JPH05119447A - 継続カプリングを低減するための写真カプラー組成物 - Google Patents
継続カプリングを低減するための写真カプラー組成物Info
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- JPH05119447A JPH05119447A JP4102794A JP10279492A JPH05119447A JP H05119447 A JPH05119447 A JP H05119447A JP 4102794 A JP4102794 A JP 4102794A JP 10279492 A JP10279492 A JP 10279492A JP H05119447 A JPH05119447 A JP H05119447A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 (a)ピラゾロンマゼンタ色素生成カプラー
化合物、及び(b)カラー写真プロセスの漂白工程中に
カプラー化合物の継続カプリング(引き続きおこるカプ
リング)を低減するのに十分な量のスルホキシド化合
物、を含んで成る写真カプラー組成物。上記スルホキシ
ド化合物は、次式 【化1】 (上式中、R1 及びR2 は、置換もしくは未置換の直鎖
及び有枝鎖アルキル基、アルケニル基並びにアルキレン
基、並びに置換もしくは未置換のフェニル基から成る群
より個別に選択され、そして更に、R1 及びR2 は、合
わせて少なくとも12個の炭素原子を含む)で示され
る。好ましくは、カプラー組成物が、R1 及びR2 が未
置換アルキル基、アルケニル基もしくはアルキレン基と
は異なる場合に、実質的にフェノール化合物を含まな
い。 【効果】 上記マゼンタ色素生成カプラー組成物は、継
続カプリング現象を低減する。
化合物、及び(b)カラー写真プロセスの漂白工程中に
カプラー化合物の継続カプリング(引き続きおこるカプ
リング)を低減するのに十分な量のスルホキシド化合
物、を含んで成る写真カプラー組成物。上記スルホキシ
ド化合物は、次式 【化1】 (上式中、R1 及びR2 は、置換もしくは未置換の直鎖
及び有枝鎖アルキル基、アルケニル基並びにアルキレン
基、並びに置換もしくは未置換のフェニル基から成る群
より個別に選択され、そして更に、R1 及びR2 は、合
わせて少なくとも12個の炭素原子を含む)で示され
る。好ましくは、カプラー組成物が、R1 及びR2 が未
置換アルキル基、アルケニル基もしくはアルキレン基と
は異なる場合に、実質的にフェノール化合物を含まな
い。 【効果】 上記マゼンタ色素生成カプラー組成物は、継
続カプリング現象を低減する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マゼンタ色素生成カプ
ラー及びカラー写真プロセスの現像工程と漂白工程の間
にカプラー化合物の継続カプリング(引き続きおこるカ
プリング)を低減するスルホキシド化合物を含んで成る
写真カプラー組成物に関する。また、本発明は、このよ
うなカプラー組成物を包含するカラー写真材料、新規カ
プラー組成物を使用する方法であって、マゼンタ色素生
成カプラー化合物の継続カプリングを低減する方法及び
カラー画像の形成方法に関する。
ラー及びカラー写真プロセスの現像工程と漂白工程の間
にカプラー化合物の継続カプリング(引き続きおこるカ
プリング)を低減するスルホキシド化合物を含んで成る
写真カプラー組成物に関する。また、本発明は、このよ
うなカプラー組成物を包含するカラー写真材料、新規カ
プラー組成物を使用する方法であって、マゼンタ色素生
成カプラー化合物の継続カプリングを低減する方法及び
カラー画像の形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー画像が、芳香族第1級アミン発色
現像主薬の酸化生成物とカプラーとの間のカプリング反
応により生成される着色された色素により形成されるこ
とは、カラー写真技術分野で周知である。各種のシア
ン、マゼンタ及びイエロー色素生成カプラーが、このよ
うなカプリング反応において使用されることが周知であ
る。このようなカプラーは、1つ以上の溶剤及び/もし
くは別の添加剤と組み合わせて用いられることが多い。
例えば、アオキ(Aoki)他の米国特許第4,68
6,177号明細書は、有機溶剤に溶解可能なシアンカ
プラーを含有するハロゲン化銀カラー写真感光材料を開
示している。さらに、アオキ他は、使用してもよい数多
くの有機溶剤を開示している。特開昭61−51063
号公報は、カプラーがジメチルスルホキシドを初めとす
る有機溶剤に溶解されている組成物を開示している。
現像主薬の酸化生成物とカプラーとの間のカプリング反
応により生成される着色された色素により形成されるこ
とは、カラー写真技術分野で周知である。各種のシア
ン、マゼンタ及びイエロー色素生成カプラーが、このよ
うなカプリング反応において使用されることが周知であ
る。このようなカプラーは、1つ以上の溶剤及び/もし
くは別の添加剤と組み合わせて用いられることが多い。
例えば、アオキ(Aoki)他の米国特許第4,68
6,177号明細書は、有機溶剤に溶解可能なシアンカ
プラーを含有するハロゲン化銀カラー写真感光材料を開
示している。さらに、アオキ他は、使用してもよい数多
くの有機溶剤を開示している。特開昭61−51063
号公報は、カプラーがジメチルスルホキシドを初めとす
る有機溶剤に溶解されている組成物を開示している。
【0003】改良された特性、例えば、改良されたカプ
ラー活性、すなわち、カラー色素を生成する酸化された
現像主薬とカプラーとの反応の促進及び/もしくは得ら
れる着色された色素の色濃度における増強により表され
るような改良された着色能を備えたカプラー化合物を提
供することは、カラー写真分野で望ましいことが多い。
また、カプラー化合物と改良された光安定性を有する酸
化された現像主薬との反応より生成される色素を提供す
ることが望ましい。
ラー活性、すなわち、カラー色素を生成する酸化された
現像主薬とカプラーとの反応の促進及び/もしくは得ら
れる着色された色素の色濃度における増強により表され
るような改良された着色能を備えたカプラー化合物を提
供することは、カラー写真分野で望ましいことが多い。
また、カプラー化合物と改良された光安定性を有する酸
化された現像主薬との反応より生成される色素を提供す
ることが望ましい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、充分な
色濃度を提供するために比較的多量のカプラーが必要と
される場合、カプラーと酸化された現像主薬との反応速
度が望ましくないほど低い場合、カプラー化合物と酸化
された現像主薬との反応から形成される着色画像が容認
しがたい光不安定性を示す場合などでは、多くのカプラ
ー組成物が不都合である。従って、カラー写真感光材料
及びその使用方法に用いられる、改良された特性を備え
たカプラー組成物が、所望され続けている。
色濃度を提供するために比較的多量のカプラーが必要と
される場合、カプラーと酸化された現像主薬との反応速
度が望ましくないほど低い場合、カプラー化合物と酸化
された現像主薬との反応から形成される着色画像が容認
しがたい光不安定性を示す場合などでは、多くのカプラ
ー組成物が不都合である。従って、カラー写真感光材料
及びその使用方法に用いられる、改良された特性を備え
たカプラー組成物が、所望され続けている。
【0005】更に、各種のカプラー化合物、例えば、2
当量ピラゾロンマゼンタカプラー類が、継続カプリング
と称される現象を示す。すなわち、これらのカプラー
は、カラー写真プロセスの現像工程と漂白工程の間に停
止浴が使用されない場合に、高いDmin 値を生じること
が多い。継続カプリングは、カプラーの低「pKa 」特性
の作用であるかもしれなく、そして漂白条件下かなりイ
オン化されたままであり、それにより残留する現像主薬
との反応が可能なカプラーの傾向を反映している。停止
浴の必要性を取り除くことによって、カラー写真処理に
おける処理の簡便さを維持することは望ましいとはい
え、カプラー活性に著しい影響を与えることなく継続カ
プリング現象を低減する別の手段が望ましい。
当量ピラゾロンマゼンタカプラー類が、継続カプリング
と称される現象を示す。すなわち、これらのカプラー
は、カラー写真プロセスの現像工程と漂白工程の間に停
止浴が使用されない場合に、高いDmin 値を生じること
が多い。継続カプリングは、カプラーの低「pKa 」特性
の作用であるかもしれなく、そして漂白条件下かなりイ
オン化されたままであり、それにより残留する現像主薬
との反応が可能なカプラーの傾向を反映している。停止
浴の必要性を取り除くことによって、カラー写真処理に
おける処理の簡便さを維持することは望ましいとはい
え、カプラー活性に著しい影響を与えることなく継続カ
プリング現象を低減する別の手段が望ましい。
【0006】カラー写真プロセスの漂白工程中に生じる
カプラー化合物の継続カプリング現象において低減を示
すカプラー組成物を提供することが目的である。また、
良好なカプラー活性、例えば、写真ガンマ値により測定
されるようなものを示すが、継続カプリング現象におい
て低減を示す、このようなカプラー組成物を提供するこ
とが、関連目的である。カラー写真プロセスの漂白工程
でカプラー化合物の継続カプリング現象を低減する方法
を提供することが、本発明の更なる目的である。
カプラー化合物の継続カプリング現象において低減を示
すカプラー組成物を提供することが目的である。また、
良好なカプラー活性、例えば、写真ガンマ値により測定
されるようなものを示すが、継続カプリング現象におい
て低減を示す、このようなカプラー組成物を提供するこ
とが、関連目的である。カラー写真プロセスの漂白工程
でカプラー化合物の継続カプリング現象を低減する方法
を提供することが、本発明の更なる目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】これら及び更なる目的
が、マゼンタ色素生成カプラー化合物、好ましくはピラ
ゾロンマゼンタ色素生成カプラー化合物、及びカラー写
真プロセスの漂白工程中にカプラー化合物の継続カプリ
ング現象を低減するのに十分な量のスルホキシド化合
物、を含んで成る本発明の写真カプラー組成物により提
供される。詳細には、スルホキシド化合物が次式で示さ
れる。
が、マゼンタ色素生成カプラー化合物、好ましくはピラ
ゾロンマゼンタ色素生成カプラー化合物、及びカラー写
真プロセスの漂白工程中にカプラー化合物の継続カプリ
ング現象を低減するのに十分な量のスルホキシド化合
物、を含んで成る本発明の写真カプラー組成物により提
供される。詳細には、スルホキシド化合物が次式で示さ
れる。
【0008】
【化2】
【0009】上式中、R1 及びR2 は、直鎖及び有枝鎖
アルキル基、アルケニル基並びにアルキレン基;アルコ
キシ基、アリールオキシ基、アリール基、アルコキシカ
ルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アシルオキ
シ基、カルボナミド基、カルバモイル基及びハロゲン原
子より選ばれる少なくとも1つの置換基を含有する直鎖
及び有枝鎖アルキル基、アルケニル基並びにアルキレン
