JPS5854008Y2 - 電気煮炊調理器具 - Google Patents
電気煮炊調理器具Info
- Publication number
- JPS5854008Y2 JPS5854008Y2 JP10378678U JP10378678U JPS5854008Y2 JP S5854008 Y2 JPS5854008 Y2 JP S5854008Y2 JP 10378678 U JP10378678 U JP 10378678U JP 10378678 U JP10378678 U JP 10378678U JP S5854008 Y2 JPS5854008 Y2 JP S5854008Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- switch
- cooking
- rice
- temperature
- Prior art date
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- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
一般家庭において、煮込み料理等調理用熱源としては、
ガスが主として使われている。
ガスが主として使われている。
ガスは熱カロリーが高く経済性にすぐれた熱源であるが
、反面熱量のコントロールが難しく、必らずしも全ての
料理に適した熱源ではない。
、反面熱量のコントロールが難しく、必らずしも全ての
料理に適した熱源ではない。
それにくらべて電気熱源は熱量コントロールが容易であ
る。
る。
そこで、どの家庭にもある電気炊飯器の電気熱源を利用
して、煮込み等の調理を行うことができれば、これ程望
ましいことはない。
して、煮込み等の調理を行うことができれば、これ程望
ましいことはない。
本考案はこのような要望に答えるもので、特に調理の熱
量コントロールに最も重要な熱応動スイッチを機能よく
動作させ、かつ熱量設定操作を簡単容易化したものであ
る。
量コントロールに最も重要な熱応動スイッチを機能よく
動作させ、かつ熱量設定操作を簡単容易化したものであ
る。
本考案を、その一実施例を示す図面に基いて説明すると
以下のとおりである。
以下のとおりである。
第1図は本考案にかかる電気煮炊調理器具実施例下部正
面図、第2図はその断面図である。
面図、第2図はその断面図である。
1は外鍋、2は外鍋1の底部1a上面に固定された円盤
状熱板、3は炊飯ヒータであって、500W程度のシー
ズヒータが熱板2内に環状に鋳込まれている。
状熱板、3は炊飯ヒータであって、500W程度のシー
ズヒータが熱板2内に環状に鋳込まれている。
4は動作温度が御飯の炊き上り終了温度附近に設定され
た非復帰型の熱動式スイッチ(以下、炊飯スイッチとい
う)であって、熱板2の中央貫通穴内に位置して取付け
られている。
た非復帰型の熱動式スイッチ(以下、炊飯スイッチとい
う)であって、熱板2の中央貫通穴内に位置して取付け
られている。
4aは炊飯スイッチ4の接点を示し、上昇下降する作動
杆41が上昇位置にあるときは閉じている。
杆41が上昇位置にあるときは閉じている。
5は外鍋1内に着脱自在に収納された内鍋であって、そ
の底部5a下面の中央部は炊飯スイッチ4の感熱部42
と、また中央部以外の底部5a下面は熱板2の上面とそ
れぞれ伝熱的に接触している。
の底部5a下面の中央部は炊飯スイッチ4の感熱部42
と、また中央部以外の底部5a下面は熱板2の上面とそ
れぞれ伝熱的に接触している。
6は炊飯ヒータよりも低電力の弱熱ヒータであって、ワ
ット数が炊飯ヒータ3の30〜70%程度のシーズヒー
タを熱板2内に、前記炊飯ヒータ3と同心固状に鋳込ん
で設けられている。
ット数が炊飯ヒータ3の30〜70%程度のシーズヒー
タを熱板2内に、前記炊飯ヒータ3と同心固状に鋳込ん
で設けられている。
7は釜内内容物である米粒の糊化が始まる温度よりやや
低い温度に対応する雰囲気温度に動作温度をもつサーマ
ルリードスイッチ等の強加熱開始スイッチであって、熱
