JP2002358563A - 自動販売機の商品搬出装置 - Google Patents

自動販売機の商品搬出装置

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JP2002358563A
JP2002358563A JP2001167537A JP2001167537A JP2002358563A JP 2002358563 A JP2002358563 A JP 2002358563A JP 2001167537 A JP2001167537 A JP 2001167537A JP 2001167537 A JP2001167537 A JP 2001167537A JP 2002358563 A JP2002358563 A JP 2002358563A
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JP
Japan
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product
catcher
bent
vending machine
path
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Application number
JP2001167537A
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English (en)
Inventor
Seiji Wakagi
誠司 若木
Ichiro Takeyama
一郎 竹山
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通路幅規制手段を設けなくても、収納搬送路
内の下端の商品を払い出せ、商品収納数も多く確保でき
る自動販売機の商品搬出装置を提供する。 【解決手段】 各列の収納搬送路1の下端部において斜
め下方に屈曲されて形成された屈曲傾斜通路2と、下端
の商品3が屈曲傾斜通路2から払出通路4内へ進入する
ことを阻止するストッパ5と、ストッパ5を押し上げ
て、商品3が払出通路内へ進入することを許容する姿勢
に移動させる押上手段7と、払出通路4に払出された商
品を受ける受け手段6とを備え、屈曲傾斜通路2を、下
方ほど前寄りとなるような斜め下方に屈曲させて形成
し、隣り合う搬送収納経路1において、前側の屈曲傾斜
通路2が、後側の屈曲傾斜通路2に対して斜め上方に位
置するようにずらして配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動販売機、特に、
収納搬送路に収容された商品を下方側から払い出す商品
搬出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】缶飲料などの商品を販売するサーペンタ
イン式の自動販売機や、紙パック飲料などの商品を販売
する直積み式自動販売機においては、収納搬送路の下端
部に臨むように、下方から2番目の商品の下方への移動
を規制しながら最下端の商品を払い出す商品払出ユニッ
トを配設するとともに、この収納搬送路の下端部を挟ん
で、商品通路の幅を調整する切替式あるいは後付け式の
通路幅規制手段が設けられている。そして、商品の大き
さに応じて、適正な商品通路幅となるように通路幅規制
手段の設定位置の変更を手動で行っている。
【0003】しかし、このような構造の商品搬出装置に
よれば、商品を詰め替える際に、通路幅規制手段の位置
を係員が手動で切り換える操作を行わなければならず、
多くの手間や時間がかかっていた。また、奥側に配置さ
れている収納搬送路における通路幅規制手段の配設箇所
は、係員から見難い場所にあるため、手探りで切換作業
を行わなければならず、通路幅規制手段の位置を誤って
設定してしまうおそれがあった。
【0004】この問題に対処するものとして、本発明者
らは、通路幅規制手段の設定位置変更を行う必要がない
自動販売機の商品搬出装置を考え出した。図21に示す
ように、この自動販売機の商品搬出装置は、略上下方向
に延びて複数の商品を収納可能な収納搬送路1と、この
収納搬送路1の下端部において斜め下方に屈曲されて形
成された屈曲傾斜通路2と、上方から屈曲傾斜通路2内
へ向けて下方に突出自在で、その自重などにより下方に
突出して下端の商品3が、屈曲傾斜通路2から、屈曲傾
斜通路2に続く払出通路4内へ進入することを阻止する
阻止手段としてのストッパ5と、払出通路4に払出され
た商品3を受ける受け手段としてのキャッチャーフラッ
パ6と、ストッパ5を押し上げて払出通路4内へ商品3
が進入することを許容する姿勢に移動させる押上手段と
しての押上プレート7とを備える。
【0005】そして、商品3の払出指示があった際に、
図22、図23に示すように、キャッチャーフラッパ6
を払出通路4の適切な位置まで移動させるとともに、押
上プレート7によりストッパ5を押し上げて、屈曲傾斜
通路2における有効通路幅を商品3の直径よりも広げる
ことで、収納搬送路1内の下端の商品3を屈曲傾斜通路
2から払出通路4へ払い出す。この際に、払い出された
商品3をキャッチャーフラッパ6により1つ受けた時点
で、押上プレート7による押上動作を解除する。この結
果、図24に示すように、払い出されつつある商品3に
対してストッパ5が上方から当接する姿勢となるため、
キャッチャーフラッパ6により受けた商品3を搬出する
と、図25に示すように、ストッパ5が次の商品3を阻
止する待機状態に戻る。
【0006】この構成によれば、屈曲傾斜通路2に商品
