミ
ラ−15を介してTVカメラ16の撮像面上に結像し、
TVモニタ6に映し出される。
【0014】(レチクル投影光学系)20はレチクル投
影光学系を示し、レチクル投影光学系20は光源21、
円環状のマ−クが形成されたレチクル板22、及び投影
レンズ23から構成される。光源21に照明されたレチ
クル板22のレチクルは、ハ−フミラ−15を介して投
影レンズ23により、TVカメラ16の撮像素子上に結
像され、TVモニタ6に前眼部像と重なって映し出され
る。
【0015】(正面指標投影光学系)30は正面指標投
影光学系であり、正面指標投影光学系30は照明光源1
7に近い波長の光を発する近赤外線LED等の光源31
及び投影レンズ32からなる。光源31には、照明光源
17の光束が後述する正面指標検出光学系に対するノイ
ズとなるのを防ぐため、所定の周波数で出力に変調がか
けられる。光源31からの光は投影レンズ32により平
行光束とされた後、ハ−フミラ−12で反射し、光軸L
に沿ってノズル11の内側等を通過し角膜Ecに照射さ
れる。この光束は角膜Ecで鏡面反射して、被検眼Eに
光源31の虚像である指標i1 を形成する。指標i1 の
光束は、観察光学系によりTVカメラ16の撮像素子上
に指標i1 の像を形成する。
【0016】(正面指標検出光学系)35は正面指標検
出光学系であり、正面指標検出光学系35は視野絞り3
6、2次元位置検出素子37、及び観察光学系と共用さ
れる対物レンズ13、フィルタ14、ハ−フミラ−15
とからなる。視野絞り36の径は、不用光が検出素子3
7に入射せず、またTVカメラ16上のレチクル像に対
してほぼ適正な位置にある視標i1 の光束が検出素子3
7に入射するように設定されている。2次元位置検出素
子37としてはCCDやPSD等種々のセンサが使用で
きる。また、2次元位置検出素子の代わりに、2分割又
は4分割の分割型光検出素子を使用しても良い。
【0017】角膜Ecで鏡面反射した正面指標の光束
は、ハ−フミラ−15によって正面指標検出光学系35
に導かれ、視野絞り36を通過し、検出素子37によっ
て受光される。検出素子37は、その素子面上に入射し
た指標i1 の光束の2次元位置により、測定軸(観察光
軸L)に対する被検眼の上下左右位置を検出する。
【0018】(距離指標投影光学系) 40は距離指標投影光学系であり、Mはその光軸であ
る。光軸Mは光軸Lに対して傾斜して設けられ、ノズル
11から所定作動距離離れた位置で両光軸は交差する。
光軸Mの光軸Lに対する交差角としては好ましくは20
度〜40度が採用される。光軸M上には光源31と異な
る波長を持つLED等の光源41、投影レンズ42が配
置される。光源41を出射した光は投影レンズ42によ
り平行光束とされ、光軸Mに沿って角膜Ecに照射され
る。角膜Ecで鏡面反射した光束は光源41の虚像であ
る指標i2 を形成する。
【0019】(距離指標検出光学系)50は距離指標検
出光学系であり、Nはその光軸である。光軸Nと光軸M
は光軸Lに対して対称な軸を持ち、光軸Nは光軸Mと光
軸L上で交差する。光軸N上には受光レンズ51、フィ
ルタ52、1次元検出素子53が設けられている。フィ
ルタ52は、距離指標投影光学系40の光源41の波長
の光を透過し、照明光源17及び正面指標投影光学系3
0の光源31の波長の光に対して不透過の特性を持ち、
指標i1 の光や照明光源17の光が1次元検出素子53
上に入射してノイズとなることを防止している。
【0020】指標i2 を形成する光源41の角膜反射光
束は、受光レンズ51によってフィルタ52を介して1
次元検出素子53上に入射する。被検眼が光軸Lの軸方
向(前後方向)に移動すると、受光レンズ51による指
標i2 の像も1次元検出素子53の検出方向に移動す
る。この1次元検出素子53上の指標像の偏位から被検
眼の前後方向の位置が検出される。なお、1次元検出素
子53の前側にその検出方向に母線方向を持つシリンド
リカルレンズを配置してもよい。
【0021】<ジョイスティック機構>ジョイスティッ
ク機構は、ジョイスティックによる前後左右及び軸方向
に移動するための移動機構と、ジョイスティックによる
