JPH0565471A - 反応性ホツトメルト接着剤 - Google Patents
反応性ホツトメルト接着剤Info
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- JPH0565471A JPH0565471A JP4046143A JP4614392A JPH0565471A JP H0565471 A JPH0565471 A JP H0565471A JP 4046143 A JP4046143 A JP 4046143A JP 4614392 A JP4614392 A JP 4614392A JP H0565471 A JPH0565471 A JP H0565471A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 弾性と初期接着力が優れた反応性ホットメル
ト接着剤を得ること。 【構成】 4,4'-ジフェニルメタンジイソシアネート、
ポリカプロラクトントリオール、OH基を有する熱可塑
性ウレタン樹脂および活性水素を有する低分子量キシレ
ン樹脂から誘導されるウレタンプレポリマーを含有する
反応性ホットメルト接着剤。
ト接着剤を得ること。 【構成】 4,4'-ジフェニルメタンジイソシアネート、
ポリカプロラクトントリオール、OH基を有する熱可塑
性ウレタン樹脂および活性水素を有する低分子量キシレ
ン樹脂から誘導されるウレタンプレポリマーを含有する
反応性ホットメルト接着剤。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、反応性ホットメルト接
着剤に関する。
着剤に関する。
【0002】
【従来の技術】ホットメルト接着剤は、固体且つ無溶剤
タイプであり、加温する操作を伴うだけで使えるなど使
いやすく有用なものである。また、反応性ホットメルト
接着剤は、更に耐熱性,接着性を向上させたものとして
近年注目されている。従来、反応性ホットメルト接着剤
としては、下記のものが知られている。 〔1〕末端にイソシアネート基を有するウレタンプレポ
リマーとエチレン−酢酸ビニル共重合体とテルペン−フ
ェノール共重合体とからなるもの。(特公昭51-30898号
公報) 〔2〕ポリカーボネートジオールと2,4-トルエンジイソ
シアネートとから誘導されるウレタンプレポリマーから
なるもの。(特開平2-305882号公報)
タイプであり、加温する操作を伴うだけで使えるなど使
いやすく有用なものである。また、反応性ホットメルト
接着剤は、更に耐熱性,接着性を向上させたものとして
近年注目されている。従来、反応性ホットメルト接着剤
としては、下記のものが知られている。 〔1〕末端にイソシアネート基を有するウレタンプレポ
リマーとエチレン−酢酸ビニル共重合体とテルペン−フ
ェノール共重合体とからなるもの。(特公昭51-30898号
公報) 〔2〕ポリカーボネートジオールと2,4-トルエンジイソ
シアネートとから誘導されるウレタンプレポリマーから
なるもの。(特開平2-305882号公報)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
反応性ホットメルト接着剤は、自動車部品,建設用部材
などの接合部に弾性と初期接着力が要求される用途向け
としてはこれら特性が不十分であり、使用できる用途が
限定されるという問題があった。
反応性ホットメルト接着剤は、自動車部品,建設用部材
などの接合部に弾性と初期接着力が要求される用途向け
としてはこれら特性が不十分であり、使用できる用途が
限定されるという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上述の状況
に鑑み、弾性と初期接着力が優れているため、上記のよ
うな用途にも拡大して使用できる反応性ホットメルト接
着剤を得ることを目的に鋭意検討した結果本発明に到達
した。即ち本発明は、下記<1>〜<4>により構成さ
れる。 <1>有機ポリイソシアネート化合物(a)およびポリ
オール(b1)から誘導される「ウレタンプレポリマ−
(1)」と、低分子量キシレン樹脂、低分子量クマロン
樹脂および低分子量スチレン樹脂から選ばれ、活性水素
を持たず、且つ粘着付与性を有する「樹脂(d1)」を
含有することを特徴とする反応性ホットメルト接着剤。 <2>有機ポリイソシアネート化合物(a)と、ポリオ
ール(b1)と、低分子量キシレン樹脂、低分子量クマ
ロン樹脂および低分子量スチレン樹脂から選ばれ、活性
水素を有し、且つ粘着付与性を有する樹脂(d2)とか
ら誘導される「ウレタンプレポリマ−(2)」を含有す
ることを特徴とする反応性ホットメルト接着剤。 <3>有機ポリイソシアネート化合物(a)、OH基を
有する熱可塑性ウレタン樹脂(c1)および必要により
ポリオール(b1)から誘導される「ウレタンプレポリ
マ−(3)」を含有することを特徴とする反応性ホット
メルト接着剤。 <4>有機ポリイソシアネート化合物(a)と、OH基
を有する熱可塑性ウレタン樹脂(c1)と、低分子量キ
シレン樹脂、低分子量クマロン樹脂および低分子量スチ
レン樹脂から選ばれ、活性水素を有し、且つ粘着付与性
を有する樹脂(d2)と、必要によりポリオール(b1)
から誘導される「ウレタンプレポリマ−(4)」を含有
することを特徴とする反応性ホットメルト接着剤。
に鑑み、弾性と初期接着力が優れているため、上記のよ
うな用途にも拡大して使用できる反応性ホットメルト接
着剤を得ることを目的に鋭意検討した結果本発明に到達
した。即ち本発明は、下記<1>〜<4>により構成さ
れる。 <1>有機ポリイソシアネート化合物(a)およびポリ
オール(b1)から誘導される「ウレタンプレポリマ−
(1)」と、低分子量キシレン樹脂、低分子量クマロン
樹脂および低分子量スチレン樹脂から選ばれ、活性水素
を持たず、且つ粘着付与性を有する「樹脂(d1)」を
含有することを特徴とする反応性ホットメルト接着剤。 <2>有機ポリイソシアネート化合物(a)と、ポリオ
ール(b1)と、低分子量キシレン樹脂、低分子量クマ
ロン樹脂および低分子量スチレン樹脂から選ばれ、活性
水素を有し、且つ粘着付与性を有する樹脂(d2)とか
ら誘導される「ウレタンプレポリマ−(2)」を含有す
ることを特徴とする反応性ホットメルト接着剤。 <3>有機ポリイソシアネート化合物(a)、OH基を
有する熱可塑性ウレタン樹脂(c1)および必要により
ポリオール(b1)から誘導される「ウレタンプレポリ
マ−(3)」を含有することを特徴とする反応性ホット
メルト接着剤。 <4>有機ポリイソシアネート化合物(a)と、OH基
を有する熱可塑性ウレタン樹脂(c1)と、低分子量キ
シレン樹脂、低分子量クマロン樹脂および低分子量スチ
レン樹脂から選ばれ、活性水素を有し、且つ粘着付与性
を有する樹脂(d2)と、必要によりポリオール(b1)
から誘導される「ウレタンプレポリマ−(4)」を含有
することを特徴とする反応性ホットメルト接着剤。
【0005】<1>〜<4>各々において、有機ポリイ
ソシアネ−ト化合物(a)としては、例えば、(イ)炭素
数[NCO基中の炭素を除く、以下、(ロ)〜(ニ)も同様]2〜
12の脂肪族ポリイソシアネート、(ロ)炭素数4〜15の脂環
式ポリイソシアネート、(ハ)炭素数8〜12の芳香脂肪族ポ
リイソシアネート、(ニ)炭素数6〜20の芳香族ポリイソシ
アネート、並びに、(ホ)これらのポリイソシアネートの
変性物があげられる。以下(イ)〜(ホ)の具体例をあげる。
ソシアネ−ト化合物(a)としては、例えば、(イ)炭素
数[NCO基中の炭素を除く、以下、(ロ)〜(ニ)も同様]2〜
12の脂肪族ポリイソシアネート、(ロ)炭素数4〜15の脂環
