JP4354601B2 - 眼科装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動アライメント機構を備えた眼屈折力測定装置、眼底カメラ等の眼科装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
眼屈折力測定装置、眼底カメラ等の眼科装置により被検眼を検査、撮影等する場合には、事前に被検眼と光学系を収納した光学系収納部との間のアライメントを行うことが必要である。従来、このアライメントは、検者がジョイスティックやトラックボール等を操作して手動で光学系収納部を動かすことにより行われていたが、近年の眼科装置では、光電変換素子から得られたアライメント情報に基づいて自動的に光学系収納部の位置合せを行う自動アライメント機構を採用したものが主流になりつつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、こうした自動アライメント機構は検出可能なアライメントずれ量の範囲が狭く、自動アライメント機構による光学系収納部の駆動はアライメント完了位置付近のごく狭い範囲でしか行うことができないため、この範囲(アライメント検出可能範囲)に光学系収納部が入るまでの概略のアライメントは、検者がモニタ画面に映った被検眼前眼部像を見ながらジョイスティック等の手動操作手段を操作して手動により行わなければならないのが現状である。すなわち、このような自動アライメント機構を備えた眼科装置においては、光学系収納部は装置本体部に移動可能に設けられ、光学系収納部がアライメント検出可能範囲に入るまでは手動で装置本体部を移動させることによりアライメントを行い、装置本体部が位置合わせされて光学系収納部がアライメント検出可能範囲に入ると、自動アライメント機構が作動を開始してアライメントを自動で完了させる。
【0004】
しかしながら、自動アライメント機構による光学系収納部の駆動量は僅かであるため、検者にとってはその自動アライメント機構の作動が開始されたことを一見して判断することが難しく、たとえ自動アライメント機構が既に作動を開始して光学系収納部を駆動していたとしても、検者がそれに気付かずに手動操作手段の操作を継続して自動アライメント機構による駆動と手動操作手段による駆動とが重ねてなされてしまうことが多い。ここで、従来の自動アライメント機構では、その作動が開始する時点で手動操作手段の操作がなされていないことを前提にアライメントずれ量を演算し、この演算により求めたずれを補正するように光学系収納部を駆動するので、上述のように手動操作手段の操作が継続して自動アライメント機構による駆動と手動操作手段による駆動とが重ねてなされると、演算によるアライメントずれ量と実際のアライメントずれ量との間に乖離を生じ、光学系収納部が過度に駆動され再度アライメント検出可能範囲外に出る等してアライメント完了までに長時間を要するという問題が生じる。
【0005】
このような問題を回避するため、特開平8−10225号公報に記載の眼科装置では、自動アライメント機構の作動開始をモニタ表示等により検者に報知するようにしているが、報知後直ちに検者が手動操作手段の操作を止めるのは困難であるので、光学系収納部を適当量だけ駆動することができずになおアライメント完了までに時間を要する。
【0006】
また、米国特許5587748号公報(又は特表平10−508229号公報)に記載の眼科装置では、自動アライメント機構の作動開始後は手動操作手段の操作による駆動を電気的に無効としているが、このような方式は手動操作手段が機械式のジョイスティックである場合等には適用することができない。
【0007】
本発明は、上記の事情に鑑みて為されたもので、自動アライメント機構による光学系収納部の駆動と手動操作手段による光学系収納部の駆動とが重ねてなされることに基づくアライメント完了の遅延を、手動操作手段として機械式の機構を採用した場合にも回避することのできる眼科装置を提供することを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、被検眼を撮影又は検査するための光学系を収納した光学系収納部が移動可能に設けられた装置本体部と、該装置本体部を手動により位置合わせするための手動操作手段と、前記被検眼に対してアライメント用の指標光束を投影するアライメント指標投影手段と、前記指標光束の前記被検眼における反射光束を検出する指標検出手段と、該指標検出手段による前記反射光束の検出が可能となるように前記手動操作手段により前記装置本体部の位置合わせがなされた場合に、前記光学系収納部を前記指標検出手段の検出結果に基づいて駆動し前記装置本体部に対して移動させるアライメント駆動手段とを備えた眼科装置において、前記指標検出手段が作動している間における前記手動操作手段による前記装置本体部の位置の変化に関する情報を検出する位置情報検出手段と、該位置情報検出手段の検出結果に基づいて、前記駆動量を補正する補正手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1に記載の眼科装置において、前記位置情報検出手段は、所定の基準時刻と該基準時刻から設定時間経過後の時刻との間における前記装置本体部の移動距離を検出することを特徴とする。
【0010】
請求項3の発明は、請求項2に記載の眼科装置において、前記指標検出手段による検出が開始されたことを検者に報知する報知手段を備え、前記設定時間は、前記報知手段による報知がなされてから検者がその報知に反応して前記手動操作手段の操作を止めるまでの時間に対応して設定されたことを特徴とする。
【0011】
請求項4の発明は、請求項3に記載の眼科装置において、前記設定時間は、検者が前記報知手段による報知に反応して前記手動操作手段の操作を止めるまでの平均的な時間よりも十分に長いことを特徴とする。
【0012】
請求項5の発明は、被検眼を撮影又は検査するための光学系を収納した光学系収納部が移動可能に設けられた装置本体部と、該装置本体部を手動により位置合わせするための手動操作手段と、前記被検眼に対してアライメント用の指標光束を投影するアライメント指標投影手段と、前記指標光束の前記被検眼における反射光束を検出する指標検出手段と、該指標検出手段による前記反射光束の検出が可能となるように前記手動操作手段により前記装置本体部の位置合わせがなされた場合に、前記光学系収納部を前記指標検出手段の検出結果に基づいて駆動し前記装置本体部に対して移動させるアライメント駆動手段とを備えた眼科装置において、前記指標検出手段が作動している間における前記手動操作手段による前記装置本体部の移動速度を検出する移動速度検出手段と、該移動速度検出手段の検出結果に基づいて、前記駆動量を補正する補正手段とを備えたことを特徴とする。
【0013】
請求項6の発明は、請求項5に記載の眼科装置において、前記移動速度検出手段は、所定の基準時刻における前記装置本体部の移動速度と該基準時刻から設定時間経過後の時刻における前記装置本体部の移動速度とを検出することを特徴とする。
【0014】
