JPH05508247A - マゼンタカプラーを含む写真材料及び方法 - Google Patents

マゼンタカプラーを含む写真材料及び方法

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JPH05508247A JP92510910A JP51091092A JPH05508247A JP H05508247 A JPH05508247 A JP H05508247A JP 92510910 A JP92510910 A JP 92510910A JP 51091092 A JP51091092 A JP 51091092A JP H05508247 A JPH05508247 A JP H05508247A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 マゼンタカプラーを含む写真材料及び方法発明の背景 本発明は、2当量ピラゾロンマゼンタ色素形成性カプラーを使用するカラー写真 材料及び方法に関する。更に詳しくは、本発明は、2当量ピラゾロンマゼンタ色 素形成性カプラーがバラスト基含有フェノール系溶剤化合物及びバラスト基含有 アニリンまたはアミン化合物と組み合わせて使用されるこのような材料及び方法 に関する。
2当量3−アニリノピラゾロンマゼンタ色素形成性カプラーを使用するカラー写 真材料は、たとえば、米国特許第4.853.319号及びその中の引用によっ て示されるように公知であるa2当量ピラゾロンマゼンタカプラーは、コストか 低く、効率が高く、活性が優れ、色相が調節可能であり且つホルムアルデヒドを 含まない方法に使用するのに適当であるために、カラー写真材料に使用するのに 有利である。 また、吸収スペクトルを深色移動させるために3−アニリノピラ ゾロンカプラーと共にフェノール系溶剤を使用することも知られている(たとえ ば、Rennerらの米国特許第4.952.487号)。フェノール系溶剤は 、水素結合を供給できるので水素結合供与体として分類され得る。このような材 料は、非画像様汚染を引き起こす連続カプリングの観点からすれば、不十分なも のであった。
また、カプラーが、カプラーの写真材料中への取り込みを容易にし且つ/または カプラーから形成される色素の1つまたは複数の性質を改良する溶剤及び他の添 加剤と組み合わせて使用されることも、カラー写真技術においてよく知られてい る。たとえば、Ogawaらの米国特許第4.857.449号は、カラー写真 材料に使用するためのカプラーと1種またはそれ以上の高沸点有機溶剤との組合 せを開示している。
燐酸トリクレジルのような常用のカプラー溶剤の使用は、抑制感受性の乏しいカ プラー系を提供することが判明した。すなわち、(1)非意図的に存在する(た とえば、副反応の結果として)または(2)画質を改良するために意図的に添加 される現像抑制剤の共存は、カプラー反応性に対して要求されるよりはるかに大 きい悪影響を有し、且つ粒子のような他の画質の許容され得ない分解を生じるこ とがある。
米国特許第4.483.918号(Sakaiら)及びFurutachiらの 米国特許第4、585.728号及び5akai らの米国特許第4.555. 479号は、現像処理において起こる汚染を低減するために2当量ピラゾロンマ ゼンタカプラーと共にアミン(アニリンを含む)を使用することを開示している 。この問題は、2当量ピラゾロンマゼンタ色素形成性カプラーが低pKa値を有 する事実から生じると信じられる。pea値は一1og Ka(式中、Kaは酸 解離定数である)である。これらのカプラーは低pKa値を有する傾向があるの で、それらが塗布されたフィルムまたは紙を低pH1すなわち、pH5〜6また はそれ未満の溶液中に入れる場合にはそれらはかなりイオン化され得る。従って 、現像工程と漂白工程との間に停止浴を使用しない方法においてこれらの低pK aカプラーを含む写真材料を使用する場合には、漂白溶液中に移され且つその中 で酸化される現像液とのカプリングにより、非画像形成性色素形成が起こる。連 続カプリングと称するこの現像は、バックグラウンド濃度(Dmin)の望まし くない増加を生じる。漂白溶液が連続使用によって「味付けされる(seaso ned)Jに従って、連続カプリングはまた、漂白pHの変化のために処理フィ ルムの許容され得ない濃度のばらつきを生じる。従って、2当量3−アニリノピ ラゾロン力ブラ−のような低pKaカプラーを含む写真フィルム及び紙は、カプ ラーが低pHにおいてより高度にイオン化され、従って、低pF(漂白液中で酸 化現像液と容易に反応するために、連続カプリングを示すことか多い。これらの 特許によって識別されるアミン材料は、水素結合を受け入れることができるため に、水素結合受容体として分類される。
従って、連続カプリング現象の減少を示し且つ改良された抑制感受性を示す2当 量3−アニリノピラゾロンマゼンタ色素形成性カプラーを含むカラー写真材料を 提供するニーズがある。
充分な画像再現の達成は、多くの競合する要因を釣り合わす結果である。個々の 色の彩度を最大にするためには、比較的急なγまたはコントラストを有すること が望ましいが、更に優れた鮮鋭度、色純度及び低粒状度を有することが必要であ る。現像抑制剤放出型カプラー(DIR)は、鮮鋭度及び色純度を改良するため のハロゲン化銀層と関連させられるが、DIRは粒状度を増加させ且つコントラ ストをフィルムに必要とされるコントラスト未満に低下させる傾向がある。従っ て、望ましい粒状度及びコントラストを再確立するためには追加の銀乳剤レイダ ウンが必要てあろう。鮮鋭度及び色純度を更に改良するために、DIR含量及び 乳剤レイダウンの両者をさらに増加させることができるか、画像カプラーが充分 に反応できず且つ濃度か全露光域にわたってもはや増加しない(ラチチュードの 低下)ので、それ以上銀を添加できない点については到達する。ラチチュードの 低下か起こる点はDIRが現像を抑制する程度の関数である。
本発明のフェノール溶剤を使用することによって、ラチチュードの低下か実現さ れる前に、使用されるDIRのレベルを一層大きく増加させることかできる。カ プラー系は比較的低い抑制感受性を有する。
こうして、これまでよりも純粋な色て粒子のより少ないより鮮鋭な色が得られる 。
従って、2当量3−アニリノピラゾロンマゼンタ色素形成性カプラーを使用する 改良されたカラー写真材料及び方法を提供することが望ましい。更に、2当量ピ ラゾロンマゼンタ色素形成性カプラーを使用し且つカラー写真プロセスの漂白工 程の間におけるマゼンタ色素形成性カプラーの連続カプリングの減少のような改 良された写真特性を示すと共に改良された抑制感受性を示すカラー写真材料及び 方法を提供することが望ましい。
