JP3501527B2 - 眼科装置 - Google Patents
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Description
使用される眼科装置に関するものである。
は眼圧計などの眼科装置においては、検眼部とその検眼
部を操作する操作部とは一体になっており、検者と被検
者とが対面して検眼しているものが多かった。
一部においては、検眼部とその検眼部を操作する操作部
とは分離されているものもあった。
た従来の眼底カメラ、眼屈折測定計あるいは眼圧計など
の眼科装置においては、検眼部とその検眼部を操作する
操作部とが一体になっており、ほとんどのものが、検者
と被検者とが対面して検眼している。このために、検者
と被検者の距離が遠いため、検者が被検者に対して瞼上
しにくく、検者が被検者の様子を知ることも難しいとい
う難点があった。また、操作部は検眼部と一体になって
いるために、多くの検者がその眼科装置を使用するにも
関わらず、各々の検者の使いやすさを無視して、操作部
を操作する各々の検者の自由度が少なく、検者のいる位
置がほぼ決まってしまっているという難点もあった。こ
のため、より多くの検者の各々に対して、使いやすい操
作性ではなかった。
一部においては、上述のごとく検眼部とその検眼部を操
作する操作部とは分離されている。しかし、その分離し
ている操作部には、設定値を表示する数値表示手段はあ
るが、被検眼の前眼部などの映像を映した映像表示手段
がなかった。従ってその操作部だけでは、被検者ないし
検眼部を見ながらのアライメント等の操作を行えず、ア
ライメント等の操作は検眼部側で行わなければならなか
った。また、操作部において被検眼を観察することがで
きないために、非能率的であるという問題もあった。
者、各々に対しての使いやすさの向上のために検眼部と
操作部を分離し、かつ操作部において被検眼を見ながら
操作部で所定の操作が違和感なくできるようにした眼科
装置を提供することを第1の目的とする。
が自ら延ばすことができ、経済的な負担を低く抑えられ
るようにした眼科装置を提供することを他の目的とす
る。
を処理や加工できるようにした眼科装置を提供すること
を他の目的とする。
行う検眼手段、該検眼手段を移動させるための駆動手
段、及び被検眼前眼部の映像を取り込む為のテレビカメ
ラと、を備えた本体部と、該本体部とは実質的な分離構
成とされており且つ前記被検眼前眼部の映像表示用の表
示手段と前記被検眼と検眼手段の位置合わせを行うため
の操作手段を有し、該操作手段に対して前記表示手段が
実質的に固定配置または相対移動を制限する機構を介し
て結合されて設けられている分離ユニットと、前記本体
部と前記分離ユニットとの間で信号伝送するための信号
伝送手段と、を有し、前記分離ユニットの表示手段に表
示された前記前眼部像を観察しながら前記操作手段を用
いて前記被検眼と検眼手段の位置合わせが可能なことを
特徴とする。
いて、前記分離ユニットは前記表示手段の向きを前記操
作手段に対して所定方向に変えることを可能とする機構
を有することを特徴とする。
は、トラックボールやローラーなどの操作手段において
は、一部可動部はあっても端子を含む入力部分全体とし
てモニター等の表示手段との相対位置関係が固定にされ
た構成となっていることを含む。また実質的な分離構成
とは、コードのような伝送部材が間に存在しても、実際
には(例えばコードの長さの範囲内で)相互の配置が互
いの存在に規制されない関係となっている構成を含む。
置の説明図を示す。図1は本実施例の眼科装置の特徴を
最もよく、そして、簡単に表わした全体構成概略図であ
る。
は被検眼Eを有する被検者、1は被検眼の映像を検出し
たり、被検眼の視線を固定させたり、眼圧測定を行う機
能を有する検眼部、2は被検者Pの額に当接して頭の位
置を規定するための額当て部、3は被検者Pの顎に当接
して額当て部2と同様に被検者Pの頭の位置を規定し、
被検眼Eの位置を検眼部1によって検眼可能な高さにす
るために電動式で上下する顎受け台、4は検眼部1や額
当て部2や顎受け台3や後述する図2に図示の各種部材
を含む検眼本体である。
CRTモニター、6は検眼本体4側の顎受け台3を上げ
る操作を入力するための顎受け台上げスイッチ、7は同
様に顎受け台3を下げる操作を入力するための顎受け台
下げスイッチ、8は検者が回転させることで、被検眼E
と検眼部1のアライメントのために検眼部1を一次元的
に動かす操作を入力するローラー、9は検者が内部にあ
るボールを回転させることで、被検眼Eと検眼部1のア
ライメントのために検眼部1を二次元的に動かす操作を
入力するトラックボール、10は検眼を開始させるため
の検眼スイッチ、11はCRTモニター5や顎受け台上
げスイッチ6や顎受け台下げスイッチ7やローラー8や
トラックボール9や検眼スイッチ10や後述する図3に
図示の各種部材を含んだ操作本体である。操作本体11
は、CRTモニター5と検眼本体4側の操作入力を行う
ためのスイッチ6、7、10、ローラー8、トラックボ
ール9とが固定配置構成となっており、操作本体11を
どの方向に動かしても、操作者がCRTモニターに対し
てこれらスイッチ類を同じ方向に操作入力すれば、検眼
本体4に対して同じ操作ができるようになっている。こ
のため、操作者はどの位置から入力を行っても違和感無
くモニターを見ながらの操作入力ができる。
信号交信させる部材の一例であるコードである。検眼本
体4と操作本体11とコード12で眼科装置全体13を
構成している。本実施例では眼科装置の一例として、非
接触型眼圧計を示したものである。
明図である。14は被検眼Eの視線を固定させるべく被
検眼Eに固視させるための固視灯である。固視灯14か
らの光は、レンズ15、光分割部材16、光通過部材1
