JPS591509A - 重合性高分子の製造方法 - Google Patents

重合性高分子の製造方法

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JPS591509A
JPS591509A JP57086206A JP8620682A JPS591509A JP S591509 A JPS591509 A JP S591509A JP 57086206 A JP57086206 A JP 57086206A JP 8620682 A JP8620682 A JP 8620682A JP S591509 A JPS591509 A JP S591509A
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    • Y10S525/911Polymer from ethylenic monomers only, having terminal functional group other than unsaturation

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、重合性高分子の製造方法に関するものである
周知の如く、グラフト共重合体は、従来のポリマーが単
−相であるのに対してiクロ的に多相構造を有するポリ
マーであシ、その組合せの多様性、高次構造の発現性、
そして独自の力学的性質によって、各種用途の変化に対
屯する柔軟性と多面的な機能をもつ共重合体として有用
である。
一般にグラフト共重合体の製造方法としては、次の三つ
の方法がある。
(1)幹ポリマーの主鎖上に重合を開始する活性点をつ
く如、そζから枝となゐモノマーを重合する方法。
(2)予めつくっておいた枝プレポリマーを何らかの方
法により幹ポリマーにカップリングする方法。
(5)予めつくっておiた重合性高分子を重合性単量体
と共に重合させる方法。
従来(1)の方法では、枝ポリマーの重合において単独
重合がおこ)やすく、重合物からグラフト共重合体の単
離を必要とする場合が多く、更にグラフト共重合体の均
一性、枝の数、分子量分布などのコントロールが比較的
困難であ如、分子設計的な合成法としての自由度は低か
つ九それに反して(2)の方法では、望むところの構造
を持つグラフト共重合体を合成しやすいという長所があ
るが、高分子と高分子の反応であり所に反応の困難さを
伴っていた。(5)の方法は(2)の方法を改良したも
ので、重合性高分子とモノマーとを共重合させることに
よってグラフト共重合体を得る方法である。
この(3)の方法はその有用性から近年研究がさかんに
行なわれてきておル、例えは特公昭5s−45368,
特公昭54−10994.特公昭54−21871.%
公昭54−44714等に具体的に示されている。これ
を概説すると、(イ) モノマーaよシ枝ポリマーをリ
ビング重合(リチウム開始剤)で合成する。
、  、  、  、  、eLle (ロ) ハロゲン含有モノマーbで重合を停止して重合
性高分子を得る。
a−a−a−a−a−b (ハ) 上記重合性高分子と、通常の七ツマ−Cを重合
させる。
である。
上記(()〜(ハ)に示した如き、重合性高分子を経て
グラフト共重合体を得る方法は以下に述べる欠点があっ
た。即ち、上記重合性高分子はハロゲン含有モノマーで
重合を停止することによって得られるが、重合反応はそ
れ以外の停止、例えば連1&1M移動による停止、系中
の水等の不jlII物による停止があ如、これらが重合
性高分子の収率を低めていた。又、重合の停止は、ハロ
ゲン含有モノマーのハロゲン部分との反応によっておこ
らずに、ビニル基部分の付加反応がおこる場合があわ、
その場合には1キヤツピング1と称する行揚(例えば特
