JP3676053B2 - 眼科装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、被検眼に対して装置を所定の位置関係に位置合わせする眼科装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
他覚式眼屈折力測定装置、角膜形状測定装置、非接触式眼圧計等の眼科装置では、装置の前に被検者を座らせて顔面部を固定し、装置を挟んで対面する検者が被検眼の前眼部像等を観察しながらジョイスティック等を操作して、被検眼と装置とのアライメントを行うのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、検者が装置を挟んで被検者と常に対面していると、被検者の様子が把握しづらかったり、開眼が十分でない被検者の瞼開きや頭部の支え等の介添えが行い難いという問題があった。また、装置の設置場所も検者が被検者と対面する場所を確保しなければならず、レイアウトの自由度が少ないという欠点があった。これらの対策として、装置本体に対してジョイスティック等を持つ操作部を分離することも考えられるが、単に分離しただけではモニタの表示する前眼部像やアライメントのための情報画像等と被検者に対する検者の相対的な位置によるジョイスティックの操作方向とが必ずしも一致せず、的確なアライメント操作がしづらいという問題があった。
【0004】
本発明は上記問題点に鑑み、被検者に対する検者の位置関係が変更可能で、アライメントの操作性を向上することができる眼科装置を提供することを技術課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とする。
【0006】
(1) 被検眼に対して検眼部を三次元的(以下、被検眼に対して検眼部が移動する方向に関して、左右眼方向をX方向、作動距離方向をZ方向、高さ方向をY方向とします)にアライメントして検眼を行う眼科装置において、被検眼の角膜に向けて指標を投影し、投影された指標の角膜反射像を検出してアライメント情報を得るアライメント情報取得手段と、操作者が被検者の右側面に位置するときは右側面から見た被検眼のモデル像とアライメントの基準となるマークとをZY方向の前記アライメント情報に基づいて移動表示し、操作者が被検者の左側面に位置するときは左側面から見た被検眼のモデル像とアライメントの基準となるマークとをZY方向の前記アライメント情報に基づいて移動表示する表示制御手段を含む、アライメント情報をディスプレイに表示する表示手段と、操作者から見て左右方向( XL − XR )及び前後方向( ZF − ZB )に傾倒させ、操作方向及び移動量を入力するジョイスティックを有し、操作者が被検者の右側面に位置する場合は、ジョイスティックを左方向( XL )に傾倒させたときに検眼部を被検眼に接近するように移動させ、ジョイスティックを前( ZF )傾させたときに検眼部を被検眼に対して左方に移動させ、操作者が被検者の左側面に位置する場合は、ジョイスティックを右方向( XR )に傾倒させたときに検眼部を被検眼に接近するように移動させ、ジョイスティックを前( ZR )傾させたときに検眼部を被検眼に対して左方に移動させる移動情報を電気信号として入力する入力手段であって、装置本体とはケーブルにより接続され自在に移動可能であり、前記ディスプレイが付属されている操作手段と、該操作手段による操作信号に基づいて検眼部を三次元方向に電気的に駆動する駆動手段と、を備えることを特徴とする。
【0014】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0015】
[外観構成]
図1は実施例である非接触式眼圧計の外観略図を示したものである。非接触式眼圧計は測定ユニット1、操作・表示ユニット10に分離されている。
【0016】
