JPH0640208B2 - 多層カラ−写真材料 - Google Patents

多層カラ−写真材料

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JPH0640208B2
JPH0640208B2 JP58243668A JP24366883A JPH0640208B2 JP H0640208 B2 JPH0640208 B2 JP H0640208B2 JP 58243668 A JP58243668 A JP 58243668A JP 24366883 A JP24366883 A JP 24366883A JP H0640208 B2 JPH0640208 B2 JP H0640208B2
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layer
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silver halide
silver
halide emulsion
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マルセロ・アミクツチ
エリオ・デ・サラカ
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ミネソタ・マイニング・アンド・マニユフアクチユアリング・コンパニ−
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    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/3029Materials characterised by a specific arrangement of layers, e.g. unit layers, or layers having a specific function
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    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/3022Materials with specific emulsion characteristics, e.g. thickness of the layers, silver content, shape of AgX grains
    • G03C2007/3025Silver content
    • GPHYSICS
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    • G03C2200/00Details
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は多層カラー写真材料そして特に高感度および現
像性および良像特性を有する多層カラー写真材料に関す
る。
多層カラー写真材料は通常その上にシアン−色素形成カ
プラーを含む赤感光乳剤層,マゼンター色素形成カプラ
ーを含む緑感乳剤等,黄−色素形成カプラーを含む青感
乳剤層,中間層,フイルター層,抗ハレーション層およ
び保護層を塗布したベースから成る。
高感度および良い像特性を有する多層カラー写真材料を
得ることが強く望まれている。普通、高感度と良像特性
を一緒に得ることはできない,それは高感度はハロゲン
化銀粒子の寸法を増すことにより得られそしてこの事は
像の粒状度の増加を引き起こすからである。現像中に現
像−抑制化合物(いわゆるDIR化合物)を解放する化合
物の使用は,米国特許第3,227,554号および第
3,773,201号中に記載されるように,そのよう
な粒状度の減少を引き起こし従つて高感度写真材料中に
そのような化合物を使用することが普通である。
微細で非感光性塩化銀乳剤をDIR化合物と組み合わせて
使うことは米国特許第3,892,572および4,1
53,460各号中に記載された。第一の場合は、その
ような微細な非感光性乳剤をゼラチン中に分散させてそ
のようなカプラーによつて解放される現像抑制化合物を
吸収した。第二の場合は、DIR化合物は2−当量のシア
ン形成カプラーと共に非感光性の微細粒子乳剤を含むそ
のような層と組合わせて赤感層の感度を増加させた。
高感度写真材料を与えることで知られる技法は多層技法
(英国特許第923,045号中に記載されている)で
あってこれは慣用の色像(シアン,マゼンタおよび黄)
を形成する3主要色の少なくとも一つの形成のための異
なる感度を有するより多くの層〔ヘミレーヤー(hemila
yer)とも云う〕から成る。より高い感度の粗粒子乳剤
は低露光を記録するために使われそして低感度乳剤は高
度露光を記録するために使われる。もちろん,同一範囲
に光に感じそして同一色を形成するこの二つの乳剤はそ
れらのセンシトメトリー曲線(これは感光度,コントラ
ストおよび最高濃度を規定する)に関してこの分野で知
られているように所望のセンシトメトリー曲線に合致し
それを形成するように選ばれる。この意味において,我
々は「調和した」ヘミレーヤーを言うことができる。よ
り高い感度の乳剤はより低い感度の乳剤に比べてより高
い量で使用されるが、より低い割合のカプラーを含有す
る(即ち、高い銀/カプラー比)。この事は低,中度お
よび高露光のそれぞれに対し3乳剤を使用する場合もそ
うである(米国特許第3,843,369号中に記載さ
れるように)。いずれにせよ、最低感度乳剤は最高感度
乳剤(単数または複数)に比べてより低い量で、しか
し、相対的により高いカプラー量で、即ち、低い銀/カ
プラー比で、使用される。これは最高感度層の感度と最
低感度層の粒子特性とを有する材料を与える試みであ
る。しかし,そのような技法は望む通りの感度と性質を
改良する手段をこの技術に熟練した人に充分与えなかつ
た。
本発明によればもしも指示された順序で支持体側から始
まつて,シアン形成カプラーを含む少なくとも一つの赤
感層,平方米につき0.1から1gまでの銀を含む微粒
子非感光性ハロゲン化銀乳剤の層およびマゼンタ形成カ
プラーと組み合わされたDIR化合物を含む少なくとも一
つの緑感層を含む層の包みを使用するならば写真材料の
センシトメトリー特性は望む通りに改良することができ
ることが判明した。特に非感光性乳剤層の存在の有利な