7を介し、また光路途中に配置されている後述するノズ
ル19内を通って被検眼Eに照射される。20は検眼を
行うための検眼用光源である。検眼用光源20からの光
がアパーチャー21、レンズ22、光通過部材23、ハ
ーフミラーのような光分割部材18を介し、同様に光路
途中に配置されている後述するノズル19内を通って、
被検眼Eに照射される。そして、検眼用光源20からの
光は被検眼Eの角膜で反射され、ノズル19の周囲に配
置された穴あき光通過部材24、光通過部材17を通
り、レンズ25、光分割部材26、レンズ27を経由
し、テレビカメラ28に照射されている。このテレビカ
メラ28により、被検眼Eの前眼部の映像を取り込んで
いる。検眼用光源20から出射されて被検眼Eの角膜で
反射された光の内、光分割部材26を通過した光はレン
ズ29、光分割部材30、アパーチャー31を経由して
受光素子32に照射される。このアパーチャー31と受
光素子32からアライメント受光部33が形成され、こ
のアライメント受光部33は被検眼Eと検眼部1との位
置関係が検眼可能な位置関係になった際に受光素子32
からの受光信号が最大になるように構成されている。
角膜で反射された光の内、光分割部材30を反射した光
はアパーチャー34を通過して受光素子35に照射され
る。
構成によりノズル19から空気を被検眼Eに噴出して、
そのときに被検眼Eの角膜を所定変形させて眼圧を測定
する。このときの所定変形(たとえば圧平状態)を、ア
パーチャー34と受光素子35から形成されている変形
検出受光部36で(たとえば所定変形時に受光素子35
からの受光信号が最大になる配置として、この受光信号
から)検出する。
処理する映像信号処理回路、38は受光素子32からの
信号によりアライメントが合っているか否かを検出する
アライメント検出回路、39はロータリーソレノイド4
2を駆動させるために駆動信号を出力するロータリーソ
レノイド駆動回路、40は受光素子35からの信号によ
り被検眼Eが所定変形をしたか否かを検出する所定変形
検出回路である。
7内の圧力を検出し、その圧力に対応した信号を圧力セ
ンサー48から入力されて、チャンバー47内の圧力を
求める圧力検出回路である。43、44はそれぞれロー
タリーソレノイド42の回転をピストン45に伝えるた
めの連接棒、46はピストン45を一次元的に動かすた
めのシリンダーである。この構成によりノズル19から
噴出する空気パルスを形成する。
向に動かすためのモーター53を駆動させるモーター駆
動回路、51は被検眼Eに対して検眼部1を上下方向に
動かすためのモーター54を駆動させるモーター駆動回
路、52は被検眼Eに対して検眼部1を左右方向に動か
すためのモーター55を駆動させるモーター駆動回路、
56、57、58はそれぞれモーター53、モーター5
4、モーター55に接続され、それぞれ各モーターによ
る回転駆動によって被検眼Eに対して検眼部1をそれぞ
れ前後方向、上下方向、左右方向に動かすための雄ネジ
である。59(図2では不図示)、60、61はそれぞ
れモーター53、モーター54、モーター55が回転す
ることによって、検眼部1が回転しないようにする回転
防止部材である。62、63、64はそれぞれ雄ネジ5
6、雄ネジ57、雄ネジ58に対応する雌ネジが切ら
れ、かつそれぞれ回転防止部材59、回転防止部材6
0、回転防止部材61が摺動可能なようにそれぞれに対
応して設けられている穴が開いていて、それぞれ前後方
向、上下方向、左右方向に移動する移動部材である。
止部材59が取り付いていて、移動部材62の移動範囲
を規定している移動範囲規定部材である。66はモータ
ー54、雄ネジ57、回転防止部材60が取り付いてい
て、移動部材63の移動範囲を規定している移動範囲規
定部材である。67はモーター55、雄ネジ58、回転
防止部材61が取り付いていて、移動部材64の移動範
囲を規定している移動範囲規定部材である。
ター69を駆動させるモーター駆動回路、70はモータ
ー69に取り付けてある雄ネジである。71は顎受け台
3の支柱であり、内部に雄ネジ70に対応する雌ネジが
切られている。また、支柱71にはキー73が付いてお
り、また、支柱71を受ける支柱受け72には支柱71
の移動方向にキー溝が切られていることから、モーター
69が回転して、雄ネジ70が回転しても顎受け台3は
回転しない。
ント検出回路38、所定変形検出回路40、圧力検出回
路41からの信号を得て、ロータリーソレノイド駆動回
路39、モーター駆動回路50、モーター駆動回路5
1、モーター駆動回路52、モーター駆動回路68に指
令信号を送信し、且つコード12により操作本体11と
信号を交信する演算処理制御回路である。
ている操作本体11の概略構成を表わした説明図であ
る。75はローラー8に取り付けられており、ローラー
8を回転させたときに、ローラー8の回転方向とどの程
度回転したのかを検知するロータリーエンコーダーであ
る。76はロータリーエンコーダーからの信号を処理す
るロータリーエンコーダー信号処理回路、77はトラッ
クボールからの信号を処理するトラックボール信号処理
回路、78はCRTモニター5にテレビカメラ28に撮
像された被検眼Eの前眼部などの映像を映すための映像
信号処理回路である。
台下げスイッチ7、検眼スイッチ10、ロータリーエン
コーダー信号処理回路76、トラックボール信号処理回
路77から信号を入力され、映像信号処理回路78に検
眼本体4側からの映像信号を出力し、且つまたコード1
2を介して検眼本体4側の演算処理制御回路49に接続
されて信号を入出力する演算処理制御回路である。
は、同時に映し出される前眼部と検眼部1のアライメン
トするためのアライメント照準用のマークで、演算処理
制御回路49内の不図示のキャラクター発生回路によっ
