JPH0588893A - 並列演算処理装置 - Google Patents

並列演算処理装置

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JPH0588893A
JPH0588893A JP25132991A JP25132991A JPH0588893A JP H0588893 A JPH0588893 A JP H0588893A JP 25132991 A JP25132991 A JP 25132991A JP 25132991 A JP25132991 A JP 25132991A JP H0588893 A JPH0588893 A JP H0588893A
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JP
Japan
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data
input
arithmetic
instruction
bus
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JP25132991A
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English (en)
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Eisuke Miura
栄介 三浦
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Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
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Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】演算命令間に依存関係がある場合でも高速で並
列演算処理を行う。 【構成】演算制御手段5は、判定手段3の判定に従っ
て、演算命令間に依存関係がある場合には、被依存演算
命令を実行する演算手段1aと依存演算命令を実行する
演算手段1bとを選定し、データ記憶手段2から各演算
手段1a,1bにそれぞれ対応した入力データを出力さ
せると共に、被依存演算命令を実行する演算手段1aの
出力データを、所定のバイパス手段4aを介して依存演
算命令を実行する演算手段1bの入力データとして直接
出力させる。また、演算命令間に依存関係がない場合に
は、各演算命令に対応した演算手段1a,1bを選定
し、データ記憶手段2からその演算手段1a,1bに対
応した入力データを同時に出力させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は命令を逐次実行して情報
処理を行う演算処理装置に係り、詳しくは、複数の演算
部を備え、複数の情報処理を同時に行うことができる並
列演算処理装置に関するものである。
【0002】近年、複数の処理を同時に行う並列演算処
理装置を用いることにより、演算処理装置の高速化が進
んでいる。しかし、この並列演算処理装置においても、
さらなる高速演算処理が要求されている。
【0003】
【従来の技術】従来の並列演算処理装置の一例を図3に
従って説明する。乗算器21は、乗算器専用のデータ入
力用バス22a,22bを介して入力データを入力して
いる。また、加算器23は、加算器専用のデータ入力用
バス24a,24bを介して入力データを入力してい
る。
【0004】一方、乗算器21の出力データは,バスド
ライバ25を介して乗算器専用のデータ出力用バス26
aへ出力され、加算器23の出力データは,バスドライ
バ27を介して加算器専用のデータ出力バス用26bへ
出力されている。
【0005】その乗算器21および加算器23の入出力
データはレジスタ28に記憶されている。そして、乗算
器21および加算器23の出力データはそれぞれ、デー
タ出力用バス26a,26bを介してレジスタ28へ伝
送される。また、乗算器21への入力データはバスドラ
イバ29,30を介してそれぞれデータ入力用バス22
b,22aへ伝送され、加算器23への入力データはバ
スドライバ31,32を介してそれぞれデータ入力用バ
ス24b,24aへ伝送されている。
【0006】そして、6個のバスドライバ25,27,
29〜32はそれぞれ、デコーダ33によって駆動制御
されている。すなわち、デコーダ33はメモリ(図示
略)から演算命令を読み込み、それに基づいて、バスド
ライバ25,27のそれぞれに駆動信号W1,W2を出
力すると共に、バスドライバ29〜32のそれぞれに駆
動信号R1〜R4を出力している。バスドライバ25,
27,29〜32はそれぞれ当該駆動信号W1,W2,
R1〜R4を入力すると、入力したデータを当該バス2
6a,26b,22b,22a,24b,24aに伝送