3を案内し、屈曲傾斜通路2から払出通路4への商品3
の導入を、自重(または付勢力によってもよい)により
下方に移動するストッパ5にて阻止するように構成した
ので、図21に示すように、太径の商品3Aから細径の
商品3Bまで、商品3の直径に左右されることなく、商
品3の規制および分離を確実に行うことができ、商品3
の払出も確実かつ容易に行える。したがって、通路幅規
制手段の設定位置変更を行う必要がなく、通路幅規制手
段の位置を誤って設定してしまうおそれもない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図26
に示すように、上記商品搬出装置を前後方向に複数列並
べると、屈曲傾斜通路2の膨出部分が互いに干渉して、
隣り合う収納搬送路1の間に、商品3を収容しない無用
のスペースSが生じてしまい、この結果、自動販売機の
商品収納数が少なくなってしまう。
【0008】本発明は上記課題を解決するもので、通路
幅規制手段を設けることなく、収納搬送路内の下端の商
品を1つずつ払い出すことができながら、商品収納数も
多く確保することができる自動販売機の商品搬出装置を
提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、前面扉を開閉自在に支持す
る自動販売機本体内において前後に複数列設けられ、各
列が略上下方向に延びて複数の商品を収納可能な収納搬
送路と、各列の収納搬送路の下端部において斜め下方に
屈曲されて形成された屈曲傾斜通路と、各屈曲傾斜通路
に対応して設けられ、屈曲傾斜通路内へ向けて下方に突
出自在で、下端の商品が、屈曲傾斜通路から、屈曲傾斜
通路に続く払出通路内へ進入することを阻止する阻止手
段と、阻止手段を押し上げて、商品が払出通路内へ進入
することを許容する姿勢に移動させる押上手段と、払出
通路に払出された商品を受ける受け手段とを備え、押上
手段により阻止手段を押し上げることで収納搬送路内の
下端の商品を払い出し可能に構成し、屈曲傾斜通路を、
下方ほど前寄りとなるような斜め下方に屈曲させて形成
し、隣り合う搬送収納経路において、前側の屈曲傾斜通
路が、後側の屈曲傾斜通路に対して斜め上方に位置する
ようにずらして配置したことを特徴とする。
【0010】上記構成により、隣り合う収納搬送路同士
を前後に密接させて配置することが可能となり、自動販
売機における商品収納数を多く確保することができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の自動販売機の商
品搬出装置において、前側ほど上方となる傾斜方向に移
動自在のキャッチャーユニットを設け、このキャッチャ
ーユニットに受け手段と押上手段とをそれぞれ昇降可能
に取付けたことを特徴とする。
【0011】上記構成において、商品の払出指示があっ
た際には、払い出すべき収納搬送路に続く払出通路に臨
む位置にキャッチャーユニットを移動させ、受け手段を
商品を受け取るに適した高さまで昇降させるとともに、
押上手段を上昇させて阻止手段を上昇させる。これによ
り、屈曲傾斜通路からの商品が払出通路に流れ落ちるこ
とを阻止するものがなくなるため、屈曲傾斜通路からの
商品が払出通路に払出されて受け手段により受け取られ
る。この際、受け手段は、商品を受け取るに適した高さ
まで昇降されているため、商品の落下の衝撃を最小限に
抑えることができる。また、移動自在のキャッチャーユ
ニットに受け手段や押上手段を設けたため、複数の収納
搬送路に対して受け手段や押上手段を1つ設けるだけで
済む。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項2記載の自
動販売機の商品搬出装置において、キャッチャーユニッ
トを、前面扉の商品取出口に臨む内扉の庫外搬出口に対
向する搬出口対向位置に移動自在とし、前記搬出口対向
位置で受け部材を回動させることにより受け部材上の商
品を前記庫外搬出口を通して商品取出口側に払出すこと
を特徴とする。
【0013】この構成により、受け部材により受け取っ
た商品を庫外搬出口近傍まで上方に搬送した後、受け部
材を回動させて商品を庫外搬出口を通して商品取出口側
に払い出すことができる。これにより、商品取出口を高
い位置に設けることができる。また、受け部材により商
品を受け取ったキャッチャーユニットを庫外搬出口まで
移動させることで、商品に衝撃を与えることなく庫外搬
出口まで搬送することができる。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項2または3
に記載の自動販売機の商品搬出装置において、キャッチ
ャーユニットを、前面扉の商品取出口に臨む内扉の庫外
搬出口に対向する搬出口対向位置に移動自在とし、販売
待機状態ではキャッチャーユニットを前記庫外搬出口に
対向させて配置することを特徴とする。
【0015】この構成により、販売待機状態ではキャッ
チャーユニットが庫外搬出口に対向されて配置されるた
め、盗難を目的として、庫外搬出口から収納搬送路側に
手を差し入れようとしても、キャッチャーユニットによ
りこの行為が阻止される。
【0016】請求項5記載の発明は、請求項1〜4の何
れかに記載の自動販売機の商品搬出装置において、キャ
ッチャーユニットと自動販売機本体側の制御部との制御
情報を無線により入出力することを特徴とする。
【0017】この構成により、自動販売機本体側からキ
ャッチャーユニット側へのハーネスの結線、誘導および
保持機構を設けなくても、キャッチャーユニットの制御
を良好に行うことができる。
【0018】請求項6記載の発明は、請求項5に記載の