測定ユニット1はベース部2、本体部3、測定部4、顎載せ台5、額当て6等から構成される。本体部3は被検者が検者と対面したときのベース部2に対して、左右方向(以下X方向という)及び前後方向(以下Z方向という)に水平移動が可能である。また、測定系、光学系(後述する)等を収納する測定部4は、本体部3に対して上下方向(以下Y方向という)に移動が可能である。これらの移動は、操作・表示ユニット10に備えられているジョイスティック12の操作によって行われる(詳しくは後述する)。顎載せ台5及び額当て6はベース部2に固設され、ノブ7を回転させることによって顎載せ台5を上下に移動させることができる。8は圧縮気体を被検眼に向けて噴出するためのノズルが配置されたノズル部である。
【0017】
操作・表示ユニット10はケーブル9によって測定ユニット1に接続されており、液晶等のモニタ11、ジョイスティック12、視点選択スイッチ13、その他のスイッチ群14等から構成される。モニタ11は観察光学系(後述する)による被検眼の前眼部像やアライメントのための情報画像を表示したり、設定した測定条件や測定値等の情報を表示する。視点選択スイッチ13は、図2に示すように、測定ユニット1に向かう被検者に対して、被検者の対面である位置A、被検者の左側面である位置B、被検者の右側面である位置C、被検者の横並びである位置Dに、操作・表示ユニット10を置いたときの検者の視点を選択できるようになっている。例えば、視点選択スイッチ13には、図2に示した操作・表示ユニット10の各配置に対応するように、図3のような選択ボタンA´〜D´が設けられている。
【0018】
次に、実施例の装置の主要な各部の構成を説明する。
【0019】
[ジョイスティック機構]
図4はジョイスティック12による本体部3のX方向及びZ方向移動機構を示す図であり、図5は測定部4のY方向移動機構を示す図である。
【0020】
ジョイスティック12には軸20が挿通しており、軸20の下方には球面部21及び下端部22が形成されている。23はジョイスティック旋回のための旋回ノブであり、軸20に固定されている。24は測定部4を本体部3に対してY方向に移動するための回転ノブである。旋回ノブ23には手動操作によるトリガ信号を発するためのスイッチ26が固設されており、回転ノブ24の頂部に配置されている操作ボタン25が押し下げられることによりスイッチ26が作動し、トリガ信号が電線27を介して装置の制御回路(後述する)に送られて測定が開始される。
【0021】
軸20は、球軸受28、及び円弧状に屈曲され直交している2つの案内部材30a,30bに形成されたそれぞれのスリット31a,31bを挿通し、球面部21が球軸受28によって、また下端部22がスリット31a及び31bによってそれぞれ支持されている。案内部材30a,30bは、軸29及び複数のスリットを持つディスク32a(図6(a)参照),32b(32aと同構造)の回転軸33a,33bによって、回転可能に保持されている。また、34a及び34bはLED、35a(図6(b)参照)及び35b(35aと同構造)は2つのスリットを持つマスク、37a及び37bはフォトトランジスタであり、固定部材38等によって固定配置されている。
【0022】
マスク35aを通ったLED34aの光はディスク32aの回転により断続的にフォトトランジスタ37aに照射され、マスク35bを通ったLED34bの光はディスク32bの回転により断続的にフォトトランジスタ37bに照射される。LED34aとフォトトランジスタ37aはディスク32a及びマスク35aを挟んで各2個、計2対配置されており、各対はマスク35aの2つのスリット36a−1,36a−2に対応する位置に置かれている。マスク35aの2つのスリット36a−1,36a−2は、スリットの各々に対応するフォトトランジスタ37a−1,37a−2の出力波形が半周期ずれる位置に配置されている。このときのフォトトランジスタ37a−1,37a−2の出力波形を図7に示す。この出力波形に基づいて、案内部材30aの回転方向及び回転量が検出回路(後述する)により検出される。また、案内部材30bの回転方向及び回転量も、LED34b、マスク35b、フォトトランジスタ37b等を利用した同様の方法で検出される(LED34bとフォトトランジスタ37bもディスク32b及びマスク35bを挟んで各2個、計2対配置されており、各対はマスク35bの2つのスリット36b−1,36b−2に対応する位置に置かれている)。