請求項7の発明は、請求項6に記載の眼科装置において、前記指標検出手段による検出が開始されたことを検者に報知する報知手段を備え、前記設定時間は、前記報知手段による報知がなされてから、検者がその報知に反応して前記手動操作手段の操作を止めるまでの時間に対応して設定されたことを特徴とする。
【0015】
請求項8の発明は、請求項7に記載の眼科装置において、前記設定時間は、検者が前記報知手段による報知に反応して前記手動操作手段の操作を止めるまでの時間の平均値よりも僅かに長い時間に設定されたことを特徴とする。
【0016】
請求項9の発明は、被検眼を撮影又は検査するための光学系を収納した光学系収納部が移動可能に設けられた装置本体部と、該装置本体部を手動により位置合わせするための手動操作手段と、前記被検眼に対してアライメント用の指標光束を投影するアライメント指標投影手段と、前記指標光束の前記被検眼における反射光束を検出する指標検出手段と、該指標検出手段による前記反射光束の検出が可能となるように前記手動操作手段により前記装置本体部の位置合わせがなされた場合に、前記光学系収納部を前記指標検出手段の検出結果に基づいて駆動し前記装置本体部に対して移動させるアライメント駆動手段とを備えた眼科装置において、前記指標検出手段が作動している間における前記手動操作手段による前記装置本体部の移動速度を検出する移動速度検出手段と、該移動速度検出手段の検出結果に基づいて、前記アライメント駆動手段による前記光学系収納部の駆動の開始を許可する駆動許可手段とを備えたことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を眼屈折力測定装置を例にとって説明する。
【0018】
〔実施の形態1〕
まず、本発明の第1の実施の形態を図1乃至図7に基づいて説明する。
【0019】
図1は、本発明を適用した眼屈折力測定装置の全体構成を示す。この眼屈折力測定装置1は、被検眼を検査するための光学系がケース2に内蔵されてなる光学系収納部3と、この光学系収納部3がX,Y,Zの互いに直交する三方向に移動可能に設けられた装置本体部4とを有する。
【0020】
光学系収納部3は、図2に示すように、被検眼Eを固視・雲霧させるために眼底Erに視標を投影する固視標投影光学系10と、被検眼Eの前眼部Efの観察に供する観察光学系20と、後述するCCD28に照準スケールを投影するスケール投影光学系30と、被検眼Eの屈折力を測定するためのパターン光束を眼底Erに投影するパターン光束投影光学系40と、眼底Erから反射された光束をCCD28に受光させる受光光学系50と、光軸と垂直な方向(X方向、Y方向)に関するアライメント状態を検出するための指標光束を被検眼Eに向けて投影するアライメント指標投影光学系60と、被検眼Eと光学系収納部3との間の作動距離を検出する作動距離検出系70と、信号処理・演算部80と、TVモニタ90とから概略構成されている。
【0021】
固視標投影光学系10は、光源11、コリメータレンズ12、視標板13、リレーレンズ14、ミラー15、リレーレンズ16、ダイクロイックミラー17、ダイクロイックミラー18及び対物レンズ19を備えている。光源11、コリメータレンズ12及び視標板13はユニット化され、固視標投影光学系10の光軸O1に沿って一体的に移動可能となっている。
【0022】
光源11から出射された可視光は、コリメータレンズ12によって平行光束とされ、被検眼Eを固視・雲霧させるためのターゲットが設けられた視標板13を透過する。このターゲット光束は、リレーレンズ14を透過してミラー15に反射され、リレーレンズ16を透過してダイクロイックミラー17に反射され、光学系収納部3の主光軸O2に沿ってダイクロイックミラー18及び対物レンズ19を透過して被検眼Eに導かれる。この固視標投影光学系10では、上記のようにユニット化された光源11、コリメータレンズ12及び視標板13を移動させることによって、被検眼Eを固視・雲霧させることができる。
【0023】
観察光学系20は、光源21、対物レンズ19、ダイクロイックミラー18、リレーレンズ22、絞り23、ミラー24、リレーレンズ25、ダイクロイックミラー26、結像レンズ27及びCCD28を備えている。
【0024】
光源21から出射された光束は、被検眼Eの前眼部Efを直接的に照明する。前眼部Efにおいて反射された光束は、対物レンズ19を経てダイクロイックミラー18に反射され、リレーレンズ22を透過すると同時に絞り23を通過し、ミラー24に反射された後にリレーレンズ25及びダイクロイックミラー26を透過して結像レンズ27によりCCD28に結像される。これにより、CCD28の撮像面上には被検眼Eの前眼部像Ef’が形成され、このCCD28からの映像信号が信号処理・演算部80を介してTVモニタ90に出力される(図3参照)。
【0025】
スケール投影光学系30は、光源31、コリメータレンズ32、リレーレンズ33、ダイクロイックミラー18、リレーレンズ22、絞り23、ミラー24、リレーレンズ25、ダイクロイックミラー26、結像レンズ27及びCCD28を備え、コリメータレンズ32には照準スケールが付されている。
【0026】
光源31から出射された光束は、コリメータレンズ32を透過する際に照準スケール光束(平行光束)とされ、リレーレンズ33、ダイクロイックミラー18、リレーレンズ22及び絞り23を通過してミラー24に反射される。このミラー24の反射光束は、リレーレンズ25及びダイクロイックミラー26を透過して結像レンズ27によりCCD28に結像される。したがって、TVモニタ90には、前眼部像Ef’とともに照準スケールSが表示される。なお、この眼屈折力測定装置1では、アライメント完了後の屈折力測定時には光源21,31を消灯させてCCD28の受光を阻止するが、ダイクロイックミラー18からダイクロイックミラー26に至る光路中にシャッター等を設けて遮光してもよい。
【0027】
パターン光束投影光学系40は、光源41、コリメータレンズ42、円錐プリズム43、リング指標板44、リレーレンズ45、ミラー46、リレーレンズ47、穴あきプリズム48、ダイクロイックミラー17、ダイクロイックミラー18及び対物レンズ19を備えている。光源41、コリメータレンズ42、円錐プリズム43及びリング指標板44はユニット化され、パターン光束投影光学系40の光軸O3に沿って一体的に移動可能となっている。光源41とリング指標板44とは光学的に共役な位置にあり、リング指標板44には図示を略すリング状のパターン部分が形成されている。また、リング指標板44は被検眼Eの瞳孔Epと光学的に共役な位置に配置される。
【0028】
光源41から出射された光束は、コリメータレンズ42によって平行光束とされ、円錐プリズム43を透過してリング指標板44に導かれる。リング指標板44に導かれた光束は、そのパターン部分を通過してパターン光束となり、リレーレンズ45、ミラー46及びリレーレンズ47を経て穴あきプリズム48に反射される。この反射されたパターン光束は、光軸O2に沿ってダイクロイックミラー17及びダイクロイックミラー18を透過した後、対物レンズ19により眼底Erに結像される。
【0029】
