JPS6331203B2 - - Google Patents

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JPS6331203B2
JPS6331203B2 JP21551783A JP21551783A JPS6331203B2 JP S6331203 B2 JPS6331203 B2 JP S6331203B2 JP 21551783 A JP21551783 A JP 21551783A JP 21551783 A JP21551783 A JP 21551783A JP S6331203 B2 JPS6331203 B2 JP S6331203B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heater
lid
rice
inner pot
heat
Prior art date
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Expired
Application number
JP21551783A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60106415A (ja
Inventor
Hiroshi Kuwamoto
Sadayuki Doi
Kazuyoshi Aoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Denki Co Ltd
Original Assignee
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Denki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tottori Sanyo Electric Co Ltd, Sanyo Denki Co Ltd filed Critical Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP21551783A priority Critical patent/JPS60106415A/ja
Publication of JPS60106415A publication Critical patent/JPS60106415A/ja
Publication of JPS6331203B2 publication Critical patent/JPS6331203B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は炊飯終了後に保温を行なう保温式炊飯
器に関する。
(ロ) 従来技術 一般に炊飯器は炊飯時に内鍋内からオネバが流
出し炊飯器本体及び床面等を汚す欠点がある。特
に、蓋体がその一側を枢着した回動式のものにあ
つては、その回動時に蓋体の内面に結露した水滴
が急激に枢着側(ヒンジ)に落下し不衛生であ
る。
このため、蓋体内面の結露防止を目的として蓋
体に蓋ヒーターを設け、該ヒーターを炊飯開始当
初から炊飯ヒーターとともに発熱せしめて蓋体の
内面を高温にしておき炊飯が進行しオネバが発生
して蓋体の内面に付着しても短時間で蒸発する様
にしている。
ところが、オネバの発生は実際には外気温、水
温、水量等によつて異なるが炊飯開始後約10〜15
分後であるため、前述の炊飯開始と同時に発熱す
る蓋ヒーターは約10〜15分間不必要に発熱するこ
とになり不経済であると共にヒーター寿命を短か
くする欠点となつた。
因みに、蓋ヒーターは保温時において、炊飯ヒ
ータと側面ヒーターと共に発熱せしめて被炊飯物
である御飯をその上部、底部、側部の全面から加
熱し保温することが機能上必要である。
(ハ) 発明の目的 本発明は上記の欠点を改良し蓋ヒーターの不必
要な発熱を防止することを目的とする。
(ニ) 発明の構成 側壁に側面ヒーターを固定した外鍋と、該外鍋
内に挿脱自在に設けた内鍋と、前記内鍋の開口部
を施蓋し裏面に設けた放熱板に蓋ヒーターを固定
した蓋体と、炊飯時に被炊飯物が沸騰開始付近温
度に達した時点で前記蓋ヒーターを発熱せしめる
制御手段とから構成する。
(ホ) 実施例 本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第
1図は部分断面図を示す。1は円筒状のフレー
ム、2は該フレームに内装し開口部周縁に載置段
部3を有した外鍋、4は該外鍋内に挿脱自在に設
けた内鍋で、開口部5周縁に設けたフランジ6を
