JPH0599936A - 高粘性液体の希釈方法 - Google Patents

高粘性液体の希釈方法

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JPH0599936A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 血液試料の分注装置において、高粘性の液体
である赤血球成分の希釈を行うのに際して、その希釈の
迅速化を図る。 【構成】 ステップ212では、希釈容器66内に希釈
液が注がれ、ステップ213では、内部に赤血球成分を
保持しているノズルチップ36によって希釈液の吸引が
行われる。これによって、ノズルチップ36内において
希釈の第1段階が実行される。ステップ214では、ノ
ズルチップ36内の混合液が吐出され、ステップ215
及び216において吐出と吸引が繰り返され、これによ
って希釈(ミキシング)が完了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高粘性液体の希釈方
法、特に血液試料の分注を行う分注装置において採用さ
れる赤血球成分の希釈方法に関する。
【0002】
【従来の技術】人体から採取された血液試料に対しては
各種検査が行われる。例えば、血液型判定検査等におい
ては、図10に示すように、採取された血液試料10は
試験管12に入れられ、まず、遠心分離処理もしくは放
置がなされ、これによって血液試料10は、およそ血漿
成分14と赤血球成分16とに分離される。なお、実際
には血漿成分14と赤血球成分16との間に、少量の白
血球成分18が表出するが、以下の説明に直接関与しな
いので他の図面においては図示省略されている。従来の
分注装置で行われる血液試料の分注方法は、大別して2
つの工程から成り、血漿分注工程と赤血球分注工程とか
ら成る。血漿分注工程においては、ノズルチップ20に
よって血漿成分14が吸引され、他の複数の容器22に
血漿成分が所定量ずつ分注される。また、赤血球分注工
程では、ノズルチップ20によって赤血球成分16が吸
引され、その後、図示されていない希釈用容器に一旦移
されて希釈液と混合された後、希釈された赤血球成分が
ノズルチップによって再び吸引され、他の複数の容器2
4に所定量ずつ分注される。そして、血液型判定用の試
薬(血漿成分用試薬、赤血球成分用試薬)が、それぞれ
容器22,24に加えられる。次に、容器22,24
は、凝集判定を行う装置に送られ、光学的もしくは目視
的に容器内試料の凝集測定が行われ、その結果からA
型,B型,O型,AB型あるいはRH型等の判定が行わ
れる。
【0003】上記赤血球成分の希釈は、従来、次のよう
に行われる。赤血球成分の吸引の後、まず、ノズルチッ
プから希釈容器へ赤血球成分が吐出される。この前ある
いは後に、希釈容器に所定量の希釈液が注がれる。そし
て、例えば、エアの吹き付けや振動作用等によって赤血
球成分と希釈液との混合、撹拌が行われ、その後、赤血
球希釈液は再びノズルチップによって吸引され、容器2
4へ分注される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、赤血球
成分は、周知のように高粘性の液体(場合によりゲル状
の物質)であり、このためノズルチップから赤血球成分
の吐出を容易に行うことができず、上記従来の希釈方法
では赤血球成分の希釈を迅速に行うことができなかっ
た。
【0005】すなわち、赤血球成分の粘性が極めて高い
ため、ノズルチップ先端の小孔から赤血球成分をスムー
ズに吐出させることができず、希釈容器へ赤血球成分の
吐出を行う際に無視できない程度の時間を要していた。
従って、多量の血液試料の分注を行う分注装置において
は、分注処理能力を向上させることができなかった。な
お、以上の問題に対し、ノズルチップ先端の小孔の径を
大きくすること等も考えられるが、その場合には分注精
度の低下を招き、またノズルチップによる試料液体搬送
中に液漏れなどが生ずる不具合が危惧される。従って、
特に血漿成分の分注と赤血球成分の分注とを同一形状の
ノズルチップによって行う分注装置においては、上記の
問題を解決する希釈方法が切望されていた。
