JP2002092725A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JP2002092725A
JP2002092725A JP2000285081A JP2000285081A JP2002092725A JP 2002092725 A JP2002092725 A JP 2002092725A JP 2000285081 A JP2000285081 A JP 2000285081A JP 2000285081 A JP2000285081 A JP 2000285081A JP 2002092725 A JP2002092725 A JP 2002092725A
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product
bucket
vending machine
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rack case
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JP2000285081A
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English (en)
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Masahiro Usui
雅裕 臼井
Tadao Nishimura
匡夫 西村
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 商品の盗難を防止できるとともに衛生性を担
保でき、さらに商品販売時の衝撃等による中身飲料の漏
れを防止でき、送出された商品を視認しやすくできる自
動販売機を提供すること。 【解決手段】 商品収納用のコラム6を左右に配設した
ラックケース9を上下に設け、ラックケース9から自重
により送出された商品5を一つずつ搬出する商品搬出機
構24をコラム6の前部に設け、搬出された商品5をコ
ラム6の前方位置でバケット19に受容し、バケット1
9を昇降装置18に支持して商品取出口10に移動させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主に瓶入り飲料
商品を販売する自動販売機に関し、さらに詳しくは、商
品の盗難を防止できるとともに衛生性を担保でき、さら
に商品販売時の衝撃等による中身飲料の漏れを防止で
き、送出された商品を視認しやすくできる自動販売機に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、主に瓶入り飲料商品を販売す
る自動販売機として、種々のものが提供されている。図
17は、従来の自動販売機を示す正面図、図18は、従
来の自動販売機を示す縦断側面図、図19は、従来の自
動販売機を示す横断平面図である。これらの図に示すよ
うに、本体ケース1は、外扉2と内扉3とを開閉自在に
備え、外部から庫内の商品(たとえば、瓶飲料商品)5
を透視可能に形成されている。
【0003】また、本体ケース1は、商品5を前後一列
に収納するコラム6を複数並列(図示例では4列)に有
してなるラックケース9を複数段(図示例では3段)備
えている。このラックケース9は、コラム6内の商品5
を1つずつ搬出する商品搬出機構8および回転ドラム扉
7を前部に備え、商品5が自重により前方に移動するよ
うに、傾斜配置されている。
【0004】つぎに販売動作について説明する。図19
の〜に示すように、販売指令に基づき商品搬出機構
8にて回転ドラム扉7に送出された商品5は、回転ドラ
ム扉7が180度回転することにより、図示しない商品
取出スペース(本体ケース1の下部に設けられている)
に滑り落ちることによって送出される。そして、商品購
入者は、内扉3を開けて商品5を取り出すことで販売が
終了する。
【0005】つぎに他の従来技術について説明する。図
20は、従来の他の自動販売機を示す正面図、図21
は、従来の他の自動販売機を示す縦断側面図、図22
は、従来の他の自動販売機を示す横断平面図である。こ
の自動販売機は、商品搬出機構8によってガイドシュー
ト16に送出された商品5が、取出口10に滑り落ちる