する。
【0007】そして、上記のように構成した乗算器21
および加算器23からなる並列演算処理装置によって並
列演算処理を行う。まず、デコーダ33はメモリから演
算命令を読み込んで解読する。
【0008】例えば、式(1),(2)に示すような相
互に依存関係がなく独立した演算命令を読み込んだ場
合、デコーダ33は、バスドライバ29〜32へそれぞ
れ駆動信号R1〜R4を同時に出力して駆動する。
【0009】A=B×C……(1) D=E+F……(2) そして、乗算処理と加算処理とが同時に行われる。
【0010】すなわち、乗算命令のオペランドである一
方のデータ「B」は、レジスタ28からバスドライバ2
9,データ入力用バス22bを経由して乗算器21に入
力される。また、乗算命令のオペランドである他方のデ
ータ「C」は、レジスタ28からバスドライバ30、デ
ータ入力用バス22aを経由して乗算器21に入力され
る。そして、デコーダ33は、バスドライバ25へ駆動
信号W1を出力して駆動し、データ「B」「C」の乗算
値であるデータ「A」は、バスドライバ25、データ出
力用バス26aを経由し、レジスタ28に入力されて書
き込まれる。
【0011】加算命令のオペランドである一方のデータ
「E」は、レジスタ30からバスドライバ31、データ
入力用バス24bを経由して加算器23に入力される。
また、加算命令のオペランドである他方のデータ「F」
は、レジスタ30からバスドライバ32、データ入力用
バス24aを経由して加算器23に入力される。そし
て、デコーダ33は、バスドライバ27へ駆動信号W2
を出力して駆動し、データ「E」「F」の加算値である
データ「D」は、バスドライバ27、データ出力用バス
26bを経由し、レジスタ28に入力されて書き込まれ
る。
【0012】このように、レジスタ28からは乗算命令
および加算命令のオペランドが同時に出力され、乗算器
21および加算器23は当該オペランドを同時に入力し
て演算し、演算結果をレジスタ28へ同時に出力すると
いう並列演算処理が行われている。従って、式(1),
(2)に示すような相互に依存関係がなく独立した演算
命令を実行する場合、図3に示す加乗算回路は最大の性
能で動作することができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、式
(3),(4)に示すような依存関係がある演算命令を
読み込んだ場合には、乗算処理と加算処理とを同時に行
うことができない。
【0014】A=B×C……(3) D=E+A……(4) この場合には、デコーダ33は、まずバスドライバ2
9,30へそれぞれ駆動信号R1,R2を同時に出力し
て駆動する。そして、乗算処理のみを行う。
【0015】すなわち、乗算命令のオペランドである一
方のデータ「B」は、レジスタ28からバスドライバ2
9,データ入力用バス22bを経由して乗算器21に入
力される。また、乗算命令のオペランドである他方のデ
ータ「C」は、レジスタ28からバスドライバ30、デ
ータ入力用バス22aを経由して乗算器21に入力され
る。そして、デコーダ33は、バスドライバ25へ駆動
信号W1を出力して駆動し、データ「B」「C」の乗算
値であるデータ「A」は、バスドライバ25、データ出
力用バス26aを経由し、レジスタ28に入力されて書
き込まれる。
【0016】次に、レジスタ28にデータ「A」が書き
込まれると、デコーダ33は、バスドライバ31,32
へそれぞれ駆動信号R3,R4を同時に出力して駆動す
る。そして、加算処理を行う。
【0017】すなわち、加算命令のオペランドであって
前記乗算処理の結果としてレジスタ28に格納された一
方のデータ「A」は、レジスタ28からバスドライバ3
1、データ入力用バス24bを経由して加算器23に入
力される。また、加算命令のオペランドである他方のデ
ータ「E」は、レジスタ28からバスドライバ32,デ
ータ入力用バス24aを経由して加算器23に入力され
る。そして、デコーダ33は、バスドライバ27へ駆動
信号W2を出力して駆動し、データ「E」「A」の加算
値であるデータ「D」は、バスドライバ27、データ出
力用バス26bを経由し、レジスタ28に入力されて書
き込まれる。
【0018】このように、まず乗算処理を先に行って乗
算値であるデータ「A」を一旦レジスタ28に入力して
書き込み、その後で、レジスタ28からデータ「A」を
読み出して加算処理を行っている。従って、式(3),
(4)に示すような依存関係がある演算命令を実行する
場合、乗算処理の結果を一旦レジスタ28に書き込み、
その後で読み出してからでないと加算処理を行うことが
できない。
【0019】また、式(3),(4)では、加算命令が
乗算命令に依存している場合を示したが、乗算命令が加
算命令に依存している場合においては、加算処理(=被
依存演算命令)の結果を一旦レジスタ28に書き込み、
その後で読み出してからでないと乗算処理(=依存演算
命令)を行うことができない。すなわち、被依存演算命