【0006】本発明は、上記従来の課題に鑑みなされた
ものであり、その目的は、例えば赤血球成分等の高粘性
の液体試料をできる限り迅速に希釈することのできる高
粘性液体の希釈方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ノズルチップによって高粘性の液体試料
の吸引を行う試料吸引工程と、前記液体試料が内部に保
持された前記ノズルチップの先端を希釈容器内の希釈液
中に入れ、まず吸引を行い、その後、吐出と吸引とを繰
り返し行うミキシング工程と、を含むことを特徴とす
る。
【0008】
【作用】上記構成によれば、ノズルチップから高粘性の
液体試料の吐出を行う前に、まず希釈液の吸引が行わ
れ、ある程度液体試料の希釈が行われた後にノズルチッ
プ内の混合液が吐出され、更に吐出と吸引とが繰り返し
行われるので、高粘性液体の希釈を迅速に行うことが可
能となる。
【0009】すなわち、ノズルチップ内部に高粘性の液
体試料が入っていても、それに加えて希釈液を吸引する
ことは、液体試料の吐出に比べ容易であり、また、希釈
液によって多少なりとも希釈された赤血球成分の吐出
は、純粋な赤血球成分の吐出よりもスムーズに行えるた
め、結果として、従来の希釈方法よりも希釈時間を短縮
させることが可能となる。つまり、本発明においては、
希釈の第1段階がノズルチップの内部を用いて行われ
る。
【0010】ミキシング工程における吸引及び吐出は、
希釈の度合いに合わせて徐々にその速度を早めて行うこ
とが好適である。
【0011】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面に基づい
て説明する。
【0012】図1には、本発明に係る高粘性液体の希釈
方法を適用した分注装置30の外観が示されており、図
1はその斜視図である。
【0013】この分注装置30は、本実施例において、
遠心分離後の血漿成分と赤血球成分とを分注するもので
あり、換言すれば、血液型判定のための前処理分注を行
うものである。
【0014】図中ほぼ中央に図示される血液試料の吸引
を行うノズル部32は、XYZロボット34によって保
持されており、ノズル部32は、3次元的に自在に移動
可能とされている。
【0015】図2には、ノズル部32の要部断面図が示
されており、ノズル部32は、ノズルベース35とノズ
ルチップを成すディスポーザブルチップ(以下、チップ
という)36とで構成されている。すなわち、本実施例
の分注装置においては、ノズルチップとしてディスポー
ザブルなものが用いられている。なお、このチップ36
の上部開口には、ノズルベース35の先端部が加圧挿入
され、このようにチップ36の上部開口にノズルベース
35の先端部が嵌合することによって、チップ36がノ
ズルベース35に確実に固定される。チップ36の下方
先端には、小孔36aが形成され、この小孔36aから
血液試料が吸引され、あるいは吐出されることになる。
なお、チップ36は例えば硬質プラスチック等で構成さ
れ、ノズルベース35は金属等で構成される。
【0016】図1において、前記XYZロボット34
は、X駆動部34xと、Y駆動部34yと、Z駆動部3
4zとで構成され、Z駆動部34zにはノズル部32を
備えたエレベータ部38が昇降自在に連結されている。
このエレベータ部38はジャミングセンサ等の機能をな
すリミットスイッチ40を有し、このリミットスイッチ
40は、ノズル部32に加えられる上方への一定以上の
外的作用力を検出する。Z駆動部34zには希釈液の吐
出を行う希釈液ピペット42が固定配置されている。ノ
ズル部32には、エアホース44の一端が接続され、エ
アホース44の他端は吸引・吐出ポンプの作用を成すシ
リンダ46に接続されている。また、希釈液ピペット4
2には、希釈液ホース48の一端が接続され、その他端
は電磁バルブ50を介してシリンダ52に接続されてい
る。
【0017】シリンダ46とノズル部32との間には、
エアホース44内の内圧を測定するための圧力センサ5
4が接続されている。なお、リミットスイッチ40から
の信号は信号ケーブル56を介して装置本体に送られて
いる。
【0018】分注台58に載置された試験管ラック60
