JPH058219B2 - - Google Patents

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JPH058219B2
JPH058219B2 JP60108576A JP10857685A JPH058219B2 JP H058219 B2 JPH058219 B2 JP H058219B2 JP 60108576 A JP60108576 A JP 60108576A JP 10857685 A JP10857685 A JP 10857685A JP H058219 B2 JPH058219 B2 JP H058219B2
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resin
group
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tetrafluoroethylene
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Sanae Mori
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Daido Metal Co Ltd
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Publication of JPH058219B2 publication Critical patent/JPH058219B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L27/00Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L27/02Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
    • C08L27/12Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment containing fluorine atoms
    • C08L27/18Homopolymers or copolymers or tetrafluoroethene

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Sliding-Contact Bearings (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、低摩擦性と耐摩耗性にすぐれた摺動
部材用組成物、特に摺動部材、シール材の全体又
は一部を成形、積層、又は含浸被覆するための特
定フツ素樹脂系組成物に関する。 〔従来の技術〕 従来軸受材等の摺動部材用の合成樹脂組成物な
いしそれからなる摺動部材としては、例えば(1)特
公昭47−31097号公報、(2)特公昭52−34698号公
報、(3)特開昭55−166526号公報、及び(4)特開昭59
−103022号公報に開示されているものがある。 まず(1)の特公昭47−31097号公報記載のものは、
ポリテトラフルオロエチレンを連続層とし、これ
にポリイミドを分散させた潤滑性耐摩耗性組成物
であつて軸受用に用いられるものであり、(2)の特
公昭52−34698号公報の記載のものはオキシベン
ゾイルポリエステルと、テトラフルオロエチレ
ン、パーフルオロプロピレン、クロロトリフルオ
ロエチレン及びビニリデンフルオライドからなる
群から選ばれた少なくとも1つの不飽和ハロゲン
化単量体の付加重合体であつて、少なくとも204
℃(400〓)の温度で熱的に安定であり、且つ重
合体中のハロゲン単位の少なくとも80モル%がフ
ツ素であるポリフツ化付加重合体に、オキシベン
ゾイルポリエステルとポリフツ化付加重合体の重
量比が1:100乃至100:1の割合で含まれた組成
物からできた潤滑剤のいらないベアリングに関す
る。 また(3)特開昭55−166526号公報には、テトラフ