発明の要約 本発明の材料及び方法が改良された写真特性を提供できることを見出した。本発 明のカラー写真材料は、ハロゲン化銀乳剤ならびに2当量3−アニリノピラゾロ ンマゼンタ色素形成性カプラー、フェノール系溶剤化合物及びアニリン類及びア ミン類から選ばれた少なくとも1種の化合物を含んでなるカプラー組成物を支持 する支持体を含んでなる。フェノール系化合物及びアニリンまたはアミン化合物 は組合わさって、マゼンタ色素形成性カプラーによって示される連続カプリング 現象を減少させ、同時にマゼンタカプラーの抑制感受性を改良する。水素結合供 与フェノールが水素結合受容アミンの効果を中和しく酸と塩基との間の中和とほ ぼ同様)、それによって成分の有益な効果を無効にすると考えられたために、こ の結果は予期されなかった。従って、本発明に係るカラー写真材料は、常用のカ プラー溶剤を用いて得られるのと同様なコントラストを示す画像を提供する一方 、連続カプリング現象を示す不所望に高いDmin値及びDminのばらつきを 著しく減少させると同時に、カプラー系かコントラストの許容され得ない低下を 伴うことな(、比較的大量の抑制剤の存在を受容できるので優れた鮮鋭度、粒子 及び色再現の画像を生成する。
詳細な説明 本発明に係るカラー写真材料は、ハロゲン化銀乳剤及びカプラー組成物を支持す る支持体を含んでなる。カプラー組成物は、2当量3−アニリノラゾロンマゼン タ色素形成性カプラー、フェノール系カプラー溶剤化合物ならびにアニリン類及 びアミン類からなる群から選ばれた少なくとも1種の化合物を含んでなる。
本発明に使用するカプラー組成物は、2当量3アニリノピラゾロンマゼンタ色素 形成性カプラーを含む。本発明のカプラー組成物中に含まれる2当量ピラゾロン マゼンタ色素形成性カプラーは下記式%式%: 〔式中、 Arはアリール基またはピリジル基であり、その置換基はハロゲン原子ならびに シアノ、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、スルファモイル、スルホン アミド、カルバモイル、カルボンアミド、アルコキシ、アシルオキシ、アリール オキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ウレイド、ニトロ 、アルキル、アシル及びトリフルオロメチル基から選ばれ:Yはハロゲン、アル キル、アリール、アルコキシ、アリールオキシ、カルボンアミド、カルバモイル 、スルホンアミド、スルファモイル、アルキルスルホキシル、アリールスルホキ シル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アルコキシカルボニル、アリ ールオキシカルボニル、アシル、アシルオキシ、ウレイド、イミド、カルバメー ト、複素環式、シアノ、トリフルオロメチル、アルキルチす、ニトロ、カルボキ シル及びヒドロキシル基、ならびにポリマー鎖への結合を形成する基から選ばれ た1個またはそれ以上の置換基で置換されたアニリノ基であり、且つYは少なく とも6個の炭素原子を含み; そして Xはハロゲン、アルコキシ、アリールオキシ、アルキルチす、アリールチオ、ア シルオキシ、スルホンアミド、スルホニルオキシ、カルボンアミド、アリールア ゾ、窒素含有複素環式及びイミド基から選ばれたカプリング−オフ基である〕。
カプリング−オフ基は写真技術分野の当業者には公知である。一般に、このよう な基がカプラーの当量を決定し、カプラーの反応性を変化させる。カプリング− オフ基はまた、カプラーからの遊離後に現像抑制、漂白促進、色補正、現像促進 などのような機能を果たすことによって、カプラーが塗布された層または写真材 料中の他の層に有利に作用できる。代表的なカプリング−オフ基としては前述の ように、ハロゲン(たとえば、クロロ)、アルコキシ、アリールオキシ、アルキ ルチす、アリールチオ、アシルオキシ、スルホンアミド、カルボンアミド、アリ ールアゾ、窒素含有複素環式基、たとえば、ピラゾリル及びイミダゾリル、なら びにイミド基、たとえば、スクシンイミド及びヒダントイニル基が挙げられる。
カプリング−オフ基は以下に詳細に記載されている:米国特許第2.355.1 69号−同第3.227.551号;同第3.432.521号:同第3.47 6、563号:同第3,617゜291号;同第3.880.661号−同第4 .052.212号及び同第4.134.766号、ならびに、英国特許文献環 1.466、788号:同第1.531.927号;同第1゜533、039号 、同第2.006.755A号及び同第2.017.704A号(それらの開示 を参照することによって本明細書中に組み入れる)。
写真技術において公知の通り、色素形成性カプラーは代表的には、常用の写真要 素中に取り込まれた時に非拡散性である。すなわち、このカプラーは、それが塗 布された層からの拡散を実質的に示さないであろう分子の大きさ及び分子配置で あるべきである。この結果を達成するために、Y中に含まれる炭素原子の総数は 少なくとも6であるべきである。好ましくは、Yは6〜約30の炭素原子を含む 。
置換可能な水素を含む基(たとえば、アルキル、アミン、アリール、アルコキシ 、複素環式など)の識別による置換基への言及はいずれも、他に特に断わらない 限り、置換基の未置換型だけでなく、本発明の利点を無効にしない任意の置換基 で置換された型を包含することを本明細書及び請求の範囲全体において理解され たい。更に、考えられる有機置換基は一般に、30個未満の炭素原子、代表的に は20個未満の炭素原子を有する。
式(I)の2当量3−アニリノピラゾロンマゼンタ色素形成性カプラーの好まし い一実施態様において、Arは式:〔式中、R1はハロゲン、シアノ、アルキル スルホニル、アリールスルホニル、スルファモイル、スルホンアミド、カルバモ イル、カルボンアミド、ウレイド、アルコキシカルボニル、アリールオキシカル ボニル、アシルオキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ニトロ及びトリフルオロ メチル基から選ばれる〕を有するものである。
Yは式: pは0〜2であり、且つ各R,はR1に関してメタまたはバラ位にあり; 各R2は独立にハロゲン、アルキル、アルコキシ、アリールオキシ、カルボンア ミド、カルバモイル、スルホンアミド、スルファモイル、アルキルスルホキシル 、アリールスルホキシル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アルコキ シカルボニル、アリールオキシカルボニル、アシルオキシ、ウレイド、イミド、 カルバメート、複素環式、シアノ、ニトロ、アシル、トリフルオロメチル、アル キルチオ及びカルボキシル基から選ばれ、そして;R8は水素、ハロゲン、アル キル、アルコキシ、アリールオキシ、アルキチオ、カルボンアミド、カルボモイ ル、スルホンアミド、スルファモイル、アルキルスルホニル、アリールスルホニ ル、アルコキシカルボニル、アシルオキシ、アシル、シアノ、ニトロ及びトリフ ルオロメチル基から選ばれる〕 を有するものであるのが更に好ましい。好ましくは、R1は塩素またはアルコキ シ基である。