自動販売機の商品搬出装置において、販売待機状態にあ
るキャッチャーユニットに対して充電する充電装置が設
けられていることを特徴とする。
【0019】この構成により、キャッチャーユニットが
販売待機状態にある時に充電されるため、販売待機時間
を有効に使用できるとともに、充電のために別途箇所に
移動させなくても済む。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。なお、図21〜図25に示す従来の
商品搬出装置と同様の機能を有する構成要素には同符号
を付す。
【0021】図1〜図3に示すように、この自動販売機
の商品搬出装置においては、前面扉11を開閉自在に支
持する自動販売機本体10内において、略上下方向に延
びて複数の商品3を収納可能な収納搬送路1が前後なら
びに左右に複数列設けられている。そして、各列の収納
搬送路1の下端部には、屈曲傾斜通路2が斜め下方に屈
曲されて形成されており、また、各屈曲傾斜通路2に対
応して阻止手段としてのストッパ5が設けられている。
このストッパ5は、上方から屈曲傾斜通路2内へ向け
て、その自重など(重り部を有する構造やばねにより付
勢してもよい)により下方に突出自在で、下端の商品3
が、屈曲傾斜通路2から、屈曲傾斜通路2に続く払出通
路4内へ進入することを阻止するようになっている。さ
らに、屈曲傾斜通路2に続く払出通路4に払出された商
品3を受ける受け手段としてのキャッチャーフラッパ6
と、ストッパ5を押し上げて払出通路4内へ商品3が進
入することを許容する姿勢に移動させる押上手段として
の押上プレート7とが設けられている。なお、図1にお
ける8は、収納搬送路1の下端部や屈曲傾斜通路2、払
出通路4の収納枠を形成するベース枠体である。
【0022】特に、この自動販売機の商品搬出装置にお
いては、屈曲傾斜通路2を、下方ほど前寄りとなるよう
な斜め下方に屈曲させて形成しているとともに、隣り合
う搬送収納経路1において、前側の屈曲傾斜通路2を、
後側の屈曲傾斜通路2に対して斜め上方に位置するよう
にずらして配置している。これにより、隣り合う収納搬
送路1同士が前後に密接した姿勢で配置できている。
【0023】前記キャッチャーフラッパ6と押上プレー
ト7とは、前側ほど上方となる傾斜直線方向ならびに左
右方向に移動自在のキャッチャーユニット20にそれぞ
れ昇降可能に取付けられている。そして、図3、図4に
示すように、自動販売機本体10に設けられている断熱
構造の内箱17内の下部において、前側ほど上方となる
傾斜姿勢でキャッチャーユニット20を左右方向(X方
向)ならびに前後方向(Y方向)に移動させるX−Y移
動ユニット21が設けられている。
【0024】X−Y移動ユニット21は、図4〜図6に
示すように、前側ほど上方となる傾斜姿勢で固定された
基台22と、基台22の左右両側部内側にそれぞれ固着
されて前後方向に延びる前後レール23A,23Bと、
各前後レール23A,23Bの前方箇所と後方箇所とに
おいて左右に延びる姿勢で回転自在に支持された従動軸
25および駆動軸24と、駆動軸24および従動軸25
の左右端に取付けられたスプロケット26、27と、こ
れらのスプロケット26、27間にわたって前後に架け
渡された左右のチェーン28A,28Bと、平面視では
左右に延びる矩形形状とされ、側方から見ると底辺は前
後レール23A,23Bに沿うように傾斜し、上面は水
平となるように形成されており、前後左右に設けられた
ベアリングローラ30により前記各前後レール23A,
23B上を前後に移動し、チェーン28A,28Bにお
ける上側部分の一部に設けられた係合軸28cが係合さ
れてチェーン28A,28Bに伴って前後に走行するキ
ャッチャー移動用ベース29と、チェーン28A,28
Bを駆動させるための前後移動用ギアモータ31と、こ
の前後移動用ギアモータ31の駆動力を駆動軸24に伝
達する一対の出力用スプロケット32、33および出力
チェーン34と、前後レール23A,23B間にわたっ
て回転自在に支持された横移動用のねじ軸35と、駆動
軸24および従動軸25が挿通されてこれらに沿って左
右に移動自在に案内されるとともにねじ軸35に螺合し
てこのねじ軸35の回転で左右に移動する左右移動台3
6と、ねじ軸35を駆動させるための左右移動用ギアモ
ータ37と、この左右移動用ギアモータ37の駆動力を
ねじ軸35に伝達する一対の歯付プーリ38、39およ
びタイミングベルト40と、キャッチャーユニット20
を載せて組付けた状態で、前後に移動するキャッチャー
移動用ベース29上を左右に移動するキャッチャー取付
台車41とを備えている。
【0025】そして、キャッチャー取付台車41から下
方に突出する爪部41aが、キャッチャー移動用ベース
29に形成されたスリット29aを貫通して、左右移動
台36において前後に延びるように形成された二股突起
36aに上方から差し込まれて係合されている。したが
って、キャッチャー取付台車41は、キャッチャー前後
移動用ベース29に伴って前後に移動するとともに、左
右移動台36の左右への移動に伴って左右にも移動す
る。これにより、左右移動台36とキャッチャー前後移
動用ベース29との交点の箇所にキャッチャー取付台車
41が位置する姿勢で、キャッチャーユニット20が傾
斜平面における左右方向(X方向)ならびに前後方向
(Y方向)に移動自在とされている。
【0026】図7、図8に示すように、キャッチャー取
付台車41に載せられたキャッチャーユニット20に
は、商品3を受けるキャッチャーフラッパ6を揺動可能
に支持するフラッパ支持台45と、このフラッパ支持台
45を昇降させるフラッパ昇降部46とが設けられてい