ことによって送出されるように構成されている。
【0006】つぎに販売動作について説明する。図22
の〜に示すように、販売指令に基づき商品搬出機構
8によってガイドシュート16に送出された商品5は、
ガイドシュート16を滑り落ち、取出口10に搬出され
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記第
1の従来技術にあっては、商品購入者が内扉3を開閉
し、商品5を取り出すショーケース方式であるため、購
入商品以外の商品5の飲み口に触れることが可能であ
り、衛生上好ましくないという課題があった。また、回
転ドラム扉7を破壊することで、商品5が盗難されやす
いという課題があった。
【0008】また、第2の従来技術にあっては、ラック
ケース9とガイドシュート16間の搬出経路が複雑であ
り、当該経路上で外径の大きな商品5が詰まりやすいた
め、当該外径の大きな商品5は販売しにくいという課題
があった。また、ガイドシュート16から取出口10ま
で比較的大きな落差があるため、販売時の落下衝撃によ
り、商品5の中身が漏れる場合があるという課題があっ
た。さらに、商品5の収納効率を高めるべく、ラックケ
ース9を多段にすると取出口10が小さくなり、送出さ
れた商品5が視認しにくくなるという課題もあった。
【0009】この発明は、上記に鑑みてなされたもので
あって、商品収納部と商品取出口とを構造上分離し、昇
降装置により商品の姿勢を安定させた状態で商品収納部
から商品取出口に送出することで、商品の盗難を防止で
きるとともに衛生性を担保でき、さらに商品販売時の衝
撃等による中身飲料の漏れを防止でき、送出された商品
を視認しやすくできる自動販売機を提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、この発明の請求項1にかかる自動販売機は、商品
収納用の複数のコラムを上下段、左右列に配設してな
り、当該商品が自重で前方に送出されるように形成した
ラックケースと、前記ラックケースの前部に設けられ、
前記コラムの通路幅を規制することによって当該コラム
内の商品を一つずつ搬出する商品搬出機構と、前記商品
搬出機構によって前記コラムから搬出された商品を当該
各コラムの前方位置で受容するバケットを複数列有した
バケットユニットと、前記バケットユニットを昇降自在
に支持するレールと、前記レールに支持された前記バケ
ットユニットを販売指令に基づいて前記ラックケースの
前方位置に移動させるとともに、前記商品取出口に移動
させる駆動機構とを備えたものである。
【0011】制御部からの販売指令に基づいて駆動機構
によりバケットユニットを上昇させ、検知スイッチから
の出力信号により所定のラックケースの前方に停止させ
る。つぎに所定コラムの商品搬出機構による商品通路の
規制を解除する。すると、商品は自重により、ラックケ
ースの底板上を前方に摺動するので、1つの商品がバケ
ットに送出されたら、再び商品搬出機構により商品通路
を規制する。
【0012】そして、制御部の指令に基づいて商品を受
容したバケットを下降させ、検知スイッチからの出力信
号により商品取出口の近傍に停止させ、商品取出口に商
品を送出する。商品購入者は、外扉の開口部から取出口
扉を開け、商品取出口から商品を取り出す。
【0013】以上のように、商品収納部としてのラック
ケースと商品取出口とを構造上分離し、昇降装置および
バケットユニットにより商品の姿勢を安定させた状態
で、ラックケースから取出口に送出するようにしたの
で、商品の盗難を防止できるとともに、購入商品以外の
商品が触られることがないので衛生性を担保できる。ま
た、販売時の衝撃等による中身飲料の漏れを防止でき
る。さらに、商品取出口を従来よりも大きく形成できる
ので、送出された商品を視認しやすくできる。
【0014】また、ラックケースとバケット間で、商品
の自重により送出できるようにしたので、商品を払い出
すための動力源およびその機構部が不要であり、コスト
低減とコンパクト化を図ることができる。
【0015】また、この発明の請求項2にかかる自動販
売機は、ラックケース内のコラムの幅および当該コラム
に対向するバケットの位置を商品寸法に応じて変更可能
に形成したものである。これより、寸法の異なる種々の
