JP2620679B2 - 電気煮炊器の制御装置 - Google Patents
電気煮炊器の制御装置Info
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- JP2620679B2 JP2620679B2 JP19992394A JP19992394A JP2620679B2 JP 2620679 B2 JP2620679 B2 JP 2620679B2 JP 19992394 A JP19992394 A JP 19992394A JP 19992394 A JP19992394 A JP 19992394A JP 2620679 B2 JP2620679 B2 JP 2620679B2
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- Japan
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- boiling
- heater
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、おかゆ等の調理の行な
える電気炊飯器の様な電気煮炊器の制御装置に関する。
える電気炊飯器の様な電気煮炊器の制御装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、電気炊飯器にあっては、特開昭５
７−１３６４２１号公報に見られるように内鍋の底部に
感熱体を設け、この感熱体の出力に基づいてヒータを制
御するようにしている。この様な電気炊飯器にあって
は、炊飯完了の検知及び低温域の温度検知に良好な結果
を得ることができるが、炊飯用のヒータが近くにありこ
の熱影響を大きく受けたり、又被調理物の温度分布の不
均一に大きく左右されることになる為、被調理物の沸騰
検知には余り好ましい結果が得られないものであった。
７−１３６４２１号公報に見られるように内鍋の底部に
感熱体を設け、この感熱体の出力に基づいてヒータを制
御するようにしている。この様な電気炊飯器にあって
は、炊飯完了の検知及び低温域の温度検知に良好な結果
を得ることができるが、炊飯用のヒータが近くにありこ
の熱影響を大きく受けたり、又被調理物の温度分布の不
均一に大きく左右されることになる為、被調理物の沸騰
検知には余り好ましい結果が得られないものであった。
【０００３】特に、おかゆ等の調理を理想的な形で行な
うには、被調理物の正確な沸騰検知が必要となるため、
上記構成においては、おかゆ等の調理を良好な状態で行
なうことができなかった。
うには、被調理物の正確な沸騰検知が必要となるため、
上記構成においては、おかゆ等の調理を良好な状態で行
なうことができなかった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の欠点を
考慮して、おかゆ等の調理を良好な状態で行なうもので
ある。
考慮して、おかゆ等の調理を良好な状態で行なうもので
ある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、外鍋と、該外
鍋内に挿脱自在にして設けた被調理物を収納する内鍋
と、前記外鍋及び内鍋を施蓋する蓋体と、前記内鍋を加
熱する煮炊用ヒータとを有し、被調理物の沸騰を検知し
て前記煮炊用ヒータの発熱量を低下するように調節する
とともに、その後前記煮炊用ヒータの発熱量をさらに低
下して保温状態へ移行するものにおいて、おかゆ炊きを
選択する選択手段と、前記蓋体内に設けた感熱体により
沸騰検知を行う沸騰検知手段と、おかゆ炊きが選択され
ると、前記沸騰検知手段による沸騰検知後、被調理物の
温度を所定時間沸騰温度付近に維持するように前記煮炊
用ヒータの発熱量を低下させ、前記所定時間が経過する
と、前記保温状態への移行に際して前記煮炊用ヒータの
発熱を停止するおかゆ調理手段を設けたものである。
鍋内に挿脱自在にして設けた被調理物を収納する内鍋
と、前記外鍋及び内鍋を施蓋する蓋体と、前記内鍋を加
熱する煮炊用ヒータとを有し、被調理物の沸騰を検知し
て前記煮炊用ヒータの発熱量を低下するように調節する
とともに、その後前記煮炊用ヒータの発熱量をさらに低
下して保温状態へ移行するものにおいて、おかゆ炊きを