基;フェニル基;並びにアルキル基、アルコキシ基、ア
リールオキシ基、アリール基、アルコキシカルボニル
基、アリールオキシカルボニル基、アシルオキシ基、カ
ルボナミド基、カルバモイル基及びハロゲン原子より選
ばれる少なくとも1つの置換基を含有するフェニル基;
から成る群より個別に選択され、そして上式中、R1 及
びR2 が、合わせて少なくとも12個の炭素原子を含
む。好ましい態様では、カプラー組成物がフェノール化
合物を含まないか、又はR1 及びR2 が、直鎖及び有枝
鎖アルキル基、アルケニル基並びにアルキレン基より個
別に選ばれる。
アルキル基、アルケニル基並びにアルキレン基;アルコ
キシ基、アリールオキシ基、アリール基、アルコキシカ
ルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アシルオキ
シ基、カルボナミド基、カルバモイル基及びハロゲン原
子より選ばれる少なくとも1つの置換基を含有する直鎖
及び有枝鎖アルキル基、アルケニル基並びにアルキレン
基;フェニル基;並びにアルキル基、アルコキシ基、ア
リールオキシ基、アリール基、アルコキシカルボニル
基、アリールオキシカルボニル基、アシルオキシ基、カ
ルボナミド基、カルバモイル基及びハロゲン原子より選
ばれる少なくとも1つの置換基を含有するフェニル基;
から成る群より個別に選択され、そして上式中、R1 及
びR2 が、合わせて少なくとも12個の炭素原子を含
む。好ましい態様では、カプラー組成物がフェノール化
合物を含まないか、又はR1 及びR2 が、直鎖及び有枝
鎖アルキル基、アルケニル基並びにアルキレン基より個
別に選ばれる。
【0010】本発明のカプラー組成物に含まれるスルホ
キシド化合物が、特に、カプラー化合物の活性を著しく
低減することなく、カラー写真プロセスの漂白工程にお
いて、マゼンタ色素生成カプラー、例えば2当量ピラゾ
ロンマゼンタ色素生成カプラーにより示される継続カプ
リング効果を低減することが、見い出されている。従っ
て、本発明のカプラー組成物は、カラー画像の形成につ
いて改良されたハロゲン化銀カラー写真材料及び改良さ
れた方法に使用するのが適している。
キシド化合物が、特に、カプラー化合物の活性を著しく
低減することなく、カラー写真プロセスの漂白工程にお
いて、マゼンタ色素生成カプラー、例えば2当量ピラゾ
ロンマゼンタ色素生成カプラーにより示される継続カプ
リング効果を低減することが、見い出されている。従っ
て、本発明のカプラー組成物は、カラー画像の形成につ
いて改良されたハロゲン化銀カラー写真材料及び改良さ
れた方法に使用するのが適している。
【0011】
【具体的な態様】本発明の写真カプラー組成物は、色素
生成カプラー、好ましくはマゼンタカプラー、例えば、
2当量ピラゾロンマゼンタカプラー、及び伝統的なカラ
ー写真プロセスの漂白工程でカプラー化合物により示さ
れる、継続カプリング現象を低減するのに十分な量のス
ルホキシド化合物を含んで成る。以下の実施例で詳細に
記載されるように、継続カプリング現象における低減
は、現像プロセスにおいて停止浴を使用して得られるD
min 値と使用しないで得られるDmin 値との間の差異よ
り明らかとなるであろう。継続カプリング現象における
低減は、カラー写真プロセスを、停止浴を必要としない
ことで簡単にする。更にまた、本発明のカプラー組成物
は、カプラー活性、例えば写真ガンマ値により測定され
るようなカプラー活性において、著しい低減を示すこと
なく、低減された継続カプリング現象を示す。
生成カプラー、好ましくはマゼンタカプラー、例えば、
2当量ピラゾロンマゼンタカプラー、及び伝統的なカラ
ー写真プロセスの漂白工程でカプラー化合物により示さ
れる、継続カプリング現象を低減するのに十分な量のス
ルホキシド化合物を含んで成る。以下の実施例で詳細に
記載されるように、継続カプリング現象における低減
は、現像プロセスにおいて停止浴を使用して得られるD
min 値と使用しないで得られるDmin 値との間の差異よ
り明らかとなるであろう。継続カプリング現象における
低減は、カラー写真プロセスを、停止浴を必要としない
ことで簡単にする。更にまた、本発明のカプラー組成物
は、カプラー活性、例えば写真ガンマ値により測定され
るようなカプラー活性において、著しい低減を示すこと
なく、低減された継続カプリング現象を示す。
【0012】本発明のカプラー組成物に使用されるスル
ホキシド化合物は、カプラー化合物用の溶剤として供給
してもよく、そして/又は非溶剤添加剤として使用して
もよい。本発明で使用されるスルホキシド化合物が、そ
の水溶性、揮発性及び拡散率を最低限にするために、十
分なバラストを含有することは、重要である。本発明の
カプラー組成物での使用に適するスルホキシド化合物
は、次式で示される。
ホキシド化合物は、カプラー化合物用の溶剤として供給
してもよく、そして/又は非溶剤添加剤として使用して
もよい。本発明で使用されるスルホキシド化合物が、そ
の水溶性、揮発性及び拡散率を最低限にするために、十
分なバラストを含有することは、重要である。本発明の
カプラー組成物での使用に適するスルホキシド化合物
は、次式で示される。
【0013】
【化3】
【0014】上式中、R1 及びR2 は直鎖及び有枝鎖ア
ルキル基、アルケニル基並びにアルキレン基;アルコキ
シ基、アリールオキシ基、アリール基、アルコキシカル
ボニル基、アリールオキシカルボニル基、アシルオキシ
基、カルボナミド基、カルバモイル基及びハロゲン原子
から成る群より選ばれる少なくとも1つの置換基を含有
する直鎖及び有枝鎖アルキル基、アルケニル基並びにア
ルキレン基;フェニル基;並びにアルキル基、アルコキ
シ基、アリールオキシ基、アリール基、アルコキシカル
ボニル基、アリールオキシカルボニル基、アシルオキシ
基、カルボナミド基、カルバモイル基及びハロゲン原子
から成る群より選ばれる少なくとも1つの置換基を含有
するフェニル基;から成る群より個別に選択され、そし
て上式中、R1 及びR2 が、合わせて少なくとも12個
の炭素原子を含む。
ルキル基、アルケニル基並びにアルキレン基;アルコキ
シ基、アリールオキシ基、アリール基、アルコキシカル
ボニル基、アリールオキシカルボニル基、アシルオキシ
基、カルボナミド基、カルバモイル基及びハロゲン原子
から成る群より選ばれる少なくとも1つの置換基を含有
する直鎖及び有枝鎖アルキル基、アルケニル基並びにア
ルキレン基;フェニル基;並びにアルキル基、アルコキ
シ基、アリールオキシ基、アリール基、アルコキシカル
ボニル基、アリールオキシカルボニル基、アシルオキシ
基、カルボナミド基、カルバモイル基及びハロゲン原子
から成る群より選ばれる少なくとも1つの置換基を含有
するフェニル基;から成る群より個別に選択され、そし
て上式中、R1 及びR2 が、合わせて少なくとも12個
の炭素原子を含む。
【0015】好ましい態様では、R1 及びR2 が、直鎖
及び有枝鎖アルキル基、アルケニル基及びアルキレン基
より個別に選択され、そしてR1 及びR2 が、合わせて
少なくとも12個の炭素原子を含有する。より好ましく
は、R1 及びR2 が、合わせて少なくとも14個の炭素
原子を含有する。別の好ましい態様では、各々R1及び
R2 が、有枝鎖アルキル基から成り、そして合わせて約
16個〜約24個の炭素原子を含有する。更なる態様で
は、R1 及びR2 が同一のものであり、それによってビ
ス化合物を形成するか、又はR1 及びR2 が、硫黄原子
と環を形成する。スルホキシド化合物に好ましいハロゲ
ン置換基は、塩素及び/もしくはフッ素を含んで成る。
また、本発明の使用に適するものは、R1 及び/もしく
はR2 が、求核脱離基、例えば、ベータ炭素上のヒドロ
キシ基、アルコキシ基、シアノ基、アミノ基、アシルオ
キシ基、カルボナミド基もしくはスルホナミド基で置換
されたスルホキシド化合物である。しかしながら、これ
らの型のスルホキシド化合物が、ベータ脱離(逆マイケ
ル反応)に対して不安定であるため、これらの化合物
は、幾分好ましくない。
及び有枝鎖アルキル基、アルケニル基及びアルキレン基
より個別に選択され、そしてR1 及びR2 が、合わせて
少なくとも12個の炭素原子を含有する。より好ましく
は、R1 及びR2 が、合わせて少なくとも14個の炭素
原子を含有する。別の好ましい態様では、各々R1及び
R2 が、有枝鎖アルキル基から成り、そして合わせて約
16個〜約24個の炭素原子を含有する。更なる態様で
は、R1 及びR2 が同一のものであり、それによってビ
ス化合物を形成するか、又はR1 及びR2 が、硫黄原子
と環を形成する。スルホキシド化合物に好ましいハロゲ
ン置換基は、塩素及び/もしくはフッ素を含んで成る。
また、本発明の使用に適するものは、R1 及び/もしく
はR2 が、求核脱離基、例えば、ベータ炭素上のヒドロ
キシ基、アルコキシ基、シアノ基、アミノ基、アシルオ
キシ基、カルボナミド基もしくはスルホナミド基で置換
されたスルホキシド化合物である。しかしながら、これ
らの型のスルホキシド化合物が、ベータ脱離(逆マイケ
ル反応)に対して不安定であるため、これらの化合物
は、幾分好ましくない。
【0016】限定されるものではないが、本発明のカプ
ラー組成物での使用に適するスルホキシド化合物として
は、以下のものが挙げられる。
ラー組成物での使用に適するスルホキシド化合物として
は、以下のものが挙げられる。
【0017】
【化4】
【0018】また、本発明のカプラー組成物がフェノー
ル化合物を含まないことが好ましい。「実質的に含まな
い」とは、カプラー組成物が、継続カプリングに悪影響
を及ぼすであろう量のフェノール化合物を含まないこと
を意味する。
ル化合物を含まないことが好ましい。「実質的に含まな
い」とは、カプラー組成物が、継続カプリングに悪影響
を及ぼすであろう量のフェノール化合物を含まないこと
を意味する。
【0019】上述のように、本発明のカプラー組成物に
使用されるスルホキシド化合物は、色素生成カプラー用
の溶剤として作用させてもよい。また、カプラー化合物
用の1つ以上の更なる有機(そして好ましくは、非揮発
性高沸点)溶剤を、本発明の組成物に使用してもよい。
一般的には、伝統的な有機カプラー溶剤が当該技術分野
で既知であり、そして本発明のスルホキシド化合物が、
カプラー化合物の溶液を得るのに十分ではない添加量で
用いられる場合に、使用してもよい。本組成物に使用し
てもよい伝統的な有機溶剤の具体例は、下記実施例に記
載されている。
使用されるスルホキシド化合物は、色素生成カプラー用
の溶剤として作用させてもよい。また、カプラー化合物
用の1つ以上の更なる有機(そして好ましくは、非揮発
性高沸点)溶剤を、本発明の組成物に使用してもよい。
一般的には、伝統的な有機カプラー溶剤が当該技術分野
で既知であり、そして本発明のスルホキシド化合物が、
カプラー化合物の溶液を得るのに十分ではない添加量で
用いられる場合に、使用してもよい。本組成物に使用し
てもよい伝統的な有機溶剤の具体例は、下記実施例に記
載されている。
【0020】スルホキシド化合物は、色素生成カプラー
の継続カプリング現象を低減するのに十分な量で本発明
のカプラー組成物に使用される。多くの適用では、色素
生成カプラー及びスルホキシド化合物が、色素生成カプ
ラーの活性を増強するために、重量比約1:0.1〜約
1:10で使用されることが好ましい。