て発生される。P1は検眼用光源20からの測定光によ
るアライメント輝点、M2はアライメント受光部33の
受光素子32からの信号に基づいてレベル表示を行い、
アライメント位置精度を細かく表示するためのレベルメ
ーター、Pfはテレビカメラ28からの情報として光学
的に映された前眼部である。さらに、D1は検眼本体4
の演算処理制御回路49で演算されてデータ送信された
眼圧値の表示、M3は検眼本体4側で測定不能だった場
合に表示されるエラーマーク、M4は検眼本体4側でア
ライメント位置ずれなどが発生し、眼圧値の信頼度が低
い場合に表示される低信頼度マーク、D2は検眼本体4
側の測定回数の表示である。
囲の切り替え手段(不図示)の現状の測定範囲値の表
示、M5は検眼本体4における眼圧測定時に被検者の眼
圧が測定範囲値D3を超えた場合に表示される測定範囲
値オーバー表示マーク、D4は検眼本体4に内在する左
右眼切り替え検出手段の検出情報に基づく、現状CRT
モニター5に現在表示している前眼部Pfが左右の眼の
どちらであるかの表示(Rは右、Lは左、下線D6が測
定対象眼表示)、D5は測定の日時を表わす時計表示で
ある。
れた検眼本体4側の演算処理制御回路49やその他の内
在手段からの信号に基づいて行われる。
て、検者Pの被検眼Eがノズル19の近くになるよう
に、顎受け台3の高さを顎受け台上げスイッチ6と顎受
け台下げスイッチ7で調節し、被検者Pの額と顎をそれ
ぞれ額当て部2と顎受け台3で規定することにより、被
検者Pの頭部を固定する。このとき、顎受け台上げスイ
ッチ6や顎受け台下げスイッチ7が押されると、それら
の信号は演算処理制御回路74に送信され、コード12
を通って、演算処理制御回路49に伝わり、モーター駆
動回路68を介して、モーター69に指令信号が送信さ
れ、顎受け台3を上下させる。
とにより、被検眼Eを動かなくさせる。CRTモニター
5に被検眼Eの前眼部Pfとアライメント輝点P1の映
像が映るが、これは、テレビカメラ28に前眼部Pfと
アライメント輝点P1が映り、その前眼部Pfとアライ
メント輝点P1の映像信号が映像信号処理回路37、演
算処理制御回路49に送信され、コード12を通って、
演算処理制御回路74、映像信号処理回路78、CRT
モニター5に伝わるためである。検者はCRTモニター
5を見ながら、トラックボール9とローラー8と使っ
て、マークM1の中心にアライメント輝点P1を合わせ
る(被検眼Eに対して上下方向と左右方向を合わせ
る)。
ルになるように被検眼Eに対して検眼部1をアライメン
トする。前述のように、アライメント受光部33の受光
素子32の光量が最大になるようにすれば、被検眼Eと
検眼部1のアライメントが合うように設定されており、
このとき受光素子32への光量が多くなればなるほど、
レベルメーターM2のレベルが高くなる。この受光素子
32からの信号はアライメント検出回路38、演算処理
制御回路49に送信され、コード12を通って、演算処
理制御回路74に伝送され、映像信号処理回路78、C
RTモニター5を介して、レベルメーターM2にレベル
表示される。
クボール9とローラー8の操作方法を以下に述べる。ト
ラックボール9の内部のボールを図1の紙面に対して上
下方向に回転させると検眼部1は被検眼Eに対して上下
方向に移動し、トラックボール9の内部のボールを紙面
に対して左右方向に回転させると検眼部1は被検眼Eに
対して左右方向に移動するように設定してある。また、
ローラー8を図1の紙面上に対して上下方向に回転させ
ると検眼部1は被検眼Eに対して前後方向に移動するよ
うに設定してある。
トラックボール9の内部のボールを、(図1の)紙面に
対して上側に回転させると検眼部1が被検眼Eに対して
上方向に動くため、CRTモニター5内の前眼部Pfは
下方向に移動する。また、紙面に対して下側に回転させ
ると検眼部1が被検眼Eに対して下方向に動くため、C
RTモニター5内の前眼部Pfは上方向に移動する。ト
ラックボール9の内部のボールを、紙面上に対して左側
に回転させると検眼部1が被検眼Eに対して左方向に動
くため、CRTモニター5内の前眼部Pfは右方向に移
動し、紙面上に対して右側に回転させると検眼部1が被
検眼Eに対して右方向に動くため、CRTモニター5内
の前眼部Pfは左方向に移動する。操作者はモニターの
これらの映像表示を見ながらトラックボール9を回転さ
せ、上下、左右のアライメントを実行する。このような
操作は、操作本体11を持った操作者がどの位置にあっ
ても、モニターに対して常に一定となるので、操作者に
とっては違和感無く行うことができる。
トラックボール9の内部のボールを紙面に対して上側に
回転させると、その信号はトラックボール信号処理回路
77、演算処理制御回路74に送信され、コード12を
通って、演算処理制御回路49に伝わり、モーター駆動
回路51を介して、モーター54に指令信号が送信さ
れ、検眼部1を上方向に移動させ、同様に、トラックボ
ール9の内部のボールを下側に回転させると検眼部1を
下方向に移動させる。また、トラックボール9の内部の
ボールを紙面に対して左側に回転させると、その信号は
トラックボール信号処理回路77、演算処理制御回路7
4に送信され、コード12を通って、演算処理制御回路
49に伝わり、モーター駆動回路52を介して、モータ
ー55に指令信号が送信され、検眼部1を左方向に移動
させ、同様に、トラックボール9の内部のボールを右側
に回転させると検眼部1を右方向に移動させる。
いては、図3のローラー8を紙面に対して上側に回転さ
せると検眼部1が被検眼Eに対して前方向(被検眼に近
づく方向)に動き、紙面に対して下側に回転させると検
眼部1が被検眼Eに対して後方向(被検眼から遠ざかる
方向)に動く。このため、前眼部Pfのピントが合った