公昭54−211371)を経なければならない。更に
、おる種のモノマー特に極性の高いモノマーにおいては
、リビング重合そのものが[8な場合があった。
本発明者らは、上記欠点を克服するために鋭意研究の結
果、新規な重合性高分子の製造方法を見出し、本発明に
到ったのである。
即ち、本発明は、少なくとも1ai類のアニオン重合性
単量体を、1w&アミノ基を1ケ又はそれ以上、又は2
級アミノ基を2ケ又はそれ以上含有するアミンから得ら
れるアニオン重合開始剤の存在下で重合させ、ついて得
られた重合体の末端アi)基に反応性ビニル化合物を反
応させることt−′#黴とする重合性高分子の製造方法
である。
本発明の重合性高分子及びこれを用いたクラフト共重合
体の製造を概説すると次の如くである0 (リ アミノ基を有するアニオン重合性開始剤工を用い
てモノV −aよシ枝ポリマーを合成する。
■−a −a −a−a −a (2)上記ポリマーと反応性ビニル化合*bを反応させ
て重合性高分子を得る。
p−ニーa −a −a −a −a (3)上記重合性高分子と、通常の七ツマ−〇を重合さ
せてグラフト共重合体を得る。
即ち、従来重合停止末端に反応性七ツマ−を導入してい
たのに対して、本発明の重合性高分子の製造方法では開
始剤末端に反応性モノV −を導入することを%黴とす
る。
本発明によれば重合の停止はいかなるものであっても良
く、反応性ビニルモノマーを導入すゐ際に、モノマーの
ビニル基と反応することはなく、従来法に比べて非常に
優れた方法である。
本発明に用いるアニオン重合性単量体とは、アニオン重
合する単量体ならいかなるものでもよい。具体的に例示
すると次の様なものが挙げられる。
スチレン及びスチレン誘導体; etltハスチレン、α−メチルスチレン、p−メトキ
シスチレン N、N−2置換アクリルアミド; 例えばN、N−ジメチルアクリルアミドl NlN−ジ
フェニルアクリルアミド アクリル酸及びα−置換アクリル酸エステル;例えばメ
タ、クリル酸メチル1.アクリル酸メチル、α−フェニ
ルアクリル酸メチル、アクリル酸ベンジル1.メタクリ
ル酸ジフエニ・ルメチル その他;ビニルピリジン1.アセナツタV7゜9−アク
リルカルバゾールイソプレン、ブタジェン等 特に光学活性な重合性高分子を得るためには、高分子鎖
は光学活性モノ!−を構成単位とじても良く、高分子鎖
が分子不斉であってもよい。
即ち、光学活性なモノマーとしては、例えば光学活性な
アルコール中アミンから構成される装置換アクリル酸エ
ステル又はH,N −2置換アクリルアミドが挙げられ
、具体的に例示すると、メタクリル酸a−メチルベンジ
ル、アクリル酸メンチル、N−メチル−N−1−フェニ
ルエチルアクリルア雇ド、N−メチル−N−1−シクロ
ヘキシルエチルアクリルア(ド等などのアニオン重合性
単量体である。
又、高分子鎖が分子不斉となる場合とは、例えば一方向
巻きのう1ン構造を分子鎖が取る場合で、下記一般式の
アニオン重合性単量体から構成されるポリT−である。
0−=OO=Q         Oa。
式中、R1,R2及びR3は同−又は^なってい)基で
あり%J、m及びnは置換基の個数を示し、1よす5ま
での整数である。又、R11はO1l以下のアルキル基
又はアルキレン基である。
更に具体的に例示すると、トリフェニルメチルメタクリ
レート、ジフェニル(α−ナフチル)メチルメタクリレ
ート、ジフェニル(β−t7チル)メチルメタクリレー
ト、ジフェニル(4−ビリジル)メチルメタクリレート
、フェニルジ(4−ピリジル)メチルメタクリレート、
トリ(4−ピリジル)メチルメタクリレート、トリ(4
−フルオロフェニル)メチルメタクリレート、N−メチ
ル−IJ−)リノエ二ルメチルアクリルアiド、1j、
