JPH07333230A - 液体分注装置及びこれを用いた自動分析装置 - Google Patents
液体分注装置及びこれを用いた自動分析装置Info
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- JPH07333230A JPH07333230A JP12375894A JP12375894A JPH07333230A JP H07333230 A JPH07333230 A JP H07333230A JP 12375894 A JP12375894 A JP 12375894A JP 12375894 A JP12375894 A JP 12375894A JP H07333230 A JPH07333230 A JP H07333230A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明の目的はキャリオ−バ−低減を図りつ
つ、プロ−ブへの液滴残留又はその液滴形成分の液体付
着による分注精度低下の防止を図ることにある。 【構成】容器104内への液体の空中吐出後、プロ−ブ
102の先端を既吐出液面110に接触させることによ
り、プロ−ブ102の先端に液滴として残る液体を容器
104中の液体に同化させる。
つ、プロ−ブへの液滴残留又はその液滴形成分の液体付
着による分注精度低下の防止を図ることにある。 【構成】容器104内への液体の空中吐出後、プロ−ブ
102の先端を既吐出液面110に接触させることによ
り、プロ−ブ102の先端に液滴として残る液体を容器
104中の液体に同化させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液体分注装置及びこれを
用いた自動分析装置、特に試料及び/又は試薬の分注に
利用されるのに適した液体分注装置及びこれを用いた自
動分析装置に関する。
用いた自動分析装置、特に試料及び/又は試薬の分注に
利用されるのに適した液体分注装置及びこれを用いた自
動分析装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動分析装置等の液体自動分注技
術には検体の微量化、分析精度の向上等の要求からより
精密な分注が求められているが、精密な分注を行なうた
めには少量の液体でも正確に吸引、吐出ができること、
また、物質による液体の汚染すなわちキャリーオーバー
をできるだけ低減すること、といった分注方法の改良が
必要である。
術には検体の微量化、分析精度の向上等の要求からより
精密な分注が求められているが、精密な分注を行なうた
めには少量の液体でも正確に吸引、吐出ができること、
また、物質による液体の汚染すなわちキャリーオーバー
をできるだけ低減すること、といった分注方法の改良が
必要である。
【0003】従来の自動分注装置では分注の際の試料及
び試薬の吐出において、容器上の空中で吐出を行う空中
吐出方式が広く用いられてきた。しかしこの方法では吐
出の際に吐出の際の飛び散りが問題となることがあり、
また液体の粘性が高い場合などに吐出口の先端に液滴が
残ることが多く、これは特に微量分注における分注精度
を下げる大きな要因となっている。そこでこの微量分注
における分注正確性を高めるために、プロ−ブの先端を
容器の底面に接触させた後液体を吐出し液体を容器底面
に接触させてプロ−ブ先端から除去する手法が開発され
た(特公昭61−56784)。液滴がプロ−ブ先端に
残ってしまう現象は、液滴を落下させる力が液滴をプロ
−ブに引き付けようとする力よりも弱いために生じる。
底面接触による液滴除去は、底面と液滴の間に働く吸着
力を利用し、従来はプロ−ブ先端に残ってしまっていた
液滴を確実に容器内に納めるようにしたものである。
び試薬の吐出において、容器上の空中で吐出を行う空中
吐出方式が広く用いられてきた。しかしこの方法では吐
出の際に吐出の際の飛び散りが問題となることがあり、
また液体の粘性が高い場合などに吐出口の先端に液滴が
残ることが多く、これは特に微量分注における分注精度
を下げる大きな要因となっている。そこでこの微量分注
における分注正確性を高めるために、プロ−ブの先端を
容器の底面に接触させた後液体を吐出し液体を容器底面
に接触させてプロ−ブ先端から除去する手法が開発され
た(特公昭61−56784)。液滴がプロ−ブ先端に
残ってしまう現象は、液滴を落下させる力が液滴をプロ
−ブに引き付けようとする力よりも弱いために生じる。
底面接触による液滴除去は、底面と液滴の間に働く吸着
力を利用し、従来はプロ−ブ先端に残ってしまっていた
液滴を確実に容器内に納めるようにしたものである。
【0004】キャリーオーバーに関しては特に一つのプ
ロ−ブが複数の試料や試薬に接触する場合において問題
になる。現象としては試料などを吸引するためにプロ−
ブを液体内に入れる際、同時にプロ−ブ外壁にも液体は
付着し、その後そのプロ−ブが次の液体に接触したとき
にこの付着した液体が拡散し正確な測定を阻害するとい
ったものである。この現象はプローブ先端にプラスチッ
ク製のディスポーザブルチップを用いた場合に特に顕著
であるが、このキャリーオーバーを避けるため、多くの
自動分注装置には、溶液の吸引、吐出後にプロ−ブの内
外の洗浄を行う洗浄機構が用いられている。しかしなが
ら、液体が洗浄しにくいものであったり、付着した液体
の量が多く所定時間における洗浄が容易でない場合、或
いは液体が洗浄領域をはみ出して付着してしまった場合
には、上記洗浄機構によっても十分な効果を上げ得ない
ことがある。こうした液体の外壁面への付着はプロ−ブ
と液体の接触面が大きいほど起りやすくなるため、キャ
リーオーバーを減らすにはプロ−ブと溶液の接触面をで
きるだけ小さくする必要がある。そのためにはプロ−ブ
の接触先の液体の液量を監視する必要がある。このよう
な液量監視の方法として、液体の吸引時に圧力検知法
(特公昭63−109330)や静電容量検知法(EURO
PEAN PATENT 0509532A2)等の液面検知技術
を用いる方法が知られているが、従来ではこうした液量
の監視は、液とプロ−ブの接触が不可避である吸引の際
にのみ行われてきており、液体の吐出の際に関しては配
慮されていなかった。更にはプローブを液体中に挿入し