る。フラッパ昇降部46は、キャッチャーユニット20
の底面に近い箇所で回転自在に支持され、片側に右ねじ
の送りねじ部47aが形成され、もう片側に左ねじの送
りねじ部47bが形成された送り用回転軸47と、同じ
く底面に近い箇所で送り用回転軸47と略平行に設けら
れたスライドガイド軸48、49と、これらのスライド
ガイド軸48、49に案内されながら送り用回転軸47
の回転に応じて横方向に移動する一対の送りブロック5
0A,50Bと、これらの送りブロック50A,50B
に連結されて上下に伸縮する一対のマジックハンド形状
のリンク機構51A,51Bと、送り用回転軸47を回
転させるための昇降用モータ52と、この昇降用モータ
52の回転駆動力を送り用回転軸47に伝達する一対の
プーリ53、54およびタイミングベルト55とを備え
ている。そして、昇降用モータ52により送り用回転軸
47を回転させることで、リンク機構51A,50Bが
上下に伸縮してフラッパ支持台45を昇降させるように
なっている。
【0027】フラッパ支持台45に揺動自在に支持され
ているキャッチャーフラッパ6は図示しない付勢ばねに
より図1などに示す受け姿勢となるように付勢されてい
る。また、キャッチャーフラッパ6の受け面には商品3
を受けたことを検知する受け状態検知スイッチ6a(図
9参照)が設けられている(キャッチャーフラッパ6の
傾動姿勢から受け状態を検知してもよい)。キャッチャ
ーユニット20の底面には、図16に示すように、フラ
ッパ支持台45が最も下方の位置にある際に、キャッチ
ャーフラッパ6に下方から当接してキャッチャーフラッ
パ6を傾倒させることで商品3を前側に転動させる突き
上げプレート56が取付けられている。
【0028】キャッチャーユニット20の前面左右両端
部には、図1に示すように、押上プレート7が配設され
ている。この押上プレート7は、キャッチャーユニット
20の側面部20aに形成された上下に延びる長孔20
bにそのガイド用突起7a、7bが挿入されて案内され
ながら昇降自在に支持されている。また、キャッチャー
ユニット20の背面部には、押上プレート7を昇降させ
るための押上用モータ58が配設され、この押上用モー
タ58に取付けられた駆動ギア59に噛み合う歯部60
aが形成された伝達レバー60を介して押上プレート7
が昇降される。なお、60bは、押上プレート7の下方
側のガイド用突起7bに係合する伝達レバー60の長孔
である。
【0029】図1に示すように、押上プレート7に下端
が当接可能なストッパ5は、上下方向に長い形状とされ
ており、下降した際に屈曲傾斜通路2内に突出するよう
に昇降自在に配置されている。そして、それぞれ上下に
延びるガイド面61、62、63に沿うようにして、ガ
イドローラ64、65を摺接させながら昇降し、商品3
が屈曲傾斜通路2から払出通路4に流れ落ちることを阻
止可能とされている。
【0030】図2に示すように、内扉15の下部に設け
られている庫外搬出口13には、断熱性を有する搬出口
開閉扉14が配設されている。内扉12の庫外搬出口1
3よりも少し後方の下面部分には、キャッチャーユニッ
ト20から払出された商品3を庫外搬出口13を通して
商品取出口16側へ案内する傾斜面がその上面部に設け
られた充電コネクタ70が配設されている。この充電コ
ネクタ70は、キャッチャーユニット20に設けられた
押上用モータ駆動用の充電池71(図9参照)を充電す
るためのもので、図1に示すように、キャッチャーユニ
ット20が庫外搬出口13に対向する位置にある時に
は、図10に示すような充電用のキャッチャーユニット
側接触端子72と充電コネクタ側接触端子73とが、そ
の近傍に設けられた磁石74および磁着金属部75の磁
力で吸着して充電池71に適宜給電するようになってい
る。なお、例えば、充電コネクタ側接触端子73は引張
ばね73aを介して吊り下げられており、キャッチャー
ユニット20が前記払出用位置に位置した際に、若干の
位置ずれがあっても、接触端子72、73同士が良好に
接触するよう構成されている。
【0031】さらに、キャッチャーユニット20の背面
下部には、図2、図9に示すように、無線通信回路76
に接続された通信用アンテナ77が取付けられ、この通
信用アンテナ77は、内箱17の背面下部内側に取付け
られた自動販売機本体側の無線送受信用アンテナ78お
よび無線送受信回路79を介して押上用モータ58や昇
降用モータ58などへの制御信号を受信するようになっ
ている。なお、キャッチャーユニット20には制御用C
PU80や、押上用モータ58や昇降用モータ58の駆
動量などを記憶したROMなどからなる記憶部81など
が設けられており、制御用CPU80は、押上用モータ
58や昇降用モータ58の駆動状態、キャッチャーフラ
ッパ6による商品受け状態など、キャッチャーユニット
20の各種状態などを表すデータを入出力可能とされて
いる。
【0032】内箱17の内部である庫内12におけるX
−Y移動ユニット21の下方位置、すなわち庫内12の
下部前寄り箇所には、空きスペースを利用して、庫内1
2を冷却する蒸発器81や加熱用ヒータ(図示せず)、
送風ファン82、ダクト83などが配設されている。
【0033】上記構成において、販売待機時には、図2
において実線で示すように、キャッチャーユニット20
が庫外搬出口13に対向する真裏位置(搬出口対向位
置)に配置されており、充電用のキャッチャーユニット
側接触端子72と自動販売機本体側接触端子73とが接
触されて適宜給電されている。また、この搬出口対向位
置に、キャッチャーユニット20が配置されることで、