N−ジフェニルアクリルアンド、−?− N−フェニル−N−α−ナフチルアクリルアミド、N−
フェニル−N−β−ナフチルアクリルアミド等である。
本発明に用いるアニオン重合開始剤は、1級アミン基を
1ケ又はそれ以上、又は2級アミン基を2ケ又はそれ以
上含有するアミンから得られることを特徴とする、アル
カリ金属、アルカリ土類金属、アル<ニウム又は類似金
属含有アニオン重合開始剤である。
上記アミンを例示すると次の如くである。
ただし、R’、R2,R’:O□〜020のアルキル、
アルケニル、アリール(例えばフェニ ル、ナフチル) Rho、〜020のアルキレン、アリレン(f’lJ、
t[フェニレン、ナフチレン)更に具体的に例示すると これらのアミン(R”NH,、R’NH−R5−4HR
11)と例えばアルキルリチウム(R’Li)  との
反応で次式によシ容易にアニオン重合開始剤が得られる
RNH2+RLi、RNHLi 但し、 R’$O1〜015のアルキル基特に分子不斉
な光学活性重合性高分子の光学活性開始剤は、1級アン
ノ基t−1ヶ又はそれ以上、又は2級アξノ基を2ケ又
はそれ以上含有するアミンから得られるアルカリ金属、
アルカリ土類金属、アル4ニウム又は類似金属含有アニ
オン開始剤に以下のような不斉配位子化合物と組み合せ
ることKよって得られる。
jlllチ、H−スバルティン、(ハ)−6−ニチルス
バルテイン、(ト)−6−ペンジルスバルテイン、(へ
)−ジヒドロスパルティン等の←)又はθ−スバルテイ
ンとその誘導体。
又は下記の一般式(I)又は(旬で表わされる不斉配位
子化合物である。
のアルキル基:xは水素、0□〜o10のアルキル基又
はハロゲンを表わし、nは1〜40数〕かかる不斉配位
子化合物を例示すれば、次のようなものである。肉牛は
不斉炭素原子を示す。
本発明の重合性高分子の製造に於て使用される上記の如
き開麩剤の量は、目的とする重合性高分子の分子量にあ
わせて変化させることができ、開始剤の量を少なくすれ
ばするほど高分子量の高分子が得られる。
アニオン重合は、アニオン重合性単量体そのものだけで
4重合できるが、適尚な溶剤を用いることによって熱移
動及びアニオン重合開始剤とアニオン重合性単量体との
混合を容易にすることができる。用いる溶媒としてはア
ニオン重合を限外するものでなければ使用し得る。例え
ば炭化水素、エーテル等であ如、具体的にはベンゼン、
トルエン、ジエチルエーテル、ジオキサン、テトラヒド
ロンラン、n−ヘキサン、シクロヘキサン、n−へブタ
ン等が好ましい。
アニオン重合方法は従来公知の方法で行うことができ、
重合温度は一り00℃〜約100℃の間で選択でtI、
好ましくは一78℃〜60℃である0 本発明の重合性高分子は、反応性ビニル化合物をアニオ
ン重合で得られた重合体の開始末端のアミノ基を反応さ
せることによって得られるが、反応性ビニル化合物とし
てはアミノ基と反応するものであればいかなるものでも
良い。これを具体的に例示すると、下記の一般式で示さ
れるものがある。
RR o R:H又は0□〜0□0の炭化水素 X:ハロゲン基 好ましくは、アクリル酸及びメタクリル酸塩化物、又は
これらの酸無水物である。
重合性高分子を得る反応は、不活性な有機溶媒、例えば
エーテル又はトルエン等の溶媒中、トリエチルアミン等
の3級アミンを反応性ビニル化合物に対し、等モルがそ
れよシ若干多めに添加することによって促進される。
本発明の重合性高分子の数平均分子普Mnは50<Mn
<1000000が適当である。
本発明の重合性高分子を用いてグラフト共重合体を得る
には、先の方法で得られた重合性高分子と重合性単量体
を共重合されればよい。共重合の方法としてはラジカル
重合、アニオン重合、カチオン重合のいずれでも可能で
ある。
重合性単量体としては、重合性ビニル基を持つものであ