たり、プローブ内外の洗浄を行う場合、特に細い内径の
ものを用い微量な試料を分注する場合に、プローブ内に
吐出液体或いは洗浄液が侵入し、分注の定量性を阻害す
る場合があるが、その点についても配慮が足りなかっ
た。
ロ−ブが複数の試料や試薬に接触する場合において問題
になる。現象としては試料などを吸引するためにプロ−
ブを液体内に入れる際、同時にプロ−ブ外壁にも液体は
付着し、その後そのプロ−ブが次の液体に接触したとき
にこの付着した液体が拡散し正確な測定を阻害するとい
ったものである。この現象はプローブ先端にプラスチッ
ク製のディスポーザブルチップを用いた場合に特に顕著
であるが、このキャリーオーバーを避けるため、多くの
自動分注装置には、溶液の吸引、吐出後にプロ−ブの内
外の洗浄を行う洗浄機構が用いられている。しかしなが
ら、液体が洗浄しにくいものであったり、付着した液体
の量が多く所定時間における洗浄が容易でない場合、或
いは液体が洗浄領域をはみ出して付着してしまった場合
には、上記洗浄機構によっても十分な効果を上げ得ない
ことがある。こうした液体の外壁面への付着はプロ−ブ
と液体の接触面が大きいほど起りやすくなるため、キャ
リーオーバーを減らすにはプロ−ブと溶液の接触面をで
きるだけ小さくする必要がある。そのためにはプロ−ブ
の接触先の液体の液量を監視する必要がある。このよう
な液量監視の方法として、液体の吸引時に圧力検知法
(特公昭63−109330)や静電容量検知法(EURO
PEAN PATENT 0509532A2)等の液面検知技術
を用いる方法が知られているが、従来ではこうした液量
の監視は、液とプロ−ブの接触が不可避である吸引の際
にのみ行われてきており、液体の吐出の際に関しては配
慮されていなかった。更にはプローブを液体中に挿入し
たり、プローブ内外の洗浄を行う場合、特に細い内径の
ものを用い微量な試料を分注する場合に、プローブ内に
吐出液体或いは洗浄液が侵入し、分注の定量性を阻害す
る場合があるが、その点についても配慮が足りなかっ
た。
【0005】一方、キャリ−オ−バ−防止のためにプロ
−ブ先端の液面への接触を避けるようにその先端に形成
される液滴を液面と接触させながらプロ−ブから液体を
吐出させる液滴接触形液体吐出方式の液体分注装置が提
案されている(特開平5−164764)
−ブ先端の液面への接触を避けるようにその先端に形成
される液滴を液面と接触させながらプロ−ブから液体を
吐出させる液滴接触形液体吐出方式の液体分注装置が提
案されている(特開平5−164764)
【0006】
【発明が解決解決しようとする課題】特公昭61−56
784にみられるように、底面にプロ−ブの先端を接触
させ先端の液滴を除去する手法は、吐出先が空の容器で
あることが前提となっており、既に液体の入っている容
器や一回の吐出量が多い場合に対してこれらの手法を用
いると、液体中にプローブが深く入り込むことになりプ
ロ−ブ側面への付着によるキャリーオーバーの危険性が
増大し、測定精度の低下を招くといった問題点を有す
る。
784にみられるように、底面にプロ−ブの先端を接触
させ先端の液滴を除去する手法は、吐出先が空の容器で
あることが前提となっており、既に液体の入っている容
器や一回の吐出量が多い場合に対してこれらの手法を用
いると、液体中にプローブが深く入り込むことになりプ
ロ−ブ側面への付着によるキャリーオーバーの危険性が
増大し、測定精度の低下を招くといった問題点を有す
る。
【0007】また、吐出に関しては空中吐出を行う場合
は、吐出の際に吐出の勢いでプロ−ブの先端からの吐出
液体の飛沫が飛ぶ、或いは空気による吹ききりの際に生
じた泡がはじける、吐出液が容器内の液体に落下した際
に飛沫が生じる等の現象が生じることがあり得る。これ
らの現象は分注精度を下げる要因となる。
は、吐出の際に吐出の勢いでプロ−ブの先端からの吐出
液体の飛沫が飛ぶ、或いは空気による吹ききりの際に生
じた泡がはじける、吐出液が容器内の液体に落下した際
に飛沫が生じる等の現象が生じることがあり得る。これ
らの現象は分注精度を下げる要因となる。
【0008】またプロ−ブが液面に接触した状況下では
プロ−ブと液体の親和性が高い場合には、毛細管現象に
より吐出した液体がプロ−ブ内に侵入することがある。
こうした侵入液は分注精度を下げる大きな要因となる。
プロ−ブと液体の親和性が高い場合には、毛細管現象に
より吐出した液体がプロ−ブ内に侵入することがある。
こうした侵入液は分注精度を下げる大きな要因となる。
【0009】プロ−ブとしてディスポーザブルプロ−ブ
(プラスチック製)を用いる場合は、ステンレス製など
の耐久性のある材質のプロ−ブに比べ成型性が悪く、吐
出口の液滴が形成される位置の形状をある程度以上小さ
くすることが難しくなるため、液滴形成の可能性が高く
なる。またこのディスポーザブルチップの利用に関して
は、例えばEUROPEAN PATENT 0508531A2の場
合のように底面検知による吐出の場合にはプロ−ブが液
体内に深く入り込むことになり、キャリーオーバーの危
険性が増大するという問題を有する。
(プラスチック製)を用いる場合は、ステンレス製など
の耐久性のある材質のプロ−ブに比べ成型性が悪く、吐
出口の液滴が形成される位置の形状をある程度以上小さ
くすることが難しくなるため、液滴形成の可能性が高く
なる。またこのディスポーザブルチップの利用に関して
は、例えばEUROPEAN PATENT 0508531A2の場
合のように底面検知による吐出の場合にはプロ−ブが液
体内に深く入り込むことになり、キャリーオーバーの危
険性が増大するという問題を有する。
【0010】液滴接触形液体吐出方式の液体分注装置で
は、十分な液滴が形成される場合は吐出後プロ−ブを上
昇させることにより液滴が除去され得ようが、プロ−ブ
先端外周が濡れている場合やプロ−ブ自体が揆水性を有
する場合は、液滴形成分の液体はプロ−ブ先端外周部に
全体的に或いは部分的に回ったり寄ったりして付着し、
したがってこの場合は十分な液滴が形成されないために
その付着した液体を除去することが困難である。この問
題はプロ−ブがディスポ−ザブルプロ−ブである場合に
特に顕著に現れる。これは、ディスポ−ザブルプロ−ブ
は成型性が悪いため吐出口が広くなること、その材質が
