JP4888054B2 - 商品収納装置 - Google Patents

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本発明は、商品を収納する商品収納コラムと、商品収納コラムに対して移動可能に配設し、商品収納コラムに対向配置された場合に商品収納コラムとの間において商品の受け渡しが可能となるバケットとを備える商品収納装置に関するものである。
自動販売機の中には、例えば複数の商品ラックと唯一のバケットとを備えるものがある。商品ラックは、上下方向に沿って複数配設されている。各商品ラックには、商品払出口から商品を個別に払い出す商品収納コラムが左右方向に沿って複数、配設されている。
バケットは、商品の通過を許容する商品受渡口を有し、かつこの商品受渡口を商品収納コラムの商品払出口に向けた姿勢で、商品収納コラムから払い出される商品の商品払出領域に移動可能に配設してある。
この自動販売機において、選択した商品収納コラムから商品を払い出す場合には、先ず、当該商品収納コラムの商品払出口に商品受渡口が対向するようバケットを移動する。
その後、当該商品収納コラムの商品払出口から商品受渡口を介してバケットに商品を払い出してから、バケットを商品取出口に移動させていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−132416号公報
ところで、上記自動販売機において、バケットの移動が二次元であるため、商品の受け渡し時、商品収納コラムの商品払出口と、バケットの商品受渡口とを対向させると、商品収納コラムとバケットとに間隙が発生する。
よって、上記自動販売機では、商品収納コラムからバケットへの商品の受け渡しの際、上記間隙に商品が引っ掛かり、商品収納コラムとバケットとの間で商品が詰まる虞れがあった。
なお、上述した商品収納コラムとバケットとの間隙によって、商品収納コラムとバケットとの間で商品が詰まる問題は、自動販売機特有の問題ではなく、商品を収納する商品収納コラムと、商品収納コラムに対して移動可能に配設し、商品収納コラムに対向配置された場合に商品収納コラムとの間において商品の受け渡しが可能となるバケットとを備える商品収納装置全般に共通して生じ得るものである。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、商品の受け渡し時、商品収納コラムとバケットとの間で商品が詰まることを防止することができる商品収納装置を提供することにある。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、多数の商品を一列に整列して収納する商品収納通路を形成するとともに前端の商品払出口が低くなるように傾斜した姿勢で配設された商品収納コラムを、左右幅方向に複数配列した商品ラックを上下多段に有しさらに、記商品ラックの前面側で前記商品収納コラムに対して上下左右に移動可能に配設されるとともに、所定の前記商品収納コラムに対向配置された場合に、該商品収納コラムとの間において商品の受け渡しが可能となるバケットを有する自動販売機の商品収納装置であって、前記商品収納コラムの前端側に配設され、前記商品収納コラムの商品収納通路に進出して前記商品払出口を閉鎖する進出位置、および、前記商品収納通路から退行して前記商品払出口を開放する退行位置に移動可能であるとともに、前記進出位置に移動する方向に付勢された第1ゲート部材と、前記商品収納コラムにおいて前記第1ゲート部材よりも後方に配設され、前記商品収納コラムの商品収納通路に進出して当該商品収納通路を閉鎖する進出位置、および、前記商品収納通路から退行して当該商品収納通路を開放する退行位置に移動することで前記商品収納通路に対して出没可能であるとともに、前記退行位置に移動する方向に付勢された第2ゲート部材とを有するベンドメックと、前記商品収納コラムの前端側において、前記進出位置に移動して前記商品払出口を閉鎖した前記第1ゲート部材の下方に配設され、前記商品収納コラムの商品収納通路に進出して前記商品払出口を閉鎖する直立姿勢、および、前記直立姿勢から前方に回動して前記商品払出口を開放する横倒し姿勢に移動可能な橋渡部材と、を備え、前記ベンドメックは、前記商品収納コラムから前記バケットへと商品を搬出する際に、前記バケット側から動力が伝達されることで、前記第1ゲート部材が前記進出位置から前記退行位置に移動するとともに、前記第2ゲート部材が前記