式ポリイソシアネート、(ハ)炭素数8〜12の芳香脂肪族ポ
リイソシアネート、(ニ)炭素数6〜20の芳香族ポリイソシ
アネート、並びに、(ホ)これらのポリイソシアネートの
変性物があげられる。以下(イ)〜(ホ)の具体例をあげる。
【0006】脂肪族ポリイソシアネート(イ)の具体例と
しては、エチレンジイソシアネート,テトラメチレンジ
イソシアネート,ヘキサメチレンジイソシアネート(HD
I),ドデカメチレンジイソシアネート,2,2,4-トリメ
チルヘキサンジイソシアネート,リジンジイソシアネー
ト,2,6-ジイソシアネートメチルカプロエート,ビス
(2-イソシアネートエチル)フマレート,ビス(2-イソ
シアネートエチル)カーボネートなどがあげられる。
しては、エチレンジイソシアネート,テトラメチレンジ
イソシアネート,ヘキサメチレンジイソシアネート(HD
I),ドデカメチレンジイソシアネート,2,2,4-トリメ
チルヘキサンジイソシアネート,リジンジイソシアネー
ト,2,6-ジイソシアネートメチルカプロエート,ビス
(2-イソシアネートエチル)フマレート,ビス(2-イソ
シアネートエチル)カーボネートなどがあげられる。
【0007】脂環式ポリイソシアネート(ロ)の具体例と
しては、イソホロンジイソシアネート(IPDI),ジシク
ロヘキシルメタンジイソシアネート(水添MDI),シク
ロヘキシレンジイソシアネート,メチルシクロヘキシレ
ンジイソシアネート(水添TDI),ビス(2-イソシアネ
ートエチル)4-シクロヘキセン-1,2-ジカルボキシレー
トなどがあげられる。
しては、イソホロンジイソシアネート(IPDI),ジシク
ロヘキシルメタンジイソシアネート(水添MDI),シク
ロヘキシレンジイソシアネート,メチルシクロヘキシレ
ンジイソシアネート(水添TDI),ビス(2-イソシアネ
ートエチル)4-シクロヘキセン-1,2-ジカルボキシレー
トなどがあげられる。
【0008】芳香脂肪族ポリイソシアネ−ト(ハ)の具体
例としては、キシリレンジイソシアネート,テトラメチ
ルキシリレンジイソシアネート,ビス(2-イソシアネー
トエチル)ベンゼンなどがあげられる。
例としては、キシリレンジイソシアネート,テトラメチ
ルキシリレンジイソシアネート,ビス(2-イソシアネー
トエチル)ベンゼンなどがあげられる。
【0009】芳香族ポリイソシアネート(ニ)の具体例と
しては、1,3-または1,4-フェニレンジイソシアネート,
2,4-または2,6-トルエンジイソシアネート(TDI),ジ
フェニルメタン-2,4'-または-4,4'-ジイソシアネート
(MDI),ナフチレン-1,5-ジイソシアネート,3,3'-ジ
メチルジフェニルメタン-4,4'-ジイソシアネート,o-ト
リジンジイソシアネート,トリフェニルメタントリイソ
シアネート,粗製TDI,ポリフェニルメタンポリイソシ
アネート(粗製MDI)などがあげられる。
しては、1,3-または1,4-フェニレンジイソシアネート,
2,4-または2,6-トルエンジイソシアネート(TDI),ジ
フェニルメタン-2,4'-または-4,4'-ジイソシアネート
(MDI),ナフチレン-1,5-ジイソシアネート,3,3'-ジ
メチルジフェニルメタン-4,4'-ジイソシアネート,o-ト
リジンジイソシアネート,トリフェニルメタントリイソ
シアネート,粗製TDI,ポリフェニルメタンポリイソシ
アネート(粗製MDI)などがあげられる。
【0010】ポリイソシアネートの変性物(ホ)の具体例
としては、上記(イ)〜(ニ)にカーボジイミド基,ウレチジ
オン基,ウレトンイミン基,ウレア基,ビューレット
基,イソシアヌレート基などを導入した変性物などがあ
げられる。以上例示したものは2種以上の混合物でも良
い。(イ)〜(ホ)のうち好ましいものは、(ロ),(ハ),(ニ)お
よび(ホ)である。
としては、上記(イ)〜(ニ)にカーボジイミド基,ウレチジ
オン基,ウレトンイミン基,ウレア基,ビューレット
基,イソシアヌレート基などを導入した変性物などがあ
げられる。以上例示したものは2種以上の混合物でも良
い。(イ)〜(ホ)のうち好ましいものは、(ロ),(ハ),(ニ)お
よび(ホ)である。
【0011】<1>〜<4>各々において、該ポリオー
ル(b1)としては、多価アルコール類(ヘ),ポリオキシ
アルキレンポリオール(ト),ポリエステルポリオール
(チ),ポリオレフィンポリオール(リ),重合体ポリオール
(ヌ),アクリルポリオール(ル)などがあげられる。
ル(b1)としては、多価アルコール類(ヘ),ポリオキシ
アルキレンポリオール(ト),ポリエステルポリオール
(チ),ポリオレフィンポリオール(リ),重合体ポリオール
(ヌ),アクリルポリオール(ル)などがあげられる。
【0012】多価アルコール類(ヘ)の具体例としては、
脂肪族2価アルコール類(エチレングリコール,ジエチ
レングリコール,プロピレングリコール,ジプロピレン
グリコール,1,4-ブタンジオール,ネオペンチルグリコ
ール,1,6-ヘキサンジオール,1,8-オクタメチレンジオ
ール,アルキルジアルカノールアミンなど)、環状基を
有する低分子ジオール類[1,4-ビス(ヒドロキシメチ
ル)シクロヘキサン,m-およびp-キシリレングリコー
ル,1,4-ビス(2-ヒドロキシエトキシ)ベンゼン,1,4-
ビス(α-ヒドロキシイソプロピル)ベンゼン,2,2-ビ
ス(4-ヒドロキシエトキシフェニル)プロパンなど]、
3価アルコール類(グリセリン,トリメチロールプロパ
ン,ヘキサントリオールなど)、四官能以上の多価アル
コール類(ソルビトール,シュ−クローズなど)などが
あげられる。
脂肪族2価アルコール類(エチレングリコール,ジエチ
レングリコール,プロピレングリコール,ジプロピレン
グリコール,1,4-ブタンジオール,ネオペンチルグリコ
ール,1,6-ヘキサンジオール,1,8-オクタメチレンジオ
ール,アルキルジアルカノールアミンなど)、環状基を
有する低分子ジオール類[1,4-ビス(ヒドロキシメチ
ル)シクロヘキサン,m-およびp-キシリレングリコー
ル,1,4-ビス(2-ヒドロキシエトキシ)ベンゼン,1,4-
ビス(α-ヒドロキシイソプロピル)ベンゼン,2,2-ビ
ス(4-ヒドロキシエトキシフェニル)プロパンなど]、
3価アルコール類(グリセリン,トリメチロールプロパ
ン,ヘキサントリオールなど)、四官能以上の多価アル
コール類(ソルビトール,シュ−クローズなど)などが
あげられる。
【0013】ポリオキシアルキレンポリオール(ト)とし
ては、活性水素含有化合物[多価アルコール類(前記に
例示したもの),低分子アミン類(エチレンジアミン,
テトラメチレンジアミン,ヘキサメチレンジアミンなど
の低分子ポリアミンや、n−ブチルアミン,ステアリル
アミンなどの低分子モノアミン),フェノール類(ハイ
ドロキノン、ビスフェノールAなど)など]に、アルキ
レンオキサイド(炭素数2〜4のアルキレンオキサイ
ド、例えばエチレンオキサイド、プロピレンオキサイ
ド、ブチレンオキサイドおよびこれらの併用)を付加
(併用の場合、ブロックでもランダム付加でもよい)し
たもの;並びにエチレンオキサイド,プロピレンオキサ
イド,テトラヒドロフランなどのアルキレンオキサイド
の開環重合物があげられる。ポリオキシアルキレンポリ
オール(ト)の具体例としては、ポリオキシエチレングリ
コール,ポリオキシプロピレングリコール,ポリオキシ
プロピレントリオール,ポリオキシエチレンポリオキシ
プロピレングリコール,ポリオキシエチレンポリオキシ
プロピレントリオール,ポリオキシプロピレンテトラオ
ール,ポリテトラメチレンエーテルグリコールなどがあ
げられる。
ては、活性水素含有化合物[多価アルコール類(前記に