効果はDIR化合物が存在した緑感層においてだけでなくD
IRカプラーが存在しなかつた赤感層においても生じたこ
とが見出だされた。
さらに特に、多層技法(これに従つて各層,特にマゼン
タおよび/またはシアン層はそれぞれ異なる感光度を有
する二つまたは二つ以上の層から成る)は本発明の目的
に対して特に好適であることが判明した。
本発明は、光の赤,緑および青の範囲にそれぞれ感光し
そして酸化された発色現像剤とカプリングしたときにシ
アン,マゼンタおよび黄像をそれぞれ形成することがで
きるゼラチンハロゲン化銀乳剤層を含む多層カラー写真
材料に関する。緑感層(単または複)はマゼンタ形成カ
プラーと組み合わされたDIR化合物を含み、そして前記
の赤感層(単または複)上に平方米につき0.1から1
gまで,好ましくは0.2から0.4gまでの銀付着量
で塗布された非感光性微粒ハロゲン化銀乳剤層上に塗布
される。
好ましくは、本発明は上に記載するような多層カラー写
真材料に関し,そこでは二つの緑感ヘミレーヤーが使わ
れ,それぞれ低および高感度を有してマゼンタ像を形成
し、および二つの赤感ヘミレーヤが使われ,それぞれ低
および高感度を有してシアン像を形成する。
すなわち、本発明は、支持体上に少なくとも、シアン染
料形成カプラーを含有する赤感性ハロゲン化銀乳剤層、
マゼンタ染料形成カプラーを含有する緑感性ハロゲン化
銀乳剤層、および黄色染料形成カプラーを含有する青感
性ハロゲン化乳剤剤層が塗布されており、その中の少な
くとも一つの緑感性ハロゲン化銀乳剤層がDIR化合物を
含有している、多層カラー写真材料であって、支持体側
から順に、低感度赤感性ハロゲン化銀乳剤層、高感度赤
感性ハロゲン化銀乳剤層、0.1〜1g/mの銀付着
量で塗布された非感光性微粒ハロゲン化銀乳剤層、DIR
化合物を含有している低感度緑感性ハロゲン化銀乳剤
層、および高感度緑感性ハロゲン化銀乳剤層を含むこと
を特徴とする、前記多層カラー写真材料を提供する。
より好ましくは,本発明は上に記載するような多層カラ
ー写真材料に関し,そこでは前記の低および高感度ヘミ
レーヤーに加えて第三の赤感中感度ヘミレーヤーが使わ
れる。
なおより好ましくは、本発明は上に記載するような多層
カラー写真材料に関しこれは底から始まつて一つが他の
上に塗布される次の順:赤感低感度層,赤感中間感度
層,赤感高感度層,非感光層,緑感低感度層,緑感高感
度層,黄フイルター層,青感低感度層,青感高感度層の
層を含む。
特に,本発明は上記のような多層カラー写真材料に関
し,そこでは前記のDIR化合物は一般式(I): COUP-Z (I) 〔式中COUPはマゼンタカプラー残基(例えば,5−ピラ
ゾローンカプラー,ピラゾロベンツイミダゾールカプラ
ー,シアノアセチルクマローンカプラーおよびインダゾ
ロンカプラーのような)を表わしこれは一級芳香族アミ
ン型の現像剤の酸化生成物と結合してマゼンタ色素を与
えそしてZは有機残基を表わしこれは(I)によつて一級
芳香族アミンの酸化生成物とのカプリング反応中に解放
されることができハロゲン化銀乳剤層中の現像を抑制す
る(そのような有機残基の例は複素環式残基でこれは1
−トリアゾールまたは1−ジアゾール環,2−ベゾトリ
アゾール残基,アリールモノチオ基およびチオエーテル
環状基を形成する)〕,によつて表わされるDIRカプラ
ーである。
さらに特に、本発明は上記のような多層カラー写真材料
に関し,そこでは前記のDIRカプラーは一般式(II): (式中Rはアリール基,複素環式基,アルキル基を表わ
し;R′はアルキル基,アルコキシ基,アリーロキシ
基,アリール基,複素環式環残基,アミノ基,アリール
アミノ基,ウレイド基を表わし;Aは硫黄またはセレン
を表わしDはチオエーテルまたはセレノエーテル結合の
硫黄またはセレンと一緒に、そのような原子がカプリン
グ中に解放されたときに現像抑制効果を及ぼす化合物を
形成する基を表わす),によつて表わされる。
本発明は好ましくは上記のような多層カラー写真材料に
関し、そこでは中間層中に含まれる非感光性ハロゲン化
銀は臭化−沃化銀,より好ましくは1から4%までの沃
化銀モルを含む臭化−沃化銀,そして最も好ましくは約
2%の沃化銀モルを含む臭化−沃化銀である。
より好ましくは本発明は上記のような多層カラー写真材
料に関しそこでは非感光性ハロゲン化銀は0.2μより
も低く,より好ましくは0.1μよりも低い平均寸法を
有する。
本発明の実施において使われるDIR化合物は現像中に現
像抑制化合物を解放する化合物である。この型の化合物
は例えば発色現像の酸化生成物との反応中に現像抑制化
合物を解放して色素を形成する例えば米国特許第3,2
27,554号中に記載されるようなDIRカプラー;例
えば英国特許出願第2,010,818および2,07
2,363各号中に記載されるような解放時間を調節す
る能力を有する現像抑制化合物を解放するTIMING-DIRカ
プラー;米国特許第3,639,417および3,37
9,529各号中に記載されるような発色現像の酸化生
成物との酸化−還元交換に際し現像抑制化合物を解放す
るDIRハイドロキノン;米国特許第3,958,99
3:3,961,959;3,938,996;3,9
28,041および3,632,345各号中に記載さ
れるような発色現像剤の酸化生成物との反応中に現像抑
制化合物を解放して実質的に無色化合物を形成するその
他のDIR物質である。
本発明の目的に好ましいDIR化合物であるDIRカプラーは
次の式(I): COUP-Z (I) (式中COUPは一級芳香族アミン型の現像薬の酸化生成物
と反応してマゼンタ色素を与えるマゼンタカプラー残基
を表わしそしてZはカプリング反応中に解放することが
できそして現像を抑制する有機基を表わす)によつて表
わすことができる。そのようなカプラーの例は5−ピラ
ゾローンカプラー,インダゾローンカプラー,シアノア
セチルクマロンカプラー,インダゾローンカプラーであ
る。Zによつて表わされる3基の例は1−トリアゾール
および1−ジアゾール環,2−ベンゾトリアゾール残
基,アリールモノチオおよびチオエーテル環式基を形成
する複素環式残基で,例えば米国特許第3,617,2
91;3,622,328;3,632,373;3,
620,745;3,627,747各号;英国特許第
1,201,110;1,261,061;1,26
9,075および1,269,073各号中に記載され
ている。そのような基のその他の例は米国特許第3,8