マゼンタ色素形成性カプラーの更に好ましい実施態様において、カプリング−オ フ基Xは式: 〔式中、R4及びR,は独立に水素、ハロゲン、アルキル、アルコキシ、アリー ルオキシ、カルボンアミド、ウレイド、カルバメート、スルホンアミド、カルバ モイル、スルファモイル、アシルオキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキ シカルボニル、アミノ及びカルボキシル基から選ばれ;そしてqは0.1または 2であり、且っR,は硫黄原子に関してメタまたはバラ位にあることができる〕 を有するものである。好ましくは、R4は少なくとも1個の炭素原子を含み、且 つR4及びR1は合わせて約5〜約25個の炭素原子を含む。
本発明のカプラー組成物に使用するのに適当な2当量3−アニリノピラゾロン色 素形成マゼンタカプラーの例としては、以下のものが挙げられるがそれらに限定 されない;l8 N l1 M14 本発明に#I用するのに特に好ましい2当量マゼンタ色素形成性カブラーとして は、カプラー溶剤と共に分散された時に1000未満のpKa値を有するものが 挙げられる。
本発明のカプラー組成物中に含まれるフェノール系化合物には、揮発性、水溶性 及び拡散率を最小にするためにバラスト基を含ませる。この化合物は2当量ピラ ゾロンマゼンタ色素形成性カプラーのための溶剤として作用し、1種またはそれ 以上の追加の高沸点補助溶剤と組み合わせて使用できる。本発明の組成物中に含 まれる化合物は式: 〔式中、各R1は独立に(i)直鎖、分岐及び環状アルキル基、(ii)直鎖、 分枝及び環状アルコキシ基ならびに(伍)直鎖、分枝鎖及び環状アルコキシカル ボニル基から選ばれ、そしてrは1〜5である) を有するものであるのが好ましい。適当に低い揮発性、水溶性及び拡散率を有す るように、好ましくはR6基は合わせて少なくとも8個、より好ましくは少なく とも10個の炭素原子を含む。
更に好ましい実施態様において、少なくとも1個のR6はアルキル基、好ましく は非分枝アルキル基である。最も好ましくは、フェノールは両オルト位に置換基 を含まない。
本発明のカプラー組成物中に含まれるフェノール系化合物の例としては以下のも のが挙げられるが、それらに限定されない。
象を減少させるのに役立つ。本発明のカプラー組成物に適当に使用されるアニリ ン化合物は下記式を有するものである:(VI 〔式中、R1はアルキル、アルアルキル、シクロアルキル及びアルケニル基から なる群から選ばれ、数基はアシルオキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキ シカルボニル、アシルアミノ、カルバモイル、アルコキシ及びアリールオキシ基 から選ばれた1個またはそれ以上の置換基を含み;R,は水素及びR1部分から 選ばれ;そしてArはフェニルならびにアルキル、アルアルキル、アルケニル、 シクロアルキル、アルコキシ、アリールオキシ、フェニル及びアシルアミノ基か ら選ばれた1個またはそれ以上の置換基を含むフェニルからなる群から選ばれ; そしてRt、R=及びArは合わせて少なくとも12個の炭素原子を含む〕。好 ましくは、R,、R,及びArは合わせて約20〜約40個の炭素原子を含む。
一実施態様において、RtとR8またはR1とArは結合されて環を形成できる 。
式(VI)によって表されるアニリン化合物の好ましい実施態様において、R7 及びR,は直鎖または分枝アルキル基であり、且っ/またはArはアルキルもし くはアルコキシ置換フェニル基である。
特に好ましい一実施態様において、ArはN原子に対してオルトの位置にあるア ルコキシ基で置換されたフェニル基である。更に、アルコキシ置換フェニル基は 、直鎖または分枝アルキル基のような1個または複数個の追加の置換基を含むこ とができる。
本発明において使用するのに適当なアニリン化合物の具体的な例としでは以下の ものが挙げられるが、それらに限定されない;C,I(17−セ C4H,−し CH。
本発明のカプラー組成物に使用するのに適当なアニリン類以外のアミン化合物は 好ましくは下記式を有するものである:〔式中、R1はアルキル、シクロアルキ ル及びアルケニル基からなる群から選ばれ、且つ数基はハロゲンならびにアルキ ル、アルアルキル、アシルオキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカル ボニル、アシルアミノ、カルバモイル、アルコキシ、アリールオキシ、ヒドロキ シ、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アルキルスルホキシル、アリー ルスルホキシル、ホスホニル及び複素環式基から選ばれた1個または複数個の置 換基を含み;そしてR1゜及びR1,は独立に、水素及びR1部分から選ばれ: そしてRI、RIo及びR11は合わせて少なくとも12411の炭素原子を含 む]。好ましくは、RI 、RIG及びR11は、アミノ化合物の揮発性、水溶 性及び拡散率を最小にするため、合わせて約15〜約40個の炭素原子を含んで いた。特定の実施態様においては、R1とR1,またはRIoとR31は別の窒 素原子または酸素原子とつながれてイミダゾール環またはモルホリノ環のような 複素環を形成することができる。
本発明において使用するのに適当なアミン化合物の具体的な例としては以下のも のが挙げられるが、それらに限定されない:入12 N(C,H,、−nl。
NHTC,H,−nl。
C,H,−n 1B n−C,H2,N(CH,CM、OCR,CH,)。
n−C,、H23CONHCH2CH2N (C,H,−n ) 。
本発明に係るカプラー組成物は、前記のアニリン類及びアミン類から選ばれた少 なくとも1種の化合物を含む。しかしながら、カプラー組成物がフェノール系化 合物及び2当量ピラゾロンマゼンタ色素形成性カプラーと共に少なくとも1種の アニリン化合物及び少なくとも1種のアミン化合物を含むことは同様に本発明の 範囲内である。
本発明に使用されるカプラー組成物は、得られた画像の写真特性に不利な影響を 及ぼさずに、連続カプリング現象の減少及び改良された抑制感受性を提供するの に適当な量でフェノール系化合物及びアニリンまたはアミン化合物を含む。
好ましい一実施態様において、3−アニリノピラゾロンマゼンタ色素形成性カプ ラー及びフェノール系化合物は約1:0.1〜約1:10の重量比で含まれる。
好ましくは、ピラゾロンマゼンタ色素形成性カプラー及びアニリンまたはアミン 化合物は各々、約1=0.03〜約1:3、より好ましくは約1:0.05〜約 1 : 1(7)重量比で使用する。
前述のように、フェノール系化合物はマゼンタ色素形成性カプラーのための溶剤 として作用する。更に、1種またはそれ以上の追加の高沸点有機化合物も補助溶 剤として使用できる。フェノール系化合物と組み合わせて使用できる別の高沸点 カプラー溶剤としてはアリールホスフェート、たとえば、トリクレジルポスフェ ート;アルキルホスフェート、たとえば、トリオクチルホスフェート;混合アリ ールアルキルホスフェート;アルキル、アリールまたは混合アリールアルキルホ スホネート;ホスフィンオキシト、たとえば、トリオクチルホスフィンオキシト :芳香族エステル、たとえば、ジブチルフタレート:脂肪族エステル、たとえば 、ジブチルセバケート:アルコール、たとえば、2−へキシル−1−デカノール :スルホンアミド;及び炭化水素、たとえば、ドデシルベンゼンか挙げられる。
