JPH05507737A - アクリル系三元共重合体と、その製造方法と、そのエラストマー製品製造への応用 - Google Patents

アクリル系三元共重合体と、その製造方法と、そのエラストマー製品製造への応用

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 アクリル系三元共重合体と、その製造方法と、そのエラストマー製品製造への応 用 本発明はアクリルブロック (sequence、繰り返し単位)を少なくとも 1つ含む新規な三元共重合体(copolymeres trisequenc es)、特にアニオン共重合で得られる三元共重合体に関するものである。本発 明はさらに、多分散度(polydispersite)が制御可能なこの共重 合体の製造方法と、この三元共重合体を用いたエラストマー製品製造への応用と に関するものである。
各種のアルキルメタクqレートブロックを含む三元共重合体は既に公知である。
すなわち、ポリマープレブリンッ(POLYMERPRBPRINTS) 29 (1)、343−345頁には、二官能性開始剤の存在下−78℃の温度でテト ラヒドロフラン中でアニオン重合して得られる三元共重合体(ターシャルブチル メタクリレート−b−2−エチルへキシルメタクリレート−b−ターシャルブチ ルメタクリレート)が記載されている。この文献に記載の方法ではターシャルブ チルメタクリレートを20重量%まで含む共重合体が得られるが、得られたブロ ック共重合体の分子量分布はかなり広い。この形式の三元共重合体は、各種のメ タクリレートを組み入れ、後でエステル基を加水分解および/または中和したと しても、特定用途に適した共重合体にすることはできない。
これに対して、分子量分布を狭くしたアクリルブロックとメタクリルブロックま たは芳香族ビニルブロックとを組み合わせた三元共重合体の場合には、種々の用 途、特にエラストマー製品を製造するのに適した特性を与えるこ止ができる。
アメリカ合衆国特許第3.287.298号には空気中で室温で変換(conv ertible)可能な共重合体、すなわち、構造中に存在する多数の不飽和基 によって、酸素に曝されると可溶融性および/または可溶性のポリマーが不溶性 のポリマーへ変換するような一部の共重合体が記載されている。この共重合体は 下記の式のブロック共重合体で構成されている: (B )、 (A)no (B)。
(ここで、 noは4以上の整数であり、■は1以上の整数で且つn。以下の整数であり、 Aは下記の式のモノマーであり、 (ここで、RはH,CH3、CNの中から選択され、Pはアリール基またはCo 、R’基(R’ は12以下の炭素を有する芳香族基、飽和脂肪族基および飽和 環状脂肪族基の中から選択する) を表す) Bは下記の式のモノマーである: (ここで、RはH,CH,、CNの中から選択され、Qは16〜24個の炭素を 有する不飽和脂肪族基を表す)。
このブロック共重合体は空気中で変換可能であるという特性から、フェス、塗料 等の被覆用途に特に適している。
本発明が解決しようとする課題は、エラストマー製品の製造で使用可能な分子量 分布が狭い少なくとも1つのアクリルブロックを有する三元共重合体を製造する ための共重合方法を提供することにある。
本発明は、リガンドを有する開始剤、例えばアルカリ金属またはアルカリ土類金 属の塩をアニオン重合の開始剤系中に入れて重合を一定の順序で(シーケンシャ ルに)行い、しかも、好ましくはアクリルモノマーおよび非アクリルモノマーの 相対比を適当に選択するこきによって上記目的が達成できるという驚くべき発見 に基づいている。
本発明の第1の対象は数平均分子量が約3.000〜300.000で分子量の 多分散度が約1.05〜2,0であるA−B−C構造を有する三元共重合体にあ る。ここで、ブロックAおよびCはアクリル、芳香族ビニル、メタアクリルおよ びマレイミドによって構成される群の中から選択されるモノマーの繰返し単位で あり、ブロックBはアクリル、芳香族ビニルおよびメタアクリルによって構成さ れる群の中から選択されるモノマーの繰返し単位であり、少なくともブロックA およびCの中の一方はブロックBとは異なる種類から選択される。