商品販売に迅速かつ容易に対応できる。
【0016】また、この発明の請求項3にかかる自動販
売機は、バケットユニットはローラを備え、レールは筐
体を形成する複数のカバーを備え、当該カバーによって
前記ローラを摺動自在に挟持することによって当該ロー
ラの軌道となるガイド溝を形成したものである。
【0017】これにより、簡易な構成によってバケット
ユニットを摺動自在に支持できるとともに、カバーをレ
ールの筐体として共用でき、部品点数の削減とコスト低
減を実現できる。
【0018】また、この発明の請求項4にかかる自動販
売機は、バケットユニットが商品取出口に位置したとき
に当該バケットユニットの姿勢が傾斜するように、ガイ
ド溝の一部を湾曲形成したものである。
【0019】これにより、バケットユニットの商品が自
重で商品取出口に送出されるので、バケット内に商品送
出のための駆動源や機構を必要とせず、コスト低減とコ
ンパクト化を図ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明にかかる自動販売
機の実施の形態につき図面を参照しつつ詳細に説明す
る。なお、この実施の形態によりこの発明が限定される
ものではない。
【0021】図1は、この発明の実施の形態にかかる自
動販売機を示す正面図、図2は、自動販売機を示す縦断
側面図、図3は、自動販売機を示す横断平面図、図4
は、ラックケースおよびバケットを示す斜視図、図5
は、商品搬出装置を示す斜視図、図6は、バケットを示
す側面図、図7は、バケットを示す平面図、図8は、バ
ケットを示す部分正面図、図9は、レールを示す斜視
図、図10は、レールの突条部を示す斜視図、図11
は、ローラ列を示す斜視図、図12は、回転ローラを示
す斜視図、図13は、昇降装置を示す正面図、図14
は、昇降装置を示す縦断側面図、図15は、昇降装置を
示す平面図、図16は、レールを示す横断平面図であ
る。
【0022】まず、自動販売機の全体構成について図1
〜図3に基づいて説明する。本体ケース1は、透過扉板
12を有した外扉2と、透過扉板を有し断熱性を有する
内扉3とを開閉自在に備えている。また、本体ケース1
は、商品(たとえば、瓶飲料商品)5を前後一列に収納
するコラム6を複数並列(図示例では4列)に有してな
るラックケース9を複数段(図示例では3段)備えてい
る。このラックケース9は、コラム6内の商品5を1つ
ずつ搬出する商品搬出機構24を前部に備え、ラック搬
送機構4によって本体ケース1内に進退自在に配設され
ている。
【0023】内扉3の内側には、商品5を受容するバケ
ット19を各ラックケース9の前面で上下動させ、当該
バケット19にて受容した商品を取出口10に搬出する
昇降装置18が設けられている。取出口10前方の内扉
3には、開閉自在な取出口扉11が設けられている。そ
して、外扉2の上記取出口扉11と対向する位置には、
外扉2を閉じたままで取出口扉11を開閉できるような
開口部2aが設けられている。
【0024】また外扉2には、購入時希望商品を選択す
る選択釦13、釣銭切れ、投入金額、庫内温度、リモコ
ンから入力したデータ等を表示するディスプレイ14、
紙幣挿入口を有する紙幣処理機構15や、図示しない硬
貨投入口、硬貨返却レバー、硬貨返却口、硬貨処理機構
等が設けられている。なお、本体ケース1の下部には、
冷凍サイクルを構成する凝縮器、蒸発器、圧縮機等の各
種構成機器が配設されている。また、空き瓶を収納する
引き出し可能な回収ボックス(図示せず)を備えてい
る。
【0025】つぎにラックケース9およびバケット19
について図4〜図10に基づいて説明する。ラックケー
ス9は、仕切板23によって複数列(図示例では4列)
のコラム6に区画されている。この各仕切板23の配設
ピッチ、すなわち、コラム幅Wは変更できるように形成
されている。すなわち、仕切板23の後端部には、コラ
ムケース9の後板22に所定ピッチで形成された係止穴
22aまたは係止穴22bに係止される係止部23aを
備え、前端部には、ねじ21によってラックケース9の
底板9aに固定される係止部23bを備えている。な
お、このラックケース9の底板9aにも上記係止穴22
a、22bに対応するようにねじ穴(図示せず)が設け
られている。
【0026】商品搬出機構24は、図5に示すように、