【0023】
図7に示すように、設定されたある基準点でのフォトトランジスタ37a−1(または37a−2)の波形に対するフォトトランジスタ37a−2(または37a−1)の基準点での出力状態を検知することにより、案内部材30aの回転方向が検出できる。図7のように基準点をとった場合、(イ)のように基準点におけるフォトトランジスタ37a−2の出力が最小値のときは正転と判断し、(ロ)のように最大値のときは反転と判断する。また、フォトトランジスタ37a−1(または37a−2)の出力に基づいて、所定時間内のある基準点から別の基準点までの周期波形の数をカウントすることにより、案内部材30aの回転量を検出できる。同様に、フォトトランジスタ37b−1及び37b−2によって、案内部材30bの回転方向及び回転量も検出できる。
【0024】
ジョイスティック12を本体部3の移動すべき方向に傾倒すると、軸20に形成された下端部22は球面部21を支点として移動し、案内部材30a,30bを回転させ、さらに、回転軸33a,33bを介してディスク32a,32bを回転させる。ディスク32a,32bの回転によって、LED34a,34bの発した光はフォトトランジスタ37a,37bに受光される。検出回路はフォトトランジスタ37a,37bの出力波形に基づいて案内部材30a,30bの回転方向及び回転量を検出し、回転方向及び回転量に対応した検出信号を後述する制御回路100に入力する。制御回路100は入力された検出信号を検者の視点を設定する視点選択スイッチ13の信号に対応する方向に変換し、X方向駆動系、Z方向駆動系(後述する)を動作させて本体部3をベース部2に対してX方向、Z方向に移動する。
【0025】
また、回転ノブ24の回転方向及び回転量は、複数のスリットを持ち、回転ノブ24に固定配置され、回転ノブ24を回すことによって同時に回転するディスク40(32aと同構造)、軸20に固定されたLED41、ナット42及び足43を介して軸20に固定され、2つのスリット44a及び44bを持つマスク45(35aと同構造)、ナット42を介して軸20に固定されているフォトトランジスタ46等の構成によって、前述した案内部材30a及び30bと同様の方法で検出される。
【0026】
回転ノブ24を所定の方向(例えば、上移動は時計回り、下移動は反時計回り)に回転させると、ディスク40が回転し、ディスク40の回転によってLED41の発した光はフォトトランジスタ46に受光される。検出回路(後述する)はフォトトランジスタ46の出力波形に基づいて回転ノブ24の回転方向及び回転量を検出し、回転方向及び回転量に対応した検出信号を後述する制御回路100に入力する。制御回路100は入力された検出信号に基づいて、Y方向駆動系(後述する)を動作させて、測定部4を本体部3に対してY方向に移動する。
【0027】
[アライメント光学系]
図8は実施例の装置のアライメント光学系を上から見た図である。アライメント光学系は観察光学系、レチクル投影光学系、正面指標投影光学系、正面指標検出光学系、距離指標投影光学系、及び距離指標検出光学系に分けて説明する。
【0028】
<観察光学系> 50は観察光学系である。観察光学系50の光路上には角膜変形用の気体を噴射するノズル51が配置され、その軸と観察光学系50の光軸Lとは一致している。被検眼Eの前眼部は近赤外光を出射する被検眼観察用の照明光源52の点灯によって照明され、前眼部像は対物レンズ54によりハーフミラー53、フィルタ55、及びハーフミラー56を介してTVカメラ57の撮像素子上に結像され、モニタ11にその正面観察像が映し出される。フィルタ55は照明光源52及び正面指標投影光学系(後述する)による光束の波長を透過し、距離指標投影光学系(後述する)による光束の波長を透過しない特性を持ち、TVカメラ57及び正面指標検出光学系(後述する)の検出素子に不必要なノイズ光が届くことを防止している。
【0029】