前記載置段部3に載置している。7は前記外鍋2
の内底部に露呈して設けられ前記内鍋4をその底
部より加熱する炊飯ヒーター、8は一側を前記フ
レーム1に回動自在に枢着し前記内鍋4の開口部
5を施蓋する蓋体で、表面に設けた化粧板9と裏
面に設けた熱伝導の良好な放熱板10とからな
り、前記化粧板9と放熱板10を連結する蒸気抜
孔11を設けている12は前記放熱板10の上面
に密着して固定し内鍋4のその上部より加熱する
蓋ヒーター、13は前記放熱板10の外周縁と化
粧板9間に固定し施蓋時に前記内鍋4のフランジ
6に弾接する環状パツキン、14は中央部に設け
た熱伝導の良好な支軸15、前記放熱板10の下
面に固定し外周縁を前記フランジ6の上面に載置
した内蓋、16は前記外鍋2の側壁に密着して固
定し前記内鍋4をその側部より加熱する側面ヒー
ター、17は前記外鍋2の底部を挿通し内鍋4の
外底面に弾接せしめたサーミスター等を内装する
感熱体、18は該感熱体に連結したスイツチレバ
ー、19は該スイツチレバーにより開閉する炊飯
開始スイツチである。
つづいて、第2図に示す電気回路図について説
明する。20は交流電源、21は炊飯ヒーター7
に直列に接続され後述する制御手段によりON―
OFFする制御スイツチ、22は前記側面ヒータ
ー16に直列接続した第1SCRで、この直列回路
を前記制御スイツチ21に並列接続している。2
3は前記蓋ヒーター12に直列接続した第2SCR
で、この直列回路を前記炊飯ヒーター7と制御ス
イツチ20の直列回路に並列接続している。24
は入力側に前記感熱体17を接続し出力側を前記
第1SCR22及び第2SCR23のゲート極に接続
したマイクロコンピユーターよりなる制御手段
(以下マイクロコンピユーターと呼ぶ)で、前記
感熱体17の抵抗値変化に応じて前記制御スイツ
チ21、第1SCR22、第2SCR23を導通制御
する。25,26は前記マイクロコンピユーター
24の作動電源を得る降圧抵抗とダイオードであ
る。
次に動作について述べる。炊飯を開始する場合
はスイツチレバー18を操作し炊飯開始スイツチ
19を閉成すると、最初内鍋4の温度が低いため
にこの時の感熱体17の抵抗値を感知したマイク
ロコンピユーター24は制御スイツチ21をON
状態とし炊飯ヒーター7を発熱せしめて炊飯を行
なう。やがて、炊飯が進行し内鍋4内の被炊飯物
である御飯が沸騰開始付近温度(約80〜90度)に
達すると、この時の感熱体17の抵抗値を感知し
たマイクロコンピユーター24は第2SCR23を
導通し蓋ヒーター12を発熱せしめて放熱板10
を高温状態にする。この高温状態は蓋ヒーター1
2の発熱量によつて異なるが沸騰開始前の約2〜
3分前に水滴を蒸発する程度に達していればよ
い。実験によれば蓋ヒーター12は比較的低発熱
量であつても沸騰開始前の放熱板10等の各部の
温度が上昇していることから立上がりが早く十分
にその作用を為す。
而して、御飯温度が約80〜90度付近に達すると
沸騰状態となり内鍋4より発生したオネバは外蓋
8の蒸気孔(図示せず)より放熱板10と内蓋1
4間に形成される空間S内に流入し、この空間内
で分離した重いオネバは内蓋14の上面に貯溜し
軽い蒸気は蒸気抜孔11より外気中に放出され
る。この時、放熱板10の下面に付着した水滴は
蓋ヒーター12によつて高温状態になつている放
熱板10により短時間で蒸発する。
やがて、内鍋4内の水分が蒸発しドライアツプ
状態になると、該内鍋が急激に温度上昇し感熱体
17の抵抗値の変化を感知したマイクロコンピユ
ーター24は制御スイツチ21をOFF状態にし
て炊飯ヒーター7と側面ヒーター16の直列回路
を構成すると共に第1SCR22を導通せしめて炊
飯ヒーター7及び側面ヒーター16の制御を行な
う。
そして、内鍋の温度が所定温度まで低下した時
点で、再び制御スイツチ21をON状態にして炊
飯ヒーター7に通電し所謂追炊きを行なう。この
時も内鍋4内に残留した蒸気が放熱板10の裏面
に付着するが、蓋ヒーター12が通電状態となつ
ているために加熱されて蒸発する。
追炊きが終了し再び感熱体17の抵抗値の変化
を感知したマイクロコンピユーター24は制御ス
イツチ21をOFF状態にし第1SCR22を導通制
御して保温最適温度を保持する。
以上の様に本発明は内鍋を挿脱自在に設けた外
鍋と、前記内鍋の開口部を施蓋し裏面に熱伝導の
良好な放熱板を有する蓋体と、前記内鍋をその底
部より加熱する炊飯ヒーターと、前記放熱板に密
着して固定し前記内鍋をその上部より加熱する蓋
ヒーターと、前記外鍋の側壁に密着して固定し前
記内鍋をその側部より加熱する側面ヒーターと、