好ましくは、フェノール系溶剤は総カプラーi剤の少なくとも10重量%、最も 好ましくは少なくとも50重量%を構成する。
本発明のカプラー組成物は更に、任意の他の常用の添加剤を含むことができる。
本発明に係る写真カプラー組成物は、写真技術においてよく知られた方法で写真 材料中に使用する。たとえば、支持体上にハロゲン化銀乳剤ならびに2当量マゼ ンタ色素形成性ピラゾロンカプラー、フェノール系化合物及びアニリンまたはア ミン化合物を含んでなる本発明のカプラー組成物を塗布することができ、該化合 物及びアニリンまたはアミン化合物は漂白の間における連続カプリングを減少さ せ且つカプラー抑制感受性を改良するように充分な量で存在する。
次いで、写真材料は、カラー写真技術においてよく知られた方法で画像を形成す るように露光後、第一芳香族アミン現像主薬を含む溶液中において現像すること ができる。当業界において更によく知られるように、第一芳香族アミン現像主薬 は、露光されたハロゲン化銀乳剤粒子と反応することによって画像を形成するよ うに酸化され、酸化された現像主薬はカプラーと反応して色素を形成する。
本発明の材料及び方法を用いる場合には、マゼンタ色素形成性カプラーを含む塗 布写真材料は、現像液から除去して、停止浴または水洗浴を介在させずに直接、 漂白液中に入れることができる。漂白液の目的は次の定着のために現像銀を再酸 化することである。しかしながら、漂白液はまた、介在する停止浴または水洗の 不存在下において移される現像主薬を酸化する。常用の材料においては、酸化さ れた現像主薬はカプラーと反応して、画像を形成しない色素を生成する(Dmi n)、すなわち、連続カプリング現象を起こす可能性かあるる。本発明の材料は 連続カプリングを最小にする。
また、本発明の材料はマゼンタ粒子を含む比較的透明なフィルムが材料中に取り 入れられた写真材料と結合して使用できると考えられる。本発明の材料はこのよ うな組合せにおいてよく作用し、優れた写真の結果を生じる。このような磁気フ ィルムの例はよく知られており、たとえば、米国特許第4.990.276号及 びEP459.349号に記載されており、それらを参照することによって本明 細書中に取り入れる。
これらの刊行物に開示されるように、粒子はフェロ磁性及びフェリ磁性酸化物、 他の金属との複合体酸化物、たとえば、フェライトなどのような入手できる任意 の型のものであることができ、公知の粒子の形状及び寸法を持つことができ、ド ーパントを含むことができ、公知のpH値を示すことができる。粒子はシェル塗 布することができ、また、代表的なレイダウンの範囲にわたって適用できる。実 施態様は、結合剤、硬膜剤、帯電防止剤、分散助剤、可塑剤、滑剤及び他の公知 の添加剤に関して限定されない。
代表的には、カプラーはハロゲン化銀乳剤中に混合され、そして乳剤は支持体上 に塗布されて写真要素の一部の形成する。あるいは、カプラーは、現像の間にカ プラーが酸化カラー現像主薬のような現像製品とよく反応するように関連するで あろう、ハロゲン化銀乳剤に隣接する位置においてカプラーを混合することもで きる。従って、本明細書中で使用する用語「関連した」とは、カプラーが、ハロ ゲン化銀乳剤層中、または処理の間にカプラーがハロゲン化銀現偉製品と反応す ることができる隣接する位置にあることを意味する。
写真要素は単色要素または多色要素であることができる。多色要素は、スペクト ルの3つの主要な領域の各々の感受性の色素画像形成単位を含む。各単位は単一 の乳剤層またはスペクトルの所定の領域に感受性の多重乳剤層からなることがで きる。画像形成単位の層を含む要素の層は、公知の種々の順序で配列できる。他 の形態においては、スペクトルの3つの主要な領域の各々に感受性の乳剤を、単 一の区分層として配置できる。
代表的な多色写真要素は、少なくとも1種のシアン色素形成性カプラーが関連し た少なくとも1層の赤感性ハロゲン化銀乳剤層からなるシアン色素画像形成単位 、少なくとも1種のマゼンタ色素形成性カプラーが関連した少なくとも1層の緑 感性ハロゲン化銀乳剤層からなるマゼンタ色素画像形成単位、及び少なくとも1 種のイエロー色素形成性カプラーが関連した少なくとも1層の青感性ハロゲン化 剤銀乳剤層からなるイエロー色素画像形成単位を支持する支持体を含んでなり、 要素中の少なくとも1種のカプラーは本発明のカプラーである。要素は、濾過層 、中間層、上塗り層、下塗り層などのような追加の層を含むことができる。
本発明の乳剤及び要素中に使用するのに適当な材料に関する以下の解説において 、Re5earch Disclosure、 December 1989.  [tem308119 (Kenneth Mason Publicati ons、 Ltd、、 Dudley Annex、 12aNorth 5t reet、 Emsworth、 Hampshire POIO7DQ、 E NGLAND刊行)を参照するであろう。これは以下において用語”Re5ea rch Disclosure”によって確認されるであろう。そこ引用された 特許及び刊行物を含むRe5earch Disclosureの内容を参照す ることによって本明細書中に取り入れ、以下において言及される5ection は5ection of theResearch Disclosureであ る。
本発明の要素中に使用されるハロゲン化銀乳剤はネガ作用であってもポジ作用で あってもよい。適当な乳剤及びそれらの製法ならびに化学増感及び分光増感法は 5ection I −IVに記載されている。色料及び現像調節剤は5ect ionV及びXXIに記載されている。ベヒクルは5ection IXに記載 され、螢光増白剤、カブリ防止剤、安定剤、光吸収及び散乱材料、硬膜剤、塗布 助剤、可塑剤、滑剤及び艷消剤のような種々の添加剤は、たとえば、5ecti on V、VI、 VrlL X、XI、XII及びxvrに記載されている。
製造法は5ection XIV及びXVに、他の層及び支持体は5ectio n XIII及びXVIIに、処理法及び処理材料は5ection HX及び XXに、そして別の露光法は5ection XVIIIに記載されている。
好ましい発色現像主薬はp−フェニルジアミンである。特に好ましいのは以下の ものである: 4−アミノN、 N−ジエチルアニリンヒドロクロリド、4−アミノ−3−メチ ル−N、N−ジエチルアニリンヒドロクロリド、4−アミノ−3−メチル−N− エチル−N−(β−(メタンスルホンアミド)エチル)アニリンセスキスルフェ ート水和物、4−アミノ−3−メチル−N−エチル−N−(β−ヒドロキシエチ ル)アニリンスルフェート、 4−アミノ−3−β−(メタンスルホンアミド)エチル−N、N−ジエチルアニ リンヒドロクロリド、及び4−アミノ−N−エチル−N=(2−メトキシエチル )−m−トルイジンジーp−)ルエンスルホン酸。
ネガ作用ハロゲン化銀の場合にはネガ画像を形成できる。場合によってはポジ( 反転)画像が形成できる。