り、ボケたりし、同時にアパーチャ31上での収束光の
ピントも変化するため受光素子32への入射光量も変化
し、レベルメーターM2のレベルが変わる。操作者はモ
ニターのこれらの映像表示を見ながらローラー8を回転
させ、ピント合わせを実行する。このような操作も、操
作本体11を持った操作者がどの位置にあっても、モニ
ターに対して常に一定となるので、操作者にとっては違
和感無く行うことができる。
ローラー8を図1における紙面に対して上側に回転させ
ると、その信号はロータリーエンコーダー75、ロータ
リーエンコーダー信号処理回路76、演算処理制御回路
74に送信され、コード12を通って、演算処理制御回
路49に伝送され、モーター駆動回路50を介して、モ
ーター53に指令信号が送信され、検眼部1を前方向に
移動させ、同様に、ローラー8を下側に回転させると検
眼部1を後方向に移動させる。
9を操作することにより、被検眼Eに対して検眼部1を
前後方向と上下方向と左右方向のアライメントを合わせ
る。
が始まる。検眼スイッチ10を押すと、検眼を始めるた
めの信号は検眼スイッチ10から演算処理制御回路74
に送信され、コード12を通って、演算処理制御回路4
9に伝送され、ロータリーソレノイド駆動回路39を介
して、ロータリーソレノイド42を図2の紙面において
右回転させる。ロータリーソレノイド42が右回転する
と連接棒43、連接棒44を介して、ピストン45はシ
リンダー46の中に沿って上昇する。すると、チャンバ
ー47内の圧力が高まり、ノズル19から被検眼Eの角
膜に向けて空気を吹き付ける。空気を吹き付けられた被
検眼Eの角膜は、押されて、徐々につぶれ、へこむ。こ
の被検眼Eの角膜が徐々につぶれ、へこむ過程の中で、
被検眼Eの角膜が所定変形(例えば圧平)する。この所
定変形を変形検出受光部36で検知している。変形検出
受光部36の受光素子35は、前述のように被検眼Eの
角膜が所定変形をすると光量が最大になるように設定し
ている。
出回路40を介して、演算処理制御回路49に送信され
る。また、被検眼Eの角膜が所定変形したときのチャン
バー47内の圧力を圧力センサー48により検知し、そ
の圧力に対応した信号を圧力検出回路41に送信し、圧
力検出回路41を介して演算処理制御回路49に圧力値
の信号を送信する。被検眼Eの角膜が所定変形したとき
のチャンバー47内の圧力値は眼圧に換算でき、その換
算するための関係は実験などにより求めてあり、演算処
理制御回路49に内在するメモリー(不図示)に記憶さ
れている。演算処理制御回路49では、このメモリーに
記憶された関係に基づいて、被検眼Eの角膜が所定変形
したときのチャンバー47内の圧力値を眼圧値に換算す
る眼圧換算の演算を行う。
ると、この眼圧値や測定時の他のデータがコード12を
介して演算処理制御回路74に伝送され、映像信号処理
回路78を介してCRTモニター5に伝わり、CRTモ
ニター5に圧力値D1や低信頼度マークM4あるいはエ
ラーマークM3や測定範囲値オーバー表示マークM5が
表示される。そのほかのCRTモニター5に表示されて
いる測定回数D2、測定範囲値D3、左右眼表示D4、
時計表示D5、現在の表示眼の表示D6、アライメント
輝点M1、レベルメーターM2に関連した情報は、検眼
本体4の内部の演算処理制御回路49からコード12を
通って、演算処理制御回路74に伝達され、この情報に
基づき、映像信号処理回路78を介してCRTモニター
5にこれらの表示が常時表示される。
後に、検眼スイッチ10を押すことにより測定を行って
いるが、自動測定機能を設け、受光素子32からの信号
を用いて、アライメントが合うと自動的に検眼をする形
態にしてもよい。
実質的な分離構成とすることにより、電動光学台などの
台の上に、検眼本体4に対して操作本体11がどのよう
な位置にあったとしても、CRTモニター5を見ながら
操作部本体11だけを操作することにより検眼が行える
ために、検者が操作しやすい位置に操作本体11を置い
て検眼でき、操作者である検者にとって非常に扱いやす
いものとなる。また、特に被検者Pが老人などの場合は
瞼が下がっていて、そのままだと検眼ができない場合が
ある。そのようなとき、検者が被検者Pの瞼を瞼上する
ためには、検者が瞼上しやすい位置にいる方が検眼しや
すい。このため、操作本体11が検眼本体4と分離した
ものは有効である。特に、CRTモニター5とトラック
ボール9、ローラー8が操作本体11内で互いに実質的
に固定配置構成とされているので、検者がこのような状
況に応じていずれの位置にいても、モニターを見ながら
行う操作は、モニター上の画面に対して常に同じ方向に
行えばよく、違和感無く扱えるという利点を有するもの
である。
例の眼科装置の説明図である。以後の説明においては、
第1の実施例と同一の符号は同一の部材を示している。
以下、第1の実施例と同様な部分の説明は省略し、異な
る部分を詳述する。
図である。図4において90はCRTモニター5の代わ
りの液晶モニター、91はローラー8とトラックボール
9の代わりのジョイスティックであり、そのジョイステ
ィック91の上に検眼スイッチ10が設けられている。
第1実施例では操作本体11にあった顎受け台上げスイ
ッチ6と顎受け台下げスイッチ7の代わりに、本実施例
では顎受け台3を上下方向に移動させるための顎受け台
上げ下げ部材93を検眼本体4に設けてある。また本実
施例ではコード12を設けず、後述するように電波によ
って検眼本体4と操作本体11の間の信号送信を行って
いる。また、新たにスリープスイッチ92を設けてい
る。
眼Eに対して前後方向、左右方向、上下方向に移動させ
る操作の入力に用いられる。顎受け台上げ下げ部材93
は顎受け台3を上げ下げする操作の入力のために使われ
る。スリープスイッチ92は電気を節約し、部材の寿命