ルオロエチレン樹脂90〜97重量%、ポリフエニレ
ンサルフアイド樹脂3〜10重量%からなる合成樹
脂が摺動面に5〜50ミクロン厚さに被着形成され
た摺動部材とその製造方法が示されており、(4)特
開昭59−103022号公報には、金属裏金の表面に施
された多孔質金属層の孔〓とその表面に、(イ)テト
ラフルオロエチレン−エチレン共重合樹脂
(ETFE)、フツ化ビニリデン樹脂(PVDF)、ク
ロロトリフルオロエチレン樹脂(PCTFE)及び
テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピ
レン−ペルフルオロアルキルビニルエーテル共重
合樹脂(EPE)からなる群から選ばれた1種を
0.1〜50容量%と、残部の実質的にテトラフルオ
ロエチレン樹脂(PTFE)とからなる組成物、(ロ)
テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピ
レン共重合樹脂(FEP)、テトラフルオロエチレ
ン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合
樹脂(PFA)、ETFE、PVDF、PCTFE及び
EPEからなる群から選ばれた少なくとも1種を
0.1〜50容量%と、残部の実質的にPTFEとから
なる組成物、及び(ハ)FEP、PFA、ETFE、
PVDF、PCTFE及びEPEからなる群から選ばれ
た少なくとも1種を0.1〜50容量%と、鉛、錫及
びその合金などの低融点金属潤滑剤、金属酸化
物、金属硫化物、金属フツ化物及びグラフアイト
などの固体潤滑剤、カーボンフアイバーなどの繊
維材料、並びにSiCなどのセラミツクスからなる
群から選ばれた少なくとも1種を、0.1〜35容量
%と、残部の実質的にPTFEとからなり、PTFE
以外の各成分の合計が0.2〜70容量%である組成
物、のうちのいずれかの含浸被覆用組成物が含浸
及び被覆して形成された耐摩耗性にすぐれた軸受
材料が示されている。 そしてこれらフツ素系樹脂組成物ないしそれか
らなる摺動部材は、いずれも潤滑性がありかつ耐
摩耗性がすぐれ他の樹脂からなるものと比べてこ
の分野の各種用途に広く利用されている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 上記のとおり(1)〜(4)公報に開示のものはそれな
りに摺動材組成物ないしそれからなる摺動部材と
して有用ではあるが、近時これらに要求される性
質が多様となつていることもふまえると、特に摺
動性を支えるために極めて重要とされる低摩擦性
及び耐摩耗性の点においては必ずしも満足できる
ところまできているとはいえなかつた。 本発明者は、この点に着目しより改善されたも
のとして、既に特開60−258297号明細書記載の発
明を完成している。 その要旨は、 金属裏金の表面に施された多孔質金属層の孔〓
とその表面に次の含浸被覆用組成物即ち (イ) FEP、PFA、ETFE、PVDF、PCTFEおよ
びEPEからなるA群からえらばれた少なくと
も一種を合計で0.1〜50容量%: 複合金属酸化物0.1〜35容量%;及び残部が
実質的にPTFEとからなり、PTFE以外の各成
分の合計が0.2〜70容量%である組成物、 (ロ) FEP、PFA、ETFE、PVDF、PCTFEおよ
びEPEからなるA群からえらばれた少なくと
も一種を合計で0.1〜50容量%; 複合金属酸化物; 金属酸化物;該金属酸化物と上記複合金属酸
化物との合計量は0.1〜35容量%、 及び 残部が実質的にPTFEからなりPTFE以外の
各成分と合計が0.2〜70容量%である組成物、 (ハ) FEP、PFA、ETFE、PVDF、PCTFEおよ
びEPEからなるA群からえらばれた少なくと
も一種を合計で0.1〜50容量%; 複合金属酸化物; Pb、Snおよび/またはその合金などの低融
点金属潤滑剤、金属硫化物、金属フツ化物およ
びグラフアイトなどの固体潤滑剤、カーボンフ
アイバーなどの繊維材料、ならびにSiCなどの
セラミツクスからなるB群から選ばれた少なく
とも一種;該B群から選ばれた少なくとも一種