プラスチックであることなどによる。
は、十分な液滴が形成される場合は吐出後プロ−ブを上
昇させることにより液滴が除去され得ようが、プロ−ブ
先端外周が濡れている場合やプロ−ブ自体が揆水性を有
する場合は、液滴形成分の液体はプロ−ブ先端外周部に
全体的に或いは部分的に回ったり寄ったりして付着し、
したがってこの場合は十分な液滴が形成されないために
その付着した液体を除去することが困難である。この問
題はプロ−ブがディスポ−ザブルプロ−ブである場合に
特に顕著に現れる。これは、ディスポ−ザブルプロ−ブ
は成型性が悪いため吐出口が広くなること、その材質が
プラスチックであることなどによる。
【0011】本発明の目的はキャリオ−バ−低減を図り
つつ、プロ−ブへの液滴残留又はその液滴形成分の液体
付着による分注精度低下の防止を図るのに適した液体分
注装置及びこれを用いた自動分析装置を提供することに
ある。
つつ、プロ−ブへの液滴残留又はその液滴形成分の液体
付着による分注精度低下の防止を図るのに適した液体分
注装置及びこれを用いた自動分析装置を提供することに
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の課題解決手段は
次のとおりである。
次のとおりである。
【0013】(1) 液体をプロ−ブに吸引し、その吸
引した液体をそのプロ−ブから容器に吐出させ、かつそ
の吐出を、前記プロ−ブを前記容器に吐出された液体と
の接触を避ける位置に保った状態で行う液体分注装置で
あって、前記吐出終了後前記プロ−ブ先端を前記容器内
の液面と接触させ、その後その液面から離すように前記
プロ−ブを移動させる手段を備えている。
引した液体をそのプロ−ブから容器に吐出させ、かつそ
の吐出を、前記プロ−ブを前記容器に吐出された液体と
の接触を避ける位置に保った状態で行う液体分注装置で
あって、前記吐出終了後前記プロ−ブ先端を前記容器内
の液面と接触させ、その後その液面から離すように前記
プロ−ブを移動させる手段を備えている。
【0014】(2) 前記(1)の課題解決手段は前記
プロ−ブを前記容器内の液面から離すように移動させる
ときに前記プロ−ブの先端から気体を吹き出させるよう
に構成されている。
プロ−ブを前記容器内の液面から離すように移動させる
ときに前記プロ−ブの先端から気体を吹き出させるよう
に構成されている。
【0015】(3) 前記(1)又は(2)の課題解決
手段は前記吐出された液体の量に基づいてその吐出終了
後の前記容器内の液面位置を算出する手段を備えてい
る。
手段は前記吐出された液体の量に基づいてその吐出終了
後の前記容器内の液面位置を算出する手段を備えてい
る。
【0016】(4) 前記(1)又は(2)の課題解決
手段においては、前記プロ−ブはプラスチック製であ
る。
手段においては、前記プロ−ブはプラスチック製であ
る。
【0017】(5) 液体分注装置であって、これは液
体をプロ−ブに吸引し、その吸引した液体をそのプロ−
ブから容器に吐出させる液体分注装置であって、前記プ
ロ−ブの移動を制御する手段と前記容器内の液面を検出
する手段とを備え、前記制御手段は前記プロ−ブに吸引
した液体を前記容器に吐出させ始めるように前記プロ−
ブの先端が前記容器の底面と実質的に接触するまで前記
プロ−ブを移動させ、吐出開始後前記容器内の液面上昇
に合わせてその液面上昇が止まるまでその液面と前記プ
ロ−ブの先端との実質的な接触を保ちながら前記プロ−
ブを移動させ、そしてその後前記プロ−ブの先端を前記
容器内の液面から離すために前記プロ−ブを移動させる
ように構成されている。
体をプロ−ブに吸引し、その吸引した液体をそのプロ−
ブから容器に吐出させる液体分注装置であって、前記プ
ロ−ブの移動を制御する手段と前記容器内の液面を検出
する手段とを備え、前記制御手段は前記プロ−ブに吸引
した液体を前記容器に吐出させ始めるように前記プロ−
ブの先端が前記容器の底面と実質的に接触するまで前記
プロ−ブを移動させ、吐出開始後前記容器内の液面上昇
に合わせてその液面上昇が止まるまでその液面と前記プ
ロ−ブの先端との実質的な接触を保ちながら前記プロ−
ブを移動させ、そしてその後前記プロ−ブの先端を前記
容器内の液面から離すために前記プロ−ブを移動させる
ように構成されている。
【0018】(6) 液体分注装置であって、これは液
体をプロ−ブに吸引し、その吸引した液体をそのプロ−
ブから既に液体が入っている容器に吐出させる液体分注
装置であって、前記プロ−ブの移動を制御する手段と前
記容器内の液面を検出する手段とを備え、前記制御手段
は前記プロ−ブに吸引した液体を前記容器に吐出させ始
めるように前記プロ−ブの先端が前記容器内に既に入っ
ている液体の液面と接触するまで前記プロ−ブを移動さ
せ、吐出開始後前記容器内の液面上昇に合わせてその液
面上昇が止まるまでその液面と前記プロ−ブの先端との
実質的な接触を保ちながら前記プロ−ブを移動させ、そ
してその後前記プロ−ブの先端を前記容器内の液面から
離すように前記プロ−ブを移動させるように構成されて
いる。
体をプロ−ブに吸引し、その吸引した液体をそのプロ−
ブから既に液体が入っている容器に吐出させる液体分注
装置であって、前記プロ−ブの移動を制御する手段と前
記容器内の液面を検出する手段とを備え、前記制御手段
は前記プロ−ブに吸引した液体を前記容器に吐出させ始
めるように前記プロ−ブの先端が前記容器内に既に入っ
ている液体の液面と接触するまで前記プロ−ブを移動さ
せ、吐出開始後前記容器内の液面上昇に合わせてその液
面上昇が止まるまでその液面と前記プロ−ブの先端との
実質的な接触を保ちながら前記プロ−ブを移動させ、そ
してその後前記プロ−ブの先端を前記容器内の液面から
離すように前記プロ−ブを移動させるように構成されて
いる。
【0019】(7) 前記(5)又は(6)の解決手段
は前記プロ−ブを容器内の液面から離すように移動させ
るときに前記プロ−ブの先端から気体を吹き出させるよ
うに構成されている。
は前記プロ−ブを容器内の液面から離すように移動させ
るときに前記プロ−ブの先端から気体を吹き出させるよ
うに構成されている。
【0020】(8) 前記(5)、(6)又は(7)の
解決手段において、前記プロ−ブはプラスチック製であ
る。
