JPH0589351A - 自動販売機 - Google Patents
自動販売機Info
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- JPH0589351A JPH0589351A JP20366891A JP20366891A JPH0589351A JP H0589351 A JPH0589351 A JP H0589351A JP 20366891 A JP20366891 A JP 20366891A JP 20366891 A JP20366891 A JP 20366891A JP H0589351 A JPH0589351 A JP H0589351A
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- Japan
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- product
- belt
- guide roller
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 下部に送出された商品を上部の商品取出口に
揚上排出する商品搬送装置を小型で構造簡単なものとす
る。 【構成】 一端が固定され他端が駆動モーター１５に連
動する巻き取りドラム１６に取り付けられて、巻き取ら
れる搬送ベルト１４を設ける。搬送ベルト１４は上下に
移動する案内ローラー１９と斜めに移動する案内ローラ
ー２１及びこの案内ローラー２１に吊るした錘の役目を
する案内ローラー２２により張設している。搬送ベルト
上に送出した商品は、搬送ベルトが巻き上げられてその
固定端とドラム間の長さが短くなるにつれて上昇し、商
品を商品取出口へ揚上排出することができる。
揚上排出する商品搬送装置を小型で構造簡単なものとす
る。 【構成】 一端が固定され他端が駆動モーター１５に連
動する巻き取りドラム１６に取り付けられて、巻き取ら
れる搬送ベルト１４を設ける。搬送ベルト１４は上下に
移動する案内ローラー１９と斜めに移動する案内ローラ
ー２１及びこの案内ローラー２１に吊るした錘の役目を
する案内ローラー２２により張設している。搬送ベルト
上に送出した商品は、搬送ベルトが巻き上げられてその
固定端とドラム間の長さが短くなるにつれて上昇し、商
品を商品取出口へ揚上排出することができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、商品を比較的高い位置
に設けた商品取出口に搬送するように構成した自動販売
機に関する。
に設けた商品取出口に搬送するように構成した自動販売
機に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に従来の自動販売機は、商品取出口
が商品収納室より低い位置にあり、商品収納室と商品取
出口との高低差によって、搬出された商品が自然に落下
または滑落して商品取出口へ払い出されるよう構成され
ている。
が商品収納室より低い位置にあり、商品収納室と商品取
出口との高低差によって、搬出された商品が自然に落下
または滑落して商品取出口へ払い出されるよう構成され
ている。
【０００３】しかし、商品取出口位置が低いため、払い
出された商品を取り出す際、客は体を大きく曲げて取り
出さなければならず、非常に取り出し難いものであっ
た。また、商品取出口が対地的に低いため、短期間で汚
れの付着が甚だしくなる欠点があった。
出された商品を取り出す際、客は体を大きく曲げて取り
出さなければならず、非常に取り出し難いものであっ
た。また、商品取出口が対地的に低いため、短期間で汚
れの付着が甚だしくなる欠点があった。
【０００４】そこで、近年商品取出口を上部に設けるよ
うにした自動販売機が提案されている。例えば実開平１
−１４７４８１号公報に示されるように、商品貯蔵部か
ら送出された商品を自動販売機の下部に設けた横移動の
コンベヤに乗せて、横方向へ移動させ、次にその横送り
端で今度は縦方向に配設したエレベータに受け渡して、
エレベータを駆動して商品を上昇させ、上部の商品取出
口へと搬送している。
うにした自動販売機が提案されている。例えば実開平１
−１４７４８１号公報に示されるように、商品貯蔵部か
ら送出された商品を自動販売機の下部に設けた横移動の
コンベヤに乗せて、横方向へ移動させ、次にその横送り
端で今度は縦方向に配設したエレベータに受け渡して、
エレベータを駆動して商品を上昇させ、上部の商品取出