令の演算結果を一旦レジスタ28に書き込み、その後で
読み出してからでないと依存演算命令を実行することが
できない。
【0020】さらに、加算器21とバスドライバ25、
あるいは、乗算器23とバスドライバ27を複数個設け
ることにより、複数の乗算あるいは加算を並列処理する
際においても、それぞれの乗算あるいは加算命令が依存
関係にある場合には、被依存演算命令の演算結果を一旦
レジスタ28に書き込み、その後で読み出してからでな
いと依存演算命令を実行することができない。
【0021】従って、演算命令間に依存関係がある場合
には、被依存演算命令の演算結果を一旦レジスタ28に
書き込み、その後で読み出すのに要する時間だけ演算処
理が遅くなるという問題があった。
【0022】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、簡単な回路を付加する
だけで演算命令間に依存関係がある場合でも高速演算処
理を行うことができる並列演算処理装置を提供すること
にある。
【0023】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。複数の演算手段1a,1bは、入力データに
対して予め定めた演算処理を行い、求めた演算結果を出
力データとして出力する。
【0024】データ記憶手段2は、入力データ及び出力
データを書き込む。判定手段3は、複数の演算命令を入
力し、それら演算命令間に依存関係があるかどうかを判
定し、一方の演算命令が他方の演算命令に依存している
場合は、一方の演算命令を依存演算命令とし、他方の演
算命令を被依存演算命令とする。
【0025】複数のバイパス手段4a,4bは、各演算
手段1a,1bに対してその出力データを入力し、少な
くとも他の各演算手段1a,1bへ入力データとして出
力する。
【0026】演算制御手段5は、判定手段3の判定に従
って、演算命令間に依存関係がある場合には、被依存演
算命令を実行する演算手段1aと依存演算命令を実行す
る演算手段1bとを選定し、データ記憶手段2から各演
算手段1a,1bにそれぞれ対応した入力データを出力
させると共に、被依存演算命令を実行する演算手段1a
の出力データを、所定のバイパス手段4aを介して依存
演算命令を実行する演算手段1bの入力データとして直
接出力させる。また、演算命令間に依存関係がない場合
には、各演算命令に対応した演算手段1a,1bを選定
し、データ記憶手段2からその演算手段1a,1bに対
応した入力データを同時に出力させる。
【0027】各演算手段1a,1bは入力データをそれ
ぞれ別個に伝送する入力用データバス6を有すると共
に、出力データをそれぞれ別個に伝送する出力用データ
バス7を有する。
【0028】各バイパス手段4a,4bは少なくとも他
の演算手段1a,1bの入力用データバス6へ出力デー
タを出力する。
【0029】
【作用】演算命令間に依存関係がある場合には、被依存
演算命令を実行する演算手段1aの出力データが出力さ
れると同時に、その出力データをバイパス手段4aを介
して依存演算命令を実行する演算手段1bに入力する。
従って、演算手段1aの出力データを一旦データ記憶手
段2に入力して書き込み、その後で読み出す従来の装置
に比べて高速演算処理を行うことができる。
【0030】また、演算命令間に依存関係がない場合に
は、複数の演算処理が並列して行われる。
【0031】
【実施例】以下、本発明の並列演算処理装置を具体化し
た一実施例を図2に従って説明する。
【0032】尚、本実施例は、図3に示す従来例にバイ
パス手段としてのバスドライバ34,35を追加し、判
定および演算制御手段としてのデコーダ33の動作を変
更したものであるので、説明の便宜上図3と同じ構成を
成す部分については符号を同じにして、その詳細な説明
を省略する。
【0033】演算手段としての乗算器21の出力データ
は,バスドライバ25を介して乗算器専用のデータ出力
用バス26aへ出力されると共に、バスドライバ34を
介して乗算器専用のデータ入力用バス22bと加算器専
用のデータ入力用バス24bとに出力されている。
【0034】また、演算手段としての加算器23の出力
データは,バスドライバ27を介して加算器専用のデー
タ出力バス用26bへ出力されると共に、バスドライバ
35を介して加算器専用のデータ入力用バス24bと乗
算器専用のデータ入力用バス22bとに出力されてい
る。
【0035】その乗算器21および加算器23の入出力
データはデータ記憶手段としてのレジスタ28に記憶さ
れている。そして、8個のバスドライバ25,27,2
9〜32,34,35はそれぞれ、デコーダ33によっ
て駆動制御されている。すなわち、デコーダ33はメモ
リ(図示略)から演算命令を読み込み、命令間に依存関
係があるかどうかを判定する。その判定に基づいて、バ
スドライバ25,27のそれぞれに駆動信号W1,W2
を出力し、バスドライバ29〜32のそれぞれに駆動信