例示したもの),低分子アミン類(エチレンジアミン,
テトラメチレンジアミン,ヘキサメチレンジアミンなど
の低分子ポリアミンや、n−ブチルアミン,ステアリル
アミンなどの低分子モノアミン),フェノール類(ハイ
ドロキノン、ビスフェノールAなど)など]に、アルキ
レンオキサイド(炭素数2〜4のアルキレンオキサイ
ド、例えばエチレンオキサイド、プロピレンオキサイ
ド、ブチレンオキサイドおよびこれらの併用)を付加
(併用の場合、ブロックでもランダム付加でもよい)し
たもの;並びにエチレンオキサイド,プロピレンオキサ
イド,テトラヒドロフランなどのアルキレンオキサイド
の開環重合物があげられる。ポリオキシアルキレンポリ
オール(ト)の具体例としては、ポリオキシエチレングリ
コール,ポリオキシプロピレングリコール,ポリオキシ
プロピレントリオール,ポリオキシエチレンポリオキシ
プロピレングリコール,ポリオキシエチレンポリオキシ
プロピレントリオール,ポリオキシプロピレンテトラオ
ール,ポリテトラメチレンエーテルグリコールなどがあ
げられる。
【0014】ポリエステルポリオール(チ)としては、前
記に例示した多価アルコール類(ヘ)および/または(ト)
と、ジカルボン酸類とを反応させて得られる縮合ポリエ
ステルポリオール,ラクトンの開環重合により得られる
ポリラクトンポリオール,エチレンカーボネートと1,6-
ヘキサンジオールの反応により得られるポリカーボネー
トポリオールなどが含まれる。
記に例示した多価アルコール類(ヘ)および/または(ト)
と、ジカルボン酸類とを反応させて得られる縮合ポリエ
ステルポリオール,ラクトンの開環重合により得られる
ポリラクトンポリオール,エチレンカーボネートと1,6-
ヘキサンジオールの反応により得られるポリカーボネー
トポリオールなどが含まれる。
【0015】縮合ポリエステルポリオールを構成するジ
カルボン酸類としては、例えば、脂肪族ジカルボン酸
(コハク酸、アジピン酸、セバシン酸、グルタル酸、ア
ゼライン酸、マレイン酸、フマル酸など)、芳香族ジカ
ルボン酸(テレフタル酸、イソフタル酸など)、これら
ジカルボン酸の無水物,低級アルキル(C1〜C4)エステ
ルもしくはハライド(クロライドなど)、およびこれら
の2種以上の混合物があげられる。ラクトンとしては、
例えば、ε-カプロラクトンがあげられる。
カルボン酸類としては、例えば、脂肪族ジカルボン酸
(コハク酸、アジピン酸、セバシン酸、グルタル酸、ア
ゼライン酸、マレイン酸、フマル酸など)、芳香族ジカ
ルボン酸(テレフタル酸、イソフタル酸など)、これら
ジカルボン酸の無水物,低級アルキル(C1〜C4)エステ
ルもしくはハライド(クロライドなど)、およびこれら
の2種以上の混合物があげられる。ラクトンとしては、
例えば、ε-カプロラクトンがあげられる。
【0016】これらのポリエステルポリオール(チ)の具
体例としては、ポリエチレンアジペート,ポリブチレン
アジペート,ポリヘキサメチレンアジペート,ポリネオ
ペンチルアジペート,ポリエチレンプロピレンアジペー
ト,ポリエチレンブチレンアジペート,ポリブチレンヘ
キサメチレンアジペート,ポリジエチレンアジペート,
ポリ(ポリテトラメチレンエーテル)アジペート,ポリ
エチレンアゼレート,ポリエチレンセバケート,ポリブ
チレンアゼレート,ポリブチレンセバケート,ポリエチ
レンテレフタレ−ト,ポリカプロラクトンジオール,ポ
リカーボネートジオールなどがあげられる。
体例としては、ポリエチレンアジペート,ポリブチレン
アジペート,ポリヘキサメチレンアジペート,ポリネオ
ペンチルアジペート,ポリエチレンプロピレンアジペー
ト,ポリエチレンブチレンアジペート,ポリブチレンヘ
キサメチレンアジペート,ポリジエチレンアジペート,
ポリ(ポリテトラメチレンエーテル)アジペート,ポリ
エチレンアゼレート,ポリエチレンセバケート,ポリブ
チレンアゼレート,ポリブチレンセバケート,ポリエチ
レンテレフタレ−ト,ポリカプロラクトンジオール,ポ
リカーボネートジオールなどがあげられる。
【0017】ポリオレフィンポリオール(リ)の具体例と
しては、ポリブタジエンポリオール,水添ポリブタジエ
ンポリオールなどがあげられる。
しては、ポリブタジエンポリオール,水添ポリブタジエ
ンポリオールなどがあげられる。
【0018】重合体ポリオール(ヌ)としては、(ト)〜(リ)
の項で例示した各ポリオール[I]中でエチレン性不飽
和単量体[II]を重合して得られる重合体ポリオールな
どがあげられる。
の項で例示した各ポリオール[I]中でエチレン性不飽
和単量体[II]を重合して得られる重合体ポリオールな
どがあげられる。
【0019】上記エチレン性不飽和単量体[II]として
は、α-オレフィン(ヘキセン,オクテン,デセン,ド
デセン,テトラデセン,ヘキサデセン,オクタデセン,
アイコセン,ヘンアイコセン,ドコセン,トリコセン,
テトラコセン,ペンタコセン,ヘキサコセンなど)、芳
香族炭化水素単量体類(スチレン,α-メチルスチレン
など)、不飽和ニトリル類[(メタ)アクリロニトリルな
ど]、(メタ)アクリル酸エステル類{(メタ)アクリル酸
アルキルエステル(アルキル基の炭素数が1〜30)[メチ
ル(メタ)アクリレート,エチル(メタ)アクリレート,ブ
チル(メタ)アクリレート,ノニル(メタ)アクリレー
ト,デシル(メタ)アクリレート,ウンデシル(メタ)
アクリレート,ドデシル(メタ)アクリレート,トリデ
シル(メタ)アクリレート,テトラデシル(メタ)アク
リレート,ペンタデシル(メタ)アクリレート,ヘキサ
デシル(メタ)アクリレート,オクタデシル(メタ)ア
クリレート,エイコシル(メタ)アクリレート,ドコシ
ル(メタ)アクリレートなど]、(メタ)アクリル酸ヒ
ドロキシアルキルエステル[ヒドロキシエチル(メタ)ア
クリレート,ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレートな
ど]}、エチレン性不飽和カルボン酸およびその誘導体
[(メタ)アクリル酸,(メタ)アクリルアミドな
ど]、脂肪族炭化水素単量体(エチレン,プロピレンな
ど)、フッ素含有ビニル単量体[パーフルオロオクチル
エチル(メタ)アクリレートなど]、窒素含有ビニル単
量体(ジアミノエチルメタクリレート,モルホリノエチ
ルメタクリレートなど)、グリシジル(メタ)アクリレ−
トなどがあげられる。
は、α-オレフィン(ヘキセン,オクテン,デセン,ド
デセン,テトラデセン,ヘキサデセン,オクタデセン,
アイコセン,ヘンアイコセン,ドコセン,トリコセン,
テトラコセン,ペンタコセン,ヘキサコセンなど)、芳
香族炭化水素単量体類(スチレン,α-メチルスチレン
など)、不飽和ニトリル類[(メタ)アクリロニトリルな
ど]、(メタ)アクリル酸エステル類{(メタ)アクリル酸
アルキルエステル(アルキル基の炭素数が1〜30)[メチ
ル(メタ)アクリレート,エチル(メタ)アクリレート,ブ
チル(メタ)アクリレート,ノニル(メタ)アクリレー
ト,デシル(メタ)アクリレート,ウンデシル(メタ)
アクリレート,ドデシル(メタ)アクリレート,トリデ
シル(メタ)アクリレート,テトラデシル(メタ)アク
リレート,ペンタデシル(メタ)アクリレート,ヘキサ
デシル(メタ)アクリレート,オクタデシル(メタ)ア
クリレート,エイコシル(メタ)アクリレート,ドコシ
ル(メタ)アクリレートなど]、(メタ)アクリル酸ヒ
ドロキシアルキルエステル[ヒドロキシエチル(メタ)ア
クリレート,ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレートな
ど]}、エチレン性不飽和カルボン酸およびその誘導体