口へと搬送している。
【０００５】このように、従来の商品搬送装置は、下部
に商品を横移動させるベルトコンベヤ等の横搬送機構
を、そして、一端側に商品を上部の商品取出口へ搬送す
るエレベータ等の上下搬送機構を配して組み合せ、そし
て、商品を自動販売機下部から商品取出口まで揚上して
いた。
に商品を横移動させるベルトコンベヤ等の横搬送機構
を、そして、一端側に商品を上部の商品取出口へ搬送す
るエレベータ等の上下搬送機構を配して組み合せ、そし
て、商品を自動販売機下部から商品取出口まで揚上して
いた。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の商品揚上機構は、２つの搬送機構を有しているため
機構が複雑となり、機構が大型化すると共にコストが高
くつき、また商品の横移動を行った後、商品を揚上する
ため商品揚上に時間がかかるという問題があった。
来の商品揚上機構は、２つの搬送機構を有しているため
機構が複雑となり、機構が大型化すると共にコストが高
くつき、また商品の横移動を行った後、商品を揚上する
ため商品揚上に時間がかかるという問題があった。
【０００７】本発明は上記の点に鑑み成されたもので、
小型で、かつ短時間で商品を揚上することのできる商品
揚上機構を具備した自動販売機を提供することを目的と
するものである。
小型で、かつ短時間で商品を揚上することのできる商品
揚上機構を具備した自動販売機を提供することを目的と
するものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の商品を
収納する商品収納室と、この商品収納室内の商品を販売
指令に基づき、下部より選択的に搬出する商品搬出手段
と、この手段により搬出された商品を下方へ案内する案
内手段と、この案内手段により案内された商品を一端が
固定で、他端が販売指令に基づき回転するモーターと連
動するドラムに取り付けた搬送ベルト上に受け、ドラム
が回転し搬送ベルトを巻き取ることにより、搬送ベルト
の固定端とドラム間の搬送ベルトの長さの変化を利用し
て商品を商品収納室の商品送出口位置よりも上方に形成
した商品取出口まで搬送する上記搬送ベルトを含む商品
搬送手段とを備えたものである。
収納する商品収納室と、この商品収納室内の商品を販売
指令に基づき、下部より選択的に搬出する商品搬出手段
と、この手段により搬出された商品を下方へ案内する案
内手段と、この案内手段により案内された商品を一端が
固定で、他端が販売指令に基づき回転するモーターと連
動するドラムに取り付けた搬送ベルト上に受け、ドラム
が回転し搬送ベルトを巻き取ることにより、搬送ベルト
の固定端とドラム間の搬送ベルトの長さの変化を利用し
て商品を商品収納室の商品送出口位置よりも上方に形成
した商品取出口まで搬送する上記搬送ベルトを含む商品
搬送手段とを備えたものである。
【０００９】また、商品収納コラムからの商品を本体前
部の下方に送出した後に、上方の商品取出口へ搬送する
ようにした自動販売機において、前記商品収納コラムか
らの商品を送出する複数の左右方向に並設された商品送
出口と、両端を固定され、かつ中途を錘を兼ねる上下に
移動自在な案内ローラーを介して張設され、前記商品送
出口よりの商品を受ける待機時にあっては、前記下降し
ている案内ローラーによりＬ字状の張設状況になってい
る平ベルトと、前記案内ローラーと反対側の位置で平ベ
ルトの下部に配された上下動する作動ローラーと、この
作動ローラーを上下動させ、平ベルトを傾斜させながら
上昇させることにより、商品を商品取出口に揚上する前
記作動ローラーの上下駆動手段とより構成された商品搬
送装置を備えたものである。
部の下方に送出した後に、上方の商品取出口へ搬送する
ようにした自動販売機において、前記商品収納コラムか
らの商品を送出する複数の左右方向に並設された商品送
出口と、両端を固定され、かつ中途を錘を兼ねる上下に
移動自在な案内ローラーを介して張設され、前記商品送
出口よりの商品を受ける待機時にあっては、前記下降し
ている案内ローラーによりＬ字状の張設状況になってい
る平ベルトと、前記案内ローラーと反対側の位置で平ベ
ルトの下部に配された上下動する作動ローラーと、この
作動ローラーを上下動させ、平ベルトを傾斜させながら
上昇させることにより、商品を商品取出口に揚上する前
記作動ローラーの上下駆動手段とより構成された商品搬
送装置を備えたものである。
【００１０】
【作用】商品が商品送出口より送出されて搬送ベルトに