受光光学系50は、対物レンズ19、ダイクロイックミラー18、ダイクロイックミラー17、穴あきプリズム48の穴部48a、リレーレンズ51、ミラー52、リレーレンズ53、ミラー54、合焦レンズ55、ミラー56、ダイクロイックミラー26、結像レンズ27及びCCD28を備えている。合焦レンズ55は、パターン光束投影光学系40の光軸O3に沿って一体的に移動する光源41、コリメータレンズ42、円錐プリズム43及びリング指標板44と連動して、受光光学系50の光軸O4に沿って移動するようになっている。
【0030】
そのパターン光束投影光学系40によって眼底Erに導かれ、眼底Erで反射された反射光束は、対物レンズ19によって集光された後にダイクロイックミラー18及びダイクロイックミラー17を透過して、穴あきプリズム48の穴部48aを通過する。この穴部48aを通過したパターン反射光束は、リレーレンズ51を透過してミラー52に反射され、リレーレンズ53を透過してミラー54に反射され、合焦レンズ55を透過してミラー56並びにダイクロイックミラー26に反射されて結像レンズ27によりCCD28に結像される。これにより、CCD28の撮像面上にパターン像が形成される。
【0031】
アライメント指標投影光学系60は、LED61、ピンホール62、コリメータレンズ63、ハーフミラー64、ダイクロイックミラー18及び対物レンズ19を備え、被検眼Eの角膜に向けてアライメント用の指標光束を投影する。アライメント指標投影光学系60により投影された指標光束は、被検眼Eの角膜において反射され、この角膜反射光束が受光光学系50によりCCD28の撮像面上にアライメント指標像Tを形成する。検者はTVモニタ90に表示された前眼部像Ef’を見ながら瞳孔が照準スケールS内に入るように概略のアライメントを行い、これにより光学系収納部3がアライメント検出可能範囲内に入ると自動アライメント機構が作動を開始するが、この点の詳細については後述する。
【0032】
作動距離検出系70は、無限遠距離から指標を投影する無限遠距離指標投影系71L,71Rと、有限距離から指標を投影する有限距離指標投影系72L,72Rとを備えている。無限遠距離指標投影系71Lと71R、及び有限距離指標投影系72Lと72Rはそれぞれ光軸O2に関して対称に設けられ、これら4つの指標投影系71L,71R,72L,72Rからの各指標光束は被検眼Eの角膜において反射され、その各反射光束が受光光学系50を通じてCCD28の撮像面上に指標像71L’,71R’,72L’,72R’を形成する。この作動距離検出系70では、その4つの指標像71L’,71R’,72L’,72R’が所定の位置関係となった場合に、作動距離が測定に適したものになったと判断される。また、検者がTVモニタ90に表示された前眼部像Ef’のピントが合うようにその作動距離の調整を概略行うと、あとは自動アライメント機構が作動距離の微調整を自動的に行う。
【0033】
信号処理・演算部80は、制御回路81、A/D変換器82、フレームメモリ83、D/A変換器84及びD/A変換器85を備えている。制御回路81にはA/D変換器82、フレームメモリ83を介してCCD28が接続されるとともに、D/A変換器84を介してTVモニタ90が接続されている。TVモニタ90はD/A変換器85を介してフレームメモリ83にも接続され、フレームメモリ83に蓄えられたCCD28からの映像信号が直接又は制御回路81による処理を経てTVモニタ90に表示される。
【0034】
図1に戻って装置本体部4を説明すると、この装置本体部4は、眼屈折力測定装置1の基部をなして水平面に載置されるベース100の上部に設けられ、ベース100の直上に設けられる中空の架台101と、架台101の上部に設けられるアライメント機構Iとを有する。架台101には手動操作手段としてのジョイスティック102が設けられ、検者がこのジョイスティック102を前後左右に傾動させることにより架台101がベース100に対してZ方向(前後方向)及びX方向(左右方向)に移動する。
【0035】
詳細には、ジョイスティック102は、下部に球面部103が設けられたジョイスティック本体104と、球面部103を側方から保持する球軸受105とを有する。ベース100には球面部105に下方から接する摺動板106が設けられ、架台101の内部には図4に示す摺動案内機構107が設けられている。
【0036】
この摺動案内機構107は、ベース100上に固定されて左右方向にのびる案内管108と、案内管108に挿通されてベアリング109に保持された可動軸110とを備えている。可動軸110は案内管108に案内されつつ、X方向にスムーズに移動することができるようになっている。
【0037】
可動軸110の両軸端には、ピニオン111,112が設けられている。一方、架台101の天板101aの下面には前後方向にのびるラック113,114が設けられ、このラック113,114はピニオン111,112に噛合している。ラック113,114の各側面には図示しないストッパーが取り付けられ、可動軸110にX方向の力が加わってもラック113,114とピニオン111,112との係合(噛合)が外れないようになっている。
【0038】
検者がジョイスティック本体104を前後左右方向に傾けて球面部103を摺動板106上で転がすと、架台101がベース100に対して前後左右方向に移動し、これに伴い光学系収納部3も前後左右方向(XZ方向)に移動する。この際、可動軸110とともに回転するピニオン111,112に案内されつつラック113,114が移動することによって、架台101の前後方向(Z方向)の移動が案内され、ベアリング109に保持された可動軸110が案内管108に案内されつつ軸方向に移動することによって、架台101の左右方向(X方向)の移動が案内される。
【0039】
ジョイスティック本体104の上部には、軸線O5を中心に回転可能な回転操作部115が設けられている。この回転操作部115の回転量は、図示しないロータリーエンコーダにより検出される。検者が回転操作部115を回転させると、そのロータリーエンコーダにより検出された回転量に基づいて後述の上下動機構I1が作動し、光学系収納部3が上下方向(Y方向)に移動する。なお、上下方向のアライメントずれ量ΔYが所定値以下となった場合には、そのロータリーエンコーダからの出力は無視されてあとは自動アライメント機構に委ねられる。
【0040】
架台101の左右方向の移動距離及び前後方向の移動距離は、図5に示すX方向移動距離検出部200及びZ方向移動距離検出部300により検出される。X方向移動距離検出部200は、滑車201,202と、ベルト203と、ピン204と、案内溝205とを備えている。滑車201,202は架台101の底板101bに回転可能に設けられ、ベルト203は滑車201,202間に掛け渡されている。ベルト203はその一部203aがX方向と平行をなし、ピン204はその203aの部分に取り付けられている。ピン204は棒状を呈して鉛直方向(図5における紙面垂直方向)にのび、底板101bに形成された開口101cから下方に突出している。案内溝205はベース100の上面100aにZ方向と平行となるように延設され、ピン204の外径と略同寸の溝幅を有する。案内溝205にはピン204の開口101cから突出する部分が挿入されている。
【0041】
