JPH0577404B2 - - Google Patents

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JPH0577404B2
JPH0577404B2 JP60143140A JP14314085A JPH0577404B2 JP H0577404 B2 JPH0577404 B2 JP H0577404B2 JP 60143140 A JP60143140 A JP 60143140A JP 14314085 A JP14314085 A JP 14314085A JP H0577404 B2 JPH0577404 B2 JP H0577404B2
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JP
Japan
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heat
temperature
heater
inner pot
rice
Prior art date
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JP60143140A
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English (en)
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JPS622911A (ja
Inventor
Sadayuki Doi
Kazuyoshi Aoto
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Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Denki Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Denki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Sanyo Electric Co Ltd, Tottori Sanyo Electric Co Ltd, Sanyo Electric Co Ltd, Sanyo Denki Co Ltd filed Critical Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
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Publication of JPS622911A publication Critical patent/JPS622911A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は炊飯完了後に保温を行なう保温式電気
炊飯器に関する。
(ロ) 従来の技術 炊飯ヒーターの加熱によつて炊飯を行ない炊飯
完了後に側面ヒーターなどの保温ヒーターによつ
て保温を行なう所謂保温式電気炊飯器は、実開昭
54−178658号公報、特開昭57−196922号公報、特
開昭59−40817号公報などに開示されている。
そして、一般的に炊飯完了後の保温時には予め
設定された蓋ヒーター及び側面ヒーターの発熱量
によつて鍋が保温最適温度とされる約70℃に保温
するように制御されている。この保温の制御は一
般に、所謂サーマルリードスイツチのON−OFF
により側面ヒーターの通断電のみによつて行なつ
ているため、例えば外気温が高い場合には過電力
気味となり焦げが生じたり、御飯の部位によつて
は脱湿部分と結露部分とを生ずる欠点があつた。
又、反対に外気温が低い場合には加熱不足気味と
なり結露が進行し蓋体の下面が過剰な結露状態な
つて御飯の上面に落下しベチヤつく欠点となつ
た。
前述の現象とその理由を上述すると、外気温が
高い場合には、鍋の平均温度は約70℃に保持され
ていたとしてもサーマルリードスイツチのON−
OFFのデイフアレンシヤルが大きくOFF時の最
高温度は過熱気味となり焦げを生じたり御飯の上
面が脱湿状態となり、ON時の最低温度では鍋の
側部が温度低下し御飯の側部が結露する欠点があ
る。そして、外気温が低い場合には、サーマルス
イツチのON,OFFからの温度の回復が遅く全体
的に加熱量が不足し結露を生じる。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 本発明は外気温或いは炊飯量に影響されること
なく理想的な保温制御を行なうことを目的とす
る。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本発明は、内鍋を挿脱自在に設けた外鍋と、前
記内鍋の開口部を施蓋する蓋体と、前記内鍋をそ
の底部より加熱する炊飯ヒーターと、前記蓋体の
下面に取り付けられ内鍋をその上部より加熱する
蓋ヒーターと、前記外鍋の側壁に取り付けた側面
ヒーターと、温度検出用の感熱素子を備え、炊飯
完了後に前記各ヒーターを制御して保温温度を保
持する保温式炊飯器において、外気温を検出する
外気温検出手段と、該外気温検出手段の出力に基
づいて前記蓋ヒーターと側面ヒーターの両方又は
一方の通電率を、外気温が高ければ小さくし、低
ければ大きくする保温制御手段を設けた構成とし