には、遠心分離処理が行われた後の血液試料を入れた複
数の試験管62が起立保持されている。すなわち、この
試験管62には、図10で示したように、血漿成分と赤
血球成分とが上下分離している血液試料が入れられてい
る。また、分注台58上に設けられた水平台64には、
希釈容器66を複数備えた希釈トレイ68と、マイクロ
プレート70とが載置されている。ここで、マイクロプ
レート70には、分注される血漿成分又は希釈された赤
血球成分等を入れる容器であるウェルが複数形成されて
いる。すべての血液試料の分注後には、このマイクロプ
レート70が血液型判定のための装置へ移され、そこで
光学的に凝集判定等が行われる。なお、凝集判定は、目
視判定により行われる場合もある。
【0019】本実施例の分注装置は、ノズルチップがデ
ィスポーザブル、すなわち使い捨て型であるため、チッ
プ立て72には複数の新品のチップが用意され、順次新
しいチップに交換される。また、チップ廃棄トレイ74
が設けられている。
【0020】従って、以上の分注装置によれば、ノズル
部32のチップ36によって血漿成分あるいは赤血球成
分を吸引してそれらを他の容器に移すことが自在に行え
る。もちろん、この分注装置を血液試料の分注以外に用
いることも可能であり、種々の応用が可能である。
【0021】図3には、本実施例の分注装置の概略的な
構成がブロック図で示されている。ピストン76を進退
させることによりシリンダ46の内容積が可変し、これ
による吸引圧力あるいは吐出圧力は、エアホース44を
介してノズル部32のチップ36へ伝達され、血液試料
の吸引や吐出が行われる。エアホース44の内圧は圧力
センサ54によって検出され、そのセンサ信号はDCア
ンプ78にて増幅された後、リミッタ回路80を介して
A/D変換器82へ送られている。ここで、リミッタ回
路80は過大入力を抑制する保護回路である。A/D変
換器82は、センサ信号をデジタル信号に変換して、そ
れを制御部84に送出している。
【0022】制御部84は例えばコンピュータ等で構成
されるものであって、シリンダ46の内容積制御やXY
Zロボット34の制御等を行うものである。そして、本
実施例において制御部84は粘性測定部86及びテーブ
ル88を含んでいる。これらの粘性測定部86及びテー
ブル88については後に述べる。
【0023】次に、以上の分注装置において採用される
分注方法の具体的な実施例について説明する。
【0024】図4及び図5には血漿分注工程が示されて
おり、図4には血漿吸引工程が示され、図5には血漿吐
出工程が示されている。
【0025】図4において、ステップ101ではチップ
36が試験管62の上方から下降し、チップ36の先端
が血漿成分90の上面から所定距離L1入った位置で停
止する。ここで、L1としては例えば2〜3mmが好適で
ある。すなわち、あまり深くチップ36の先端を血漿成
分90内に挿入すると、せっかく遠心分離された2つの
成分が再び混り合う可能性が大きくなるからである。
【0026】上記のチップ36の下降においては、いわ
ゆる液面検出が行われている。この液面検出は、圧力セ
ンサ54によってホース44の内圧を監視することによ
り行われており、制御部84はホース44の内圧が急変
したときにチップ36の先端が液面に達したことを確認
している。
【0027】ステップ102においては、血漿成分90
の吸引が行われている。すなわち、ピストン76を引き
出し、シリンダ46の内容積を増大させ、これによって
チップ36内に血漿成分90を取り込む。なお、例えば
30μl〜300μl程度が吸引される。ここで後に詳
述するように、その吸引量の中には血漿コーティングで
用いられる血漿成分も含まれている。ちなみに、最終的
にチップ36の内面に付着して吐出されない血漿成分の
量を見込んで吸引量を決定することが望ましい。
【0028】ステップ103ではチップ36が引き上げ
られ、その先端が血漿成分90の上面を出る寸前でチッ
プ36の上昇が一時的に停止される。そして、例えば
0.25秒程度の時間の経過後、ステップ104にてチ
ップ36が再度上昇することになる。ここでステップ1
03の工程がある理由は、チップ36の外壁に付着した