<レチクル投影光学系> 60はレチクル投影光学系である。円環状のレチクルマークが形成されたレチクル板62は光源61によって照明され、レチクル像は投影レンズ63によりハーフミラー56を介してTVカメラ57の撮像素子上に結像され、モニタ11に前眼部像と重なって映し出される。なお、レチクル像は電気的に生成してモニタ11に映し出してもよい。
【0030】
<正面指標投影光学系> 70は正面指標投影光学系である。照明光源52に近い波長の光を発する近赤外LED等の光源71からの光は、投影レンズ72により平行光束とされた後、ハーフミラー53によって反射され、光軸Lに沿ってノズル51の内側等を通過して角膜Ecに照射される。この光束は角膜Ecで鏡面反射して、被検眼Eに光源71の虚像である指標i1を形成する。指標i1は観察光学系によりTVカメラ57の撮像素子上に結像され、モニタ11に映し出される。光源71には照明光源52による光束が正面指標検出光学系に対するノイズとなるのを防ぐため、所定の周波数で出力に変調がかけられる。
【0031】
<正面指標検出光学系> 75は正面指標検出光学系である。角膜Ecで鏡面反射した指標i1の光束は、ハーフミラー56によって反射され、視野絞り76を通過し、2次元位置検出素子77によって受光される。2次元位置検出素子77はその素子面上に入射した指標i1の光束の2次元位置により、測定軸(観察光軸L)に対する被検眼Eの左右,上下位置を検出する。視野絞り76の径は、不用光が2次元位置検出素子77に入射せず、また、TVカメラ57上のレチクル像に対して所定の範囲の位置にある指標i1の光束が2次元位置検出素子77に入射するように設定されている。2次元位置検出素子77としてはCCDやPSD等の種々のセンサが使用できる。
【0032】
<距離指標投影光学系> 80は距離指標投影光学系である。距離指標投影光学系80の光軸Mは光軸Lに対して傾斜して設けられ、ノズル51から所定作動距離だけ離れた位置で両光軸は交差している。光軸Mの光軸Lに対する交差角としては、好ましくは20度〜40度が採用されている。光源71とは異なる波長の光を発するLED等の光源81からの光は、投影レンズ82により平行光束とされた後、光軸Mに沿って角膜Ecに照射される。この光束は角膜Ecで鏡面反射して、被検眼Eに光源81の虚像である指標i2を形成する。
【0033】
<距離指標検出光学系> 85は距離指標検出光学系である。距離指標検出光学系85の光軸Nと光軸Mとは光軸Lに対して対称であり、光軸Nは光軸Mと光軸L上で交差している。角膜Ecで鏡面反射した指標i2の光束は、受光レンズ86によりフィルタ87を介して1次元位置検出素子88によって受光される。被検眼Eが光軸Lの軸方向(前後方向)に移動すると、受光レンズ86による指標i2の像も1次元位置検出素子88の検出方向に移動する。この1次元位置検出素子88上の指標i2の像の偏位から、被検眼Eの前後方向の位置が検出される。なお、フィルタ87は距離指標投影光学系80の光源81による光束の波長を透過し、照明光源52及び正面指標投影光学系70の光源71による光束の波長を透過しない特性を持ち、1次元位置検出素子88に不必要なノイズ光が届くことを防止している。また、1次元位置検出素子88の前側に、その検出方向に母線方向を持つシリンドリカルレンズを配置してもよい。
【0034】
[制御系]
図9は実施例の装置の制御系の要部を示すブロック図である。2次元位置検出素子77、1次元位置検出素子88から出力される位置信号は、それぞれ検出回路101,102にて所定の処理が施され、制御回路100に入力される。制御回路100はこれらの位置信号に周知の処理を施して、被検眼Eの適正位置に対する測定部4の左右,上下,前後(X,Y,Z)方向の偏位情報=ズレ情報(偏位方向及び偏位量)を得、アライメント情報画像生成回路110に制御信号を送る。また、制御回路100は視点選択スイッチ13のボタンA´〜D´によって入力された信号から、選択された検者の視点方向の情報を得、アライメント情報生成回路110及び画像合成回路111に制御信号を送る。アライメント情報生成回路110はX,Y,Z方向の偏位情報や視点選択スイッチ13のスイッチ信号に基づいて、アライメントのための図形や文字等を生成する。