本発明の芳香族ビニルモノマーはエチレン性不飽和基を有する芳香族モノマー、 例えばスチレン、ビニルトルエン、α−メチルスチレン、4−メチルスチレン、 3−メチルスチレン、4−メトキシスチレン、2−ヒドロキシメチルスチレン、 4−エチルスチレン、4−エトキシスチレン、3,4−ジメチルスチレン、2− クロロスチレン、3−クロロスチレン、4−クロロ−3−メチルスチレン、3− ターシャルブチルスチレン、2.4−ジクロロスチレン、2.6−ジクロロスチ レンおよび1−ビニルナフタレン等を意味する。
本発明のアクリルモノマーはアクリル酸、アルカリ土属アクリレート、アクリロ ニトリル、ジアルキルアクリルアミドおよびCH,−cH−CO2Rの式で表さ れるアクリレート〔ここで、Rは1〜18個の炭素有し、場合によっては1つ以 上のハロゲン原子で置換されていてもよいアリール、アルコキシアルキル、アル キルチオアルキル、直鎖または側鎖を有するアルキル基(第1、第2および第3 アルキル)およびシクロアルキル基から選択する〕の中から選択される千ツマ− を意味する。アクリレートの具体例としてはメチル、エチル、n−プロピル、イ ソプロピル、n−ブチル、5ec−ブチル、tert−ブチル、ヘキシル、2− エチルヘキシル、イソオクチル、3.3.5−)リメチルベキシル、ラウリル、 ステアリル、シクロヘキシル、フェニル、イソボルニル、メトキシメチル、メト キシエチル、エトキシメチルおよびエトキシエチルのアクリレートを特に挙げる ことができる。
本発明のメタアクリルモノマーはメタクリル酸、アルカリ金属メタクリレート、 メタアクリロニトリル、ジアルキルメタクリルアミドおよび下記の式に示すメタ クリレート:CH,=C−Co2R CH3 (ここで、Rは上記定義のもの) の中から選択されるモノマーを意味する。メタアクリレートの具体例としてはメ チル、エチル、2.2.2−1−リフルオロエチル、n−プロピル、イソプロピ ル、n−ブチル、5ec−ブチル、ターシャルブチル、n−アミル、イソアミル 、ヘキシル、2−エチルヘキシル、シクロヘキシル、オクチル、イソオクチル、 デシル、ベンジルおよびノルボニルのメタアクリレートを特に挙げることができ る。
本発明の7レイミドは下記式で表されるNff1換されたマレイミドを意味する : (ここで、Rは1〜12個の炭素原子を有するアルキル、アリールアルキル、ア リールまたはアルキルアリール基である)。
マレイミドの具体例としては特に、N−エチルマレイミド、N−イソプロピルマ レイミド、N−n−ブチルマレイミド、N−イソブチルマレイミド、N−ターシ ャルブチルマレイミド、N−n−オクチルマレイミド、N−シクロへキシルマレ イミド、N−ベンジルマレイミドおよび N−フェニルマレイミドを挙げること ができる。
本発明の三元共重合体では、ブロックAおよびCは同じ種類の千ツマ−から選択 することができるが、ブロックAおよびCは常にブロックBを構成するモノマー とは異なっていなければならない。本発明の三元共重合体には下記の群がある: メタクリルーb−アクリルーb−メタクリルアクリル−b−芳香族ビニル−b− アクリルメタクリル−b−芳香族ビニル−b−メタクリル芳香族ビニル−b−ア クリル−b−芳香族ビニル芳香族ビニル−b−アクリル−b−メタクリルアクリ ル−b−芳香族ビニル−b−メタクリル芳香族ビニル−b−メタクリル−b−ア クリルアクリル−b−メタクリル−b−アクリルマレイミド−b−アクリル−b −マレイミドおよびマレイミド−b−メタクリル−b−マレイミド。
本発明の三元共重合体では、チェーン末端にあるブロックAとCはオリゴマーブ ロック、すなわち選択したモノマーの単位が極めて小さい(例えば3程度)のブ ロックにすることもできる。また、これらの単位を数10〜数1.000個含む 大きな分子量のブロックにすることもできる。ブロックAとブロックCが同じ種 類の場合には、以下で「第2方法」として説明する方法で重合することによって 反復単位数が同じ数のモノマーのブロックにすることができる。この場合には、 ブロックBが一般に共重合体全体の10〜99重量%になる。