選択する選択手段と、前記蓋体内に設けた感熱体により
沸騰検知を行う沸騰検知手段と、おかゆ炊きが選択され
ると、前記沸騰検知手段による沸騰検知後、被調理物の
温度を所定時間沸騰温度付近に維持するように前記煮炊
用ヒータの発熱量を低下させ、前記所定時間が経過する
と、前記保温状態への移行に際して前記煮炊用ヒータの
発熱を停止するおかゆ調理手段を設けたものである。
【０００６】
【作用】おかゆ炊きが選択されると、沸騰検知手段によ
る沸騰検知後、被調理物の温度を所定時間沸騰温度付近
に維持するように煮炊用ヒータの発熱量を低下させ、前
記所定時間が経過すると、保温状態への移行に際して前
記煮炊用ヒータの発熱を停止するものであるから、おか
ゆ等の水分の多いものを調理する場合には、おかゆの沸
騰を正確に検知して吹き溢れを防止することができると
ともに、沸騰温度付近の高温に所定時間維持してα化を
促進する。また、前述の所定時間後に煮炊用ヒータの発
熱を停止しておかゆの糊化を防ぐものである。
る沸騰検知後、被調理物の温度を所定時間沸騰温度付近
に維持するように煮炊用ヒータの発熱量を低下させ、前
記所定時間が経過すると、保温状態への移行に際して前
記煮炊用ヒータの発熱を停止するものであるから、おか
ゆ等の水分の多いものを調理する場合には、おかゆの沸
騰を正確に検知して吹き溢れを防止することができると
ともに、沸騰温度付近の高温に所定時間維持してα化を
促進する。また、前述の所定時間後に煮炊用ヒータの発
熱を停止しておかゆの糊化を防ぐものである。
【０００７】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図１は概略断面図を示す。１は円筒状のフレーム、２は
該フレームに内装した有底筒状の外鍋、３は該外鍋内に
挿脱自在にして設け被調理物を収納する内鍋、４は前記
外鍋２の内底部に設けたリング状の煮炊用ヒータ、５は
前記外鍋２の底面中央部に設けられ常時スプリング６に
よって内鍋３の外底面（被調理物が沸騰温度に到達する
まで最も被調理物の温度を正確に感知する位置）に密着
すべく附勢された第一感熱体で、温度上昇により抵抗値
が低下する負のサーミスターであり約７０度付近にキュ
ーリーポイントを設定している。
図１は概略断面図を示す。１は円筒状のフレーム、２は
該フレームに内装した有底筒状の外鍋、３は該外鍋内に
挿脱自在にして設け被調理物を収納する内鍋、４は前記
外鍋２の内底部に設けたリング状の煮炊用ヒータ、５は
前記外鍋２の底面中央部に設けられ常時スプリング６に
よって内鍋３の外底面（被調理物が沸騰温度に到達する
まで最も被調理物の温度を正確に感知する位置）に密着
すべく附勢された第一感熱体で、温度上昇により抵抗値
が低下する負のサーミスターであり約７０度付近にキュ
ーリーポイントを設定している。
【０００８】７は外鍋２及び内鍋３を施蓋する回動自在
な蓋体で、外蓋８と熱伝導の良好な内蓋９と夫々の蓋の
外周縁間に挟持した蓋パッキング１０と内蓋９の上面
（沸騰温度を正確に感知する位置）に密着して設けた沸
騰検知手段となる第二感熱体１１とからなり、該感熱体
は温度上昇により抵抗値が増加する正のサーミスターで
あり、約８０度付近にキューリーポイントを設定してい
る。
な蓋体で、外蓋８と熱伝導の良好な内蓋９と夫々の蓋の
外周縁間に挟持した蓋パッキング１０と内蓋９の上面
（沸騰温度を正確に感知する位置）に密着して設けた沸
騰検知手段となる第二感熱体１１とからなり、該感熱体
は温度上昇により抵抗値が増加する正のサーミスターで
あり、約８０度付近にキューリーポイントを設定してい
る。
【０００９】１２は前記蓋体７の下面に装着自在にして
設けた補助蓋、１３は前記フレーム１と外鍋２の上方開
口部の端縁を嵌合固定するフレームカバー、１４は前記
フレーム１の下部に固定した裏蓋で、後述する電子回路
１５の収納室１６を形成している。
設けた補助蓋、１３は前記フレーム１と外鍋２の上方開
口部の端縁を嵌合固定するフレームカバー、１４は前記
フレーム１の下部に固定した裏蓋で、後述する電子回路
１５の収納室１６を形成している。
【００１０】図２は電子回路を示すもので、ＭＣは入力
ゲートＩ1、Ｉ2と出力ゲートＯ0を有し予め定められた
機能をプログラミングされたマイクロコンピューター