解決手段において、前記プロ−ブはプラスチック製であ
る。
【0021】(9) 自動分析装置であって、これは試
料容器からその中の液体試料を第1のプロ−ブに吸引
し、その吸引した液体試料を前記第1のプロ−ブから反
応容器に吐出する試料分注装置と、試薬を第2のプロ−
ブに吸引し、その吸引した試薬と前記反応容器に吐出さ
れた試料とを反応させるように前記吸引した試薬を前記
第2のプロ−ブから前記試料が吐出された反応容器に吐
出する試薬分注装置と、前記反応した反応液を測定する
手段とを備えており、前記試料分注装置及び前記試薬分
注装置のうちの少なくとも一方は前記(1)〜(4)の
いずれかの解決手段(液体分注装置)からなっている。
料容器からその中の液体試料を第1のプロ−ブに吸引
し、その吸引した液体試料を前記第1のプロ−ブから反
応容器に吐出する試料分注装置と、試薬を第2のプロ−
ブに吸引し、その吸引した試薬と前記反応容器に吐出さ
れた試料とを反応させるように前記吸引した試薬を前記
第2のプロ−ブから前記試料が吐出された反応容器に吐
出する試薬分注装置と、前記反応した反応液を測定する
手段とを備えており、前記試料分注装置及び前記試薬分
注装置のうちの少なくとも一方は前記(1)〜(4)の
いずれかの解決手段(液体分注装置)からなっている。
【0022】(10) 自動分析装置であって、これは
試料容器からその中の液体試料を第1のプロ−ブに吸引
し、その吸引した液体試料を前記第1のプロ−ブから反
応容器に吐出する試料分注装置と、試薬を第2のプロ−
ブに吸引し、その吸引した試薬と前記反応容器に吐出さ
れた試料とを反応させるように前記吸引した試薬を前記
第2のプロ−ブから前記試料が吐出された反応容器に吐
出する試薬分注装置と、前記反応した反応液を測定する
手段とを備えており、前記試料分注装置は前記(5)の
解決手段(液体分注装置)からなり、前記試薬分注装置
は前記(6)の解決手段(液体分注装置)からなってい
る。
試料容器からその中の液体試料を第1のプロ−ブに吸引
し、その吸引した液体試料を前記第1のプロ−ブから反
応容器に吐出する試料分注装置と、試薬を第2のプロ−
ブに吸引し、その吸引した試薬と前記反応容器に吐出さ
れた試料とを反応させるように前記吸引した試薬を前記
第2のプロ−ブから前記試料が吐出された反応容器に吐
出する試薬分注装置と、前記反応した反応液を測定する
手段とを備えており、前記試料分注装置は前記(5)の
解決手段(液体分注装置)からなり、前記試薬分注装置
は前記(6)の解決手段(液体分注装置)からなってい
る。
【0023】
【作用】解決手段(1)によれば、プロ−ブ先端は容器
内の液面から離れた状態において吐出が行われた後に液
面と接触し、その後その液面から離れる。したがって、
吐出時を含めてそれ以降におけるプロ−ブの液体に対す
る接触に関してはプロ−ブ先端が接触する程度にすぎな
いので、キャリ−オ−バ−の問題は最小限に押さえられ
る。また、プロ−ブ先端に形成される液滴は容器内の液
体と同化してしまい、除去される。加えて、プロ−ブ先
端に液滴が実質的に形成されずにその液滴形成分の液体
がプロ−ブ先端外周に全体的に又は部分的に回ったり寄
ったりして付着した場合でも、プロ−ブ先端が容器内液
面と接触することから、その付着した液体もやはり容器
内液体と同化して、除去される。したがって、プロ−ブ
への液滴残留およびその液滴形成分の液体付着による分
注精度の低下防止が図られる。
内の液面から離れた状態において吐出が行われた後に液
面と接触し、その後その液面から離れる。したがって、
吐出時を含めてそれ以降におけるプロ−ブの液体に対す
る接触に関してはプロ−ブ先端が接触する程度にすぎな
いので、キャリ−オ−バ−の問題は最小限に押さえられ
る。また、プロ−ブ先端に形成される液滴は容器内の液
体と同化してしまい、除去される。加えて、プロ−ブ先
端に液滴が実質的に形成されずにその液滴形成分の液体
がプロ−ブ先端外周に全体的に又は部分的に回ったり寄
ったりして付着した場合でも、プロ−ブ先端が容器内液
面と接触することから、その付着した液体もやはり容器
内液体と同化して、除去される。したがって、プロ−ブ
への液滴残留およびその液滴形成分の液体付着による分
注精度の低下防止が図られる。
【0024】プロ−ブ先端が容器内液体の液面に接触し
たときその液体が毛細管現象によりプロ−ブ内に逆流す
ることがあり得る。これに対して、解決手段(2)によ
れば、プロ−ブが液面から離れるときにその先端から気
体を吹き出させるため、液体のプロ−ブ内への逆流は防
止される。もちろん、解決手段(2)によれば、解決手
段(1)と同様の作用効果が達成されることは当然であ
る。
たときその液体が毛細管現象によりプロ−ブ内に逆流す
ることがあり得る。これに対して、解決手段(2)によ
れば、プロ−ブが液面から離れるときにその先端から気
体を吹き出させるため、液体のプロ−ブ内への逆流は防
止される。もちろん、解決手段(2)によれば、解決手
段(1)と同様の作用効果が達成されることは当然であ
る。
【0025】解決手段(3)によれば、液面位置が算出
される。したがって、、プロ−ブ先端と容器内液体とを
適切に接触させることができる。もちろん、解決手段
(1)又は(2)の解決手段と同様の作用効果をも期待
し得ることは当然である。
される。したがって、、プロ−ブ先端と容器内液体とを
適切に接触させることができる。もちろん、解決手段
(1)又は(2)の解決手段と同様の作用効果をも期待
し得ることは当然である。
【0026】解決手段(4)によれば、プロ−ブはプラ
スチック製である。よって、前述したように、プロ−ブ
先端外周への液体付着が起こりがちであるが、解決手段
(4)によれば、その付着液体は容器内液体と同化させ
ることにより除去される。
スチック製である。よって、前述したように、プロ−ブ
先端外周への液体付着が起こりがちであるが、解決手段
(4)によれば、その付着液体は容器内液体と同化させ
ることにより除去される。
【0027】吐出時にプロ−ブ先端と容器底面又はその
内部液面との距離が大きい場合は、液体飛沫が飛び散
る、液体が落下したとき生じた泡がはじける、液体が液
体に落下したとき飛沫が生じるなどの問題が発生し、こ
ういった問題は分注精度低下の原因になる。これに対し
て、解決手段(5)、(6)によれば、プロ−ブ先端と