移動を制限するブレ−キ機構とから構成される。図4は
ジョイスティックによる移動機構を説明するための断面
図である。ジョイスティック4には軸60が挿通してお
り、軸60の下方には球面部61及び球面状の下端部6
2が形成されている。63はジョイスティック旋回のた
めの旋回ノブであり、軸60に固設されている。回転ノ
ブ4aの頂部には手動操作によるトリガ信号を発するた
めの操作ボタン64が配置され、旋回ノブ63にはスイ
ッチ65が固設されており、操作ボタン64が押し下げ
られることによりスイッチ65が作動し、電線66を介
してその信号は装置の制御回路(後述する)に送られ、
測定が開始される。
【0022】本体部3は摺動板68を介して摩擦板69
上を水平方向に移動可能である。摩擦板69は基台1に
貼付けされている。70は摺動板68に埋め込まれた滑
り板、71は本体部3に固設された板である。旋回ノブ
63を旋回することにより球軸受71aを介して軸60
が球面部61の中心を支点に旋回されるため、軸60の
下端が摺動板68を揺動させる。摺動板68と摩擦板6
9の間の摩擦力は、板71と滑り板70の間の摩擦力よ
り大きくなるようにそれぞれの材質が選ばれている。
【0023】また、回転ノブ4aによる測定部5の上下
移動は次のように行われる。回転ノブ4aには複数のス
リットを持つディスク72が固定配置されており、回転
ノブ4aを回すことによりディスク72(図5のa)も
同時に回転する。73は軸60に固定されたLED、7
4はナット75及び足76を介して軸60に固定されて
いる2つのスリットを持ったマスク(図5のb)、77
はナット75を介して軸60に固定されているフォトト
ランジスタである。マスク74を通ったLED73の光
はディスク72の回転により断続的にフォトトランジス
タ77に照射される。LED73とフォトトランジスタ
77はディスク72及びマスク74を挟んで各2個、計
2対配置されており、各対はマスク74のスリット74
a,74bに対応する位置に置かれている。マスク74
の2つのスリット74a,74bは、スリットの各々に
対応するフォトトランジスタ77a,77bの出力波形
が半周期ずれる位置に配置されている。このときのフォ
トトランジスタ77a,77bの出力波形を図6に示
す。この出力波形に基づいて回転ノブ4aの回転方向及
び回転量が不図示の検出回路により検出される。
【0024】回転ノブ4aの回転方向は、設定されたあ
る基準点でのフォトトランジスタ77a(又は77b)
の波形に対するフォトトランジスタ77b(又は77
a)の基準点での出力状態を検知することにより、検出
することができる。図6のように基準点をとった場合、
(イ)のように基準点におけるフォトトランジスタ77
bの出力が最小値のときは正転を示し、(ロ)のように
最大値のときは反転と判断する。
【0025】また、フォトトランジスタ77a(又は7
7b)の出力に基づいて、所定時間内の基準点から基準
点までの周期波形の数をカウントし、回転ノブ4aの回
転量を検出する。不図示の検出回路により検出された回
転量と及び回転方向に対応した電圧によって、制御回路
は測定部5の上下方向駆動系(後述する)を動作させ
る。
【0026】次に、ブレ−キ機構を図7の部分断面図に
基づいて説明する。本体部3の下部には基部80aを介
して移動支基80が固設されている。移動支基80は軸
受81を介して案内管82を回動自在に保持し、案内管
82は軸受83を介し水平シャフト84の軸方向に摺動
可能に保持されている。水平シャフト84の両端には車
輪85が固定されており、この車輪85は基台1の底部
に設けられた案内板86上を前後方向に転動する。これ
により本体部3は前述のジョイスティック4の操作を受
け、前後及び左右方向に移動する。
【0027】90は案内管82に保持されたピエゾアク
チエ−タであり、91は案内管82に固定された支点9
1aを持つブレ−キ板である。ピエゾアクチエ−タ90
に電圧が印加されるとピエゾアクチエ−タ90は伸びて
ブレ−キ板91の上端を押す。ブレ−キ板91は支点9
1aを中心として回転し、てこの原理でブレ−キ板91