号R1〜R4を出力し、バスドライバ34,35のそれ
ぞれに駆動信号P1,P2を出力している。バスドライ
バ25,27,29〜32,34,35はそれぞれ当該
出力信号W1,W2,R1〜R4,P1,P2を入力す
ると、入力したデータを当該バス26a,26b,22
b,22a,24b,24aに伝送する。
【0036】次に、上記のように構成した並列演算処理
装置の作用について説明する。まず、デコーダ33はメ
モリから演算命令を読み込んで解読し、命令間に依存関
係があるかどうかを判定する。
【0037】例えば、前記の式(1),(2)に示す乗
算および加算命令を読み込んだ場合には、式(1),
(2)間には依存関係が存在しないと判定し、デコーダ
33は、バスドライバ29〜32へそれぞれ駆動信号R
1〜R4を同時に出力して駆動する。
【0038】そして、乗算処理と加算処理とが同時に行
われる。すなわち、乗算命令のオペランドである一方の
データ「B」は、レジスタ28からバスドライバ29,
データ入力用バス22bを経由して乗算器21に入力さ
れる。また、乗算命令のオペランドである他方のデータ
「C」は、レジスタ28からバスドライバ30、データ
入力用バス22aを経由して乗算器21に入力される。
そして、デコーダ33は、バスドライバ25へ駆動信号
W1を出力して駆動し、データ「B」「C」の乗算値で
あるデータ「A」は、バスドライバ25、データ出力用
バス26aを経由し、レジスタ28に入力されて書き込
まれる。
【0039】加算命令のオペランドである一方のデータ
「E」は、レジスタ30からバスドライバ31、データ
入力用バス24bを経由して加算器23に入力される。
また、加算命令のオペランドである他方のデータ「F」
は、レジスタ30からバスドライバ32、データ入力用
バス24aを経由して加算器23に入力される。そし
て、デコーダ33は、バスドライバ27へ駆動信号W2
を出力して駆動し、データ「E」「F」の加算値である
データ「D」は、バスドライバ27、データ出力用バス
26bを経由し、レジスタ28に入力されて書き込まれ
る。
【0040】このように、レジスタ28からは乗算命令
および加算命令のオペランドが同時に出力され、乗算器
21および加算器23は当該オペランドを同時に入力し
て演算し、演算結果をレジスタ28へ同時に出力すると
いう並列演算処理が行われている。従って、式(1),
(2)に示すような相互に依存関係がなく独立した演算
命令を実行する場合、本実施例の並列演算処理装置は図
3に示した従来例と同様に最大の性能で動作することが
できる。
【0041】また、例えば、デコーダ35が前記の式
(3),(4)に示す乗算および加算命令を読み込んだ
場合には、式(3),(4)間には依存関係があると判
定し、デコーダ33は、バスドライバ29,30へそれ
ぞれ駆動信号R1,R2を同時に出力して駆動する。そ
して、乗算処理のみを行う。
【0042】すなわち、乗算命令のオペランドである一
方のデータ「B」は、レジスタ28からバスドライバ2
9,データ入力用バス22bを経由して乗算器21に入
力される。また、乗算命令のオペランドである他方のデ
ータ「C」は、レジスタ28からバスドライバ30、デ
ータ入力用バス22aを経由して乗算器21に入力され
る。そして、デコーダ33は、バスドライバ25,34
へそれぞれ駆動信号W1,P1を出力して駆動し、デー
タ「B」「C」の乗算値であるデータ「A」を、バスド
ライバ25、データ出力用バス26aを経由してレジス
タ28に入力されて書き込まれると共に、バスドライバ
34、データ入力用バス24bを経由して加算器23に
入力される。
【0043】それと同時に、デコーダ33は、バスドラ
イバ32へ駆動信号R4を出力して駆動する。そして、
加算処理を行う。すなわち、加算命令のオペランドであ
る一方のデータ「E」は、レジスタ28からバスドライ
バ32,データ入力用バス24aを経由して加算器23
に入力される。そして、デコーダ33は、バスドライバ
27へ駆動信号W2出力して駆動し、データ「E」
「A」の加算値であるデータ「D」は、バスドライバ2
7、データ出力用バス26bを経由してレジスタ28に
入力されて書き込まれる。
【0044】このようにまず乗算処理を先に行い、乗算
値であるデータ「A」をレジスタ28を介さずにバスド
ライバ34を介して直接加算器23に入力すると同時に
レジスタ28からデータ「E」を加算器23に出力して
加算処理を行っている。従って、従来例のようにデータ
「A」を一旦レジスタ28に入力して書き込み、その後
で、レジスタ28からデータ「A」を呼び出すのではな
いため、本実施例においては、データ「A」を一旦レジ
スタ28に書き込み、その後で読み出すのに要する時間
だけ演算処理が速くなる。
【0045】従って、式(3),(4)に示すような加
算命令が乗算命令に依存している場合でも、乗算処理の
結果を一旦レジスタ28に書き込む前に加算処理を行う
ことができるため、高速演算処理を行うことができる。