18,570;3,244,521;3,499,76
1;3,473,924;3,575,699および
3,554,757各号;英国特許第919,061お
よび1,031,262各号;フランス特許第1,34
6,227および1,594,983各号および特許第
1,294,188号中に記載されている。
好ましくは本発明のDIRカプラーは次の一般式(II)によ
つて表わされる: 〔式中Rはアリール基(例えば,ナフチル,フエニル,
2,4,6−トリクロロフエニル,2−クロロ−4,6
−ジメチルフエニル,2,6−ジクロロ−4−メトキシ
フエニル,4−メチルフエニル,4−アシルアミノフエ
ニル,4−アルキルアミノフエニル,4−トリフルオロ
メチルフエニル,3,5−ブロモフエニル,等),複素
環式基(例えばベンゾフラニルベンゾチアゾリル,キノ
リル等)または一級,二級または三級アルキル基(例え
ば,メチル,エチル,t−ブチル,ベンジル,等)を表
わし;R′は一級,二級または三級アルキル基(例え
ば,メチル,プロピル,n−ブチル,tert−ブチル,te
rt−ブチル,ヒキシル,2−ヒドロキシエチル,2−フ
エニルエチル,ペンタデシル,等),アルコキシ基(例
えば,メトキシ,エトキシ,ベンジロキシ,等),アリ
ーロキシ基(例えばフエノキシ),アリール基(例え
ば,フエニル,2,4−ジtert.−フエニル,等),複
素環式環残基(例えば,キノリル,ピペリジル,ベンゾ
フラリル,オキサゾリル,等),アミノ基(例えば,メ
チルアミノ,ジエチルアミノ,フエニルアミノ,トリル
アミノ,4−(3−スルホベンツアミノ)−アニリノ,
2−クロロ−5−アシルアミノアニリノ,2−クロロ−
5−アルコキシカルボニルアニリノ,等),アシルアミ
ノ基(例えば,エチルカーボンアミド,等のようなアル
キルカーボンアミド,アリールカーボンアミド,ベンゾ
チアゾリルカーボンアミドのような複素環式カーボンア
ミド,スルホンアミド,複素環式スルホンアミド,
等),ウレイド基(例えば,アルキルウレイド,アリー
ルウレイド,複素環式ウレイド,等)を表わし;Aは硫
黄またはセレンを表わしそしてDはチオエーテルまたは
セレノエーテル結合の硫黄またはセレンと一緒にカプリ
ング反応中に解放することができる現像抑制化合物を形
成することができる基を表わす〕。Dの典型例にはアリ
ール基および複素環式基を含む。Dと硫黄またはセレン
が結合しているときの前記の基の典型的例には,もしも
Aが硫黄であれば,複素環式メルカプト残基,例えばメ
ルカプトテトラゾール(特に1−フエニル−5−メルカ
プトテトラゾール,ニトロフエニル−5−メルカプトテ
トラゾール,1−ナフチル−5−メルカプトテトラゾー
ル),メルカプトチアゾール(特に2−メルカプトベン
ゾチアゾール,メルカプトナフトチアゾール,メルカプ
トオキサジアゾール,メルカプトピリミジン,メルカプ
トオキサゾール,メルカプトチアジアゾール,メルカプ
トトリアジンおよびメルカプトトリアゾールおよび,ア
リールメルカプト残基としては,例えばメルカプトベン
ゼン(特に1−メルカプト−2−安息香酸,1−メルカ
プト−2−ニトロベンゼン,1−メルカプト−3−ヘプ
タデカノイルアミノベンゼン)を含む。もしもAがセレ
ンであれば、セレノ複素環式基として,例えば,1−フ
エニル−5−セレノテトラゾール,2−セレノベンツオ
キサゾールを含みそして、アリールセレノ基として例え
ば〔例えば4−(4−ヒドロフエニルスルホニル)セレ
ノフエノール〕を含む。本発明に使われるDIRカプラー
の現実に使われる好例およびその製造は例えば米国特許
第3,227,554および3,773,201各号中
に記載されている。
DIRカプラーを非拡散性にするためにはカプラー分子内
に約8から32個までの炭素原子を有する疎水性残基を
導入する。それのような残基は「バラスト(ballast)
基」と称される。バラスト基はカプラー核に直接または
イミノ,エーテル,カーボンアミド,スルホアミド,ウ
レイド,エステル,イミド,カーバモイル,スルフアモ
イル,等の結合を通して結合される。バラスト基の例は
米国特許第4,009,038号中に明確に例解され
る。
緑感乳剤層中に使われるマゼンター色素形成カプラーは
5−ピラゾローンカプラー,ピラゾロトリアゾールカプ
ラー,ピラゾロベンツイミダゾールカプラー,シアノア
セチルクマロンカプラー,インダゾロンカプラーが可能
である。特に次の式(III)によつて表わされるカプラー
が本発明においては有用である: (式中のRおよびR′は前記の意味を有しそしてZ′は
水素原子または発色現像中に解放できる基を表わし,例
えばチオシアノ基,アシロキシ基,アリーロキシ基,ア
ルコキシ基,アルコキシカーボニロキシ基,アルキルア
ミノ,アリールアミノのようなアミノ基,アルキル−ス
ルホアミド,アリールスルホアミド,アリールアミド,
環式イミノ,環式イミド,等,アリールアゾ基,アゾ複
素環式基,複素環式基で,例えば英国特許第1,60
3,223号および米国特許第4,262,087号中
に記載される。そのようなカプラーはDIRカプラーに対
して記載したようなバラスト基によつて非拡散性にされ
る。
本発明の目的に対して緑感性ハロゲン化銀乳剤層は好ま
しくは異なる感度を有する二つまたは二つ以上の乳剤ヘ
ミレーヤーで構成される。これらの緑感性ヘミレーヤー
は異なる銀/カプラー比および異なる色の最大濃度の組
合わせで使うことができる。特に,よりよい有用性の目
的に対して、高感度層と低感度層間の感度差は普通3か
ら8DINまでの範囲,より好ましくは4から6DINまでの
間であり(DIN系における感度は濃度対露出のlog10の曲
線においてカブリ以上に0.1の濃度を生じるのに必要
な露出から誘導したものでP.Glafkids,Chimie Photo
graphique,1957,196頁,出版P.Montel,Paris
中に記載される);よりよい感度層の銀/カプラーモル
比は30/1から100/1まで,より好ましくは50
/1から80/1までの範囲でありそしてより低い感度
層の銀/カプラーのモル比は5/1から20/1まで,
より好ましくは10/1から15/1までの範囲である
ことおよび低感度層と高感度層間の色の最大濃度の差は
0.3から0.9まで,より好ましくは0.4から0.
8までの光学濃度範囲であることが判明した。DIR化合
物とマゼンター色素形成カプラーは同一緑感ハロゲン化
銀乳剤層中にまたは分離ヘミレーヤー層に含めることが