の下端は水平シャフト84を押圧する。これにより水平
シャフト84に対する案内管82の移動にブレ−キがか
かり、本体部3の左右方向の動きが抑制され重くなる。
92は水平シャフト84の片方に埋め込まれたソレノイ
ドであり、93はソレノイド92のピンである。94は
基台1に固定された摩擦板である。ソレノイド92の駆
動によりピン93が押し出されると、ピン93が摩擦板
94に当たることにより水平シャフト84の回転が抑制
され、前後移動の動きが重くなる。このブレ−キ機構
は、自動アライメント作動時に制御回路(後述する)の
制御により作動する。
【0028】<左右眼・後方位置検出機構> 図2及び図7において、100は左右眼検出用のマイク
スイッチである。マイクロスイッチ100は取付板1
01を介して本体部3に固定されている。102は基台
1の下部に取り付けられたガイド板であり、基台1の左
右中央を境にして右側方向(図7上)が高くなってい
る。本体部3の左右の移動に伴い、マイクロスイッチ
00がガイド板102上の右側方向にあるときは通電さ
れる。顎台2に固定される被検者の左右中心は、基台1
の左右中心に相応しているため、マイクロスイッチ10
0からの信号により被検者の左右眼が検出される。左右
眼検出機構の信号は、測定眼の左右を判定すると共に、
測定部5を前後左右及び上下する駆動機構を原点位置に
移動するための信号として使用される。
【0029】図2における103は後方(検者手前)端
検出用のマイクロスイッチである。マイクロスイッチ
03は本体部3に保持されている。104は基台1に固
定されたマイクロスイッチガイド板である。マイクロ
イッチ103に対するガイド板104の位置は、本体部
3が前後移動の最後端にきたときマイクロスイッチ10
3の接触子が押し上げられて通電するようになってい
る。マイクロスイッチ103の検出信号は、測定部5の
前後左右及び上下を原点位置に移動する信号として使用
される。また、本実施例では、測定部5を原点位置に移
動する信号として、この他にプリントスイッチの信号や
電源投入信号を使用している。
【0030】<制御系>図8は本発明に係る制御系の要
部を示したブロック図である。2次元位置検出素子3
7,1次元位置検出素子53から出力される信号は、そ
れぞれ検出処理回路110,111にて所定の処理が施
され、制御回路112に入力される。制御回路112は
これらの信号に周知の処理を施し、被検眼Eの適正位置
に対する上下左右方向及び前後方向の偏位(ずれ)量を
得る。113は測定部5を上下方向(Y方向)に移動さ
せるY方向駆動系、114は左右方向(X方向)に移動
させるX方向駆動系、115は前後方向(Z方向)に移
動させるZ方向駆動系である。これらの駆動系はそれぞ
れモ−タ及びモ−タ駆動回路から構成され、制御回路1
12が得た各方向の偏位情報の信号に基づきそれぞれ駆
動する。
【0031】また、制御回路112は左右眼検出用のマ
イクロスイッチ100又は後方端検出用のマイクロスイ
ッチ103からの信号が入力されると、各駆動系113
〜115を作動させて測定部5を原点位置に位置させ
る。測定部5のX,Y方向の原点位置は移動可能範囲の
ほぼ中央位置であり、Z方向の原点位置は最も検者側の
位置である。なお、Y方向の移動範囲は比較的大きく、
またY方向への移動が被検者に危険を及ぼす恐れはない
ので、電源投入時やプリントアウト時だけX,Y,Z方
向の原点位置に戻し、左右眼切換え等ではX,Z方向だ
け原点位置に戻す等の変容を加えることができる。11
6は測定部5のY方向移動限界検出系、117はX方向
移動限界及び左右中央位置検出系、118はZ方向移動
限界検出系である。各検出系は、透過型のセンサ及び遮
光板(あるいはマイクロスイッチ等)から構成される。
【0032】119はアライメントのための図形や文字
等を生成するキャラクタ表示回路であり、120はTV
カメラ16からの映像信号とキャラクタ表示回路119
からの信号を合成する合成回路である。制御回路112
が得た前後方向の偏位情報の信号はキャラクタ表示回路
119に送られ、キャタラクタ表示回路はこの信号に基