このX方向移動距離検出部200と同様に、Z方向移動距離検出部300は、滑車301,302と、ベルト303と、ピン304と、案内溝305とを備えている。滑車301,302は架台101の底板101bに回転可能に設けられ、ベルト303は滑車301,302間に掛け渡されている。ベルト303はその一部303aがZ方向と平行をなし、ピン304はその303aの部分に取り付けられている。ピン304は棒状を呈して鉛直方向にのび、底板101bに形成された開口101dから下方に突出している。案内溝305はベース100の上面100aにX方向と平行となるように延設され、ピン304の外径と略同寸の溝幅を有する。案内溝305にはピン304の開口101dから突出する部分が挿入されている。
【0042】
架台101がベース100に対してX方向に移動すると、ピン204は案内溝205の側壁205a又は205bに押されることによって、底板101bに対して架台101の移動方向と反対方向に移動する。このピン204の移動に伴いベルト203が滑車201,202を回転させ、滑車201,202の少なくとも一方の回転量がロータリーエンコーダ206により検出され、架台101のX方向の移動距離が制御回路81により算出されるようになっている(図2参照)。このとき、ピン304は案内溝305に沿って移動するだけで、Z方向移動距離検出部300には何らの作用も及ばないので、Z方向移動距離検出部300により検出されるZ方向の移動距離はゼロとなる。
【0043】
一方、架台101がベース100に対してZ方向に移動すると、ピン304は案内溝305の側壁305a又は305bに押されることによって、底板101bに対して架台101の移動方向と反対方向に移動する。このピン304の移動に伴いベルト303が滑車301,302を回転させ、滑車301,302の少なくとも一方の回転量がロータリーエンコーダ306により検出され、架台101のZ方向の移動距離が制御回路81により算出されるようになっている(図2参照)。このとき、ピン204は案内溝205に沿って移動するだけで、X方向移動距離検出部200には何らの作用も及ばないので、X方向移動距離検出部200により検出されるX方向の移動距離はゼロとなる。
【0044】
アライメント機構Iは、制御回路81に接続されて眼屈折力測定装置1の自動アライメント機構を構成し、上下動機構I1と、左右動機構I2と、前後動機構I3とを有する(図1参照)。
【0045】
上下動機構I1は、架台101上に固定されたモータ116と、モータ116の駆動により架台101に対してY方向に移動する支柱117とを備え、支柱117の上部にはテーブル118が固定されている。
【0046】
左右動機構I2は、テーブル118上に固定されたモータ119と支柱120とを備え、支柱120の上部にはテーブル121がX方向に移動可能に設けられている。モータ119の出力軸にはピニオン122が取り付けられ、テーブル121の一側面にはピニオン122と噛合するラック123が設けられ、モータ119の駆動によりテーブル121が支柱120に対してX方向に移動するようになっている。
【0047】
前後動機構I3は、テーブル121上に固定されたモータ124と支柱125とを備え、支柱125の上部には光学系収納部3がZ方向に移動可能に設けられている。モータ124の出力軸にはピニオン126が取り付けられ、光学系収納部3のケース2の一側面にはピニオン126と噛合するラック127が設けられ、モータ124の駆動により光学系収納部3が支柱125に対してZ方向に移動するようになっている。
【0048】
つぎに、本実施の形態の作用を図6、図7に基づいて説明する。図6は本実施の形態に係る眼屈折力測定装置1の動作手順を示すフローチャートであり、図7はそのフローが実行される間における架台101のX方向の移動速度の変化例を示す(横軸:時刻t、縦軸:移動速度VX)。なお、図7は架台101の移動速度がどのように変化した場合に眼屈折力測定装置1がどのように作用するかを説明するためのものであり、架台101の速度変化を実際に測定した結果を示すものではない。また、本実施の形態では、自動アライメント機構のアライメント検出可能範囲はX,Y,Zの各方向のアライメントずれ量が2mm以下となる領域(以下、この領域を「アライメント検出可能範囲」という。)であり、後述の所定値δX,δZはこの領域に基づいて決定される。さらに、アライメントが完了したとして眼屈折力測定が開始されるのはX,Y,Zの各方向のアライメントずれ量が0.5mm以下となった場合であり、後述の所定値εX,εZはこのアライメントが完了したとみなされる領域(以下、この領域を「アライメント完了域」という。)に基づいて決定される。
・ステップ1(図6においてS.1と記載。以下同様。)
検者がジョイスティック102を操作してアライメントずれ量ΔX,ΔZが小さくなるように装置本体部4の位置合わせを行うとともに、アライメントずれ量ΔYが小さくなるように光学系収納部3の上下位置調整を行いそのアライメントずれ量ΔX,ΔY,ΔZがいずれも2mm以下になると、本ステップに移行して制御回路81による自動アライメントが開始される。このステップ1(基準時刻t0)では、制御回路81はロータリーエンコーダ206,306からの出力に基づいて架台101の位置P0(X0,Z0)を検出するとともに、モニタ90に「AUTO START」の文字を表示させて検者に自動アライメントが開始されたことを報知する。
【0049】
この「AUTO START」の表示がなされると、検者はジョイスティック102の操作を止めようとするが直ぐには反応することができないため、時刻t0からある程度の時間(反応時間)TREが経過した後の時刻tREになってジョイスティック102の操作が止められる。また、ジョイスティック102の操作が止められたとしても、架台101は慣性によりすぐには停止することができず、時間TSの間さらに移動し続ける。
・ステップ2
本ステップは、ステップ1の完了後直ちに実行が開始される。このステップ2では、制御回路81はCCD28からの映像信号に基づいてその時点(すなわち、自動アライメント機構によるアライメント検出が可能となった直後)におけるX,Y,Zの各方向についてのアライメントずれ量ΔX,ΔY,ΔZの測定を行う。
【0050】
なお、本実施の形態のようにアライメント検出系の受光素子としてCCDを使用する場合には、所定数のラインを走査し、かつ、これにより得られた映像信号から前眼部像等の不要情報を除去するために適当な閾値による二値化処理を行う必要があるので、そのアライメントずれ量ΔX,ΔY,ΔZが演算されるまでに200ms程度の時間が必要となる。
・ステップ3
本ステップは、ステップ1を実行した時刻t0から予め設定された設定時間TP1が経過した後の時刻t1に実行される。このステップ3では、制御回路81はロータリーエンコーダ206,306からの出力に基づいて架台101の位置を再度検出するが、ここで検出される位置はステップ1で求めた位置P0(X0,Z0)と区別するためにP1(X1,Z1)とする。
【0051】
ここで、その設定時間TP1は反応時間TREの平均的な値よりも十分に長い時間とする。この「十分に長い時間」とは、平均的な反応時間でジョイスティック102の操作を止めたとすれば、架台101の慣性による移動時間TSを考慮してもステップ3の実行時には架台101の移動速度VXがゼロ又はゼロに近い値となるような時間を意味する。ここでは、反応時間TREの平均値を150msと想定し、設定時間TP1を300msに設定する。