たものである。
又、前記外気温検出手段は、前記感熱素子と、
この感熱素子が検出した温度を記憶する記憶手段
と、炊飯初期に前記感熱素子が検出した温度を前
記記憶手段に記憶させる手段とにより構成し、前
記感熱素子が炊飯初期に検出した温度に基づいて
間接的に外気温を検出する構成としてもよい。
(ホ) 作用 本発明は上記のように構成しているので、保温
制御手段は、外気温検出手段の出力により、蓋ヒ
ーターと側面ヒーターの両方、又は一方の通電率
を、外気温が高ければ小さくし、低ければ大きく
し、外気温が高い場合のデイフアレンシヤルを小
さくして加熱による御飯の脱湿状態の発生を防止
し、また、外気温が低い場合の温度回復を早めて
加熱不足による結露の発生を防止する。
また、炊飯初期に感熱素子によつて検出した温
度を記憶してこの温度に基づいて外気温を間接的
に検出することにより、温度検出部分の共通化を
計ることができる。
(ヘ) 実施例 本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第
1図は部分断面図を示す。1は円筒状のフレー
ム、2は該フレームに内装する外鍋、3は該外鍋
内に挿脱自在に設けた内鍋で、開口部周縁に設け
たフランジ4を前記外鍋2の開口部周縁に載置し
ている。5は外鍋2の内底部に露呈して設け前記
内鍋3をその低部より加熱する炊飯ヒーター、6
は一側を前記フレーム1に回動自在に枢着し前記
内鍋3の開口部を施蓋する蓋体で、上面に設けた
化粧板7と下面に設けた熱伝導の良好な放熱板8
とからなり、前記化粧板7と放熱板8を連結する
蒸気抜孔9を設けている。10は前記放熱板8の
上面に密着して固定し内鍋3をその上面より加熱
する蓋ヒーター、11は前記放熱板8の外周縁と
化粧板7間に固定し施蓋時に前記内鍋3の開口部
周縁に弾接する環状パツキン、12は中央部に設
けた熱伝導の良好な支軸、13は前記支軸12に
取り付けられ前記内鍋3のフランジ4に密着する
内蓋、14は前記外鍋2の側壁に密着して固定し
前記内鍋3をその側部より加熱する側面ヒータ
ー、15は前記外鍋2の底部を挿通し内鍋3の外
側壁(外底面)に密着せしめ第2図に示した正の
感熱素子16を内装する感熱体、17は前記感熱
体15に連結したスイツチレバー、18は該スイ
ツチレバーにより開閉する炊飯開始スイツチであ
る。
つづいて、第2図に示す電気回路図について説
明する。19は交流電源、20は前記炊飯ヒータ
ー5に直列接続され制御手段23によりON−
OFFする制御スイツチ、21は前記側面ヒータ
ー14に直列接続した第1SCRで、この直列回路
を前記制御スイチツ20に並列接続している。2
2は前記蓋ヒーター10に直列に接続した第
2SCRで、この直列回路を前記炊飯ヒーター5と
制御スイツチ20の直列回路に並列接続してい
る。23は入力側に前記感熱素子16と炊飯開始
スイツチ18を接続し出力側を前記第1SCR21
及び第2SCR22のゲート極に接続したマイクロ
プロセツサー等よりなる制御手段で、前記感熱素
子16の抵抗値変化に応じて前記制御スイツチ2
0、第1SCR21、第SCR22をON−OFF及び
導通制御する。24,25は前記制御手段23の
作動電源を得る降圧抵抗とダイオードである。
前記制御手段23は詳細には第3図に示す様に
内鍋温度検出手段Sと、内鍋温度検出後にこの検
出温度によつて炊飯動作と保温動作の選択を行な
う炊飯、保温選択手段MWSと、該選択手段によ
り、炊飯モードにセツトされ炊飯の進行により炊
飯ヒーター5の発熱量を変化せしめる炊飯制御手
段MHと、前記炊飯開始スイツチ18の投入後の
内鍋温度に応じた感熱素子16の抵抗値を記憶す
る内鍋温度記憶手段Mと、前記炊飯、保温選択手
段MWSにより保温モードにセツトされる保温制
御手段WHとを備え、前記内鍋温度記憶手段Mに
基づいて蓋ヒーター10と側面ヒーター14の両
方、又は一方の発熱量を制御する。
次に動作について述べる。炊飯を開始する場合
はスイツチレバー17を操作して炊飯開始スイツ
チ18を閉成すると、感熱素子16の抵抗値が内
鍋3の温度に基づいて変化し、この時の抵抗値を
第4図に示すΔT/Δtの期間内で内鍋温度検出手
段Sにより検出し内鍋3の初期の温度を内鍋温度
記憶手段Mにより記憶する。又、前述の炊飯開始
スイツチ18の閉成により炊飯、保温選択手段
MWSは内鍋3の温度が保温温度(約70℃)以下
であることを検出して炊飯制御手段MHにより炊
飯モードにセツトされ炊飯動作を行なう。炊飯の
進行中は感熱素子16により常時内鍋温度を検出
する。
そして、内鍋温度が100℃に近い沸騰温度Pに
達すると、制御手段23の出力より第2SCR22
を導通して蓋ヒーター10を発熱せしめ放熱板1
3を高温にして炊飯完了後の蓋体側への結露防止
に備える。やがて、ドライアツプ状態になり内鍋
温度が急激に上昇すると感熱素子16の抵抗値も
大きく変化し温度Qで炊飯完了状態となり制御手
段23の出力により制御スイツチ20をOFFに
し炊飯ヒーター5への通電を断つ。
斯して、むらしモードとなり、この期間内に僅
かの時間lだけ再度制御スイツチ20をONにし
て炊飯ヒーター5に通電し追い炊きを行なう。
そして、内鍋温度が徐々に低下し約70℃に達す
ると、感熱素子16の抵抗値が若干小さくなりこ
の時の抵抗値を比較した炊飯、保温選択手段
MWSが保温モードにセツトし保温制御手段WH
を動作せしめるわけであるが、内鍋温度記憶手段