退行位置から前記進出位置に移動し、これにより前記商品払出口から前記商品収納コラム上の最前の商品を搬出可能となる一方、該最前の商品の後方に隣接する次の商品を前記第2ゲート部材によって商品収納通路上に保持可能となり、前記橋渡部材は、前記バケット側から動力が伝達される前記第1ゲート部材に連動して回動し、該第1ゲート部材が前記進出位置に移動して前記商品払出口を閉鎖している場合に、該商品払出口における前記第1ゲート部材の下方領域を閉鎖する前記直立姿勢となる一方、前記第1ゲート部材が前記退行位置に移動して前記商品払出口を開放した場合に、前記横倒し姿勢に回動して前記商品収納コラムの商品収納通路と前記バケットの商品収納空間とを連係することを特徴とする。
本発明にかかる商品収納装置によれば、商品収納コラム及びバケットのいずれか一方に他方に対して進退可能に配設し、退行移動した場合に商品収納コラムに対するバケットの移動を許容する一方、バケットが商品収納コラムに対向配置された状態において進出移動した場合に両者の上面間を連続させる橋渡部材を備えるため、商品収納コラムとバケットとの間に間隙が発生することを防止することができる。よって、商品の受け渡し時、商品収納コラムとバケットとの間で商品が詰まることを防止することができる。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る商品収納装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1〜図3は、本発明の実施の形態である商品収納装置を適用した自動販売機を示したものである。ここで例示する自動販売機は、貨幣の投入等、所定の入金条件が充足した場合に商品の払い出しを行うように構成したもので、本体キャビネット10を備えている。
本体キャビネット10は、複数の壁板を組み合わせることによって前面が開口した箱状に構成したもので、それぞれの壁板に断熱材を配置することにより、その内部に断熱空間を画成している。本実施の形態で例示する本体キャビネット10は、缶入り飲料、ペットボトル入り飲料、パック入り飲料等、容器に充填された飲料(以下、「商品」と略す)を冷却、もしくは加熱した状態で収納するものである。
上記本体キャビネット10の前面には、その開口を覆う態様でガラス扉11が設けてある。ガラス扉11は、自身の一側縁部を介して本体キャビネット10の一側縁部にヒンジ結合してあり、本体キャビネット10の上記開口を開閉することが可能である。以下の説明において、ガラス扉11を配設した側を手前側と規定し、かつ後述する商品ラックを配設した側を奥側と規定する。
なお、図1中の符号12は商品を取り出すための商品取出口、符号13は硬貨を投入するための硬貨投入口、符号14は紙幣を投入するための紙幣投入口、符号15は硬貨を返却するための硬貨返却口、符号16は商品の選択を行う商品選択ボタンである。
上記本体キャビネット10の内部には、商品ラック20と、一つのバケット200とで構成される商品収納装置19を配設してある。
商品ラック20は上下方向に沿って複数(この実施形態では8段)配設してあり、バケット200は、それらの商品ラック20よりも前方となる部位に配設してある。
各商品ラック20には、左右幅方向に沿って複数の商品収納コラム21を配設してある。各商品収納コラム21は、図5に示すように、平板状に形成した載置板22と、その載置板22の表面上に配設した一対の側板23,24とをそれぞれ備えている。
一対の側板23,24は、互いに対向するよう配置してあり、一対の側板23,24の間に商品収納通路25を画成するとともに、商品収納通路25の一方の端部に商品払出口26を形成してある。上記商品収納通路25は、図5に示す通路幅(左右方向の幅)W1に比して通路長さ(奥行方向の長さ)L1が大きくなるよう設定してあり、商品収納コラム21には、商品収納通路25の長さ方向に沿って複数(この実施の形態では4つ)の商品を収納する。また、商品を収納する際には、上記商品収納コラム21に商品を同一の姿勢で収納する。例えば、図3に示すように、ペットボトル入り飲料を直立させた姿勢で収納してある。
この載置板22において、上記商品収納コラム21の手前側の端部には、橋渡板挿入孔22cを形成してある。より具体的には、載置板22には、商品収納通路25の通路幅方向に沿って延在する橋渡板挿入孔22cを形成してある。橋渡板挿入孔22cにおける通路幅方向の縁には、1対の軸受22dが対向する態様で配設してある。