・ステップ4
本ステップは、ステップ3の完了後直ちに実行される。このステップ4では、制御回路81はステップ1及びステップ3で求めた位置P0と位置P1とを比較し、設定時間TP1の間における架台101の移動距離をジョイスティック操作による位置の変化に関する情報として求め、その結果に基づいてアライメントずれ量の補正が必要であるか否かを判断する。すなわち、架台101のX方向の移動距離LX、Z方向の移動距離LZをLX=X1−X0、LZ=Z1−Z0の各式により求め、これらがそれぞれ所定値εX,εZよりも小さいか否かを判定し、これによりアライメントずれ量ΔX,ΔZの補正が必要であるか否かを判断する。
【0052】
例えば、図7の曲線P(太線)で示すように、検者がステップ1の時点(時刻t0)においてジョイスティック102により移動速度VX=5.0[mm/s]でX方向に架台101を動かしていて、モニタ90に「AUTO START」の文字が表示されてからTRE=150[ms]後に反応してジョイスティック102の操作を止めたが、その後も慣性により架台101がTS=100[ms]だけ移動した場合を考えてみる。この場合には、ステップ1からステップ3までの間において、架台101は図7の台形ABCOの面積に相当する距離だけX方向に移動し、その移動距離LXは
{(150+250)×10-3}×5.0/2=1.0[mm]
となる。したがって、この移動距離LXを考慮してアライメントずれ量ΔXを補正しないと、アライメントずれ量に基づいて光学系収納部3を自動駆動したときにその駆動量が過度となり、光学系収納部3がアライメント完了域を通り過ぎて再度これを逆方向に駆動しなければならず、アライメント完了までに比較的長時間を要するおそれがある。
【0053】
一方、反応時間TREが例えば50ms以下である場合や、時刻t0における架台101の移動速度VXが1mm/s程度であり反応時間TREも上記150msと同等かそれ以下であるような場合には、架台101のX方向の移動距離LX(台形ABCOの面積)は0.5mmよりも小さくなる。このような場合には、アライメントずれ量ΔXを補正せずにこれを駆動量としてそのまま使用したとしても光学系収納部3がアライメント完了域を通過することはなく、アライメントずれ量を検出してアライメント機構Iを駆動するという一連の動作を1回行うだけでアライメントを完了させることができる。
【0054】
以上はZ方向についても同様であるので、このステップ4における判定の結果、LX<εXかつLZ<εZのときにはアライメントずれ量ΔX,ΔZに補正が不要であるとしてステップ5へ移行し、LX≧εX又はLZ≧εZのときにはアライメントずれ量ΔX,ΔZに補正が必要であるとしてステップ9へ移行する。
・ステップ5
ステップ5では、制御回路81はアライメントずれ量ΔX,ΔY,ΔZに基づいてアライメント機構Iのモータ116,119,124を駆動し、光学系収納部3をそのアライメントずれ量ΔX,ΔY,ΔZに相当する分X,Y,Z方向に移動させる。
・ステップ6〜ステップ8
ステップ6では、制御回路81はステップ5でなされたアライメント機構Iの駆動によりアライメントが完了したか否か(光学系収納部3がアライメント完了域に入ったか否か)を判断し、アライメントが完了したと判断した場合にはステップ7に移行して眼屈折力の測定を開始する。未だアライメントが完了していないと判断した場合には、ステップ8においてステップ2におけると同様にアライメントずれ量ΔX,ΔY,ΔZを測定し、再度ステップ5に戻り同じ手順を繰り返す。
・ステップ9〜ステップ10
ステップ9では、制御回路81はステップ4においてLX≧εX又はLZ≧εZと判定された移動距離LX,LZがさらに所定値δX,δZよりも大きいか否かを判定し、移動距離LX,LZに基づくアライメントずれ量ΔX,ΔZの補正が可能か否かを判断する。
【0055】
例えば検者が「AUTO START」の表示に十分注意を払っていなかった等の理由でジョイスティック操作の停止が遅れ、図7の曲線Q(細線)に示すように反応時間(ここでの反応時間は同図において便宜上TRE’と表す。)が設定時間TP1以上の場合又は設定時間TP1よりも短いがそれに近くなってしまった場合には、ステップ3が実行される時刻t1においては勿論、後述のステップ12の実行が開始される時刻t2においても架台101の移動速度VXがゼロにならないことがある。このような場合には、移動距離LXの分だけアライメントずれ量ΔXを補正したとしても図7の斜線部の面積に相当する分だけ補正量が不足し、このように補正量の不足が著しいと従来同様の不都合が生じるおそれがある。
【0056】
以上はZ方向についても同様であるので、このステップ9における判定の結果、LX>δX又はLZ>δZのときには移動距離LX,LZに基づくアライメントずれ量ΔX,ΔZの補正がもはや不能であるとしてステップ10へ移行し、アライメント機構Iの作動を停止させるとともにモニタ90にその旨を表示して検者に慎重に操作するように注意を促す。一方、LX≦δXかつLZ≦δZのときには移動距離LX,LZに基づいてアライメントずれ量を補正すべくステップ11へ移行する。
・ステップ11
ステップ11では、制御回路81は光学系収納部3のジョイスティック操作に起因する駆動と自動アライメント機構による駆動とが移動距離LX,LZの分だけ重なることを考慮し、以下の各式のようにアライメントずれ量ΔX,ΔY,ΔZに修正を加えて補正したアライメントずれ量ΔX’,ΔY’,ΔZ’を算出する。
【0057】
ΔX’=ΔX−LX …▲1▼
ΔY’=ΔY …▲2▼
ΔZ’=ΔZ−LZ …▲3▼
なお、式▲2▼においてアライメントずれ量ΔYをそのままとしているのは、光学系収納部3の上下方向位置(Y方向位置)の手動調整は回転操作部115によりなされる一方、光学系収納部3がアライメント検出可能範囲に入って自動アライメントが開始されると回転操作部115の操作は既述のように無視されるからである。
・ステップ12
ステップ12では、制御回路81は前ステップで求めたアライメントずれ量ΔX’,ΔY’,ΔZ’に基づいてアライメント機構Iのモータ116,119,124を駆動し、光学系収納部3をそのアライメントずれ量ΔX’,ΔY’,ΔZ’に相当する分X,Y,Z方向に移動させる。
・ステップ13〜ステップ15
ステップ13では、制御回路81は前ステップでなされたアライメント機構Iの駆動によりアライメントが完了したか否かを判断し、アライメントが完了したと判断した場合にはステップ7に移行して眼屈折力の測定を開始する。未だアライメントが完了していないと判断した場合には、ステップ14においてステップ2におけると同様にアライメントずれ量ΔX,ΔY,ΔZを測定し、ステップ15においてアライメントずれ量ΔX’,ΔY’,ΔZ’の各値をそのアライメントずれ量ΔX,ΔY,ΔZの値に置換し(ΔX’=ΔX、ΔY’=ΔY、ΔZ’=ΔZ)、再度ステップ12に戻り同じ手順を繰り返す。
【0058】
〔実施の形態2〕
本発明の第2の実施の形態を図8に基づいて説明する。
【0059】