乗ると、モーターが駆動し、ドラムにより一端固定の搬
送ベルトは巻き取り始められる。巻き取りが進むにつれ
て搬送ベルトは短くなって上昇して行き、商品取出口の
所に商品は揚上される。
乗ると、モーターが駆動し、ドラムにより一端固定の搬
送ベルトは巻き取り始められる。巻き取りが進むにつれ
て搬送ベルトは短くなって上昇して行き、商品取出口の
所に商品は揚上される。
【００１１】また、両端固定の平ベルトで商品を受け、
この平ベルトの片方が上下動する作動ローラーにて上下
動させられると、平ベルトは傾斜しながら、同様に揚上
して行き、商品を上方の商品取出口へと搬送する。
この平ベルトの片方が上下動する作動ローラーにて上下
動させられると、平ベルトは傾斜しながら、同様に揚上
して行き、商品を上方の商品取出口へと搬送する。
【００１２】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図１は本発明の第１発明に係る商品搬送装置を備
えた自動販売機の概観斜視図、図２はその側面断面図、
図３は本発明の商品搬送装置の全体斜視図である。
する。図１は本発明の第１発明に係る商品搬送装置を備
えた自動販売機の概観斜視図、図２はその側面断面図、
図３は本発明の商品搬送装置の全体斜視図である。
【００１３】図１、２において、１は自動販売機の本
体、２は断熱壁２ａで囲まれた商品収納室にして、その
内部にはサーペンタイン式の商品収納コラム３が前後に
複数配設され、かつこれら一群の商品収納コラム３が本
体１の正面方向から見て左右方向にも複数並設されてい
る。商品収納室２の前面開口は断熱庫内扉４にて閉塞さ
れ、この断熱庫内扉４には、商品収納コラム３と対応し
て複数の商品送出口５が左右方向に並設形成されている
と共に、各商品送出口５には、上端を枢支されて、常時
は閉塞状態にあり、販売時に放出落下してくる商品Ｍに
て前方へ開放回動する断熱販売扉６が設けられている。
前記各商品収納コラム３の下方には、販売指令に基づい
て作動する商品送出装置７が設けられ、商品Ｍを１個ず
つ送出する。送出された商品Ｍは商品落下シュート８を
滑り落ち、前記商品送出口５より出る。
体、２は断熱壁２ａで囲まれた商品収納室にして、その
内部にはサーペンタイン式の商品収納コラム３が前後に
複数配設され、かつこれら一群の商品収納コラム３が本
体１の正面方向から見て左右方向にも複数並設されてい
る。商品収納室２の前面開口は断熱庫内扉４にて閉塞さ
れ、この断熱庫内扉４には、商品収納コラム３と対応し
て複数の商品送出口５が左右方向に並設形成されている
と共に、各商品送出口５には、上端を枢支されて、常時
は閉塞状態にあり、販売時に放出落下してくる商品Ｍに
て前方へ開放回動する断熱販売扉６が設けられている。
前記各商品収納コラム３の下方には、販売指令に基づい
て作動する商品送出装置７が設けられ、商品Ｍを１個ず
つ送出する。送出された商品Ｍは商品落下シュート８を
滑り落ち、前記商品送出口５より出る。
【００１４】９は本体１の前面に開閉可能に設けられた
前面扉で、庫内断熱扉４の外側に位置している。そし
て、この前面扉９に、商品取出口１０が上方に設けられ
ると共に、商品送出口５より送出された商品Ｍを受け
て、この商品取出口１０に揚上排出する商品搬送装置１
２が内部に設けられている。
前面扉で、庫内断熱扉４の外側に位置している。そし
て、この前面扉９に、商品取出口１０が上方に設けられ
ると共に、商品送出口５より送出された商品Ｍを受け
て、この商品取出口１０に揚上排出する商品搬送装置１
２が内部に設けられている。
【００１５】次に、商品搬送装置１２に関してその詳細
を示す図３をも参照して説明する。
を示す図３をも参照して説明する。
【００１６】１４は販売指令により、商品送出口５によ
り送出される商品Ｍを受ける搬送ベルトで、一端１４ａ
を固定され他端は駆動モーター１５に連動する搬送ベル
ト１４の巻き取りドラム１６に取り付けられている。１
７は動力伝達ベルトである。そして、搬送ベルト１４に
は、上下方向に形設した溝孔１８に沿って動く案内ロー
ラー１９と、斜めに形設した溝孔２０に沿って動く案内
ローラー２１とを掛けて設け、また、案内ローラー２１
には、この案内ローラー２１の錘と、商品Ｍの横方向の
案内規制を兼ねた案内ローラー２２を巻き上げ可能に吊
りベルト２３で吊るしている。２４は商品搬送装置１２
の収納筐で、その前後面壁２４ａ，２４ｂには前記溝孔
１８，２０が形成され、またこの前後面壁２４ａ，２４
ｂにて商品Ｍが前後に移動するのをおさえている。