また、上記載置板22は、図3に示すように、商品収納通路25に収納する商品Cが上記商品払出口26に向かうよう前端側が下方となる態様でそれぞれ傾斜するように配置してある。
上記一対の側板23,24のうち、一方の側板23には、図4および図6に示すように、コラム受圧手段40を配設してある。コラム受圧手段40は、コラム受圧部材41と、連結棒42と、揺動規制板43とで構成してある。
コラム受圧部材41は、その先端が、側板23の手前側の端部の縁から突出する態様であって、かつ商品収納通路25の長さ方向に沿ってスライド移動する態様で配設してある。このコラム受圧部材41と、一方の側板23との間には、例えばスプリング等の受圧部付勢部材を配設してあり、受圧部付勢部材の付勢力によって、コラム受圧部材41の先端が、側板23の手前側の端部の縁から進出するように付勢されている。また、上記コラム受圧部材41は、バケット200の後述する押圧手段に押圧された場合には、その先端が奥側に退行するものである。よって、コラム受圧部材41は、先端が、側板23の手前側の端部の縁から進出した進出位置と、その進出位置から奥側に退行した退行位置との間を移動する。
連結棒42は、上記コラム受圧部材41と揺動規制板43とを連結するものであって、上下方向に延在する態様で円柱状に形成してある。この連結棒42の上端部は、上記コラム受圧部材41に固着している一方、連結棒42の下部は揺動規制板43に固着してある。
揺動規制板43は、図6および図7に示すように、第1板状部43aと第2板状部43bとで構成してある。
第1板状部43aは、上記側板23の下方領域に配置してある。この第1板状部43aには、貫通孔43eを形成してあって、その貫通孔43eに上記連結棒42を挿通させてある。
第2板状部43bは、上記商品収納通路25の下方領域に配置してある。この第2板状部43bの手前側には、揺動規制部43cを配設してある。この揺動規制部43cは、上記コラム受圧部材41を進出位置に占位させた場合、後述する橋渡板の下方領域に占位する一方、コラム受圧部材41を退行位置に占位させた場合、橋渡板の下方領域外に占位するように配置してある。
上記揺動規制板43において、第1板状部43aと、第2板状部43bとの間には、第1板状部43aと第2板状部43bとを連結する段部43dを配設してある。
また、一方の側板23には、商品収納コラム21の商品払出口26から個別に商品の払い出しを行うベンドメック30を配設してある。
ベンドメック30は、図5に示すように、一方の側板23の手前側の端部に配置してあり、第1ゲート部材31と、第2ゲート部材32と、それら第1ゲート部材31および第2ゲート部材32を上記コラム受圧部材41の移動に対応して作動させる不図示のリンク手段とを備えている。
第1ゲート部材31は、側板23の手前側の端部の縁に配置してある。この第1ゲート部材31は、第1回転軸部31aを介して回転自在に一方の側板23に取り付けてある。この第1ゲート部材31は、商品収納通路25に対して進出する進出位置と、商品収納通路25に対して退行する退行位置とに移動するものであって、進出位置に占位した場合には、商品収納通路25に収納している商品Cを支持し、退行位置に占位した場合には支持していた商品Cの通過を許容するものである。
この第1ゲート部材31と側板23との間には、例えばスプリング等の第1ゲート付勢部材を配設してあり、第1ゲート付勢部材の付勢力によって第1ゲート部材31を進出位置に向けて付勢してある。第1ゲート部材31は、上記第1ゲート付勢部材の付勢力によって、通常、進出位置に占位している。
第2ゲート部材32は、第1ゲート部材31に比して側板23の手前側の端部の縁から離隔した部位に配置してある。この第2ゲート部材32は、第2回転軸部32aを介して回転自在に一方の側板23に取り付けてある。この第2ゲート部材32は、商品収納通路25に対して進出する進出位置と、商品収納通路25に対して退行する退行位置と移動するものであって、進出位置に占位した場合には、商品収納通路25に収納している商品Cを支持し、退行位置に占位した場合には支持していた商品Cの通過を許容するものである。
この第2ゲート部材32と側板23との間には、例えばスプリング等の第2ゲート付勢部材を配設してあり、第2ゲート付勢部材の付勢力によって第2ゲート部材32を退行位置に向けて付勢してある。第2ゲート部材32は、第2ゲート付勢部材の付勢力によって、通常、退行位置に占位している。