本実施の形態に係る眼屈折力測定装置の構成は実施の形態1に係るものと同様であり、制御回路81の制御プログラムのみが異なる。図8はその制御プログラムの概略を示すフローチャートであり、各ステップには各々が対応する実施の形態1におけるステップと同じ番号を付している。
【0060】
ところで、その実施の形態1では、(イ)LX<εXかつLZ<εZのとき、(ロ)LX≧εX又はLZ≧εZのときであってLX≦δXかつLZ≦δZのとき、(ハ)LX>δX又はLZ>δZのとき、の3通りに場合分けをし、(イ)の場合にはアライメントずれ量ΔX,ΔY,ΔZを補正せずにそのまま使用してアライメント機構Iを駆動し、(ロ)の場合には移動距離LX,LZに基づいて補正したアライメントずれ量ΔX’,ΔY’,ΔZ’を使用してアライメント機構Iを駆動し、(ハ)の場合にはアライメント機構Iの作動を停止させることとした。
【0061】
これに対して、本実施の形態では、実施の形態1のステップ4に相当する判断を省略し、(ハ)の場合に該当するか否かのみを判断する。そして、(ハ)の場合に該当するときには実施の形態1におけると同様にアライメント機構Iの作動を停止させるが(ステップ10)、(ハ)の場合に該当しないときには(イ)の場合に該当するか(ロ)の場合に該当するかにかかわらず、アライメントずれ量ΔX,ΔY,ΔZを補正せずにそのまま使用して光学系収納部3を移動させる(ステップ5)。
【0062】
したがって、(ロ)の場合に該当するときには、光学系収納部3が自動駆動によりアライメント完了域を通り過ぎ、再度アライメントずれ量を検出してアライメント機構Iを駆動する動作(ステップ8等)が必要となってアライメント完了までに要する時間がのびると考えられるが、少なくとも光学系収納部3がアライメント検出可能範囲を超えて自動アライメントが中断されることにより生じる程の遅延を招くことはない。
【0063】
なお、以上の実施の形態1及び実施の形態2においては、ロータリーエンコーダ206,306により架台101の移動距離を直接的に検出したが、ジョイスティック102の傾きをセンサにより検出してこれに基づいてその移動距離を求めてもよい。
【0064】
〔実施の形態3〕
本発明の第3の実施の形態を図9及び図10に基づいて説明する。
【0065】
本実施の形態に係る眼屈折力測定装置の構成は実施の形態1に係るものとほぼ同様であるが、実施の形態1ではロータリーエンコーダ206,306により架台101の移動距離を測定したのに対し、本実施の形態ではロータリーエンコーダ206,306のパルス信号の周波数又は周期を演算して架台101の移動速度VX(X方向),VZ(Z方向)を測定し、これらの値に基づいてアライメントずれ量ΔX,ΔZの補正を行う。なお、このような速度検出の構成自体は周知であるのでその説明は省略し、以下では図9のフローチャートに沿って作用を説明する。
・ステップ1(図9においてS.1と記載。以下同様。)
検者がジョイスティック102を操作してアライメントずれ量ΔX,ΔZが小さくなるように装置本体部4の位置合わせを行うとともに、アライメントずれ量ΔYが小さくなるように光学系収納部3の上下位置調整を行いそのアライメントずれ量ΔX,ΔY,ΔZがいずれも2mm以下になると、本ステップに移行して制御回路81による自動アライメントが開始される。このステップ1(基準時刻t0)では、制御回路81はロータリーエンコーダ206,306のパルス信号に基づいて架台101の移動速度VX=VX0,VZ=VZ0を検出し、モニタ90に「AUTO START」の文字を表示させて検者に自動アライメントが開始されたことを報知する。ここでは、検者がその報知に気付く等してジョイスティック102の操作を止めると、架台101はその瞬間から−50.0mm/s2の加速度で減速して停止するものとする。
・ステップ2
本ステップは、ステップ1の完了後直ちに実行が開始される。このステップ2では、制御回路81はCCD28からの映像信号に基づいてその時点におけるX,Y,Zの各方向についてのアライメントずれ量ΔX,ΔY,ΔZの測定を行う。
・ステップ3
本ステップは、ステップ1を実行した時刻t0から予め設定された設定時間TP2が経過した後の時刻t3に実行される。このステップ3では、制御回路81はロータリーエンコーダ206,306のパルス信号に基づいて架台101の移動速度VX,VZを再度検出するが、ここで検出される移動速度はステップ1で求めた移動速度と区別するためにVX1,VZ1とする。
【0066】
ここで、その設定時間TP2は反応時間TREの平均的な値よりも僅かに長い時間であり、実施の形態1における設定時間TP1よりも短い時間である。ここでは、反応時間TREの平均値を150msと想定し、設定時間TP2を200msに設定する。
・ステップ4
本ステップは、ステップ3の完了後直ちに実行される。このステップ4では、制御回路81は架台101の移動速度VX1,VZ1についてVX1≒0(VX1=0を含む。)、VZ1≒0(Vz1=0を含む。)が成り立つか否かを判定し、これによりアライメントずれ量の補正が必要であるか否かを判断する。
【0067】
VX1≒0の場合としては、例えば、図10に曲線L1で示すように、ステップ1の時点(時刻t0)における架台101の移動速度VX0が5.0mm/sであり、反応時間TREが平均よりも短い100ms又はそれ未満である場合が該当する。このような場合には、架台101のX方向の移動速度はステップ3の時点(時刻t3)においてゼロとなり、同方向についての架台101の全移動距離L2Xは図10の台形AB1C1Oの面積に相当する距離
{(100+200)×10-3}×5.0/2=0.75[mm]
に等しくなるか又はそれより小さくなる。既述のように、アライメント完了域は厳密なアライメント完了位置に対して±0.5mmの許容範囲をX,Y,Zの各方向に与えてなるものであるため、ジョイスティック操作による移動距離LXがこの程度の大きさならばアライメントずれ量ΔXをそのまま使用して光学系収納部3を駆動したとしても、アライメントずれ量を検出してアライメント機構Iを駆動するという一連の動作を1回行うだけでアライメントを完了させることができる蓋然性が高い。
【0068】
一方、図10に曲線L2で示すように、時刻t0における架台101の移動速度VX0が曲線L1と同様に5.0mm/sであり、反応時間TREが平均値に等しい150msであるような場合には、架台101の移動速度は時刻t3においてもなお2.5mm/sであり、全移動距離L2Xは台形AB2C2Oの面積に相当する距離
{(150+250)×10-3}×5.0/2=1.0[mm]
になる。このとき、アライメント完了域のX方向の長さが1.0mmであるにもかかわらず、その全移動距離L2Xを無視して先に求めたアライメントずれ量ΔXの分だけアライメント機構Iを駆動させると、光学系収納部3の移動量が過度となってそれがアライメント完了域から飛び出してしまう可能性が高くなる。
【0069】
以上はZ方向についても同様であるので、このステップ4における判定の結果、VX1≒0かつVZ1≒0が成り立つ場合にはアライメントずれ量ΔX,ΔZに補正が不要であるとしてステップ5へ移行し、成り立たない場合にはアライメントずれ量ΔX,ΔZに補正が必要であるとしてステップ9へ移行する。
・ステップ5