血漿成分をできるだけ試験管62内に返すためであり、
これによって分注精度を向上させることができる。そし
て、ステップ104の次に、図5のステップ105が実
行される。
【0029】図5に示す血漿吐出工程において、ステッ
プ105ではマイクロプレート70の所定のウェル92
内へチップ36が降ろされ、その先端が底面からL2の
距離にある位置でチップ36が停止する。ここで、L2
としては例えば2mm程度が好適である。すなわち、あま
り上方で血漿成分の吐出を行うと、いわゆる玉になって
速やかにウェル92内へ血漿成分を移すことが困難とな
るからであり、また、チップ36の先端をウェル92の
底面に当ててしまうと血漿成分の吐出が極めて困難にな
るからである。すなわち液体の性質からいって、例えば
L2として上記2mm程度が好適といえる。
【0030】ステップ106では、チップ36内に存在
する血漿成分の一部(所定量)が吐出されている。
【0031】そして、ステップ107ではチップ36が
下降され、その先端がウェル92の底面に“コツン”と
軽く当たるようにする。その当たる状態は上述したリミ
ットスイッチ40によって監視することができる。ステ
ップ108では、チップ36が上方に引き上げられてい
る。すなわち、このステップ107及びステップ108
にていわゆるタッチオフの垂直方式が実行されており、
チップ36の内面に付着した血漿成分を速やかに吐出さ
せることができる。
【0032】そして、ステップ109ではチップ36が
上方に引き上げられ、他のウェルについて吐出工程(S
105〜S109)が繰り返され、最終的に図において
ステップ109で示されるように、チップ36内に所定
量の血漿成分が残留することになる。ここで、その所定
量は例えば15〜20μlであり、その血漿成分は後に
述べる血漿コーティングに用いられる。すなわち、この
図5に示した血漿吐出工程における最終段階(S10
9)は、コーティング準備工程に相当し、コーティング
用として少量の血漿成分が残されている。
【0033】次に、図6〜図9には赤血球分注工程が示
され、この赤血球分注工程は大別して4つの工程に分け
られる。すなわち、図6に示す血漿コーティング工程
と、図7に示す赤血球吸引工程と、図8に示す本発明に
係る希釈工程と、図9に示す赤血球希釈液吐出工程であ
る。
【0034】まず、図6を用いて血漿コーティング工程
について説明する。図5に示したステップ109の後、
図6に示すステップ200が実行される。すなわち、X
YZロボット34によって、ステップ102で血漿成分
が採取された試験管62の上方にチップ36が位置決め
される。具体的には、チップ36の先端が試験管62の
上部開口内部にやや入った状態で位置決めされる。すな
わち、コーティングを行っている際に他の血液試料へコ
ーティング用の血漿が飛散したりしてコンタミネーショ
ンが生ずるのを防ぐためである。これによって、分注装
置の信頼性を向上できる。なお、ステップ200におけ
るL3としては、例えば5mmである。
【0035】なお、本実施例の分注方法においては、血
漿分注工程と赤血球分注工程では、同一のチップ36で
連続して分注作業が行われているが、もちろんその2つ
の工程の間でチップ36を新しいものへ交換してもよ
い。その場合にはステップ200の前工程としてコーテ
ィング用の血漿成分の吸引を行う工程を設ける必要があ
る。
【0036】ステップ201ではチップ36内に存在す
るコーティング用血漿成分の再度の吸引(上昇)が行わ
れ、少なくとも後に吸引される赤血球成分が到達する位
置までそのコーティング用の血漿成分が吸引されること
になる。厳密には、後に希釈された赤血球成分、すなわ
ち赤血球希釈液が到達する範囲までコーティングが実行
される。
【0037】なお、ステップ202ではコーティング用
血漿成分の吐出(下降)が行われ、ステップ203で示
されるように、その血漿成分がチップ36の先端に到達
したときに吐出の停止を行う。
【0038】本実施例において、血漿コーティングはス
テップ201及びステップ202で示されるように1回
の血漿成分の上下動により行われているが、必要があれ
ば数回上下させることも可能である。しかしながら、1