り送出される商品Ｍを受ける搬送ベルトで、一端１４ａ
を固定され他端は駆動モーター１５に連動する搬送ベル
ト１４の巻き取りドラム１６に取り付けられている。１
７は動力伝達ベルトである。そして、搬送ベルト１４に
は、上下方向に形設した溝孔１８に沿って動く案内ロー
ラー１９と、斜めに形設した溝孔２０に沿って動く案内
ローラー２１とを掛けて設け、また、案内ローラー２１
には、この案内ローラー２１の錘と、商品Ｍの横方向の
案内規制を兼ねた案内ローラー２２を巻き上げ可能に吊
りベルト２３で吊るしている。２４は商品搬送装置１２
の収納筐で、その前後面壁２４ａ，２４ｂには前記溝孔
１８，２０が形成され、またこの前後面壁２４ａ，２４
ｂにて商品Ｍが前後に移動するのをおさえている。
【００１７】以上の構成において、次にその商品搬送作
動を図４をも参照して説明すると、商品Ｍが搬送ベルト
１４上に乗ると、駆動モーター１５が作動する。（図４
（ａ））。駆動モーター１５の回転動力は、動力伝達ベ
ルト１７を介して巻き取りドラム１６に伝達され、搬送
ベルト１４を巻き取り始める。搬送ベルト１４が巻き取
りドラム１６に巻き取られ搬送ベルト１４の固定部１４
ａと巻き取りドラム１６間の長さが短くなるにつれ、ま
ず案内ローラー１９，２１，２２のうち、自重の一番軽
い案内ローラー２２が動き出す（図４（ｂ））。案内ロ
ーラー２１の錘の役目を兼ねた案内ローラー２２が傾斜
移動することにより、錘の自重が案内ローラー２１に対
して減少し、次に案内ローラー２１が傾斜した溝孔２０
に沿って上方へ動き出す（図４（ｃ））。この時に搬送
ベルト１４自身を傾斜させることにより、商品Ｍが横方
向へ滑り出し、商品取出口１０位置方向へ移動させる。
さらに搬送ベルト１４の巻き取りが進むにつれて、案内
ローラー１９が縦の溝孔１８に沿って上方へ移動し、最
後に図４（ｄ）に示すように案内ローラー１９が溝孔１
８の一番上位置に達し、商品Ｍを上方に形成された商品
取出口１０まで搬送する。商品Ｍの搬送後、駆動モータ
１５を逆転させ、巻き取りドラム１６に巻き付いた搬送
ベルト１４を解除すると、初期の販売指令待機位置に戻
る。
動を図４をも参照して説明すると、商品Ｍが搬送ベルト
１４上に乗ると、駆動モーター１５が作動する。（図４
（ａ））。駆動モーター１５の回転動力は、動力伝達ベ
ルト１７を介して巻き取りドラム１６に伝達され、搬送
ベルト１４を巻き取り始める。搬送ベルト１４が巻き取
りドラム１６に巻き取られ搬送ベルト１４の固定部１４
ａと巻き取りドラム１６間の長さが短くなるにつれ、ま
ず案内ローラー１９，２１，２２のうち、自重の一番軽
い案内ローラー２２が動き出す（図４（ｂ））。案内ロ
ーラー２１の錘の役目を兼ねた案内ローラー２２が傾斜
移動することにより、錘の自重が案内ローラー２１に対
して減少し、次に案内ローラー２１が傾斜した溝孔２０
に沿って上方へ動き出す（図４（ｃ））。この時に搬送
ベルト１４自身を傾斜させることにより、商品Ｍが横方
向へ滑り出し、商品取出口１０位置方向へ移動させる。
さらに搬送ベルト１４の巻き取りが進むにつれて、案内
ローラー１９が縦の溝孔１８に沿って上方へ移動し、最
後に図４（ｄ）に示すように案内ローラー１９が溝孔１
８の一番上位置に達し、商品Ｍを上方に形成された商品
取出口１０まで搬送する。商品Ｍの搬送後、駆動モータ
１５を逆転させ、巻き取りドラム１６に巻き付いた搬送
ベルト１４を解除すると、初期の販売指令待機位置に戻
る。
【００１８】同様に商品をベルトで受け、この商品を商
品取出口の位置まで揚上できるように、巧妙にベルトを
作動させる第２の発明に係る実施例を図５及び図８に示
す。
品取出口の位置まで揚上できるように、巧妙にベルトを
作動させる第２の発明に係る実施例を図５及び図８に示
す。
【００１９】図５において、前面扉９の下部に、両端３
０Ａ，３０Ｂを固定し、中途を錘を兼ねる案内ローラー
３１に掛けて張設した平ベルト３２を設ける。ここで錘
兼用の案内ローラー３１は、平ベルト３２の垂直部にの
み沿って平行に上下動できる構造に取り付ける。そし
て、平ベルト３２は、通常前記案内ローラー３１が自重
で下降していて、ちょうどＬ字状に張設した状況にあっ
て、商品送出口５よりの商品を受け取れる態勢に待機し
ている。
０Ａ，３０Ｂを固定し、中途を錘を兼ねる案内ローラー
３１に掛けて張設した平ベルト３２を設ける。ここで錘
兼用の案内ローラー３１は、平ベルト３２の垂直部にの
み沿って平行に上下動できる構造に取り付ける。そし
て、平ベルト３２は、通常前記案内ローラー３１が自重