【0035】
また、制御回路100には前述したジョイスティック機構のフォトトランジスタ37a,37bのからの出力波形を検出する検出回路103、フォトトランジスタ46からの出力波形を検出する検出回路104、本体部3をベース部2に対してX方向に移動させるX方向駆動系130、測定部4を本体部3に対してY方向に移動させるY方向駆動系131、本体部3をベース部2に対してZ方向に移動させるZ方向駆動系132、及び測定系140が接続されている。各駆動系130〜131は、それぞれモータ及びモータ駆動回路から構成されている。なお、本実施例である非接触式眼圧計の測定系140は、被検眼角膜に圧縮した気体を噴射して所定の形状に変形させ、そのときの気体圧を直接または間接的に検出し、検出した気体圧に基づいて被検眼の眼圧を測定するが、この測定機構自体については本発明とは関係が薄いので、その詳しい説明は省略する。詳しくは本出願人による出願の特開平4−297226号(発明の名称「非接触式眼圧計」)を参照されたい。
【0036】
以上のような構成の装置において、その動作を説明する。なお、装置はスイッチ群14のアライメントモード切換スイッチにより手動アライメントと自動アライメントのいずれかを選択できるが、ここでは手動アライメントが選択された場合を中心に説明する。
【0037】
検者は被検者の顔面部を顎載せ台5及び額当て6等を使って固定し、ノブ7を回転して被検眼Eを所定の位置に位置させる。また、検者は被検者の瞼開きや頭部の支え等の介添えの必要性、装置の設置スペース、使い勝手等を考えて、図2に示したように、操作・表示ユニット10を被検者(または測定ユニット1)に対して所望する位置に配置し、自分の位置する場所(位置A〜D)に対応する視点選択スイッチ13のボタンA´〜D´のいずれかを押して選択する。
【0038】
以下、検者が図2の位置A〜Dに位置するときのそれぞれのアライメント動作を、図10、図11に基づいて説明する。図10はモニタ11に表示されるそれぞれの表示画面例を示す図である。図11は検者が操作・表示ユニット10に向き合ったときの、ジョイスティック12の傾倒方向と本体部3(すなわち測定部4)がベース部2に対して移動する方向との関係を示す図である。ジョイスティック12の傾倒方向を、検者から見て左側をXL、右側をXR、検者側をZF、検者の反対側をZBとし、本体部3の移動方向を、被検者から見て左側をX0、右側をX1、被検者側をZ0、被検者の反対側をZ1として説明する。
【0039】
(イ)位置Aの場合
検者はボタンA´を押して視点位置を入力する。照明光源52の点灯により照明された被検眼Eの前眼部正面観察像は、観察光学系50を介し、レチクル光学系60によるレチクル像とともにTVカメラに57に受像されてモニタ11上に映し出される。測定ユニット1を挟んで被検者に対面するときは、被検者の様子を観察しづらいので、検者は図10(a)のようなモニタ11上の前眼部正面観察像120とレチクル像121を観察しながら、ジョイスティック12を傾倒してベース部2に対して本体部3をX,Z方向に移動させ、また、回転ノブ24を回転して本体部3に対して測定部4をY方向に移動させ、前眼部正面観察像120のピントを合わせながらレチクル像121を前眼部正面観察像120の虹彩または瞳孔の中心付近に合わせる。この場合、ジョイスティック12をXL方向に傾倒させるとX1方向に、XR方向に傾倒させるとX0方向に、ZF方向に傾倒させるとZ1方向に、ZB方向に傾倒させるとZ0方向に、それぞれ本体部3が移動するように駆動制御される。
【0040】
正面指標i1の像122がモニタ11上に形成される状態になったら、さらにピントを合わせながらレチクル像121内に正面指標像122が入るように、ジョイスティック12をXLまたはXR方向に傾倒して本体部3をX方向に移動させ、回転ノブ24を回転して測定部4をY方向に移動させて、X,Y方向のアライメントを行う。距離指標i2の像が1次元位置検出素子88上に入射する状態になると、モニタ11上には距離マーク123が表示されるので、検者は距離マーク123が正面指標像122に重なるようにジョイスティック12をZFまたはZB方向に傾倒して本体部3をZ方向に移動させ、Z方向のアライメントを行う。