を延ばすために液晶モニター90と固視灯14と検眼用
光源20などへの電気の供給を止めるスリープモードの
操作の入力に用いられる。
構成の説明図である。図5において第1の実施例との主
な変更点は、コード12がなくなった代わりに電波を外
部に発送する発信器94、外部に発送するための信号を
電波で発送できるように処理する発送信号処理回路9
5、外部からの電波を受容する受信器96、外部から受
容された電波を信号に処理する受容信号処理回路97が
設けられ、操作本体11と信号を電波で交信する点であ
る。また顎受け台上げ下げ部材93に雄ネジ70取り付
けてあり、顎受け台3の支柱71の内部に雄ネジ70に
対応する雌ネジが切られている。操作者が顎受け台上げ
下げ部材93を回転させれば、雄ネジ70の回転により
顎受け台3が上下する。
略構成の説明図である。図6において第1の実施例との
主な変更点は、コード12がなくなった代わりには電波
を外部に発送する発信器98、外部に発送するための信
号を電波で発送できるように処理する発送信号処理回路
99、外部からの電波を受容する受信器100、外部か
ら受容された電波を信号に処理する受容信号処理回路1
01が設けられ、検眼本体4と信号を電波で交信する点
である。またロータリーエンコーダー信号処理回路76
とトラックボール信号処理回路77がなくなった代わり
にジョイスティックからの信号を処理するジョイスティ
ック信号処理回路102が設けられている。
て、検眼の動作の順を追って説明する。
号の交信の仕方を説明する。発送信号処理回路95は演
算処理制御回路49から受けた信号を処理した後に発信
器94に発送し、発信器94は発送信号処理回路95か
ら受けた信号を電波で受信器100に発送する。受信器
96は発信器98から受けた信号を受容信号処理回路9
7に発送し、受容信号処理回路97は受信器96から受
けた信号を処理した後に演算処理制御回路49に発送す
る。発送信号処理回路99は演算処理制御回路74から
受けた信号を処理した後に発信器98に発送し、発信器
98は発送信号処理回路99から受けた信号を電波で受
信器96に発送する。受信器100は発信器94から受
けた信号を受容信号処理回路101に発送し、受容信号
処理回路101は受信器100から受けた信号を処理し
た後に演算処理制御回路74に発送する。これら、発信
器94、発送信号処理回路95、受信器96、受容信号
処理回路97、発信器98、発送信号処理回路99、受
信器100、受容信号処理回路101により、検眼本体
4と操作本体11は信号を電波で交信している。
被検者Pの額と顎をそれぞれ額当て部2と顎受け台3で
規定する。顎受け台3の高さを顎受け台上げ下げ部材9
3を回転させることで調節する。これにより、被検者P
の頭部の大きさに応じて、検者Pの被検眼Eがノズル1
9の近くになるように、被検者Pの頭部を規定する。
っている。ジョイスティック91の操作方法は、本実施
例においては以下のように設定されている。すなわちジ
ョイスティック91を図4の紙面に対して上下方向に傾
けると検眼部1は被検眼Eに対して上下方向に移動し、
ジョイスティック91を紙面に対して左右方向に傾ける
と検眼部1は被検眼Eに対して左右方向に移動し、ジョ
イスティック91を回転させると検眼部1は被検眼Eに
対して前後方向に移動するように設定しておく。
ると、ジョイスティック信号処理回路102を介して演
算処理制御回路74に操作入力された内容が送信され、
発送信号処理回路99を介して発信器98に送信された
のち、電波となって発信器98から受信器96に伝送さ
れる。受信器96で受信された信号は、受容信号処理回
路97を介して演算処理制御回路49に伝送され、この
伝送された内容に応じてそれぞれモーター駆動回路5
1、モーター駆動回路52、モーター駆動回路50を介
してモーター54、モーター55、モーター53の各々
に指令信号が伝送され、検眼部1をそれぞれ上下方向、
左右方向、前後方向に移動させる。
右方向のアライメントを合わせた後に、検眼スイッチ1
0を押すと検眼が始まる。圧力値が求め終わると、液晶
モニター90に圧力値D1や低信頼度マークM4あるい
はエラーマークM3や測定範囲値オーバー表示マークM
5が表示される。そのほか、測定回数D2、測定範囲値
D3、左右眼表示D4、時計表示D5、現在の表示眼の
表示D6、アライメント輝点M1、レベルメーターM2
も表示れる。上記実施例においても、アライメントを合
わせた後に、検眼スイッチ10を押すことにより測定を
行っているが、自動測定機能を設けてアライメントが合
うと自動的に検眼をする様にしてもよい。
に、電気を節約したり各部材の寿命を延ばすなどのため
に、いちいち電源を切り、使う度に電源を入れるような
扱い方をすると、電源を入れてしばらくは演算処理制御
回路49や演算処理制御回路74などの回路を自己診断
する時間がかかるために、電源を入れて直ぐには測定が
できないという難点がある。このため、本実施例におい
ては、非接触型眼圧計13を使わないときには、検者が
スリープスイッチ92を押すことにより、装置がスリー
プモードに入り、電気を節約したり各部材の寿命を延ば
すことなどを行うことができるようになっている。その
後、検眼を行うときには、再びスリープスイッチ92を
押すことにより、検眼を直ちに行えるようにしている。
5、受信器96、受容信号処理回路97、発信器98、
発送信号処理回路99、受信器100、受容信号処理回
路101により、検眼本体4と操作本体11の間は信号
を電波で交信していると述べたが、電波で交信する手段
の代わりに赤外線で交信する手段を設け、赤外線で信号
を交信する形態にしてもよい。
体11とが完全に分離した構成にすることができるの
で、両者の配置の自由度がさらに大きくできるものであ
る。