本明細書中に記載したマゼンタカプラーは他の類のマゼンタ画像カプラー、たと えば、3−アシルアミノ−5−ピラゾロン及び複素環式カプラー(たとえば、ピ ラゾロンアゾール)、たとえば、HP285、274 ;米国特許第4.540 .654号、 EP 119.860に記載されたもの、または種々のバラスト 基またはカプリング−オフ基を含む他の5−ピラゾロンカプラー、たとえば、米 国特許第4.301.235号;米国特許第4.853.319号及び米国特許 第4.351.897号に記載されたものと組み合わせて使用することができる 。カプラーはまた、イエローまたはシアンカラードカプラーと関連して(たとえ ば、層間補正のレベルを調節するために)、且つEP 213.490.特公昭 58−172.647号公報:米国特許第2.983.608号: ドイツ特許 出願DE2.706.117C;英国特許第1.530.272号:日本特許出 願A−113935,米国特許第4.070.191号及びドイツ特許出願DE  2.643.965号に記載されたもののようなマスキングカプラーと関連し て使用することもできる。マスキングカプラーは移動または阻害されることがで きる。
カプラーはまた、画質を改良するために、たとえば、漂白または定着の処理工程 を促進するかまたは別の方法で修正する材料と関連して使用できる。EP 19 3,389; EP301,477;米国特許第4.163.669号:米国特 許第4.865.956号:及び米国特許第4.923.784号に記載された 漂白促進剤が特に有用である。成核剤、現像促進剤またはそれらの前駆体(英国 特許第2.097.140号;英国特許第2.131.188号):電子移動剤 (米国特許第4.859.578号、米国特許第4.912.025号);カブ リ防止剤及び混色防止剤(anti color−mixing agents )、たとえば、ヒドロキノンの誘導体、アミノフェノール類、アミン類、没食子 酸:カテコール;アスコルビン酸、ヒドラジド類:スルホンアミドフェノール類 ;ならびにノンカラー−フす−ミングカブラーと関連したカプラーの使用も考え られる。
カプラーはまた、コロイド銀ゾルまたはイエロー及び/またはマゼンタフィルタ ー色素を水中油彩分散液、ラテックス分散液とじてまたは固体粒子分散液として 含んでなるフィルター色素層と組み合わせて使用できる。さらに、それらは「ス ミアリング」カプラー(たとえば、米国特許第4.366、237号; EP  96.570 、米国特許第4,420、556号:及び米国特許第4.534 .323号に記載されたもの)と共に使用することもできる。また、カプラーは 特開昭61−258.249号または米国特許第5 、019.492号に記載 されたようにして保護された形態で塗布されることもできるし、ブロックされる こともできる。
カプラーは更に、「現像抑制剤放出」化合物(DIR’ s)のような画像修正 化合物と組み合わせて使用することもできる。発明のカプラーと共同して有用な りIR’sは公知であり、例は米国特許第3.137.578号;同第3.14 8.022号;同第3.148.062号;同第3.227.554号;同第3 ゜384、657号:同第3.379.529号;同第3.615.506号; 同第3.617.291号:同第3.620.746号;同第3.701.78 3号;同第3.733.201号;同第4,049、455号;同第4.095 .984号;同第4.126.459号;同第4.149.886号:同第4. 150.228号;同第4,211,562号;同第4.248.962号;同 第4.259゜437号;同第4.362.878号−同第4.409.323 号;同第4.477、563号:同第4.782.012号:同第4.962. 018号;同第4.500.634号;同第;a、 579. s16号;同第 4.607.004号;同第4.618.571号;同第4.678.739号 :同第4、746.600号;同第4.746.601号;同第4.791.0 49号:同第4.857.447号;第4.865.959号;第4.880. 342号;第4.886.736号;第4.937.179号;同第4.946 .767号:同第4.948.716号;同第4.952.485号;同第4゜ 956、269号;同第4.959.299号:同第4.966、835号:同 第4.985.336号中にならびに特許公報GB 1,560,240; G B 2.007,662; GB 2.032,914; GB 2.099. 167; DE 2,842.063. DH2,937,127; DE 3 ,636.824; DE3、644.416及び以下の欧州特許公開: 27 2.573.33319.336,411゜346.899; 362,870 ; 365,252; 365,346; 373.382; 376.212 .377.463; 378,236; 384.670; 396,486;  401.612; 401.613中に記載されていこのような化合物はまた 、’Developer−夏nhibj tor−Releasing(DIR )Couplers for Co1or Photography、 ” C ,R,Barr、 J、R,Th1rtle及びP、WJittum、 Pho tographic 5cience and Engineerting、  Vol、13゜p、 174(1969)(参照することによって本明細書中に 取り入れる)に開示されている。一般に、現像抑制剤放出型(DIR)カプラー はカプラ一部分及び抑制剤カプリング−オフ部分(INンを含む。抑制剤放出型 カプラーは、抑制剤の遅延された放出を引き起こすタイミング部分または化学ス イッチを更に含む遅延型のもの(DIARカプラー)であることができる。代表 的な抑制剤部分の例は以下の通りであるニオキサゾール類、チアゾール類、ジア ゾール類、トリアゾール類、オキサジアゾール類、チアジアゾール類、オキサチ アゾール類、チアトリアゾール類、ベンゾトリアゾール類、テトラゾール類、ベ ンゾイミダゾール類、インダゾール類、イソインダゾール類、メルカプロチトラ ゾール類、セレノテトラゾール類、メルカブロベンゾチアゾール類、セレノベン ゾチアゾール類、メルカプトベンゾオキサゾール類、セレノベンゾオキサゾール 類、メルカプトベンゾイミダゾール類、セレノベンゾイミダゾール類、ベンゾジ アゾール類、メルカプトオキサゾール類、メルカプトチアジアゾール類、メルカ プトチアゾール類、メルカプトトリアゾール類、メルカプトオキサジアゾール類 、メルカプトジアゾール類、メルカプトオキサチアゾール類、テルロテトラゾー ル類またはベンゾイソジアゾール類。好ましい一実施様態において、抑制剤の部 分または基は以下の式から選〔式中、R+は炭素数1〜約8の直鎖及び分枝アル キル、ベンジル及びフェニル基からなる群から選ばれ、且っ酸基は少なくとも1 個のアルコキシ置換基を含み;R++はR1及び−5R,から選ばれ;RI□は 炭素数1〜約5の直鎖または分枝アルキル基であり、mは1〜3であり;そして Rlvは水素、ハロゲンならびにアルコキシ、フェニル及びカルボンアミド基、 −COOR,及び−NHCOORy (式中、R,l;!置換及び未置換アルキ ル及びアリール基から選ばれる)からなる群から選ばれる〕。