の継続カプリング現象を低減するのに十分な量で本発明
のカプラー組成物に使用される。多くの適用では、色素
生成カプラー及びスルホキシド化合物が、色素生成カプ
ラーの活性を増強するために、重量比約1:0.1〜約
1:10で使用されることが好ましい。
【0021】上述のように、本発明のカプラー組成物に
含まれる色素生成カプラーが、マゼンタ色素生成カプラ
ーから成ることが好ましい。酸化された発色現像主薬と
の反応でマゼンタ色素を生成するカプラー類は、当該技
術分野で周知であり、そしてこのような代表的な特許及
び刊行物、例えば、米国特許第2,600,788号、
同2,369,489号、同1,969,479号、同
2,311,082号、同3,061,432号、同
3,725,067号、同4,120,723号、同
4,500,630号、同2,343,703号、同
2,311,082号、同3,152,896号、同
3,519,429号、同3,062,653号、同
2,908,573号、同4,774,172号、同
4,443,536号、同3,935,015号、同
4,540,654号及び同4,581,326号明細
書、ヨーロッパ特許第284,239号、同284,2
40号、同240,852号、同170,164号及び
同177,765号明細書並びに「Farbkuppler-eine L
iteraturubersicht,」Agfa Mitteilungen 出版、Band I
II 126〜156 ページ(1961)に記載されており、これら
の文献は、引用することによって本明細書に組み入れら
れる。
含まれる色素生成カプラーが、マゼンタ色素生成カプラ
ーから成ることが好ましい。酸化された発色現像主薬と
の反応でマゼンタ色素を生成するカプラー類は、当該技
術分野で周知であり、そしてこのような代表的な特許及
び刊行物、例えば、米国特許第2,600,788号、
同2,369,489号、同1,969,479号、同
2,311,082号、同3,061,432号、同
3,725,067号、同4,120,723号、同
4,500,630号、同2,343,703号、同
2,311,082号、同3,152,896号、同
3,519,429号、同3,062,653号、同
2,908,573号、同4,774,172号、同
4,443,536号、同3,935,015号、同
4,540,654号及び同4,581,326号明細
書、ヨーロッパ特許第284,239号、同284,2
40号、同240,852号、同170,164号及び
同177,765号明細書並びに「Farbkuppler-eine L
iteraturubersicht,」Agfa Mitteilungen 出版、Band I
II 126〜156 ページ(1961)に記載されており、これら
の文献は、引用することによって本明細書に組み入れら
れる。
【0022】より好ましくは、本発明の組成物に含有さ
れるカプラー化合物が、次式の2当量ピラゾロンマゼン
タ色素生成カプラー化合物から成る。
れるカプラー化合物が、次式の2当量ピラゾロンマゼン
タ色素生成カプラー化合物から成る。
【0023】
【化5】
【0024】上式中、Arは、未置換アリール基、又は
ハロゲン原子、シアノ基、アルキルスルホニル基、アリ
ールスルホニル基、スルファモイル基、スルホナミド
基、カルバモイル基、カルボナミド基、アルコキシ基、
アシルオキシ基、アリールオキシ基、アルコキシカルボ
ニル基、アリールオキシカルボニル基、ウレイド基、ニ
トロ基、アルキル基、及びトリフルオロメチル基より選
ばれる1つ以上の置換基で置換されたアリール基もしく
はピリジル基であり;Yは、アニリノ基、アシルアミノ
基、ウレイド基、又はハロゲン原子、アルキル基、アリ
ール基、アルコキシ基、アリールオキシ基、カルボナミ
ド基、カルバモイル基、スルホナミド基、スルファモイ
ル基、アルキルスルホキシル基、アリールスルホキシル
基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、ア
ルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、
アシル基、アシルオキシ基、ウレイド基、イミド基、カ
ルバメート基、複素環、シアノ基、トリフルオロメチル
基、アルキルチオ基、ニトロ基、カルボキシル基及びヒ
ドロキシル基並びにポリマー鎖に連結する基より選ばれ
る1つ以上の置換基で置換された上記基の1つであり、
そして、上式中Yは、少なくとも6個の炭素原子を含有
し;そしてXは、水素もしくは、ハロゲン原子、アルコ
キシ基、アリールオキシ基、アルキルチオ基、アリール
チオ基、アシルオキシ基、スルホナミド基、スルホニル
オキシ基、カルボナミド基、アリールアゾ基、窒素含有
複素環及びイミド基から成る群より選ばれるカプリング
脱離基である。
ハロゲン原子、シアノ基、アルキルスルホニル基、アリ
ールスルホニル基、スルファモイル基、スルホナミド
基、カルバモイル基、カルボナミド基、アルコキシ基、
アシルオキシ基、アリールオキシ基、アルコキシカルボ
ニル基、アリールオキシカルボニル基、ウレイド基、ニ
トロ基、アルキル基、及びトリフルオロメチル基より選
ばれる1つ以上の置換基で置換されたアリール基もしく
はピリジル基であり;Yは、アニリノ基、アシルアミノ
基、ウレイド基、又はハロゲン原子、アルキル基、アリ
ール基、アルコキシ基、アリールオキシ基、カルボナミ
ド基、カルバモイル基、スルホナミド基、スルファモイ
ル基、アルキルスルホキシル基、アリールスルホキシル
基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、ア
ルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、
アシル基、アシルオキシ基、ウレイド基、イミド基、カ
ルバメート基、複素環、シアノ基、トリフルオロメチル
基、アルキルチオ基、ニトロ基、カルボキシル基及びヒ
ドロキシル基並びにポリマー鎖に連結する基より選ばれ
る1つ以上の置換基で置換された上記基の1つであり、
そして、上式中Yは、少なくとも6個の炭素原子を含有
し;そしてXは、水素もしくは、ハロゲン原子、アルコ
キシ基、アリールオキシ基、アルキルチオ基、アリール
チオ基、アシルオキシ基、スルホナミド基、スルホニル
オキシ基、カルボナミド基、アリールアゾ基、窒素含有
複素環及びイミド基から成る群より選ばれるカプリング
脱離基である。
【0025】カプリング脱離基は、写真技術者らに周知
である。一般的には、このような基はカプラーの当量を
決定し、そしてカプラーの反応性を改変する。また、カ
プリング脱離基は、カプラーから脱離後、現像抑制、漂
白促進、色修正及び現像促進などのような作用を行うこ
とにより、写真感光材料におけるカプラーが塗布される
層もしくは別の層に都合の良い影響を与えることができ
る。代表的なカプリング脱離基としては、上述のよう
な、ハロゲン(例えば、クロロ)、アルコキシ、アリー
ルオキシ、アルキルチオ、アリールチオ、アシルオキ
シ、スルホナミド、カルボナミド、アリールアゾ、窒素
含有複素環式基(例えば、ピラゾリル及びイミダゾリ
ル)、並びにイミド基(例えば、スクシンイミド及びヒ
ダントイニル基)が挙げられる。ハロゲンを除いて、こ
れらの基は所望であれば置換してもよい。カプリング脱
離基は、米国特許第2,355,169号、同3,22
7,551号、同3,432,521号、同3,47
6,563号、同3,617,291号、同3,88
0,661号、同4,052,212号及び同4,13
4,766号明細書並びにイギリス特許第1,466,
728号、同1,531,927号、同1,533,0
39号、同2,006,755A号、及び同2,01
7,704A号明細書により詳細に記載されている。こ
れらの文献は、引用することにより本明細書に組み入れ
られる。
である。一般的には、このような基はカプラーの当量を
決定し、そしてカプラーの反応性を改変する。また、カ
プリング脱離基は、カプラーから脱離後、現像抑制、漂
白促進、色修正及び現像促進などのような作用を行うこ
とにより、写真感光材料におけるカプラーが塗布される
層もしくは別の層に都合の良い影響を与えることができ
る。代表的なカプリング脱離基としては、上述のよう
な、ハロゲン(例えば、クロロ)、アルコキシ、アリー
ルオキシ、アルキルチオ、アリールチオ、アシルオキ
シ、スルホナミド、カルボナミド、アリールアゾ、窒素
含有複素環式基(例えば、ピラゾリル及びイミダゾリ
ル)、並びにイミド基(例えば、スクシンイミド及びヒ
ダントイニル基)が挙げられる。ハロゲンを除いて、こ
れらの基は所望であれば置換してもよい。カプリング脱
離基は、米国特許第2,355,169号、同3,22
7,551号、同3,432,521号、同3,47
6,563号、同3,617,291号、同3,88
0,661号、同4,052,212号及び同4,13
4,766号明細書並びにイギリス特許第1,466,
728号、同1,531,927号、同1,533,0
39号、同2,006,755A号、及び同2,01
7,704A号明細書により詳細に記載されている。こ
れらの文献は、引用することにより本明細書に組み入れ
られる。
【0026】写真技術分野で周知であるように、カプラ
ー化合物は、写真要素に組み入れられる場合、非拡散性
であるべきである。すなわち、カプラー化合物は、それ
が塗布される層からほとんど拡散性を示さないであろう
分子サイズ及び立体配置をとるべきである。この成果を
達成するために、Yに含まれる総炭素原子数が、少なく
とも6であるべきである。好ましくは、Yが6〜約30
個の炭素原子を含む。マゼンタ色素生成カプラーの好ま
しい態様では、Arは次式で示される。
ー化合物は、写真要素に組み入れられる場合、非拡散性
であるべきである。すなわち、カプラー化合物は、それ
が塗布される層からほとんど拡散性を示さないであろう
分子サイズ及び立体配置をとるべきである。この成果を
達成するために、Yに含まれる総炭素原子数が、少なく
とも6であるべきである。好ましくは、Yが6〜約30
個の炭素原子を含む。マゼンタ色素生成カプラーの好ま
しい態様では、Arは次式で示される。
【0027】
【化6】
【0028】上式中、R3 は、ハロゲン原子、シアノ
基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、ス
ルファモイル基、スルホナミド基、カルバモイル基、カ
ルボナミド基、ウレイド基、アルコキシカルボニル基、
アリールオキシカルボニル基、アシルオキシ基、アルコ
キシ基、アリールオキシ基、ニトロ基及びトリフルオロ
メチル基から成る群より選ばれる。Yが次式で示される
ことが、更に好ましい。
基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、ス
ルファモイル基、スルホナミド基、カルバモイル基、カ
ルボナミド基、ウレイド基、アルコキシカルボニル基、
アリールオキシカルボニル基、アシルオキシ基、アルコ
キシ基、アリールオキシ基、ニトロ基及びトリフルオロ
メチル基から成る群より選ばれる。Yが次式で示される
ことが、更に好ましい。
【0029】
【化7】
【0030】上式中、Pは、0から2までであり、そし
て各々R4 が、R5 に関してメタ位もしくはパラ位であ