、ＲＹは内蔵する接点ＲＹＳを前記煮炊用ヒータ４に
直列接続したリレー、Ｅは直流電源、ＳＴＷは該電源に
直列接続したスタートスイッチ、ＢＧ1は前記第一感熱
体５を含む第一ブリッジ回路で、一辺は第一感熱体５と
抵抗Ｒ1を直列接続し他辺は抵抗Ｒ2と抵抗Ｒ3を直列接
続して基準電圧を設定し、夫々の接続部を第一コンパレ
ーターＣＰ1の入力ゲートに接続し該コンパレーターの
出力は前記マイクロコンピューター ＭＣの１つの入力
ゲートＩ1に接続している。
ゲートＩ1、Ｉ2と出力ゲートＯ0を有し予め定められた
機能をプログラミングされたマイクロコンピューター
、ＲＹは内蔵する接点ＲＹＳを前記煮炊用ヒータ４に
直列接続したリレー、Ｅは直流電源、ＳＴＷは該電源に
直列接続したスタートスイッチ、ＢＧ1は前記第一感熱
体５を含む第一ブリッジ回路で、一辺は第一感熱体５と
抵抗Ｒ1を直列接続し他辺は抵抗Ｒ2と抵抗Ｒ3を直列接
続して基準電圧を設定し、夫々の接続部を第一コンパレ
ーターＣＰ1の入力ゲートに接続し該コンパレーターの
出力は前記マイクロコンピューター ＭＣの１つの入力
ゲートＩ1に接続している。
【００１１】ＢＧ2は前記第二感熱体１１を含む第二ブ
リッジ回路で、一辺は第二感熱体１１と抵抗Ｒ4を直列
接続し他辺は抵抗Ｒ5と抵抗Ｒ6を直列接続して基準電圧
を設定し、夫々の接続部を第二コンパレーターＣＰ2の
入力ゲートに接続し該コンパレーターの出力は前記マイ
クロコンピューターＭＣの他の１つの入力ゲートＩ2に
接続している。
リッジ回路で、一辺は第二感熱体１１と抵抗Ｒ4を直列
接続し他辺は抵抗Ｒ5と抵抗Ｒ6を直列接続して基準電圧
を設定し、夫々の接続部を第二コンパレーターＣＰ2の
入力ゲートに接続し該コンパレーターの出力は前記マイ
クロコンピューターＭＣの他の１つの入力ゲートＩ2に
接続している。
【００１２】Ｒ7、Ｒ8は夫々のコンパレーターの出力ゲ
ートに接続した帰還用の抵抗、Ｔｒは前記リレーＲＹに
直列接続され前記マイクロコンピューターＭＣの出力ゲ
ートＯ0によって抵抗Ｒ9を介しＯＮ−ＯＦＦするドライ
バーである。
ートに接続した帰還用の抵抗、Ｔｒは前記リレーＲＹに
直列接続され前記マイクロコンピューターＭＣの出力ゲ
ートＯ0によって抵抗Ｒ9を介しＯＮ−ＯＦＦするドライ
バーである。
【００１３】次に動作について述べる。初めに、普通の
炊飯を行なう場合は内鍋３内に所定量の水と米を収納し
外鍋２内に挿入すると共にマイクロコンピューター Ｍ
Ｃの他の入力ゲート（図示せず）に接続した入力レベル
切替スイッチ（図示せず）を操作して「炊飯」位置にセ
ットしスタートスイッチＳＴＷをＯＮにして第一感熱体
５のみの温度検出状態とし炊飯動作を行なう。
炊飯を行なう場合は内鍋３内に所定量の水と米を収納し
外鍋２内に挿入すると共にマイクロコンピューター Ｍ
Ｃの他の入力ゲート（図示せず）に接続した入力レベル
切替スイッチ（図示せず）を操作して「炊飯」位置にセ
ットしスタートスイッチＳＴＷをＯＮにして第一感熱体
５のみの温度検出状態とし炊飯動作を行なう。
【００１４】ここで、おかゆを炊く場合は内鍋３内に米
と多い目の水を収納し該内鍋を外鍋２内に挿入すると共
に切替スイッチ（選択手段）を操作して「おかゆ」位置
にセットしスタートスイッチＳＴＷをＯＮにする。
と多い目の水を収納し該内鍋を外鍋２内に挿入すると共
に切替スイッチ（選択手段）を操作して「おかゆ」位置
にセットしスタートスイッチＳＴＷをＯＮにする。
【００１５】このＯＮ動作に伴ないマイクロコンピュー
ター ＭＣの出力ゲートＯ0の出力信号は抵抗Ｒ9を介し
てドライバーＴｒをＯＮにしリレーＲＹを駆動して接点
ＲＹＳを介して煮炊用ヒータ４に通電する。
ター ＭＣの出力ゲートＯ0の出力信号は抵抗Ｒ9を介し
てドライバーＴｒをＯＮにしリレーＲＹを駆動して接点
ＲＹＳを介して煮炊用ヒータ４に通電する。
【００１６】これは第一感熱体５の抵抗値が大きいため
に第一コンパレーターＣＰ1の出力は「Ｈ」となり、こ
れを受けてマイクロコンピューターＭＣの出力ゲートが
「Ｈ」となるためである。
に第一コンパレーターＣＰ1の出力は「Ｈ」となり、こ
れを受けてマイクロコンピューターＭＣの出力ゲートが
「Ｈ」となるためである。
【００１７】おかゆの温度は図３の様に煮炊用ヒータ４