板2下面の適当部位に近接して設けられている。
低い温度に対応する雰囲気温度に動作温度をもつサーマ
ルリードスイッチ等の強加熱開始スイッチであって、熱
板2下面の適当部位に近接して設けられている。
8はダイヤル8aを回すことによりその動作温度を変え
ることのできるバイメタル式自動温度調節用の熱応動ス
イッチである。
ることのできるバイメタル式自動温度調節用の熱応動ス
イッチである。
熱応動スイッチ8はその操作を簡単容易ならしめるため
、かつその熱応動機能を良好ならしめるべく配慮して設
ける必要がある。
、かつその熱応動機能を良好ならしめるべく配慮して設
ける必要がある。
そのため、ダイヤル8aはこれを切換スイッチ12その
他の操作部材と共に煮炊調理器具本体11の一個所に集
中設置し、熱応動スイッチ8にυ゛イヤル8a設置位置
に直近して外鍋1の側壁に取付ける。
他の操作部材と共に煮炊調理器具本体11の一個所に集
中設置し、熱応動スイッチ8にυ゛イヤル8a設置位置
に直近して外鍋1の側壁に取付ける。
熱応動スイッチ8はその、熱応動部を熱伝導性が良好な
金属からなるスイッチボックス8bの中に納め、スイッ
チボックス8bから突出した操作軸8cをダイヤル8a
と連結する。
金属からなるスイッチボックス8bの中に納め、スイッ
チボックス8bから突出した操作軸8cをダイヤル8a
と連結する。
そして、スイッチボックス8bのほぼ半分を外鍋1に穿
たれた孔の中に嵌め込んで受熱面8dを外鍋1の内部に
臨ませ、外鍋1内に収納した内鍋5と密着せしめ得る如
く取付けられている。
たれた孔の中に嵌め込んで受熱面8dを外鍋1の内部に
臨ませ、外鍋1内に収納した内鍋5と密着せしめ得る如
く取付けられている。
9は前記炊飯スイッチ4の作動杆41を上昇位置にセッ
トさせるレバーであって、軸10に枢支され、先端は作
動杆41の下端とピン等で連結され、後端は煮炊調理器
具本体11の側壁に形成された開口部11aより突出し
、外部から操作できるようになっている。
トさせるレバーであって、軸10に枢支され、先端は作
動杆41の下端とピン等で連結され、後端は煮炊調理器
具本体11の側壁に形成された開口部11aより突出し
、外部から操作できるようになっている。
12は煮炊調理器具本体11の側壁に取付けられた切換
スイッチ、13は該切換スイッチに連動する強熱調理ス
イッチである。
スイッチ、13は該切換スイッチに連動する強熱調理ス
イッチである。
第3図は第1,2図に示す電気煮炊調理器具の電気回路
の主要部を示すものであり、炊飯スイッチ4と強熱開始
スイッチ7及び炊飯ヒータ3は直列に接続されて炊飯直
列回路Aを形成し、強熱開始スイッチ7及び炊飯ヒータ
3に対して、並列に弱熱ヒータ6が接続されている。
の主要部を示すものであり、炊飯スイッチ4と強熱開始
スイッチ7及び炊飯ヒータ3は直列に接続されて炊飯直
列回路Aを形成し、強熱開始スイッチ7及び炊飯ヒータ
3に対して、並列に弱熱ヒータ6が接続されている。
8は前記炊飯スイッチ4と強熱開始スイッチ7との間に
一端が接続され、他端すは、前記炊飯スイッチ4の電源
側端子aとの交替的選択を自由にするための切換スイッ
チ12を介して、電源に接続され、ダイヤル8aを回転
することによりその開切温度を自由に変えられるバイメ
タル式常閉型の熱応動スイッチであり、前記強熱開始ス
イッチ7、炊飯ヒータ3、弱熱ヒータ6とともに調理回
路Bを形成する。
一端が接続され、他端すは、前記炊飯スイッチ4の電源
側端子aとの交替的選択を自由にするための切換スイッ
チ12を介して、電源に接続され、ダイヤル8aを回転
することによりその開切温度を自由に変えられるバイメ
タル式常閉型の熱応動スイッチであり、前記強熱開始ス
イッチ7、炊飯ヒータ3、弱熱ヒータ6とともに調理回
路Bを形成する。
前記強熱開始スイッチ7には、これと並列に強熱調理ス
イッチ13が並設され、該強熱調理スイッチ13は切換
スイッチ12と連動して開切する。
イッチ13が並設され、該強熱調理スイッチ13は切換
スイッチ12と連動して開切する。
次に、第1図〜第3図に示す本考案電気煮炊調理器具の