リンク手段は、上記コラム受圧部材41と第1ゲート部材31とを連結するとともに、コラム受圧部材41と第2ゲート部材32とを連結する不図示の連結部材を備えている。
上記構成を有するベンドメック30は、受圧部付勢部材の付勢力によってコラム受圧部材41が進出位置に占位している場合には、第1ゲート付勢部材の付勢力によって第1ゲート部材31が進出位置に占位しており、かつ第2ゲート付勢部材の付勢力によって第2ゲート部材32が退行位置に占位している。後述するバケット200の押圧部材にコラム受圧部材41が押圧され、受圧部付勢部材の付勢力に抗してコラム受圧部材41が側板の内部に押し込まれて退行位置に占位した場合には、第1ゲート部材31が退行位置に占位し、かつ第2ゲート部材32が進出位置に占位する。
また、上記商品収納コラム21の手前側の端部には、図5に示すように、橋渡板(橋渡部材)60を配設してある。橋渡板60は、図8に示すように、受圧部61と橋渡部62と橋渡板揺動軸63とを備え、上記橋渡板挿入孔22cに挿入することができる大きさに形成してある。この橋渡板60は、橋渡板揺動軸63を上記軸受22dで支持することにより、載置板22に対して揺動する。
受圧部61は、その下方領域に、上記コラム受圧手段40の揺動規制板43を占位させた場合、橋渡板揺動軸63の径外方向であって、商品収納コラム21の手前側に向けて延在する部分である。
橋渡部62は、受圧部61の下方領域に、上記コラム受圧手段40の揺動規制板43を占位させた場合、橋渡板揺動軸63の径外方向であって、上方に向けて延在する部分である。この橋渡部62は、橋渡板揺動軸63からの径外方向の大きさ(L2)が、以下の条件を満たすように形成してある。商品収納コラム21の商品払出口26に、後述するバケット200の商品受取口を対向させた場合に、橋渡板揺動軸63から後述するバケット200の商品載置板までの距離をL3とした場合、L2>L3を満たすよう橋渡板揺動軸63からの径外方向の大きさを設定してある。
この橋渡板60は、受圧部61の下方領域に、上記コラム受圧手段40の揺動規制板43を占位させた場合、受圧部61が揺動規制板43の上部に当接することによって、図8中、時計回りに回動する一方、図13に示すように、受圧部61の下方領域外に、上記コラム受圧手段40の揺動規制板43を占位させた場合、反時計回りに回動することを許容するものである。受圧部61の下方領域にコラム受圧手段40の揺動規制板43を占位させた場合、橋渡板60は、橋渡部62が上下方向に延在する直立姿勢となる一方、受圧部61の下方領域外にコラム受圧手段40の揺動規制板43を占位させた場合、橋渡板60は、橋渡部62が左右方向に延在する横倒し姿勢となることを許容する。なお、橋渡部62が直立姿勢となるよう橋渡板60を揺動した場合、第1ゲート部材31の下方領域を橋渡部62がカバーする。
バケット200は、底板203と、一対のバケット側板201,202と、背板204と、商品載置板203aと、バケット押圧手段210とを備えている。底板203は、その縦横の大きさが、商品収納コラムに収納する商品の底部の縦横の大きさよりも少なくとも大きい。一対のバケット側板201,202は、底板203の表面上に対向する態様で配置してある。背板204は、一方のバケット側板201の手前側の端部と、他方のバケット側板202の手前側の端部との間に配置してある。また、一方のバケット側板201の下部と、他方のバケット側板202の下部との間には、商品載置板203aを配置してある。これら商品載置板203a、バケット側板201,202、背板204によって、商品収納空間209が画成されている。
バケット押圧手段210は、他方のバケット側板202に内蔵してあり、図10に示すように、駆動源211と、駆動伝達機構213と、従動ギア214と、バケット押圧部材220とを備えている。
駆動源211は、例えばモータであって、電圧を印加することによって回転駆動するもので、駆動軸にウォームギア212を備えている。
駆動伝達機構213は、駆動源211の回転駆動を従動ギア214に伝達するものであって、複数のギア213a,213b,213cによって構成されている、本実施の形態では、3つのギア213a,213b,213cによって駆動伝達機構213を構成してある。各ギア213a,213b,213cは、軸部213ax,213bx,213cxによって他方のバケット側板202に対して回転自在となる態様でそれぞれ支持してある。