[(メタ)アクリル酸,(メタ)アクリルアミドな
ど]、脂肪族炭化水素単量体(エチレン,プロピレンな
ど)、フッ素含有ビニル単量体[パーフルオロオクチル
エチル(メタ)アクリレートなど]、窒素含有ビニル単
量体(ジアミノエチルメタクリレート,モルホリノエチ
ルメタクリレートなど)、グリシジル(メタ)アクリレ−
トなどがあげられる。
【0020】重合体ポリオール(ヌ)を構成するエチレン
性不飽和単量体[II]の含量は、通常0.1〜90重量%
で、好ましくは、5.0〜80重量%である。重合体ポリオ
ール(ヌ)の平均官能基数は、通常2〜10である。好ましく
は、2〜8である。重合体ポリオール(ヌ)の活性水素当量
は、通常250〜15,000である。好ましくは、250〜10,000
である。
性不飽和単量体[II]の含量は、通常0.1〜90重量%
で、好ましくは、5.0〜80重量%である。重合体ポリオ
ール(ヌ)の平均官能基数は、通常2〜10である。好ましく
は、2〜8である。重合体ポリオール(ヌ)の活性水素当量
は、通常250〜15,000である。好ましくは、250〜10,000
である。
【0021】重合体ポリオール(ヌ)の製造法としては、
例えば、ポリオール[I]中でエチレン性不飽和単量体
[II]を重合開始剤(ラジカル発生剤など)の存在下に
重合させる方法(米国特許第3383351号明細書、特公昭3
9-24737号、特公昭47-47999号、特開昭50-15894号公報
など)があげられる。
例えば、ポリオール[I]中でエチレン性不飽和単量体
[II]を重合開始剤(ラジカル発生剤など)の存在下に
重合させる方法(米国特許第3383351号明細書、特公昭3
9-24737号、特公昭47-47999号、特開昭50-15894号公報
など)があげられる。
【0022】アクリルポリオール(ル)としては、前記の
エチレン性不飽和単量体[II]の項で例示した、(メ
タ)アクリル酸ヒドロキシアルキルエステル[ヒドロキ
シエチル(メタ)アクリレート,ヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレートなど]とそれ以外のエチレン性不飽和
単量体の共重合物などがあげられる。アクリルポリオー
ル(ル)の具体例としては、ヒドロキシエチルアクリレー
トとエチルアクリレートの共重合物,ヒドロキシエチル
アクリレートとエチルアクリレートとスチレンの共重合
物などがあげられる。これらの(b1)は、2種以上を
併用しても良い。以上ポリオール(b1)として例示し
たもののうち好ましいものは、(ヘ),(ト),(チ),(リ)およ
び(ヌ)、特に分子の凝集力の点で(ヘ)〜(ヌ)で例示したも
ののうち、下記(b2)と(b3)との併用が好ましい。
エチレン性不飽和単量体[II]の項で例示した、(メ
タ)アクリル酸ヒドロキシアルキルエステル[ヒドロキ
シエチル(メタ)アクリレート,ヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレートなど]とそれ以外のエチレン性不飽和
単量体の共重合物などがあげられる。アクリルポリオー
ル(ル)の具体例としては、ヒドロキシエチルアクリレー
トとエチルアクリレートの共重合物,ヒドロキシエチル
アクリレートとエチルアクリレートとスチレンの共重合
物などがあげられる。これらの(b1)は、2種以上を
併用しても良い。以上ポリオール(b1)として例示し
たもののうち好ましいものは、(ヘ),(ト),(チ),(リ)およ
び(ヌ)、特に分子の凝集力の点で(ヘ)〜(ヌ)で例示したも
ののうち、下記(b2)と(b3)との併用が好ましい。
【0023】(b2);分子量が62以上〜500未満
で、OH基を2個以上有するポリオール。
で、OH基を2個以上有するポリオール。
【0024】(b3);OH基当量が250〜15,0
00で、OH基を2個以上有するポリオール。
00で、OH基を2個以上有するポリオール。
【0025】<3>および<4>各々において、該OH
基を有する熱可塑性ウレタン樹脂(c1)は、熱軟化温
度(JIS K2207で測定)が40℃〜200℃であるもの
が適している。(c1)としては、例えば、前記に例示
した有機ポリイソシアネート化合物(a)と、ジオール
(b4)から誘導され、(a)のNCO基と(b4)のO
H基の当量比が通常(0.3〜0.98):1,好まし
くは(0.3〜0.95):1の範囲で製造されたもの
があげられる。(a)の当量比が0.3未満では、熱軟
化温度が不足する。また、0.98を越えると粘度が高
くなり作業性が悪くなる。
基を有する熱可塑性ウレタン樹脂(c1)は、熱軟化温
度(JIS K2207で測定)が40℃〜200℃であるもの
が適している。(c1)としては、例えば、前記に例示
した有機ポリイソシアネート化合物(a)と、ジオール
(b4)から誘導され、(a)のNCO基と(b4)のO
H基の当量比が通常(0.3〜0.98):1,好まし
くは(0.3〜0.95):1の範囲で製造されたもの
があげられる。(a)の当量比が0.3未満では、熱軟
化温度が不足する。また、0.98を越えると粘度が高
くなり作業性が悪くなる。
【0026】上記ジオール(b4)としては、前記(b
1)の(ヘ)〜(ル)で例示したもののうちOH基を2個有す
るものがあげられる。これらのうち、好ましいものは、
(ヘ),(ト),(チ),(リ)および(ヌ)で例示したOH基を2個
有するものである。(b4)の分子量は、62〜5,0
00、好ましくは、62〜3,000である。これらの
(b4)は、2種以上を併用しても良い。
1)の(ヘ)〜(ル)で例示したもののうちOH基を2個有す
るものがあげられる。これらのうち、好ましいものは、
(ヘ),(ト),(チ),(リ)および(ヌ)で例示したOH基を2個
有するものである。(b4)の分子量は、62〜5,0
00、好ましくは、62〜3,000である。これらの
(b4)は、2種以上を併用しても良い。
【0027】(c1)の製法は、通常の方法で製造で
き、(a),(b4)および必要により触媒(5)を
反応缶に仕込み、反応温度100〜200℃で反応する
方法;(a)と(b4)を2軸エクスツルーダーに流
し込み、反応温度100〜220℃で連続的に反応する
方法などがあげられる。
き、(a),(b4)および必要により触媒(5)を
反応缶に仕込み、反応温度100〜200℃で反応する
方法;(a)と(b4)を2軸エクスツルーダーに流
し込み、反応温度100〜220℃で連続的に反応する
方法などがあげられる。
【0028】触媒(5)としては、ジブチルチンジラウ
レート(DTD),アルキルチタン酸塩,有機珪素チタ
ン酸塩,スタナスオクトエート,オクチル酸鉛,オクチ
ル酸亜鉛,オクチル酸ビスマス,ジブチル錫ジオルソフ
ェニルフェノキサイト,錫オキサイドとエステル化合物
(ジオクチルフタレートなど)の反応生成物などの金属
系触媒,モノアミン類[トリエチルアミンなど]、ジア
ミン類[N,N,N',N'-テトラメチルエチレンジアミンな
ど]、トリアミン類[N,N,N',N",N"-ペンタメチルジエ
チレントリアミンなど]、環状アミン類[トリエチレン
ジアミンなど]などのアミン系触媒などがあげられる。
触媒は、金属系およびアミン系単独または金属系および
アミン系を併用して使用しても良い。
レート(DTD),アルキルチタン酸塩,有機珪素チタ
ン酸塩,スタナスオクトエート,オクチル酸鉛,オクチ
ル酸亜鉛,オクチル酸ビスマス,ジブチル錫ジオルソフ
ェニルフェノキサイト,錫オキサイドとエステル化合物
(ジオクチルフタレートなど)の反応生成物などの金属
系触媒,モノアミン類[トリエチルアミンなど]、ジア