回上下動させれば十分コーティングが成し得ることが確
認されている。
【0039】ステップ204では、チップ36が下降し
その先端が血漿成分90内に挿入した状態でチップ36
の下降が停止する。ここで、図においてL4としては2
〜3mmが好適である。そして、ステップ205ではコー
ティングで用いられた残余の血漿成分が試験管内に返還
されている。すなわち、本実施例では貴重な血液試料を
無駄なく利用するため、再び試験管内にコーティング用
血漿成分が戻されている。なお、本実施例では血漿コー
ティングを少量の血漿成分によって行ったが、もちろん
多量の血漿成分を用いてコーティングを実行させること
も可能である。しかしながら、多量の血漿成分を用いれ
ば、上述したステップ102において不必要に多量の血
漿成分の吸引が必要とされ、また、ステップ205にお
いて多量の血漿成分を返還する際に、血漿成分及び赤血
球成分の混濁等が危惧されることから、血漿コーティン
グを少量で行うことが望ましい。
【0040】ステップ205の後に図7に示すステップ
206が実行される。ステップ206ではチップ36を
更に下降させて先端を赤血球成分94内部に侵入させ
る。ちなみに、血液試料全体を100%として、血漿成
分90上面から75%程度のところにチップ36の先端
が位置することが望ましい。つまり、あまり深くチップ
36を侵入させると、チップ36の外壁に赤血球成分9
4が多く付着し、一方、浅すぎると確実に赤血球成分の
吸引を行うことが困難となるからである。
【0041】ステップ207では、赤血球成分94の吸
引が行われる。本実施例においては、例えば80μl吸
引される。
【0042】ところで、上述したように、赤血球成分9
4は高い粘性を有する液体、あるいはゲル状の物質であ
り、チップ36先端の小孔を介して吸引を行うのはかな
りの圧力と時間を要する。しかしながら、本実施例にお
いては以下の2つの手法を適用して、できるだけ迅速な
吸引を実現している。その第1の手法としては、図6に
示した血漿コーティングであり、チップ36の内壁をコ
ーティングすることによって、チップ内壁の摩擦抵抗を
極力低減させて、円滑な赤血球吸引を確保する。また、
他の1つは一時的過大吸引による手法である。すなわ
ち、シリンダのピストンを最大限引き、その後圧力セン
サ54によってエアチューブ44の内圧を監視し、その
内圧が所定圧力になった時点でピストンを戻し、最終的
にチップ36内に所望の量だけ赤血球成分を吸引するよ
うにしたものである。つまり、赤血球成分のように高粘
性の液体はシリンダの動作量に迅速に追従して吸引され
ないので、吸引初期に最大限の吸引力を発揮させて、そ
の後、所望の量が吸引される直前にシリンダの動作量を
本来の適正な動作量に戻し、これによって最終的にシリ
ンダの動作量で定まる所定の吸引量を得るものである。
従って、ステップ208において圧力センサの検出値が
大気圧とほぼ等しくなったときに、吸引終了が確認され
る。厳密には、チップ36内に赤血球成分が吸引されて
いることに起因して、チューブ44内の圧力はやや大気
圧よりも低くなる傾向にある。最終的にステップ208
において、チップ36内に例えば80μlの赤血球成分
が吸引される。
【0043】ステップ209では、チップ36がゆっく
り上方に引き上げられる。ここで、ゆっくり引き上げる
のは2つの成分の分離安定状態を維持するためであり、
不必要に乱流又は赤血球の舞い上げを巻き起こさないた
めである。そして、ステップ209で示されるように、
血漿成分90の上面付近で一時的にノズル36の上昇が
停止され、その後ステップ210において再度上方に引
き上げられる。
【0044】ステップ211では例えば10μl程度の
空気が吸引され、チップ36の先端にエアキャップ99
が施される。これは、ノズル36の先端の縁に付着した
赤血球成分を完全に内部に取り入れるとともに、チップ
36から赤血球成分が滴下することを防ぐためである。
【0045】次に、本発明に係る希釈工程について説明
する。
【0046】ステップ211の後に、図8に示すステッ
プ212が実行される。このステップ212では、チッ
プ36は希釈容器66の上方に搬送され、希釈液ピペッ
ト42から希釈液が希釈容器66内に所定量注入され