で下降していて、ちょうどＬ字状に張設した状況にあっ
て、商品送出口５よりの商品を受け取れる態勢に待機し
ている。
【００２０】一方、前面扉９の片側には、プーリー３
３，３４で縦方向に張設したワイヤロープ３５を設け
る。ワイヤロープ３５には、平ベルト３２の下部に係合
する作動ローラー３６を装着する。そして一方のプーリ
ー、例えばプーリー３４を正逆転駆動するモーター（図
示せず）に直結する。
３，３４で縦方向に張設したワイヤロープ３５を設け
る。ワイヤロープ３５には、平ベルト３２の下部に係合
する作動ローラー３６を装着する。そして一方のプーリ
ー、例えばプーリー３４を正逆転駆動するモーター（図
示せず）に直結する。
【００２１】従って、モーターの回転により作動ローラ
ー３６が上下し、平ベルト３２を上下させることができ
る。すなわち、プーリー３４が反時計方向（実線矢印）
に回転すると、平ベルト３２は上昇し、時計方向（破線
矢印）に回転すると平ベルト３２は下降する。なお５は
商品送出口であり、１０は商品取出口である。
ー３６が上下し、平ベルト３２を上下させることができ
る。すなわち、プーリー３４が反時計方向（実線矢印）
に回転すると、平ベルト３２は上昇し、時計方向（破線
矢印）に回転すると平ベルト３２は下降する。なお５は
商品送出口であり、１０は商品取出口である。
【００２２】図６にこの上下動させられる平ベルト３２
による商品の揚上動作を示す。
による商品の揚上動作を示す。
【００２３】図６（ａ）に示すように、商品Ｍが送出さ
れるまで、平ベルト３２はＬ字状に張った形で待機して
いる。商品Ｍが平ベルト３２に乗ると、モーターが駆動
し、プーリー３４を図６（ｂ）に示すように実線矢印方
向に回転させる。するとワイヤロープ３５が回転移動
し、作動ローラー３６が上昇させられるので、平ベルト
３２の左端は上昇し、平ベルト３２は右下がりに傾斜す
る。よって、平ベルト３２上の商品Ｍは右側へ滑り落ち
る。また錘兼用の案内ローラー３１も強制的に上方へ動
かされる。さらに、作動ローラー３６を上昇させること
により、図６（ｃ）に示すように商品Ｍは商品取出口１
０の位置にまで搬送することができる。客により商品Ｍ
が取り出されれば、モーターが逆転して作動ローラー３
６が下降するに応じて、錘兼用の案内ローラー３１によ
って平ベルト３２は押し下がり、図６（ａ）のＬ字状の
張設態勢になった時、モーターは停止し、次の商品Ｍの
受け取り状態に待機する。
れるまで、平ベルト３２はＬ字状に張った形で待機して
いる。商品Ｍが平ベルト３２に乗ると、モーターが駆動
し、プーリー３４を図６（ｂ）に示すように実線矢印方
向に回転させる。するとワイヤロープ３５が回転移動
し、作動ローラー３６が上昇させられるので、平ベルト
３２の左端は上昇し、平ベルト３２は右下がりに傾斜す
る。よって、平ベルト３２上の商品Ｍは右側へ滑り落ち
る。また錘兼用の案内ローラー３１も強制的に上方へ動
かされる。さらに、作動ローラー３６を上昇させること
により、図６（ｃ）に示すように商品Ｍは商品取出口１
０の位置にまで搬送することができる。客により商品Ｍ
が取り出されれば、モーターが逆転して作動ローラー３
６が下降するに応じて、錘兼用の案内ローラー３１によ
って平ベルト３２は押し下がり、図６（ａ）のＬ字状の
張設態勢になった時、モーターは停止し、次の商品Ｍの
受け取り状態に待機する。
【００２４】このように、商品Ｍを平ベルトで受け止
め、該平ベルトを傾斜させながら揚上させることによ
り、商品の姿勢いかんに係わらず、安定して商品を商品
取出口へ導入できる。
め、該平ベルトを傾斜させながら揚上させることによ
り、商品の姿勢いかんに係わらず、安定して商品を商品
取出口へ導入できる。
【００２５】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、送出さ
れてくる商品をベルトで受け止め、このベルトを巻き上
げるなり、あるいは傾斜させながら揚上することによ
り、商品を商品送出口より上方の商品取出口へ搬送でき
る。
れてくる商品をベルトで受け止め、このベルトを巻き上
げるなり、あるいは傾斜させながら揚上することによ
り、商品を商品送出口より上方の商品取出口へ搬送でき
る。
【００２６】そして、商品搬送機構の構造が簡単でコス
トも安価で、また搬送中の商品の姿勢制御の必要無くし
て搬送でき、搬送時間も短くなる等の効果を奏する。
トも安価で、また搬送中の商品の姿勢制御の必要無くし
て搬送でき、搬送時間も短くなる等の効果を奏する。