現像抑制剤放出型カプラー中に含まれるカプラ一部分はそれが位置する層に対応 する画像色素を形成するのが代表的であるが、異なるフィルム層と関連した時に 異なる色を形成することもできる。現像抑制剤放出型カプラー中に含まれるカプ ラ一部分が無色の製品及び/または処理の間に写真材料から洗い落とされる製品 (いわゆる「ユニバーサル」カプラー)を形成することもまた有用であろう。
前述のように、現像抑制剤放出型カプラーとしては、ヘミアセタールの開裂反応 を使用する基(米国特許第4.416.396号、特開昭60−249148号 ;同60−249149号);分子内求核置換反応を使用する基(米国特許4. 248.962号);共役系に沿って電子移動反応を使用する基(米国特許4. 409.323号;同第4.421.845号;特開昭57−188035号; 同58−98728号;同58−209736号;同58−209738号); エステル加水分解を使用する基(ドイツ国特許出願公開(OLS)第2.626 .315号公報);イミノケタールの開裂を使用する基(米国特許第4.546 .073号);カプラーとしてまたはカプラー反応後に還元剤として作用する基 (米国特許第4 、438.193号二同第4.618.571号)及び前記特 徴を合わせ持つ基のような抑制剤の基の遅延放出を引き起こすタイミング基が挙 げられる。タイミング基または部分は下記式の1つを有するのが代表的である: 〔式中、INは抑制剤部分であり、Zはニトロ、シアノ、アルキルスルホニル; スルファモイル(−sotNL) ;及びスルホンアミド(−NR3O□R)基 からなる群から選ばれ;nは0または1であり;そしてRVlは置換または未置 換アルキル及びフェニル基からなる群から選ばれる〕。各タイミング基の酸素原 子はDIARの各カプラ一部分のカプリング−オフ位に結合する。
本発明において使用するのに適当な現像抑制剤放出型カプラーとしては以下のも のが挙げられるがそれらに限定されない:ユニで、用語「平板法度」は当業界に おいて認められた慣用法でECDは平板状粒子の平均等価円直径(μm)であり 、モしてtは平板状粒子の平均厚さくμm)である〕として使用される。
写真乳剤の平均有効ECDは約10μm以下であるが、実際には乳剤のECDは めったに4μmを超えない。ECDが増加するにつれて写真感度及び粒状度は共 に増加するので、一般に、目的感度要件の達成と適合する最も小さい平板状粒子 のECDを使用するのが好ましい。
乳剤の平板法度は、平板状粒子の厚さの減少によって著しく増加する。一般に、 目的平板状粒子投影面積は薄い(t<0.2μm)平板状粒子によって満たされ るのが好ましい。最低レベルの粒状度を達成するためには、目的平板状粒子投影 面積は極端に薄い(t<0゜06μm)平板状粒子によって満たされるのが好ま しい。平板状粒子の厚さは代表的には約0.02μm以下である。しかしながら 、これより薄い平板状粒子の厚さも考えられる。たとえば、Daubend i  ekらの米国特許第4.672.027号は0.017μmの粒子厚さを有す る3モル%ヨウ化物平板状粒子臭ヨウ化銀乳剤を報告している。
前述のように、所定の厚さ未満の平板状粒子が乳剤の総粒子投影面積の少なくと も50%を占める。高平板状度の利点を最大にするためには、前記厚さ基準を満 たす平板状粒子が乳剤の総粒子投影面積の普通に達成できる最大百分率を占める のが一般に好ましい。たとえば、好ましい乳剤においては、前記厚さ基準を満足 させる平板状粒子か総粒子投影面積の少なくとも70%を占める。最大性能平板 状粒子乳剤においては、前記厚さ基準を満たす平板状粒子は総粒子投影面積の少 なくとも90%を占める。
適当な平板状粒子乳剤は、以下の教示のような種々の通常の教示の中から選ばれ ることができる: Re5earch Disclosure、 Item 22534. Jan uary 1983 (Kenneth MasonPublications 、 Ltd、、 Emsworth、 Hampshire POIO7DD、  England刊行); 米国特許第4.439,520; 4.414.3 10; 4,433,048.4,643.966;4.647,528; 4 .665.012; 4,672.027; 4,678,745; 4.69 3,964; 4,713゜320; 4.722,886; 4.755,4 56; 4,775.617; 4.79?、354; 4.801,522; 4.806,461; 4.835.095; 4.853,322; 4.9 14,014; 4.962.O15,4,985゜350、5,061,06 9及び5.061.616号。
本発明をさらに以下の例によって説明するが、それらによって限定されることは ない: 実施例1〜4及び比較例10〜40 表1に示すように、本発明の組成物を同様な組成物と比較するために試験を行っ た。
セルロースアセテート−ブチレートフィルム支持体(レムジェットハレーション 防止バッキングを有する)に、臭ヨウ化銀乳剤1゜08g/m”、ゼラチン3. 8g/m”、表1に記載されたカプラー/添加剤中に分散された画像カプラー0 .54ミリモル/ m 1を含む感光性層を塗布することによって、単層写真要 素を調製した。
感光性層に、ゼラチンを2.7g/m”及びビス−ビニルスルホニルメチルエー テル硬膜剤を総ゲルに基づき1.75重量%含む層を上塗りした。
各要素のサンプルを、段状濃度試験物体に通して画像を形成するように露光し、 そして発色現像液を用いて37℃において処理し、次いで、(1)低pH浴を用 いて停止させ、漂白し、定着させ、水洗し、そして乾燥させて、段状着色画像を 生成するか、または(2)pH6の浴で漂白して、風味付けされた浴中への現像 主薬の移動をシミュレートし、定着させ、水洗しそして乾燥させた。
連続カプリングを2つの方法で測定した。+/−停止を用いて、サンプルの濃度 を比較して、停止浴の使用に比較して、現像工程と漂白工程との間に酸停止を使 用しない場合に連続カプリングから得られる追加の濃度を測定した。表Iの右党 において同様な比較をするが、漂白pHを6に上昇させて、風味付は漂白浴への アルカリ現像主薬の移動をシミュレートする。これは連続カプリングを更に悪化 させる効果を有する。
実施例1 発明M3 C4At 1:0.7:0.16° 、069 .213 比較IC対照M3 C4−1:0.7:0 .247 .583実施例2 発明 M20 C4A1 例1と同様 、031 .145比較2C対照M20 C4 −ICと同様 、066 .297実施例3 発明MS CI Al 例1と同 様 、095 .281比較3C対照M3 C1−ICと同様 、361 .7 92実施例4 発明M2OCI Al 例1と同様 、039 .172比較4 C対照M20 CI −ICと同様 、099 .418*さらに、微少量のト リへキシリホスフエート(0,10)及びトリクレジルホスフェ−) (0,0 4)を含む。