本発明の三元共重合体をエラストマー製品の製造で用いる場合には、中心のブロ ックBを軟質モノマー、例えばアクリルモ/7−1特に第1アルキルアクリレー トまたはアルコキシアルキルアクリレートで構成し、末端ブロックAを硬質モノ マー、例えばメタアクリルモノマーで構成し、中心のブロックBを共重合体全体 の約50〜85重量%にする。
本発明の三元共重合体は下記特徴を有する第1方法で製造することができる: Mはアルカリ金属またはアルカリ土類金属を表し、pは金属Mの結合価を表し、 Rは2〜6個の炭素原子を有する直鎮または側鎖を有するアルキル基または少な くとも1つのフェニル基で置換された1〜6個の炭素原子を有するアルキル基を 表す) で表される少なくとも1種類の一官能性開始剤と、アルカリ金属またはアルカリ 土類金属の塩の中から選択される少なくとも1種類のリガンドとで構成される開 始系を用いて少なくとも1種類のモノマーAのアニオン重合を行って、リビング チェーンA−を作り、次いで、(2)このリビングチェーンA−と、少なくとも 1種類のモノマーBと反応させて、ジブロックのリビングコポリマー(A−B) −を作り、 (3)コのコポリマ(A−B)−と、少なくとも1種類のモノマーCと反応させ て、トリブロックのリビングコポリマー(A−B−C)−を作り、最後に (4)このコポリマー(A−B−C)−と、少なくとも1種類のプロトリチック  (protolytique、陽子移行性)化合物とを反応させる。
この第1方法は、例えば、−官能性の開始剤とリガンドとで構成される開始系を 反応装置に入れた後、この反応装置中にモノマーAと、モノマーBと、千ツマ− Cを次々に導入し、各モノマーを次の千ツマ−を導入する前に重合させ、最後に プロトリチック化合物を添加して反応を終了させることによって簡単に実施する ことができる。
(1)の段階で使用される式(I)の開始剤は、例えば、5ec−ブチルリチウ ム、n−ブチルリチウム、α−メチルスチルリチウム、1,1−ジフェニルヘキ シルリチウム、ジフェニルメチルリチウム、ナトリウムまたはカリおよび1.1 −ジフェニル−3−メチルフェニルリチウムである。
リガンドはアルカリ金属またはアルカリ土類金属の無機塩、例えば塩化物、フッ 化物、臭化物、ヨウ化物、ホウ化物、硫酸塩、硝酸塩およびホウ酸塩と、アルカ リ金属の有機塩、例えばアルコラード、α位が上記金属で置換されたカルボン酸 のエステルおよび上記金属と下記の基(A)〜(D):(ここで、R1は1〜2 0個の炭素原子を有する直鎖または側鎖を有するアルキル基、3〜20個の炭素 原子を有するシクロアルキル基または6〜14個の炭素原子を有するアリール基 を表す) YとZは水素原子またはハロゲン原子で、互いに同じでも異なっていてもよく、 nは0〜4までの整数であり、 Xはハロゲン原子を表し、 mはO〜2までの整数を表す) (C) ○−3o2−CT3 (IV)(ここで、Tは水素原子またはハロゲン 原子を表す)(D) B(R2)4 (V) (ここで、R2は水素原子、アルキル基またはアリール基の中から選択される) とが結合した化合物の中から選択することができる。
式(II)の基の例としてはアセテート、プロピオネートおよびベンゾエート基 がある。式(III)の基の例としてはα−ブロモアセテートおよびトリフルオ ロアセテート基がある。式(TV)の基の例としては、トリフルオロメタンスル ホン酸基およびメタンスルホン酸基がある。式(V)の基の例としては水素化ホ ウ素およびテトラフェニルポライドがある。
ブロックAとCが同一の種類の場合には、本発明の三元共重合体は下記の特徴を 有する第2方法で製造することもできる:(1)少なくとも1種類の二官能性開 始剤と、アルカリ金属またはアルカリ土類金属の塩の中から選択される少なくと も1種類のりガントとから成る開始系の存在下で、少なくとも1種類のモノマー Bをアニオン重合させて、リビングポリマーB−を作り、 (2)このポリマーB−と、少なくとも1種類の千ツマ−Aとを反応させてトリ ブロックのリビングコポリマー(A−B−A>−を作り、最後に (3)このコポリマー(A−B−A)−と、少なくとも1種類のプロトリチック 化合物とを反応させる。
この第2方法は、二官能性開始剤とリガンドとで構成される開始系を反応装置中 に入れた後、モノマーBを導入してそれを重合させ、次いでモノマーAを導入し 、最後にプロトリチック化合物を添加して反応を停止させることによって簡単に 実施することができる。