ステップ5では、制御回路81はアライメントずれ量ΔX,ΔY,ΔZに基づいてアライメント機構Iのモータ116,119,124を駆動し、光学系収納部3をそのアライメントずれ量ΔX,ΔY,ΔZに相当する分X,Y,Z方向に移動させる。
・ステップ6〜ステップ8
ステップ6では、制御回路81はステップ5でなされたアライメント機構Iの駆動によりアライメントが完了したか否かを判断し、アライメントが完了したと判断した場合にはステップ7に移行して眼屈折力の測定を開始する。未だアライメントが完了していないと判断した場合には、ステップ8においてステップ2におけると同様にアライメントずれ量ΔX,ΔY,ΔZを測定し、再度ステップ5に戻り同じ手順を繰り返す。
・ステップ9
ステップ9では、制御回路81は架台101の移動速度VX,VZについてVX0≒VX1(VX0=VX1を含む。)又はVZ0≒VZ1(VZ0=VZ1を含む。)が成り立つか否かを判定し、アライメントずれ量ΔX,ΔZの補正方法を後述のステップ10、ステップ11のいずれとするかを判断する。
【0070】
VX0≒VX1の場合としては、例えば、図10に曲線L3で示すように、ステップ1の時点(時刻t0)における架台101の移動速度VX0が5.0mm/sであり、反応時間TREが設定時間TP2(=200ms)以上である場合が該当する。このような場合には、架台101のX方向の全移動距離L2Xは少なくとも図10の台形AB3C3Oの面積に相当する距離
{(200+300)×10-3}×5.0/2=1.25[mm]
以上となる。既述のように、アライメント検出可能範囲は厳密なアライメント完了位置に対して±2.0mmの大きさをX,Y,Zの各方向に有するものであるため、その移動距離LXを無視して先に求めたアライメントずれ量ΔXの分だけアライメント機構Iを駆動させると、光学系収納部3の移動量が過度となりそれがアライメント検出可能範囲から飛び出して自動アライメントが中断される可能性がある。
【0071】
一方、VX0≒VX1及びVZ0≒VZ1が成り立たない場合、例えば、図10に曲線L2で示すような場合には、たとえ架台101の移動距離LXを無視してアライメントずれ量ΔXの分だけ光学系収納部3を駆動したとしても、上記曲線L3の場合と異なりそれがアライメント検出可能範囲を飛び出す可能性は少ない。しかしながら、光学系収納部3がアライメント完了域を超える可能性はなお残存し、アライメントずれ量を検出してアライメント機構Iを駆動するという一連の動作を複数回繰り返さなければならない蓋然性が高い。
【0072】
以上はZ方向についても同様であるので、このステップ9における判定の結果、VX0≒VX1又はVZ0≒VZ1が成り立つ場合にはステップ10へ移行し、VX0≒VX1及びVZ0≒VZ1が成り立たない場合にはステップ11へ移行する。
・ステップ10
ステップ10では、反応時間TREが設定時間TP2と等しかったと仮定して、制御回路81は全移動距離L2X,L2Zを
L2X=1/2×VX0×(TP2+αX)
L2Z=1/2×VZ0×(TP2+αZ)
と算出し、ステップ12に移行する。なお、αX,αZは定数である。
・ステップ11
ステップ11では、制御回路81は全移動距離L2X,L2Zを定数βX1,βX2,βZ1,βZ2を用いて
L2X=TP2VX0+βX1VX0 2+βX2VX0VX1
L2Z=TP2VZ0+βZ1VZ0 2+βZ2VZ0VZ1
と算出し、ステップ12に移行する。
・ステップ12
ステップ12では、制御回路81はステップ2で求めたアライメントずれ量ΔX,ΔY,ΔZ及びステップ10又はステップ11で求めたL2X,L2Zを下記の式に代入して、補正したアライメントずれ量ΔX’,ΔY’,ΔZ’を算出する。
【0073】
ΔX’=ΔX−L2X
ΔY’=ΔY
ΔZ’=ΔZ−L2Z
・ステップ13
ステップ13では、制御回路81は前ステップで求めたアライメントずれ量ΔX’,ΔY’,ΔZ’に基づいてアライメント機構Iのモータ116,119,124を駆動し、光学系収納部3をそのアライメントずれ量ΔX’,ΔY’,ΔZ’に相当する分X,Y,Z方向に移動させる。
・ステップ14〜ステップ16
ステップ14では、制御回路81は前ステップでなされたアライメント機構Iの駆動によりアライメントが完了したか否かを判断し、アライメントが完了したと判断した場合にはステップ7に移行して眼屈折力の測定を開始する。未だアライメントが完了していないと判断した場合には、ステップ15においてステップ2におけると同様にアライメントずれ量ΔX,ΔY,ΔZを測定し、ステップ16においてアライメントずれ量ΔX’,ΔY’,ΔZ’の各値をそのアライメントずれ量ΔX,ΔY,ΔZの値に置換し(ΔX’=ΔX、ΔY’=ΔY、ΔZ’=ΔZ)、再度ステップ13に戻り同じ手順を繰り返す。
【0074】
〔実施の形態4〕
本発明の第4の実施の形態を図11に基づいて説明する。
【0075】
本実施の形態に係る眼屈折力測定装置の構成は実施の形態3に係るものと同様であり、制御回路81の制御プログラムのみが異なる。すなわち、実施の形態3では、架台101の移動速度を直接的に(架台101の移動距離を介することなく)測定し、この測定結果に基づいてアライメントずれ量を補正したが、本実施の形態では、架台101の移動速度VX,VZを直接的に測定し、これらがほぼゼロになった段階で初めてアライメントずれ量を検出してアライメント機構Iの駆動を開始する。これにより、一旦検出したアライメントずれ量を補正することなく、光学系収納部3の過度な駆動を防止することができる。図11はその制御プログラムの概略を示すフローチャートであり、以下では図11のフローチャートに沿って作用を説明する。
・ステップ1(図11においてS.1と記載。以下同様。)
検者がジョイスティック102を操作してアライメントずれ量ΔX,ΔZが小さくなるように装置本体部4の位置合わせを行うとともに、アライメントずれ量ΔYが小さくなるように光学系収納部3の上下位置調整を行いそのアライメントずれ量ΔX,ΔY,ΔZがいずれも2mm以下になると、本ステップに移行して制御回路81による自動アライメントが開始される。このステップ1(基準時刻t0)では、制御回路81はモニタ90に「AUTO START」の文字を表示させて検者に自動アライメントが開始されたことを報知するが、この段階では制御回路81によるアライメント機構Iの駆動は許可されていない。
・ステップ2
ステップ2では、制御回路81はステップ1を実行した時刻t0から所定時間(例えば0.1s)経過した後の架台101の移動速度VX,VZをロータリーエンコーダ206,306のパルス信号に基づいて検出する。
・ステップ3〜ステップ4
ステップ3では、前ステップで求めた架台101の移動速度VX,VZについてVX≒0(VX=0を含む。)及びVZ≒0(VZ=0)が成り立つか否かを判定し、VX≒0及びVZ≒0が成り立つ場合にはアライメント機構Iの駆動を開始すべくステップ4に移行してアライメントずれ量ΔX,ΔY,ΔZを測定する。VX≒0及びVZ≒0が成り立たない場合には、ステップ2に戻り移動速度VX,VZを検出して再度同じ手順を繰り返す。
・ステップ5