と上記複合金属酸化物との合計量は0.1〜35容
量%、及び 残部が実質的にPTFEからなりPTFE以外の
各成分の合計が0.2〜70容量%である組成物、 (ニ) FEP、PFA、ETFE、PVDF、PCTFEおよ
びEPEからなるA群からえらばれた少なくと
も一種を合計で0.1〜50容量%; 複合金属酸化物; 金属酸化物; Pb、Snおよび/またはその合金などの低融
点金属潤滑剤、金属硫化物、金属フツ化物およ
びグラフアイトなどの固体潤滑剤、カーボンフ
アイバーなどの繊維材料、ならびにSiCなどの
セラミツクスからなるB群から選ばれた少なく
とも一種;該B群から選ばれた少なくとも一種
と上記複合金属酸化物と上記金属酸化物との合
計量は0.1〜35容量%、及び 残部が実質的にPTFEからなり、PTFE以外
の各成分の合計が0.2〜70容量%である組成物、 のうちのいずれか1つの含浸被覆用組成物が含浸
および被覆して形成された、耐摩耗性にすぐれた
摺動部材にあるが、これでもまだ要求に対しては
低摩擦性及び耐摩耗性の双方共十分とはいえなか
つたのである。本発明者が今回採りあげた解決し
ようとする問題点も、同じくこの延長線上にある
のであり、したがつて本発明の目的とするところ
は、前記従来の摺動部材用組成物ないし摺動部材
の欠点を改善しより低摩擦性及び耐摩耗性のすぐ
れた摺動部材用組成物を提供することにある。 〔問題点を解決するための手段〕 そして、上記問題点を解決し低摩擦性及び耐摩
耗性のすぐれた摺動部材組成物ないし摺動部材を
提供するために、本発明は、以下に説明するとお
りの特定手段を採用したものである。すなわち、
第1の発明は、溶融性のないテトラフルオロエチ
レン樹脂(PTFE)をベース成分とし、これに溶
融性のあるA群のフツ素樹脂及びB群の樹脂を配
合させてなる摺動部材用組成物であつて、テトラ
フルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニル
エーテル共重合樹脂(PFA)、テトラフルオロエ
チレン−ヘキサフルオロプロピレンエーテル共重
合樹脂(FEP)及びテトラフルオロエチレン−
ヘキサフルオロプロピレン−ペルフルオロアルキ
ルビニルエーテル共重合樹脂(EPE)よりなる
A群から選ばれた少なくとも1種の溶融性フツ素
樹脂の1〜25容量%、オキシベンゾイルポリエス
テル、ポリフエニレンサルフアイド並びに熱硬化
性樹脂としてポリイミド樹脂、ポリアミドイミド
樹脂及びシリコン樹脂よりなるB群から選ばれた
少なくとも1種の樹脂の1〜25容量%、並びに残
部としてテトラフルオロエチレン樹脂の少なくと
も55容量%を含む摺動部材用組成物を内容とし、
第2の発明は、溶融性のないテトラフルオロエチ
レン樹脂をベース成分とし、これに溶融性のある
A群のフツ素樹脂、B群の樹脂及びC群の添加剤
を配合させてなる摺動部材用組成物であつて、テ
トラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビ
ニルエーテル共重合樹脂、テトラフルオロエチレ
ン−ヘキサフルオロプロピレンエーテル共重合樹
脂及びテトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロ
プロピレン−ペルフルオロアルキルビニルエーテ
ル共重合樹脂よりなるA群から選ばれた少なくと
も1種の溶融性フツ素樹脂の1〜25容量%、オキ
シベンゾイルポリエステル、ポリフエニレンサル
フアイド並びに熱硬化性樹脂としてポリイミド樹
脂、ポリアミドイミド樹脂及びシリコン樹脂より
なるB群から選ばれた少なくとも1種の樹脂の1
〜25容量%、金属潤滑剤、金属酸化物、複合金属
酸化物、金属硫化物、金属フツ化物、炭素系固体
潤滑剤、繊維材料及びセラミツクスよりなる群か
ら選ばれた少なくとも1種の0.5〜25容量%、並
びに残部としてテトラフルオロエチレン樹脂の少
なくとも55容量%を含む摺動部材用組成物をその
内容とする。 そして、両発明共フツ素系樹脂としては、勿論
溶融性のあるPFA、FEP及びEPEからなるA群
のもの1種以上と溶融性のないPTFEを組み合わ