ミン類[N,N,N',N'-テトラメチルエチレンジアミンな
ど]、トリアミン類[N,N,N',N",N"-ペンタメチルジエ
チレントリアミンなど]、環状アミン類[トリエチレン
ジアミンなど]などのアミン系触媒などがあげられる。
触媒は、金属系およびアミン系単独または金属系および
アミン系を併用して使用しても良い。
【0029】<1>において、活性水素を持たず、且つ
粘着付与性を有する樹脂(d1)としては、低分子量キ
シレン樹脂(例えば、キシレンとホルムアルデヒドの反
応物,メシチレンとホルムアルデヒドの反応物で活性水
素を持たないもの);低分子量クマロン樹脂(例えば、
クマロンとインデンの共重合物,クマロンとインデンと
スチレンの共重合物);低分子量スチレン樹脂(例え
ば、スチレン重合物,スチレンとエチレン性不飽和単量
体の共重合物)があげられる。(d1)の分子量は、通
常10,000以下であり、好ましくは6,000以下
である。
粘着付与性を有する樹脂(d1)としては、低分子量キ
シレン樹脂(例えば、キシレンとホルムアルデヒドの反
応物,メシチレンとホルムアルデヒドの反応物で活性水
素を持たないもの);低分子量クマロン樹脂(例えば、
クマロンとインデンの共重合物,クマロンとインデンと
スチレンの共重合物);低分子量スチレン樹脂(例え
ば、スチレン重合物,スチレンとエチレン性不飽和単量
体の共重合物)があげられる。(d1)の分子量は、通
常10,000以下であり、好ましくは6,000以下
である。
【0030】<1>の本発明の接着剤中の、ウレタンプ
レポリマー(1)と上記樹脂(d1)との重量比は、通
常100:(1〜200)、好ましくは、100:(5
〜150)である。 <3>の本発明の接着剤には、ウレタンプレポリマー
(3)とともに必要により更に、上記に例示した樹脂
(d1)を(3)に対し2倍以下の重量の範囲で含有し
ていてもよい。
レポリマー(1)と上記樹脂(d1)との重量比は、通
常100:(1〜200)、好ましくは、100:(5
〜150)である。 <3>の本発明の接着剤には、ウレタンプレポリマー
(3)とともに必要により更に、上記に例示した樹脂
(d1)を(3)に対し2倍以下の重量の範囲で含有し
ていてもよい。
【0031】<2>,<4>各々において、活性水素を
有し、且つ粘着付与性を有する樹脂(d2)としては、
低分子量キシレン樹脂(例えば、キシレンとホルムアル
デヒドの反応物,メシチレンとホルムアルデヒドの反応
物,キシレンとフェノールとホルムアルデヒドの反応
物);低分子量クマロン樹脂(例えば、クマロンとイン
デンの共重合物,クマロンとインデンとスチレンの共重
合物などのフェノール変性物);低分子量スチレン樹脂
(例えば、スチレンとOH基を有するエチレン性不飽和
単量体の共重合物)があげられる。(d2)の分子量
は、通常10,000以下であり、好ましくは6,00
0以下である。
有し、且つ粘着付与性を有する樹脂(d2)としては、
低分子量キシレン樹脂(例えば、キシレンとホルムアル
デヒドの反応物,メシチレンとホルムアルデヒドの反応
物,キシレンとフェノールとホルムアルデヒドの反応
物);低分子量クマロン樹脂(例えば、クマロンとイン
デンの共重合物,クマロンとインデンとスチレンの共重
合物などのフェノール変性物);低分子量スチレン樹脂
(例えば、スチレンとOH基を有するエチレン性不飽和
単量体の共重合物)があげられる。(d2)の分子量
は、通常10,000以下であり、好ましくは6,00
0以下である。
【0032】<1>〜<4>の本発明の接着剤には、更
に、活性水素が0.005重量%未満で、且つ熱軟化温
度が40℃〜250℃の熱可塑性樹脂(c2)を含有し
てもよい。(c2)としては、例えば、活性水素が0.
005重量%未満で、且つ熱軟化温度が40℃〜250
℃の、熱可塑性ポリエステル樹脂や熱可塑性ポリウレタ
ン樹脂があげられる。
に、活性水素が0.005重量%未満で、且つ熱軟化温
度が40℃〜250℃の熱可塑性樹脂(c2)を含有し
てもよい。(c2)としては、例えば、活性水素が0.
005重量%未満で、且つ熱軟化温度が40℃〜250
℃の、熱可塑性ポリエステル樹脂や熱可塑性ポリウレタ
ン樹脂があげられる。
【0033】<1>〜<4>各々における、(1),
(2),(3)および(4)の各ウレタンプレポリマー
中のNCO基の重量%は、通常0.5〜10%、好まし
くは、0.6〜8%である。
(2),(3)および(4)の各ウレタンプレポリマー
中のNCO基の重量%は、通常0.5〜10%、好まし
くは、0.6〜8%である。
【0034】プレポリマー(1)の製法は、通常の方法
で製造でき、(a),(b1)および必要により前記
に例示した触媒(5)を反応缶に仕込み、80〜140
℃で反応させて(1)を得る方法などがあげられる。プ
レポリマー(2)の製法は、通常の方法で製造でき、
(a),(b1),(d2)および必要により前記に例示
した触媒(5)を反応缶に仕込み、80〜140℃で反
応させて(2)を得る方法などがあげられる。プレポリ
マー(3)の製法は、通常の方法で製造でき、
(a),(c1)および必要により(b1)や前記に例示
した触媒(5)を反応缶に仕込み、80〜140℃で反
応させて(3)を得る方法などがあげられる。プレポリ
マー(4)の製法は、通常の方法で製造でき、
(a),(c1),(d2)および必要により(b1)や
前記に例示した触媒(5)を反応缶に仕込み、80〜1
40℃で反応させて(4)を得る方法などがあげられ
る。
で製造でき、(a),(b1)および必要により前記
に例示した触媒(5)を反応缶に仕込み、80〜140
℃で反応させて(1)を得る方法などがあげられる。プ
レポリマー(2)の製法は、通常の方法で製造でき、
(a),(b1),(d2)および必要により前記に例示
した触媒(5)を反応缶に仕込み、80〜140℃で反
応させて(2)を得る方法などがあげられる。プレポリ
マー(3)の製法は、通常の方法で製造でき、
(a),(c1)および必要により(b1)や前記に例示
した触媒(5)を反応缶に仕込み、80〜140℃で反
応させて(3)を得る方法などがあげられる。プレポリ
マー(4)の製法は、通常の方法で製造でき、
(a),(c1),(d2)および必要により(b1)や
前記に例示した触媒(5)を反応缶に仕込み、80〜1
40℃で反応させて(4)を得る方法などがあげられ
る。
【0035】<1>〜<4>の本発明の反応性ホットメ
ルト接着剤中には、その他の成分(6)[充填剤,可塑
剤,老化防止剤,チクソトロピー化剤,チクソトロピー
化助剤,触媒,接着付与剤など]を任意に含有させるこ
とができる。
ルト接着剤中には、その他の成分(6)[充填剤,可塑
剤,老化防止剤,チクソトロピー化剤,チクソトロピー
化助剤,触媒,接着付与剤など]を任意に含有させるこ
とができる。
【0036】その他の成分(6)のうち充填剤として
は、フィラー類(重質炭酸カルシウム、沈降性炭酸カル
シウム、カーボンブラック、タルク、雲母など)などが
あげられる。可塑剤としては、ジオクチルフタレート,
ジブチルフタレート,ジオクチルアジペート,ミネラル
スピリットなどがあげられる。老化防止剤としては、ヒ
ンダードアミン系[4-ベンゾイルオキシ-2,2,6,6-テト
ラメチルピペリジン(三共製サノールLS-744)など]、
ヒンダードフェノール系[オクタデシル-3-(3,5-ジ-t-
ブチル-4-ヒドロキシフェニル)プロピオネート(日本チ
バガイギー製イルガノックス1076)など]、ベンゾフェ
ノン系(2-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノンな
ど)、ベンゾトリアゾール系[2-(5-メチル-2-ヒドロキ