の眼科装置の説明図である。以下、第1の実施例及び第
2の実施例と同様な部分は説明を省略し、異なる部分を
詳述する。
図である。図7において、121はプリンターであり、
プリンター用紙122にプリントしている。123はメ
モリーカードコネクターであり、メモリーカード124
にデータなどを保存する。125はプリントスイッチで
あり、プリンター121により、プリンター用紙122
にプリントをさせるスイッチである。126はメモリー
カードにデータを保存するためのデータ保存スイッチで
ある。127は保存していたデータを消去するデータ消
去スイッチである。このように本実施例においては、操
作本体11にプリンター機能やメモリーカードコネク
タ、プリンターやメモリーカードの操作スイッチを設け
ている。
構成図である。本実施例においては、第2実施例と同様
の顎受け台上げ下げ部材93付近をのぞき、検眼本体4
の構成はは第1実施例と同様である。従って説明は省略
する。
略構成図である。図9において、128はプリンターを
制御するプリンター制御回路、129はメモリーカード
に保存あるいは消去するデータなどを処理するデータ処
理回路である。
とにより、プリンター制御回路128はプリンター12
1に指令信号を発信し、プリント用紙122に測定した
日時、被検者Pの名前、被検者PのID番号、性別、測
定値などがプリントされる。また、操作者がデータ保存
スイッチ126を押すことにより、データ処理回路12
9から、メモリーカードコネクター123を介してメモ
リーカード124に測定した日時、被検者Pの名前、被
検者PのID番号、性別、測定値などのデータが送信さ
れ、メモリーカードにこれらのデータが保存される。デ
ータ消去スイッチ127を押すことにより、データ処理
回路129はメモリーカード124の内部のデータを消
去させる。
メモリーカードも小型形状のものを用いる。
に、このように操作本体11に測定データを出力するプ
リンター121や測定データを保存するメモリーカード
124などを設けることにより、この非接触型眼圧計1
3から離れた位置でも測定データの検討などがしやすく
なり、とても便利である。
実施例の眼科装置の説明図である。図10が本実施例の
眼科装置の全体構成概略図、図11が検眼本体4の内部
構成説明図、図12が操作本体11の構成概略説明図で
ある。以下第1の実施例〜第3の実施例と同様の部分は
説明を省略し、異なる部分を記す。
体11に設けてあったプリンター121とメモリーカー
ドコネクター123とプリンター制御回路128とデー
タ処理回路129を、検眼本体4に配置したもので、そ
れに伴いプリンター用紙122とメモリーカード124
も検眼本体4に配置してある。これは、プリンター12
1とメモリーカードコネクター123が例えば大型のも
のである場合に、検眼とは直接的に関係のないプリンタ
ー121とメモリーカードコネクター123を検眼本体
4に取り付けることで、操作本体11の大型化、重量化
を防止し、操作本体11をさまざま位置に置きやすくで
きるという効果がある。
略図である。図13において、141はモニター・キー
ボード部一体構成のパーソナルコンピューターである。
このパーソナルコンピューター141にはプリンター1
42とプロピーディスクコネクター143が付いてい
る。このパーソナルコンピューター141には液晶モニ
ター144、キーボード145が付いており、プリンタ
ー142にはプリンター用紙146、プロッピーディス
クコネクター143にはプロッピーディスク147があ
る。パーソナルコンピューター141と検眼本体4はコ
ード12で信号の交信をしている。
141における操作入力部の説明図である。このパーソ
ナルコンピューター141では検眼本体4への操作入力
を行うのに、キーボード上のキーを用いる。図14にお
いて、キーボード145の中のAキー148は顎受け台
3を上げるためのスイッチとして使い、Zキー149は
顎受け台3を下げるためのスイッチとして使うとする。
図15において、キーボード145の中の↑キー150
は被検眼Eに対して検眼部1を上方向に移動させるスイ
ッチとし、↓キー151は被検眼Eに対して検眼部1を
下方向に移動させるスイッチとし、←キー152は被検
眼Eに対して検眼部1を左方向に移動させるスイッチと
し、→キー153は被検眼Eに対して検眼部1を右方向
に移動させるスイッチとする。図16において、キーボ
ード145の中のPキー154は被検眼に対して検眼部
1を前方向に移動させるスイッチとし、Lキー155は
被検眼に対して検眼部1を後方向に移動させるスイッチ
とする。図17のキーボード145の中のreturn
キー156は検眼を開始するための検眼スイッチとす
る。
同様に撮像された前眼部の映像と各種表示がなされ、操
作者はこの液晶モニター144を見ながらアライメント
を実行する。顎受け台3を上下するために、Aキー14
8あるいはZキー149を押すと、それぞれの信号がコ
ード12を通って、演算処理制御回路49に伝送され、
モーター駆動回路68を介してモーター69に指令信号
が伝送され、顎受け台3が上げ下げされる。↑キー15
0あるいは↓キー151を押すと、それぞれの信号がコ
ード12を通って、演算処理制御回路49に伝送され、
モーター駆動回路51を介してモーター54に指令信号
が伝送され、検眼部1が上下方向に移動される。←キー
152あるいは→キー153を押すと、それぞれの信号
がコード12を通って、演算処理制御回路49に伝送さ
れ、モーター駆動回路52を介してモーター55に指令
信号が伝送され、検眼部1が左右方向に移動される。P
キー154あるいはLキー155を押すと、それぞれの
信号がコード12を通って、演算処理制御回路49に伝
送され、モーター駆動回路50を介してモーター53に
指令信号が伝送され、検眼部1が前後方向に移動され