実施例1〜4の各々は使用される総溶剤の重量%として約83%のフェノールを 含み、そしてカプラ一部当り0.16重量部のアミンAIを含んでいた。表工は 、アミンが過度の連続カプリングを防止するために不可欠であることを示す。各 側において、連続カプリングの量はアミンの不存在下においては少なくとも2倍 であり、この効果は水素結合供与フェノールの存在によって中和されない。
実施例5〜7 現像抑制剤の存在下における発明の組成物の効果をフェノール系溶剤を含まない 示した対照組成物の効果と比較するために試験を行った。
セルロースアセテート−ブチレートフィルム支持体(レムジェットハレーション 防止バッキングを育する)に、臭ヨウ化銀乳剤1゜08 g/m” 、ゼラチン 3. 77 g/m” 、示されたカプラー/添加剤中に分散された画像カプラ ー0.52ミリモル/m!を含む感光性層を塗布することによって、単層写真要 素を調製した。トリクレジルホスフェート中にその重量を二回に分けて別個に分 散されたDIRCDI)を、画像カプラー:DIRのモル比12:1で添加した 。感光性層に、ゼラチンを2.69g/m”及びビス−ビニルスルホニルメチル エーテル硬膜剤を総ゲルに基づき1.75重量%含む層を上塗りした。
各要素のサンプルを、段状濃度試験物体に通して画像を形成するように露光し、 そしてBr1tish Journal of Photography An nual。
1988、 pp、 196−198に記載されたKODAK FLEXICO LOR(C41)法(1%硫酸停止浴を用いる)に供した。
ガンマは、任意の2つの露光工程の間の最大勾配として記録し、それは活性また はコントラストを示す。
混合フェノール系−ホスフェート溶剤例5に関しては、画像カプラーはカプラー 1部:p−ドデシルフェノール0.7部:アミン0゜16部ニトリヘキシルホス フェート0.10部ニトリクレジルホスフェ−1−0,04部の重量比で分散さ せた。フェノール系溶剤を含まない比較5Cに関しては、この比は、カプラー1 部:アミン0゜16部ニトリクレジルホスフェート0.74部ニトリへキシルホ スフェート0.1部部であった。
実施例5 発明 A3 C4A1 1:0.7:0.16° −32,4%比較 5C対照 A3 TCP” A1 1:0.7:0.16° −43,7%実施 例6 発明 A3 C4−1:1 −26.8%比較6C対照 A3 TCP”  −1: 1 −42.6%実施例7 発明 A6 C4−1:1 −35.8 %比較7C対照 A6 TCP” −1: 1 −45.8%*−更に、トリへ キシルホスフェート(0,10)及びトリクレジルホスフェート(0,04)を 含む **−−)リクレジルホスフエート 実施例5〜7の結果は、本発明のフェノール系溶剤の代わりに常用のホスフェー ト溶剤を用いる場合には、現像抑制材料の存在下においてコントラストのはるか に大きい低下が示されることを示す。
このような抑制剤は鮮鋭さ及び正確な色表現を得るのには不可欠であるために、 且つ抑制剤はまた、写真プロセスの間に意図せずに形成されるために、フェノー ル系カプラー溶剤によって重要な利点か与えられる。更に、水素結合受容アミン はフェノールの効果を中和しない。同様な結果が他のDIRによっても得られた 。
要約書 カラー写真材料及び方法は、2当量3−アニリノピラゾロンマゼンタ色素形成性 カプラー、フェノール系カプラー溶剤及び少な(とも1種のアミン化合物を提供 する。
−一−N@PCI/uS92103362

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.ハロゲン化銀乳剤及びそれと関連した、(a)2当量3−アニリノピラゾロ ンマゼンタ色素形成性カプラー、(b)フェノール系カプラー溶剤及び(c)少 なくとも1種のアミン化合物を含んでなるカプラー組成物を支持する支持体を含 んでなるカラー写真材料。
  2. 2.前記2当量ピラゾロンマゼンタ色素形成性カプラーが式▲数式、化学式、表 等があります▼(I)〔式中、Arは未置換アリール基、置換アリール基及び置 換ピリジル基からなる群から選ばれ、その置換基はハロゲン原子ならびにシアノ 、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、スルファモイル、スルホフアミド 、カルバモイル、カルボンアミド、アルコキシ、アシルオキシ、アリールオキシ 、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ウレイド、ニトロ、アル キル及びトリフルオロメチル基からなる群から選ばれ; Yはハロゲン原子、ならびにアルキル、アリール、アルコキシ、アリールオキシ 、カルボンアミド、カルバモイル、スルホンアミド、スルファモイル、アルキル スルホキシル、アリールスルホキシル、アルキルスルホニル、アリールスルホニ ル、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、アシル、アシルオキシ 、ウレイド、イミド、カルバメート、複素環式、シアノ、トリフルオロメチル、 アルキルチオ、ニトロ、カルボキシル及びヒドロキシル基、ならびにポリマー鎖 への結合を形成する基からなる群から選ばれた1個または複数の置換基で置換さ れたアニリノ基であり、且つYは少なくとも6個の炭素原子を含み;そして Xはハロゲン、アルコキシ、アリールオキシ、アルキルチオ、アリールチオ、ア シルオキシ、スルホンアミド、スルホニルオキシ、カルボンアミド、アリールア ゾ、窒素含有複素環式及びイミド基からなる群から選ばれたカプリングーオフ基 である〕を有する請求の範囲第1項によって定義されたカラー写真材料。
  3. 3.Arが式: ▲数式、化学式、表等があります▼(II)〔式中、R1はハロゲン、シアノ、 アルキルスルホニル、アリールスルホニル、スルファモイル、スルホンアミド、 カルバモイル、カルボンアミド、ウレイド、アルコキシカルボニル、アリールオ キシカルボニル、アシルオキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ニトロ及びトリ フルオロメチル基からなる群から選ばれる〕を有する請求の範囲第2項によって 定義されたカラー写真材料。
  4. 4.Yが式: ▲数式、化学式、表等があります▼(III)〔式中、pは0〜2であり、且つ 各R2はR3に関してメタまたはパラ位にあり; 各R2は独立にハロゲン、アルキル、アルコキシ、アリールオキシ、カルボンア ミド、カルバモイル、スルホンアミド、スルファモイル、アルキルスルホキシル 、アリールスルホキシル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アルコキ シカルボニル、アリールオキシカルボニル、アシルオキシ、ウレイド、イミド、 カルバメート、複素環式、シアノ、ニトロ、アシル、トリフルオロメチル、アル キルチオ及びカルボキシル基からなる群から選ばれ、そして;各R3は水素、ハ ロゲン、アルキル、アルコキシ、アリールオキシ、アルキチオ、カルボンアミド 、カルバモイル、スルホンアミド、スルファモイル、アルキルスルホニル、アリ ールスルホニル、アルコキシカルボニル、アシルオキシ、アシル、シアノ、ニト ロ及びトリフルオロメチル基からなる群から選ばれる〕を有する請求の範囲第2 項によって定義されたカラー写真材料。