ステップ5では、制御回路81はアライメントずれ量ΔX,ΔY,ΔZに基づいてアライメント機構Iのモータ116,119,124を駆動し、光学系収納部3をそのアライメントずれ量ΔX,ΔY,ΔZに相当する分X,Y,Z方向に移動させる。
・ステップ6〜ステップ7
ステップ6では、制御回路81はステップ5でなされたアライメント機構Iの駆動によりアライメントが完了したか否かを判断し、アライメントが完了したと判断した場合にはステップ7に移行して眼屈折力の測定を開始する。未だアライメントが完了していないと判断した場合には、再度ステップ4に戻りアライメントずれ量ΔX,ΔY,ΔZを測定し、同じ手順を繰り返す。
【0076】
以上の各実施の形態においては、各ステップをシーケンシャルに実施したが、制御回路にCPUを複数個設ける等して各ステップを適宜並列に実行することとしてもよい。例えば実施の形態1において、ステップ1及びステップ3(架台101の位置の検出)を実行するための第1のCPUと、ステップ2(アライメントずれ量ΔX,ΔY,ΔZの測定)を実行するための第2のCPUとを設け、ステップ1及びステップ3とステップ2とを同時に実行することとしてもよい。
【0077】
【発明の効果】
本発明に係る眼科装置は、以上説明したように構成したので、自動アライメント機構による装置本体の駆動と手動操作手段による装置本体の駆動とが重ねてなされることに基づくアライメント完了の遅延を、手動操作手段として機械式の機構を採用した場合にも回避することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1に係る眼屈折力測定装置の全体構成を示す説明図である。
【図2】装置本体の光学系を示す説明図である。
【図3】TVモニタの表示例を示す説明図である。
【図4】図1のA−A線に沿った位置における断面図である。
【図5】各移動距離検出部を示す説明図である。
【図6】実施の形態1に係るアライメント手順を示すフローチャートである。
【図7】実施の形態1に係る架台の移動速度の変化例を示す説明図である。
【図8】実施の形態2に係るアライメント手順を示すフローチャートである。
【図9】実施の形態3に係るアライメント手順を示すフローチャートである。
【図10】実施の形態3に係る架台の移動速度の変化例を示す説明図である。
【図11】実施の形態4に係るアライメント手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 眼屈折力測定装置(眼科装置)
3 光学系収納部
4 装置本体部
50 受光光学系(指標検出手段)
60 アライメント指標投影光学系(アライメント指標投影手段)
70 作動距離検出系(アライメント指標投影手段)
80 信号処理・演算部(演算手段)
81 制御回路
102 ジョイスティック(手動操作手段)
206,306 ロータリーエンコーダ
E 被検眼
I アライメント機構(アライメント駆動手段)
Claims (9)
- 被検眼を撮影又は検査するための光学系を収納した光学系収納部が移動可能に設けられた装置本体部と、
該装置本体部を手動により位置合わせするための手動操作手段と、
前記被検眼に対してアライメント用の指標光束を投影するアライメント指標投影手段と、
前記指標光束の前記被検眼における反射光束を検出する指標検出手段と、
該指標検出手段による前記反射光束の検出が可能となるように前記手動操作手段により前記装置本体部の位置合わせがなされた場合に、前記光学系収納部を前記指標検出手段の検出結果に基づいて駆動し前記装置本体部に対して移動させるアライメント駆動手段とを備えた眼科装置において、
前記指標検出手段が作動している間における前記手動操作手段による前記装置本体部の位置の変化に関する情報を検出する位置情報検出手段と、
該位置情報検出手段の検出結果に基づいて、前記駆動量を補正する補正手段とを備えたことを特徴とする眼科装置。 - 前記位置情報検出手段は、所定の基準時刻と該基準時刻から設定時間経過後の時刻との間における前記装置本体部の移動距離を検出することを特徴とする請求項1に記載の眼科装置。
- 前記指標検出手段による検出が開始されたことを検者に報知する報知手段を備え、
前記設定時間は、前記報知手段による報知がなされてから検者がその報知に反応して前記手動操作手段の操作を止めるまでの時間に対応して設定されたことを特徴とする請求項2に記載の眼科装置。 - 前記設定時間は、検者が前記報知手段による報知に反応して前記手動操作手段の操作を止めるまでの平均的な時間よりも十分に長いことを特徴とする請求項3に記載の眼科装置。
- 被検眼を撮影又は検査するための光学系を収納した光学系収納部が移動可能に設けられた装置本体部と、
該装置本体部を手動により位置合わせするための手動操作手段と、
前記被検眼に対してアライメント用の指標光束を投影するアライメント指標投影手段と、
前記指標光束の前記被検眼における反射光束を検出する指標検出手段と、
該指標検出手段による前記反射光束の検出が可能となるように前記手動操作手段により前記装置本体部の位置合わせがなされた場合に、前記光学系収納部を前記指標検出手段の検出結果に基づいて駆動し前記装置本体部に対して移動させるアライメント駆動手段とを備えた眼科装置において、
前記指標検出手段が作動している間における前記手動操作手段による前記装置本体部の移動速度を検出する移動速度検出手段と、
該移動速度検出手段の検出結果に基づいて、前記駆動量を補正する補正手段とを備えたことを特徴とする眼科装置。 - 前記移動速度検出手段は、所定の基準時刻における前記装置本体部の移動速度と該基準時刻から設定時間経過後の時刻における前記装置本体部の移動速度とを検出することを特徴とする請求項5に記載の眼科装置。
- 前記指標検出手段による検出が開始されたことを検者に報知する報知手段を備え、
前記設定時間は、前記報知手段による報知がなされてから、検者がその報知に反応して前記手動操作手段の操作を止めるまでの時間に対応して設定されたことを特徴とする請求項6に記載の眼科装置。 - 前記設定時間は、検者が前記報知手段による報知に反応して前記手動操作手段の操作を止めるまでの時間の平均値よりも僅かに長い時間に設定されたことを特徴とする請求項7に記載の眼科装置。
- 被検眼を撮影又は検査するための光学系を収納した光学系収納部が移動可能に設けられた装置本体部と、
該装置本体部を手動により位置合わせするための手動操作手段と、
前記被検眼に対してアライメント用の指標光束を投影するアライメント指標投影手段と、
前記指標光束の前記被検眼における反射光束を検出する指標検出手段と、
該指標検出手段による前記反射光束の検出が可能となるように前記手動操作手段により前記装置本体部の位置合わせがなされた場合に、前記光学系収納部を前記指標検出手段の検出結果に基づいて駆動し前記装置本体部に対して移動させるアライメント駆動手段とを備えた眼科装置において、
前記指標検出手段が作動している間における前記手動操作手段による前記装置本体部の移動速度を検出する移動速度検出手段と、
該移動速度検出手段の検出結果に基づいて、前記アライメント駆動手段による前記光学系収納部の駆動の開始を許可する駆動許可手段とを備えたことを特徴とする眼科装置。
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