せた種々の場合すなわちPTFE−PFA、PTFE−
EPE、PTFE−FEP、PTFE−PFA−EPE、
PTFE−PFA−FEP、PTFE−PFA−EPE−
FEPの組み合わせ配合したものがすべて使用可
能であるが、これらは焼成段階で相溶して元の
PFA、FEP、EPE、又はPTFE及びその単なる
混合物とは全く異なる別の特性を有する単一物質
となるものである。この点は焼成前は、PTFE、
PFA、FEP、EPEの各々の溶融点(m.p.)を示
すが、一度焼成すると溶融点は一つとなることか
らもわかるが、この単一物質を光学的顕微鏡及び
示差走査熱量計(DSC)による分析で調べてみ
ると、前記各組み合わせ配合物は相溶した組織と
なつており、組み合わせ配合物の各成分の境界は
依存しないことがわかる。すなわち、本願発明の
組成物は単純なポリマーブレンドではないのであ
る。 なお、上記A群の溶融性フツ素樹脂成分を
PFA、FEP及びEPEと特定したのは、他のフツ
素樹脂例えばETFE、PVDF、PCTFE等又はそ
れらを含めて摺動部材を成形する場合(この場合
の製品は以下単体又は単体摺動部材という。)に
製造工程の焼成段階において分解、亀裂、フクレ
等の著しい変形を生じたり、また機械的強度が著
しく低下することがあるからであるが、あらかじ
め製造された摺動部材用基体にこれらA群の成分
(PFA、FEP、EPE)を含浸被覆により一体化さ
せる場合(この場合の製品は複合対又は複合摺動
部材という。)には、上記他のフツ素樹脂
(ETFE、PVDF、PCTFE等)を併用することも
できる。 このA群の成分の使用量は容量%で全体の1〜
25%であるが、この限定理由は、1容量%未満の
場合には目的とする低摩擦性、耐摩耗性が得られ
ず、他方25容量%をこえると耐摩耗性が向上する
けれども摩擦係数と摩擦温度が上昇して摺動特性
を低下させる傾向がでてくるからである。 次にB群の成分としては、オキシベンゾイルポ
リエステル、ポリフエニレンサルフアイド又は熱
硬化性樹脂のいずれか又はそれらの2種以上の組
み合わせが選ばれその使用量は全体の1〜25容量
%であるが、但しこの量が1容量%未満の場合は
低摩擦性、耐摩耗性が低下し、また25容量%をこ
えると耐摩耗性が向上するけれぼも摩擦係数が上
昇して摺動特性、軸受特性を低下させることにな
るからである。 なお上記熱硬化性樹脂とは既述のとおりポリイ
ミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂及びシリコーン
樹脂であつて、焼成段階において分解、亀裂、フ
クレ等の著しい変形を生じない樹脂を指す。 またC群の成分としての金属潤滑剤、固体潤滑
剤、繊維材料、セラミツクス等の使用量も、0.5
〜25容量%であるが、0.5容量%未満では耐摩耗
性に関し組成物を添加したことによる効果が生ぜ
ず添加する意味がない。また、25容量%をこえて
添加すると脆化してくるからである。 なお、金属潤滑剤とはPb、Sn、Cu、Zn、Bi、
Cd、In、Li、及び/又はその合金を示す。また
金属酸化物とは、Zn、Al、Sb、Y、In、Zr、
Mo、Cd、Ca、Ag、Cr、Co、Ti、Si、Mn、
Sn、Ce、W、Bi、Ta、Fe、Cu、Pb、Ni、Te、
Nb、Pt、V、Pd、Mg、Li、の各酸化物を示し、
複合金属酸化物とは、CoO−Al2O3、TiO2
ZnO2、PbO−TiO2、CoO−SnO2、MgO−
Al2O3、ZrO2−SiO2、CoO−Al2O3−MgO、CoO
−Al2O3−Cr2O3、CoO−ZnO−MgO、Pb3O4
Sb2O3−TiO2、Cr2O3−Sb2O3−TiO2、Cr2O3
CuO−MnO2、CoO−Cr2O3−Fe2O3、CoO−
ZnO2−NiO2−TiO2、CoO−Cr2O3−MnO2
Fe2O3、などであり、金属弗化物とは、PbF2
AlF3、CdF2、BaF2などを示し、また炭素系固体
潤滑剤には、弗化黒鉛、グラフアイト、コークス
及びカーボン等がある。繊維部材とはカーボンフ
アイバー、グラスフアイバー、木綿(セルロー
ス)、アスベスト、ロツクウール、チタン酸カリ