(1)の段階で使用する二官能性開始剤としては、特に1.4−ジリチオ−1, 1,4,4−テトラフェニルブタン、 1.4−シソジオ−1,1,4,4−テ トラフェニルブタン、ナフタレンナトリウム、ナフタレンリチウムなどを挙げる ことができる。
以下、本発明の三元共重合体の製造方法の第1方法および第2方法で共通な特徴 を説明する。
各重合段階の重合時間は、重合するモノマーの種類と選択した重合温度とで変る が、一般には約3〜150分である。開始剤に対するリガンドの比率は非常に広 範囲で変えることができ、特にリガンドの種類と開始剤の種類によって大きく変 わる。例えば、リガンドのモル数を開始剤のモル数に対して大過剰にしたり、等 量以下にすることもできる。リガンドは開始剤に対するモル比で約0.3〜25 、好ましくは2〜15の範囲で用いるのが好ましい。
各重合段階は水分と酸素の無い状態で、芳香族溶媒、例えばベンゼン、トルエン や、テトラヒドロフラン、ジグリム、テトラグリム、0−ターフェニル、ビフェ ニル、デカリン、テトラリンまたはジメチルホルムアミドの中から選択される少 なくとも1種類の溶媒の存在下で行うのが好ましい。
重合温度は各段階で異なるが、一般には約−80℃〜+20℃であるが、アルカ リ金属のアルコラードをメチルメタクリレート重合のリガンドとして用いる場合 には+60℃まで上げることもできる。
少なくとも1種類のアクリル酸またはメタクリル酸ブロックを含む本発明の三元 共重合体は、先ず最初に上記のいずれかの方法を用いて、対応する弐CH2=C R’ −CO2R(ここで、Rは上記の定義を有し、R1は水素原子またはメチ ル基である)で表される(メタ)アクリレートブロックを含む三元共重合体を製 造し、得られた三元共重合体を、温度約70〜170℃、圧力1〜15バールで 、この三元共重合体に対して0.5〜10重量%の酸性触媒、例えばバラ−トル エンスルホン酸、メタントルエンスルホン酸または塩酸の存在下でジオキサンの ような極性溶媒中で加水分解し、加水分解後にアクリル酸および/またはメタグ リル酸を含む三元共重合体をヘプタン中で沈澱させ、濾過・洗浄して触媒を完全 に除去し、最後に乾燥させることによって製造することができる。メタノールの カリ溶液またはテトラメチルアンモニウムヒドロキシドのトルエン/メタノール 混合溶液を用いて中和して、少なくとも1種類のアルカリ(メタ)アクリレート ブロックを含む対応する三元共重合体を製造することもできる。
モノマーブロックの重合が難しい場合、特に、ある種の開始系の存在下で第1ア ルキルアクリレートブロツクを重合させるのが難しい場合にも、予め、他のアク リレートの対応するブロックを有する三元共重合体を作り、その後で、公知の任 意の方法でエステル交換を行うこともできる。
上記方法の重合段階の最後に添加されて重合を終了させるプロトリチック化合物 は、特に水、アルコール、酸およびアミンの中から選択するこ止ができる。
本発明のほとんどの三元共重合体は顕著な特性を有している。
すなわち、(アクリル−b−芳香族ビニル−b−アクリル)共重合は100〜1 10℃の範囲のガラス転移温度T、を示す。(アクリル酸−b−スチレン−b− アクリル酸)共重合はガラス転移温度125℃を示し、 (アクリル酸ナトリウ ム−b−スチレン−b−アクリル酸ナトリウム)共重合は160℃のガラス転移 温度を示す。また、50〜85重量%のアクリレートを含有する(メチルメタク リレート−アルキルまたはアルコキシアルキルアクリレート−メチルメタクリレ ート)共重合は少なくとも500%の破断点伸び(ASTM規格D−1708に 準じて測定)および/または4MPaの破壊応力を示す。
以下、本発明の実施例を示すが、本発明を以下の実施例は限定されるものではな い。
全ての実施例について、除外クロマトグラフィーは2本の直線カラムを備えたウ ォーターズ(WATERS)のGPC501装置を用い、溶離剤としてテトラヒ ドロフランを流速1ml/分で用いて行った。数平均分子量はHP502膜浸透 圧計を用いて測定した。