【図１】本発明の第１発明に係る商品搬送装置を備えた
自動販売機の概観斜視図。
自動販売機の概観斜視図。
【図２】同自動販売機の概観側面断面図。
【図３】本発明の商品搬送装置の全体斜視図。
【図４】図３の商品搬送装置により商品が上方の商品取
出口へと搬送されていく様子を示す搬送動作図。
出口へと搬送されていく様子を示す搬送動作図。
【図５】第２の発明に係る商品搬送装置の概略的正面構
成図。
成図。
【図６】図５の商品搬送装置により商品が上方の商品取
出口へと搬送されていく様子を示す搬送動作図。
出口へと搬送されていく様子を示す搬送動作図。
３ 商品収納コラム ５ 商品放出口 ７ 商品送出装置 １０ 商品取出口 １２ 商品搬送装置 １４ 搬送ベルト １５ 駆動モーター １６ 巻き取りドラム ３２ 平ベルト ３５ ワイヤロープ ３６ 作動ローラー
Claims (2)
- 【請求項１】 複数の商品を収納する商品収納室と、こ
の商品収納室内の商品を販売指令に基づき、下部より選
択的に搬出する商品搬出手段と、この手段により搬出さ
れた商品を下方へ案内する案内手段と、この案内手段に
より案内された商品を一端が固定で、他端が販売指令に
基づき回転するモーターと連動するドラムに取り付けた
搬送ベルト上に受け、ドラムが回転し搬送ベルトを巻き
取ることにより、搬送ベルトの固定端とドラム間の搬送
ベルトの長さの変化を利用して商品を商品収納室の商品
送出口位置よりも上方に形成した商品取出口まで搬送す
る上記搬送ベルトを含む商品搬送手段とを備えたことを
特徴とする自動販売機。 - 【請求項２】 商品収納コラムからの商品を本体前部の
下方に送出した後に、上方の商品取出口へ搬送するよう
にした自動販売機において、前記商品収納コラムからの
商品を送出する複数の左右方向に並設された商品送出口
と、両端を固定され、かつ中途を錘を兼ねる上下に移動
自在な案内ローラーを介して張設され、前記商品送出口
よりの商品を受ける待機時にあっては、前記下降してい
る案内ローラーによりＬ字状の張設状況になっている平
ベルトと、前記案内ローラーと反対側の位置で平ベルト
の下部に配された上下動する作動ローラーと、この作動
ローラーを上下動させ、平ベルトを傾斜させながら上昇
させることにより、商品を商品取出口に揚上する前記作
動ローラーの上下駆動手段とより構成された商品搬送装
置を備えることを特徴とする自動販売機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20366891A JPH0589351A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | 自動販売機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20366891A JPH0589351A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | 自動販売機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0589351A true JPH0589351A (ja) | 1993-04-09 |
Family
ID=16477878
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20366891A Pending JPH0589351A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | 自動販売機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0589351A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014219803A (ja) * | 2013-05-07 | 2014-11-20 | 株式会社森創 | 物品払出装置 |
-
1991
- 1991-07-19 JP JP20366891A patent/JPH0589351A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014219803A (ja) * | 2013-05-07 | 2014-11-20 | 株式会社森創 | 物品払出装置 |
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