づき距離マ−クの図形信号とTVモニタ6上における位
置信号を発生させる。キャラクタ表示回路119からの
信号は合成回路120によりTVカメラ16からの映像
信号と合成され、TVモニタ6に出力される。距離マ−
クは、ノズル11から角膜Ecまでの距離に対応してT
Vモニタ6上のレチクル像131の上下をリアルタイム
で移動する。
【0033】図9はTVモニタ6に映し出される表示画
面を説明する図である。130は被検眼の前眼部像、1
31はレチクル像、132は正面視標像、133は距離
マ−クである。135〜139は自動アライメントによ
る各駆動系の移動が限界に達したときに検者に回避操作
を知らせるための指示マ−クであり、キャラクタ表示回
路119からの信号により作られる。指示マ−ク135
は上方向、136は下方向、137は左方向、138は
右方向、139は後方方向(指示マ−ク139の矢印が
逆の場合は前方方向)に手動操作により移動させるべき
旨を意味している。
【0034】以上のような構成の装置において、その動
作を図10のフロ−チャ−トを利用して説明する。な
お、装置はアライメントモ−ド切換スイッチにより手動
アライメントと自動アライメントが選択できるが、ここ
では自動アライメントが選択された場合について説明す
る。電源が投入されると、XYZ各駆動系113〜11
5を作動させて測定部5を本体部5に対して原点位置に
位置させる。原点位置への移動は、各移動限界検出系1
16〜118で検出されるまで一方向に移動し、検出後
XY各駆動系を所定パルス数だけ逆方向に移動させる
(この移動パルス数を記憶することによって、測定部5
の位置は検知可能であり、次回以降の原点位置への移動
はこの位置情報を使用できる)。
【0035】被検眼を顎台2の所定位置に位置させる。
検者はジョイスティック4の操作により粗いアライメン
トを行う。粗いアライメントは次のようにして行う。照
明光源17の点灯により照明された被検眼Eの前眼部像
は観察光学系を介し、レチクル光学系によるレチクル像
とともにTVカメラ16に受像されTVモニタ6上に映
し出されるようになる。検者はこのTVモニタ6上の前
眼部像130とレチクル像131を観察しながら、ジョ
イスティック4及び回転ノブ4aを操作して、基台1に
対して本体部3を前後左右に、本体部3に対して測定部
5を上下方向に移動して、円環状のレチクル131を前
眼部像の虹彩または瞳孔の中心付近に合わせる。
【0036】指標i1 像がTVモニタ6上に形成される
状態になると、2次元検出素子37は指標i1 を検出で
きるので、上下左右方向で自動アライメントが可能な状
態となる。指標i2 の光束が1次元検出素子53上に入
射する状態になると、前後方向で自動アライメントが可
能な状態となり、TVモニタ6には距離マ−ク133が
表示される。上下左右方向及び前後方向で自動アライメ
ントが可能となると、制御回路112はピエゾアクチエ
−タ90及びソレノイド92を作動させ、本体部3の前
後方向及び左右方向の動きを重くする。なお、ピエゾア
クチエ−タ90及びソレノイド92は、自動アライメン
トが可能な方向ごとに別個に作動させるようにしても良
い。
【0037】このようにして粗いアライメントが完了す
ると、自動アライメントが実行される。自動アライメン
トは、前述のように2次元検出素子37及び1次元検出
素子53からの出力信号により、制御回路112が被検
眼Eが適正位置にあるときの位置に対する上下左右方向
及び前後方向のそれぞれの偏位(ずれ)量を得て、これ
らの偏位情報に基づき、X方向駆動系114、Y方向駆
動系113及びZ方向駆動系115をそれぞれ作動させ
る。各駆動系の作動により測定ユニットが装置本体部3
に対して移動すると、各指標像が2次元検出素子37ま
たは1次元検出素子53上を移動する。制御回路112
は各指標像がそれぞれの所定の許容範囲内に入ったか否
かを判断する。指標像が許容範囲内に入ると、制御回路
112は各駆動系の作動を止め、アライメントが完了す
る。続いて、制御回路112は測定開始信号を発して
定系を動作させ測定を実行する。
【0038】指標像がアライメント完了の許容範囲内に
