JPH05502196A - プラスチック加工機および迅速な交換方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 プラスチック加工機および迅速な交換方法本発明はプラスチック加工機およびプ ラスチック加工機を第１の製品用金型から第２の製品用金型へ迅速に交換するた めの方法に関する。

このようなプラスチック加工機は例えば射出成形機またはブロー成形機であって よく、この種のプラスチック加工機は一般に公知である。

これらの機械では次の問題があるニブラスチック中空体の製造者が例えばブロー 成形機を１つしか使用できず、この機械で通常例えば２２０１の容積容量を有す る大容積の容器を製作する。所が例えば６０／−プラスチック製キャニスタの限 定的な注文を得て、合間にこの注文をこなしたいとする。そのためにはブロー成 形機を止め、かつ２２０１−容器用のブロー成形用金型を型締プレート並びに周 知の供給管路から取外さなくてはならない。次いで６ｉ−プラスチック製キャニ スタ用の比較的小さ目のブロー成形用金型半部を型締プレートに取付け、かつ適 切な操作手段管路、例えば電気エネルギー、油圧用油または冷却水のための管路 を接続する。キャニスタの注文をこなした後は再び２２０１−容器を製作すべき 場合には製品用金型の交換を逆の順序で再度実施しなければならない。このため にブロー成形機の比較的長い休止時間および高い手待ちコストが生じる。

同じことが射出成形機での射出成形用金型の交換で当てはまる。この場合には比 較的短い休止時間で既に比較的高い生産損失が生じる、それというのも射出成形 機では例えば間欠的に仕事をするブロー成形機を用いる場合よりも普通高い生産 個数を達成することができるからである。

したがって本発明の課題は、短時間で迅速に第１の製品用金型を他の第２の製品 用金型に付は替え、かつこれによって生じる機械の手待ち時間をできる限り小さ く保持することを簡単でコスト上有利な形式で可能にする方法技術的な、および 構成的な手段を提供することである。

この課題は本発明によれば２部分から成る金型を備えたプラスチック加工機（金 型半部は２つの、製品取出しのために互いに離反移動可能である型締プレートに 固定される）で方法技術的に次のようにして解決される、すなわち第１の製品用 金型の半部を型締プレートにそのままに残しておき、かつ第２の製品用金型の半 部を残された第１の製品用の金型半部上に取付ける。有利には加工される融液状 のプラスチック原料および（または）操作手段、例えば電気エネルギー、油圧用 浦または冷却水は変更可能な導管および（または）柔軟な（ホース）管路もしく はケーブルを用いて供給され、かつ場合により再び排出°される。

そのために構造的な構成において、型締プレートに取付けられた第の製品用金型 半部が内向きの面に第２の製品用金型の半部を取付けるために付加的な固定手段 を備えていることが配慮されている。

この手段によって簡単な形式で機械休止時間並びに生産手待ち時間が認められる 程度に短縮される。プログラム制御されるプラスチック加工機では水平方向に走 行可能な金型半部の閉鎖路内に固定的な、調節可能なスペーサが設けられており 、その結果離反移動可能な機械部分もしくは型締プレートが所定の、制限された 、任意に設定可能な間隔になるまで接近移動可能である場合にはプログラムの再 調整なしに機械の運転を引続き行うことができる。

特にこのような交換が時間的に短い間隔で頻繁に行われる場合には融液のプラス チックおよび（または）操作手段、例えば油圧用油または冷却水の供給ないしは 排出のために変更可能な導管ないしは柔軟なホース管路または電流ケーブルに場 合により迅速閉鎖部材（例えばバヨネット式閉鎖部材）または差込み結合部材を 設けると有利であろう。

ブロー成形機の場合には吹込みマンドレルはこの吹込みマンドレルの上部に延長 部材を配置することによって迅速に別の製品用のブロー成形用金型に適合させる ことができる。

簡単な手段を用いて単純な形式で資本集中的なプラスチック加工機の比較的高い 生産作業負荷でのコスト上有利な運転形式が達成されることは上記の説明から明 白である。

以下において図示の実施例に基いて本発明を詳説する。

唯一の図面はブロー成形機１０の側面図である。

ブロー成形機１０はベースフレーム３４と鉛直支持体３６とを含んでおり、鉛直 支持体には主に型締プレート１６．１８を水平方向に移動せしめるための油圧式 駆動装置が固定されている。型締ブレー１−１６．１８の案内のために上側の水 平支持体３８と下側の水平支持体４０が設けられている。両型締プレート１６゜ １８間の下方ではベースフレーム３４にホース状プラスチックプレフォームを吹 込むための吹込みマンドレル３２を備えた吹込みマンドレルブロック４２が配置 されており、プレフォームは直接その上で型締プレートの上方に配置された貯蔵 ヘッド２８ないしはそのリングノズルから押出される。型締プレート１６．１８ には普通吹込むべきその都度の製品もしくはプラスチック中空体の金型半部が固 定されている。例えば容器本体のフランジリングまたはキャニスタで一体成形さ れるクリップのようなアンダーカットを備える複雑な製品の金型では金型半部は それぞれ別個に移動可能な金型スライダを備えていてよい。