ればいかなるものでも良いが、具体的に例示すると次の
様なものが挙げられる。
ハロゲン化モノオレフィン類工例えば塩化ビニル、塩化
ビニリデン、フッ化ビニリデン、テトラフルオルエチレ
ン スチレン及びスチンン銹導体;例えばスチレン、α−置
換スチレン ヘテロ芳香環0−ビニル化合物類:例えばビニルフラン
、ビニルチオフェン、ビニルピリジン ジエン類:例えばブタジェン、アルキル置換ブタジェン
、アリール置換ブタジェン、ハロゲン置換ブタジェン アクリロニトリル及びその誘導体;例えばアクリロニト
リル、メタクリロニトリル、シアン化ビニリデン アクリルアミド及びその誘導体:例えばアクリルアミド
、メタクリルアミド、α−フェニルアクリルアミド、α
−ベンジルアクリルアiド、α−クロルアクリルアミド
、N−モノアルキル置換アクリルアミド、N−モノジア
リール置換アクリルアミド、IJ、IJ−ジアルキル及
びジアリール置換アクリルアミド、N−モノアルキル置
換メタクリルアミドα、β−不飽和アルデヒド類:例え
ばアクロレイン、メタクロレイン、メチルビニルケトン
などのアルキルビニルケトン、芳香族ビニルケトン アクリル酸、そのハロゲン化物、塩類、エステル及びそ
れらのα、β置換本:例えばα−アルキル置換アクリル
酸及びその塩類及びそのハロゲン化物、α−アルキル置
換アクリル酸エステル、メチレンマロン酸ジエステルフ
マル酸及びマレイン酸エステル、ジオレフィン酸エステ
ル、α、β−不飽和酸のチオエステル類 酢酸ビニル 等である。
共重合反応に使用される開始剤は、ラジカル重合開始剤
、アニオン重合開始剤或はカチオン重合開始剤であるが
、特に拵ましくけラジカル重合開始剤であシ、例えばア
ゾビスブチロニトリル及びパーオキシド触媒である。適
当なパーオキシド触媒の若干例には過酸化水素、ベンゾ
イルパーオキシド、1−ブチルパーオクトエート、フタ
リックパーオキシド、サクシニックパーオキシド、ベン
ゾイルアセチックパーオキシド、ヤシ油酸パーオキシド
、ラウリックパーオキシド、ステアリツクパーオキシド
、マレイックパーオキシド、1−ブチルヒドロパーオキ
シド、ジ−t−ブチルパーオキシド及びその類似物が含
まれる。
使用される触媒の蓋は用いられる開始剤系の型によって
決ま如、共重合体の0.01〜10重量%で1h ラジ
カル重合の場合0.1〜1重量%が好ましい。
共重合反応は一100℃〜100℃の間で行なえるが、
特に好ましくはラジカル重合の場合室温〜90℃である
。共重合反応では、重合性単量体及び重合性単量体が溶
解する溶媒を用いるととが好ましい。
又、本発明によれば、側鎖に光学活性なポリマーを有す
る光学活性なグラフト共重合体が提供される。
かかる光学活性なポリマーを枝ポリマーとするグラフト
共重合体によれば、光学活性ポリマーの単独型合本だけ
では持ち得ることが困難な物性、例えば膜成形性、両親
媒性等の物性を共重合体に付与することが出来る0 本発明の光学活性なグラフト共重合体を得る方法として
は種々あるが、その代表的な方法としては次の三つがあ
如、いずれの方法でも可能である。
(イ)幹ポリマーの主鎖上に重合を開始する活性点をつ
<如、そこから枝となる七ツマ−を重合して光学活性な
グラフト共重合体を得る。
(ロ)光学活性な枝ブレボIJ N−を何らかの方法に
より幹ポリマーにカップリングして光学活性なグラフト
共重合体を得る0 (う 予め合成しておいた光学活性な重合性高分子を重
合性単量体と共に重合して光学活性なグラフト共重合体
を得る。即ちこれは光学活性なポリY−(数平均分子i
iMn$5(+<Mn<1000000)の末端にビニ
ルモノマーが付加している重合性高分子と重合性単量体
とからなるグラフト共重合である。
光学活性な重合性高分子を得る方法としては本発明の重
合性高分子の上記せる如き製造方法でも良いし、下記の