【0041】
(ロ)位置Bの場合
検者はボタンB´を押す。検者が測定ユニット1の側面に位置するときは、被検者の様子が観察でき、被検者の瞼開き等の介添えが行いやすくなる。このときには測定部4の被検者に対向する側のノズル部8と被検眼Eとの位置関係が把握しやすいので、被検眼Eと測定部4との位置関係を見ながら、また、モニタ11上に映し出された、TVカメラ57に撮像される正面画像である表示画面126を参考にしながら、ジョイスティック12を傾倒してベース部2に対して本体部3をX,Z方向に移動させ、また、回転ノブ24を回転して本体部3に対して測定部4をY方向に移動させ、ピントを合わせながらレチクル像121内に正面指標像122が入るようにアライメントを行う。この場合、ジョイスティック12をXL方向に傾倒させるとZ1方向に、XR方向に傾倒させるとZ0方向に、ZF方向に傾倒させるとX0方向に、ZB方向に傾倒させるとX1方向に、それぞれ本体部3が移動するように駆動制御される。
【0042】
距離指標i2の像が1次元位置検出素子88上に入射する状態になると、図10(b)に示すように、モニタ11上には表示画面126に加えて、Y方向とZ方向のアライメントの基準とする十字マーク124と、被検眼を左側面から見た形を示すモデル像125b及び角膜中心を示すマーク125sとが表示される。モデル像125b(後述する125c,125dも含む)及びマーク125sは2次元位置検出素子77、1次元位置検出素子88からの偏位情報に基づいて、アライメント情報画像生成回路110により生成される(さらに、X方向のアライメントのためのマーク127a,127bを表示するようにしてもよい)。検者は十字マーク124の中心にマーク125sが位置するように、ジョイスティック12をXLまたはXR方向に傾倒して本体部3をZ方向に移動させ、回転ノブ24を回転して測定部4をY方向に移動させて、Z,Y方向のアライメントを行う。また、ジョイスティック12をZFまたはZB方向に傾倒して本体部3をX方向に移動させ、X方向のアライメントを行う(X方向のアライメントのためのマーク127a,127bを表示する場合は、基準マーク127aの間にマーク127bが位置するように、本体部3をX方向に移動させる)。また、その後にレチクル像121内に正面指標像122がきちんと入っているかを表示画面126で見て、X,Y方向のアライメント状態を再度確認してもよい。
【0043】
(ハ)位置Cの場合
検者はボタンC´を押す。位置Bの場合と同様に、被検眼Eと測定部4との位置関係を見ながら、また、モニタ11上の表示画面126を参考にしながらジョイスティック12を操作してアライメントを行う。この場合、ジョイスティック12をXL方向に傾倒させるとZ0方向に、XR方向に傾倒させるとZ1方向に、ZF方向に傾倒させるとX1方向に、ZB方向に傾倒させるとX0方向に、それぞれ本体部3が移動するように駆動制御される。
【0044】
また、指標i2の像が1次元位置検出素子88に上に入射する状態になると、図10(c)に示すように、モニタ11上には(ロ)の場合と同様に表示画面126に加えて、十字マーク124と、被検眼を右側面から見た形を示すモデル像125c及び角膜中心を示すマーク125sが表示される。検者は十字マーク124の中心にマーク125sが位置するように、ジョイスティック12をXLまたはXR方向に傾倒して本体部3をZ方向に移動させ、回転ノブ24を回転して測定部4をY方向に移動させて、Z,Y方向のアライメントを行う。また、ジョイスティック12をZFまたはZB方向に傾倒して本体部3をX方向に移動させ、X方向のアライメントを行う。
【0045】
(ニ)位置Dの場合
検者はボタンD´を押す。被検眼Eと測定部4との位置関係を見ながら、また、モニタ11上の表示画面126を参考にしながらジョイスティック12を操作してアライメントを行う。この場合、ジョイスティック12をXL方向に傾倒させるとX0方向に、XR方向に傾倒させるとX1方向に、ZF方向に傾倒させるとZ0方向に、ZB方向に傾倒させるとZ1方向に、それぞれ本体部3が移動するように駆動制御される。