できる。好ましくは、これらそれぞれのヘミレーヤーは
DIR化合物をマゼンタ形成カプラーと組合わせて含みそ
して少なくとも一つ,そして好ましくはそれらの全部も
またいわゆるマスクしたマゼンタカプラー,即ち上記の
式(III)に相当する色のついたカプラーを含み,そこで
はZ′はアリールアゾ基またはアゾ複素環式基を表わ
す。
緑感ハロゲン化銀乳剤層(単または複)中に含まれるマ
ゼンタ形成カプラーの全量は一般に銀1モルにつき10
から50モルまで,より好ましくは20から40モルま
での範囲でありそして層中に含まれるDIRカプラーの量
は一般にハロゲン化銀の1モルにつき2から10モルま
で,より好ましくは4から8モルまでの範囲であり;前
記のDIRカプラーはマゼンター色素形成カプラーと組合
わせて緑感層中のマゼンター色素形成カプラーの全モル
に関して5から40モル%まで,好ましくは10から3
0モル%までの範囲の量で使われる。
有効には,前記のDIRカプラーおよびマゼンター色素形
成カプラーは一つまたは一つ以上のハロゲン化銀乳剤層
中に含めることができその層は写真技術において公知の
種々の方法によつて緑感ハロゲン化銀乳剤層を形成す
る。カルボキシル基,ヒドロキシ基,スルホン基または
スルホアミド基のような水溶性基を有する基はFisher
法,即ちそれらをアルカリ性水溶液中に溶かすことによ
り乳剤に加えることができる。疎水性カプラーはそれら
を高沸点溶剤に溶かしそして次にそれをゼラチン中に分
散させることにより米国特許第2,322,027およ
び2,304,939号中に記載されるようにしてハロ
ゲン化銀乳剤中に加えることができる。別法として少な
くとも1カプラーをFisher法によりそしてその他を分散
法によつて加えることが可能である。
写真材料の青感ハロゲン化銀乳剤層は少なくとも一つの
アシルアセトアニリド型の黄−色素形成カプラーを含
む。特に本発明において有用なのは一般式(IV)によつて
表わされるカプラーである: {式中R″は一級,二級または三級アルキル基(例えば
tert.−ブチル,1,1−ジメチルプロピル,1,1−
ジメチル−1−メトキシ−フエノキシメチル,等),ま
たはアリール基(例えば,フエニル,2−メチルフエニ
ル,3−オクタデシルフエニル,等のようなアルキルフ
エニルおよび2−メトキシフエニル,4−メトキシフエ
ニル,等のようなアルコキシフエニル,ハロフエニル,
2−クロロ−5−アルキルカーボアミドフエニル,2−
クロロ−5−〔α−(2,4−ジtert.−アミノフエノ
キシ)−ブチルアミド〕−フエニル,2−メトキシ−5
−アルキルアミド−フエニル,2−クロロ−5−スルホ
ンアミドフエニル,等)を表わし;Rはフエニル基
(例えば2−クロロフエニル,2−ハロ−5−アルキル
アミドフエニル,2−クロロ−5−〔α−(2,4−ジ
tert.−アミルフエノキシ)−アセトアミド〕−フエニ
ル,2−クロロ−5−(4−メチルフエニルスルフオア
ミド)−フエニル,2−メトキシ−5−(2,4−ジte
rt.−アミルフエノキシ)−アセトアミドフエニル,
等)を表わしそしてZ″はハロゲンまたはハロゲン(特
に弗素)原子のように発色像中に解放されることができ
る基,アシロキシ基,アリーロキシ基,芳香族複素環式
カーボニロキシ基,スルフイミド基,アルキルスルホキ
シ基,アリールスルホキシ基,フタルイミド基,ジオキ
シイミダゾリジニル基,ジオキシオキサゾリジニル基,
ジオキシモルホリノ基等を表わし,例えば米国特許第
3,227,550;3,253,924;3,27
7,155;3,265,506;3,408,194
および3,415,652各号;フランス特許第1,4
11,384号;英国特許第944,490;1,04
0,710および1,118,023各号;ドイツ公開
公報第2,057,941;2,163,812;およ
び2,219,917各号および米国特許出願S.N.46
9,923号.1974年5月14日出願中に記載され
る通りである。
写真要素の赤感ハロゲン化銀乳剤層は少なくとも一つの
ナフトールまたはフエノール型のシアン−色素形成カプ
ラーを含む。特に,本発明に有用なカプラーは一般式
(V)および(VI)によつて表わされるものである: 〔式中Rivはカーバミル(例えば,アルキルカーバミ
ル,フエニルカーバミル,等のようなアリールカーバミ
ル,ベンジルチアゾリルカーバミルのような複素環式カ
ーバミル,等),スルフアミル(アルキルスルフアミ
ル,フエニルスルフアミル,等のようなアリールスルフ
アミル,複素環式スルフアミル,等),アルコキシカー
ボニル,アリーロキシカーボニル,等のようなシアンカ
プラーに対して使われる置換基を表わし;Rvはアルキ
ル基,アリール基,複素環式基,アミノ基(例えば,ア
ルキルカーボンアミド,アリールカーボンアミド,
等),スルフアミド基,スルフアミル基またはカーバミ
ル基を表わし;Rvi,RviiおよびRviiiはそれぞれR
ivと同じ意味を有しそしてそれ以上にハロゲン原子また
はアルキル基を表わしそしてZは水素原子または発色
現像中に解放することができる例えばハロゲン原子,チ
オシアノ基,シクロイミド基(例えば,マレイド,スク
シンイミド,1,2−ジカーボキシイミド,等),アリ
ールアゾ基または複素環式アゾ基を表わす。
そのような黄−色素およびシアン−色素形成カプラーは
バラスト基の方法によつて非拡散性にすることができそ
して一つまたは一つ以上の乳剤層中に上記のようにして
導入することができる。
赤感性および青感性ハロゲン化銀乳剤はシアンおよび黄
色素形成カプラに関して前に述べたようにDIR化合物(D
IRカプラー,TIMING−DIRカプラー,DIRハイドロキノン
またはその他のDIR物質)を含むことができる。通常は
これらの層中にそのようなDIR化合物を使うことは著し
い利点は示さないが,特殊は結果を達成するためには時
には望ましい。
赤感ハロゲン化銀乳剤層と緑感乳剤層の間に塗布される
中間層は微細非感光性ハロゲン化銀粒子を含む(非感光
性粒はここでは普通の使用條件において露光しそして標
準の黒と白および発色現像剤中での現像に何等像をつく
らないことを意味する)。そのようなハロゲン化銀粒子
は物理的に熟成せずまたは化学的に増感せずそして約
0.2μよりも小さくより好ましくは0.1μよりも小
さい平均寸法を有する。有用なハロゲン化銀は塩化銀,
臭化銀,沃化銀,臭化−沃化銀,塩化−臭化銀,塩化−
臭化−沃化銀,等の中の一つが可能であり,単独でまた