従動ギア214は、駆動源211が回転駆動した場合に従動回転するものであって、従動軸214aを中心に回転自在な態様で他方のバケット側板202に取り付けてある。この従動ギア214は、従動軸214aの径外方向に押圧ピン214bを備えている。
バケット押圧部材220は、商品収納通路25の通路長さ方向に沿って延在するように形成してあり、バケット押圧部223およびバケット受圧部224を備えているとともに、第1スライド溝孔221と第2スライド溝孔226とを有している。
バケット押圧部223は、バケット押圧部材220の奥側端部に位置する部位であって、その先端が、図9に示すように、バケット側板202の奥側端部から突出する部分である。バケット受圧部224は、バケット押圧部材220の手前側端部に位置する部位である。
第1スライド溝孔221は、商品収納通路25の通路長さ方向に沿って延在するように形成してある。この第1スライド溝孔221には、他方のバケット側板202に配設した第1ピン222を挿入してある。
第2スライド溝孔226は、商品収納通路25の通路長さ方向に沿って延在するように形成してある。この第2スライド溝孔226には、上記ギア213aの軸部213axおよびギア213の軸部213xを挿入してある。
バケット押圧部材220は、上記第1ピン222および軸部213ax,213x並びにスライド溝孔221,226によって、商品収納通路25の通路長さ方向(自動販売機の奥行方向)に移動可能であり、バケット側板202の奥側端部に対して進出し、バケット押圧部223が商品ラック20に近接する進出位置と、バケット押圧部223が商品ラック20から離隔する退行位置との間を移動するものである。
このバケット押圧部材220と、他方のバケット側板202との間には、例えばスプリングである押圧部付勢部材225を配設してあり、バケット押圧部材220を退行位置に向けて付勢してある。バケット押圧部材220は、上記押圧部付勢部材225の付勢力によって、通常、退行位置に占位している。この状態から、駆動源211を駆動した場合には、駆動源211の駆動力が駆動伝達機構213を介して従動ギア214に伝達され、従動ギア214が、図10中、時計回りに回転することとなる。従動ギア214がそのように回転すると、従動ギア214の押圧ピン214bが、バケット受圧部224を押圧し、押圧部付勢部材225の付勢力に抗してバケット押圧部材220が退行位置から進出位置に移動することとなる。このバケット押圧部材220が退行位置から進出位置への移動の際、バケット200に対向する商品収納コラム21のコラム受圧部材41を押圧し、進出位置に占位しているコラム受圧部材41を退行位置に占位させる。
一定時間経過後、駆動源211の駆動を停止した場合、押圧部付勢部材225の付勢力によって、バケット押圧部材220は進出位置から退行位置に移動する。
上記構成を有するバケット200は、ベンドメック30によって商品収納コラム21の商品払出口26から払い出された商品を商品取出口12に搬送するためのもので、図示せぬ搬送機構によって上下方向及び左右方向に移動可能に配設してあり、任意の商品収納コラム21に対してその前方域に移動することが可能である。
上記商品収納装置19には、バケット200を統括的に制御する不図示の制御手段を配設してある。
次に、上記のように構成してある商品収納装置19の作用を説明する。なお、ここでは、説明の便宜上、コラム受圧部材41および第1ゲート部材31が進出位置に占位しており、かつバケット押圧部材220および第2ゲート部材32が退行位置に占位しており、自動販売機が販売待機状態にあるものとして説明する。また、図6に示すように、商品収納通路25に、商品C1,C2,C3を3つ収納してあり、かつ商品払出口26に最も近接する商品をC1とし、その商品C1の次に商品払出口26に近接する商品をC2とし、商品払出口26から最も離隔する商品をC3として説明する。
この状態では、商品収納通路25の商品C1が第1ゲート部材31の表面に当接し、第1ゲート部材31で上記商品C1を支持している。しかも、この状態において第2ゲート部材32は退行位置に占位しているので、第2ゲート部材32は商品C1,C2,C3に関与しない。
この状態から、購入者が商品選択釦16によって商品Cを選択した場合、制御手段は、搬送機構によって、商品C1,C2,C3を収納してある商品収納コラム21の前方域にバケット200を停止し、当該商品収納コラム21にバケット200を対向配置する。