仕切板23前部の側面からコラム6側に突出自在に形成
されたフラッパ部24aおよびストッパ部24bと、こ
のフラッパ部24aおよびストッパ部24bを販売指令
に基づいて駆動してコラム6側に交互に突出させ、同図
においては仕切板23で囲まれた空間内に配設されて見
えない駆動部および復帰ばねとを備えている。この種の
商品搬出機構24は、特公昭60−29437号公報な
どにより良く知られている。
【0027】コラムケース9は、図6に示すように、底
板が前方に向かって下がるように傾斜させて配設されて
おり、これによりコラム6内に収納された商品5がフラ
ッパ部24aの後退(非突出状態)時に自重で前方に滑
って行き、バケット19に搬出されるようになってい
る。
【0028】また、図7および図8に示すように、バケ
ット19の底部19aには、コラム6内の商品5の摺動
方向と平行な突条部19bが複数設けられ、商品5の摺
動抵抗が低減するようにしてある。また、バケット19
の底部19aも上記コラムケース9の底板9aと同一の
傾斜角としてあり、この底部19aから立設された側板
部19cは、商品5を確実に受容できるように半円状に
湾曲形成されている。
【0029】このように形成されたバケット19は、昇
降装置18によって昇降する取付金20に固定されてい
る。この取付金20には、バケット19の配設位置を、
上記仕切板23の配設ピッチ変更(コラム幅Wの変更)
に対応させて変更し、ねじ21によって固定できるよう
に、ねじ穴20aが異なるピッチで設けられている。
【0030】また、図9および図10に示すように、コ
ラムケース9の底板9aには、商品5の摺動方向と平行
な突条部26aを複数有したレール26が設けられ、商
品5の摺動抵抗が低減するようしてある。
【0031】なお、商品5の摺動抵抗を低減させる手段
として、上記突条部26aを有したレール26を設ける
代わりに、図11および図12に示すように、軸27a
に対して回転するローラ27bを多数配設してなるロー
ラ列27を設け、さらなる摺動抵抗の低減を図ってもよ
い。
【0032】つぎに昇降装置18について図13〜図1
6に基づいて説明する。一対のレール28は、取付金2
0の両端に配設したローラユニット39を昇降自在に支
持するものであり、カバー29、カバー30およびカバ
ー31によって箱状に形成されている。そして、このカ
バー29とカバー30とによって、ローラユニット39
のローラ39aを挟持し案内するためのガイド溝28a
を形成している。このガイド溝28aの下部は前方に向
かって湾曲形成され、ローラ39aの軌道を変化させる
ことで、バケット19の底部19aが取出口10に向か
って下方傾斜するように形成してある。
【0033】レール28,28の上部には、歯車34お
よびスプロケット33,33を備えた軸36が回転自在
に支持されているとともに、駆動モータ40が固定され
たモータ取付金37が設けられている。駆動モータ40
の駆動力は、歯車35,34を介して軸36を回転させ
るようになっている。また、レール28,28の下部に
もスプロケット33を備えている。そして、上下のスプ
ロケット33,33には、チェーン32が巻かれ、この
チェーン32に取付金20が固定されている。
【0034】検知スイッチ38は、各段のラックケース
9の高さ位置に対応するようにカバー31に設けられて
おり(1段分についてのみ図示)、バケット19が各ラ
ックケース9の搬出待機位置にあることを検知するため
のものである。検知スイッチ41は、カバー31の下部
に設けられており、バケット19が販売待機位置にある
ことを検知するためのものである。なお、以上のように
構成された自動販売機は、図示しない制御部によって制
御されるようになっている。
【0035】つぎに動作について説明する。図2の〜
に示すように、制御部からの販売指令に基づいて駆動
モータ40に通電し、バケット19を上昇させ、検知ス
イッチ38からの出力信号により所定のラックケース9
の前方に停止させる。つぎに販売対象商品5が収納して
あるコラム6の商品搬出機構24の駆動部に通電し、フ
ラッパ部24aを開くとともに、ストッパ部24bを閉
じる。
【0036】すると、前から1番目の商品5は自重によ
り、ラックケース9の底板9a上を前方に摺動し、バケ
ット19に受容される。そして、前から2番目以降の商