盗難などを行おうとした人が商品取出口16や庫外搬出
口13を通して庫内12に手を入れようとしても、キャ
ッチャーユニット20が庫外搬出口13に臨んでいるた
め、このキャッチャーユニット20のキャッチャーフラ
ッパ6により手の挿入が防止される。
【0034】販売指示が制御部からあった場合には、X
−Y移動ユニット21によりキャッチャーユニット20
を、販売指示商品が収納されている搬送収納経路1の下
方まで移動させる。なお、この移動時、および前記販売
待機時には、図1に示すように、キャッチャーフラッパ
6や押上プレート7は、キャッチャーユニット20内に
収納されて、ストッパ5などに干渉しないようにされて
いるが、キャッチャーフラッパ6は後述する商品3の受
け姿勢への移動時間を短くするため、キャッチャーユニ
ット20内における上端寄り位置P1に配置されてい
る。
【0035】目的の搬送収納経路1の下方までキャッチ
ャーユニット20を移動させると、図11に示すよう
に、昇降用駆動モータ52を駆動させて、キャッチャー
フラッパ6が屈曲傾斜通路2直下の払出通路4内に位置
する受取位置P2までまず持ち上げる。そして、図12
に示すように、押上用モータ58により駆動ギア59を
a方向に回転させて、歯付き伝達レバー60をb方向に
回転させ、ガイド用突起7bを介して押上プレート7を
持ち上げる。この結果、押上プレート7の上端がストッ
パ5に当接してストッパ5が押上げられる。この際、ス
トッパ5における商品3を保持している下端部と、これ
に臨む屈曲傾斜通路2のベース枠体8対向箇所との間の
通路寸法Lが、商品3の外形寸法より大きくなると、商
品3が矢印c方向に落下してキャッチャーフラッパ6上
に乗る。このキャッチャーフラッパ6上に商品3が乗っ
た状態を受け状態検知スイッチ6aにより検知すると、
押上用モータ58を停止させて押上プレート7の持ち上
げ動作を中止する。
【0036】キャッチャーフラッパ6により商品3が受
けられたことを検知すると、押上用モータ58を逆転駆
動させて、図13に示すように、駆動ギア59をd方向
に回転させて、歯付き伝達レバー60をe方向に回転さ
せ、押上プレート7を下降させる。これに伴って、スト
ッパ5も下降して、下端の商品3の上面に当接して停止
する。また、押上プレート7が最下方の元の位置まで降
りた時点で押上用モータ58を停止させる。
【0037】この後、昇降用駆動モータ52を逆転させ
て、図14に示すように、キャッチャーフラッパ6をキ
ャッチャーユニット20内の略中央高さ位置P3まで下
降させる。キャッチャーフラッパ6に伴って、受けられ
た商品3も下降するため、ストッパ5も図14に示す下
死点fまで下降し、これにより、次の商品3の払出通路
4側への落下が阻止される。なお、押上プレート7が最
下方の元の位置まで降りることを待たずに、押上プレー
ト7が前記下死点fを通過した時点で、昇降用駆動モー
タ52の逆転動作を開始させてもよい。
【0038】次に、図15に示すように、X−Y移動ユ
ニット21によりキャッチャーユニット20を、庫外搬
出口13に対向する真裏位置(搬出口対向位置)まで移
動させる。そして、昇降用駆動モータ52を再度逆転さ
せて、図16に示すように、キャッチャーフラッパ6を
キャッチャーユニット20内の下位置P4まで下降させ
る。すると、突き上げプレート56の先端にキャッチャ
ーフラッパ6の下面が押されてキャッチャーフラッパ6
がg方向に回転し、キャッチャーフラッパ6上の商品3
が後方側から矢印h方向へ転がりながら(あるいは滑り
ながら)、庫外搬出口13を介して商品取出口16へ送
り出される。
【0039】最後に、昇降用駆動モータ52を正転させ
てキャッチャーフラッパ6をキャッチャーユニット20
内における上端寄り位置P1まで持ち上げて、待機状態
に戻し、盗難防止姿勢とする。そして、待機状態では、
キャッチャーユニット20は充電コネクタ70に接続さ
れているため、販売待機状態で充電することができて、
販売待機時間を有効に使用できるとともに、充電のため
に別途箇所に移動させなくても済む。
【0040】なお、待機状態でのキャッチャーフラッパ
6の位置を、キャッチャーユニット20内における上端
寄り位置とすることで、上述のように、キャッチャーフ
ラッパ6を、商品3の受け姿勢への移動時間を短くでき
て、ひいては払出時間を短縮できる利点がある。しか
し、これに代えて、待機状態でのキャッチャーフラッパ
6の位置を、キャッチャーユニット20内の略中央高さ
位置P3に設定してもよく、この場合は、その分だけ払
出時間が長くなるが、キャッチャーユニット20内の制
御高さを3箇所(P2〜P4)に減少させることができ
るので、制御が簡単になる利点がある。
【0041】上記構成によっても、屈曲傾斜通路2に商
品3を案内し、屈曲傾斜通路2から払出通路4への商品
3の導入を、自重(または付勢力によってもよい)によ
り下方に移動するストッパ5にて阻止する構成であるの
で、図1に示すように、太径の商品3Aから細径の商品
3Bまで、商品3の直径に左右されることなく、商品3
の規制および分離を確実に行うことができ、商品3の払
出も確実かつ容易に行える。したがって、通路幅規制手
段の設定位置変更を行う必要がなく、通路幅規制手段の
位置を誤って設定してしまうおそれもない。
【0042】そして、上記構成によれば、屈曲傾斜通路
2を、下方ほど前寄りとなるような斜め下方に屈曲させ
て形成し、隣り合う搬送収納経路1において、前側の屈
曲傾斜通路1が、後側の屈曲傾斜通路1に対して斜め上
方に位置するようにずらして配置したことにより、隣り
合う収納搬送路1同士を前後に密接させて配置すること