  5. 5.Xが式: ▲数式、化学式、表等があります▼(IV)〔式中、R4及びR5は独立に水素 、ハロゲン、アルキル、アルコキシ、アリールオキシ、カルボンアミド、ウレイ ド、カルバメート、スルホンアミド、カルバモイル、スルファモイル、アシルオ キシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、アミノ及びカルボキ シル基からなる群から選ばれ;そしてqは0、1または2であり、且つR6は硫 黄原子に関してメタまたはバラ位にあることができる〕 を有する請求の範囲第2項によって定義されたカラー写真材料。
  6. 6.R4が少なくとも1個の炭素原子を含み、且つ更にR4及びR5中の炭素原 子の総数が約5〜約25である請求の範囲第5項によって定義されたカラー写真 材料。
  7. 7.前記フェノール系溶剤化合物が式:▲数式、化学式、表等があります▼(V )〔式中、各R6は独立に直鎖、分枝及び環状アルキル基、ならびに直鎖、分枝 及び環状アルコキシ基、ならびに直鎖、分枝及び環状アルコキシカルボニル基か らなる群から選ばれ、そしてrは1〜5である〕 を有する希求の範囲第1項によって定義されたカラー写真材料。
  8. 8.少なくとも1個のR6が非分枝アルキル基である請求の範囲第7項によって 定義されたカラー写真材料。
  9. 9.全R6基中に合わせて少なくとも8個の炭素原子を含む請求の範囲第7項に よって定義されたカラー写真材料。
  10. 10.rが1であり且つR6がp−ドデシルである請求の範囲第9項によって定 義されたカラー写真材料。
  11. 11.rが2であり且つ各R6がペンチルである請求の範囲第9項によって定義 されたカラー写真材料。
  12. 12.式: ▲数式、化学式、表等があります▼(VI)〔式中、R7はアルキル、アルアル キル、シクロアルキル及びアルケニル基からなる群から選ばれ、該基はアシルオ キシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、アシルアミノ、カル バモイル、アルコキシ及びアリールオキシ基から選ばれる1個またはそれ以上の 置換基を含み、R3は水素及びR7部分から選ばれ;そしてArはフェニルなら びにアルキル、アルアルキル、アルケニル、シクロアルキル、アルコキシ、アリ ールオキシ、フェニル及びアシルアミノ基から選ばれた1個またはそれ以上の置 換基を含むフェニルからなる群から選ばれ;そしてR7、R3及びArは合わせ て少なくとも12個の炭素原子を含む〕 のアミン化合物を含む請求の範囲第1項によって定義されたカラー写真材料。
  13. 13.R7及びR3が独立に分枝及び直鎖アルキル基から選ばれる請求の範囲第 12項によって定義されたカラー写真材料。
  14. 14.Arが少なくとも1個のアルキルまたはアルコキシ置換基を含むフェニル である請求の範囲第12項によって定義されたカラー写真材料。
  15. 15.ArがN原子に対してオルトであるアルコキシ基置換基を有するフェニル を含んでなる請求の範囲第14項によって定義されたカラー写真材料。
  16. 16.R7、R3及びArが合わせて20〜約40個の炭素原子を含む請求の範 囲第12項によって定義されたカラー写真材料。
  17. 17.式: ▲数式、化学式、表等があります▼(VII)〔式中、R3はアルキル、シクロ アルキル及びアルケニル基からなる群から選ばれ、且つ該基はハロゲンならびに アルキル、アルアルキル、アシルオキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキ シカルボニル、アシルアミノ、カルバモイル、アルコキシ、アリールオキシ、ヒ ドロキシ、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アルキルスルホキシル、 アリールスルホキシル、ホスホニル及び複素環式基から選ばれた1個またはそれ 以上の置換基を含み;そしてR10及びR11は独立に水素及びR6部分から選 ばれ;そしてR3、R10及びR11は合わせて少なくとも12個の炭素原子を 含む〕のアミン化合物を含む請求の範囲第1項によって定義されだカラー写真材 料。
  18. 18.R9とR10またはR10とR11が環を形成する請求の範囲第17項に よって定義されたカラー写真材料。
  19. 19.R9、R10及びR11の少なくとも1つがアルキル基である請求の範囲 第17項によって定義されたカラー写真材料。
  20. 20.R9、R10及びR11が合わせて約15〜約40個の炭素原子を含む請 求の範囲第17項によって定義されたカラー写真材料。
  21. 21.前記フェノール系化合物が、ビラゾロンマゼンタ色素形成性カブラーの抑 制感受性を改良するのに充分な量でカプラー組成物中に存在する請求の範囲第1 項によって定義されたカラー写真材料。
  22. 22.前記カプラー組成物がピラゾロンマゼンタ色素形成性カプラー及びフェノ ール系化合物を重量比約1:0.1〜約1:10で含んでなる請求の範囲第1項 によって定義されたカラー写真材料。
  23. 23.前記アニリンまたはアミン化合物が、カラー写真プロセスの漂白工程の間 においてピラゾロンマゼンタ色素形成性カプラーの連続カプリングを減少させる のに充分な量でカプラー化合物中に含まれる請求の範囲第1項によって定義され たカラー写真材料。
  24. 24.前記カプラー組成物がピラゾロンマゼンタ色素形成性カプラー及びアニリ ンまたはアミン化合物を重量比約1:0.03〜約1:3で含んでなる請求の範 囲第1項によって定義されたカラー写真材料。
  25. 25.第2のカプラー溶剤をさらに含んでなる請求の範囲第1項の材料。
  26. 26.前記の第2の溶剤が燐酸エステルである請求の範囲第25項の材料。
  27. 27.前記の第2の溶剤が燐酸トリクレジルである請求の範囲第25項の材料。
  28. 28.前記フェノール系溶剤が絵カプラー溶剤の少なくとも10重量%である請 求の範囲第25項の材料。
  29. 29.現像抑制剤放出型カブラー(DIR)が関連した請求の範囲第1項の材料 。
  30. 30.前記DIRがテトラゾール、メルカプトテトラゾール及びベンゾトリアゾ ールからなる群から選ばれる請求の範囲第29項の材料。
  31. 31.磁気粒子を含むフィルムを更に含んでなる請求の範囲第1項の材料。
  32. 32.(A)画像を形成するように写真層を露光し、そして(B)露光された画 像を現像することを含んでなるカラー写真画像の形成方法であって、該写真層が (a)2当量3−アニリンピラゾロンマゼンタ色素形成性カプラー、(b)フェ ノール系カプラー溶剤化合物、及び(c)アニリン類及びアミン類からなる群か ら選ばれた少なくとも1種の化合物を含んでなる方法。
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