実施例1 予め乾燥させた丸底フラスコに窒素雰囲気下で予め精製し、暗所に保存した7  X 10−3モルの塩化リチウムを入れる。これに予め脱水した200献のテト ラヒドロフランを加え、次いで、o、7X 10−″モルのナフタレンリチウム を撹拌しながら加える。この混合液をアセトンとドライアイスとの混合物を用い て一78℃まで冷却し、5gのターシャルブチルアクリレートを含むトルエン溶 液を加え、続いて4gのメチルメタアクリレートを含むトルエン溶液を加える。
溶媒とモノマーとをアニオン重合で通常使用される方法を用いて精製する。特に アクリレートとメタアクリレートは水酸化カルシウムとトリエチルアルミニウム とで順次処理する。数ミリリットルのメタノールを加えて重合を停止する。収率 98%で以下の特徴を有する三元共重合体を得る=Mn(アクリレート) =  16.400M口(メタアクリレート) = 13.600Mw/Mn (共重 合体全体)= 1.6実施例2 実施例1の実験操作を繰り返したが、原料は下記に代えた:ナフタレンリチウム  1.05X 10−’モル塩化リチウム 10.5X 10−”モルターシャ ルブチルアクリレート35g メチ テトラヒドロフラン 1.0OO− 以上の条件下で、99%の収率で下記特性の三元共重合体を得る: Mn (アクリレート) =94.000M口 (メ9 7り!J レ− ))  −21.000Mw/Mn (共重合体全体) = 1.28実施例3 実施例1の実験操作を繰り返したが、原料および条件は下記に代えた: 1、4−ジリチオ−1. 1, 4. 4−テトラフェニルブタン:0、5 X l0−’モル リチウムターシャルブタルート: 5X10−3モルメチルメタアクリレート:  4,7g 2−エチルへキシルアクリレート8.8g第1段階の重合時間は30分で、第2 段階の重合時間は60分である。
以上の条件下で、90%の収率で下記特性の三元共重合体(アクリレート−b− メタアクリレート−b−アクリレート)コポリマを得る: Mn(メタアクリレート) = 36. 000M口(アクリレート) =32 ,000Mw/Mn (共重合体全体) = 2.0実施例1の実験操作を繰り 返したが、原料は下記に代えたニジフェニルメチルナトリウム (開始剤)二〇 、2 Xl0−3モルテトラヒドロフラン: 30 1nl トルエン: 120 d 重合温度ニー20℃ ナトリウムターシャルブタルート: 、1.2 xlO−3モル(リガンド) ターシャルブチルアクリレート:4.5gメチルメタクリレート:5g 第1段階および第2段階の重合時間は5分および30分である。
以上の条件下で、92%の収率で下記特性の三元共重合体を得る: Mn (アクリレート) = 32, 500M口(メタクリレート) 、=  8.000Mw/Mn (共重合体全体) =1.75実施例5 実施例1の実験操作を繰り返したが、原料は下記に代えた:1、4−ジリチオ− 1. 1, 4. 4−テトラフェニルブタン:0、3 Xl0−’モル 塩化リチウム: 1.6 Xl0−’モルテトラヒドロフラン: 1,500m j!ターシャルブチルアクリレート+ 50gメチルメタアクリレート=50g 以上の条件下で、下記特性の三元共重合体を得る:Mn (アクリレート) =  150, 000M口(メタアクリレート) −90,000Mw/Mn ( 共重合体全体)−1.2実施例6 sec−ブチルリチウムを一官能性開始剤として用い、この開始剤に対するモル 比で10倍の塩化リチウムをリガンドとして用いて本発明で記載の3段階からな る方法で、以下の特性の三元共重合体(スチレン−b−n−ブチルアクリレート −b−メチルメタアクリレート)を定量的に得る: Mロ (スチレンン = 24,000M口 (アクリレート) −79,00 0M口(メタクリレート) = 27,000成形サンプルを引張り速度2cm /分で測定した応カー伸び曲線から、この共重合体の破断点伸びは560%であ った。
実施例7 実施例1の実験操作を繰り返したが、最初に導入するアクリレートに代えてスチ レンを用い、2番目に導入するメチルメタアリレートに代えるターシャルブチル アクリレートを用いた。
原料比率は下記に代えた: ナフタレンリチウム: 0. 25 X 10−’モル塩化リチウム: 1.  25X 10−3モルターシャルブチルアクリレート: 19gスチレン:5g 第1段階および第2段階の重合時間は30分および15分である。