シフェニル) ベンゾトリアゾールなど]などの老化防止
剤があげられる。チクソトロピー化剤としては、超微粉
末シリカ、硬化ヒマシ油などがあげられる。チクソトロ
ピー化助剤としては、ジメチルスルホキシド、ポリオキ
シエチレンポリオキシプロピレンポリオールなどがあげ
られる。触媒としては、前記(5)で例示したものなど
が使用できる。接着付与剤としては、シランカップリン
グ剤[γ-アミノプロピルトリメトキシシラン,γ-グリ
シドキシプロピルトリエトキシシラン,この両化合物の
反応物など]などがあげられる。
は、フィラー類(重質炭酸カルシウム、沈降性炭酸カル
シウム、カーボンブラック、タルク、雲母など)などが
あげられる。可塑剤としては、ジオクチルフタレート,
ジブチルフタレート,ジオクチルアジペート,ミネラル
スピリットなどがあげられる。老化防止剤としては、ヒ
ンダードアミン系[4-ベンゾイルオキシ-2,2,6,6-テト
ラメチルピペリジン(三共製サノールLS-744)など]、
ヒンダードフェノール系[オクタデシル-3-(3,5-ジ-t-
ブチル-4-ヒドロキシフェニル)プロピオネート(日本チ
バガイギー製イルガノックス1076)など]、ベンゾフェ
ノン系(2-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノンな
ど)、ベンゾトリアゾール系[2-(5-メチル-2-ヒドロキ
シフェニル) ベンゾトリアゾールなど]などの老化防止
剤があげられる。チクソトロピー化剤としては、超微粉
末シリカ、硬化ヒマシ油などがあげられる。チクソトロ
ピー化助剤としては、ジメチルスルホキシド、ポリオキ
シエチレンポリオキシプロピレンポリオールなどがあげ
られる。触媒としては、前記(5)で例示したものなど
が使用できる。接着付与剤としては、シランカップリン
グ剤[γ-アミノプロピルトリメトキシシラン,γ-グリ
シドキシプロピルトリエトキシシラン,この両化合物の
反応物など]などがあげられる。
【0037】<1>〜<4>の本発明の接着剤各々の製
法を例示する。 <1>の製法;プレポリマー(1)と粘着付与性を有す
る樹脂(d1)と必要によりその他の成分(6)をプラ
ネタリーミキサーに仕込み、混練りして<1>を得る方
法など。 <2>の製法;プレポリマー(2)と必要によりその他
の成分(6)をプラネタリーミキサーに仕込み、混練り
して<2>を得る方法など。 <3>の製法;プレポリマー(3)を構成する各成分と
必要によりその他の成分(6)をプラネタリーミキサー
に仕込み、80〜140℃で反応させてプレポリマー
(3)を得、更に必要により(d1)を混練りして<3
>を得る方法など。 <4>の製法;プレポリマー(4)を構成する各成分と
必要によりその他の成分(6)をプラネタリーミキサー
に仕込み、80〜140℃で反応させてプレポリマー
(4)を得ると同時に混練りし、<4>を得る方法な
ど。
法を例示する。 <1>の製法;プレポリマー(1)と粘着付与性を有す
る樹脂(d1)と必要によりその他の成分(6)をプラ
ネタリーミキサーに仕込み、混練りして<1>を得る方
法など。 <2>の製法;プレポリマー(2)と必要によりその他
の成分(6)をプラネタリーミキサーに仕込み、混練り
して<2>を得る方法など。 <3>の製法;プレポリマー(3)を構成する各成分と
必要によりその他の成分(6)をプラネタリーミキサー
に仕込み、80〜140℃で反応させてプレポリマー
(3)を得、更に必要により(d1)を混練りして<3
>を得る方法など。 <4>の製法;プレポリマー(4)を構成する各成分と
必要によりその他の成分(6)をプラネタリーミキサー
に仕込み、80〜140℃で反応させてプレポリマー
(4)を得ると同時に混練りし、<4>を得る方法な
ど。
【0038】<1>〜<4>の本発明の反応性ホットメ
ルト接着剤は、弾性の要求が強い、自動車用部品の接着
(シートクッション,サイドモール,フロントガラス,
ドアトリム,フロントフードヘミング部,成型ルーフ,
サイレンサー,強化プラスチック製外板の接着など),
建材用部材の接着(パネル,ボード,クロスの接着な
ど),製本,包装,繊維用などに好適である。
ルト接着剤は、弾性の要求が強い、自動車用部品の接着
(シートクッション,サイドモール,フロントガラス,
ドアトリム,フロントフードヘミング部,成型ルーフ,
サイレンサー,強化プラスチック製外板の接着など),
建材用部材の接着(パネル,ボード,クロスの接着な
ど),製本,包装,繊維用などに好適である。
【0039】適用方法としては、通常の方法例えば、ス
プレー,ロール塗り,ディピング,ホットガンなどで被
着体に塗り、貼着後、温度=常温〜60℃,湿度=10
〜90%RHで硬化させる方法などがあげられる。
プレー,ロール塗り,ディピング,ホットガンなどで被
着体に塗り、貼着後、温度=常温〜60℃,湿度=10
〜90%RHで硬化させる方法などがあげられる。
【0040】
【実施例】以下実施例により本発明を更に説明するが本
発明はこれに限定されるものではない。以下、部は重量
部を示す。また、表1〜3中の量の単位は重量部であ
る。なお実施例中での下記略記号の意味は次のとうりで
ある。
発明はこれに限定されるものではない。以下、部は重量
部を示す。また、表1〜3中の量の単位は重量部であ
る。なお実施例中での下記略記号の意味は次のとうりで
ある。
【0041】(略記号) P−5;グリセリンのプロピレンオキサイド付加物(分
子量=5,000) T−1;ポリテトラメチレンエーテルグリコール(分子
量=1,000) T−3;ポリテトラメチレンエーテルグリコール(分子
量=3,000) L−05;ポリカプロラクトンジオール(分子量=53
0) L−3;ポリカプロラクトントリオール(分子量=3,
000) L−6;ポリカプロラクトントリオール(分子量=6,
000) E−9;エリーテルXA−9709[ポリエステルジオ
ール(分子量=9,000),ユニチカ(株)製] TMP;トリメチロールプロパン BP−23P;ビスフェノールAのプロピレンオキサイ
ド付加物(分子量=356) BP−3P;ビスフェノールAのプロピレンオキサイド
付加物(分子量=400) PET;エリーテル3400[熱可塑性ポリエステル樹
脂,ユニチカ(株)製] K−1;キシレン樹脂[商品名:ニカノールDS,三菱
瓦斯化学(株)製,分子量=220,水酸基価=0) K−2;キシレン樹脂[商品名:ニカノールH,三菱瓦
斯化学(株)製,分子量=500,水酸基価=35) G−9;クマロン樹脂[商品名:エスクロンG−90
N,新日鐵化学(株)製,分子量=650,水酸基価=
0] S−8;スチレン重合物[商品名:S−8000,三洋
化成工業(株)製] TDI;トルエンジイソシアネート[2,4-体:2,6-体=
80:20(重量比)] MDI;4,4'-ジフェニルメタンジイソシアネート CMDI;三井MDI−CR100[粗製MDI,三井
東圧化学(株)製]とMDIの混合物[混合物のNCO基
含量=32%] AIBN;2,2'-アゾビスイソブチロニトリル DTD;ジブチルチンジラウレート DOP;ジオクチルフタレート
子量=5,000) T−1;ポリテトラメチレンエーテルグリコール(分子
量=1,000) T−3;ポリテトラメチレンエーテルグリコール(分子
量=3,000) L−05;ポリカプロラクトンジオール(分子量=53
0) L−3;ポリカプロラクトントリオール(分子量=3,
000) L−6;ポリカプロラクトントリオール(分子量=6,
000) E−9;エリーテルXA−9709[ポリエステルジオ
ール(分子量=9,000),ユニチカ(株)製] TMP;トリメチロールプロパン BP−23P;ビスフェノールAのプロピレンオキサイ