【0046】
正面指標i1の像122が2次元位置検出素子77上に入射する状態になると、図10(d)に示すように、モニタ11上には表示画面126に加えて、十字マーク124と、被検眼を後ろ側から見たときの形を示すモデル像125d及び角膜中心を示すマーク125sが表示される。検者は十字マーク124の中心に125sが重なるように、さらにジョイスティック12をXLまたはXR方向に傾倒して本体部3をX方向に移動させ、回転ノブ24を回転して測定部4をY方向に移動させて、X,Y方向のアライメントを行う。
【0047】
表示画面126によって前眼部正面観察像120及び正面指標像122のピントを合わせ、距離指標i2の像が1次元位置検出素子88上に入射する状態になると、表示画面126には距離マーク123が表示される。検者は距離マーク123が正面指標像122に重なるように、ジョイスティック12をZFまたはZB方向に傾倒させて本体部3をZ方向に移動させ,Z方向のアライメントを行う(さらに、Z方向のアライメントのためのマーク128a,128bを表示し、基準マーク128aの間にマーク128bが位置するように、本体部3をZ方向に移動させるようにしてもよい)。なお、ボタンD´を押した場合、表示画面126に表示される前眼部正面観察像120は、TVカメラに57に受像される画像を左右反転させて表示するようにすれば、検者の視点と測定部4の移動方向の対応がさらに分かりやすくなる。
【0048】
以上のように位置A〜Dのいずれのアライメントにおいても、2次元位置検出素子77及び1次元位置検出素子88に検出される指標像がそれぞれ所定の許容範囲に入ると、制御部100は測定を開始するための信号を自動的に発生させて測定系140による測定動作を実行する(検者が表示画面によりアライメント状態を判断し、ジョイスティック12の操作ボタン25を押すことにより、測定開始のための信号を発生させることもできる)。
【0049】
自動アライメントのモードが選択された場合、制御回路100は2次元位置検出素子77及び1次元位置検出素子88により検出される指標像の偏位情報に基づき、X方向駆動系130、Y方向駆動系131、及びZ方向駆動系132を制御する。この場合も、各検出素子が指標像を検出できるまでのアライメントはジョイスティック12等を操作して行う必要があるが、検者は操作・表示ユニット10を所望の位置に配置し、視点選択スイッチ13によりその位置を入力する。これにより、検者の視点位置に対応するようにジョイスティック12の操作で本体部3を移動することができる。
【0050】
なお、上記実施例の装置は測定ユニット1と操作・表示ユニット10が分離され、ケーブル9によって接続されたタイプであったが、図12(a)に示すように測定ユニット1に設けられた回転部15に操作・表示ユニット10を固定して一体化し、操作・表示ユニット10を回転して測定ユニット1と操作・表示ユニット10の相対位置が変わるようにしてもよい。この場合には、回転部15の回転した角度の範囲を検出する検出手段を設け、その検出結果に基づいて図12(b)に示す検者の視点位置A´´〜D´´が設定されるようにすれば、視点選択スイッチ13を省くことができる。
【0051】
また、上記実施例の装置は視点選択スイッチ13によって設定された位置関係にしたがって、ジョイスティックの操作方向と被検眼Eに対する本体部3の移動方向が対応するように駆動制御されているが、図13(a)に示すようにモニタ11のみを検者側へ向けることにより、そのような駆動制御を省くことができる。この場合、位置BまたはCのように被検者の側面に位置するときは、図13(b)に示すようにモニタ11のみを横に向ける。また、位置Dのように被検者の横並びに位置するときは、図13(c)に示すように操作・表示ユニット10を表示部10aと操作部10bとに分離し、操作部10bを移動し接合して、表示部10aを操作の邪魔にならないように検者側へ向ける。
【0052】