が可能となり、自動販売機における商品収納数を多く確
保することができる。
【0043】また、各払出通路4にそれぞれキャッチャ
ーフラッパ6や押上プレート7を設けて、このキャッチ
ャーフラッパ6により受けた商品を庫外搬出口13側へ
搬送することも考えられるが、この構成に比べて、上記
構成によれば、複数の収納搬送路1(1つの庫内12)
に対してキャッチャーフラッパ6や押上プレート7を1
つ設けるだけで済むため、部品点数を削減できて、製造
コストを低減できる。
【0044】さらに、キャッチャーフラッパ6により商
品3を受ける際に、商品3を受け取るに適した高さまで
キャッチャーフラッパ6を昇降させることで、商品3の
落下の衝撃を最小限に抑えることができる。しかも、キ
ャッチャーフラッパ6により商品3を受けた状態のまま
でキャッチャーユニット20を庫外搬出口13に対向す
る真裏位置まで移動させ、この後にキャッチャーフラッ
パ6を開放姿勢に回動させて商品3を庫外搬出口13を
介して商品取出口16へ送り出すことにより、商品3に
対する搬送時の衝撃も最小限に抑えられる。したがっ
て、商品3が泡立ち易い性質を有している場合でも、開
封時での泡立ちが最小限に抑えられる。
【0045】また、上記構成によれば、キャッチャーユ
ニット20に対して無線で制御するようにしたので、X
−Y移動ユニット21や、X−Y移動ユニット21に載
せられているキャッチャー取付台車41などから、取り
外すことも可能となって、メンテナンス性が向上する。
また、X−Y方向に移動するキャッチャーユニット20
へのハーネスの結線、誘導および保持機構が不要となる
利点がある。さらに、庫内12の前後左右寸法などが異
なる場合には、それに適したX−Y移動ユニット21を
製造しなければならないが、このような場合でもキャッ
チャーユニット20を共通化できる利点がある。
【0046】さらに、上記自動販売機においては、図1
8に示すように、前面扉11および内扉15を開けた状
態で、X−Y移動ユニット21を前側に傾倒させること
ができるように構成されており、必要に応じて、キャッ
チャーユニット20を取り外し可能とされ、また、複数
列の商品搬送路1が設けられている商品搬送部90全体
をガイドレール91に沿って前側に引き出すことも可能
とされている。
【0047】これにより、全ての屈曲傾斜通路2、払出
通路4の箇所、およびキャッチャーユニット20の箇所
を前面側から見たり手で取り扱ったりすることができる
とともに、商品搬送部90全体も引き出せるためメンテ
ナンス性が良好となる。
【0048】また、商品搬送路1の全商品3を抜き取り
たい場合には、図18に示す状態で、抜き取りたい商品
搬送路1の下に、商品回収用の容器などを置いた状態
で、該当する商品搬送路1のストッパ5を下方から押上
げることで、商品3の落下を阻止するものがなくなるた
め、全商品3を連続して前記容器に回収することができ
る。これにより、収納している全商品3を抜き取る作業
を能率良く行うことができる。
【0049】上記構成においては、キャッチャーフラッ
パ6を昇降させるフラッパ昇降部46において、昇降用
モータ52の駆動力をリンク機構51A,50Bに伝達
する送り用回転軸47として、片側に右ねじの送りねじ
部47aが形成され、もう片側に左ねじの送りねじ部4
7bが形成された構造のものを用いたが、これに代え
て、図19に示すように、駆動軸100の回転を互いに
逆方向になるように変換する3つの傘歯車95、96、
97を介して、各ねじ軸98、99に駆動力を伝達する
構造としてもよく、この場合には両方のねじ軸98、9
9のねじの向きを同一にできて、両方のねじ軸98、9
9として共通の部品を利用できるため、その分だけ製造
コストを安価に済ますことができる。
【0050】また、上記構成により、断面略角形の商品
3でも良好に対応可能である。さらに、図20に示すよ
うに、キャッチャーフラッパ6を昇降させる手段とし
て、昇降用駆動モータ92により駆動する昇降用ベルト
93に、キャッチャーフラッパ6を揺動可能に載せた昇
降用ブロック94を係合させたものを採用してもよい。
【0051】また、上記実施の形態と同様に、払い出さ
れた商品をかがむことなく取出せるように、商品取出口
が外扉の下端部ではなくて、それよりも上方寄り箇所
(例えば外扉の中央部)に設けられたものとして、特公
平8−31178号公報に、自動販売機本体の下部から
払出された商品を、前面扉に設けた商品搬送機構により
商品取出口に持ち上げる構造が開示されている。
【0052】しかしながら、前記公報に記載された構造
によれば、商品が、庫内でシュートに落ちたり、シュー
トに沿って庫内下端部に流され、その後に商品搬送機構
により持ち上げられる構造であるため、商品の中身が炭
酸飲料である場合は、商品を開封した際に、過度に泡立
ちを生じる。また、商品搬送機構が前面扉に広い専有ス
ペースを必要とするため、前面扉に設けなくてはならな
い貨幣処理装置、電装ユニット、ポスター看板、サンプ
ル表示スペースなどが限られたものとなり、これらの配
置が困難化する場合が多くなる。さらに、商品搬送機構
は、細径の商品だけでなく太径の商品に対しても良好に
搬送動作(横送り動作および持ち上げ動作)が行えるよ
うに構成されているので、奥行き寸法を小さくすること
ができず、その結果、内扉よりも前方の厚み寸法が大幅
に厚くなり、自動販売機全体の奥行寸法も厚くなってし
まう。
【0053】これに対して、本実施の形態によれば、払
出通路4に払出された商品3をキャッチャーフラッパ6
により受け取り、そのままの姿勢で庫外搬出口13まで
搬送する構造であるため、商品の中身が炭酸飲料である