る。
56を押すと、その信号がコード12を通って、演算処
理制御回路49に伝送され、ロータリーソレノイド駆動
回路39を介して、ロータリーソレノイド42に指令信
号が伝送され、検眼が開始される。そして、圧力値が求
め終わると、図3に表示したように、液晶モニター14
4に圧力値D1や低信頼度マークM4あるいはエラーマ
ークM3や測定範囲値オーバー表示マークM5が表示さ
れる。そのほか、測定回数D2、測定範囲値D3、左右
眼表示D4、時計表示D5、現在の表示眼の表示D6、
アライメント輝点M1、レベルメーターM2も表示され
る。
測定した日時、被検者Pの名前、被検者PのID番号、
性別、測定値などをプリント用紙146にプリントした
り、既製のプロッピーディスク147に保存したりする
ことが可能である。また、パーソナルコンピューター1
41の内部に検眼した結果などを処理や加工する手段ま
たはプログラムがあり、パーソナルコンピューター14
1内でそのまま処理や加工が可能である。
にreturnキー156を押すことにより測定を行っ
ているが、自動測定機能を設けてアライメントが合うと
自動的に検眼をする様にしてもよい。
41に既製のものを用い、これに専用のプログラムを組
み込むこともでき、この場合は専用の操作本体11を新
規に製造しなくても検眼本体4が操作できるため、製造
上の負担が低く抑えられる。さらに、パーソナルコンピ
ューター141を使用することで、検眼した結果などを
処理や加工する場合には効率的になる。
の説明図である。第5の実施例と同様の部分は説明を省
略し、以下異なる部分を詳述する。157はパーソナル
コンピューター141内に取り付けられているトラック
ボール、158はパーソナルコンピューター141に外
部から接続されているマウス、159はパーソナルコン
ピューター141に外部から接続されているテンキーで
ある。第5の実施例においては、図15の↑キー15
0、↓キー151、←キー152、→キー153などの
矢印キーで検眼部1を上下方向、左右方向に移動させて
いるが、本第6の実施例ではトラックボール157によ
り検眼部1を上下方向、左右方向に移動させている。
第1の実施例(トラックボール9)と同様であり、トラ
ックボール157の内部のボールを前後方向、左右方向
に回転させれば、検眼部1を被検者Pに対してそれぞれ
上下方向、左右方向に移動させることができるとする。
そして、第5の実施例のようにキーボード145内にあ
る図16のPキー154やLキー155を押すことによ
り検眼部1を前後方向に移動させることによりアライメ
ントを実行する。その後に、キーボード145内の図1
7のreturnキー156を押すことにより検眼を開
始する。
4とは固定配置関係にないマウス158やテンキー15
9によっても操作入力可能に構成されている。マウス1
58による操作方法は、マウス158をそれぞれ前後方
向、左右方向に操作すれば検眼部1を被検者Pに対して
それぞれ上下方向、左右方向に移動させることができ、
以後同様にアライメントした後に検眼する。
ー159内の8キー159aが図15の↑キー150に
対応し、2キー159bが↓キー151に対応し、4キ
ー159cが←キー152に対応し、6キー159dが
→キー153に対応して、8キー159a、2キー15
9b、4キー159c、6キー159dで検眼部1を被
検者Pに対してそれぞれ上下方向、左右方向に移動させ
ることができる。
41にトラックボール157が付いていたり、パーソナ
ルコンピューター141に補助的にマウス158やテン
キー159が接続されることで、さらに操作性が向上す
る。
の説明図である。第1の実施例〜第6の実施例と同様の
部分は説明を省略し、異なる部分のみ説明する。本実施
例は操作本体11の変形例である。本実施例では操作本
体11に、他の部材に対して可動で且つその相対移動が
制限されたCRTモニター5が設けられている。161
はCRTモニター5を支える支柱、162は支柱161
の下端に付いている球、163は球162をきつくはめ
ている圧縮部材、164、165、166は操作本体1
1を支える足、167は足166を支える支柱、168
は電動光学台上面である。この他CRTモニター5の移
動を上下方向に規制すべく、CRTモニター5に隣接し
てガイド部(不図示)が設けられている。
5は矢印方向(上下方向)のみに若干角度調整可能にな
っている。CRTモニター5を検者の見やすいような好
みの角度にしたい場合、CRTモニター5を押したり、
引いたりすることにより、CRTモニター5の角度を傾
けることができる。球162が圧縮部材163できつく
はまっているために、摩擦力で無段階にCRTモニター
5を任意の方向に向けておくことができる。また、検者
がジョイスティック91などを操作しやすいような角度
にするためには、支柱167を回転させることにより、
足166が電動光学台上面168に接することで、足1
65が電動光学台上面168と接しなくなるために、操
作本体11の角度を全体的に変えることができる。
RTモニター5とが互いに実質的に固定配置とはなって
いないが、上述のようにその相対移動が特定方向の特定
範囲に制限された機構を介して結合されており、たとえ
CRTモニター5の角度を変化させても、CRTモニタ
ー5上の被検眼とジョイスティック91の操作方向はそ
れほど変化しない。従って操作者がCRTモニター5に
対してジョイスティック91を同じ方向に操作入力すれ
ば、検眼本体に対して同じ操作ができるようになってい
る。このため、操作者はどの位置から入力を行っても違
和感無くCRTモニター5を見ながらの操作入力ができ
る。
の説明図である。第1の実施例〜第7の実施例と同様の
部分は説明を省略し、異なる部分のみ詳述する。本実施
例は操作本体11の更なる変形例である。本実施例では