入らないまま、X,Y,Zの各移動限界検出系116〜
118により移動限界に達したことが検出されると、自
動アライメントのための駆動系が停止される。制御回路
112はTVモニタ6上に移動限界に達した方向の指示
マ−ク135〜139を表示させ、検者に移動方向を報
知する。検者によるアライメントの粗調整により移動限
界が解除されると、自動アライメントが再び作動する。
アライメントの粗調整により所定時間内に移動限界が解
除されないときは、ピエゾアクチエ−タ90、ソレノイ
ド92によるブレ−キを解除する(検者のスイッチ操作
によりブレ−キを解除するようにしてもよい)。検者は
初期状態に戻ろうとするときは、ジョイスティック4を
手前側に戻す。後方端検出用のマイクロスイッチ103
が作動して本体部3が前後移動の最後端にきたことを検
出すると、XYZ各駆動系113〜115(または、Y
駆動系を除く各駆動系でもよい)が作動して測定部5を
本体部3に対して原点位置に位置させる。このように測
定部5を原点位置に位置させることにより、被検眼にノ
ズルが接触する危険を回避すると共に測定部5の移動の
方向性の自由が確保ができる。検者は改めてアライメン
トをやり直す。
【0039】ブレ−キが解除されたが、検者がジョイス
ティックを手前側に戻さないときは、検者はジョイステ
ィック4を操作して測定部5を、2次元検出素子37及
び1次元検出素子53が各視標像を検出する位置まで移
動し、自動アライメントを作動させる。
【0040】このようにしてアライメント及び一回の測
定動作が終了すると、ピエゾアクチエ−タ90、ソレノ
イド92によるブレ−キを解除する。プリントスイッチ
等による測定終了信号の有無を検知し、測定終了信号が
得られると、XYZ各駆動系113〜115により測定
部5を原点位置へ移動する。測定終了信号が得られない
と、マイクロスイッチ100による左右眼切換信号の有
無を検知する。左右眼切換が検知されると、XYZ各駆
動系113〜115(Y駆動系を除く各駆動系でもよ
い)が作動して測定部5を本体部5に対して原点位置に
移動させる。左右眼切換信号が検出されないときは、再
びアライメントを行い測定する。
【0041】以上の実施例は種々の変容が可能であり、
例えばアライメントの許容範囲の程度や測定方法の種類
という各要素によって変容が必要となるものであるが、
これらの変容も本発明と技術思想を同一にする範囲でこ
れに含まれるものである。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ア
ライメントを一層容易かつ円滑にするとともに、しかも
検査部を基準位置に復帰させるようにしたことで、オー
トアライメントが作動したときに被検者の身体に衝突す
る等の危険を小さくしたり、検査部が本体部に対して動
作するストロークを小さくできる。また、被検者の身体
に衝突する等の無用な不安感を取り除き、検査をスムー
ズに行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の装置を検者側から見た正面図である。
【図2】実施例の装置の一部透視図を含む側面図であ
る。
【図3】実施例の装置のアライメント光学系を上から見
た図である。
【図4】ジョイスティックによる移動機構を説明するた
めの断面図である。
【図5】ディスクとマスクの構造を示す図である。
【図6】フォトトランジスタの出力波形を示す図であ
る。
【図7】ブレ−キ機構を説明するための部分断面図であ
る。
【図8】本発明に係る制御系の要部を示したブロック図
である。
【図9】TVモニタ6に映し出される表示画面を説明す
る図である。
【図10】動作を説明するためのフロ−チャ−トを示す
図である。
【符号の説明】
4 ジョイスティック 5 測定部 30 正面指標投影光学系 35 正面指標検出光学系 40 距離指標投影光学系 50 距離指標検出光学系 112 制御回路 113 Y方向駆動系 114 X方向駆動系 115 Z方向駆動系

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検眼を検査するための検査部と本体部