場合でも、商品を開封した際に、過度に泡立ちを生じる
ことが防止される。また、前面扉に広い専有スペースを
必要としたりすることがないので、従来より一般に用い
られた下払出式の自動販売機と同じように、自動販売機
の薄形化などにも対応でき、前面扉に設けなくてはなら
ない貨幣処理装置、電装ユニット、ポスター看板、サン
プル表示スペースなどを自由に選択することができる。
【0054】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、屈曲傾斜
通路を、下方ほど前寄りとなるような斜め下方に屈曲さ
せて形成し、隣り合う搬送収納経路において、前側の屈
曲傾斜通路が、後側の屈曲傾斜通路に対して斜め上方に
位置するようにずらして配置したことにより、隣り合う
収納搬送路同士を前後に密接させて配置することが可能
となり、自動販売機における商品収納数を多く確保する
ことができる。また、商品取出口を自動販売機の中央高
さに配置できるため、利用客は払い出された商品をかが
むことなく取出せて、利便性がよい。しかも、払出通路
に払出された商品を受け手段により受け取り、そのまま
の姿勢で内扉の庫外搬出口まで搬送する構造に適用でき
るため、商品の中身が炭酸飲料である場合でも、商品を
開封した際に、過度に泡立ちを生じることが防止され
る。さらに、前面扉に広い専有スペースを必要としたり
することがないので、自動販売機の薄形化などにも対応
でき、前面扉に設けなくてはならない貨幣処理装置、電
装ユニット、ポスター看板、サンプル表示スペースなど
を自由に選択することができる。
【0055】また、前側ほど上方となる傾斜方向に移動
自在のキャッチャーユニットを設け、このキャッチャー
ユニットに受け手段と押上手段とをそれぞれ昇降可能に
取付けることにより、複数の収納搬送路に対して受け手
段や押上手段を1つ設けるだけで済み、各収納搬送路毎
に受け手段や押上手段を設ける場合と比べて、製造コス
トを低減させることができる。また、受け手段により商
品を受け取る際に、商品を受け取るに適した高さまで受
け手段を昇降させることで、商品の落下の衝撃を最小限
に抑えることができ、中身が炭酸飲料などの泡立ち易い
商品であっても、開封時での泡立ちを最小限に抑えるこ
とができる。
【0056】また、キャッチャーユニットを、内扉の庫
外搬出口に対向する位置に移動自在とし、前記搬出口対
向位置で受け部材を回動させて受け部材上の商品を前記
庫外搬出口を通して商品取出口側に払出すことにより、
受け部材により受け取った商品を庫外搬出口近傍まで上
方に搬送した後、受け部材を回動させて商品を庫外搬出
口を通して商品取出口側に払い出すことができる。これ
により、商品取出口を高い位置に設けることができる。
また、受け部材により商品を受け取ったキャッチャーユ
ニットを庫外搬出口まで移動させることで、商品に衝撃
を与えることなく庫外搬出口まで搬送することができ
る。
【0057】また、販売待機状態ではキャッチャーユニ
ットを内扉の庫外搬出口に対向する位置に配置すること
により、盗難を目的として、庫外搬出口から収納搬送路
側に手を差し入れようとしても、キャッチャーユニット
によりこの行為が阻止される防盗効果がある。
【0058】また、キャッチャーユニットと自動販売機
本体側の制御部との制御情報を無線により入出力するこ
とにより、自動販売機本体側からキャッチャーユニット
側へのハーネスの結線、誘導および保持機構を設けなく
てもキャッチャーユニットの制御を良好に行うことがで
きる。
【0059】また、キャッチャーユニットの駆動源を駆
動させるための充電池の充電装置を、販売待機状態にあ
るキャッチャーユニットに対して充電するように配置し
たことにより、販売待機状態で充電することができて、
販売待機時間を有効に使用できるとともに、充電のため
に別途箇所に移動させなくても済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る自動販売機の商品搬
出装置における第1の搬出動作(待機状態)を示す側面
断面図である。
【図2】同自動販売機の側面断面図である。
【図3】同自動販売機の正面図である。
【図4】同自動販売機の商品搬出装置のX−Y移動ユニ
ットを概略的に示す斜視図である。
【図5】(a)は、同X−Y移動ユニットの側面図、
(b)はX−Y移動ユニットの左右移動台の側面図であ
る。
【図6】同X−Y移動ユニットの正面断面図である。
【図7】同商品搬出装置のフラッパ昇降部の正面図であ
る。
【図8】同商品搬出装置のフラッパ昇降部の側面図であ
る。
【図9】同商品搬出装置におけるキャッチャーユニット
の制御関係のブロック図である。
【図10】(a)は、同商品搬出装置におけるキャッチ
ャーユニットの接触端子箇所を示す斜視図、(b)は、
同商品搬出装置における充電コネクタの斜視図である。
【図11】同商品搬出装置における第2の搬出動作を示
す側面断面図である。
【図12】同商品搬出装置における第3の搬出動作を示
す側面断面図である。
【図13】同商品搬出装置における第4の搬出動作を示
す側面断面図である。
【図14】同商品搬出装置における第5の搬出動作を示
す側面断面図である。
【図15】同商品搬出装置における第6の搬出動作を示
す側面断面図である。
【図16】同商品搬出装置における第7の搬出動作を示
す側面断面図である。
【図17】同商品搬出装置における第8の搬出動作状態
を示す側面断面図である。
【図18】同商品搬出装置におけるX−Y移動ユニット
を前側に傾倒させた状態を示す側面断面図である。
【図19】本発明の他の実施の形態にかかる商品搬出装