り;各々R4 は、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキ
シ基、アリールオキシ基、カルボナミド基、カルバモイ
ル基、スルホナミド基、スルファモイル基、アルキルス
ルホキシル基、アリールスルホキシル基、アルキルスル
ホニル基、アリールスルホニル基、アルコキシカルボニ
ル基、アリールオキシカルボニル基、アシルオキシ基、
ウレイド基、イミド基、カルバメート基、複素環、シア
ノ基、ニトロ基、アシル基、トリフルオロメチル基、ア
ルキルチオ基及びカルボキシル基から成る群より個別に
選ばれ;そしてR5 は、水素、ハロゲン原子、アルキル
基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アルキルチオ
基、カルボナミド基、カルバモイル基、スルホナミド
基、スルファモイル基、アルキルスルホニル基、アリー
ルスルホニル基、アルコキシカルボニル基、アシルオキ
シ基、アシル基、シアノ基、ニトロ基及びトリフルオロ
メチル基から成る群より選ばれる。好ましくは、R
5 が、塩素原子もしくはアルコキシ基である。カプリン
グ脱離基Xが、下記一般式で示されることが、更に好ま
しい。
て各々R4 が、R5 に関してメタ位もしくはパラ位であ
り;各々R4 は、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキ
シ基、アリールオキシ基、カルボナミド基、カルバモイ
ル基、スルホナミド基、スルファモイル基、アルキルス
ルホキシル基、アリールスルホキシル基、アルキルスル
ホニル基、アリールスルホニル基、アルコキシカルボニ
ル基、アリールオキシカルボニル基、アシルオキシ基、
ウレイド基、イミド基、カルバメート基、複素環、シア
ノ基、ニトロ基、アシル基、トリフルオロメチル基、ア
ルキルチオ基及びカルボキシル基から成る群より個別に
選ばれ;そしてR5 は、水素、ハロゲン原子、アルキル
基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アルキルチオ
基、カルボナミド基、カルバモイル基、スルホナミド
基、スルファモイル基、アルキルスルホニル基、アリー
ルスルホニル基、アルコキシカルボニル基、アシルオキ
シ基、アシル基、シアノ基、ニトロ基及びトリフルオロ
メチル基から成る群より選ばれる。好ましくは、R
5 が、塩素原子もしくはアルコキシ基である。カプリン
グ脱離基Xが、下記一般式で示されることが、更に好ま
しい。
【0031】
【化8】
【0032】上式中、R6 及びR7 は、水素、ハロゲン
原子、アルキル基、アルコキシ基、アリールオキシ基、
カルボナミド基、ウレイド基、カルバメート基、スルホ
ナミド基、カルバモイル基、スルファモイル基、アシル
オキシ基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカ
ルボニル基、アミノ基及びカルボキシル基より個別に選
ばれ;そして上式中、qは0,1もしくは2であり、そ
してR7 は、硫黄原子に関してメタ位もしくはパラ位で
あってもよい。R6 及びR7 が選ばれる基は、置換され
ていてもされていなくてもよい。R6 が少なくとも1個
の炭素原子を有し、そしてR6 及びR7 に存在する総炭
素原子数が少なくとも約5個であるが約25個を越えな
いことが特に好ましい。
原子、アルキル基、アルコキシ基、アリールオキシ基、
カルボナミド基、ウレイド基、カルバメート基、スルホ
ナミド基、カルバモイル基、スルファモイル基、アシル
オキシ基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカ
ルボニル基、アミノ基及びカルボキシル基より個別に選
ばれ;そして上式中、qは0,1もしくは2であり、そ
してR7 は、硫黄原子に関してメタ位もしくはパラ位で
あってもよい。R6 及びR7 が選ばれる基は、置換され
ていてもされていなくてもよい。R6 が少なくとも1個
の炭素原子を有し、そしてR6 及びR7 に存在する総炭
素原子数が少なくとも約5個であるが約25個を越えな
いことが特に好ましい。
【0033】限定されるものではないが、本発明の組成
物での使用に適するピラゾロンマゼンタ色素生成カプラ
ー化合物としては、以下のM1〜M19が挙げられる。
物での使用に適するピラゾロンマゼンタ色素生成カプラ
ー化合物としては、以下のM1〜M19が挙げられる。
【0034】
【化9】
【0035】
【化10】
【0036】
【化11】
【0037】
【化12】
【0038】
【化13】
【0039】
【化14】
【0040】
【化15】
【0041】
【化16】
【0042】
【化17】
【0043】本発明の写真カプラー組成物は、カラー写
真技術分野で周知の方法でカラー写真感光材料に使用さ
れる。例えば、カラー写真プロセスの漂白工程でカプラ
ー化合物の継続カプリングを低減するのに十分な量のス
ルホキシド化合物、及びピラゾロンマゼンタ色素生成化
合物を含んでなる本発明のカプラー組成物並びにハロゲ
ン化銀乳剤を、支持体に塗布する。次いで写真感光材料
を、カラー写真技術分野で周知の方法を用いて像様露光
し、続いて芳香族第一級アミン現像主薬を用いて現像す
る。継続カプリング現象の低減により、プロセスにおけ
る停止浴の使用は必要でなくなる。むしろ、現像工程
が、もとの漂白工程へと続いてもよい。当該技術分野で
周知のように、芳香族第一級アミン現像主薬の酸化生成
物は、カプラー化合物と反応してカラー色素画像を形成
する。
真技術分野で周知の方法でカラー写真感光材料に使用さ
れる。例えば、カラー写真プロセスの漂白工程でカプラ
ー化合物の継続カプリングを低減するのに十分な量のス
ルホキシド化合物、及びピラゾロンマゼンタ色素生成化
合物を含んでなる本発明のカプラー組成物並びにハロゲ
ン化銀乳剤を、支持体に塗布する。次いで写真感光材料
を、カラー写真技術分野で周知の方法を用いて像様露光
し、続いて芳香族第一級アミン現像主薬を用いて現像す
る。継続カプリング現象の低減により、プロセスにおけ
る停止浴の使用は必要でなくなる。むしろ、現像工程
が、もとの漂白工程へと続いてもよい。当該技術分野で
周知のように、芳香族第一級アミン現像主薬の酸化生成
物は、カプラー化合物と反応してカラー色素画像を形成
する。
【0044】本発明の組成物が組み入れられる写真要素
は、単一要素もしくは多層多色要素でありうる。本発明
の組成物は、当該技術分野で既知である各種のハロゲン
化銀乳剤、例えば、微細もしくは粗粒子乳剤、平板状粒
子乳剤、塩臭化銀及び臭ヨウ化銀乳剤を含む層に組み入
れることができる。有用な平板状粒子乳剤が、リサーチ
・ディスクロージャー(Research Disclosure )、It
em22534、1983年1月及び米国特許第4,7
48,106号明細書に記載されている。また、本発明
の組成物が組み入れられる層が、別のカプラー成分、例
えば、カラードマスキングカプラー、画像変性カプラー
(例えば、米国特許第3,148,062号、同3,2
27,554号、同3,773,201号、同4,40
9,323号及び同4,248,962号明細書に記載
されるものを初めとする、DIRカプラー並びにタイム
ド(timed)もしくはスウィッチト(switch
ed)DIRカプラーを含む)及び漂白促進剤放出カプ
ラー(ヨーロッパ特許第193,389号明細書に記載
されているものを含む)を含有してもよい。
は、単一要素もしくは多層多色要素でありうる。本発明
の組成物は、当該技術分野で既知である各種のハロゲン
化銀乳剤、例えば、微細もしくは粗粒子乳剤、平板状粒
子乳剤、塩臭化銀及び臭ヨウ化銀乳剤を含む層に組み入
れることができる。有用な平板状粒子乳剤が、リサーチ
・ディスクロージャー(Research Disclosure )、It
em22534、1983年1月及び米国特許第4,7
48,106号明細書に記載されている。また、本発明
の組成物が組み入れられる層が、別のカプラー成分、例
えば、カラードマスキングカプラー、画像変性カプラー
(例えば、米国特許第3,148,062号、同3,2
27,554号、同3,773,201号、同4,40
9,323号及び同4,248,962号明細書に記載
されるものを初めとする、DIRカプラー並びにタイム
ド(timed)もしくはスウィッチト(switch
ed)DIRカプラーを含む)及び漂白促進剤放出カプ
ラー(ヨーロッパ特許第193,389号明細書に記載
されているものを含む)を含有してもよい。
【0045】本発明の更なる具体的な態様を、以下に列
挙する。
挙する。
【0046】1.R1 及びR2 が、同一である特許請求
した写真カプラー組成物。
した写真カプラー組成物。
【0047】2.R1 及びR2 が、硫黄原子と環を形成
する特許請求した写真カプラー組成物。
する特許請求した写真カプラー組成物。
【0048】3.R1 及びR2 が、合わせて少なくとも
14個の炭素原子を含有する特許請求した写真カプラー
組成物。
14個の炭素原子を含有する特許請求した写真カプラー
組成物。
【0049】4.R1 及びR2 が、直鎖及び有枝鎖アル
キル基、アルケニル基及びアルキレン基から成る群より
別個に選ばれる特許請求した写真カプラー組成物。
キル基、アルケニル基及びアルキレン基から成る群より
別個に選ばれる特許請求した写真カプラー組成物。
【0050】5.R1 及びR2 が、各々有枝鎖アルキル
基から成り、そしてR1 及びR2 が、合わせて約16個
から約24個までの炭素原子を含有する特許請求した写
真カプラー組成物。
基から成り、そしてR1 及びR2 が、合わせて約16個
から約24個までの炭素原子を含有する特許請求した写
真カプラー組成物。
【0051】6.ピラゾロンマゼンタ色素生成カプラー
化合物が、次式
化合物が、次式
【化18】
【0052】(上式中、Arは、未置換アリール基、又
はハロゲン原子、シアノ基、アルキルスルホニル基、ア
リールスルホニル基、スルファモイル基、スルホナミド
基、カルバモイル基、カルボナミド基、アルコキシ基、
アシルオキシ基、アリールオキシ基、アルコキシカルボ
ニル基、アリールオキシカルボニル基、ウレイド基、ニ
トロ基、アルキル基、及びトリフルオロメチル基より選
ばれる1つ以上の置換基で置換されたアリール基もしく
はピリジル基であり;Yは、アニリノ基、アシルアミノ
基、ウレイド基、又はハロゲン原子、アルキル基、アリ
ール基、アルコキシ基、アリールオキシ基、カルボナミ
ド基、カルバモイル基、スルホナミド基、スルファモイ
ル基、アルキルスルホキシル基、アリールスルホキシル
基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、ア
ルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、
アシル基、アシルオキシ基、ウレイド基、イミド基、カ
ルバメート基、複素環、シアノ基、トリフルオロメチル
基、アルキルチオ基、ニトロ基、カルボキシル基及びヒ
ドロキシル基並びにポリマー鎖に連結する基より選ばれ
る1つ以上の置換基で置換された上記基の1つであり、
そして、上式中Yは、少なくとも6個の炭素原子を含有
し;そしてXは、水素もしくは、ハロゲン原子、アルコ
キシ基、アリールオキシ基、アルキルチオ基、アリール