はそれらの二つまたは二つ以上の組合わせで使用する。
本発明の実施例においては、4%より多くない沃化銀モ
ルを有する臭化−沃化銀が緑感ハロゲン化銀乳剤層(単
または複)に有利な効果を与えるのに極めて有効である
ことを証した。これらのハロゲン化銀結晶は感光性であ
るべきではないので,それらは製造,貯蔵および塗布中
およびそれらを含む写真材料のそれ自身の塗布後により
大きくなつてはいけない。この点に関しては、1から4
%までの沃化銀モルを有する臭化−沃化銀結晶が特に良
く,特にその製造中に,好ましくはトリアゾインドリジ
ン化合物で安定化する場合である。
本発明の目的に対して前記の微細な非感光性ハロゲン化
銀結晶は銀像形成に寄与するために現像溶液中に少しく
可溶性でなければならないと信じられていた。事実像の
一部は科学現像に際し、即ち露光したハロゲン化銀粒子
の還元に際し形成され,そして一部は物理的現象に際
し,即ち現像または隣接粒子から銀イオンが溶液中に通
過する際に形成され,次いでそのようなイオンが銀の中
心に拡散し(潜像によりまたは化学的現像により供給さ
れるもののような)そこでそれらは銀に還元される。本
発明の微細非感光性ハロゲン化銀粒子は隣接した感光性
層中に拡散して物理的現像に際して銀像の形成に寄与す
る銀イオン源として働くものと想像される。
隣接する感光性層に望むような効果を得るのに有用なそ
のような非感光性ハロゲン化銀粒子の量は平方米当り約
0.1から1gまで,好ましくは平方米当り約0.2か
ら0.4gまでの範囲である。
本発明を使用する極めて有用な効果は緑感ハロゲン化銀
乳剤層中に見られ,そこではDIRカプラーは,特に高感
度多層カラー写真材料に対して使われる緑感ハロゲン化
銀乳剤層において鮮明度を改良するために使用される。
現像中にDIR化合物によつて解放される現像抑制物質は
感光性材料の感度および現像性能を減退させるのでそれ
らの使用は制限されそして他の写真上の性質に負の逆効
果を起こすことなくマゼンタ層において像の鮮明度を増
すことは困難であることが判明した。しかし、かかる非
感光性微細ハロゲン化銀粒子の上記量の存在は前記の緑
感ハロゲン化銀乳剤層中の感度および現像性能の増加に
導いた(この後者は像のより高い最大色濃度によつて明
白である)。有利な効果はまた隣接する赤感ハロゲン化
銀乳剤層においても明瞭であつてこれはその感度および
最大濃度値の双方の増加を示した。
本発明によつて得られる高い最大濃度および感度特性は
緑感および赤感ハロゲン化銀乳剤層中の銀付着量の減少
に使うことができ,その結果,前記の層の厚さを減じそ
して写真材料の像の質を向上させる。0.1g/m
りも低い非感光性ハロゲン化銀の量は本発明の有利な効
果を示さずそして1g/mよりも高い量は像の質の低
下に導いた。
本発明の非感光性ハロゲン化銀粒子を含む中間層は同時
に艶消剤(例えば,コロイドシリカ,ポリメチルメクリ
レート,等),高沸点溶剤(例えば,燐酸トリクレジ
ル,フタル酸ジブチル,等),紫外線吸収剤(例えば,
チアゾリドン,ベンゾチアゾール,アクリロニトリル,
ベンゾフエノン化合物,等),抗酸化剤,安定化ハイド
ロキノン誘導体,塗布助剤のような界面活性剤,ゼラチ
ン硬膜剤,等のようなその他の写真関連の化合物を含む
ことができる。非感光性粒子に対する結合剤としてはゼ
ラチンが一般に使われるが,ゼラチンの一部または全部
の代りに,コロイドアルブミン,寒天,アラビアゴム,
アルギン酸,加水分解酢酸セルローズ,カルボキシメチ
ルセルローズ,ハイドロキシエチルセルローズ,等のよ
うなセルローズ誘導体,ならびに合成結合剤,例えばポ
リビニルアルコール,部分鹸化ポリ酢酸ビニル,ポリア
クリルアミド,ポリ−N,N−ジメチルアクリルアミ
ド,ポリ−N−ビニルピロリドン,水溶性ポリマー,を
米国特許第3,847,620;3,655,389;
3,341,332;3,615,424および3,8
60,428各号中に記載されるように,ゼラチン誘導
体,例えばアシル化ゼラチン,フエニルカーバミル化ゼ
ラチン,フタール化ゼラチンを,米国特許第2,61
4,928および2,525,753号中に記載される
ようにそしてアクリル酸(またはエステル),メタクリ
ル酸(またはエステル)およびアクリロニトリルのよう
に重合しうるエチレン基を有するモノマーから得られる
グラフト重合生成物を,米国特許第2,548,520
および2,831,767各号中に記載されるようにお
よびゼラチンを使うことができる。
本発明の赤感層,緑感層および黄感層に使われるハロゲ
ン化銀乳剤は親水性ポリマー中の塩化銀,臭化銀,塩化
臭化銀,沃化−臭化銀,塩化−沃化−臭化銀の微細分散
体である。親水性ポリマーとしては、写真技術において
使用する慣用のポリマーを都合よく使うことができる。
それらにはゼラチン,アシル化ゼラチン,グラフトゼラ
チン,等のようなゼラチン誘導体,アルブミン,アラビ
アゴム,寒天,ヒドロキシエチルセルローズ,カルボキ
シメチルセルローズのようなセルローズ誘導体,ポリビ
ニルアルコール,ポリビニルピロリドン,ポリアクリル
アミド,等のような合成樹脂を含む。ハロゲン化銀は均
一な粒子寸法または広い粒子寸法の分散を有することが
できる。さらにハロゲン化銀寸法は0.1μから約3μ
までの範囲に亘る。ハロゲン化銀はシングル−ジエツ
ト,ダブル−ジエツト法またはそのような方法の組合わ
せに従つてつくることができまたは例えばアンモニア,
中和または酸法,等を使用して熟成させることができ
る。
本発明において感光性乳剤層として使用するハロゲン化
銀乳剤は,例えば,米国特許第2,399,083;
3,597,856および2,597,915各号中に
記載されるような金増感法;米国特許第2,487,8
50および2,521,925各号中に記載されるよう
な還元増感法;米国特許第1,623,499および
2,410,689各号中に記載されるような硫黄増感
法;米国特許第2,566,245および2,566,
263各号中に記載されるような銀以外の金属イオンを
使用する増感法;またはこれらの方法の組合わせによる
ように化学的に増感させることができる。
ハロゲン化銀乳剤はまたスペクトル増感法を使つて増感
させることができ,これは一般にカラー写真材料の生産
に使われる。そのような目的に対しては米国特許第2,
526,632;2,503,776;2,493,7
48;3,384,486;2,933,390および