【0046】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、例えば、乗算命令が加算命令に依存している
場合においても、加算処理(=被依存演算命令)の結果
を一旦レジスタ28に書き込む前に乗算処理(=依存演
算命令)を行うことができる。
【0047】また、2つの乗算命令の一方が他方に依存
している場合、まず、他方の乗算処理を乗算器21で行
い、求めた乗算値をレジスタ28を介さずにバスドライ
バ34を介して直接乗算器21に入力し、一方の乗算処
理を行うこともできる。尚、2つの加算命令の一方が他
方に依存している場合においては、加算器23とバスド
ライバ35を用いて、同様に処理することができる。
【0048】また、加算器21とバスドライバ25、あ
るいは、乗算器23とバスドライバ27を複数個設ける
ことにより、複数の乗算あるいは加算を並列処理する際
に、それぞれの乗算あるいは加算命令が依存関係にある
場合においても、被依存演算命令の演算結果を一旦レジ
スタ28に書き込む前に依存演算命令を実行することが
できる。
【0049】さらに、演算命令は乗算または加算命令以
外のものでもよく、その場合は所定の演算器を適宜に組
み合わせるようにすればよい。
【0050】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、簡
単な回路を付加するだけで演算命令間に依存関係がある
場合でも高速演算処理を行うことができるという優れた
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明を具体化した一実施例のブロック回路図
である。
【図3】従来例のブロック回路図である。
【符号の説明】
1a,b 演算手段 2 データ記憶手段 3 判定手段 4a,b バイパス手段 5 演算制御手段 6 入力用データバス 7 出力用データバス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力データに対して予め定めた演算処理
    を行い、求めた演算結果を出力データとして出力する複
    数の演算手段(1a,1b)と、 入力データ及び出力データを書き込むデータ記憶手段
    (2)と、 複数の演算命令を入力し、それら演算命令間に依存関係
    があるかどうかを判定し、一方の演算命令が他方の演算
    命令に依存している場合は、一方の演算命令を依存演算
    命令とし、他方の演算命令を被依存演算命令とする判定
    手段(3)と、 各演算手段(1a,1b)に対してその出力データを入
    力し、少なくとも他の各演算手段(1a,1b)へ入力
    データとして出力する複数のバイパス手段(4a,4
    b)と、 前記判定手段(3)の判定に従って、演算命令間に依存
    関係がある場合には、 被依存演算命令を実行する演算手段(1aまたは1b)
    と依存演算命令を実行する演算手段(1aまたは1b)
    とを選定し、データ記憶手段(2)から各演算手段(1
    a,1b)にそれぞれ対応した入力データを出力させる
    と共に、被依存演算命令を実行する演算手段(1aまた
    は1b)の出力データを、所定のバイパス手段(4a)
    を介して依存演算命令を実行する演算手段(1aまたは
    1b)の入力データとして直接出力させ、演算命令間に
    依存関係がない場合には、各演算命令に対応した演算手
    段(1a,1b)を選定し、データ記憶手段(2)から
    その演算手段(1a,1b)に対応した入力データを同
    時に出力させる演算制御手段(5)とを備えたことを特
    徴とする並列演算処理装置。
  2. 【請求項2】 各演算手段(1a,1b)は入力データ
    をそれぞれ別個に伝送する入力用データバス(6)を有
    すると共に、出力データをそれぞれ別個に伝送する出力
    用データバス(7)を有し、各バイパス手段(4a,4
    b)は少なくとも他の演算手段(1a,1b)の入力用
    データバス(6)へ出力データを出力することを特徴と
    する請求項1に記載の並列演算処理装置。
JP25132991A 1991-09-30 1991-09-30 並列演算処理装置 Withdrawn JPH0588893A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5892696A (en) * 1995-03-31 1999-04-06 Nec Corporation Pipeline controlled microprocessor
JP2014174868A (ja) * 2013-03-12 2014-09-22 Nec Corp メモリコントローラ、プロセッサ、演算処理方法、及び、演算命令ライブラリ。

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