チオ基、アシルオキシ基、スルホナミド基、スルホニル
オキシ基、カルボナミド基、アリールアゾ基、窒素含有
複素環及びイミド基から成る群より選ばれるカプリング
脱離基である)で示される特許請求した写真カプラー組
成物。
はハロゲン原子、シアノ基、アルキルスルホニル基、ア
リールスルホニル基、スルファモイル基、スルホナミド
基、カルバモイル基、カルボナミド基、アルコキシ基、
アシルオキシ基、アリールオキシ基、アルコキシカルボ
ニル基、アリールオキシカルボニル基、ウレイド基、ニ
トロ基、アルキル基、及びトリフルオロメチル基より選
ばれる1つ以上の置換基で置換されたアリール基もしく
はピリジル基であり;Yは、アニリノ基、アシルアミノ
基、ウレイド基、又はハロゲン原子、アルキル基、アリ
ール基、アルコキシ基、アリールオキシ基、カルボナミ
ド基、カルバモイル基、スルホナミド基、スルファモイ
ル基、アルキルスルホキシル基、アリールスルホキシル
基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、ア
ルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、
アシル基、アシルオキシ基、ウレイド基、イミド基、カ
ルバメート基、複素環、シアノ基、トリフルオロメチル
基、アルキルチオ基、ニトロ基、カルボキシル基及びヒ
ドロキシル基並びにポリマー鎖に連結する基より選ばれ
る1つ以上の置換基で置換された上記基の1つであり、
そして、上式中Yは、少なくとも6個の炭素原子を含有
し;そしてXは、水素もしくは、ハロゲン原子、アルコ
キシ基、アリールオキシ基、アルキルチオ基、アリール
チオ基、アシルオキシ基、スルホナミド基、スルホニル
オキシ基、カルボナミド基、アリールアゾ基、窒素含有
複素環及びイミド基から成る群より選ばれるカプリング
脱離基である)で示される特許請求した写真カプラー組
成物。
【0053】7.Arが、次式
【化19】
【0054】(上式中、R3 は、ハロゲン原子、シアノ
基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、ス
ルファモイル基、スルホナミド基、カルバモイル基、カ
ルボナミド基、ウレイド基、アルコキシカルボニル基、
アリールオキシカルボニル基、アシルオキシ基、アルコ
キシ基、アリールオキシ基、ニトロ基及びトリフルオロ
メチル基から成る群より選ばれる)で示される具体的な
態様6の写真カプラー組成物。
基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、ス
ルファモイル基、スルホナミド基、カルバモイル基、カ
ルボナミド基、ウレイド基、アルコキシカルボニル基、
アリールオキシカルボニル基、アシルオキシ基、アルコ
キシ基、アリールオキシ基、ニトロ基及びトリフルオロ
メチル基から成る群より選ばれる)で示される具体的な
態様6の写真カプラー組成物。
【0055】8.Yが、次式
【化20】
【0056】(上式中、Pは、0から2までであり、そ
して各々R4 が、R5 に関してメタ位もしくはパラ位で
あり;各々R4は、ハロゲン原子、アルキル基、アルコ
キシ基、アリールオキシ基、カルボナミド基、カルバモ
イル基、スルホナミド基、スルファモイル基、アルキル
スルホキシル基、アリールスルホキシル基、アルキルス
ルホニル基、アリールスルホニル基、アルコキシカルボ
ニル基、アリールオキシカルボニル基、アシルオキシ
基、ウレイド基、イミド基、カルバメート基、複素環、
シアノ基、ニトロ基、アシル基、トリフルオロメチル
基、アルキルチオ基及びカルボキシル基から成る群より
個別に選ばれ;そしてR5 は、水素、ハロゲン原子、ア
ルキル基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アルキル
チオ基、カルボナミド基、カルバモイル基、スルホナミ
ド基、スルファモイル基、アルキルスルホニル基、アリ
ールスルホニル基、アルコキシカルボニル基、アシルオ
キシ基、アシル基、シアノ基、ニトロ基及びトリフルオ
ロメチル基から成る群より選ばれる)のアニリノ基であ
る具体的な態様6の写真カプラー組成物。
して各々R4 が、R5 に関してメタ位もしくはパラ位で
あり;各々R4は、ハロゲン原子、アルキル基、アルコ
キシ基、アリールオキシ基、カルボナミド基、カルバモ
イル基、スルホナミド基、スルファモイル基、アルキル
スルホキシル基、アリールスルホキシル基、アルキルス
ルホニル基、アリールスルホニル基、アルコキシカルボ
ニル基、アリールオキシカルボニル基、アシルオキシ
基、ウレイド基、イミド基、カルバメート基、複素環、
シアノ基、ニトロ基、アシル基、トリフルオロメチル
基、アルキルチオ基及びカルボキシル基から成る群より
個別に選ばれ;そしてR5 は、水素、ハロゲン原子、ア
ルキル基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アルキル
チオ基、カルボナミド基、カルバモイル基、スルホナミ
ド基、スルファモイル基、アルキルスルホニル基、アリ
ールスルホニル基、アルコキシカルボニル基、アシルオ
キシ基、アシル基、シアノ基、ニトロ基及びトリフルオ
ロメチル基から成る群より選ばれる)のアニリノ基であ
る具体的な態様6の写真カプラー組成物。
【0057】9.Xが、次式
【化21】
【0058】(上式中、R6 及びR7 は、水素、ハロゲ
ン原子、アルキル基、アルコキシ基、アリールオキシ
基、カルボナミド基、ウレイド基、カルバメート基、ス
ルホナミド基、カルバモイル基、スルファモイル基、ア
シルオキシ基、アルコキシカルボニル基、アリールオキ
シカルボニル基、アミノ基及びカルボキシル基より個別
に選ばれ;そして上式中、qは0,1もしくは2であ
り、そしてR7 は、硫黄原子に関してメタ位もしくはパ
ラ位であってもよい)で示される具体的な態様6の写真
カプラー組成物。
ン原子、アルキル基、アルコキシ基、アリールオキシ
基、カルボナミド基、ウレイド基、カルバメート基、ス
ルホナミド基、カルバモイル基、スルファモイル基、ア
シルオキシ基、アルコキシカルボニル基、アリールオキ
シカルボニル基、アミノ基及びカルボキシル基より個別
に選ばれ;そして上式中、qは0,1もしくは2であ
り、そしてR7 は、硫黄原子に関してメタ位もしくはパ
ラ位であってもよい)で示される具体的な態様6の写真
カプラー組成物。
【0059】10.色素生成カプラー及びスルホキシド
化合物を、重量比約1:0.1から約1:10で含む特
許請求した写真カプラー組成物。
化合物を、重量比約1:0.1から約1:10で含む特
許請求した写真カプラー組成物。
【0060】11.組成物が、不揮発性有機溶剤を含ん
で成る第3成分を更に含む特許請求した写真カプラー組
成物。
で成る第3成分を更に含む特許請求した写真カプラー組
成物。
【0061】12.(a)ピラゾロンマゼンタ色素生成
カプラー化合物、及び(b)カラー写真プロセスの漂白
工程中にカプラー化合物の継続カプリングを低減するの
に十分な量のスルホキシド化合物、を含んで成る写真カ
プラー組成物であって、スルホキシド化合物が、次式
カプラー化合物、及び(b)カラー写真プロセスの漂白
工程中にカプラー化合物の継続カプリングを低減するの
に十分な量のスルホキシド化合物、を含んで成る写真カ
プラー組成物であって、スルホキシド化合物が、次式
【0062】
【化22】
【0063】(上式中、R1 及びR2 は、直鎖及び有枝
鎖アルキル基、アルケニル基並びにアルキレン基より個
別に選ばれ、そしてR1 及びR2 が、合わせて少なくと
も12個の炭素原子を含む)で示される写真カプラー組
成物。
鎖アルキル基、アルケニル基並びにアルキレン基より個
別に選ばれ、そしてR1 及びR2 が、合わせて少なくと
も12個の炭素原子を含む)で示される写真カプラー組
成物。
【0064】13.R1 及びR2 が、各々有枝鎖アルキ
ル基から成り、そしてR1 及びR2 が、合わせて約16
個から約24個の炭素原子を含有する具体的な態様12
の写真カプラー組成物。
ル基から成り、そしてR1 及びR2 が、合わせて約16
個から約24個の炭素原子を含有する具体的な態様12
の写真カプラー組成物。
【0065】14.ピラゾロンマゼンタ色素生成カプラ
ー化合物が、次式
ー化合物が、次式
【化23】
【0066】(上式中、Arは、未置換アリール基、又
はハロゲン原子、シアノ基、アルキルスルホニル基、ア
リールスルホニル基、スルファモイル基、スルホナミド
基、カルバモイル基、カルボナミド基、アルコキシ基、
アシルオキシ基、アリールオキシ基、アルコキシカルボ
ニル基、アリールオキシカルボニル基、ウレイド基、ニ
トロ基、アルキル基、及びトリフルオロメチル基より選
ばれる1つ以上の置換基で置換されたアリール基もしく
はピリジル基であり;Yは、アニリノ基、アシルアミノ
基、ウレイド基、又はハロゲン原子、アルキル基、アリ
ール基、アルコキシ基、アリールオキシ基、カルボナミ
ド基、カルバモイル基、スルホナミド基、スルファモイ
ル基、アルキルスルホキシル基、アリールスルホキシル
基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、ア
ルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、
アシル基、アシルオキシ基、ウレイド基、イミド基、カ
ルバメート基、複素環、シアノ基、トリフルオロメチル
基、アルキルチオ基、ニトロ基、カルボキシル基及びヒ
ドロキシル基並びにポリマー鎖に連結する基より選ばれ
る1つ以上の置換基で置換された上記基の1つであり、
そして、上式中Yは、少なくとも6個の炭素原子を含有
し;そしてXは、水素もしくは、ハロゲン原子、アルコ
キシ基、アリールオキシ基、アルキルチオ基、アリール
チオ基、アシルオキシ基、スルホナミド基、スルホニル
オキシ基、カルボナミド基、アリールアゾ基、窒素含有
複素環及びイミド基から成る群より選ばれるカプリング
脱離基である)で示される具体的な態様12の写真カプ
ラー組成物。
はハロゲン原子、シアノ基、アルキルスルホニル基、ア
リールスルホニル基、スルファモイル基、スルホナミド
基、カルバモイル基、カルボナミド基、アルコキシ基、
アシルオキシ基、アリールオキシ基、アルコキシカルボ
ニル基、アリールオキシカルボニル基、ウレイド基、ニ
トロ基、アルキル基、及びトリフルオロメチル基より選
ばれる1つ以上の置換基で置換されたアリール基もしく
はピリジル基であり;Yは、アニリノ基、アシルアミノ
基、ウレイド基、又はハロゲン原子、アルキル基、アリ
ール基、アルコキシ基、アリールオキシ基、カルボナミ
ド基、カルバモイル基、スルホナミド基、スルファモイ
ル基、アルキルスルホキシル基、アリールスルホキシル
基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、ア
ルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、
アシル基、アシルオキシ基、ウレイド基、イミド基、カ
ルバメート基、複素環、シアノ基、トリフルオロメチル
基、アルキルチオ基、ニトロ基、カルボキシル基及びヒ
ドロキシル基並びにポリマー鎖に連結する基より選ばれ
る1つ以上の置換基で置換された上記基の1つであり、
