JPS5845623Y2 - 電気炊飯器 - Google Patents

電気炊飯器

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Publication number
JPS5845623Y2
JPS5845623Y2 JP1977149820U JP14982077U JPS5845623Y2 JP S5845623 Y2 JPS5845623 Y2 JP S5845623Y2 JP 1977149820 U JP1977149820 U JP 1977149820U JP 14982077 U JP14982077 U JP 14982077U JP S5845623 Y2 JPS5845623 Y2 JP S5845623Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rice
temperature
inductor
cooking
rice cooker
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977149820U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54103366U (ja
Inventor
照男 竹田
洋一 日高
健治 大神
Original Assignee
タイガー魔法瓶株式会社
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Publication date
Application filed by タイガー魔法瓶株式会社 filed Critical タイガー魔法瓶株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は炊飯ヒータに直列に接続した特定のインダクタ
ー(インピーダンス変成器)のインピーダンスの変化を
利用して、炊飯初期における炊飯ヒータへ流れる電流の
制御を行うことによって、美味しい御飯が炊けるように
した新規な電気炊飯器(電子ジャー炊飯器も含む)に関
する。
以下本考案をその実施例を示す図面に基いて説明する。
第1図及び第2図において1は外鍋、2は外鍋1の底壁
1a上面に固定された円盤状熱板、3は熱板2内に環状
に鋳込まれた炊飯ヒータ、4は炊飯ヒータ3と直列に接
続され、該炊飯ヒータ3への通電をオンオフする非復帰
型の熱動式スイッチ(以下、炊飯スイッチという)であ
って、熱板2の中央貫通穴内に位置して取付けられてい
る。
4aは炊飯スイッチ4の接点を示し、上昇下降する作動
杆41が上昇位置にあるときは閉じている。
5は外鍋1内に着脱自在に収納された内鍋であって、そ
の底壁5a下面中央に設けられた被感熱部5bは炊飯ス
イッチ4の感熱部と、また中央部以外の底壁5a下面は
熱板2上面とそれぞれ伝熱的に接続している。
6は炊飯スイッチ4の作動杆41を上昇位置にセットさ
せるレバーであって、軸7に枢支され、その先端が炊飯
スイッチ4の作動杆41の下端とピン等で連結され、後
端が炊飯器本体8の側壁に形成された開口部8aより突
出している。
9は炊飯ヒータ3と炊飯スイッチ4の接点4aとの間に
直列に接続され、後述する如く、炊飯ヒータ3への電流
を制御する特定のインダクターである。
このインダクター9はコア9aの一部を感温フェライト
部9bとなしたものであって、この感温フェライト自体
の温度−透磁率特性によって次のような作用をする。
即ち、感温フェライトはその温度が低いときはそれ自体
強度性体であるから、インダクター9のインピーダンス
は大きくなり、他方、感温フェライトはその温度が上昇
するにつれて徐々にその透磁率が低下する性質を有し、
一定の温度(キューリ一点)にまで昇温すると非磁性体
となるためインダクター9のインピーダンスは急激に小
さくなるという関係にある。
このインダクター9はその感温フェライト部9bを内鍋
5の外側面に臨んで位置させ、るようにして外鍋1の側
壁に取付けられる。
10は保温用ヒータ、保温スイッチ等からなる保温回路
であって、前記炊飯ヒータ3、インダクター9及び炊飯
スイッチの接点4aを直列に接続してなる炊飯回路Sに
対して並列に交流電源間に接続されている。
上記のように構成してなる本考案電気炊飯器は、炊飯開
始時に電源を入れて、レバー6の後端を押下げ作動杆4
1を上昇させて炊飯スイッチの接点4aをオンの状態に
セットさせると、炊飯回路Sは通電状態になる。
ところで、炊飯開始時においては、内鍋内容物は勿論、
インダクター9周囲の雰囲気温度も低いから、前述の如
く、インダクター9のインピーダンスは大きい。
従って、炊飯回路Sには小さい電流しか流れず炊飯ヒー
タ3の発熱量は小さいので内鍋内容物の温度は徐々にし
か上昇しない。
内鍋内容物温度の緩慢な上昇に対応し、て感温フエライ
I一部9bの温度は徐々に上昇するが、その雰囲気温度
がキューリ一点に達すると前述の如くインダクター9の
インピーダンスは急激に小さくなる。
従って、このとき炊飯回路Sには大きい電流が流れ炊飯
ヒータ3の発熱量は増大するので、内鍋内容物はその温
度が急速に上昇し、勢いよく炊き上げられる。
以上説明したように、本考案電気炊飯器は、特定のイ)
ダクター9を用いることにより炊飯初期における炊飯ヒ
ータ3の通電発熱量を制御、即ち炊き初めの時期におい
ては小さい発熱量で炊飯加熱を行うから、従来の電気炊
飯器にみられたような欠点、即ち炊飯開始から大きい発
熱量で加熱してしまう結果、糊化した米粒が内鍋5の底
部分に焦げつくという不都合な現象は生じない。
また、米粒の澱分が十分な水の吸収をし、糊化が進む段
階(炊飯中期)の内鍋内容物の温度が40〜45℃前後
に達する際の内鍋外側雰囲気温度に見合う温度範囲内に
前記キューリ一点を設定したインダクター9を選択採用
し、この段階において大きい発熱量で加熱し釜内温度を
早く上昇させるようにすればアミラーゼ等の酵素の作用
の下に澱分をテ゛キストリンや還元糖に分解させ得るの
で、美味しい御飯を炊くことができる。
また、炊飯ヒータ3への電力制御はインダクター9によ
る無接点電力制御であるために故障が少ないという利点
もある。
なお、本考案において、インダクターはそのコアの全部
を感温フィライトで形成してもよく、またインダクター
の配設位置は、上記実施例図の場合に限られるものでな
く、その感温フェライト部を内鍋の外側面に臨ませる如
くするのであれば、外鍋の側壁のどの位置であってもよ
い。
このようにしておけば、インダクターは、炊飯初期を経
た後において、鍋内の急速昇温時期を決定するための温
度を正確に感知することができ、これによって美味しい
御飯を確実に炊き上げることかで゛きる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案実施例に係る電気炊飯器を示し、第1図は
その概略縦断側面図、第2図はその回路構成を示す電気
回路図である。 1・・・・・・外鍋、2・・・・・・熱板、3・・・・
・・炊飯ヒータ、4・・・・・・炊飯スイッチ、4a・
・・・・・炊飯スイッチの接点、5・・・・・・内鍋、
9・・・・・・インダクター、9a・・・・・・コア、
9b・・・・・・感温フェライト部、10・・・・・・
保温回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 炊飯ヒータに対し、コアの一部又は全部を感温フェライ
    トで形成したインダクターを直列に接続し、該インダク
    ターはその感温フェライト部を内鍋の外側面に臨ましめ
    る如く外鍋の側壁に取付けられていることを特徴とする
    電気炊飯器。
JP1977149820U 1977-11-07 1977-11-07 電気炊飯器 Expired JPS5845623Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977149820U JPS5845623Y2 (ja) 1977-11-07 1977-11-07 電気炊飯器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977149820U JPS5845623Y2 (ja) 1977-11-07 1977-11-07 電気炊飯器

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Publication Number Publication Date
JPS54103366U JPS54103366U (ja) 1979-07-20
JPS5845623Y2 true JPS5845623Y2 (ja) 1983-10-17

Family

ID=29133497

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JP1977149820U Expired JPS5845623Y2 (ja) 1977-11-07 1977-11-07 電気炊飯器

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JPS54103366U (ja) 1979-07-20

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