    を持ち、被検眼に対して該検査部を所定の位置関係に
    ライメントする眼科装置において、検者の操作により
    記検査部を前記本体部とともに被検眼に対して移動して
    アライメントする第1移動手段と、被検眼にアライメン
    ト用指標を形成する指標形成手段と、該アライメント用
    指標を検出する指標検出手段と、被検眼が前記検査部に
    対して所定の範囲内にあるか否かを判定する判定手段
    と、前記検査部を本体部に対して移動する第2移動手段
    と、前記判定手段により所定の範囲内にあるときは前記
    第2移動手段を駆動させてアライメントを行いアライメ
    ントが完了したときは検査部を動作させる制御手段と、
    復帰信号に応答して前記第2移動手段を駆動させ前記検
    査部を前記本体部の基準位置復帰させる復帰制御手段
    を備えたことを特徴とする眼科装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の眼科装置は、さらに、被検眼
    の左右を検出する左右眼検出手段とを備え、前記復帰信
    号は該左右眼検出手段によ左右切換信号に基づいて与
    えられることを特徴とする眼科装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の眼科装置は、さらに被検眼の
    測定が完了したことを検知する測定完了検知手段とを備
    え、前記復帰信号は該測定完了検知手段による検知信号
    に基づいて与えられることを特徴とする眼科装置。
  4. 【請求項4】 請求項1の眼科装置は、さらに前記制御
    手段によるアライメントを停止させ、被検眼とのアライ
    メントのやり直し信号を入力するやり直し信号入力手段
    を備え、前記復帰信号は該やり直し信号入力手段による
    信号に基づいて与えられることを特徴とする眼科装置。
  5. 【請求項5】 請求項4の眼科装置において、前記やり
    直し信号入力手段は前記第1移動手段によって検者側に
    移動することを検出する検出手段であることを特徴とす
    る眼科装置。
  6. 【請求項6】 被検眼を検査するための検査部と本体部
    を持ち、被検眼に対して該検査部を所定の位置関係に
    ライメントする眼科装置において、検者の操作により前
    記検査部を前記本体部とともに被検眼に対して移動する
    第1移動手段と、被検眼にアライメント用指標を形成す
    る指標形成手段と、該アライメント用指標を検出する指
    標検出手段と、前記検査部を本体部に対して移動する
    移動手段と、前記指標検出手段の検出結果に基づいて
    該第2移動手段を駆動させてアライメントを行いアライ
    メントが完了したときは検査部を動作させる制御手段
    と、復帰信号に応答して前記第2移動手段を駆動させ前
    記検査部を前記本体部の基準位置復帰させる復帰制御
    手段とを備えたことを特徴とする眼科装置。
  7. 【請求項7】 被検眼を検査するための検査部を持ち、
    被検眼に対して該検査部を所定の位置関係にアライメン
    トする眼科装置において、被検眼にアライメント用指標
    を形成する指標形成手段と、該アライメント用指標を検
    出する指標検出手段と、前記検査部を被検眼に対して移
    動する移動手段と、該移動手段を前記指標検出手段の結
    果に基づいて駆動させアライメントを行いアライメント
    が完了したときは検査部を動作させる制御手段と、被検
    眼の左右を検出する左右眼検出手段と、被検眼の測定が
    完了したことを検知する測定完了検知手段と、測定が完
    了した信号に基づいて復帰信号を発生させ前記移動手段
    を駆動させ前記検査部を前記本体部の基準位置に復帰さ
    せる復帰制御手段と、を備えたことを特徴とする眼科装
    置。
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