このようなブロー成形機の作用は一般に公知であり、これ以上詳述する必要はな い。

図で型締プレート１６．１８に取付けられた金型半部１２，１４は２２０Ａ’− キャップ付きの容器用として設計されている。この第１の製品用の金型が両金型 半部１２．１４内に点線で書込まれている。金型半部１２．１４は据込みによっ て周囲に支持兼輸送リングを形成するために上下に型スライダを備えている。

所で本発明によれば第１の製品用金型の金型半部１２．１４は第２の製品用金型 の２つの金型半部２２゜２４を取付けるために固定部材２０１例えばねじ穴を備 えた鉄アングル部材を備えている。第２の製品用の金型半部は６０１−プラスチ ックキャニスタ製造用であり、かつ下端にキャニスタ壁にグリップを据込むため の型スライダを各１個備えている。型スライダの移動可能性は２つの鉛直の矢印 により、かつ金型半部もしくは型締プレートの移動可能性は１つの水平の矢印に よって示されている。

小形のキャニスタに吹込むことができるようにするためには大容積の容器に適合 した吹込みマントル３２はキャニスタブロー成形用金型半部２２．２４　（これ らも同様に適切な固定部材を備えている）のために適合せしめられた延長部材３ ０を備えている。型締プレートの水平方向の移動可能性を調節するために、ない しは型締プレートのストッパとして下側の水平支持体４０に調節可能な、固定的 なスペーサ２６が設けられており、これを用いて移動せしめられる機械部分の、 付加的な金型半部への簡単な適合を行うことができるブロー成形用金型半部は一 般的な形で油圧管路（金型スライダの操作のため）と冷却剤管路とを備えている 。

迅速な交換のためにはこれらの導管路ないしは柔軟なホース管路は迅速閉鎖部材 ないしは巻込み結合部材を備えているが、判り易くするために図面には詳しくは 示されていない。

ＦＩＧ、］ 要　約　書 プラスチック加工機、特にブロー成形機において機械停止時間および手待ち時間 を短くするために第１の製品、例えば２２０１−容器の金型から第２の製品、例 えば６０１−キャニスタの金型に迅速に変換をするための方法および適切な構造 上の手段が提案される。

本発明による方法は、第１の製品用金型の金型半部（１２，１４）を型締めプレ ート（１６，１８）上に残しており、かつ第２の製品用の金型の金型半部（２２ ，２４）を残っている第１の製品用金型の金型半部（１２，１４）上に取付ける ことである。

を野道審報告 国際調査報告

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. １．２部分から成る金型を備え、該金型半部が製品取出しのために２つの互いに 離反移動可能な型締プレートに固定される形式のプラスチック加工機で第１の製 品用金型から第２の製品用金型に迅速に付替えるための方法において、第１の製 品用金型の金型半部（１２，１４）を型締プレート（１６，１８）上に残し、か つ第２の製品用金型の金型半部（２２，２４）を残っている第１の製品用金型の 金型半部（１２，１４）の上に取付けることを特徴とする、方法。
2. ２．加工すべき融液のプラスチック原料および（または）操作手段、例えば電気 エネルギー、油圧用油または冷却水を変更可能な管路および（または）柔軟な（ ホース）管路もしくはケーブルを用いて供給し、かつ場合により再び排出する、 請求項１記載の方法。
3. ３．プラスチック加工機であって、２部分から成る金型を備えており、該金型半 部が製品取出しのために２つの互いに離反移動可能な型締プレートに固定される 形式のものにおいて、第１の製品用の金型から第２の製品用の金型に迅速に交換 するために型締プレート（１６，１８）に取付けられた第１の製品用金型の金型 半部（１２，１４）が第２の製品用の金型の金型半部（２２，２４）を取付ける ための固定部材（２０）を備えていることを特徴とする、プラスチック加工機。
4. ４．スペーサ（２６）が設けられており、そのために互いに離反移動可能な機械 部分もしくは型締プレート（１６，１８）が任意に設定可能な間隔まで一緒に移 動可能である、請求項３記載のプラスチック加工機。
5. ５．場合により迅速閉鎖部材もしくは差込み結合部材を備えた変更可能な管路も しくは柔軟なホース管路が融液のプラスチックおよび（または）操作手段、例え ば油圧用油、冷却水または電流の供給もしくは排出のために設けられている、請 求項３または４記載のプラスチック加工機。
6. ６．ブロー成形機（１０）として構成されており、吹込みマンドレル（３２）が プラスチックチューブの吹込みのために延長部材（３０）を備えている、請求項 ３から５までのいずれか１項記載のプラスチック加工機。