2,933,089各号中に記載されるようにシアニン
染料またはメロシアニン染料のような増感染料を好適に
使うことができる。本発明に使用するハロゲン化銀乳剤
は4−ヒドロキシ−1,3,3a,7−テトラインデン誘
導体,等のような安定剤,メルカプト化合物およびベン
ゾチアゾール誘導体のようなかぶり防止剤,塗布助剤,
硬膜剤,湿潤剤,オニウム誘導体のような増感剤,例え
ば米国特許第2,271,623および2,288,2
26各号中に記載されるような四級アンモニウム塩およ
び米国特許第2,708,162;2,531,83
2;2,533,990;3,210,191および
3,158,484各号中に記載されるようにポリアル
キレンオキサイド誘導体をさらに含むことができる。ハ
ロゲン化銀乳剤層は照射防止染料をさらに含むことがで
きる。
その上、本発明のカラー写真材料はフイルター層,媒染
染料−含有量,疎水性染料を含む着色層,等のような層
を含むことができる。
本発明において使用するハロゲン化銀乳剤は,例えば,
酢酸セルローズフイルム,ポリエチレンテレフタレート
フイルム,ポリエチレンフイルム,ポリプロピレンフイ
ルム,ガラス板,バライター塗布紙,樹脂塗布紙または
合成紙のような種々の支持体上に塗布することができ
る。
本発明の写真材料は発色現像剤として,パラーフエニレ
ンジアミン誘導体およびパラ−アミノフエノール化合物
のような一級芳香族アミン化合物を含む発色現像剤によ
っつて加工することができる。好ましいパラ−フエニレ
ンジアミン誘導体の例はパラ−アミノ−N−エチル−N
−β−(メタンスルホンアミドエチル)−メタ−トルイ
ジンセスキサルフエート1水塩,ジエチルアミノ−パラ
−フエニレンジアミンセスキサルフエート,パラ−アミ
ノ−N,N−ジエチル−メタ−トルイジン塩酸塩,パラ
−アミノ−N−エチル−N−β−ヒドロキシエチル−ア
ニリンセスキサルフエート1水塩,およびこれに類する
もである。
本発明のカラー写真材料は通例のカラー写真ネガ材料,
シネカラー写真ネガまたはポジ材料,カラー写真紙,お
よびインスタントカラー写真材料の現像に一般に使われ
る現像剤を使つて現像することができる。例えば,英国
特許第1,203,316号中;米国特許第3,69
5,883号中;1972年3月13日出願の米国特許
出願番号第234,163号および1972年3月31
日出願の出願番号第240,287号中;H.Gordon,Th
e British Journal of Photography,559頁以下,1
954年11月15日;同じく440頁以下,1955
年9月9日;および同じく2頁以下,1956年1月6
日中;S.Horwitz,The British Journal of Photograph
y,212頁以下,1960年4月22日中;E.Gehre
t,The British Journal of Photography,122頁以
下,1960年3月4日および同誌,396頁以下、1
965年5月7日中;J.Meech,The British Journal o
f Photography,182頁以下,1959年4月3日
中;およびドイツ公開公報(OLS)第2,238,05
1号の明細書中に記載されるようなカラー現像法を使う
ことができる。
実施例1 ゼラチンおよび二酢酸セルロースを下塗りした三酢酸セ
ルロースベース上に下記の層を指示した順序で塗布して
多層カラー写真フイルム(フイルムA)をつくつた: 第一層:2.5μの乾燥厚さを有し,1,2g/m
銀およびカプラー1−ヒドロキシ−4−{4−〔(N−
エチル−N−(3.5−ジカルボキシメチルフエニル)
−アミノ)−スルホニル〕−フエニルアゾ}−N−〔2
−メチル−5−(1−オキソドデシル)−フエニル〕−
2−ナフタレンカーボキサミド(カプラーA)および
(1−ヒドロキシ−N−〔δ−(2,4−ジtert.−カ
ミルフエノキシ)−n−ブチル〕−ナフトアミド(カプ
ラーB),を燐酸トリクレジールおよびフタル酸ジブチ
ルの混合物中に一緒に全カプラー付着量(coverage)
0.95g/mで分散させて含む低赤感塩化−沃化−
臭化銀乳剤層(2%沃化銀モルを含む赤増感臭化−沃化
銀ゼラチン乳剤を配合した5%塩化銀モルと7%沃化銀
モルを含む赤増感塩化−臭化−沃化銀ゼラチン乳剤から
成る); 第二層:0.8μの乾燥厚さを有し,0.6g/m
銀およびカプラーAおよび1−ヒドロキシ−2,4−ジ
クロロ−3−メチル−6−{α−(3−ペンタデシルフ
エノキシブチルアミノ)}−フエノール(カプラーC)
を燐酸トリクレジール中に全カプラー付着量0.035
g/mで分散させて含む高赤感臭化−沃化銀乳剤層
(7%沃化銀モルを有する赤増感臭化−沃化銀ゼラチン
乳剤から成る); 第三層:1.6g/mのゼラチンと燐酸トリクレジー
ル中に分散させた0.20g/mの2,5−ジイソオ
クチルハイドロキノンを含む中間層; 第四層:2.6μの乾燥厚さを有し1.9g/mの銀
および1−(2,4,6−トリクロロフエニル)−3−
{3−〔α−(2,4−ジtert.アミルフエノキシ)−
アセトアミド〕−ベンツアミド}−4−(p−メトキシ
フエニルアゾ)−5−ピラゾロン(カプラーD),1−
(2,4,6−トリクロロフエニル)−3−{3−〔α
−(2,4−ジtert.−アミルフエノキシ)−アセトア
ミド〕−ベンツアミド}−5−ピラゾロン(カプラー
E)および1−{4−〔α−(2,4−ジtert.−アミ
ルフエノキシ)−アセトアミド〕−フエニル}−3−エ
トキシ−4−(1−フエニル−5−テトラゾリルチオ)
−5−ピラゾロン(カプラーF),のカプラーを燐酸ト
リクレジール中に全カプラー付着量0.9g/mで分
散させて含む低緑感塩化−臭化−沃化銀乳剤層(第一層
の二つのハロゲン化銀乳剤の緑増感配合から成る); 第五層:1.2μの乾燥厚さを有し,1.3g/m
銀および燐トリクレジール中に分散させたカプラーD,
EおよびFを全カプラー付着量0.1g/mで含む高
緑感臭化−沃化銀乳剤層(7%の沃化銀モルを有する緑
増感臭化−沃化銀乳剤から成る); 第六層:0.05g/mの黄コロイド銀および燐酸ト
リクレジール中に分散させた0.07g/mの2,5
−ジイソオクチルハイドロキノンを含み,そして1.2
μの厚みを有する黄フイルター層。
第二,第三および第四のカラー写真フイルム(フイルム
B,CおよびD)をフィルム(A)と同様にしてつくつた
が,ただ第三層が次の組成を有していた:中間層は1.