Mにより記憶された炊飯開始初期の感熱素子16
による検出温度に基づき、間接的に外気温を検出
し、外気温或いは炊飯量に応じた蓋ヒーター10
と側面ヒーター14の発熱量が設定され、制御手
段23により、第4図に示すように内鍋温度を約
70℃に維持するように通電制御される。
具体的に述べると、もし炊飯開始初期に検出し
た温度が低い場合(外気温が低い)は、その温度
に応じて蓋ヒーター10と側面ヒーター14の発
熱量が高くなるように第1及び第2SCR21,2
2の通断電のデユーテイを早くして通電率を大き
くし、又検出温度が高い場合(外気温が高い)
は、その温度に応じて蓋ヒーター10と側面ヒー
ター14の発熱量が低くなるように第1及び第
2SCR21,22の通断電のデユーテイを遅くし
て、通電率を小さくする。
尚、本発明は、保温制御手段は蓋ヒーターと側
面ヒーターの両方の制御をするようにしたが、こ
れは炊飯をその上面及び側面から同時に保温する
ためであり、もし蓋ヒーターに較べ側面ヒーター
の発熱量を大きくした場合には最も御飯に影響を
及ぼす側面ヒーターのみを制御し、側面ヒーター
に較べ蓋ヒーターの発熱量を大きくした場合には
蓋ヒーターのみを制御すればよい。
(ト) 発明の効果 本発明は上記のように構成しているので、外気
温に応じて、蓋ヒーターと側面ヒーターの両方又
は一方の通電率を、外気温が高ければ小さくし、
低ければ大きくし、外気温が高い場合のデイフア
レンシヤルを小さくして過熱による御飯の脱湿状
態の発生を防止し、また、外気温が低い場合の温
度回復を早めて加熱不足による結露の発生を防止
することができ、保温状態を良好に保つことがで
きる。
また、炊飯初期に感熱素子によつて検出した温
度を記憶してこの温度に基づいて外気温を間接的
に検出することにより、温度検出部分の共通化を
計り、構成を簡素化することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の部分断面図、第2図は電気回
路図、第3図は機能ブロツク図、第4図は内鍋温
度特性−各ヒーターの通電状態を示す特性図であ
る。 2……外鍋、3……内鍋、5……炊飯ヒータ
ー、6……蓋体、10……蓋ヒーター、14……
側面ヒーター、16……感熱素子、WH……保温
制御手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 内鍋を挿脱自在に設けた外鍋と、前記内鍋の
    開口部を施蓋する蓋体と、前記内鍋をその底部よ
    り加熱する炊飯ヒーターと、前記蓋体の下面に取
    り付けられ内鍋をその上部より加熱する蓋ヒータ
    ーと、前記外鍋の側壁に取り付けた側面ヒーター
    と、温度検出用の感熱素子を備え、炊飯完了後に
    前記各ヒーターを制御して保温温度を保持する保
    温式炊飯器において、外気温を検出する外気温検
    出手段と、該外気温検出手段の出力に基づいて前
    記蓋ヒーターと側面ヒーターの両方又は一方の通
    電率を、外気温が高ければ小さくし、低ければ大
    きくする保温制御手段を設けたことを特徴とする
    保温式電気炊飯器。 2 前記外気温検出手段は、前記感熱素子と、該
    感熱素子が検出した温度を記憶する記憶手段と、
    炊飯初期に前記感熱素子が検出した温度を前記記
    憶手段に記憶させる手段とにより構成し、前記感
    熱素子が炊飯初期に検出した温度に基づいて間接
    的に外気温を検出する構成としたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載した保温式電気炊
    飯器。
JP14314085A 1985-06-28 1985-06-28 保温式電気炊飯器 Granted JPS622911A (ja)

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JP14314085A JPS622911A (ja) 1985-06-28 1985-06-28 保温式電気炊飯器

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JPS622911A JPS622911A (ja) 1987-01-08
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ID=15331860

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JPS62207411A (ja) * 1986-03-07 1987-09-11 松下電器産業株式会社 炊飯器
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JPS57196922A (en) * 1982-05-19 1982-12-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd Electric jar rice cooker
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JPS622911A (ja) 1987-01-08

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