ド付加物(分子量=356) BP−3P;ビスフェノールAのプロピレンオキサイド
付加物(分子量=400) PET;エリーテル3400[熱可塑性ポリエステル樹
脂,ユニチカ(株)製] K−1;キシレン樹脂[商品名:ニカノールDS,三菱
瓦斯化学(株)製,分子量=220,水酸基価=0) K−2;キシレン樹脂[商品名:ニカノールH,三菱瓦
斯化学(株)製,分子量=500,水酸基価=35) G−9;クマロン樹脂[商品名:エスクロンG−90
N,新日鐵化学(株)製,分子量=650,水酸基価=
0] S−8;スチレン重合物[商品名:S−8000,三洋
化成工業(株)製] TDI;トルエンジイソシアネート[2,4-体:2,6-体=
80:20(重量比)] MDI;4,4'-ジフェニルメタンジイソシアネート CMDI;三井MDI−CR100[粗製MDI,三井
東圧化学(株)製]とMDIの混合物[混合物のNCO基
含量=32%] AIBN;2,2'-アゾビスイソブチロニトリル DTD;ジブチルチンジラウレート DOP;ジオクチルフタレート
【0042】(評価試験法) 1)熱軟化温度 JIS K2207に準拠して測定。(単位;℃) 2)粘度 BL型粘度計で測定。(測定温度=120℃,単位;c
ps) 3)接着力 帆布とカバ材を接着させ、引張速度=50mm/minで18
0゜剥離接着力を測定した。(単位:Kg/25mm) 初期接着力(P−1と略す);貼着後、20℃,60%
RHの恒温恒湿槽に10分間放置後上記条件で測定し
た。 硬化後の接着力(P−2と略す);貼着後、20℃,6
0%RHの恒温恒湿槽に48時間放置後上記条件で測定
した。 4)弾性;20℃,60%RHの恒温恒湿槽で7日間硬化
させた厚み1mmのフィルムを用い、動的粘弾性試験器
で引張粘弾性試験をおこないTgを求めた。 試験条件:周波数=10Hz
ps) 3)接着力 帆布とカバ材を接着させ、引張速度=50mm/minで18
0゜剥離接着力を測定した。(単位:Kg/25mm) 初期接着力(P−1と略す);貼着後、20℃,60%
RHの恒温恒湿槽に10分間放置後上記条件で測定し
た。 硬化後の接着力(P−2と略す);貼着後、20℃,6
0%RHの恒温恒湿槽に48時間放置後上記条件で測定
した。 4)弾性;20℃,60%RHの恒温恒湿槽で7日間硬化
させた厚み1mmのフィルムを用い、動的粘弾性試験器
で引張粘弾性試験をおこないTgを求めた。 試験条件:周波数=10Hz
【0043】(製造例1〜5)セパラブルコルベンに下
記表1に各々示す(a)と(b2)を、表1に示す各配
合量で仕込み、攪拌しながら150℃で1時間反応させ
てOH基を有する熱可塑性ウレタン樹脂<PU-1>〜<PU
-5>を得た。
記表1に各々示す(a)と(b2)を、表1に示す各配
合量で仕込み、攪拌しながら150℃で1時間反応させ
てOH基を有する熱可塑性ウレタン樹脂<PU-1>〜<PU
-5>を得た。
【0044】
【表1】
【0045】(製造例6)4ツ口コルベンにL−6 600
部を仕込み100℃とし、エチルメタアクリレート 162
部とスチレン 238部とAIBN 8部の混合物を1時間か
けて滴下した。その後AIBN 4部を仕込み2時間,1
00℃で熟成し重合体ポリオール(POP-1)を得た。 (製造例7)4ツ口コルベンにP−5 500部を仕込み1
00℃とし、エチルメタアクリレート 223部とヒドロキ
シエチルメタアクリレート 6部とスチレン 271部とAI
BN10部の混合物を1時間かけて滴下した。その後AI
BN 5部を仕込み2時間,100℃で熟成し重合体ポリ
オール(POP-2)を得た。
部を仕込み100℃とし、エチルメタアクリレート 162
部とスチレン 238部とAIBN 8部の混合物を1時間か
けて滴下した。その後AIBN 4部を仕込み2時間,1
00℃で熟成し重合体ポリオール(POP-1)を得た。 (製造例7)4ツ口コルベンにP−5 500部を仕込み1
00℃とし、エチルメタアクリレート 223部とヒドロキ
シエチルメタアクリレート 6部とスチレン 271部とAI
BN10部の混合物を1時間かけて滴下した。その後AI
BN 5部を仕込み2時間,100℃で熟成し重合体ポリ
オール(POP-2)を得た。
【0046】実施例1および2 (発明<1>の実施
例) セパラブルコルベンに下記表2に各々示すDTD以外の
各成分を、下記表2に示す各配合量で仕込み、攪拌しな
がら100℃で1時間反応させた。反応後に下記表2に
各々示すDTDを仕込み、1時間混合して本発明の接着
剤{1}および{2}を得た。各接着剤を用い、弾性等
を試験した結果を表2に示す。 実施例3〜5 (発明<2>の実施例) セパラブルコルベンに下記表2に各々示すDTD以外の
各成分を、下記表2に示す各配合量で仕込み、攪拌しな
がら100℃で1時間反応させた。反応後に下記表2に
各々示すDTDを仕込み、1時間混合して本発明の接着
剤{3}〜{5}を得た。各接着剤を用い、弾性等を試
験した結果を表2に示す。
例) セパラブルコルベンに下記表2に各々示すDTD以外の
各成分を、下記表2に示す各配合量で仕込み、攪拌しな
がら100℃で1時間反応させた。反応後に下記表2に
各々示すDTDを仕込み、1時間混合して本発明の接着
剤{1}および{2}を得た。各接着剤を用い、弾性等
を試験した結果を表2に示す。 実施例3〜5 (発明<2>の実施例) セパラブルコルベンに下記表2に各々示すDTD以外の
各成分を、下記表2に示す各配合量で仕込み、攪拌しな
がら100℃で1時間反応させた。反応後に下記表2に
各々示すDTDを仕込み、1時間混合して本発明の接着
剤{3}〜{5}を得た。各接着剤を用い、弾性等を試
験した結果を表2に示す。
【0047】
【表2】
【0048】実施例6〜9 (発明<3>の実施例) セパラブルコルベンに下記表3に各々示すDTD以外の
各成分を、下記表3に示す各配合量で仕込み、攪拌しな
がら100℃で1時間反応させた。反応後に下記表3に
各々示すDTDを仕込み、1時間混合して本発明の接着
剤{6}〜{9}を得た。各接着剤を用い、弾性等を試
験した結果を表3に示す。 実施例10および11 (発明<4>の実施例) セパラブルコルベンに下記表3に各々示すDTD以外の
各成分を、下記表3に示す各配合量で仕込み、攪拌しな
がら100℃で1時間反応させた。反応後に下記表3に
各々示すDTDを仕込み、1時間混合して本発明の接着
剤{10}〜{11}を得た。各接着剤を用い、弾性等を試
験した結果を表3に示す。
各成分を、下記表3に示す各配合量で仕込み、攪拌しな
がら100℃で1時間反応させた。反応後に下記表3に
各々示すDTDを仕込み、1時間混合して本発明の接着
剤{6}〜{9}を得た。各接着剤を用い、弾性等を試
験した結果を表3に示す。 実施例10および11 (発明<4>の実施例) セパラブルコルベンに下記表3に各々示すDTD以外の
各成分を、下記表3に示す各配合量で仕込み、攪拌しな
がら100℃で1時間反応させた。反応後に下記表3に
各々示すDTDを仕込み、1時間混合して本発明の接着
剤{10}〜{11}を得た。各接着剤を用い、弾性等を試
験した結果を表3に示す。
【0049】
【表3】
【0050】比較例1 セパラブルコルベンにポリブチレンアジペート(分子量
=1,000)196部とエチレン−酢酸ビニル共重合体
[商品名:EV40X,三井ポリケミカル(株)製,
(エチレンの重量%=59%)] 200部とテルペン−フ
ェノール共重合体[商品名:YSポリスターT−11
5,安原油脂工業(株)製] 300部とMDI304部を仕
込み、120℃で1時間反応した。反応生成物にDTD