の熱量が直接内鍋３を加熱することから急激に上昇し約
９０度付近に達すると、第一感熱体５の温度は約７０度
に達して第一コンパレーターＣＰ1の出力は「Ｈ」から
「Ｌ」となりマイクロコンピューターＭＣ内の第一プロ
グラムによりリレーＲＹを所定の間隔で「ＯＮ」「ＯＦ
Ｆ」して煮炊用ヒータ４の発熱量を若干低下せしめ徐々
に沸騰温度に到達せしめる。
の熱量が直接内鍋３を加熱することから急激に上昇し約
９０度付近に達すると、第一感熱体５の温度は約７０度
に達して第一コンパレーターＣＰ1の出力は「Ｈ」から
「Ｌ」となりマイクロコンピューターＭＣ内の第一プロ
グラムによりリレーＲＹを所定の間隔で「ＯＮ」「ＯＦ
Ｆ」して煮炊用ヒータ４の発熱量を若干低下せしめ徐々
に沸騰温度に到達せしめる。
【００１８】おかゆの温度が沸騰温度に到達すると、内
鍋３内の蒸気の発生量が急激に増加しこの蒸気は補助蓋
１２及び内蓋９を加熱して該内蓋は約８０度に達する。
鍋３内の蒸気の発生量が急激に増加しこの蒸気は補助蓋
１２及び内蓋９を加熱して該内蓋は約８０度に達する。
【００１９】この温度を感知した第二感熱体１１はその
抵抗値が急激に増加するため第二コンパレーターＣＰ2
の出力が「Ｌ」から「Ｈ」となりマイクロコンピュータ
ーＭＣの入力ゲートＩ2に入力され出力ゲートＯ0はおか
ゆが沸騰温度付近を所定時間（約２０分間）維持すべく
第２のプログラムによってドライバーＴｒを制御し煮炊
用ヒータ４の発熱量を更に低下せしめる如く「ＯＮ」
「ＯＦＦ」制御する。
抵抗値が急激に増加するため第二コンパレーターＣＰ2
の出力が「Ｌ」から「Ｈ」となりマイクロコンピュータ
ーＭＣの入力ゲートＩ2に入力され出力ゲートＯ0はおか
ゆが沸騰温度付近を所定時間（約２０分間）維持すべく
第２のプログラムによってドライバーＴｒを制御し煮炊
用ヒータ４の発熱量を更に低下せしめる如く「ＯＮ」
「ＯＦＦ」制御する。
【００２０】やがて、所定時間を経過するとマイクロコ
ンピューターＭＣの出力デューティを大きく変え煮炊用
ヒータ４の通電率を最も少なくし保温状態に移行せしめ
る。この所定時間の経過後は煮炊用ヒータ４の発熱を完
全に停止する。
ンピューターＭＣの出力デューティを大きく変え煮炊用
ヒータ４の通電率を最も少なくし保温状態に移行せしめ
る。この所定時間の経過後は煮炊用ヒータ４の発熱を完
全に停止する。
【００２１】上述の様な、おかゆ炊き選択時の動作はお
かゆ調理手段としてあらかじめ前記マイクロコンピュー
ターＭＣにプログラムされている。
かゆ調理手段としてあらかじめ前記マイクロコンピュー
ターＭＣにプログラムされている。
【００２２】
【発明の効果】以上の様に本発明は、外鍋と、該外鍋内
に挿脱自在にして設けた被調理物を収納する内鍋と、前
記外鍋及び内鍋を施蓋する蓋体と、前記内鍋を加熱する
煮炊用ヒータとを有し、被調理物の沸騰を検知して前記
煮炊用ヒータの発熱量を低下するように調節するととも
に、その後前記煮炊用ヒータの発熱量をさらに低下して
保温状態へ移行するものにおいて、おかゆ炊きを選択す
る選択手段と、前記蓋体内に設けた感熱体により沸騰検
知を行う沸騰検知手段と、おかゆ炊きが選択されると、
前記沸騰検知手段による沸騰検知後、被調理物の温度を
所定時間沸騰温度付近に維持するように前記煮炊用ヒー
タの発熱量を低下させ、前記所定時間が経過すると、前
記保温状態への移行に際して前記煮炊用ヒータの発熱を
停止するおかゆ調理手段を設けたものであるから、おか
ゆ等の水分の多いものを調理する場合には、おかゆの沸
騰を正確に検知して沸騰後の過加熱による吹き溢れを防
止することができるとともに、米のα化に最適な沸騰温
度付近の高温に所定時間維持してα化を促進して芯のな
いおかゆをおいしく調理することができる、という効果
に加え、前述の所定時間後に煮炊用ヒータの発熱を停止
するためおかゆが糊になることがない、すなわち、加熱
保温などに起因するおかゆの糊化を確実に防ぐことがで
きる、という格別な効果を奏することができる。
に挿脱自在にして設けた被調理物を収納する内鍋と、前
記外鍋及び内鍋を施蓋する蓋体と、前記内鍋を加熱する
煮炊用ヒータとを有し、被調理物の沸騰を検知して前記
煮炊用ヒータの発熱量を低下するように調節するととも
に、その後前記煮炊用ヒータの発熱量をさらに低下して