以上の条件下で、100%の収率で下記特性の三元共重合体を得る: Mn (スチレン) = 36. 000Mn(ターシャルブチルアクリレート ) =109.000Mw/Mn (共重合体全体) =1.13実施例8 実施例7の実験操作を繰り返したが、原料は下記に代えた:ナフタレンリチウム : 0.44X 10−’モル塩化リチウム: 2.2 Xl0−’モルターシ ャルブチルアクリレート: (L3gスチレン=5g 以上の条件下で、100%の収率で下記特性の三元共重合体を得る: Mn (スチレ7) =23.000 Mn(ターシャルブチルアクリレ−)) =1.500Mw/Mn (共重合体 全体) = 1.10部g =104℃ 実施例9〜14 実施例7および8の実験操作に従い、塩化リチウムのナフタレンリチウムに対す るモル比が常に5になるように原料の量を調整して、表■に示す特性の三元共重 合体(ターシャルブチルアクリレート−b−スチレン−b−ターシャルブチルア クリレート)を得る。
実施例9〜11の三元共重合体を20倍の重量のトルエンに希釈する。この溶液 にバラ−トルエンスルホン酸をターシャルブチルアクリレートに対して5モル% の割合で加えて、100℃に8時間加熱した。得られた加水分解された共重合体 をヘプタン中で沈澱させ、濾過し、複数回洗浄して触媒を完全に除去する。
次に、ベンゼン中で脱水する。加水分解の程度は90%トルエンと10%のメタ ノールとの混合液中で酸−塩基電位差滴定で測定する。測定された加水分解度は それぞれ100%(実施例15)、97.5%(実施例16)および96%(実 施例17)であった。
実施例I8 実施例1の実験操作を繰り返したが、開始剤をナフタレンとαメチルスチリルリ チウムとの混合物にし、塩化リチウムリガンドをモル比にして開始剤の10倍量 を使用し、開始時の温度は一70℃にし、第2段階の重合では一55℃にした。
100%の収率で、下記特性の共重合体(メチルメタアクリレート−b−ターシ ャルブチルアクリレート−b−メチルメタアクリレート)を得る: Mn(アクリレート)=83,200 Mn(メタアクリレート) = 13.300Mw/Mn (共重合体全体)  =1.3実施例19 実施例18の共重合体を、その重量の4.5倍のトルエンに溶解させる。この溶 液にバラ−トルエンスルホン酸をターシャルブチルアクリレートに対して5モル %の割合で加え、次に、モル比にしてターシャルブチルアクリレートの3倍のメ トキシエタノールを加える。次に、この混合物を100℃で24時間加熱する。
得られた共重合体(メチルメタアクリレート−b−メトキシエチルアクリレート −b−メチルメタアクリレート)を、80部のメタノールと20部の水との混合 溶液中で2回沈澱させ、抗酸化剤で安定化させる。このコポリマ試料を120℃ で10分間カレンダーにかけ、その後、120℃で10分間、150バールの圧 力で圧縮成形する。得られたサンプルについてASTM規格D規格子08に準じ て測定した破断点伸びは710%であった。
実施例20 実施例18の実験操作を繰り返したが、開始時の温度を一66℃とし、第2段階 の重合温度を一47℃に代えた。100%の収率で以下の共重合体(メチルメタ アクリレート−b−ターシャルブチルアクリレート−b−メチルメタアクリレー ト)を得る:Mn(アクリレート) =61,800Mn(メタクリレート)  = 39.900Mw/Mn (共重合体全体) =1.4実施例21および2 2 実施例20のコポリマを、アルコールとしてn−ブタノール(実施例21>また はメトキシエタノール(実施例22)を用いて実施例19のエステル交換を行う 。実施例19の方法でカレンダー加工し、圧縮成形した試料について測定した破 断点伸びは:実施例21の試料では4.3M Pa、実施例22の試料では6. 7MPaであった。
実施例23 実施例1の実験操作に従って、ターシャルブチルアクリレートと、N−シクロへ キシルマレイミドとを順次導入して、以下の条件下、−78℃で、これらモノマ ーのブロック共重合を行った(反応時間は15分および120分):ナフタレン リチウム =2.5 Xl0−’モル塩化リチウム: =2.5 Xl0−”モ ルターシャルブチルアクリレート:=5.3gNニジクロへキシルマレイミド  =4.5gテトラヒドロフラン −100ml 得られた三元共重合体の特性は表■に示す。