ウム繊維、芳香族ポリアミド繊維などの天然及び
人工繊維を示し、セラミツクスとはSiC、TiC、
TiN、B4C、BN、Si3N4、AlN、HfN、TaN、
WC、TaC、VC、ZrC、などを示す。 以上の成分を用いるが、更に残部としての
PTFEの量を少なくとも55容量%とする必要があ
り、即ちPTFE以外の各成分の合計量を45容量%
未満に押えなければならない。何故なら、この合
計が45容量%をこえると脆化し、かつ各構成要素
の相乗効果が失われ摩擦係数と摩擦温度が上昇し
て摺動特性が低下するからである。 これらの成分から組成物を製造するには、乾式
法と混式法の二通りの方法があり、乾式法は単に
混合すれば良いが混式法は、PTFEデスパージヨ
ン〔PTFE30重量%、残部70重量%が水である水
性分散液〕にPTFE以外の成分と更に必要に応じ
表面活性剤、トルエン等の有機溶剤、硝酸アルミ
ニウム等の凝固剤等を添加混合してペースト状の
混合物とする方法である。本願発明の組成物は、
単体、複合体の製造に用いられるのであるが、特
に複合体製造法としては、含浸被覆する方法の
外、シートに一旦成形して貼合わせる方法等があ
る。 なお、本発明に使用される裏金は鋼以外の金属
でもよく、また裏金にはメツキなしかまたは銅メ
ツキ以外の他の金属、合金でもよく、また裏金に
形成される多孔質は前記青銅など銅系合金以外の
他の金属、合金を用いてもよい。 〔実施例〕 以下従来品と本発明実施品とについて、その製
造方法と試験結果を詳述する。 例 1 (単体製造の場合) 次の工程順で単体摺動部材を成形した。 (a) 計量工程 まず表1の組成比の粉末を計量した。 (b) 混合工程 混合機(例えばヘンシエルミキサー)で2〜
10分間混合した。 (c) 圧粉工程 1.000Kg/cm2なる圧縮力でもつて直径50mm、
長さ50mm寸法の丸棒または外径35mm、内径15
mm、長さ40mm寸法の中空丸棒(円筒体)の圧粉
体を製造した。 (d) 焼成工程 不活性ガス(例えばN2ガス)または大気
(空気)雰囲気中で常温より徐々に昇温し、327
℃〜400℃で数時間焼成保持後、炉冷する。前
記(a)〜(c)の工程により、単体摺動部材No.1、2
(従来品)およびNo.3〜10(本発明品)を得るこ
とができた。 このものの軸受性能は表1に示し、試験条件
を表2に示した。 例 2 (複合体製造の場合) 次の各工程により複合摺動部材を製造した。 (a) 1.24mm厚さを有する一般構造用低炭素鋼の表
面上に銅メツキを5μm施す工程、 (b) 前記銅メツキ上に銅系粉末を厚さ0.35mmを散
布する工程、 (c) 前記粉末を大気雰囲気で800〜860℃の温度で
多孔質に焼結する工程、 (d) 前記多孔質層の表面上に、表1に示した含浸
被覆用組成物を塗布後、ロール間に通して前記
多孔質層の孔間〓に、または多孔質層の孔〓と
その表面上に前記組成物を含浸および被覆さ
せ、次いで327〜400℃の温度で2〜5分間焼成
し、さらにロールを通過させて厚みを均一にし
て総肉厚1.50mmとし、従来品(No.11〜13)およ
び本発明品(No.14〜17)を得た。このものの試
験結果を表1に示し、試験条件を表2に示し
た。 例 3 (複合体製造の場合) 次の工程により複合摺動部材を製造した。 (a) 上記例1で作成された直径50mm、長さ50mm寸
法の丸棒を例えばスカイビング法等により0.5
mm厚さのシートを得る工程、 (b) 1.0mm厚さを有する一般構造用低炭素鋼を脱
脂後、表面をシヨツトブラスト、リニツシヤー
ベルト等により粗面化させる工程、 (c) エポキシ系接着剤にて接着させるか、あるい
はPFA、FEPフイルムを炭素鋼とシートの間
に介して熱圧着させて鋼とシートを接着させる
工程。
【表】
【表】
〔発明の効果〕
表1からわかるように、従来品〔試料No.1、2
(単体)及び試料No.11〜13(複合体)〕と、本発明
品〔試料No.3〜10(単体)及び試料14〜19(複合
体)〕を比較すると、摩擦係数及び摩耗量につい
て次のとおり本発明の方が明らかに改善されてい
るのである。 まず単体については、従来品No.1と本発明のNo.