容器内液体の液面との接触を保つようなプロ−ブ移動の
制御が行われる。したがって、これによれば、そのよう
な問題が解決される。もちろん、解決手段(1)による
作用効果を同様に期待し得ることは当然である。
内部液面との距離が大きい場合は、液体飛沫が飛び散
る、液体が落下したとき生じた泡がはじける、液体が液
体に落下したとき飛沫が生じるなどの問題が発生し、こ
ういった問題は分注精度低下の原因になる。これに対し
て、解決手段(5)、(6)によれば、プロ−ブ先端と
容器内液体の液面との接触を保つようなプロ−ブ移動の
制御が行われる。したがって、これによれば、そのよう
な問題が解決される。もちろん、解決手段(1)による
作用効果を同様に期待し得ることは当然である。
【0028】解決手段(7)〜(10)は解決手段
(1)〜(6)の特徴を基礎にしている。したがって、
前述した作用効果は同様に期待され得る。
(1)〜(6)の特徴を基礎にしている。したがって、
前述した作用効果は同様に期待され得る。
【0029】
【実施例】図3は自動分析装置全体構成を示す。試料を
入れた試料容器1は試料ディスク2の上に複数個設置さ
れる。試料ディスク2はコンピュ−タ3によりインタ−
フェイス4を介して制御される。試料ディスク2は予め
登録された順番にしたがって試料分注装置のプロ−ブ5
の下まで回転移動し、試料はプロ−ブ5に連結されたポ
ンプ7により反応容器6の中に所定量分注される。試料
を分注された反応容器6は恒温槽8に連絡された反応槽
9の中を第1試薬添加位置まで移動する。第1試薬添加
位置まで移動した反応容器6は試薬分注装置のプロ−ブ
10に連結されたポンプ11により試薬びん12から吸
引された所定の第1試薬が加えられる。第1試薬添加後
の反応容器6は撹拌装置13の位置まで移動し、最初の
撹拌が行われる。内容物が撹拌された反応容器6は光源
14から発した光束を横切り、このときの吸光度は多波
長光度計15で検知される。検知された吸光度信号はア
ナログ/デジタル(A/D)コンバ−タを経由し、イン
タ−フェイス4を介してコンピュ−タ3に入り、試料中
の測定対象濃度に変換される。測定の終了した反応容器
6は洗浄機構19の位置まで移動し、反応容器洗浄系2
0により内部の液を排出後水で洗浄され次の分析に供さ
れる。測定した結果はプリンタ17から印字出力する
か、CRT画面18上に表示出力する。1つの試料に対
してどの項目を測定するかはあらかじめキ−ボ−ド16
からオペレ−タが入力し、インタ−フェイス4を介して
コンピュ−タ3に記憶され、依頼された項目を測定する
ように装置を制御する。同様にある測定項目について、
試薬容量、試料容量、測定波長、反応時間等の分析条件
は、予め分析パラメ−タとしてキ−ボ−ド16よりオペ
レ−タが入力し、インタ−フェイス4を介してコンピュ
−タ3に記憶される。
入れた試料容器1は試料ディスク2の上に複数個設置さ
れる。試料ディスク2はコンピュ−タ3によりインタ−
フェイス4を介して制御される。試料ディスク2は予め
登録された順番にしたがって試料分注装置のプロ−ブ5
の下まで回転移動し、試料はプロ−ブ5に連結されたポ
ンプ7により反応容器6の中に所定量分注される。試料
を分注された反応容器6は恒温槽8に連絡された反応槽
9の中を第1試薬添加位置まで移動する。第1試薬添加
位置まで移動した反応容器6は試薬分注装置のプロ−ブ
10に連結されたポンプ11により試薬びん12から吸
引された所定の第1試薬が加えられる。第1試薬添加後
の反応容器6は撹拌装置13の位置まで移動し、最初の
撹拌が行われる。内容物が撹拌された反応容器6は光源
14から発した光束を横切り、このときの吸光度は多波
長光度計15で検知される。検知された吸光度信号はア
ナログ/デジタル(A/D)コンバ−タを経由し、イン
タ−フェイス4を介してコンピュ−タ3に入り、試料中
の測定対象濃度に変換される。測定の終了した反応容器
6は洗浄機構19の位置まで移動し、反応容器洗浄系2
0により内部の液を排出後水で洗浄され次の分析に供さ
れる。測定した結果はプリンタ17から印字出力する
か、CRT画面18上に表示出力する。1つの試料に対
してどの項目を測定するかはあらかじめキ−ボ−ド16
からオペレ−タが入力し、インタ−フェイス4を介して
コンピュ−タ3に記憶され、依頼された項目を測定する
ように装置を制御する。同様にある測定項目について、
試薬容量、試料容量、測定波長、反応時間等の分析条件
は、予め分析パラメ−タとしてキ−ボ−ド16よりオペ
レ−タが入力し、インタ−フェイス4を介してコンピュ
−タ3に記憶される。
【0030】図3の試料分注装置及び/又は試薬分注装
置として用いられるのに適した液体分注装置の具体的な
実施例を以下に説明する。
置として用いられるのに適した液体分注装置の具体的な
実施例を以下に説明する。
【0031】図2は本発明に基づく液体分注装置の一実
施例を示す。これは駆動部101によって上下動及び回
転運動が可能な、液体を吸引、吐出するためのプロ−ブ
102を有するアーム103を備え、プロ−ブ102は
流路106によって圧力の加減を行うシリンジ107と
連結されている。また、容器(104、105)内の液
量とプロ−ブ102による液体の吸引、吐出量を記憶計
算するための回路108を有し、シリンジ107及びア
ームの駆動部101の動作の制御が可能である。プロ−
ブ102はアーム103の動作によって異なる容器(1
04、105)に接触可能である。
施例を示す。これは駆動部101によって上下動及び回
転運動が可能な、液体を吸引、吐出するためのプロ−ブ
102を有するアーム103を備え、プロ−ブ102は
流路106によって圧力の加減を行うシリンジ107と
連結されている。また、容器(104、105)内の液
量とプロ−ブ102による液体の吸引、吐出量を記憶計
算するための回路108を有し、シリンジ107及びア
ームの駆動部101の動作の制御が可能である。プロ−
ブ102はアーム103の動作によって異なる容器(1
04、105)に接触可能である。
【0032】図2は図1の液体分注装置の液体分注プロ
セスを説明するためのもので、既に中に一定量(a)の
液体109の入った液面110の位置の明確な、形状が
一定の容器104に対して、プロ−ブ内の吐出液体11