バケット200を停止した状態では、バケット200の商品載置板203aと商品収納コラム21の載置板22には、間隙が存在する。
次に、制御手段は、駆動源211を駆動することによって、退行位置に占位しているバケット押圧部材220を進出位置に占位する。バケット押圧部材220が進出位置に占位する際、バケット200に対向する商品収納コラム21のコラム受圧部材41を押圧し、進出位置に占位しているコラム受圧部材41を退行位置に占位させる。
進出位置に占位していたコラム受圧部材41が退行位置に占位すると、第1ゲート部材31が退行位置に占位し、かつ第2ゲート部材32が進出位置に占位する。このような第1ゲート部材31の移動及び第2ゲート部材32の移動によって、商品C1の重力によって作用する力が橋渡板60に加わることとなる。一方、商品C2は、第2ゲート部材32で支持されることとなる。
しかも、進出位置から退行位置へコラム受圧部材41が移動すると、その移動によって、橋渡板60の下方領域に占位していた揺動規制板43が、橋渡板60の下方領域外に占位することとなる。この揺動規制板43の移動、および商品C1の重力によって作用する力によって、橋渡板60が図8中、橋渡板揺動軸63を中心に反時計回りに揺動し、図11に示すように、橋渡板60の先端がバケット200の商品載置板203aに当接することとなる。
この状態では、図15に示すように、バケット200の商品載置板203aと商品収納コラム21の載置板22とが橋渡板60によって繋がれ、商品載置板203aの上面と載置板22の上面とが連続する。
その後、商品C1は、重力の作用によって商品収納コラム21から払い出され、バケット200の商品収納空間209に収容される。
一定時間経過後、制御手段が駆動源211の駆動を停止すると、押圧部付勢部材225の付勢力によって、バケット押圧部材220は進出位置から退行位置に移動する。進出位置から退行位置へバケット押圧部材220が移動すると、受圧部付勢部材の付勢力によってコラム受圧部材41が退行位置から進出位置に移動し、第1ゲート付勢部材の付勢力によって第1ゲート部材31が退行位置から進出位置に移動し、かつ第2ゲート付勢部材の付勢力によって第2ゲート部材32が進出位置から退行位置に移動する。
この第1ゲート部材31の移動及び第2ゲート部材32の移動により、第2ゲート部材32で支持していた商品C2が重力の作用で第1ゲート部材31の表面に当接し、第1ゲート部材31でその商品C2を支持することとなる。
上記第1ゲート部材31の移動、および第2ゲート部材32の移動により、ベンドメック30は、バケット200のバケット押圧部材220の作動に応じて商品C1のみを商品払出口26から払い出すことができる。
しかも、コラム受圧部材41が退行位置から進出位置に移動すると、その移動によって、橋渡板60の下方領域外に占位していた揺動規制板43が、橋渡板60の下方領域に占位し、揺動規制板43の揺動規制部43cに橋渡板60の受圧部61が押圧され、横倒し姿勢であった橋渡部62が直立姿勢となるよう橋渡板60が揺動することとなる。この橋渡板60の揺動によって、バケット200が商品収納コラム21の前方域から移動することが許容される。
バケット200は、商品C1を収容した後、当該商品収納コラム21の前方域から商品取出口12の後方域に移動する。
この発明にかかる商品収納装置19によれば、商品収納コラム21からバケット200への商品C1の受け渡しの際、商品収納コラム21の載置板22の上面と、バケット200の商品載置板203aの上面とを橋渡板60によって繋ぐため、商品収納コラム21とバケット200との間で商品C1が詰まることを防止することができる。
さらに、橋渡部62が直立姿勢となるよう橋渡板60を揺動した場合、第1ゲート部材31の下方領域を橋渡部62がカバーするため、商品の補充時、商品が転倒した場合でも、転倒した商品が橋渡板60に当接することによって、商品収納コラム21の商品払出口26から商品が落下することを防止することができる。
なお、上述した実施の形態には、商品収納コラム21に橋渡板60を配設するもので説明した。しかし、この発明はそれに限られず、バケット200に橋渡板60を配設しても、同様の作用・効果を奏することができる。
また、上述した実施の形態には、商品収納コラム21からバケット200に商品を受け渡す自動販売機に適用するもので説明した。しかし、この発明はそれに限られず、バケットから商品収納コラムに商品を受け渡す自動販売機に適用しても、同様の作用・効果を奏することができる。