3を比較すると、本発明品No.3は、従来品No.1の
組成にただA群に属する溶融性のあるEPEを添
加含有されるのみであるが、摩耗量がNo.1の
19.0μmに対し6.5μmで約1/3な減少して耐摩耗性
の向上を示しており、また摩擦係数も低下し明ら
かに低摩擦性であるということができる。 また従来品No.2と本発明品No.4を比較すると、
上記摩擦、摩耗特性について一段と改善されてい
ることがわかる。更に従来品No.1と本発明品No.5
〜10を比較してもいずれも上と同様に摩擦摩耗特
性の向上がみられることがわかる。 同様に複合体については、従来品No.11と本発明
品No.14を比較すると、本発明品No.14は従来品No.11
の組成に単にA群に属するEPEを添加含有させ
るのみで摩耗量が1/3.5に減少しており、これは
耐摩耗性にすぐれていることを示し、かつ摩擦係
数も本発明品No.14の方がかなり低い値となつてお
り低摩擦性であることを示しているのである。 また、従来品No.12と本発明品No.15を比較する
と、本発明品No.15は従来品No.12に更ちB群に属す
るオキシベンゾイルポリエステルを添加含有させ
るのみで、摩耗量が1/4.5に減少し、かつ摩擦係
数も小さく、低摩擦性を有するということができ
る。 更に、従来品No.13と本発明品No.17を比較する
と、本発明品No.17は従来品No.13の組成に単にB群
に属するPPSのみを添加含有させるのみで摩耗量
が約1/2.7に減少し、かつ摩擦係数も低く、低摩
擦性を示すのである。そのほか本発明の摺動部材
用組成物を例1のように単体摺動部材として使用
(比較的低荷重用として使用)してもよく、また
例2のように複合摺動部材として使用すると、前
者(例1)に比し後者(例2)は金属裏金を備え
ることによつて機械的強度の向上、熱伝導性の向
上を図り耐荷重性、非焼付性、寸法安定性などの
軸受特性を飛躍的に向上させることができる。 なお、例3は例2とほぼ同等の軸受特性を有す
る。 本発明の摺動部材用組成物を使用して製造され
た単体摺動用部材の用途を具体的に説明すると、
OA機器、自動車用シヨツクアブソーバー用ピス
トンリング、オイルシールおよび一般産業用機器
であり、複合摺動部材の用途は、具体的には自動
車用シヨツクアブソーバーの油圧シリンダのよう
な往復摺動する機構の軸受、又はシール材、ポン
プ用軸受、一般産業用機器、その他油潤滑あるい
は無潤滑用軸受などの種々の用途に使用し得る。 以上、説明した通り本発明は、実用的、経済的
に産業上極めて有用なものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 溶融性のないテトラフルオロエチレン樹脂を
    ベース成分とし、これに溶融性のあるA群のフツ
    素樹脂及びB群の樹脂を配合させてなる摺動部材
    用組成物であつて、テトラフルオロエチレン−パ
    ーフルオロアルキルビニルエーテル共重合樹脂、
    テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピ
    レン共重合樹脂及びテトラフルオロエチレン−ヘ
    キサフルオロプロピレン−ペルフルオロアルキル
    ビニルエーテル共重合樹脂よりなるA群から選ば
    れた少なくとも1種の溶融性フツ素樹脂の1〜25
    容量%、オキシベンゾイルポリエステル、ポリフ
    エニレンサルフアイド並びに熱硬化性樹脂として
    ポリイミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂及びシリ
    コン樹脂よりなるB群から選ばれた少なくとも1
    種の樹脂の1〜25容量%、並びに残部としてテト
    ラフルオロエチレン樹脂の少なくとも55容量%を
    含む摺動部材用組成物。 2 溶融性のないテトラフルオロエチレン樹脂を
    ベース成分とし、これに溶融性のあるA群のフツ
    素樹脂、B群の樹脂及びC群の添加剤を配合させ
    てなる摺動部材用組成物であつて、テトラフルオ
    ロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテ
    ル共重合樹脂、テトラフルオロエチレン−ヘキサ
    フルオロプロピレン共重合樹脂及びテトラフルオ
    ロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン−ペルフ
    ルオロアルキルビニルエーテル共重合樹脂よりな
    るA群から選ばれた少なくとも1種の溶融性フツ
    素樹脂の1〜25容量%、オキシベンゾイルポリエ
    ステル、ポリフエニレンサルフアイド並びに熱硬
    化性樹脂としてポリイミド樹脂、ポリアミドイミ
    ド樹脂及びシリコン樹脂よりなるB群から選ばれ
    た少なくとも1種の樹脂の1〜25容量%、金属潤
    滑剤、金属酸化物、複合金属酸化物、金属硫化
    物、金属フツ化物、炭素系固体潤滑剤、繊維材料
    及びセラミツクスよりなる群から選ばれた少なく
    とも1種の0.5〜25容量%、並びに残部としてテ
    トラフルオロエチレン樹脂の少なくとも55容量%
    を含む摺動部材用組成物。
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