方法でも可能である。即ち、アニオン重合性単量体を光
学活性アニオン重合開始剤、例えば(ハ)−スパルテイ
ンーBuLi、←)−6−ペンジルスパルテインーBu
Li 、 21a 7ミンから得られるリチウムアミド
と不斉配位子化合物との組合せで、具体的には、リチウ
ム−α−フェニルエチルアニリドと(+)又は(ハ)−
ジメトキシ−1,4−ビス(ジメチルアi))ブタン、
リチウム−ベンジルアミドと(+)又は(へ)−ジメト
キシ−1,4−ビス(ジメチルアミノ)ブタンのもとに
重合せしめて、1官能性重合体を形成せしめ、次いで該
重合体にハロゲン含有エポキシド又はハロゲン含有ビニ
ル化合物、例えばアクリル酸クロライド、メタクリル酸
クロライド、クロロメチル化スチレンを反応せしめて共
重合性末端基を有する高分子単量体を形成せしめて光学
活性な重合性高分子を得る。
以下には本発明を実施例について説明するが、本発明は
これらの実施例に限定されるものではない。
実施例1 次式(I)で示される(R,R)−(ハ)−ジメトキシ
−1,4−ビス(ジメチルアミノ)ブタン((R,R)
 −(ハ)−DDBI−リチウムアミドを用い、トルエ
ン中−78℃でのメタクリル酸トリフェニルメチルの不
斉重合を行なった。
重合は十分圧乾燥したガラス封管中、窒素気流下で行な
つ九。先ず、トルエン20口dにメタクリル酸トリフェ
ニルメチル10.Of (S O15mmol)を溶解
させ、これを−78℃にした0次に触媒は、’iiL@
で、ブチルリチウム(BuLi )とatのN−′−ジ
フヱニルエチレンジアミンを反厄させて、リチウムアミ
ドを合成し、その1.2倍量の(R声)−(ハ)−DD
Bを加えて合成した0モノ了−の1/20肖量の触媒を
、モノマーのトルエン溶液に加えて重合を開始した0 重合は、少鎗のメタノールで停止させ、ポリT−を2!
のメタノールに沈澱させ、遠心分離し、乾燥後、秤量し
た。ポリマー轢定量的に得られ比施光度〔α〕7は一6
07°(THF )であった。
次に、ポリマーを100txl(DTHFに溶解させ、
1)のベンゼン−ヘキサン(1:1)に沈澱させた。1
これを遠心分離し、ベンゼン−ヘキサン(1$1)不溶
部と可溶部に分別した。
不溶部が92係の収率で得られ、その〔α〕甘は一52
6°(THF中)、数平均分子量は17600であった
実施例2 実施例1で得た光学活性なポリメタクリル酸トリフェニ
ルメチル2vを乾燥テトラヒドロフラン(THF)20
dに溶解し、これにアクリル酸クロリド0.08mJと
トリエチルアミン(0,28m1 )を加え、0℃で1
時間攪拌し、更に室温で24時間反応させた。ポリマー
はメタノール中に沈澱させ、遠心分離し乾燥した。ポリ
マーは定置的に得られた。ポリマーの比施光度(〔α〕
■)は−255°(THF中)で、その赤外吸収スペク
トルは1670[有]−1にアミド基によると考えられ
る弱い吸収を示した。
実施例5 実施例2で得た重合性高分子(Mn=17600 )0
.2tとメタクリル酸メチル0.5vをテトラヒドロフ
ラン5dに溶解した。これにモノマーにし2モル俤のア
ゾビスイソブチロニトリルを加え60℃で24時間重合
を行なった。ボIJ−7−をメタノール中に沈澱させ、
濾過、乾燥した後のポリマー収率は63チであった。
epa(ゲルパーミェーションクローqトfラフイー)
で紫外吸収検出器(2541111)を用いて求めた生
成共重合体の数平均分子蓋(Mn )は2810であっ
た。
実施例4 実施例2で得た重合性高分子(Mn= 17600)0
,2Vとメタクリル酸メチル1.Ofをテトラヒドロフ
ラン5dに溶解し、これにモノマーに対して2モル俤の
アゾビスイソブチロニトリルヲ加工、60℃で24時間
重合を行なった。ポリマーはメタノール中に沈澱させ、