そして、上式中Yは、少なくとも6個の炭素原子を含有
し;そしてXは、水素もしくは、ハロゲン原子、アルコ
キシ基、アリールオキシ基、アルキルチオ基、アリール
チオ基、アシルオキシ基、スルホナミド基、スルホニル
オキシ基、カルボナミド基、アリールアゾ基、窒素含有
複素環及びイミド基から成る群より選ばれるカプリング
脱離基である)で示される具体的な態様12の写真カプ
ラー組成物。
【0067】15.Arが、次式
【化24】
【0068】(上式中、R3 は、ハロゲン原子、シアノ
基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、ス
ルファモイル基、スルホナミド基、カルバモイル基、カ
ルボナミド基、ウレイド基、アルコキシカルボニル基、
アリールオキシカルボニル基、アシルオキシ基、アルコ
キシ基、アリールオキシ基、ニトロ基及びトリフルオロ
メチル基から成る群より選ばれる)で示される具体的な
態様14の写真カプラー組成物。
基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、ス
ルファモイル基、スルホナミド基、カルバモイル基、カ
ルボナミド基、ウレイド基、アルコキシカルボニル基、
アリールオキシカルボニル基、アシルオキシ基、アルコ
キシ基、アリールオキシ基、ニトロ基及びトリフルオロ
メチル基から成る群より選ばれる)で示される具体的な
態様14の写真カプラー組成物。
【0069】16.Yが、次式
【化25】
【0070】(上式中、Pは、0から2までであり、そ
して各々R4 が、R5 に関してメタ位もしくはパラ位で
あり;各々R4は、ハロゲン原子、アルキル基、アルコ
キシ基、アリールオキシ基、カルボナミド基、カルバモ
イル基、スルホナミド基、スルファモイル基、アルキル
スルホキシル基、アリールスルホキシル基、アルキルス
ルホニル基、アリールスルホニル基、アルコキシカルボ
ニル基、アリールオキシカルボニル基、アシルオキシ
基、ウレイド基、イミド基、カルバメート基、複素環、
シアノ基、ニトロ基、アシル基、トリフルオロメチル
基、アルキルチオ基及びカルボキシル基から成る群より
個別に選ばれ;そしてR5 は、水素、ハロゲン原子、ア
ルキル基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アルキル
チオ基、カルボナミド基、カルバモイル基、スルホナミ
ド基、スルファモイル基、アルキルスルホニル基、アリ
ールスルホニル基、アルコキシカルボニル基、アシルオ
キシ基、アシル基、シアノ基、ニトロ基及びトリフルオ
ロメチル基から成る群より選ばれる)のアニリノ基であ
る具体的な態様14の写真カプラー組成物。
して各々R4 が、R5 に関してメタ位もしくはパラ位で
あり;各々R4は、ハロゲン原子、アルキル基、アルコ
キシ基、アリールオキシ基、カルボナミド基、カルバモ
イル基、スルホナミド基、スルファモイル基、アルキル
スルホキシル基、アリールスルホキシル基、アルキルス
ルホニル基、アリールスルホニル基、アルコキシカルボ
ニル基、アリールオキシカルボニル基、アシルオキシ
基、ウレイド基、イミド基、カルバメート基、複素環、
シアノ基、ニトロ基、アシル基、トリフルオロメチル
基、アルキルチオ基及びカルボキシル基から成る群より
個別に選ばれ;そしてR5 は、水素、ハロゲン原子、ア
ルキル基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アルキル
チオ基、カルボナミド基、カルバモイル基、スルホナミ
ド基、スルファモイル基、アルキルスルホニル基、アリ
ールスルホニル基、アルコキシカルボニル基、アシルオ
キシ基、アシル基、シアノ基、ニトロ基及びトリフルオ
ロメチル基から成る群より選ばれる)のアニリノ基であ
る具体的な態様14の写真カプラー組成物。
【0071】17.Xが、次式
【化26】
【0072】(上式中、R6 及びR7 は、水素、ハロゲ
ン原子、アルキル基、アルコキシ基、アリールオキシ
基、カルボナミド基、ウレイド基、カルバメート基、ス
ルホナミド基、カルバモイル基、スルファモイル基、ア
シルオキシ基、アルコキシカルボニル基、アリールオキ
シカルボニル基、アミノ基及びカルボキシル基より個別
に選ばれ;そして上式中、qは0,1もしくは2であ
り、そしてR7 は、硫黄原子に関してメタ位もしくはパ
ラ位であってもよい)で示される具体的な態様14の写
真カプラー組成物。
ン原子、アルキル基、アルコキシ基、アリールオキシ
基、カルボナミド基、ウレイド基、カルバメート基、ス
ルホナミド基、カルバモイル基、スルファモイル基、ア
シルオキシ基、アルコキシカルボニル基、アリールオキ
シカルボニル基、アミノ基及びカルボキシル基より個別
に選ばれ;そして上式中、qは0,1もしくは2であ
り、そしてR7 は、硫黄原子に関してメタ位もしくはパ
ラ位であってもよい)で示される具体的な態様14の写
真カプラー組成物。
【0073】18.色素生成カプラー及びスルホキシド
化合物を、重量比約1:0.1から約1:10で含む具
体的な態様12の写真カプラー組成物。
化合物を、重量比約1:0.1から約1:10で含む具
体的な態様12の写真カプラー組成物。
【0074】19.組成物が、不揮発性有機溶剤を含ん
で成る第3成分を更に含む具体的な態様12の写真カプ
ラー組成物。
で成る第3成分を更に含む具体的な態様12の写真カプ
ラー組成物。
【0075】20.(a)ピラゾロンマゼンタ色素生成
カプラー化合物、及び(b)カラー写真プロセスの漂白
工程中にカプラー化合物の継続カプリングを低減するの
に十分な量のスルホキシド化合物、を含んで成るカプラ
ー組成物、並びにハロゲン化銀乳剤を塗布した支持体を
含んで成るカラー写真感光材料であって、スルホキシド
化合物が、次式
カプラー化合物、及び(b)カラー写真プロセスの漂白
工程中にカプラー化合物の継続カプリングを低減するの
に十分な量のスルホキシド化合物、を含んで成るカプラ
ー組成物、並びにハロゲン化銀乳剤を塗布した支持体を
含んで成るカラー写真感光材料であって、スルホキシド
化合物が、次式
【0076】
【化27】
【0077】(上式中、R1 及びR2 は、直鎖及び有枝
鎖アルキル基、アルケニル基並びにアルキレン基;アル
コキシ基、アリールオキシ基、アリール基、アルコキシ
カルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アシルオ
キシ基、カルボナミド基、カルバモイル基及びハロゲン
原子から成る群より選ばれる少なくとも1つの置換基を
含有する直鎖及び有枝鎖アルキル基、アルケニル基並び
にアルキレン基;フェニル基;並びにアルキル基、アル
コキシ基、アリールオキシ基、アリール基、アルコキシ
カルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アシルオ
キシ基、カルボナミド基、カルバモイル基及びハロゲン
原子から成る群より選ばれる少なくとも1つの置換基を
含有するフェニル基;から成る群より個別に選択され、
そして上式中、R1 及びR2 が、合わせて少なくとも1
2個の炭素原子を含む)で示され、更に、上記カプラー
組成物がフェノール化合物を実質的に含まないカラー写
真感光材料。
鎖アルキル基、アルケニル基並びにアルキレン基;アル
コキシ基、アリールオキシ基、アリール基、アルコキシ
カルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アシルオ
キシ基、カルボナミド基、カルバモイル基及びハロゲン
原子から成る群より選ばれる少なくとも1つの置換基を
含有する直鎖及び有枝鎖アルキル基、アルケニル基並び
にアルキレン基;フェニル基;並びにアルキル基、アル
コキシ基、アリールオキシ基、アリール基、アルコキシ
カルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アシルオ
キシ基、カルボナミド基、カルバモイル基及びハロゲン
原子から成る群より選ばれる少なくとも1つの置換基を
含有するフェニル基;から成る群より個別に選択され、
そして上式中、R1 及びR2 が、合わせて少なくとも1
2個の炭素原子を含む)で示され、更に、上記カプラー
組成物がフェノール化合物を実質的に含まないカラー写
真感光材料。
【0078】21.(a)ピラゾロンマゼンタ色素生成
カプラー化合物、及び(b)カラー写真プロセスの漂白
工程中にカプラー化合物の継続カプリングを低減するの
に十分な量のスルホキシド化合物、を含んで成るカプラ
ー組成物、並びにハロゲン化銀乳剤を塗布した支持体を
含んで成るカラー写真感光材料であって、スルホキシド
化合物が、次式
カプラー化合物、及び(b)カラー写真プロセスの漂白
工程中にカプラー化合物の継続カプリングを低減するの
に十分な量のスルホキシド化合物、を含んで成るカプラ
ー組成物、並びにハロゲン化銀乳剤を塗布した支持体を
含んで成るカラー写真感光材料であって、スルホキシド
化合物が、次式
【0079】
【化28】
【0080】(上式中、R1 及びR2 は、直鎖及び有枝
鎖アルキル基、アルケニル基並びにアルキレン基より個
別に選ばれ、そしてR1 及びR2 が、合わせて少なくと
も12個の炭素原子を含む)で示されるカラー写真感光
材料。
鎖アルキル基、アルケニル基並びにアルキレン基より個
別に選ばれ、そしてR1 及びR2 が、合わせて少なくと
も12個の炭素原子を含む)で示されるカラー写真感光
材料。
【0081】22.スルホキシド化合物と組み合わせて
色素生成カプラーを写真層に提供する工程を含んで成
る、カラー写真プロセスの漂白工程中にピラゾロンマゼ
ンタ色素生成カプラー化合物の継続カプリングを低減す
る方法であって、スルホキシド化合物がカプラー化合物
の継続カプリングを低減するのに十分な量で含まれてお
り、そしてスルホキシド化合物が、次式
色素生成カプラーを写真層に提供する工程を含んで成
る、カラー写真プロセスの漂白工程中にピラゾロンマゼ
ンタ色素生成カプラー化合物の継続カプリングを低減す
る方法であって、スルホキシド化合物がカプラー化合物
の継続カプリングを低減するのに十分な量で含まれてお
り、そしてスルホキシド化合物が、次式
【0082】
【化29】
【0083】(上式中、R1 及びR2 は、直鎖及び有枝
鎖アルキル基、アルケニル基並びにアルキレン基;アル
コキシ基、アリールオキシ基、アリール基、アルコキシ
カルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アシルオ
キシ基、カルボナミド基、カルバモイル基及びハロゲン
原子から成る群より選ばれる少なくとも1つの置換基を
含有する直鎖及び有枝鎖アルキル基、アルケニル基並び
にアルキレン基;フェニル基;並びにアルキル基、アル
コキシ基、アリールオキシ基、アリール基、アルコキシ
カルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アシルオ
キシ基、カルボナミド基、カルバモイル基及びハロゲン
原子から成る群より選ばれる少なくとも1つの置換基を
含有するフェニル基;から成る群より個別に選択され、
そして上式中、R1 及びR2 が、合わせて少なくとも1
2個の炭素原子を含む)で示され、更に、上記組み合わ
せがフェノール化合物を実質的に含まない継続カプリン