動作を説明する。
動作を説明する。
まず炊飯器として利用したい時は、切換スイッチ12を
炊飯回路A側(こ切換える(端子a)。
炊飯回路A側(こ切換える(端子a)。
次にレバー9の操作端9aを押下げると、該レバー9の
作動先端が上がり、炊飯スイッチ4の作動杆41を押上
げるため、炊飯スイッチ4の接点4aが閉成し、炊飯が
開始される。
作動先端が上がり、炊飯スイッチ4の作動杆41を押上
げるため、炊飯スイッチ4の接点4aが閉成し、炊飯が
開始される。
この炊飯開始時においては、熱板2の強加熱開始スイッ
チ7の設置部近傍の雰囲気温度は未だ米粒が糊化する温
度には遠く及ばないから強加熱開始スイッチ7は開切状
態にあり、しかも強熱調理スイッチ13も開切状態にあ
るため、炊飯ヒータ3には電流は流れず、弱熱ヒータ6
のみに電流が流れる結果、釜内内容物である米粒が糊化
状態になる一定温度になるまでの炊飯初期においては、
ヒータ発熱量は小さく抑制される。
チ7の設置部近傍の雰囲気温度は未だ米粒が糊化する温
度には遠く及ばないから強加熱開始スイッチ7は開切状
態にあり、しかも強熱調理スイッチ13も開切状態にあ
るため、炊飯ヒータ3には電流は流れず、弱熱ヒータ6
のみに電流が流れる結果、釜内内容物である米粒が糊化
状態になる一定温度になるまでの炊飯初期においては、
ヒータ発熱量は小さく抑制される。
しかしながら、この状態がしばらく続くと温度は次第に
上昇し、やがて強加熱開始スイッチ7の閉成温度附近に
達し、強加熱開始スイッチ7が閉成するため、以後は炊
飯ヒータ3に電流が流れるようになり、ヒータ発熱量が
増大し、御飯を勢いよく炊き上げる。
上昇し、やがて強加熱開始スイッチ7の閉成温度附近に
達し、強加熱開始スイッチ7が閉成するため、以後は炊
飯ヒータ3に電流が流れるようになり、ヒータ発熱量が
増大し、御飯を勢いよく炊き上げる。
御飯が炊き上ると、炊飯スイッチ4の接点4aが開切し
炊飯加熱は終了する。
炊飯加熱は終了する。
次に調理器として使用したい時は、ダイヤル8aを回す
ことにより被調理物に応じた適切な温度を設定し、切換
スイッチ12を調理回路の方へ切換える(端子b)。
ことにより被調理物に応じた適切な温度を設定し、切換
スイッチ12を調理回路の方へ切換える(端子b)。
そうするとスイッチ13も連動して閉成する。
従って電流は弱熱ヒータ6と炊飯ヒータ3の双方に流れ
始め調理が始る。
始め調理が始る。
温度が上昇し、目的の温度になると常閉型熱応動スイッ
チ8がその温度を逸早く感知して開切し、以後その温度
に制御され、調理が終了する。
チ8がその温度を逸早く感知して開切し、以後その温度
に制御され、調理が終了する。
なお前記強熱調理スイッチ13は必しも必要でない。
すなわち加熱初期は弱加熱、一定以上になると強加熱に
なるようにしてもよい。
なるようにしてもよい。
以上の如く構成される本案電気調理器は、炊飯したい時
は炊飯回路の方へスイッチをいれると、始め弱熱加熱を
行うため米粒の中に水を十分浸透させることができ、糊
化温度に近い温度になると、一気に強熱加熱を行って炊
き上げるため、米粒のα化が十二分に行われ美味しい御
飯を炊き上げることができるのみならず煮込等の調理を
したい時は、調理回路の方へスイッチを切り換え、常閉
型熱応動スイッチの動作温度を被調理物に応じた温度に
設定しておけば、該常閉型熱応動スイッチはその受熱面
と接した内鍋の温度を正確に感知し迅速Oこ動作して、
煮込み等の調理の温度コントロールがきめ細くできると
いう利点を有する外、常閉型熱応動スイッチの操作用ダ
イヤルは切換スイッチ等信の操作部材と共に集中設置し
、該常閉型熱応動スイッチ自体を操作用ダイヤルと対応
した直近位置に取付けたため、全体の構造が簡単となり
、かつ操作が極めて容易である。
は炊飯回路の方へスイッチをいれると、始め弱熱加熱を
行うため米粒の中に水を十分浸透させることができ、糊
化温度に近い温度になると、一気に強熱加熱を行って炊
き上げるため、米粒のα化が十二分に行われ美味しい御
飯を炊き上げることができるのみならず煮込等の調理を