濾過、乾燥した。収率は72饅であった。
GPOで紫外吸収検出器(254nm)を用いて求めた
共重合体の数平均分子量(Mn )は41800であっ
た。
実施例5 実施例2で得た重合性高分子(Mn=17600 )0
.1rとメタクリル酸メチル0.2 f l )ルエン
51LI&C溶解し、これにジイソプロピルパーオキシ
ジカーボネートを七ツマ−に対して約2モルチ添加した
。重合反応は25℃で24時間行ない、ボIJ−r−は
メタノール中に沈澱させた。濾過、乾燥後のボIJ Y
−収率は65チであった。
GPOで紫外線吸収検出器(25411L!II)を用
いて求めた生成ポリマーの数平均分子量(Mn )は2
51500であった。
出願人代理人  古  谷     馨25− 特許庁長官 若杉和夫 殿 l 事件の表示 特願昭57−86206号 2 発明の名称 重合性高分子の製造方法 3 補正をする者 事件との関係   特許出願人 (290)ダイセル化学工業株式会社 4  代  理  人 東京都中央区日本橋横山町lの3中井ビル明細書の発明
の詳細な説明の欄 6 補正の内容 (1)明細書9頁下から7行「メタクリレート、」の次
に「ジフェニル(2−ピリジル)メチルメタクリレート
、」を加入 腫h (1)  同10頁7行「アルカリ金属」の次に「(リ
チウム、カリウム、ナトリウム等)」を加入 (1)  同lO頁7〜8行「アルカリ土類金属」の次
4こ「(マグネシウム、カルンウム等)」を加入 (1)  回18頁下から7行「共重合体」を「全モノ
マー」と訂正 (11同18頁下から6〜5行[0,1〜 1重量%J
を「0.1〜5重量%」と訂正 (11同22頁下から10行「比施光度」を「比旋光度
」と訂正 (11同23頁7行「比施光度」を「比旋光度」と訂正 (1)  同23頁8行r−225°」をr、−325
°」と訂正 (1)  同23頁7行目の次(こ改行して以丁の実施
例を加入 [実施例6 メタクリルm2−ピリジルジフェニルメチルを用いて、
実施例1と同様にして重合を行なった。ポリマーは定量
的に得られ、比旋光度閥曇R5は一307°(COCl
2−10%Fリフロロエタノール)であり、数平均分子
量は8,400であった。この光学活性なポリマーをT
HF可溶部と不溶部に分別し、各々85重量%、15重
量%であった。THF可溶の光学活性ポリマーを用いて
、実施例2と同様にして重合性高分子を得た。
実施例7 実施例6で得られた重合性高分子を実施例3と同様をこ
してグラフト重合を行なった。ポリマー収率は51tで
、数平均分子Jit(Mn)はII、200であった。
」 手続補正誉(自発) 昭和58年8月10日 ”“““″“°゛′″  <、;:’、x”、1、事件
の表示 特M昭57−86206号 2、発明の名称 重合性高分子の製造方法 6、補正をする者 事件との関係  %軒出願人 (290)ダイセル化学工業株式会社 4、代理人 明細書の発明の詳細な説明の欄 6、補正の内容 (1)明細書15頁下から8行「50」をl”1500
Jと訂正

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 少なくとも1種類のアニオン重合性単量体を、1級アミ
    ノ基を1ケ又はそれ以上、又は2級アミノ基を2ケ又は
    それ以上含有するアミンから得られるアニオン重合開始
    剤の存在下で重合させ、次いで得られた重合体の末端ア
    ミノ基に反応性ビニル化合物を反応させることを特徴と
    する重合性高分子の製造方法。
JP57086206A 1982-05-21 1982-05-21 重合性高分子の製造方法 Granted JPS591509A (ja)

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