置における駆動力伝達機構を概略的に示す図である。
【図20】本発明の他の実施の形態にかかる商品搬出装
置の側面断面図である。
【図21】従来の商品搬出装置の第1の搬出動作(待機
状態)を示す側面断面図である。
【図22】同従来の商品搬出装置の第2の搬出動作を示
す側面断面図である。
【図23】同従来の商品搬出装置の第3の搬出動作を示
す側面断面図である。
【図24】同従来の商品搬出装置の第4の搬出動作を示
す側面断面図である。
【図25】同従来の商品搬出装置の第5の搬出動作を示
す側面断面図である。
【図26】同従来の商品搬出装置の側面断面図である。
【符号の説明】 1 収納搬送路 2 屈曲傾斜通路 3 商品 4 払出通路 5 ストッパ 6 キャッチャーフラッパ(受け手段) 7 押上プレート(押上手段) 10 自動販売機本体 11 前面扉 20 キャッチャーユニット 21 X−Y移動ユニット 70 充電コネクタ 76 無線通信回路
フロントページの続き Fターム(参考) 3E046 BA03 BB03 CA02 CA11 DA01 EA20 EB01 FA04 FA10 HA07 HA08 3F030 AA01 AB01 CA02 CB01 CB03 CB04 CC02 EA03 EB01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面扉を開閉自在に支持する自動販売機
    本体内において前後に複数列設けられ、各列が略上下方
    向に延びて複数の商品を収納可能な収納搬送路と、 各列の収納搬送路の下端部において斜め下方に屈曲され
    て形成された屈曲傾斜通路と、 各屈曲傾斜通路に対応して設けられ、屈曲傾斜通路内へ
    向けて下方に突出自在で、下端の商品が、屈曲傾斜通路
    から、屈曲傾斜通路に続く払出通路内へ進入することを
    阻止する阻止手段と、 阻止手段を押し上げて、商品が払出通路内へ進入するこ
    とを許容する姿勢に移動させる押上手段と、 払出通路に払出された商品を受ける受け手段とを備え、 押上手段により阻止手段を押し上げることで収納搬送路
    内の下端の商品を払い出し可能に構成し、 屈曲傾斜通路を、下方ほど前寄りとなるような斜め下方
    に屈曲させて形成し、 隣り合う搬送収納経路において、前側の屈曲傾斜通路
    が、後側の屈曲傾斜通路に対して斜め上方に位置するよ
    うにずらして配置したことを特徴とする自動販売機の商
    品搬出装置。
  2. 【請求項2】 前側ほど上方となる傾斜方向に移動自在
    のキャッチャーユニットを設け、このキャッチャーユニ
    ットに受け手段と押上手段とをそれぞれ昇降可能に取付
    けたことを特徴とする請求項1記載の自動販売機の商品
    搬出装置。
  3. 【請求項3】 キャッチャーユニットを、前面扉の商品
    取出口に臨む内扉の庫外搬出口に対向する搬出口対向位
    置に移動自在とし、前記搬出口対向位置で受け部材を回
    動させることにより受け部材上の商品を前記庫外搬出口
    を通して商品取出口側に払出すことを特徴とする請求項
    2記載の自動販売機の商品搬出装置。
  4. 【請求項4】 キャッチャーユニットを、前面扉の商品
    取出口に臨む内扉の庫外搬出口に対向する搬出口対向位
    置に移動自在とし、販売待機状態ではキャッチャーユニ
    ットを前記庫外搬出口に対向させて配置することを特徴
    とする請求項2または3に記載の自動販売機の商品搬出
    装置。
  5. 【請求項5】 キャッチャーユニットと自動販売機本体
    側の制御部との制御情報を無線により入出力することを
    特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の自動販売機の
    商品搬出装置。
  6. 【請求項6】 販売待機状態にあるキャッチャーユニッ
    トに対して充電する充電装置が設けられている請求項5
    に記載の自動販売機の商品搬出装置。
JP2001167537A 2001-06-04 2001-06-04 自動販売機の商品搬出装置 Pending JP2002358563A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7255220B2 (en) 2002-12-20 2007-08-14 Honda Motor Co., Ltd. Conveyance system
JP2016121796A (ja) * 2014-12-25 2016-07-07 株式会社クボタ 管内作業装置
CN107134056A (zh) * 2017-06-29 2017-09-05 肖令军 一种多仓式自动售卖机的自动排序方法及设备
CN109410434A (zh) * 2018-11-09 2019-03-01 湖南中谷科技股份有限公司 一种自动贩卖机

Cited By (6)

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CN107134056B (zh) * 2017-06-29 2022-10-28 肖令军 一种多仓式自动售卖机的自动排序方法及设备
CN109410434A (zh) * 2018-11-09 2019-03-01 湖南中谷科技股份有限公司 一种自动贩卖机
CN109410434B (zh) * 2018-11-09 2024-01-19 湖南中谷科技股份有限公司 一种自动贩卖机

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