またさらに、上記実施例ではジョイスティックにより装置の移動方向及び移動量を入力したが、ジョイスティックの代りにマウス、ボタン等を用いて入力することもできる。また、視点選択スイッチ13は測定ユニット1側に設けてもよいし、4つのボタン(ボタンA´〜D´)ではなく1つのボタンを使い、ボタンを押すごとに視点が順番に切り替わって行くようにしてもよい。
【0053】
以上のように、実施例は種々の変容が可能であり、例えばアライメントの許容範囲の程度や測定方法の種類といった各要素によっても変容が必要となるものであるが、これらの変容も本技術と技術思想を同一にする範囲でこれに含まれるものである。
【0054】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、被検者に対する検者の位置関係が変更可能で、検者の視点位置に応じたアライメントの操作性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例である非接触式眼圧計の外観略図である。
【図2】検者及び操作・表示ユニットの配置を示す図である。
【図3】視点を選択する視点選択スイッチを示す図である。
【図4】ジョイスティックによるX方向及びZ方向移動機構を示す図である。
【図5】ジョイスティックによるY方向移動機構を示す図である。
【図6】ジョイスティックのディスクとマスクの構造を示す図である。
【図7】フォトトランジスタの出力波形を示す図である。
【図8】実施例の装置のアライメント光学系を上から見た図である。
【図9】実施例の装置の制御系の要部を示したブロック図である。
【図10】モニタに表示される表示画面を示す図である。
【図11】ジョイスティックの傾倒方向と装置の移動方向との関係を示す図である。
【図12】実施例の装置の一変容例を示す図である。
【図13】実施例の装置の一変容例を示す図である。
【符号の説明】
1 測定ユニット
10 操作・表示ユニット
12 ジョイスティック
13 視点選択スイッチ
32、40 ディスク
34、41 LED
35、45 マスク
37、46 フォトトランジスタ
77 2次元位置検出素子
88 1次元位置検出素子
124 アライメント用十字マーク
Claims (1)
- 被検眼に対して検眼部を三次元的(以下、被検眼に対して検眼部が移動する方向に関して、左右眼方向をX方向、作動距離方向をZ方向、高さ方向をY方向とします)にアライメントして検眼を行う眼科装置において、被検眼の角膜に向けて指標を投影し、投影された指標の角膜反射像を検出してアライメント情報を得るアライメント情報取得手段と、操作者が被検者の右側面に位置するときは右側面から見た被検眼のモデル像とアライメントの基準となるマークとをZY方向の前記アライメント情報に基づいて移動表示し、操作者が被検者の左側面に位置するときは左側面から見た被検眼のモデル像とアライメントの基準となるマークとをZY方向の前記アライメント情報に基づいて移動表示する表示制御手段を含む、アライメント情報をディスプレイに表示する表示手段と、操作者から見て左右方向( XL − XR )及び前後方向( ZF − ZB )に傾倒させ、操作方向及び移動量を入力するジョイスティックを有し、操作者が被検者の右側面に位置する場合は、ジョイスティックを左方向( XL )に傾倒させたときに検眼部を被検眼に接近するように移動させ、ジョイスティックを前( ZF )傾させたときに検眼部を被検眼に対して左方に移動させ、操作者が被検者の左側面に位置する場合は、ジョイスティックを右方向( XR )に傾倒させたときに検眼部を被検眼に接近するように移動させ、ジョイスティックを前( ZR )傾させたときに検眼部を被検眼に対して左方に移動させる移動情報を電気信号として入力する入力手段であって、装置本体とはケーブルにより接続され自在に移動可能であり、前記ディスプレイが付属されている操作手段と、該操作手段による操作信号に基づいて検眼部を三次元方向に電気的に駆動する駆動手段と、を備えることを特徴とする眼科装置。
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