操作本体11に、第7実施例とは異なる構成で他の部材
に対して可動で且つその相対移動が制限されたCRTモ
ニター5が設けられている。181はCRTモニター5
に取り付いている下端板、182は下端板181が回転
する場合の回転中心となる軸、183はCRTモニター
5の角度を変えるためのカム、184、185は操作本
体11を支える足、186は足185に取り付いている
雄ネジ、187は雄ネジ186の移動範囲を制限してい
る移動範囲制限部材、188は操作本体11の下端板、
189は下端板188に雄ネジ186に対応した雌ネジ
である。この他CRTモニター5の移動を上下方向に規
制すべく、CRTモニター5に隣接してガイド部(不図
示)が設けられている。
好みの角度にしたい場合、カム183を回転させること
により、軸182を中心に回転して、CRTモニター5
の角度を変えることができる。また、検者がジョイステ
ィック91などを操作しやすいような角度にするために
は、足185を回転させることで、雄ネジ186も回転
し、足185が下端板188から離れるために、電動光
学台上面168と操作本体11の角度を無段階に変化さ
せることができる。
対移動が特定方向の特定範囲に制限された機構を介して
結合されており、たとえCRTモニター5の角度を変化
させても、CRTモニター5上の被検眼とジョイスティ
ック91の操作方向はそれほど変化しない。従って操作
者がCRTモニター5に対してジョイスティック91を
同じ方向に操作入力すれば、検眼本体に対して同じ操作
ができるようになっている。このため、操作者はどの位
置から入力を行っても違和感無くCRTモニター5を見
ながらの操作入力ができる。
の説明図である。第1の実施例〜第8の実施例と同様の
部分は説明を省略し、異なる部分のみ詳述する。本実施
例は操作本体11のまた更なる変形例である。本実施例
では操作本体11に液晶モニター90を設けてあり、そ
の液晶モニター90をローラー8やトラックボール9の
設けてある部分に対して可動で且つその相対移動が制限
された構成にしてある。
202は支柱201の下端に付いている円柱、203は
円柱202をきつくはめている圧縮部材、204は圧縮
部材の圧力を調節するための雄ネジ、205は圧縮部材
202の雄ネジ204を通すための丸穴部、206は圧
縮部材202の雄ネジに対応する雌ネジ部、207は圧
縮部材202の雄ネジを締める場合に必要なすき間部、
208、209は操作本体11を支える足である。
好みの角度にしたい場合、液晶モニター90を押した
り、引いたりすることにより、液晶モニター90の角度
を傾けると、円柱202が圧縮部材203できつくはま
っているために、摩擦力で無段階に液晶モニター90を
任意の角度に向けておくことができる。
対移動が特定方向の特定範囲に制限された機構を介して
結合されており、たとえ液晶モニター90の角度を変化
させても、液晶モニター90上の被検眼とローラー8や
トラックボール9の操作方向はそれほど変化しない。従
って操作者が液晶モニター90に対してローラー8やト
ラックボール9を同じ方向に操作入力すれば、検眼本体
に対して同じ操作ができるようになっている。このた
め、操作者はどの位置から入力を行っても違和感無く液
晶モニター90を見ながらの操作入力ができる。
を有するものを用いたが、この検眼部1をその他の眼科
装置、たとえば眼底カメラ、眼屈折計、角膜形状測定装
置、眼軸長測定装置、瞳孔観察装置などに置き換えても
よい。
明によれば、多くの検者、各々に対しての使いやすさの
向上のために検眼部と操作部を分離し、検眼本体に対し
て操作手段がどのような位置にあったとしてもアライメ
ントや検眼が行えるために、操作手段をさまざまな検者
の各々に対して好みの位置に置くことができ、被検者の
被検眼や顔などの様子を見やすい位置に検者がいること
もでき、被検者の瞼を瞼上するにおいても容易にできる
ようになった。且つ操作部において被検眼を見ながら操
作部で所定の操作が違和感なくできるようになった。
対して見やすい角度に映像表示手段を向けることができ
るために、検者の正面に向けたり、天井などにある照明
の光が映像表示手段に反射して映像表示手段が見にくい
場合には、映像表示手段が見やすいような角度にしたり
することにより、検者にとって非常に映像表示手段が見
やすくなり、それにより操作がしやすくなる。
る。
ある。
ある。
る。
ある。
ある。
る。
ある。
ある。
ある。
である。
である。
ある。
図である。
る。
図である。
す図である。
ある。
成図である。
成図である。
成図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 被検眼の検眼を行う検眼手段、該検眼手
段を移動させるための駆動手段、及び被検眼前眼部の映
像を取り込む為のテレビカメラと、を備えた本体部と、 該本体部とは実質的な分離構成とされており且つ前記被
検眼前眼部の映像表示用の表示手段と前記被検眼と検眼
手段の位置合わせを行うための操作手段を有し、該操作
手段に対して前記表示手段が実質的に固定配置または相
対移動を制限する機構を介して結合されて設けられてい
る分離ユニットと、 前記本体部と前記分離ユニットとの間で信号伝送するた
めの信号伝送手段と、 を有し、前記分離ユニットの表示手段に表示された前記
前眼部像を観察しながら前記操作手段を用いて前記被検
眼と検眼手段の位置合わせが可能なことを特徴とする眼
科装置。 - 【請求項2】 前記分離ユニットは前記表示手段の向き
を前記操作手段に対して所定方向に変えることを可能と
する機構を有することを特徴とする請求項1に記載の眼
科装置。
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