さらに、上述した実施の形態には、バケット200に配設した駆動源211の駆動力によって橋渡板60の姿勢を変位させるもので説明した。しかし、この発明はそれに限られず、商品収納コラム21に橋渡板60の姿勢を変位させる駆動源を配設しても良い。
本発明に係る商品収納装置を適用した自動販売機を示す正面図である。 図1に示す自動販売機の横断面図である。 図1に示す自動販売機が備える商品ラックを示す斜視図である。 図1に示す自動販売機が備える商品収納コラムを示す斜視図である。 図4に示す商品収納コラムの平面図である。 図1に示す自動販売機が備えるコラム受圧手段を示す説明図である。 図6に示すコラム受圧手段が備える揺動規制板を示す斜視図である。 図1に示す自動販売機が備える橋渡板を示す側面図である。 図1に示す自動販売機が備えるバケットを示す斜視図である。 図9に示すバケットが備えるバケット押圧手段を示す説明図である。 図1に示す自動販売機が備える商品収納装置の作用を示す説明図である。 図1に示す自動販売機が備える商品収納装置の作用を示す説明図である。 図1に示す自動販売機が備える商品収納装置の作用を示す説明図である。 図1に示す自動販売機が備える商品収納装置の作用を示す説明図である。 図1に示す自動販売機が備える商品収納装置の作用を示す説明図である。
符号の説明
19 商品収納装置
21 商品収納コラム
22 載置板
40 コラム受圧手段
41 コラム受圧部材
60 橋渡板(橋渡部材)
61 受圧部
200 バケット
203a 商品載置板
220 バケット押圧部材

Claims (1)

  1. 多数の商品を一列に整列して収納する商品収納通路を形成するとともに前端の商品払出口が低くなるように傾斜した姿勢で配設された商品収納コラムを、左右幅方向に複数配列した商品ラックを上下多段に有し
    さらに、記商品ラックの前面側で前記商品収納コラムに対して上下左右に移動可能に配設されるとともに、所定の前記商品収納コラムに対向配置された場合に、該商品収納コラムとの間において商品の受け渡しが可能となるバケットを有する自動販売機の商品収納装置であって、
    前記商品収納コラムの前端側に配設され、前記商品収納コラムの商品収納通路に進出して前記商品払出口を閉鎖する進出位置、および、前記商品収納通路から退行して前記商品払出口を開放する退行位置に移動可能であるとともに、前記進出位置に移動する方向に付勢された第1ゲート部材と、前記商品収納コラムにおいて前記第1ゲート部材よりも後方に配設され、前記商品収納コラムの商品収納通路に進出して当該商品収納通路を閉鎖する進出位置、および、前記商品収納通路から退行して当該商品収納通路を開放する退行位置に移動することで前記商品収納通路に対して出没可能であるとともに、前記退行位置に移動する方向に付勢された第2ゲート部材とを有するベンドメックと、
    前記商品収納コラムの前端側において、前記進出位置に移動して前記商品払出口を閉鎖した前記第1ゲート部材の下方に配設され、前記商品収納コラムの商品収納通路に進出して前記商品払出口を閉鎖する直立姿勢、および、前記直立姿勢から前方に回動して前記商品払出口を開放する横倒し姿勢に移動可能な橋渡部材と、
    を備え
    前記ベンドメックは、前記商品収納コラムから前記バケットへと商品を搬出する際に、前記バケット側から動力が伝達されることで、前記第1ゲート部材が前記進出位置から前記退行位置に移動するとともに、前記第2ゲート部材が前記退行位置から前記進出位置に移動し、これにより前記商品払出口から前記商品収納コラム上の最前の商品を搬出可能となる一方、該最前の商品の後方に隣接する次の商品を前記第2ゲート部材によって商品収納通路上に保持可能となり、
    前記橋渡部材は、前記バケット側から動力が伝達される前記第1ゲート部材に連動して回動し、該第1ゲート部材が前記進出位置に移動して前記商品払出口を閉鎖している場合に、該商品払出口における前記第1ゲート部材の下方領域を閉鎖する前記直立姿勢となる一方、前記第1ゲート部材が前記退行位置に移動して前記商品払出口を開放した場合に、前記横倒し姿勢に回動して前記商品収納コラムの商品収納通路と前記バケットの商品収納空間とを連係する
    ことを特徴とする商品収納装置。
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