グを低減する方法。
鎖アルキル基、アルケニル基並びにアルキレン基;アル
コキシ基、アリールオキシ基、アリール基、アルコキシ
カルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アシルオ
キシ基、カルボナミド基、カルバモイル基及びハロゲン
原子から成る群より選ばれる少なくとも1つの置換基を
含有する直鎖及び有枝鎖アルキル基、アルケニル基並び
にアルキレン基;フェニル基;並びにアルキル基、アル
コキシ基、アリールオキシ基、アリール基、アルコキシ
カルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アシルオ
キシ基、カルボナミド基、カルバモイル基及びハロゲン
原子から成る群より選ばれる少なくとも1つの置換基を
含有するフェニル基;から成る群より個別に選択され、
そして上式中、R1 及びR2 が、合わせて少なくとも1
2個の炭素原子を含む)で示され、更に、上記組み合わ
せがフェノール化合物を実質的に含まない継続カプリン
グを低減する方法。
【0084】23.スルホキシド化合物と組み合わせて
色素生成カプラーを写真層に提供する工程を含んで成
る、カラー写真プロセスの漂白工程中にピラゾロンマゼ
ンタ色素生成カプラー化合物の継続カプリングを低減す
る方法であって、スルホキシド化合物がカプラー化合物
の継続カプリングを低減するのに十分な量で含まれてお
り、そしてスルホキシド化合物が、次式
色素生成カプラーを写真層に提供する工程を含んで成
る、カラー写真プロセスの漂白工程中にピラゾロンマゼ
ンタ色素生成カプラー化合物の継続カプリングを低減す
る方法であって、スルホキシド化合物がカプラー化合物
の継続カプリングを低減するのに十分な量で含まれてお
り、そしてスルホキシド化合物が、次式
【0085】
【化30】
【0086】(上式中、R1 及びR2 は、直鎖及び有枝
鎖アルキル基、アルケニル基並びにアルキレン基より個
別に選ばれ、そしてR1 及びR2 が、合わせて少なくと
も12個の炭素原子を含む)で示される継続カプリング
を低減する方法。
鎖アルキル基、アルケニル基並びにアルキレン基より個
別に選ばれ、そしてR1 及びR2 が、合わせて少なくと
も12個の炭素原子を含む)で示される継続カプリング
を低減する方法。
【0087】24.(A)写真層を像様露光する工程及
び(B)露光された画像を現像する工程を含んで成るカ
ラー画像の形成方法であって、ここで写真層が、(a)
ピラゾロンマゼンタ色素生成カプラー化合物、及び
(b)現像に続く漂白工程中にカプラー化合物の継続カ
プリングを低減するのに十分な量のスルホキシド化合
物、を含んで成るカプラー組成物、並びにハロゲン化銀
乳剤を含んで成り、スルホキシド化合物が、次式
び(B)露光された画像を現像する工程を含んで成るカ
ラー画像の形成方法であって、ここで写真層が、(a)
ピラゾロンマゼンタ色素生成カプラー化合物、及び
(b)現像に続く漂白工程中にカプラー化合物の継続カ
プリングを低減するのに十分な量のスルホキシド化合
物、を含んで成るカプラー組成物、並びにハロゲン化銀
乳剤を含んで成り、スルホキシド化合物が、次式
【0088】
【化31】
【0089】(上式中、R1 及びR2 は、直鎖及び有枝
鎖アルキル基、アルケニル基並びにアルキレン基;アル
コキシ基、アリールオキシ基、アリール基、アルコキシ
カルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アシルオ
キシ基、カルボナミド基、カルバモイル基及びハロゲン
原子から成る群より選ばれる少なくとも1つの置換基を
含有する直鎖及び有枝鎖アルキル基、アルケニル基並び
にアルキレン基;フェニル基;並びにアルキル基、アル
コキシ基、アリールオキシ基、アリール基、アルコキシ
カルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アシルオ
キシ基、カルボナミド基、カルバモイル基及びハロゲン
原子から成る群より選ばれる少なくとも1つの置換基を
含有するフェニル基;から成る群より個別に選択され、
そして上式中、R1 及びR2 が、合わせて少なくとも1
2個の炭素原子を含む)で示され、更に、上記カプラー
組成物がフェノール化合物を実質的に含まないカラー画
像の形成方法。
鎖アルキル基、アルケニル基並びにアルキレン基;アル
コキシ基、アリールオキシ基、アリール基、アルコキシ
カルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アシルオ
キシ基、カルボナミド基、カルバモイル基及びハロゲン
原子から成る群より選ばれる少なくとも1つの置換基を
含有する直鎖及び有枝鎖アルキル基、アルケニル基並び
にアルキレン基;フェニル基;並びにアルキル基、アル
コキシ基、アリールオキシ基、アリール基、アルコキシ
カルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アシルオ
キシ基、カルボナミド基、カルバモイル基及びハロゲン
原子から成る群より選ばれる少なくとも1つの置換基を
含有するフェニル基;から成る群より個別に選択され、
そして上式中、R1 及びR2 が、合わせて少なくとも1
2個の炭素原子を含む)で示され、更に、上記カプラー
組成物がフェノール化合物を実質的に含まないカラー画
像の形成方法。
【0090】25.(A)写真層を像様露光する工程及
び(B)露光された画像を現像する工程を含んで成るカ
ラー画像の形成方法であって、ここで写真層が、(a)
ピラゾロンマゼンタ色素生成カプラー化合物、及び
(b)現像に続く漂白工程中にカプラー化合物の継続カ
プリングを低減するのに十分な量のスルホキシド化合
物、を含んで成るカプラー組成物、並びにハロゲン化銀
乳剤を含んで成り、スルホキシド化合物が、次式
び(B)露光された画像を現像する工程を含んで成るカ
ラー画像の形成方法であって、ここで写真層が、(a)
ピラゾロンマゼンタ色素生成カプラー化合物、及び
(b)現像に続く漂白工程中にカプラー化合物の継続カ
プリングを低減するのに十分な量のスルホキシド化合
物、を含んで成るカプラー組成物、並びにハロゲン化銀
乳剤を含んで成り、スルホキシド化合物が、次式
【0091】
【化32】
【0092】(上式中、R1 及びR2 は、直鎖及び有枝
鎖アルキル基、アルケニル基並びにアルキレン基より個
別に選ばれ、そしてR1 及びR2 が、合わせて少なくと
も12個の炭素原子を含む)で示されるカラー画像の形
成方法。
鎖アルキル基、アルケニル基並びにアルキレン基より個
別に選ばれ、そしてR1 及びR2 が、合わせて少なくと
も12個の炭素原子を含む)で示されるカラー画像の形
成方法。
【0093】
【実施例】本発明の組成物及び方法は以下の例により具
体的に説明される。特に断らない限り、重量部を用い
た。本発明の実施例に使用されたスルホキシド化合物
は、上記番号I−XIIにより固定された。更にまた、硫
酸トリトリル及びフタル酸ジブチルを混合してそれぞれ
含んで成る伝統的なカプラー溶剤S1及びS2を、例中
で比較の目的で使用した。
体的に説明される。特に断らない限り、重量部を用い
た。本発明の実施例に使用されたスルホキシド化合物
は、上記番号I−XIIにより固定された。更にまた、硫
酸トリトリル及びフタル酸ジブチルを混合してそれぞれ
含んで成る伝統的なカプラー溶剤S1及びS2を、例中
で比較の目的で使用した。
【0094】例1 本例は、伝統的なカプラー溶剤を含むカプラー組成物と
比較して、本発明の写真カプラー組成物により示される
継続カプリング現象の低減を具体的に説明するものであ
る。より詳細には、上記カプラー化合物M7の分散体
を、表Iに記載される各種のカプラー溶剤を用いて製造
した。分散体は、カプラー化合物対カプラー溶剤の比率
を1:1で製造した。各分散体を、ハロゲン化銀乳剤と
共に〔銀100mg/ft2 (1080mg/m2 )のレベル
で〕、カプラー化合物0.075ミリモル/ft2 (0.
81ミリモル/m2 )のレベルで透明なアセテート支持
体上に塗布した。塗布された支持体の硬化フィルムを露
光し、そして標準コダック・フレキシカラーC41プロ
セス(Kodak Flexicolor C41 Process)、現像工程と漂
白工程の間に酸性停止浴を使用することを含むC41プ
ロセス、漂白液のpHを6.0に調整したC41プロセ
ス、及び現像工程と漂白工程の間に酸性停止浴を含みそ
して漂白液のpHを6.0に調整したC41プロセスに従
って処理した。処理したフィルムのステータスMグリー
ン濃度を、露光量の関数として測定し、次いでそれを用
いて写真ガンマ値及びDmin 値を求めた。標準C41プ
ロセス及びpH6.0の漂白液を用いるC41プロセスに
ついて、各々停止浴を用いて得られるDmin 値と停止浴
を用いないで得られるDmin 値との間の差異を算出し
た。また、各溶剤について、求めたガンマ値及び算出し
たDmin 値間の差異を、表Iに示す。
比較して、本発明の写真カプラー組成物により示される
継続カプリング現象の低減を具体的に説明するものであ
る。より詳細には、上記カプラー化合物M7の分散体
を、表Iに記載される各種のカプラー溶剤を用いて製造
した。分散体は、カプラー化合物対カプラー溶剤の比率
を1:1で製造した。各分散体を、ハロゲン化銀乳剤と
共に〔銀100mg/ft2 (1080mg/m2 )のレベル
で〕、カプラー化合物0.075ミリモル/ft2 (0.
81ミリモル/m2 )のレベルで透明なアセテート支持
体上に塗布した。塗布された支持体の硬化フィルムを露
光し、そして標準コダック・フレキシカラーC41プロ
セス(Kodak Flexicolor C41 Process)、現像工程と漂
白工程の間に酸性停止浴を使用することを含むC41プ
ロセス、漂白液のpHを6.0に調整したC41プロセ
ス、及び現像工程と漂白工程の間に酸性停止浴を含みそ
して漂白液のpHを6.0に調整したC41プロセスに従
って処理した。処理したフィルムのステータスMグリー
ン濃度を、露光量の関数として測定し、次いでそれを用
いて写真ガンマ値及びDmin 値を求めた。標準C41プ
ロセス及びpH6.0の漂白液を用いるC41プロセスに
ついて、各々停止浴を用いて得られるDmin 値と停止浴
を用いないで得られるDmin 値との間の差異を算出し
た。また、各溶剤について、求めたガンマ値及び算出し
たDmin 値間の差異を、表Iに示す。
【0095】
【表1】
【0096】表Iに記載した(ΔDmin )値は、スルホ
キシドカプラー溶剤を含む本発明のカプラー組成物を使
用することで、標準C41プロセス及びpH6.0の漂白
液を使用するC41プロセスの両者で、継続カプリング
現象の低減を示すことを実証している。実際に、pH6.
0の漂白液を使用するプロセスは、継続カプリングの問
題を一層悪化させ、そして一般的には、「適する漂白
液」の挙動に関する指示薬として役立つかもしれない。
更に、本発明のカプラー組成物を使用することで、ガン
マ値が増強され、それによって良好なカプラー活性を示
す。
キシドカプラー溶剤を含む本発明のカプラー組成物を使
用することで、標準C41プロセス及びpH6.0の漂白
液を使用するC41プロセスの両者で、継続カプリング
現象の低減を示すことを実証している。実際に、pH6.