したい時は、調理回路の方へスイッチを切り換え、常閉
型熱応動スイッチの動作温度を被調理物に応じた温度に
設定しておけば、該常閉型熱応動スイッチはその受熱面
と接した内鍋の温度を正確に感知し迅速Oこ動作して、
煮込み等の調理の温度コントロールがきめ細くできると
いう利点を有する外、常閉型熱応動スイッチの操作用ダ
イヤルは切換スイッチ等信の操作部材と共に集中設置し
、該常閉型熱応動スイッチ自体を操作用ダイヤルと対応
した直近位置に取付けたため、全体の構造が簡単となり
、かつ操作が極めて容易である。
なお煮込み等調理を行・うときは炊飯器の蓋に、ガラス
製の蓋を使用するのがよい。
製の蓋を使用するのがよい。
第1図は本考案にかかる電気煮炊調理器具の下部正面図
、第2図はその下部断面図、第3図は本考案にかかる電
気煮炊調理器具の主要電気回路図である。 1・・・・・・外鍋、2・・・・・・円盤状熱板、3・
・・・・・炊飯ヒータ、4・・・・・・炊飯スイッチ、
5・・・・・・内鍋、6・・・・・・弱熱ヒータ、T・
・・・・・強加熱開始スイッチ、8・・・・・・常閉型
熱応動スイッチ、12・・・・・・切換スイッチ、13
・・・・・・強熱調理スイッチ、A・・・・・・炊飯直
列回路、B・・・・・・調理回路。
、第2図はその下部断面図、第3図は本考案にかかる電
気煮炊調理器具の主要電気回路図である。 1・・・・・・外鍋、2・・・・・・円盤状熱板、3・
・・・・・炊飯ヒータ、4・・・・・・炊飯スイッチ、
5・・・・・・内鍋、6・・・・・・弱熱ヒータ、T・
・・・・・強加熱開始スイッチ、8・・・・・・常閉型
熱応動スイッチ、12・・・・・・切換スイッチ、13
・・・・・・強熱調理スイッチ、A・・・・・・炊飯直
列回路、B・・・・・・調理回路。
Claims (1)
- 炊飯と炊飯以外の調理を行なうことのできる電気煮炊調
理器具において、煮炊調理の温度を設定する熱応動スイ
ッチは、その受熱面を外鍋内に臨ませて内部に収納され
る内鍋に接し得る如く外鍋の側壁に取付けられ、前記熱
応動スイッチの操作ダイヤルは、該熱応動スイッチに直
近し、かつ切換スイッチ等地の操作部材と共に、煮炊調
理器具本体の1個所に集中して取付けられていることを
特徴とする電気煮炊調理器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10378678U JPS5854008Y2 (ja) | 1978-07-27 | 1978-07-27 | 電気煮炊調理器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10378678U JPS5854008Y2 (ja) | 1978-07-27 | 1978-07-27 | 電気煮炊調理器具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5519589U JPS5519589U (ja) | 1980-02-07 |
JPS5854008Y2 true JPS5854008Y2 (ja) | 1983-12-08 |
Family
ID=29044613
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10378678U Expired JPS5854008Y2 (ja) | 1978-07-27 | 1978-07-27 | 電気煮炊調理器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5854008Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-07-27 JP JP10378678U patent/JPS5854008Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5519589U (ja) | 1980-02-07 |
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