る。そして、ステップ213ではノズル36が上方から
下降して、その先端が希釈液96内に入れられる。な
お、図においてL5としては、例えば2mm程度が好適で
ある。希釈液としては例えば生理食塩水が用いられる。
【0047】ステップ214では希釈液96がチップ3
6内に吸引される。従来においては、まず赤血球成分を
吐出することによって、赤血球成分と希釈液との混合・
希釈が行われていたが、本実施例においては、赤血球成
分が高粘性の液体であり、吐出が困難であることに鑑
み、まず初めに吸引しやすい希釈液を吸引して、その後
赤血球成分との段階的な混合を行っている。
【0048】ステップ215ではノズル内の混合液が希
釈容器66内へ吐出されている。この場合に、赤血球成
分はある程度希釈液によって希釈されているため、純粋
の赤血球成分のみを吐出する場合に比べ、ステップ21
5は極めて容易に混合液の吐出を行うことができる。そ
して、ステップ216では混合液である赤血球希釈液の
吸引が行われ、このステップ215及びステップ216
が本実施例においてはおよそ5回程度繰り返されてい
る。ただし、ステップ214からの一連の工程において
は、吸引あるいは吐出する対象物の粘性に合わせて最初
はゆっくり行われ、その後徐々に早く行われている。な
お、血漿コーティングが行われているため、ステップ2
14で希釈液の吸引を行うのに際しては、コーティング
を行っていない場合に比べ、より円滑な吸引を行うこと
ができる。
【0049】そして、ステップ217では、チップ36
の先端が液面付近に達したときに、チップ36の引き上
げが一旦中断されて、更に上方に引き上げられている。
【0050】次に、赤血球希釈液吐出工程について説明
する。
【0051】ステップ217の後、図9に示すステップ
218が実行される。すなわち、チップ36はXYZロ
ボットによってマイクロプレートの特定ウェル98まで
搬送され、ステップ218に示されるようにチップ36
の先端がウェル98内部空間に入った状態でチップ36
の下降が停止されている。なお、図においてL6として
は例えば3mm程度が好適である。なお、図示されてはい
ないが、ウェル98内には予め試薬が分注によって所定
量入れられている。
【0052】ステップ219では、ノズル36内の赤血
球希釈液を所定量吐出させ、ノズル36の先端で玉状に
なった赤血球希釈液をステップ220においてウェル9
8の内壁に付着させる。すなわち、ステップ220にお
いては水平方式のタッチオフが行われており、このよう
にノズル36の先端をウェル下部の試薬に直接触れさせ
ることなく赤血球希釈液の吐出を行うことによってコン
タミネーションを防止している。
【0053】そして、ステップ221ではチップ36が
上方に引き上げられて、次のウェルへ移動し、再びステ
ップ218からステップ221までの工程が繰り返され
る。ある特定の血液試料に対して上記血漿分注工程及び
赤血球分注工程が実行された後、本実施例においては、
ディスポーザブルチップ36が新しいものに交換され、
そして他の血液試料に対して上記同様の血漿分注工程及
び赤血球分注工程が実行される。
【0054】次に、図3に示した粘性測定部86につい
て説明する。赤血球成分の粘性は、疾病の診断等におい
て有益な情報であり、また、血液試料の分注を行うに際
して、吸引圧力を設定する場合の判断材料として有益な
情報である。従来の分注装置においては、粘性測定装置
が設けられておらず、血液試料等の粘性を測定しようと
する場合には、他の測定器で血液試料の粘性を測定して
いた。従って、粘性測定後の血液試料は廃棄が余儀なく
され、また、粘性測定に時間がかかり、煩雑であるとい
う面もあった。
【0055】そこで、本実施例の分注装置においては制
御部84に粘性測定部86が設けられており、分注と同
時進行で分注をしている液体の粘性を測定可能である。
【0056】ところで、粘性が互いに異なる各種の液体
に対して、初期吸引圧として一定圧力を発生させ、その
状態からある圧力になるまでの時間は密接な関係があ
り、シミュレーション等においてはほぼ比例関係にある
ことが確認されている。
【0057】そこで、ある初期吸引圧である液体を吸引