品5も自重により前方に摺動するが、ストッパ部24b
によって前方への移動を規制される。このとき、ラック
ケース9の底板9aおよびバケット19の底部19aに
は、それぞれ突条部26a,19bが設けられているの
で、商品5の摺動抵抗が低減し、商品5が円滑に摺動す
るとともに、商品5が倒れるのを防止できる。また、バ
ケット19の側板部19cが湾曲状に形成されているの
で、商品5が確実に保持される。
【0037】そして、制御部の指令に基づいて駆動モー
タ40に通電し、商品5を受容したバケット19を下降
させ、検知スイッチ41からの出力信号により取出口1
0の前方に停止させる。すると、バケット19の底部1
9aが取出口10に向かって下方傾斜しているので、商
品5は自重により取出口10に搬出される。商品購入者
は、外扉2の開口部2aから取出口扉11を開け、取出
口10から商品5を取り出す。なお、バケット19は、
つぎの販売指令があるまでその位置で待機する。
【0038】以上のように、この実施の形態にかかる自
動販売機によれば、商品収納部としてのラックケース9
と取出口10とを構造上分離し、昇降装置18およびバ
ケット19により商品5の姿勢を安定させた状態で、ラ
ックケース9から取出口10に送出するようにしたの
で、商品5の盗難を防止できるとともに、購入商品以外
の商品5が触られることがないので衛生性を担保でき
る。また、販売時の衝撃等による中身飲料の漏れを防止
できる。さらに、取出口10を従来よりも大きく形成で
きるので、送出された商品5を視認しやすくできる。
【0039】また、ラックケース9とバケット19間、
およびバケット19と取出口10間で、商品5の自重に
より送出できるようにしたので、商品5を払い出すため
の動力源およびその機構部が不要であり、コスト低減と
コンパクト化を図ることができる。
【0040】また、庫内を透視可能に形成し、昇降装置
18やバケット19による一連の商品送出動作を視認可
能に形成したので、集客効果を高めることもできる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、この発明にかかる
自動販売機(請求項1)によれば、商品収納用の複数の
コラムを上下段、左右列に配設してなり、当該商品が自
重で前方に送出されるように形成したラックケースと、
前記ラックケースの前部に設けられ、前記コラムの通路
幅を規制することによって当該コラム内の商品を一つず
つ搬出する商品搬出機構と、前記商品搬出機構によって
前記コラムから搬出された商品を当該各コラムの前方位
置で受容するバケットを複数列有したバケットユニット
と、前記バケットユニットを昇降自在に支持するレール
と、前記レールに支持された前記バケットユニットを販
売指令に基づいて前記ラックケースの前方位置に移動さ
せるとともに、前記商品取出口に移動させる駆動機構と
を備えたので、商品の盗難を防止できるとともに、購入
商品以外の商品が触られることがないので衛生性を担保
できる。また、販売時の衝撃等による中身飲料の漏れを
防止できる。さらに、商品取出口を従来よりも大きく形
成できるので、送出された商品を視認しやすくできる。
また、ラックケースとバケット間で、商品の自重により
送出できるようにしたので、商品を払い出すための動力
源およびその機構部が不要であり、コスト低減とコンパ
クト化を図ることができる。
【0042】また、この発明にかかる自動販売機(請求
項2)によれば、ラックケース内のコラムの幅および当
該コラムに対向するバケットの位置を商品寸法に応じて
変更可能に形成したので、寸法の異なる種々の商品販売
に迅速かつ容易に対応できる。
【0043】また、この発明にかかる自動販売機(請求
項3)によれば、バケットユニットはローラを備え、レ
ールは筐体を形成する複数のカバーを備え、当該カバー
によって前記ローラを摺動自在に挟持することによって
当該ローラの軌道となるガイド溝を形成したので、簡易
な構成によってバケットユニットを摺動自在に支持でき
るとともに、カバーをレールの筐体として共用でき、部
品点数の削減とコスト低減を実現できる。
【0044】また、この発明にかかる自動販売機(請求
項4)によれば、バケットユニットが商品取出口に位置
したときに当該バケットユニットの姿勢が傾斜するよう