1を吐出する場合を示す。吐出液体111を容器内に吐
出すると、吐出液体は容器内の液体との混合液112と
なり、容器内の液量は元の液量(a)に加え吐出された
吐出液体の液量(b)分だけ増える。このため液面は吐
出前の位置110から上昇し更に上の位置113へと移
る。この吐出の際にプロ−ブ102の先端に生じた液滴
114を除去するためにアーム103を下げ、プロ−ブ
102の先端を上昇した液面113に接触させる。この
ときのアームの下降量(c)は、既知である容器104
の形状と、もともと容器内に入っていた液体119と吐
出液体111の混合液112の量から計算し、理論上の
液面113の位置を求め、決定する。この後プロ−ブの
先端が液面に接触する位置113までアーム103を下
げ、プロ−ブ先端の液滴114を容器内の液体112に
同化させた後、再びアームを元の位置まで上昇させ、動
作を終了する。
セスを説明するためのもので、既に中に一定量(a)の
液体109の入った液面110の位置の明確な、形状が
一定の容器104に対して、プロ−ブ内の吐出液体11
1を吐出する場合を示す。吐出液体111を容器内に吐
出すると、吐出液体は容器内の液体との混合液112と
なり、容器内の液量は元の液量(a)に加え吐出された
吐出液体の液量(b)分だけ増える。このため液面は吐
出前の位置110から上昇し更に上の位置113へと移
る。この吐出の際にプロ−ブ102の先端に生じた液滴
114を除去するためにアーム103を下げ、プロ−ブ
102の先端を上昇した液面113に接触させる。この
ときのアームの下降量(c)は、既知である容器104
の形状と、もともと容器内に入っていた液体119と吐
出液体111の混合液112の量から計算し、理論上の
液面113の位置を求め、決定する。この後プロ−ブの
先端が液面に接触する位置113までアーム103を下
げ、プロ−ブ先端の液滴114を容器内の液体112に
同化させた後、再びアームを元の位置まで上昇させ、動
作を終了する。
【0033】図4は本発明による、圧力検知を利用した
液体分注装置の一実施例を示す。本装置は上下動可能な
アーム121と、液体を吸引、吐出するプロ−ブ122
を有し、プロ−ブ122から圧力の加減を行うシリンジ
123を連絡する流路124は途中分岐管125で一方
は圧力検知機構126へ、もう一方はシリンジへと分か
れている。
液体分注装置の一実施例を示す。本装置は上下動可能な
アーム121と、液体を吸引、吐出するプロ−ブ122
を有し、プロ−ブ122から圧力の加減を行うシリンジ
123を連絡する流路124は途中分岐管125で一方
は圧力検知機構126へ、もう一方はシリンジへと分か
れている。
【0034】図5は図4の液体分注装置の液体分注プロ
セスを説明するためのもので、プロ−ブの先端127を
液面128につけた際のプロ−ブ内への溶液の逆流を防
止するするようにしたものである。先ずプロ−ブ122
内の吐出液130を吐出目的容器129内へ吐出する。
その後プロ−ブ122の先端127にできた液滴131
を容器内の液体132に同化させるためプロ−ブ122
の先端を液面128に接触させる。この接触動作に関し
ては、シリンジ123によりプロ−ブ先端127から、
液体吸入時にそれに先立って吸入した空気を送り出しつ
つアーム121を徐々に下降させる。液面128にプロ
−ブの先端127が接触した時点で流路124内の圧力
が変化するので、それを圧力センサー126によって検
知し、アームの下降を止めることにより、プロ−ブの先
端のみを液面128に接触させた状態となる。この状態
でプロ−ブ122と液体132の親和性が高いと、毛細
管現象によって液体132がプロ−ブ122内に侵入し
てくる。このようにしてプロ−ブ内に侵入してきた液体
133をもう一度容器内の液体132に同化させるた
め、再びアームを元の位置まで上昇させる際に、シリン
ジ123により圧力をかけ、空気をプロ−ブの先端12
7より吹き出しながら上昇動作を行う。プロ−ブ先端1
27が液面128から離れた時点で空気の吐出を止め、
アーム121が元の位置に戻った時点で動作を終了す
る。
セスを説明するためのもので、プロ−ブの先端127を
液面128につけた際のプロ−ブ内への溶液の逆流を防
止するするようにしたものである。先ずプロ−ブ122
内の吐出液130を吐出目的容器129内へ吐出する。
その後プロ−ブ122の先端127にできた液滴131
を容器内の液体132に同化させるためプロ−ブ122
の先端を液面128に接触させる。この接触動作に関し
ては、シリンジ123によりプロ−ブ先端127から、
液体吸入時にそれに先立って吸入した空気を送り出しつ
つアーム121を徐々に下降させる。液面128にプロ
−ブの先端127が接触した時点で流路124内の圧力
が変化するので、それを圧力センサー126によって検
知し、アームの下降を止めることにより、プロ−ブの先
端のみを液面128に接触させた状態となる。この状態
でプロ−ブ122と液体132の親和性が高いと、毛細
管現象によって液体132がプロ−ブ122内に侵入し
てくる。このようにしてプロ−ブ内に侵入してきた液体
133をもう一度容器内の液体132に同化させるた
め、再びアームを元の位置まで上昇させる際に、シリン
ジ123により圧力をかけ、空気をプロ−ブの先端12
7より吹き出しながら上昇動作を行う。プロ−ブ先端1
27が液面128から離れた時点で空気の吐出を止め、
アーム121が元の位置に戻った時点で動作を終了す
る。
【0035】図6は本発明による、導電性のディスポー
ザブルプラスチックチップ141を用いた静電容量法に
よる液体分注装置の一実施例を示す。本装置は上下動可
能なアーム142と先端に導電性プラスチック製のディ
スポーザブルチップ141を利用したプロ−ブ143を
有し、吐出目的容器147を設置する位置に静電容量検
知用の電極144とセンサー148をプロ−ブに併せ持
っている。プロ−ブ143は流路145を介してシリン
ジ146とつながっている。
ザブルプラスチックチップ141を用いた静電容量法に
よる液体分注装置の一実施例を示す。本装置は上下動可
能なアーム142と先端に導電性プラスチック製のディ
スポーザブルチップ141を利用したプロ−ブ143を
有し、吐出目的容器147を設置する位置に静電容量検