し始めてその圧力が徐々に大気圧まで復帰するのに際し
て、特定の設定圧力まで復帰するのに要する時間と、そ
の液体の粘性との関係を記述したものがテーブル88で
ある。
【0058】具体的に説明すると、チップ36によって
血液試料の吸引を行うに際して、上述したように圧力セ
ンサ54によってエアチューブ44の内圧が監視されて
おり、粘性測定部86はピストン76を引いて初期吸引
圧を与えてからチューブ44の内圧がある設定圧力にな
るまでの時間を計測し、更に粘性測定部86は、その計
測時間をテーブル88に対応させて血液試料の粘性を求
める。そして、求められた粘性は図示されていない表示
部に表示されるとともに、その結果が制御部84におい
てシリンダのコントロール等に供されている。
【0059】従って、このような粘性測定部86によれ
ば、血液試料の吸引と同時進行で粘性測定が行えるた
め、粘性測定のための特別な時間を必要とせずに、極め
て簡便に粘性の測定が実現でき、また粘性測定のために
特別に血液試料を用意する必要がないという利点があ
る。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ミキシング工程においてノズルチップから液体試料を希
釈容器内に吐出する前に、まず希釈液の吸引を行って、
希釈の第1段階をノズルチップを用いて行い、その後ノ
ズルチップと希釈溶液との間で赤血球希釈液を行き来さ
せて希釈・混合を行えるので、従来の希釈方法に比べ高
粘性液体を迅速に希釈することができる。
【0061】従って、本発明を赤血球成分等の分注を行
う分注装置に適用すれば、分注処理能力を向上させるこ
とができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る希釈方法を適用した分注装置の実
施例を示す外観図である。
【図2】ノズル部32の要部断面を示す断面図である
【図3】図1に示した分注装置の概略的構成を示すブロ
ック図である。
【図4】血漿分注工程における血漿吸引工程を示す説明
図である。
【図5】血漿吸引工程における血漿吐出工程を示す説明
図である。
【図6】赤血球分注工程における血漿コーティング工程
を示す説明図である。
【図7】赤血球分注工程における赤血球吸引工程を示す
説明図である。
【図8】赤血球分注工程における希釈工程を示す説明図
である。
【図9】赤血球分注工程における赤血球希釈液吐出工程
を示す説明図である。
【図10】血液型判定に当たっての前処理としての血漿
・赤血球の分注を示す説明図である。
【符号の説明】 30 分注装置 32 ノズル部 34 XYZロボット 35 ノズルベース 36 ディスポーザブルチップ 54 圧力センサ 84 制御部 86 粘性測定部 90 血漿成分 94 赤血球成分
フロントページの続き (72)発明者 加藤 有子 東京都三鷹市牟礼6丁目22番1号 アロカ 株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ノズルチップによって高粘性の液体試料の
    吸引を行う試料吸引工程と、 前記液体試料が内部に保持された前記ノズルチップの先
    端を希釈容器内の希釈液中に入れ、まず吸引を行い、そ
    の後、吐出と吸引とを繰り返し行うミキシング工程と、 を含むことを特徴とする高粘性液体の希釈方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の高粘性液体の希釈方法にお
    いて、前記ミキシング工程における吸引及び吐出が徐々
    にその速度を早めつつ行われることを特徴とする高粘性
    液体の希釈方法。
  3. 【請求項3】血漿成分と赤血球成分とが上下分離してい
    る血液試料を入れた試験管からノズルチップによって赤
    血球成分を吸引し、その赤血球成分に対して希釈液を混
    合して希釈を行った後に赤血球希釈液の分注を行う分注
    方法において、前記赤血球成分の希釈は請求項2記載の
    高粘性液体の希釈方法によって行われることを特徴とす
    る血液試料の分注方法。
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