保温状態へ移行するものにおいて、おかゆ炊きを選択す
る選択手段と、前記蓋体内に設けた感熱体により沸騰検
知を行う沸騰検知手段と、おかゆ炊きが選択されると、
前記沸騰検知手段による沸騰検知後、被調理物の温度を
所定時間沸騰温度付近に維持するように前記煮炊用ヒー
タの発熱量を低下させ、前記所定時間が経過すると、前
記保温状態への移行に際して前記煮炊用ヒータの発熱を
停止するおかゆ調理手段を設けたものであるから、おか
ゆ等の水分の多いものを調理する場合には、おかゆの沸
騰を正確に検知して沸騰後の過加熱による吹き溢れを防
止することができるとともに、米のα化に最適な沸騰温
度付近の高温に所定時間維持してα化を促進して芯のな
いおかゆをおいしく調理することができる、という効果
に加え、前述の所定時間後に煮炊用ヒータの発熱を停止
するためおかゆが糊になることがない、すなわち、加熱
保温などに起因するおかゆの糊化を確実に防ぐことがで
きる、という格別な効果を奏することができる。
【図１】本発明の電気煮炊器の制御装置を実装した器具
本体の概略断面図である。
本体の概略断面図である。
【図２】同じく電気回路図である。
【図３】同じく被調理物の特性図を示すものである。
１ フレーム ２ 外鍋 ３ 内鍋 ４ 煮炊用ヒータ ５ 第一感熱体 １１ 第二感熱体（沸騰検知手段） ＭＣ マイクロコンピューター
Claims (1)
- 【請求項１】 外鍋と、該外鍋内に挿脱自在にして設け
た被調理物を収納する内鍋と、前記外鍋及び内鍋を施蓋
する蓋体と、前記内鍋を加熱する煮炊用ヒータとを有
し、被調理物の沸騰を検知して前記煮炊用ヒータの発熱
量を低下するように調節するとともに、その後前記煮炊
用ヒータの発熱量をさらに低下して保温状態へ移行する
ものにおいて、おかゆ炊きを選択する選択手段と、前記
蓋体内に設けた感熱体により沸騰検知を行う沸騰検知手
段と、おかゆ炊きが選択されると、前記沸騰検知手段に
よる沸騰検知後、被調理物の温度を所定時間沸騰温度付
近に維持するように前記煮炊用ヒータの発熱量を低下さ
せ、前記所定時間が経過すると、前記保温状態への移行
に際して前記煮炊用ヒータの発熱を停止するおかゆ調理
手段を設けたことを特徴とする電気煮炊器の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19992394A JP2620679B2 (ja) | 1994-08-24 | 1994-08-24 | 電気煮炊器の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19992394A JP2620679B2 (ja) | 1994-08-24 | 1994-08-24 | 電気煮炊器の制御装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2403787A Division JPS62189020A (ja) | 1987-02-04 | 1987-02-04 | 電気煮炊器の制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07148066A JPH07148066A (ja) | 1995-06-13 |
| JP2620679B2 true JP2620679B2 (ja) | 1997-06-18 |
Family
ID=16415850
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19992394A Expired - Lifetime JP2620679B2 (ja) | 1994-08-24 | 1994-08-24 | 電気煮炊器の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2620679B2 (ja) |
-
1994
- 1994-08-24 JP JP19992394A patent/JP2620679B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07148066A (ja) | 1995-06-13 |
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