実施例24 実施例23の実験操作を繰り返したが、ナフタレンリチウムを3.4 Xl0− ’モルのナフタレンナトリウムに代えた。得られた三元共重合体の特性は表Hに 示す。
実施例25 実施例23を繰り返したが、原料の割合を以下に代えた:ナフタレンリチウム  =0.5 Xl0−3モル塩化リチウム: =0.5 Xl0−’モルターシャ ルブチルアクリレート:=4.5gN−シクロへキシルマレイミド =5.0g テトラヒドロフラン =100d 得られた三元共重合体の特性は表Hに示す。
実施例26 実施例25の実験操作を繰り返したが、ナフタレンリチウムを同量のナフタレン ナトリウムに代えた。得られた三元共重合体の特性は表■に示す。
国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ブロックAおよびCはアクリル、芳香族ビニル、メタアクリルおよびマレイ ミドによって構成される群の中から選択されるモノマーの繰返し単位であり、ブ ロックBはアクリル、芳香族ビニルおよびメタアクリルによって構成される群の 中から選択されるモノマーの繰返し単位であり、少なくともブロックAおよびC の中の一方はブロックBとは異なる種類から選択される、数平均分子量が約3, 000〜300,000で分子量の多分散度が約1.05〜2.0であるA−B −C構造を有する三元共重合体。 2.ブロックAとCが同じ種類である請求項1に記載の三元共重合体。 3.中間のブロックBが全体の10〜99重量%である請求項2に記載の三元共 重合体。 4.中間のブロックBがアクリルモノマーで構成され、末端のブロックAがメタ アクリルモノマで構成され、中間のブロックBが全体の50〜85%である請求 項3に記載の三元共重合体。 5.請求項4に記載の三元共重合体を用いたエラストマー製品。 6.下記工程を特徴とする請求項1に記載の三元共重合体の製造方法: (1)下記の式: (R)p−M(I) (ここで、 Mはアルカリ金属またはアルカリ土類金属を表し、pは金属Mの結合価を表し、 Rは2〜6個の炭素原子を有する直鎖または側鎖を有するアルキル基または少な くとも1つのフェニル基で置換された1〜6個の炭素原子を有するアルキル基を 表す) で表される少なくとも1種類の一官能性開始剤と、アルカリ金属またはアルカリ 土類金属の塩の中から選択される少なくとも1種類のリガンドとで構成される開 始系を用いて少なくとも1種類のモノマーAのアニオン重合を行って、リビング チェーンA−を作り、次いで、 (2)このリビングチェーンA−と、少なくとも1種類のモノマーBと反応させ て、ジブロックのリビングコポリマー(A−B)−を作り、 (3)このコポリマ(A−B)−と、少なくとも1種類のモノマーCと反応させ て、トリブロックのリビングコポリマー(A′−B−C)−を作り、最後に (4)このコポリマー(A−B−C)−と、少なくとも1種類のプロトリチック (protolytique、陽子移行性)化合物とを反応させる。 7.下記工程を特徴とする請求項2に記載の三元共重合体の製造方法: (1)少なくとも1種類の二官能性開始剤と、アルカリ金属またはアルカリ土類 金属の塩の中から選択される少なくとも1種類のリガンドとから成る開始系の存 在下で、少なくとも1種類のモノマーBをアニオン重合させてリビングポリマー B−を作り、(2)このリビングポリマーB−と、少なくとも1種類のモノマー Aとを反応させてトリブロックのリビングコポリマー(A−B−A)−を作り、 最後に (3)このリビングコポリマー(A−B−A)−と、少なくとも1種類のプロト リチック化合物とを反応させる。 8.開始剤に対するモル比で0.3〜15の範囲でリガンドを用いる請求項6ま たは7に記載の方法。 9.少なくとも1種類の溶媒の存在下で重合を行う請求項6〜8のいずれか一項 に記載の方法。 10.重合を−78℃〜+20℃の温度で行う請求項6〜9のいずれか一項に記 載の方法。
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