知用の電極144とセンサー148をプロ−ブに併せ持
っている。プロ−ブ143は流路145を介してシリン
ジ146とつながっている。
【0036】まず、ディスポーザブルチップ141内に
吐出液体149を吸引した状態のまま、既に液体150
の入っている容器147内へとプロ−ブ143を下降さ
せる。液面151にディスポーザブルチップの先端15
2が接触した時点でプロ−ブ143と電極144間の電
圧が変化するので、それをセンサー(48)によって検
知し、アーム142の下降を止めることにより、プロ−
ブの先端152のみを液面(51)に接触させた状態を
作る。その後液体149を吐出する。この際容器147
内の液面はチップ141より吐出された液体149の量
(d)だけ上昇し、初めの液面151よりも上の位置1
53に移動する。この液面の移動に伴い、プロ−ブ14
3の位置も、チップ先端を液面と実質的に接触させなが
ら上昇させる。このプロ−ブの移動量(e)は液面の移
動量(d)と一致する。液体149の吐出終了後、プロ
−ブ143をもとの位置まで戻して分注動作を終了す
る。
吐出液体149を吸引した状態のまま、既に液体150
の入っている容器147内へとプロ−ブ143を下降さ
せる。液面151にディスポーザブルチップの先端15
2が接触した時点でプロ−ブ143と電極144間の電
圧が変化するので、それをセンサー(48)によって検
知し、アーム142の下降を止めることにより、プロ−
ブの先端152のみを液面(51)に接触させた状態を
作る。その後液体149を吐出する。この際容器147
内の液面はチップ141より吐出された液体149の量
(d)だけ上昇し、初めの液面151よりも上の位置1
53に移動する。この液面の移動に伴い、プロ−ブ14
3の位置も、チップ先端を液面と実質的に接触させなが
ら上昇させる。このプロ−ブの移動量(e)は液面の移
動量(d)と一致する。液体149の吐出終了後、プロ
−ブ143をもとの位置まで戻して分注動作を終了す
る。
【0037】容器に液体がまだ入っていない状態から動
作を始める場合は、初めにチップ先端152を液面15
1に接触させる代わりに容器底面に接触させる。容器底
面の高さ方向の位置は事前にわかるので、その接触動作
は容易である。以後の動作は上記と同じである。
作を始める場合は、初めにチップ先端152を液面15
1に接触させる代わりに容器底面に接触させる。容器底
面の高さ方向の位置は事前にわかるので、その接触動作
は容易である。以後の動作は上記と同じである。
【0038】プラスチック製デスポ−ザブルチップ14
1は図6の実施例のみならず、図1及び4の実施例に対
しても適用され得るものであることは当然である。
1は図6の実施例のみならず、図1及び4の実施例に対
しても適用され得るものであることは当然である。
【0039】なお、今までに説明した液体分注装置は自
動分析装置にだけでなく、試料や試薬を扱う他の装置に
も適用可能である。
動分析装置にだけでなく、試料や試薬を扱う他の装置に
も適用可能である。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、キャリオ−バ−低減を
図りつつ、プロ−ブへの液滴残留又はその液滴形成分の
液体付着による分注精度低下の防止を図るのに適した液
体分注装置及びこれを用いた自動分析装置が提供され
る。
図りつつ、プロ−ブへの液滴残留又はその液滴形成分の
液体付着による分注精度低下の防止を図るのに適した液
体分注装置及びこれを用いた自動分析装置が提供され
る。
【図1】本発明に基づく一実施例を示す液体分注装置の
構成概念図である。
構成概念図である。
【図2】図1の液体分注装置の液体分注プロセス説明図
である。
である。
【図3】本発明が適用されるべき一般の自動分析装置の
原理構成図である。
原理構成図である。
【図4】本発明に基づくもう一つの実施例を示す液体分
注装置の構成概念図である。
注装置の構成概念図である。
【図5】図4の液体分注装置の液体分注プロセス説明図
である。
である。
【図6】本発明に基づく更にもう一つの実施例を示す液
体分注装置の構成概念図である。
体分注装置の構成概念図である。
【図7】図6の液体分注装置の液体分注プロセス説明図
である。
である。
図1及び2並びに図4〜7 101…アーム駆動部、 102…プロ−ブ、 103
…アーム、 104、105…容器、 106…流路、
107…シリンジ、 108…回路、 109…溶
液、 110…液面、 111…吐出溶液、 112…
混合溶液、 113…混合溶液液面、 114…液滴、
a…容器内溶液量、 b…吐出溶液量、c…プロ−ブ
下降量、 121…アーム、 122…プロ−ブ、 1
23…シリンジ、 124…流路、 125…分岐管、
126…圧力検知機構、 127…プロ−ブ先端、1
28…液面、129…容器、 130…吐出溶液、 1
31…液滴、 132…溶液、 133…逆流した溶
液、 141…導電性ディスポーザブルチップ、 14
2…アーム、 143…プロ−ブ、 144…電極、1
45…流路、 146…シリンジ、 147…容器、
148…電圧センサー、 149…吐出溶液、 150
…溶液、 151…液面、 152…チップ先端、 1
53…混合溶液液面、 d…吐出液量、 e…プロ−ブ
移動量、 図3 1…試料容器、 3…コンピュ−タ、 4…インタ−フ
ェ−ス、 5、10…プロ−ブ、 6…反応容器、
7、11…ポンプ、 12…試薬びん、 15…多波長
光度系
…アーム、 104、105…容器、 106…流路、
107…シリンジ、 108…回路、 109…溶
液、 110…液面、 111…吐出溶液、 112…
混合溶液、 113…混合溶液液面、 114…液滴、
a…容器内溶液量、 b…吐出溶液量、c…プロ−ブ
下降量、 121…アーム、 122…プロ−ブ、 1
23…シリンジ、 124…流路、 125…分岐管、
126…圧力検知機構、 127…プロ−ブ先端、1
28…液面、129…容器、 130…吐出溶液、 1
31…液滴、 132…溶液、 133…逆流した溶
液、 141…導電性ディスポーザブルチップ、 14
2…アーム、 143…プロ−ブ、 144…電極、1
45…流路、 146…シリンジ、 147…容器、
148…電圧センサー、 149…吐出溶液、 150