6g/mのゼラチンと2%の沃化銀モルおよび0.1
μの平均粒径を有する0.25g/mの非感光性臭化
−沃化銀乳剤(フイルムB),0.6g/mのゼラチ
ンと0.1g/mの上記の非感光性臭化−沃化銀乳剤
(フイルムC),2.6g/mのゼラチンと0.5g
/mの上記の非感光性臭化−沃化銀乳剤(フイルム
D),全フイルムは燐酸トリクレジール中に分散させた
0.20g/mの2,5−ジイソオクチルハイドロキ
ノンを含んだ。
第五のカラー写真フイルム(フイルムE)を下塗りをし
た三酢酸セルロースベース上に下記の層を指示の順で塗
布してつくつた: 第一層:フイルムAと同じ第一低赤感層; 第二層:フィルムAと同じ第二高赤感層; 第三層:フイルムBと同じ中間層; 第四層:フイルムAと同じ低緑感層であるが,カプラー
Fの代りにカプラー(G),1−{4−〔α−(2,4−
ジtert.−アミルフエノキシ)−ブチルアミド〕−フエ
ニル}−3−(1−ピロリジノ)−4−(1−フエニル
−5−テトラゾリルチオ)−5−ピラゾロンを有してい
た; 第五層:フイルムAと同じ高緑感層であるが,カプラー
Fの代りにカプラーGを有していた; 第六層:フイルムAと同じ黄フイルター層。第六のカラ
ー写真フイルム(フイルムF)を下塗りをした三酢酸セ
ルロースベース上に下記の層を指示の順で塗布してつく
つた。
第一層:2.2μの乾燥厚さを有し,1.05g/m
の銀および0.85g/mのフイルムAのカプラーを
有する低赤感塩化−臭化−沃化銀乳剤層(フイルムAの
第一層の二つのハロゲン化銀ゼラチン乳剤と同じ赤増感
配合物から成る); 第二層:フィルムAと同じ高赤感層; 第三層:フイルムBと同じ中間層; 第四層:2.3μの乾燥厚さを有し,1.7g/m
銀および0.8g/mのフイルムAのカプラーを有す
る低緑感塩化−臭化−沃化銀乳剤層(フイルムAの第四
層の二つのハロゲン化銀ゼラチン乳剤と同じ緑増感配合
物から成る); 第五層:フイルムAと同じ高緑感層; 第六層:フイルムAと同じ黄フイルター層。上記のフイ
ルム試料を5500°Kにおいて連続ウエツジ(wedg
e)下で露光しそして38℃においてKodakc 41現像
器中で処理した。結果は下表中に報告される。
上記のデータは本発明の構造(フイルムBからFまで)
は本発明の非感光性超微粒ハロゲン化銀を含まない構造
(フイルムA)よりも優れて改良された濃度と増加した
速度を一貫して有することを示す。
実施例2 下塗りした三酢酸セルロースベース上に下記の層を指示
した順に塗布して多層カラー写真フイルム(フイルム
A)をつくつた: 第一層:ゼラチンを4g/mの量でそしてコロイド黒
色銀を0.2g/mの量で含むアンチハロ(antihal
o)層; 第二層:3μの乾燥厚さを有し,1.4g/mの銀お
よび燐酸トリクレジール中に分散させた実施例1のカプ
ラーAおよびBを全カプラー付着量0.44g/m
含む低赤感塩化−臭化−沃化銀乳剤層(5%塩化銀モル
および7%沃化銀モルを含む赤増感塩化−臭化−沃化銀
ゼラチン乳剤から成る); 第三層:1.9μの乾燥厚さを有し,1.8g/m
銀および燐酸トリクレジール中に分散させた実施例1の
カプラーCおよびBを全カプラー付着量0.12g/m
で含む高赤感臭化−沃化銀乳剤層(7.2%沃化銀モ
ルを含む臭化−沃化銀ゼラチン乳剤から成る); 第四層:1.58g/mのゼラチンおよび燐酸トリク
レジール中に分散させた0.24g/mの2,5−ジ
イソオクチルハイドロキノンを含む中間層; 第五層:3.2μの乾燥厚さを有し,1.6g/m
銀および実施例1のカプラーD,EおよびFを全カプラ
ー付着量0.39g/mで含む低緑感塩化−臭化−沃
化銀乳剤層(5%の塩化銀モルと7%の沃化銀モルを含
む緑増感塩化−臭化−沃化銀ゼラチン乳剤から成る); 第六層:2.3μの乾燥厚さを有し,2g/mの銀お
よびカプラー1−(2,4,6−トリクロロフエニル)
−3−(p−ドデシルフエニルカルバモイルアミノ)−
5−ピラゾローンおよびFを全カプラー付着量0.20
g/mで含む高緑感臭化−沃化銀乳剤層(7.2%の
沃化銀モルを含む緑増感臭化−沃化銀ゼラチン乳剤); 第七層:0.95g/mのゼラチン,黄コロイド銀お
よび燐酸トリクレジール中に分散した2,5−ジイソオ
クチルハイドロキノンを含み,1.1μの厚みを有する
黄フイルター層; 第八層:3.8の乾燥厚さを有し0.75g/mの銀
およびカプラーα−ピバロイル−α−(3−クロロ−
1,2,4−トリアゾリル)−2−クロロ−5−{α−
(2,5−ジtert.−アミルフエノキシ)プロピオンア
ミド}−アセトアニリド(カプラーH)を燐酸トリクレ
ジールおよびジエチルラウリルアミド中に分散されて付
着量1.5g/mで含む低青感塩化−臭化−沃化銀乳
剤層(5%塩化銀モルおよび7%沃化銀モルを含む低感
度塩化−臭化−沃化銀ゼラチン乳剤および2%の沃化鉄
モルを含むより低い感度の臭化−沃化銀ゼラチン乳剤の
配合物から成る); 第九層:2.3μの乾燥厚さを有し0.9g/mの銀
およびカプラーHを0.37g/mの付着量で含む高
青感臭化−沃化銀乳剤層(7.2%の沃化鉄モルを含む
臭化−沃化銀ゼラチン乳剤から成る); 第十層:1.2μの乾燥厚さを有しそして燐酸トリクレ
ジールおよびフタル酸ジブチル中に分散した2−(2′
−ヒドロキシ−3′,5′−ジtert.−ブチルフエニ
ル)−5−tert.ブチル−ベンゾトリアゾールを付着量
0.23g/mで含む1.4g/mゼラチンの中間
層; 第十一層:1μの乾燥厚さを有しそしてポリメチルメタ
クリレート粒子を約3μの平均寸法で含む0.8g/m
ゼラチンのトツプ−コート保護層。
第二および第三のカラー写真フイルム(フイルムBおよ
びC)をフイルム(A)と同様につくつたがそれらの第四
層は次の組成を有した点を異にした:燐酸トリクレジー
ル中に分散した2,5−ジイソオクチルハイドロキノン
および上記の非感光性臭化−沃化銀乳剤(2%の沃化銀
モルおよび0.1μの平均粒径を有する)をそれぞれ付
着量0.18(フイルムB)および0.36(フイルム
C)g/mで含む1.58g/mゼラチンの中間
層。
上記フイルムの試料を5500°Kにおいて連続ウエツ
ジを通して露光しそして38℃においてKodakC 41
法によつて現像した。結果は下表中に報告される。
像の鮮鋭度(MTF)および粒状性(RMS)はフィルムBお
よびCでは傾向的により良かつた。
実施例3 最初にアクリル酸メチル−イタコン酸−塩化ビニリデン
コポリマを含む層を,そして次にゼラチン含有層を下塗
りしたポリエチレンテレフタレートベース上に下記の層
を指示した順に塗布して多層カラー写真フイルム(フイ
ルムA)をつくつた: 第一層:4g/mのゼラチンおよび0.2g/m
黒コロイド銀を含むアンチハロ層: 第二層:2.9μの乾燥厚さを有し,1g/mの銀お
よび燐酸トリクレジール中に分散させたカプラーAおよ
びBを全カプラー付着量0.81g/mで含む低赤感
塩化−臭化−沃化銀乳剤層(5%塩化銀モルおよび7%