0.1部投入し、30分間混合して接着剤<A>を得た。
この接着剤を用い、弾性等を試験した結果を表4に示
す。 比較例2 セパラブルコルベンにポリプロピレンジオール(分子量
=1,000)101部とエチレン−酢酸ビニル共重合体
[商品名:EV−150,三井ポリケミカル(株)製,
(エチレンの重量%=67%)] 250部とテルペン−フ
ェノール共重合体[商品名:YSポリスターT−11
5,安原油脂工業(株)製] 350部とMDI 299部を仕
込み、120℃で1時間反応した。反応生成物にDTD
0.1部投入し、30分間混合して接着剤<B>を得た。
この接着剤を用い、弾性等を試験した結果を表4に示
す。
=1,000)196部とエチレン−酢酸ビニル共重合体
[商品名:EV40X,三井ポリケミカル(株)製,
(エチレンの重量%=59%)] 200部とテルペン−フ
ェノール共重合体[商品名:YSポリスターT−11
5,安原油脂工業(株)製] 300部とMDI304部を仕
込み、120℃で1時間反応した。反応生成物にDTD
0.1部投入し、30分間混合して接着剤<A>を得た。
この接着剤を用い、弾性等を試験した結果を表4に示
す。 比較例2 セパラブルコルベンにポリプロピレンジオール(分子量
=1,000)101部とエチレン−酢酸ビニル共重合体
[商品名:EV−150,三井ポリケミカル(株)製,
(エチレンの重量%=67%)] 250部とテルペン−フ
ェノール共重合体[商品名:YSポリスターT−11
5,安原油脂工業(株)製] 350部とMDI 299部を仕
込み、120℃で1時間反応した。反応生成物にDTD
0.1部投入し、30分間混合して接着剤<B>を得た。
この接着剤を用い、弾性等を試験した結果を表4に示
す。
【0051】比較例3 セパラブルコルベンにポリカーボネートジオール[商品
名:D−2000,東亜合成化学工業(株)製,(分子
量=2,000)] 864部と2,4-トルエンジイソシアネート 1
36部を仕込み、100℃で2時間反応した。反応生成物
にDTD 0.1部投入し、30分間混合して接着剤<C>
を得た。この接着剤を用い、弾性等を試験した結果を表
4に示す。
名:D−2000,東亜合成化学工業(株)製,(分子
量=2,000)] 864部と2,4-トルエンジイソシアネート 1
36部を仕込み、100℃で2時間反応した。反応生成物
にDTD 0.1部投入し、30分間混合して接着剤<C>
を得た。この接着剤を用い、弾性等を試験した結果を表
4に示す。
【0052】
【表4】
【0053】
【発明の効果】本発明の反応性ホットメルト接着剤は、
従来の反応性ホットメルト接着剤が兼ね備えていない、
弾性と初期接着力が優れたものである。また、耐熱性,
耐水性,機械強度,接着強度,動的粘弾性特性なども優
れている。上記効果を奏することから本発明の反応性ホ
ットメルト接着剤は、弾性の要求が強い、自動車用部品
の接着(シートクッション,サイドモール,フロントガ
ラス,ドアトリム,フロントフードヘミング部,成型ル
ーフ,サイレンサー,強化プラスチック製外板の接着な
ど),建設用部材の接着(パネル,ボード,クロスの接
着など),製本,包装,繊維用などに有用である。
従来の反応性ホットメルト接着剤が兼ね備えていない、
弾性と初期接着力が優れたものである。また、耐熱性,
耐水性,機械強度,接着強度,動的粘弾性特性なども優
れている。上記効果を奏することから本発明の反応性ホ
ットメルト接着剤は、弾性の要求が強い、自動車用部品
の接着(シートクッション,サイドモール,フロントガ
ラス,ドアトリム,フロントフードヘミング部,成型ル
ーフ,サイレンサー,強化プラスチック製外板の接着な
ど),建設用部材の接着(パネル,ボード,クロスの接
着など),製本,包装,繊維用などに有用である。
Claims (8)
- 【請求項1】 有機ポリイソシアネート化合物(a)お
よびポリオール(b1)から誘導される「ウレタンプレ
ポリマー(1)」と、低分子量キシレン樹脂、低分子量
クマロン樹脂および低分子量スチレン樹脂から選ばれ、
活性水素を持たず、且つ粘着付与性を有する「樹脂(d
1)」を含有することを特徴とする反応性ホットメルト
接着剤。 - 【請求項2】 有機ポリイソシアネート化合物(a)
と、ポリオール(b1)と、低分子量キシレン樹脂、低
分子量クマロン樹脂および低分子量スチレン樹脂から選
ばれ、活性水素を有し、且つ粘着付与性を有する樹脂
(d2)とから誘導される「ウレタンプレポリマー
(2)」を含有することを特徴とする反応性ホットメル
ト接着剤。 - 【請求項3】 有機ポリイソシアネート化合物(a)、
OH基を有する熱可塑性ウレタン樹脂(c1)および必
要によりポリオール(b1)から誘導される「ウレタン
プレポリマー(3)」を含有することを特徴とする反応
性ホットメルト接着剤。 - 【請求項4】 更に、低分子量キシレン樹脂、低分子量
クマロン樹脂および低分子量スチレン樹脂から選ばれ、
活性水素を持たず、且つ粘着付与性を有する「樹脂(d
1)」を含有する請求項3記載の接着剤。 - 【請求項5】 有機ポリイソシアネート化合物(a)
と、OH基を有する熱可塑性ウレタン樹脂(c1)と、
低分子量キシレン樹脂、低分子量クマロン樹脂および低
分子量スチレン樹脂から選ばれ、活性水素を有し、且つ
粘着付与性を有する樹脂(d2)と、必要によりポリオ
ール(b1)から誘導される「ウレタンプレポリマー
(4)」を含有することを特徴とする反応性ホットメル
ト接着剤。 - 【請求項6】 (b1)が分子量62以上〜500未満
で、OH基を2個以上有するポリオール(b2)と、O
H基当量250〜15,000で、OH基を2個以上有
するポリオール(b3)を併用したポリオールである請
求項1〜5のいずれか記載の接着剤。 - 【請求項7】 (c1)が有機ポリイソシアネート化合
物(a)とジオール(b4)から誘導され、且つ(c1)
を構成する(a)のNCO基と(b4)のOH基の当量
比が0.3:1〜0.98:1である請求項3〜5のい
ずれか記載の接着剤。 - 【請求項8】 更に、活性水素が0.005重量%未満
で、且つ熱軟化温度が40℃〜250℃の「熱可塑性樹
脂(c2)」を含有する請求項1〜7のいずれか記載の
接着剤。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3362991 | 1991-02-01 | ||
JP3-33629 | 1991-02-01 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0565471A true JPH0565471A (ja) | 1993-03-19 |
JP2651640B2 JP2651640B2 (ja) | 1997-09-10 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4046143A Expired - Fee Related JP2651640B2 (ja) | 1991-02-01 | 1992-01-31 | 反応性ホットメルト接着剤 |
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---|---|
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-
1992
- 1992-01-31 JP JP4046143A patent/JP2651640B2/ja not_active Expired - Fee Related
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