前記蓋ヒーターの通断電を制御する制御手段とを
備えたものにおいて、炊飯時は炊飯ヒーターを初
期から発熱せしめると共に蓋ヒーターは被炊飯物
が沸騰開始付近温度に達した時点で制御手段によ
り発熱せしめ、一方保温時は炊飯ヒーターと蓋ヒ
ーターと側面ヒーターの夫々のヒーターで内鍋を
加熱するものであるから、蓋ヒーターは必要時に
発熱して放熱板を加熱して炊飯中に生ずる水滴を
蒸発せしめるため、蓋ヒーターを不必要に発熱せ
しめて無駄な電力消費を行なうことがないと共に
通電時間が短かくなるために蓋ヒーターの寿命を
長くすることができる。又、蓋ヒーターは保温時
にも発熱せしめて炊飯ヒーターと側面ヒーターと
協働し内鍋をその全面から加熱し理想的な保温を
行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の保温式炊飯器の部分断面図、
第2図は同じく電気回路図、第3図は各ヒーター
の通電状態と被炊飯物の温度変化を示す説明図で
ある。 2…外鍋、4…内鍋、5…開口部、7…炊飯ヒ
ーター、8…蓋体、10…放熱板、12…蓋ヒー
ター、16…側面ヒーター、24…制御手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 内鍋を挿脱自在に設けた外鍋と、前記内鍋の
    開口部を施蓋し裏面に熱伝導の良好な放熱板を有
    する蓋体と、前記内鍋をその底部より加熱する炊
    飯ヒーターと、前記放熱板に密着して固定し前記
    内鍋をその上部より加熱する蓋ヒーターと前記外
    鍋の側壁に密着して固定し前記内鍋をその側部よ
    り加熱する側面ヒーターと、前記蓋ヒーターの通
    断電を制御する制御手段とを備えたものにおい
    て、炊飯時は炊飯ヒーターを初期から発熱せしめ
    ると共に蓋ヒーターは被炊飯物が沸騰開始付近温
    度に達した時点で制御手段により発熱せしめ、一
    方保温時は炊飯ヒーターと蓋ヒーターと側面ヒー
    ターの夫々のヒーターで内鍋を加熱することを特
    徴とする保温式炊飯器。
JP21551783A 1983-11-15 1983-11-15 保温式炊飯器 Granted JPS60106415A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21551783A JPS60106415A (ja) 1983-11-15 1983-11-15 保温式炊飯器

Applications Claiming Priority (1)

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JP21551783A JPS60106415A (ja) 1983-11-15 1983-11-15 保温式炊飯器

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Publication Number Publication Date
JPS60106415A JPS60106415A (ja) 1985-06-11
JPS6331203B2 true JPS6331203B2 (ja) 1988-06-22

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ID=16673718

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JP21551783A Granted JPS60106415A (ja) 1983-11-15 1983-11-15 保温式炊飯器

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62207411A (ja) * 1986-03-07 1987-09-11 松下電器産業株式会社 炊飯器
JP2502777B2 (ja) * 1990-01-18 1996-05-29 松下電器産業株式会社 電気炊飯器
JP2750568B2 (ja) * 1995-09-19 1998-05-13 株式会社日立ホームテック 炊飯器

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Publication number Publication date
JPS60106415A (ja) 1985-06-11

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