0の漂白液を使用するプロセスは、継続カプリングの問
題を一層悪化させ、そして一般的には、「適する漂白
液」の挙動に関する指示薬として役立つかもしれない。
更に、本発明のカプラー組成物を使用することで、ガン
マ値が増強され、それによって良好なカプラー活性を示
す。
【0097】例2 本例は、ポリマーピラゾロンマゼンタ色素生成カプラー
を含む本発明のカプラー組成物の用途を、具体的に説明
するものである。詳細には、上記コアシェルポリマーカ
プラーM19のラテックス分散体に、表IIに記載される
カプラー溶剤を添加した。ラテックス分散体は、カプラ
ー対カプラー溶剤の重量比1:0.5でそれらを含有す
る。詳細には、カプラー溶剤(3.0g)及び酢酸エチ
ル(1.0g)を含有する第1溶液並びに12.5重量
パーセントゼラチン溶液(15mL)、10%アルカノー
ル(Alkanol)XC(1.9mL)及び水(9.1
mL)の第2溶液の混合物を、コロイドミルで3回処理す
ることにより、カプラー溶剤の分散体を製造した。ラテ
ックス分散体を製造する際には、ゼラチン、展着剤及び
水を40℃で混合し、そしてポリマーカプラーを、40
℃で攪拌しながらそれに添加した。次いでカプラー溶剤
分散体を添加し、そして得られた混合物を40℃で3時
間攪拌した。臭ヨウ化銀乳剤及びテトラアザインデン
を、塗布直前に分散体に添加した。以下のフォーマット
でアセテート支持体に分散体を塗布した。
を含む本発明のカプラー組成物の用途を、具体的に説明
するものである。詳細には、上記コアシェルポリマーカ
プラーM19のラテックス分散体に、表IIに記載される
カプラー溶剤を添加した。ラテックス分散体は、カプラ
ー対カプラー溶剤の重量比1:0.5でそれらを含有す
る。詳細には、カプラー溶剤(3.0g)及び酢酸エチ
ル(1.0g)を含有する第1溶液並びに12.5重量
パーセントゼラチン溶液(15mL)、10%アルカノー
ル(Alkanol)XC(1.9mL)及び水(9.1
mL)の第2溶液の混合物を、コロイドミルで3回処理す
ることにより、カプラー溶剤の分散体を製造した。ラテ
ックス分散体を製造する際には、ゼラチン、展着剤及び
水を40℃で混合し、そしてポリマーカプラーを、40
℃で攪拌しながらそれに添加した。次いでカプラー溶剤
分散体を添加し、そして得られた混合物を40℃で3時
間攪拌した。臭ヨウ化銀乳剤及びテトラアザインデン
を、塗布直前に分散体に添加した。以下のフォーマット
でアセテート支持体に分散体を塗布した。
【0098】 ────────────────────────────────── ゼラチン 250 mg/ft2 硬膜剤 1.75% 総ゲル量につき ────────────────────────────────── ゼラチン 350 mg/ft2 カプラー(M19) 1.5×10-4 モル/ft2 カプラー:溶剤 1:0.5 (w/w) ハロゲン化銀乳剤 84.2 mg/ft2 テトラアザインデン 1.75 g/Ag1モル ────────────────────────────────── 支持体 ────────────────────────────────── *1mg/ft2 =10.8mg/m2
【0099】得られた硬化ストリップを、コダック・ラ
ッテン(Kodak Wratten )9フィルター及びDL vフ
ィルター並びに0〜4濃度階段光学くさび(ウェッジ)
を備えた1B感光計で1/25秒間露光した。露光した
ストリップを、以下の方法に従って処理した。
ッテン(Kodak Wratten )9フィルター及びDL vフ
ィルター並びに0〜4濃度階段光学くさび(ウェッジ)
を備えた1B感光計で1/25秒間露光した。露光した
ストリップを、以下の方法に従って処理した。
【0100】 溶 液 時間 温度 攪拌 KF12現像液 3'15" 100°F(37.8℃) N2 流 フレキシカラー漂白 4' ・ 送風 洗浄 3' ・ なし KF12定着 4' ・ N2 流 洗浄 4' ・ なし
【0101】処理したストリップをT5光度計にかけ
て、ステータスMグリーン濃度を測定した。継続カプリ
ングを評価するために、上記方法及び現像工程の直後に
45秒間停止浴で処理することを含む同様の方法の両者
を用いて塗膜を処理した。(ΔDmin )値を例1に記載
したように算出した。また、写真ガンマ値を求めた。結
果を表IIに示す。
て、ステータスMグリーン濃度を測定した。継続カプリ
ングを評価するために、上記方法及び現像工程の直後に
45秒間停止浴で処理することを含む同様の方法の両者
を用いて塗膜を処理した。(ΔDmin )値を例1に記載
したように算出した。また、写真ガンマ値を求めた。結
果を表IIに示す。
【0102】
【表2】
【0103】表IIに示された結果は、継続カプリング現
象における低減が、Dmin 値の低減により表されるよう
に、本発明のカプラー組成物を使用した場合に示したこ
とを、更に具体的に示している。更に、本発明のカプラ
ー組成物を使用することで、ガンマ値が増強され、それ
によって良好なカプラー活性を示すことが明らかであ
る。
象における低減が、Dmin 値の低減により表されるよう
に、本発明のカプラー組成物を使用した場合に示したこ
とを、更に具体的に示している。更に、本発明のカプラ
ー組成物を使用することで、ガンマ値が増強され、それ
によって良好なカプラー活性を示すことが明らかであ
る。
【0104】例3 本例は、表III に記載される各種のカプラー化合物及び
同様に表III に記載される各種のカプラー溶剤を含む本
発明のカプラー組成物を具体的に説明するものである。
上記組成物は、カプラー化合物及びカプラー溶剤を重量
比1:1で含む。例1に記載した方法と同様の方法で、
組成物を製造して、ハロゲン化銀乳剤と共にカプラー
0.05モル/ft2 (0.54モル/m2 )のレベルで
透明な支持体に塗布した。また、例1に記載した方法と
同様の方法で、得られた硬化フィルムを露光しそして処
理した。処理したフィルムのステータスMグリーン濃度
を露光量の関数として測定し、そしてそれを用いて写真
ガンマ値及びDmin 値を求め、その結果をまた表III に
示した。
同様に表III に記載される各種のカプラー溶剤を含む本
発明のカプラー組成物を具体的に説明するものである。
上記組成物は、カプラー化合物及びカプラー溶剤を重量
比1:1で含む。例1に記載した方法と同様の方法で、
組成物を製造して、ハロゲン化銀乳剤と共にカプラー
0.05モル/ft2 (0.54モル/m2 )のレベルで
透明な支持体に塗布した。また、例1に記載した方法と
同様の方法で、得られた硬化フィルムを露光しそして処
理した。処理したフィルムのステータスMグリーン濃度
を露光量の関数として測定し、そしてそれを用いて写真
ガンマ値及びDmin 値を求め、その結果をまた表III に
示した。
【0105】
【表3】
【0106】表III に示された結果は、スルホキシドカ
プラー溶剤を含む本発明のカプラー組成物を使用するこ
とで、標準C41プロセス及びpH6.0の漂白液を使用
するC41プロセスの両者について、ΔDmin により測
定されるような継続カプリング現象を十分に低減するこ
とを、更に具体的に示している。更に、本発明のカプラ
ー組成物は、ガンマ値をほとんど低減しないことで表さ
れるような、良好なカプラー活性を示した。
プラー溶剤を含む本発明のカプラー組成物を使用するこ
とで、標準C41プロセス及びpH6.0の漂白液を使用
するC41プロセスの両者について、ΔDmin により測
定されるような継続カプリング現象を十分に低減するこ
とを、更に具体的に示している。更に、本発明のカプラ
ー組成物は、ガンマ値をほとんど低減しないことで表さ
れるような、良好なカプラー活性を示した。
【0107】以下のフォーマットで分散体を透明な支持
体上に塗布した。 ────────────────────────────────── ゼラチン 250 mg/ft2 硬膜剤 1.75% 総ゲル量につき ────────────────────────────────── ゼラチン 350 mg/ft2 カプラー 0.050 ミリモル/ft2 ハロゲン化銀乳剤 100 mgAg/ft2 ────────────────────────────────── 支持体 ────────────────────────────────── *1mg/ft2 =10.8mg/m2
体上に塗布した。 ────────────────────────────────── ゼラチン 250 mg/ft2 硬膜剤 1.75% 総ゲル量につき ────────────────────────────────── ゼラチン 350 mg/ft2 カプラー 0.050 ミリモル/ft2 ハロゲン化銀乳剤 100 mgAg/ft2 ────────────────────────────────── 支持体 ────────────────────────────────── *1mg/ft2 =10.8mg/m2
【0108】前記例は、本発明の特定の態様を具体的に
説明するために記載したが、本発明の組成物及び方法の
範囲を限定するものではない。特許請求された本発明の
範囲内で更なる態様及び利点が、当業者に明らかとなる
であろう。
説明するために記載したが、本発明の組成物及び方法の
範囲を限定するものではない。特許請求された本発明の
範囲内で更なる態様及び利点が、当業者に明らかとなる
であろう。
【0109】
【発明の効果】本発明は、「継続カプリング」現象を低
減するマゼンタ色素生成カプラー組成物を提供する。
減するマゼンタ色素生成カプラー組成物を提供する。
フロントページの続き (72)発明者 エドワード スコフイールド アメリカ合衆国,ニユーヨーク 14526, ペンフイールド,コブルストーン クロツ シング 34
Claims (1)
- 【請求項1】 (a)ピラゾロンマゼンタ色素生成カプ
ラー化合物、及び(b)カラー写真プロセスの漂白工程
中にカプラー化合物の継続カプリング(引き続きおこる
カプリング)を低減するのに十分な量のスルホキシド化
合物、を含んで成る写真カプラー組成物であって、スル
ホキシド化合物が、次式 【化1】 (上式中、R1 及びR2 は、直鎖及び有枝鎖アルキル
基、アルケニル基並びにアルキレン基;アルコキシ基、
アリールオキシ基、アリール基、アルコキシカルボニル
基、アリールオキシカルボニル基、アシルオキシ基、カ
ルボナミド基、カルバモイル基及びハロゲン原子より選
ばれる少なくとも1つの置換基を含有する直鎖及び有枝
鎖アルキル基、アルケニル基並びにアルキレン基;フェ
ニル基;並びにアルキル基、アルコキシ基、アリールオ
キシ基、アリール基、アルコキシカルボニル基、アリー
ルオキシカルボニル基、アシルオキシ基、カルボナミド
基、カルバモイル基及びハロゲン原子より選ばれる少な
くとも1つの置換基を含有するフェニル基;より個別に
選択され、そして上式中、R1 及びR2 が、合わせて、
少なくとも12個の炭素原子を含む)で示され、更に、
上記カプラー組成物がフェノール化合物を実質的に含ま
ない写真カプラー組成物。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/689,436 US5298368A (en) | 1991-04-23 | 1991-04-23 | Photographic coupler compositions and methods for reducing continued coupling |
US689436 | 1991-04-23 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05119447A true JPH05119447A (ja) | 1993-05-18 |
Family
ID=24768460
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4102794A Pending JPH05119447A (ja) | 1991-04-23 | 1992-04-22 | 継続カプリングを低減するための写真カプラー組成物 |
JP4511147A Expired - Fee Related JP3017288B2 (ja) | 1991-04-23 | 1992-04-23 | ピラゾロンカプラー含有写真要素及び方法 |
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JP92510910A Pending JPH05508247A (ja) | 1991-04-23 | 1992-04-23 | マゼンタカプラーを含む写真材料及び方法 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4511147A Expired - Fee Related JP3017288B2 (ja) | 1991-04-23 | 1992-04-23 | ピラゾロンカプラー含有写真要素及び方法 |
JP92511771A Pending JPH05508251A (ja) | 1991-04-23 | 1992-04-23 | 3―アニリノピラゾロンマゼンタカプラー及び方法 |
JP92510910A Pending JPH05508247A (ja) | 1991-04-23 | 1992-04-23 | マゼンタカプラーを含む写真材料及び方法 |
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WO (3) | WO1992018902A1 (ja) |
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US5192646A (en) * | 1991-12-09 | 1993-03-09 | Eastman Kodak Company | Photographic elements having sulfoxide coupler solvents and addenda to reduce sensitizing dye stain |
JPH05323545A (ja) * | 1992-05-19 | 1993-12-07 | Fuji Photo Film Co Ltd | ハロゲン化銀カラー写真感光材料 |
EP0583832A1 (en) * | 1992-08-19 | 1994-02-23 | Eastman Kodak Company | Color photographic materials containing 5-pyrazolone polymeric couplers and solvents |
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EP0735417B1 (en) * | 1995-03-28 | 2002-10-09 | Tulalip Consultoria Comercial Sociedade Unipessoal S.A. | Silver halide photographic elements containing 2-equivalent 5-pyrazolone magenta couplers |
GB9828867D0 (en) | 1998-12-31 | 1999-02-17 | Eastman Kodak Co | Photographic addenda |
US20050224899A1 (en) * | 2002-02-06 | 2005-10-13 | Ramsey Craig C | Wireless substrate-like sensor |
US20050224902A1 (en) * | 2002-02-06 | 2005-10-13 | Ramsey Craig C | Wireless substrate-like sensor |
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KR101093031B1 (ko) | 2003-10-23 | 2011-12-13 | 후지필름 가부시키가이샤 | 잉크젯 기록용 마젠타 잉크 및 잉크셋 |
CN101410690B (zh) * | 2006-02-21 | 2011-11-23 | 赛博光学半导体公司 | 半导体加工工具中的电容性距离感测 |
US7893697B2 (en) * | 2006-02-21 | 2011-02-22 | Cyberoptics Semiconductor, Inc. | Capacitive distance sensing in semiconductor processing tools |
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US20080246493A1 (en) * | 2007-04-05 | 2008-10-09 | Gardner Delrae H | Semiconductor Processing System With Integrated Showerhead Distance Measuring Device |
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JP5866150B2 (ja) | 2010-07-30 | 2016-02-17 | 富士フイルム株式会社 | 新規なアゾ化合物、水溶液、インク組成物、インクジェット記録用インク、インクジェット記録方法、インクジェット記録用インクカートリッジ、及びインクジェット記録物 |
JP2014198816A (ja) | 2012-09-26 | 2014-10-23 | 富士フイルム株式会社 | アゾ化合物、水溶液、インク組成物、インクジェット記録用インク、インクジェット記録方法、インクジェット記録用インクカートリッジ、及びインクジェット記録物 |
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