…溶液、 151…液面、 152…チップ先端、 1
53…混合溶液液面、 d…吐出液量、 e…プロ−ブ
移動量、 図3 1…試料容器、 3…コンピュ−タ、 4…インタ−フ
ェ−ス、 5、10…プロ−ブ、 6…反応容器、
7、11…ポンプ、 12…試薬びん、 15…多波長
光度系
Claims (10)
- 【請求項1】液体をプロ−ブに吸引し、その吸引した液
体をそのプロ−ブから容器に吐出させ、かつその吐出
を、前記プロ−ブを前記容器に吐出された液体との接触
を避ける位置に保った状態で行う液体分注装置であっ
て、前記吐出終了後前記プロ−ブ先端を前記容器内の液
面と接触させ、その後その液面から離すように前記プロ
−ブを移動させる手段を備えている液体分注装置。 - 【請求項2】前記プロ−ブを前記容器内の液面から離す
ように移動させるときに前記プロ−ブの先端から気体を
吹き出させるように構成されている請求項1に記載され
た液体分注装置。 - 【請求項3】前記吐出された液体の量に基づいてその吐
出終了後の前記容器内の液面位置を算出する手段を備え
ている請求項1又は2に記載された液体分注装置。 - 【請求項4】前記プロ−ブはプラスチック製である請求
項1又は2に記載された液体分注装置。 - 【請求項5】液体をプロ−ブに吸引し、その吸引した液
体をそのプロ−ブから容器に吐出させる液体分注装置で
あって、前記プロ−ブの移動を制御する手段と前記容器
内の液面を検出する手段とを備え、前記制御手段は前記
プロ−ブに吸引した液体を前記容器に吐出させ始めるよ
うに前記プロ−ブの先端が前記容器の底面と実質的に接
触するまで前記プロ−ブを移動させ、吐出開始後前記容
器内の液面上昇に合わせてその液面上昇が止まるまでそ
の液面と前記プロ−ブの先端との実質的な接触を保ちな
がら前記プロ−ブを移動させ、そしてその後前記プロ−
ブの先端を前記容器内の液面から離すために前記プロ−
ブを移動させるように構成されていることを特徴とする
液体分注装置。 - 【請求項6】液体をプロ−ブに吸引し、その吸引した液
体をそのプロ−ブから既に液体が入っている容器に吐出
させる液体分注装置であって、前記プロ−ブの移動を制
御する手段と前記容器内の液面を検出する手段とを備
え、前記制御手段は前記プロ−ブに吸引した液体を前記
容器に吐出させ始めるように前記プロ−ブの先端が前記
容器内の既に入っている液体の液面と接触するまで前記
プロ−ブを移動させ、吐出開始後前記容器内の液面上昇
に合わせてその液面上昇が止まるまでその液面と前記プ
ロ−ブの先端とのが実質的な接触を保ちながら前記プロ
−ブを移動させ、そしてその後前記プロ−ブの先端を前
記容器内の液面から離すために前記プロ−ブを移動させ
るように構成されていることを特徴とする液体分注装
置。 - 【請求項7】前記プロ−ブを容器内の液面から離すよう
に移動させるときに前記プロ−ブの先端から気体を吹き
出させるように構成されている請求項5又は6に記載さ
れた液体分注装置。 - 【請求項8】前記プロ−ブはプラスチック製である請求
項5、6又は7に記載された液体分注装置。 - 【請求項9】試料容器からその中の液体試料を第1のプ
ロ−ブに吸引し、その吸引した液体試料を前記第1のプ
ロ−ブから反応容器に吐出する試料分注装置と、試薬を
第2のプロ−ブに吸引し、その吸引した試薬と前記反応
容器に吐出された試料とを反応させるように前記吸引し
た試薬を前記第2のプロ−ブから前記試料が吐出された
反応容器に吐出する試薬分注装置と、前記反応した反応
液を測定する手段とを備えており、前記試料分注装置及
び前記試薬分注装置のうちの少なくとも一方は請求項1
〜4のいずれかに記載された液体分注装置からなること
を特徴とする自動分析装置。 - 【請求項10】試料容器からその中の液体試料を第1の
プロ−ブに吸引し、その吸引した液体試料を前記第1の
プロ−ブから反応容器に吐出する試料分注装置と、試薬
を第2のプロ−ブに吸引し、その吸引した試薬と前記反
応容器に吐出された試料とを反応させるように前記吸引
した試薬を前記第2のプロ−ブから前記試料が吐出され
た反応容器に吐出する試薬分注装置と、前記反応した反
応液を測定する手段とを備えており、前記試料分注装置
は請求項5に記載された液体分注装置からなり、前記試
薬分注装置は請求項6に記載された液体分注装置からな
ることを特徴とする自動分析装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12375894A JPH07333230A (ja) | 1994-06-06 | 1994-06-06 | 液体分注装置及びこれを用いた自動分析装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12375894A JPH07333230A (ja) | 1994-06-06 | 1994-06-06 | 液体分注装置及びこれを用いた自動分析装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07333230A true JPH07333230A (ja) | 1995-12-22 |
Family
ID=14868571
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12375894A Pending JPH07333230A (ja) | 1994-06-06 | 1994-06-06 | 液体分注装置及びこれを用いた自動分析装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07333230A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004239697A (ja) * | 2003-02-05 | 2004-08-26 | Hitachi High-Technologies Corp | 化学分析装置 |
JP2012055323A (ja) * | 1998-05-01 | 2012-03-22 | Gen-Probe Inc | 自動化診断用分析器および方法 |
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