沃化銀モルを含む低感度塩化−臭化−沃化銀ゼラチン乳
剤および2%沃化銀モルを含むなお低い感度の臭化−沃
化銀ゼラチン乳剤の配合物から成る); 第三層:1.2μの乾燥厚さを有し0.8g/mの銀
および燐酸トリクレジール中に分散させたカプラーAお
よびCを全カプラー付着量0.05g/mで含む中間
赤感臭化−沃化銀乳剤層(7%沃化銀モルを含む赤増感
臭化−沃化ゼラチン乳剤から成る); 第四層:2.9μの乾燥厚さを有し,2,6g/m
銀および燐酸トリクレジール中に分散させたカプラーC
およびBを全カプラー付着量0.87g/mで含む高
赤感臭化−沃化銀乳剤層(7%の沃化銀モルを含む赤増
感臭化−沃化銀ゼラチン乳剤から成る); 第五層:1.16g/mのゼラチンおよび燐酸トリク
レジール中に分散させた0.14g/mの2,5−ジ
イソオクチルハイドロキノンを含む中間層; 第六層:3.3μの乾燥厚さを有し,1.2g/m
銀および燐酸トリクレジール中に分散させたカプラー
D,EおよびFを全カプラー付着量0.6g/mで含
む低緑感塩化−臭化−沃化銀乳剤層(5%塩化銀モルお
よび7%沃化銀モルを含む低感度塩化−臭化−沃化銀ゼ
ラチン乳剤および2%沃化銀モルを含むさらに低い感度
の臭化−沃化銀ゼラチン乳剤の配合物から成る); 第七層:2.7μの乾燥厚さを有し,2.2g/m
銀および第六層のカプラーを全カプラー付着量0.2g
/mで含む高緑感臭化−沃化銀乳剤層(7%沃化銀モ
ルを含む臭化−沃化銀緑増感ゼラチン乳剤から成る); 第八層:0.05g/mのゼラチン,黄コロイド銀お
よび燐酸トリクレジール中に分散させた0.05g/m
の2,5−ジイソオクチルハイドロキノンを含む黄フ
イルター層; 第九層:3.7μの乾燥厚さを有し,0.75g/m
の銀および燐酸トリクレジール中に分散させたカプラー
Hを付着量1.5g/mで含む低青感塩化−臭化−沃
化銀乳剤層(5%塩化銀モルおよび7%沃化銀モルを有
する低感度塩化−臭化−沃化銀ゼラチン乳剤および2%
沃化銀モルを有するさらに低い感度の臭化−沃化銀乳剤
の配合物から成る); 第十層:2.3μの乾燥厚さを有し,0.9g/m
銀および第九層のカプラーを0.37g/mの付着量
で含む高青感臭化−沃化銀乳剤層(7.2%沃化銀モル
を含む臭化−沃化銀ゼラチン乳剤から成る); 第十一層:1.2μの乾燥厚さを有しそしてポリメチル
メタクリレート粒子および燐酸トリクレジールとフタル
酸ジブチルの混合物中の2−(2′−ヒドロキシ−
3′,5′−ジtert.−ブチルフエニル−tert.−ブチル
−ベンゾトリアゾールの分散体を含む0.94g/m
のゼラチンの保護層。
第二の多層カラー写真フイルム(フイルムB)をフイル
ム(A)と同様につくつたが第五中間層が次の組成を有し
た点だけを異にした: 燐酸トリクレジール中に分散させた0.14g/m
ジイソオクチルハイドロキノンおよび上記の非感光性臭
化−沃化銀乳剤(即ち2%沃化銀モルおよび0.1μの
中間粒径を有する)を0.25g/mの銀付着量で含
む1.2g/mのゼラチンの層。
フィルムAおよびBの試料を5500KにおいてK3連
続ウエツジを通して露光しそしてKodakC 41法中3
8℃で現像した。次表にセンシトメトリツク結果および
MTF値を報告する:
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−97831(JP,A) 特開 昭56−14236(JP,A) 特開 昭50−23228(JP,A) 特公 昭56−26013(JP,B2)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持体上に少なくとも、シアン染料形成カ
    プラーを含有する赤感性ハロゲン化銀乳剤層、マゼンタ
    染料形成カプラーを含有する緑感性ハロゲン化銀乳剤
    層、および黄色染料形成カプラーを含有する青感性ハロ
    ゲン化銀乳剤層が塗布されており、その中の少なくとも
    一つの緑感性ハロゲン化銀乳剤層がDIR化合物を含有し
    ている、多層カラー写真材料であって、支持体側から
    順、低感度赤感性ハロゲン化銀乳剤層、高感度赤感性ハ
    ロゲン化銀乳剤層、0.1〜1g/mの銀付着量で塗
    布された非感光性微粒ハロゲン化銀乳剤層、DIR化合物
    を含有している低感度緑感性ハロゲン化銀乳剤層、およ
    び高感度緑感性ハロゲン化銀乳剤層を含むことを特徴と
    する、前記多層カラー写真材料。
  2. 【請求項2】第3の調和した中間感度赤感性ハロゲン化
    銀乳剤層を含むことを特徴とする、特許請求の範囲第
    (1)項に記載の多層カラー写真材料。
  3. 【請求項3】支持体側から順に一つの層が他の層の上に
    塗布された、低感度赤感層、中間感度赤感層、高感度赤
    感層、非感光層、低感度緑感層、高感度緑感層、黄フィ
    ルター層、低感度青感層、高感度青感層を含むことを特
    徴とする、特許請求の範囲第(2)項に記載の多層カラー
    写真材料。
  4. 【請求項4】DIR化合物が一般式(I): COUP-Z (I) (式中COUPは一級芳香族アミン型の現像剤の酸化生成物
    とカプルしてマゼンタ色素を与えるマゼンタカプラー残
    基を表わしそしてZは一級芳香族アミン型の現像剤の酸
    化生成物とのカプリング反応中にカプラーによって解放
    されてハロゲン化銀乳剤層中の現像を抑制する有機残基
    を表わす)によって表される、特許請求の範囲第(1)項
    に記載の多層カラー写真材料。
  5. 【請求項5】DIR化合物が一般式(II): (式中Rはアリール基、複素環式基、アルキル基を表わ
    し;R′はアルキル基、アルコキシ基、アリーロキシ
    基、アリール基、複素環式環残基、アミノ基、アシルア
    ミノ基またはウレイド基を表わし;Aは硫黄またはセレ
    ンを表わしそしてDはチオエーテルまたはセレノエーテ
    ル結合の硫黄またはセレンと一緒に、一級芳香族アミン
    型の現像剤の酸化生成物との反応中に解放される現像抑
    制化合物を形成する基を表わす)によって表される、特
    許請求の範囲第(1)項に記載の多層カラー写真材料。
  6. 【請求項6】非感光性ハロゲン化銀乳剤が臭化−沃化銀
    乳剤である、特許請求の範囲第(1)項に記載の多層カラ
    ー写真材料。
  7. 【請求項7】非感光性ハロゲン化銀乳剤が1〜4モル%
    の沃化銀を含む臭化−沃化銀乳剤である、特許請求の範
    囲第(1)項に記載の多層カラー写真材料。
  8. 【請求項8】非感光性ハロゲン化銀が0.2ミクロンよ
    りも低い平均粒径を有する、特許請求の範囲第(1)項に
    記載の多層カラー写真材料。
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