に、ガイド溝の一部を湾曲形成したので、バケットユニ
ットの商品が自重で商品取出口に送出され、バケット内
に商品送出のための駆動源や機構を必要とせず、コスト
低減とコンパクト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態にかかる自動販売機を示
す正面図である。
【図2】自動販売機を示す縦断側面図である。
【図3】自動販売機を示す横断平面である。
【図4】ラックケースおよびバケットを示す斜視図であ
る。
【図5】商品搬出装置を示す斜視図である。
【図6】バケットを示す側面図である。
【図7】バケットを示す平面図である。
【図8】バケットを示す部分正面図である。
【図9】レールを示す斜視図である。
【図10】レールの突条部を示す斜視図である。
【図11】ローラ列を示す斜視図である。
【図12】回転ローラを示す斜視図である。
【図13】昇降装置を示す正面図である。
【図14】昇降装置を示す縦断側面図である。
【図15】昇降装置を示す平面図である。
【図16】レールを示す横断平面図である。
【図17】従来の自動販売機を示す正面図である。
【図18】従来の自動販売機を示す縦断側面図である。
【図19】従来の自動販売機を示す横断平面図である。
【図20】従来の他の自動販売機を示す正面図である。
【図21】従来の他の自動販売機を示す縦断側面図であ
る。
【図22】従来の他の自動販売機を示す横断平面図であ
る。
【符号の説明】
1 本体ケース 2 外扉 3 内扉 4 ラック搬送機構 5 商品 6 コラム 9 ラックケース 9a 底板 W コラム幅 10 取出口 11 取出口扉 12 透過扉板 13 選択釦 14 ディスプレイ 15 紙幣処理機構 18 昇降装置 19 バケット 19a 底部 19b 突条部 19c 側板部 20 取付金 20a ねじ穴 21 ねじ 22 後板 22a、22b 係止穴 23 仕切板 23a、23b 係止部 24 商品搬出機構 24a フラッパ部 24b ストッパ部 26 レール 26a 突条部 27 ローラ列 27a 軸 27b 回転ローラ 28 レール 28a ガイド溝 29、30、31 カバー 32 チェーン 33 スプロケット 34、35 歯車 36 軸 37 モータ取付金 38、41 検知スイッチ 39 ローラユニット 39a ローラ 40 モータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品収納用の複数のコラムを上下段、左
    右列に配設してなり、当該商品が自重で前方に送出され
    るように形成したラックケースと、 前記ラックケースの前部に設けられ、前記コラムの通路
    幅を規制することによって当該コラム内の商品を一つず
    つ搬出する商品搬出機構と、 前記商品搬出機構によって前記コラムから搬出された商
    品を当該各コラムの前方位置で受容するバケットを複数
    列有したバケットユニットと、 前記バケットユニットを昇降自在に支持するレールと、 前記レールに支持された前記バケットユニットを販売指
    令に基づいて前記ラックケースの前方位置に移動させる
    とともに、前記商品取出口に移動させる駆動機構と、 を備えた自動販売機。
  2. 【請求項2】 ラックケース内のコラムの幅および当該
    コラムに対向するバケットの位置を商品寸法に応じて変
    更可能に形成したことを特徴とする請求項1に記載の自
    動販売機。
  3. 【請求項3】 バケットユニットはローラを備え、レー
    ルは筐体を形成する複数のカバーを備え、当該カバーに
    よって前記ローラを摺動自在に挟持することによって当
    該ローラの軌道となるガイド溝を形成したことを特徴と
    する請求項1または2に記載の自動販売機。
  4. 【請求項4】 バケットユニットが商品取出口に位置し
    たときに当該バケットユニットの姿勢が傾斜するよう
    に、ガイド溝の一部を湾曲形成したことを特徴とする請
    求項3に記載の自動販売機。
JP2000285081A 2000-09-20 2000-09-20 自動販売機 Pending JP2002092725A (ja)

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